JP3448238B2 - 記録材搬送装置 - Google Patents
記録材搬送装置Info
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Description
ける像担持体上の画像が転写されて表面に未定着画像が
形成された記録材を定着装置まで搬送する搬送装置に関
する。
機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置では、転
写部によって像担持体からトナー像を記録材上に静電的
に転写して画像が形成され、定着装置によってその未定
着画像を定着する。このとき、記録材は転写部から定着
装置に向かって搬送ベルトにより搬送されるが、例えば
特開昭51−132842号公報、登録実用新案第25
33477号公報に開示されているように、定着装置の
搬送速度V1と転写部における搬送速度V2の関係にお
いては、通常V1<V2となるように設定されている。
これによって、定着装置のローラニップ間に把持された
記録材が引っ張られる形となり、転写部における像担持
体からの画像の転写に影響を与えないようにしている。
ける画像の転写ずれなどの問題は解決される。しかし、
記録材のサイズが記録材搬送方向に向かって長くなって
くると、定着装置と転写部間において記録材の撓みが発
生することになる。そこで、搬送される記録材の最小サ
イズから最大サイズに対する撓みに対応できる空間を定
着装置と転写部間に確保すれば問題は発生しないが、小
型化を図った画像形成装置においては十分なスペースを
確保することは難しい。
ついては、市場で利用されるであろう記録材の特徴を把
握した上で、できるだけ広い範囲の記録材に対して画像
形成が行なわれるように設計されている。しかし、複写
機等が設置され利用される環境は一定ではなく、また一
般的ではない記録材(特に薄い紙)の使用というように
予測以上の使用条件のもとで利用される場合がある。そ
のため、湿度などの環境の影響により搬送ベルトから記
録材が曲率分離(自然剥離)されず、そのまま巻き込ん
でしまい、結果として搬送異常によるトラブルとなるこ
とがある。
トに静電的に吸着された記録材をその表面から分離する
分離爪を回動自在に設ける。そして、記録材の先端が到
達するタイミングで搬送ベルトの表面に傷などの損傷を
与えないように軽く圧接させるか、あるいは圧接するか
しないかの程度に接触させて、記録材の分離後は搬送ベ
ルトの表面から離間させるようにしている。
合、搬送ベルトの表面から剥離された記録材は上側に向
かって撓み、撓んだ記録材が搬送経路の一部を構成する
上側にある搬送ガイドに接触して、未定着画像が触れて
しまい画像が乱れる。
爪が離間される場合、重みによって搬送路の下側に向か
って撓んでいた記録材を分離爪が押し上げることにな
り、記録材が上方に跳ね上がり、搬送ガイドに接触し
て、同様に定着前の画像に悪影響を与えてしまう。
トから記録材を剥離しても記録材が搬送ガイドに接触し
ないように撓みを抑えて、未定着画像の乱れを防止でき
る記録材搬送装置の提供を目的とする。
段では、画像が形成された記録材を搬送ベルト等の搬送
体で支持しながら定着装置まで搬送する場合に、必ず搬
送体から記録材を剥離しなければならず、そのために記
録材に接触して搬送体から記録材を剥離する分離体が離
接自在に設けられており、分離体により剥離を行ったと
きに記録材が撓んで跳ね上がることがあるが、その跳ね
上がりを抑えるために記録材の長さに応じて分離体の離
間するタイミングを制御するものである。したがって、
搬送体から分離体を離間させるタイミングが記録材の長
さに関係なく一定のタイミングであると、記録材によっ
ては大きく跳ね上がって未定着画像を乱すことがある
が、記録材の長さに応じてタイミングを変更すれば、過
度の跳ね上がりを防止でき、画質を劣化させることなく
記録材を搬送できる。
後での記録材の撓みの形態が異なっており、過度に跳ね
上がらないようにその形態に応じて分離体を適切に離間
すればよく、記録材が長いほど撓みが大きくなることか
ら分離体を離間するタイミングを遅くする。したがっ
て、記録材が長いほど分離体の接触時間が長くなる。
離体よりも上流側に位置する像担持体上の画像を記録材
上に転写する転写部を通過したときに、分離体を搬送ベ
ルトから離間させる。これによって、記録材に対する転
写部の拘束がなくなるので、記録材の後端は自由状態と
なり、分離体を離間してもその動きに対応して変位する
だけであり、大きく跳ね上がることがなくなる。
5,A4横サイズといった短い場合には、搬送体の搬送
速度が定着装置での搬送速度より速くても撓みが大きく
ならないので、分離体を早いタイミング、例えば記録材
の先端が分離体を通過した直後に離間させる。A4縦,
B4,A3サイズといった長い場合には、早く離間させ
ると撓みが大きくなるので、できるだけ遅いタイミン
グ、例えば記録材の後端が上流にある転写部を通過した
後に分離体を離間させる。なお、記録材の後端が分離体
