JP3448289B2 - スクリーン印刷機 - Google Patents

スクリーン印刷機

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JP3448289B2
JP3448289B2 JP2002192495A JP2002192495A JP3448289B2 JP 3448289 B2 JP3448289 B2 JP 3448289B2 JP 2002192495 A JP2002192495 A JP 2002192495A JP 2002192495 A JP2002192495 A JP 2002192495A JP 3448289 B2 JP3448289 B2 JP 3448289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリーン印刷機に関す
るものであり、特に、スキージがスクリーンに接触する
際の接触荷重の調節に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷機は、プリント基板の電
子部品接着位置やリード接続位置に接着剤やクリーム状
半田を塗布する場合のように、被印刷板の所定の位置に
印刷剤を印刷する装置であり、実開平1−63169号
公報等により知られている。このスクリーン印刷機は、
一般に、被印刷板支持台と、スクリーン支持台と、スキ
ージ装置とを備えている。スキージ装置は、スキージ
と、そのスキージを保持するスキージ保持部材と、スキ
ージをスクリーン支持台に支持されたスクリーンに接
近,離間させるとともにスクリーン上を移動させるスキ
ージ駆動装置とを含み、スキージがスキージ駆動装置に
より、スクリーンに接触させられた状態でスクリーン支
持台に支持されたスクリーン上を移動させられることに
より、印刷剤がスクリーンに形成された貫通穴を通って
被印刷板支持台に支持された被印刷板に印刷される。
【0003】このようなスクリーン印刷機によって印刷
剤を被印刷板に印刷する場合、スキージがスクリーンに
接触する接触荷重が印刷の良否に影響を及ぼす。接触荷
重が不足すれば、印刷剤がスクリーンの貫通穴のスキー
ジが移動する側の開口から盛り上がった状態で過大に印
刷され、隣接して印刷された印刷剤同士がつながってし
まうことがあり、また、接触荷重が過大であれば、スキ
ージが貫通穴内に入った印刷剤をこそぎ取ってしまい、
印刷量が不足したり、スキージやスクリーンの耐久性が
低下する等の不都合が生ずるのである。そのため、従
来、スキージをエアシリンダによってスクリーンに接
近,離間させるとともに、供給エア圧力の大きさを検出
して設定値となるようにフィードバック制御することに
より、適切な大きさの接触荷重を得ることが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアシ
リンダへの供給エア圧力を制御しても、スキージ,スキ
ージ保持部材およびそれらと共にエアシリンダにより移
動させられる部材の重量や、相対移動部材間の摩擦力の
影響によって、必ずしも供給エア圧力に対応する接触荷
重が得られるとは限らず、供給エア圧力の検出,制御に
基づいて接触荷重を精度良く調節することは困難であ
り、印刷剤の印刷量の過不足が生ずることがある。本発
明は、スキージのスクリーンへの接触荷重を精度良く調
節することができるスクリーン印刷機を提供することを
課題として為されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
の課題を解決するために、前記被印刷板支持台,スクリ
ーン支持台およびスキージ装置を備えたスクリーン印刷
機において、スキージの基端部を前記スキージ保持部材
に前傾姿勢で固定的に保持させるとともに、そのスキー
ジを、そのスキージの自由端部が前記スクリーンに接触
させられた場合に自由端部が前記基端部に対して相対的
に後方へ移動するように弾性的に湾曲可能なものとし、
かつ、スキージの印刷剤に接触する面とは反対側の面で
ある背面の側に位置し、スキージの弾性的な湾曲に伴っ
てそのスキージの背面から加えられる荷重を検出する荷
重検出手段と、その荷重検出手段の検出結果に基づいて
前記スキージの前記スクリーンに対する接触荷重を制御
する荷重制御手段とを設けたことを要旨とするものであ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明に係る
スクリーン印刷機の荷重検出手段を、検出子を備えて前
記スキージ保持部材に保持され、スキージの前記弾性的
な湾曲に伴ってそのスキージの前記背面から前記検出子
に加えられる荷重を検出するロードセルを含むものとし
たことを要旨とするものである。上記ロードセルは、検
出子がスキージの背面に直接接触することによりスキー
ジから加えられる荷重を検出するものとされることが望
ましい。また、ロードセルは、検出子が、スキージがス
クリーンに接触していない状態ではそのスキージに接触
せず、スキージがスクリーンに接触して湾曲した状態で
そのスキージの背面に接触するように設けられることが
望ましい。ロードセルはまた、スキージのスクリーンへ
の接触時においてもそのスクリーンに接触しない位置に
設けられることが望ましい。
【0007】請求項6の発明は、前記被印刷板支持台,
スクリーン支持台およびスキージ装置を備えたスクリー
ン印刷機において、スキージの基端部をスキージ保持部
材に前傾姿勢で固定的に保持させるとともに、そのスキ
ージを、そのスキージの自由端部がスクリーンに接触さ
せられた場合に自由端部が基端部に対して相対的に後方
へ移動するように弾性的に湾曲可能なものとし、かつ、
スキージの前記弾性的に湾曲する部分に固定で、その部
分の弾性的な湾曲に伴う歪みを検出するストレンゲージ
と、そのストレンゲージの検出結果に基づいて前記スキ
ージの前記スクリーンに対する接触荷重を制御する荷重
制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明に係るスクリーン印刷機におい
ては、スキージがスクリーンに接触させられて接触荷重
が生ずるとき、そのスキージの弾性的な湾曲に伴ってス
キージから荷重検出手段に加えられる荷重が、その荷重
検出手段により検出される。この荷重検出手段により検
出される荷重はスキージのスクリーンに対する接触荷重
に1対1に対応している。そこで、検出された荷重に基
づいてスキージのスクリーンに対する接近,離間が荷重
制御手段によって制御されることにより、スキージのス
クリーンに対する接触荷重が適切な大きさに調節され
る。
【0009】請求項2の発明に係るスクリーン印刷機に
おいては、スキージがそれ自身の弾性的な湾曲に伴って
検出子に荷重を加え、その荷重がロードセルによって検
出される。
【0010】請求項の発明に係るスクリーン印刷機に
おいては、スキージがスクリーンに接触させられると
き、スキージが弾性的に湾曲する。その湾曲に伴ってス
キージに生じる歪がストレンゲージによって検出される
のであるが、歪みはスキージのスクリーンに対する接触
荷重に1対1に対応している。そこで、歪みの検出結果
に基づいて荷重制御手段によってスキージのスクリーン
に対する接触荷重が制御されることにより、スキージが
適正な大きさの接触荷重でスクリーンに接触させられ
る。
【0011】
【発明の効果】このように請求項1の発明によれば、ス
キージの弾性的な湾曲に伴ってスキージにより荷重検出
手段に加えられる荷重を荷重検出手段に検出させ、その
検出結果に基づいてスキージを適切な接触荷重でスクリ
ーンに接触させことができる。しかも、スキージをスク
リーンへの接触時に弾性的に湾曲するものとすればよ
く、接触荷重の検出のためにスキージとスキージ保持部
材、あるいはスキージ保持部材と他の部材等を相対移動
可能とすることが不要となって、接触荷重の検出に要す
る部品点数が少なくて済み、検出を簡易に行うことがで
きる。
【0012】請求項2の発明によれば、簡単な構造のロ
ードセルにより荷重検出手段を構成することができる。
【0013】また、請求項6の発明によれば、スクリー
ンに接触するスキージそのものの弾性的な湾曲に伴って
生じる歪に基づいてスクリーンへの接触荷重を検出し、
スキージを適切な接触荷重でスクリーンに接触させるこ
とができる。また、請求項1の発明による場合と同様
に、接触荷重の検出のためにスキージとスキージ保持部
材、あるいはスキージ保持部材と他の部材等を相対移動
可能とすることが不要で、検出を簡易に行うことができ
【0014】
【実施例】以下、請求項1ないし5の発明をプリント基
板スクリーン印刷機に適用した実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図6,図7および図8に示すスクリー
ン印刷機は、被印刷板としてのプリント基板10(図7
参照)を搬送する基板コンベア12,基板位置決め支持
装置14,スクリーン位置決め支持装置16,スキージ
装置18,半田回収装置20(図6参照),図8に示す
スクリーン搬送装置22,スクリーン収容装置24,ス
クリーン清掃装置26を備えている。以下、各装置につ
いて説明するが、スクリーン搬送装置22,スクリーン
収容装置24およびスクリーン清掃装置26について
は、本発明に直接関係がないため、説明を省略する。
【0015】基板コンベア12は、図7に示すように、
ベース30上に設けられた一対のレール32,34を備
えている。これらレール32,34にはそれぞれ、図示
しないロープが環状に配設されており、そのロープが循
環させられることによりプリント基板10が搬送され
る。これらレール32,34の間隔は、プリント基板1
0の大きさに合わせて調節することができる。また、基
板位置決め支持装置14は被印刷板支持台としての基板
支持台38を備えている。基板支持台38は図示しない
昇降装置によって昇降させられるようになっており、基
板コンベア12により搬送され、図示しないストッパに
より止められるとともに位置決めピン(図示省略)によ
り位置決めされたプリント基板10を、バキュームによ
り吸着するとともに基板コンベア12から持ち上げてス
クリーンに接触させる。
【0016】スクリーン位置決め支持装置16,スキー
ジ装置18および半田回収装置20は、ベース30に昇
降可能に取り付けられた一対のフレーム40,42に支
持されている。これらフレーム40,42は、図6およ
び図8に示すように、ベース30上に立設された4本の
支柱44、各支柱44にそれぞれ軸48により水平軸線
まわりに回動可能に取り付けられたレバー46,47、
ならびにベース30と共に2組の平行四辺形リンク装置
を構成している。一対ずつのレバー46,47のうち、
一方のレバー46,47が図8に示す昇降用モータ52
によって回動板53,ロッド55(図6参照)を介して
回動させられ、その回動がアーム54,56,ロッド5
8,60によって伝達されることにより、4個のレバー
46,47が図6に二点鎖線で示すように一斉に90度
回動させられ、スクリーン位置決め支持装置16,スキ
ージ装置18および半田回収装置20が図6および図7
に実線で示すように、基板支持台38の真上に位置し、
スクリーン印刷を行う下降端位置と、二点鎖線で示すよ
うに、下降端位置より高く、かつ、プリント基板搬送方
向において下流側に移動した上昇端位置とに移動させら
れる。なお、平行四辺形リンク装置を含む昇降機構の構
成は、本出願人に係る特願平4−31580号明細書に
記載の昇降機構と同じであり、詳細な説明は省略する。
【0017】スクリーン位置決め支持装置16は、上記
フレーム40,42の下側に設けられている。フレーム
40,42の下面には、図6および図7に示すように合
計4個のブラケット76が固定されるとともに、それら
ブラケット76にスクリーン支持台78が取り付けら
れ、スクリーン80とその周縁に固定されたスクリーン
枠82とを支持するようにされている。
【0018】スクリーン80には、図9に示すように、
プリント基板10の被印刷位置に対応する位置に、それ
ぞれ表裏両面に開口する貫通穴83が形成され、クリー
ム状半田はこれら貫通穴83を通ってプリント基板10
に印刷される。スクリーン支持台78は矩形の枠体であ
り、その上にスクリーン枠82が載置されるとともに、
プリント基板搬送方向に平行なX軸方向およびそのX軸
方向と水平面内において直交するY軸方向の位置をそれ
ぞれ、X軸方向位置決め装置およびY軸方向位置決め装
置によって位置決めされるとともに、固定装置によって
スクリーン支持台78に固定されるようになっている。
【0019】次に、スキージ装置18を図1〜図5に基
づいて説明する。スキージ装置18は図2に示すように
スライド84を備えている。スライド84の両側面には
それぞれガイドブロック86,87(図3参照)が固定
されており、前記フレーム40,42にそれぞれ固定の
ガイドレール88,90に移動可能に嵌合されている。
スライド84には、ナット92が固定されるとともに、
両端を一方のフレーム42によって支持されたねじ軸9
4に螺合されており、ねじ軸94がスキージ移動用サー
ボモータ96(図10参照)によって回転させられるこ
とにより、スライド84がX軸方向に移動させられる。
【0020】スライド84上には、フレーム100が固
定されている。フレーム100は、図3に示すように、
一対の側壁102と天壁104と背壁106とから成
り、これらスライド84およびフレーム100にスキー
ジユニット108が設けられている。
【0021】スキージユニット108は、一対のスキー
ジ昇降用エアシリンダ114,116(図3参照)によ
って昇降させられるスキージ昇降部117を備えてお
り、この部分の昇降によって図4に示すスキージ112
がスクリーン80に接近,離間させられる。エアシリン
ダ114,116は天壁104上に下向きに、かつY軸
方向に距離を隔てて固定されており、そのピストンロッ
ド118,120は天壁104に挿通され、その下端部
にそれぞれ固定されたロッド122,124が図2に示
すようにスライド84に立設された一対の案内筒12
6,128に軸方向に摺動可能に嵌合されるとともに、
その下端部にスキージチャック130が回動可能に連結
されている。
【0022】スキージチャック130は、角材132
と、その角材132の長手方向の両端部にそれぞれ固定
されたブラケット134,136と、ブラケット13
4,136に両端を固定された支持部材138に固定の
取付部材140とを有する。角材132の長手方向に距
離を隔てた2個所にはそれぞれ、図2に示すように長穴
142,144が形成されており、ロッド122,12
4の下端部がそれぞれ嵌合されるとともに、スライド8
4の移動方向と平行なピン146,148により角材1
32に回動可能に連結されている。ロッド122,12
4のピン146,148が嵌合されるピン穴150,1
52の内径はやや大きめにされており、スキージチャッ
ク130はロッド122,124を含む垂直面内におい
て小角度回動することができる。
【0023】また、取付部材140には、図4に示すよ
うに前記スキージ112が取り付けられている。スキー
ジ112は、長い板状を成し、ゴムにより作られてお
り、取付部材140にねじにより着脱可能に取り付けら
れたスキージ保持部材156により保持されている。ス
キージ112は、その下端部がフレーム100の背壁1
06から離れる向きに傾斜した状態で、押さえ具158
およびボルト160によってスキージ保持部材156に
着脱可能に固定されており、スキージチャック130と
共に垂直面内で回動する。スキージ112はその上端部
において片持ち状にスキージ保持部材156に固定され
ており、スキージ112の湾曲によって下端部がスキー
ジ保持部材156に対して回動可能となっている。
【0024】なお、スキージ112の欠損時にはスキー
ジ112がスキージ保持部材156に対して着脱され、
プリント基板10の寸法が変わる場合にはスキージ11
2がスキージ保持部材156ごとスキージチャック13
0に対して着脱され、それぞれスキージ112が交換さ
れる。また、図2において162は遮蔽板であり、スキ
ージ保持部材156の長手方向の両端にそれぞれ取り付
けられ、印刷時にクリーム状半田のはみ出しを防止す
る。
【0025】スキージ保持部材156には、図1に示す
ように、スキージ112の背面に対向して一対のロード
セル170(図には1個のみ示されている)が取付板1
72によって取り付けられている。取付板172は、ス
キージ保持部材156にスキージ112の長手方向に平
行に形成された切欠174内に嵌合されるとともに、ボ
ルト176によってスキージ保持部材156に固定され
ており、前記押さえ具158と共同してスキージ112
を挟んで固定する。上記一対のロードセル170は、取
付部材172の下面の前記スキージ昇降用エアシリンダ
114,116に対応する2個所にそれぞれ取り付けら
れ、スキージ112がスクリーン80に接触させられな
い状態では、ロードセル170の検出子178が僅かな
距離を隔ててスキージ112に対向している。
【0026】前記角材132にはまた、図4に示すよう
に、取付部材180によって撹拌ローラ182が取り付
けられている。取付部材180は、角材132からフレ
ーム100の背壁106側に延び出させられた後、下方
に曲げられ、その下端部はスキージ112に小距離隔て
て対向する位置まで延び出させられるとともに、撹拌ロ
ーラ182が軸184により、スキージ112の長手方
向と平行な回転軸線まわりに回転可能に取り付けられて
いる。撹拌ローラ182は長手形状を成し、軸184は
撹拌用モータ186(図10参照)により回転させら
れ、撹拌ローラ182の回転によりクリーム状半田が撹
拌される。クリーム状半田の撹拌については、後に詳述
する。
【0027】さらに、前記スキージチャック130のブ
ラケット134,136の各外面には、図2および図5
に示すように側板190が固定されており、それにより
前記角材132,スキージ112,撹拌ローラ取付け用
の取付部材180および一対の側板190により囲まれ
て成り、下方に開口する空間が形成されている。取付部
材180の角材132から延び出させられた部分には、
その上面と下面とに開口し、スキージ112の長手方向
に延びる長穴192が形成されるとともに、その上側の
開口は、取付部材180に回動可能に取り付けられた蓋
194によって閉塞されるようになっている。スクリー
ン印刷時には、この長穴192からクリーム状半田が供
給される。
【0028】前記スキージ昇降部117には、半田回収
装置20が一体的に昇降可能に設けられている。前記フ
レーム100の背壁106には、図4に示すように上下
方向に延びる一対のガイドレール200(図には一方の
み示されている)がY軸方向に距離を隔てて設けられ、
昇降板202がガイドブロック204,206において
昇降可能に嵌合されている。
【0029】昇降板202の下端部の幅方向の両端から
はそれぞれ、図2および図4に示すように支持板208
が前方に延び出させられている。これら支持板208は
それぞれほぼL字形を成し、スライド84に形成された
切欠210(図2参照)内に嵌入されるとともに、上下
方向に延びるアーム部212は、スキージユニット10
8のスキージチャック130の側面に対向させられてい
る。アーム部212は、図2に示すように、前記ブラケ
ット134,136にそれぞれ形成された嵌合孔214
にピン216が嵌合されることにより一体的に連結され
ており、昇降板202はスキージ112と共に昇降させ
られる。
【0030】上記支持板208には、図4に示すよう
に、すくい取り器218が回動可能に取り付けられてい
る。すくい取り器218は、L字形を成す一対のブラケ
ット220と、それらブラケット220のL字の一方の
アーム部222にそれぞれ取り付けられた取付板224
と、それら取付板224の先端に固定されたすくい取り
部材226とを有し、ブラケット220の他方のアーム
部228において支持板208に形成された長穴230
(図2参照)に嵌合されるとともに、ピン232により
回動可能に取り付けられている。
【0031】アーム部222には下面および先端面に開
口する切欠234が形成されており、取付板224はそ
の一端部において切欠234内に嵌合されるとともに、
ピン236によりY軸方向に平行な軸線まわりに回動可
能に支持されている。この取付板224は、アーム部2
22の下面に固定のプレート238との間に配設された
スプリング240によって他端部がスクリーン80側に
付勢されている。242は、スプリング240の付勢力
に基づくプレート238の回動端を規定するボルトであ
る。
【0032】すくい取り部材226はスキージ112よ
り長く、両端の一対の側壁244は図2に二点鎖線で示
すようにスキージ112の長手方向の両側にそれぞれ位
置している。すくい取り部材226は、スキージ112
の大きさに合わせて交換され、常に側壁244がスキー
ジ112を長手方向の両側から挟み得る長さのものとさ
れる。また、すくい取り部材226の底壁245は、ピ
ン232の軸心を中心とする円弧に沿って湾曲させられ
ており、その上面が部分円筒面状のすくい取り面246
とされている。このすくい取り部材244の先端部に
は、ナイフエッジ248が形成されている。
【0033】上記一対のブラケット220は、水平に配
設されたロッド250によって連結されるとともに、そ
のロッド250の長手方向の中央部にすくい取り部材回
動用エアシリンダ252のピストンロッド254が継手
部材256によって回動可能に連結されている。すくい
取り部材回動用エアシリンダ252は前記昇降板202
に取り付けられたプレート258にピン260によって
回動可能に連結されており、ピストンロッド254の伸
縮によりブラケット220が回動させられ、すくい取り
部材226がスクリーン80に沿って図4に二点鎖線で
示す退避位置と実線で示すすくい取り位置とに移動させ
られる。
【0034】前記角材132には、図2に示すようにそ
の長手方向の中央に長穴264が形成されるとともに、
昇降ロッド266の下端部が嵌合され、ピン268によ
り角材132に回動可能に連結されている。昇降ロッド
266は、スライド84に形成された貫通穴270を通
ってスライド84の上方に突出させられるとともに、そ
の突出端に取り付けられたばね受け272と、スライド
84の下面に固定のばね受け274との間に配設された
スプリング276によって上方へ付勢されており、それ
により、前記スキージ112,スキージ保持部材15
6,スキージチャック130,ピストンロッド118,
120,ロッド122,124,撹拌ローラ182,半
田回収装置20,昇降ロッド266およびばね受け27
2等により構成され、昇降用エアシリンダ114,11
6によって昇降させられるスキージ昇降部117の重量
が軽減されている。スプリング276が重量軽減装置を
構成しているのである。
【0035】本実施例においてスプリング276のばね
荷重は、スキージ112がちょうどスクリーン80に接
触するまで下降したとき、その重量が0となり、スクリ
ーン80に重量が加えられない大きさとされている。し
たがって、スキージ部材112は、エアシリンダ11
4,116の上側のエア室に供給されるエアの圧力が0
のときはスクリーン80に0の力で接触し、エアの圧力
増大に伴って接触力が増大する。なお、非印刷時にはエ
アシリンダ114,116の上側の室が大気に解放され
る一方、下側の室にエアが供給され、スキージ112は
上昇端位置に上昇させられてスクリーン80から離間す
る。また、ばね受け272上にはドグ280が取り付け
られており、スキージ部材112の下降端がスキージ下
降端センサ282によって検出されるようになってい
る。
【0036】本スクリーン印刷機は、図10に示す制御
装置290によって制御される。制御装置290はコン
ピュータを主体とするものであり、ロードセル170お
よびスキージ下降端センサ282の各検出信号が供給さ
れる。また、スキージ装置18等を昇降させる前記昇降
用モータ62,スキージ装置18を移動させるスキージ
移動用サーボモータ96,スキージ昇降用エアシリンダ
114,116,攪拌用モータ186およびすくい取り
部材回動用エアシリンダ252の他、図示は省略する
が、基板コンベア12,基板位置決め支持装置14,ス
クリーン搬送装置22,スクリーン収容装置24および
スクリーン清掃装置26が接続されている。これらはコ
ンピュータのROMに格納されたプログラムに従って制
御され、プリント基板10の搬送,位置決め,スクリー
ン印刷,スクリーン80の交換,清掃,クリーム状半田
の回収等が行われる。
【0037】次に作動を説明する。以上のように構成さ
れたスクリーン印刷機においてプリント基板10にクリ
ーム状半田を印刷する場合には、スクリーン位置決め支
持装置16,スキージ装置18および半田回収装置20
は下降端位置にあり、スクリーン80がスクリーン支持
台78上に位置決め固定される。また、スキージ装置1
8においてスライド84は、スクリーン80の印刷領域
中、X軸方向において一方の端であって、スキージ11
2の先端が移動方向上流側に傾斜した状態となる印刷開
始位置に位置させられ、スキージ112は上昇端位置に
ある。また、すくい取り部材226はスキージ112と
共に上昇端位置にあり、かつ、すくい取り位置にあり、
角材132,スキージ12,撹拌ローラ取付け用の取付
部材180,一対の側板190およびすくい取り部材2
26によって囲まれた閉空間内には、長穴192からク
リーム状半田が供給されている。そして、プリント基板
10が基板コンベア12によって搬送され、基板支持台
38により上昇させられてスクリーン80の下面に接触
させられれば、スキージ112が下降させられてスクリ
ーン80に接触させられ、接触後、すくい取り部材26
6が退避位置に回動させられてクリーム状半田がスクリ
ーン80上に載せられる。
【0038】スキージ下降時には、制御装置290の制
御により、エアシリンダ114,116の上側の室にエ
アが供給されるとともに下側の室が大気に解放され、ス
キージ112が下降させられてスクリーン80に接触さ
せられる。この際、前述のようにスキージ昇降部117
の重量はスプリング276によってちょうど打ち消され
るようにされているため、スキージ112はエアシリン
ダ114,116に供給されるエア圧力のみでスクリー
ン80に接触させられる。スキージ昇降部117の重量
に関係なく、所望の圧力でスキージ112をスクリーン
80に接触させることができるのである。
【0039】スキージ昇降部117が、スキージ112
の先端がスクリーン80に接触した状態から更に小距離
下降させられれば、スクリーン80に対する接触荷重が
増大し、スキージ112はゴム製であるため、図1に二
点鎖線で示すように弾性変形して湾曲する。その結果、
スキージ112の先端部がロードセル170側に回動
し、ロードセル170の検出子178に当接する。この
ときロードセル170により検出される荷重はスキージ
112のスクリーン80に対する接触荷重に1対1に対
応しており、制御装置290はロードセル170の検出
信号に基づいて接触荷重を求め、クリーム状半田,プリ
ント基板10,スクリーン80等の種類により予め設定
されてコンピュータのROMに格納されている基準接触
荷重と比較し、供給エア圧力を決定するのであり、それ
によりスキージ112は適切な接触荷重でスクリーン8
0に接触させられる。
【0040】スキージ112は長手方向に隔たった位置
においてそれぞれ2個のエアシリンダ114,116に
よりスクリーン80に接触させられるため、接触圧を任
意に調節することができる。例えば、プリント基板10
やスクリーン80に傾きがあっても、スキージ112は
ピン146,148のまわりに回動してそれらに沿うた
め、スキージ112を均一な圧力でスクリーン80に接
触させることができる。この場合、2個のロードセル1
70の各検出信号に基づいて求められる接触荷重が同じ
大きさとなるようにスキージ昇降用エアシリンダ11
4,116への各供給エア圧力を決定するのである。
【0041】また、スキージ112の両端部の接触圧を
意図的に異ならせることもできる。スキージ112の両
端部の基準接触荷重を異なる大きさに設定し、それら基
準接触荷重が得られるようにスキージ昇降用エアシリン
ダ114,116への供給エア圧力を決定するのであ
る。それにより、例えば、スクリーン80に形成された
貫通穴83の径が極めて小さく、クリーム状半田が入り
難い場合などには、スキージ112のその貫通穴83上
を移動する部分の接触圧を大きくすることにより、クリ
ーム状半田を確実に印刷することができる等の効果が得
られる。
【0042】このようにスキージ112が下降させられ
てスクリーン80に接触させられるとき、撹拌ローラ1
82および側板190も共に下降させられ、スクリーン
80の僅かに上方に位置させられる。そのため、印刷開
始時には、スクリーン80上に載せられたクリーム状半
田はスキージ112,撹拌ローラ182,側板190お
よびスクリーン80によって囲まれた空間内に収容さ
れ、スキージ112の移動に伴って自然に撹拌されると
ともに、撹拌ローラ182の回転によっても適度に撹拌
され、印刷に適した粘度に保たれる。
【0043】スキージ112がスクリーン80に接触さ
せられるとともに移動させられ、1枚のプリント基板1
0についてクリーム状半田の印刷が行われたならば、す
くい取り部材226が図4に実線で示すすくい取り位置
へ回動させられ、スクリーン80上からクリーム状半田
をすくい上げる。
【0044】すくい取り部材226は図4において時計
方向に回動させられ、スクリーン80上のクリーム状半
田を押しつつスキージ112に向かって移動する。すく
い取り部材226はスプリング240により、その先端
部が下方に下がる向きに付勢されており、そのため先端
部がスキージ112に近接する前にスクリーン80に接
触し、ナイフエッジ248がスクリーン80に押し付け
られた状態となる。そのため、すくい取り部材226が
更に回動させられるとき、ナイフエッジ248はスクリ
ーン80に沿って移動し、クリーム状半田を掻き取りつ
つスキージ112側に移動することとなり、実線で示す
ようにナイフエッジ248がスキージ112に近接する
状態では、スキージ112により移動を止められたクリ
ーム状半田とスクリーン80の間に進入してクリーム状
半田をすくい取り面246上にすくい上げる。すくい取
り部材226はナイフエッジ248がスキージ112に
対して小距離離れた位置まで回動させられるのみであっ
て、スキージ112には接触させられないため、ゴム製
のスキージ112がナイフエッジ248によって傷めら
れることがない。
【0045】すくい取り後、スキージ112,撹拌ロー
ラ182およびすくい取り部材226が上昇させられつ
つスライド84が図4において小距離左方へ移動させら
れる。そのため、すくい取り部材226およびスキージ
112は斜め上方へ移動させられ、すくい取り部材22
6はスクリーン80上のクリーム状半田を掻き取りつつ
上昇することとなる。この場合、正確には、すくい取り
部材266はその先端部がスプリング240により付勢
され、ナイフエッジ248がスクリーン80に押し付け
られているため、すくい取り部材226が上昇させられ
るとき、ナイフエッジ248はただちにスクリーン80
から離間するのではなく、小距離スクリーン80上を移
動してクリーム状半田をすくい取りつつ上昇することと
なる。そのため、すくい取り部材226とスキージ11
2との間には隙間があるが、クリーム状半田には粘性が
あり、また、すくい取り部材226およびスキージ11
2が斜め上方に移動させられることにより、すくい取り
部材226とスキージ112との間の隙間にあるクリー
ム状半田はスクリーン80からすくい取られることとな
り、また、それらの間から漏れ落ちることはない。
【0046】このようにクリーム状半田がスクリーン8
0からすくい取られた後、新たなプリント基板10が搬
送され、位置決めされるとともにスクリーン80の下面
に密着させられたならば、スキージ112およびすくい
取り部材226は印刷開始位置へ移動させられるととも
に下降させられてスクリーン80に接触させられる。そ
して、すくい取り部材226が図4において反時計方向
に回動させられ、退避位置へ退避させられてクリーム状
半田がスクリーン80上に載せられる。すくい取り面2
46上のクリーム状半田は撹拌ローラ182によりしご
かれてスクリーン80上に載せられるのであり、スキー
ジ112の移動によりプリント基板10に印刷される。
【0047】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、スライド84,ナット92,ねじ軸94,
スキージ移動用サーボモータ96,昇降用エアシリンダ
114,116およびスプリング276がスキージ11
2をスクリーン80に接近,離間させるとともにスクリ
ーン80上を移動させるスキージ駆動装置を構成し、ロ
ードセル170が荷重検出手段を構成し、制御装置29
0のロードセル170の検出結果に基づいてスキージ昇
降用エアシリンダ114,116への供給エア圧力を制
御する部分が荷重制御手段を構成しているのである。
【0048】請求項6の発明の実施例を図11に示す。
この実施例は、スキージ330の背面にストレンゲージ
332を貼り付けてスクリーン80に対する接触荷重を
検出するようにしたものである。ストレンゲージ332
は、スキージ330の印刷時の移動方向(図11におい
て右方)において上流側の面に貼り付けられている。し
たがって、印刷時にスキージ330がスクリーン80に
接触させられればストレンゲージ332に歪みが生ず
る。この歪みはスキージ330の弾性変形量、すなわち
スクリーン80に対する接触荷重に対応しており、スト
レンゲージ332の検出結果に基づいて接触荷重がわか
る。
【0049】なお、上記各実施例においてスキージユニ
ットは1組のみ設けられ、スクリーン印刷は一方向のみ
に行われるようになっていたが、スキージユニットを2
組設け、往復印刷するようにしてもよい。この場合、各
組毎に撹拌ローラおよびすくい取り部材を設けてもよ
く、一方のスキージユニットに対してのみすくい取り部
材を設け、攪拌ローラは共通に設けてもよい。例えば、
2個のスキージおよびすくい取り部材はそれぞれ独立し
て昇降可能に設けられ、交互にスクリーンに接触させら
れてクリーム状半田を印刷するため、1回印刷する毎に
クリーム状半田をすくい取る必要がなく、スクリーンの
交換時等、クリーム状半田をすくい取ることが必要な場
合に、すくい取りを行わない方のスキージを退避させた
状態ですくい取り部材を上昇端位置から下降させるとと
もに退避位置からすくい取り位置へ移動させ、スキージ
と共同してクリーム状半田をすくい取るようにするので
ある。また、攪拌ローラを設ける場合には、2個のスキ
ージの間に位置を固定して設け、いずれのスキージにつ
いても、その間にあるクリーム状半田を攪拌するように
する。
【0050】また、すくい取り部材および撹拌ローラを
設けることは不可欠ではなく、これらを省略してもよ
い。
【0051】さらに、前記各実施例においては、スキー
ジ昇降部117の重量がスプリング276によって消去
されるようになっていたが、スキージ昇降部の重量より
大きい荷重でスキージをスクリーンに接触させる場合に
は重量を消去することは不可欠ではなく、スプリングは
省略してもよい。
【0052】また、検出されたスキージのスクリーンに
対する接触荷重と比較される基準接触荷重は、クリーム
状半田,プリント基板10,スクリーン80等の種類に
よって設定するのみならず、本出願人に係る特願平3−
233882号の明細書に記載されているように、印刷
結果を検出する装置を設け、その検出結果に基づいて設
定してもよい。
【0053】さらに、前記各実施例においては、スキー
ジ112がスクリーン80,358に接触させられる
際、撹拌ローラ182および半田回収装置20、あるい
は印刷ヘッド400等がスキージ112と共に昇降させ
られるようになっていたが、スキージ112がスクリー
ン80に接触する直前までは全体が下降し、接触時には
スキージ112およびスキージ保持部材156のみが他
の部材に対して昇降させられてスキージ112がスクリ
ーン80に接触するようにしてもよい。このようにすれ
ばスキージ112の昇降量の微調整が可能であり、接触
荷重をより精密に管理することができる。
【0054】さらにまた、スキージ昇降部117の重量
の全部がスクリーン80に掛からないようにすることは
不可欠ではなく、一部は掛かるようにしてもよい。接触
圧を大きくすることが必要な場合には、スキージ昇降部
117の重量をスクリーン80に掛けることによって、
供給エア圧力を小さくすることができるのである。
【0055】さらに、前記各実施例においてスキージの
スクリーンへの接触荷重は印刷開始前に検出されて調節
され、印刷中には検出,調節されないようになっていた
が、印刷中に検出,調節するようにしてもよい。そのよ
うにすれば、例えば、1枚のスクリーンあるいはプリン
ト基板中に印刷方向において傾斜や凹凸があっても、接
触荷重の検出,調節によりプリント基板全体について一
定あるいは予め設定された接触荷重でクリーム状半田を
印刷することができる。
【0056】また、ロードセル170は、1個あるいは
3個以上設けてもよく、複数個設ける場合、各検出値の
平均値を接触荷重としてもよい。
【0057】さらに、前記各実施例においてクリーム状
半田は予め取付部材180,側板190,攪拌ローラ1
82およびすくい取り部材226により囲まれて成る空
間や印刷剤収容器418内に供給されるようになってい
たが、印刷開始時に適度な粘度に練られたクリーム状半
田をスクリーン上に載せ、そのクリーム状半田上へスキ
ージ112が移動して印刷を開始するようにしてもよ
い。
【0058】また、上記各実施例の各構成要素は、互に
組み合わせを変えて実施することが可能である。その
他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識
に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例であるスクリーン印
刷機のスキージ周辺を示す正面図である。
【図2】上記スクリーン印刷機のスキージ装置の要部を
拡大して示す側面図(一部断面)である。
【図3】上記スキージ装置を示す側面図である。
【図4】上記スキージ装置を半田回収装置と共に示す正
面断面図である。
【図5】上記スキージ装置を半田回収装置と共に示す正
面図である。
【図6】前記スクリーン印刷機を示す正面図である。
【図7】上記スクリーン印刷機の側面図である。
【図8】上記スクリーン印刷機の平面図である。
【図9】上記スクリーン印刷機のスクリーンの一部を示
す側面断面図である。
【図10】上記スクリーン印刷機を制御する制御装置の
うち、本発明に関連の深い部分を取り出して示す図であ
る。
【図11】請求項6の発明の一実施例であるスクリーン
印刷機のスキージ周辺部を示す正面図である。
【符号の説明】
10 プリント基板 18 スキージ装置 38 基板支持台 78 スクリーン支持台 80 スクリーン 84 スライド 92 ナット 94 ねじ軸 96 スキージ移動用サーボモータ 108 スキージユニット 112 スキージ 114,116 スキージ昇降用エアシリンダ 117 スキージ昇降部 156 スキージ保持部材 170 ロードセル 276 スプリング 290 制御装置 330 スキージ 332 ストレンゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 純 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機 械製造株式会社内 (72)発明者 磯貝 武義 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機 械製造株式会社内 (72)発明者 水野 学 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機 械製造株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−141739(JP,A) 実開 昭61−138545(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 15/40 B41F 15/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷板支持台と、 スクリーン支持台と、 スキージ、そのスキージを保持するスキージ保持部材、
    およびスキージをスクリーン支持台に支持されたスクリ
    ーンに接近,離間させるとともにスクリーン上を移動さ
    せるスキージ駆動装置を含むスキージ装置とを備え、ス
    クリーン支持台に支持されたスクリーン上をスキージが
    移動することにより、被印刷板支持台に支持された被印
    刷板に対して接着剤,クリーム状半田等印刷剤の印刷を
    行うスクリーン印刷機において、 前記スキージの基端部を前記スキージ保持部材に前傾姿
    勢で固定的に保持させるとともに、そのスキージを、そ
    のスキージの自由端部が前記スクリーンに接触させられ
    た場合に自由端部が前記基端部に対して相対的に後方へ
    移動するように弾性的に湾曲可能なものとし、かつ、 前記スキージの前記印刷剤に接触する面とは反対側の面
    である背面の側に位置し、前記スキージの弾性的な湾曲
    に伴ってそのスキージの背面から加えられる荷重を検出
    する荷重検出手段と、 その荷重検出手段の検出結果に基づいて前記スキージの
    前記スクリーンに対する接触荷重を制御する荷重制御手
    段とを設けたことを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. 【請求項2】 前記荷重検出手段が、検出子を備えて前
    記スキージ保持部材に保持され、スキージの前記弾性的
    な湾曲に伴ってそのスキージの前記背面から前記検出子
    に加えられる荷重を検出するロードセルを含む請求項1
    に記載のスクリーン印刷機。
  3. 【請求項3】 前記検出子が前記スキージの背面に直接
    接触することにより、前記ロードセルが前記スキージか
    ら加えられる荷重を検出する請求項2に記載のスクリー
    ン印刷機。
  4. 【請求項4】 前記検出子が、前記スキージが前記スク
    リーンに接触していない状態ではそのスキージに接触せ
    ず、スキージがスクリーンに接触して湾曲した状態でそ
    のスキージの背面に接触する請求項に記載のスクリー
    ン印刷機。
  5. 【請求項5】 前記ロードセルが、前記スキージの前記
    スクリーンへの接触時においてもそのスクリーンに接触
    しない位置に設けられた請求項2ないしのいずれかに
    記載のスクリーン印刷機。
  6. 【請求項6】 被印刷板支持台と、 スクリーン支持台と、 スキージ、そのスキージを保持するスキージ保持部材、
    およびスキージをスクリーン支持台に支持されたスクリ
    ーンに接近,離間させるとともにスクリーン上を移動さ
    せるスキージ駆動装置を含むスキージ装置とを備え、ス
    クリーン支持台に支持されたスクリーン上をスキージが
    移動することにより、被印刷板支持台に支持された被印
    刷板に対して接着剤,クリーム状半田等印刷剤の印刷を
    行うスクリーン印刷機において、 前記スキージの基端部を前記スキージ保持部材に前傾姿
    勢で固定的に保持させるとともに、そのスキージを、そ
    のスキージの自由端部が前記スクリーンに接触させられ
    た場合に自由端部が前記基端部に対して相対的に後方へ
    移動するように弾性的に湾曲可能なものとし、かつ、 前記スキージの前記弾性的に湾曲する部分に固定で、そ
    の部分の弾性的な湾曲に伴う歪みを検出するストレンゲ
    ージと、 そのストレンゲージの検出結果に基づいて前記スキージ
    の前記スクリーンに対する接触荷重を制御する荷重制御
    手段とを設けたことを特徴とするスクリーン印刷機。
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