を通過する前に分離体を搬送体から離間しておくことが
望ましい。これによって、記録材の跳ね上がりを抑制で
き、しかも分離体の接触時間を可能な限り短くすること
ができ、搬送体や分離体にかかる負荷が低減されて長寿
命化を図れる。
するタイミングを制御してもよい。すなわち、記録材の
進行に応じて記録材の撓みが変化することから、分離体
を離間したり接触させたりすることにより、記録材の撓
みを抑えて大きく跳ね上がらないようにすることができ
る。したがって、過度の跳ね上がりを防止でき、画質を
劣化させることなく記録材を搬送できる。この場合、記
録材の長さに応じて記録材の先端あるいは後端の進行に
合わせて分離体を離間させれば、上記の手段と同じにな
る。
装置は、図1に示すように、画像形成装置において像担
持体1a〜1dの表面に形成された可視像、例えばトナ
ー像を普通紙、OHPシート等の記録材P上に転写する
転写部から記録材P上に形成された未定着画像を定着す
る定着装置2まで記録材Pを搬送するものであり、記録
材Pを支持しながら搬送する搬送体である搬送ベルト3
と、搬送ベルト3に接触して搬送ベルト3から記録材P
を剥離する分離爪4とを備えている。
ラ6とによって張架され、駆動ローラ5をモータで回転
駆動することにより所定の搬送速度V2で移動する。そ
して、搬送ベルト3は、4個の像担持体1a〜1dに近
接して配されるとともに、定着装置2とは記録材Pの長
さより短い所定の距離をおいて配される。搬送ベルト3
の内側には、各像担持体1a〜1dに対向して転写ロー
ラ7a〜7dが配され、その表面は像担持体1a〜1d
と同極に帯電されている。この像担持体1a〜1dと転
写ローラ7a〜7dとの間が転写部とされる。
ングをもって供給されてくる記録材Pをこの搬送ベルト
3の表面に支持させるために、記録材Pを静電的に吸着
するようにしており、搬送ベルト3表面に電荷を与える
周知の帯電手段9が搬送ベルト3の上流側に設けられて
いる。
記録材Pは、各転写部を通過するときに転写ずれを起こ
さないように静電的に吸着支持されており、記録材Pの
特性(紙質、吸湿量など)、装置周辺の環境(温度、湿
度など)等により搬送ベルト3表面への密着力(支持
力)が変化することから、確実に記録材Pを搬送ベルト
3から分離できるように、搬送ベルト3の下流側に分離
爪4を設けて、記録材Pの搬送異常の発生を極力抑える
ようにしている。分離爪4は、軸10周りに回動自在に
支持され、駆動手段によって搬送ベルト3の表面に当接
もしくは接近した接触姿勢と搬送ベルト3から離間した
待機姿勢とに切換えられる。
ノイド等の駆動部を有し、記録材Pの搬送状況を検出す
る検出器の出力に基づいて制御装置が記録材Pの進行に
応じて駆動部を制御している。そして、分離爪4は、常
時接触姿勢になっているのではなく、搬送ベルト3の表
面への影響を考慮して記録材Pの先端が到達する前に駆
動手段により変位させられ、記録材Pの搬送ベルト3か
らの分離が完了した段階では搬送ベルト3の表面から離
間させられている。なお、待機姿勢において、分離爪4
は上方に跳ね上げられるので、記録材Pの搬送経路中に
突出することになる。
単に説明すると、像担持体1a〜1dの表面上に記録再
現されたトナー像を記録材P上に対して転写するため
に、搬送ベルト3により支持した記録材Pを像担持体1
a〜1dの転写部へと導いて、転写ローラ7a〜7dに
より順次像担持体1a〜1d上のトナー像を記録材Pに
転写する。なお、各像担持体1a〜1dで使用するトナ
ーの色を変えることによりフルカラーの画像を形成する
ことができる。
してきた搬送ベルト3に分離爪4を接触させると、記録
材Pは搬送ベルト3から剥離して、そのまま記録材Pの
先端が定着装置2へと搬送される。一対のローラを有す
る定着装置2に近接してガイド板11が下向きに傾斜し
て設けられており、このガイド板11の上面に沿ってロ
ーラニップ間へ記録材Pが導かれると、記録材Pは引っ
張り込まれ熱と圧力により画像が定着される。
受け渡される記録材Pを無理に引っ張ることのないよう
に搬送速度V1で記録材Pを搬送する。ここで、搬送ベ
ルト3と定着装置2のそれぞれの搬送速度V2とV1の
関係について説明すると、画像が転写される記録材Pの
後端が像担持体1dと転写ローラ7dとのニップ間を抜
けきれていない状態で定着装置2が記録材Pを引っ張る
と、転写中の画像に歪(ずれ)が生じるので、搬送ベル
ト3の搬送速度V2よりも定着装置2の搬送速度V1が
若干遅くなるように設定することにより、画像のずれを
防止して鮮明な画像が得られるようにしている。
から剥離した直後に分離爪4を搬送ベルト3から離間さ
せた場合、図2に示すように、分離爪4は搬送経路中に
突出するので、搬送ベルト3の搬送速度V2と定着装置
2の搬送速度V1の速度差によって記録材Pの先端が定
着装置2に達してから以降は、徐々に撓みが搬送経路の
上側に向かって大きくなり、記録材Pは点線の状態から
実線の状態となる。このとき、記録材Pの搬送方向にお
ける長さが長くなるほど撓み量は大きくなり、所定の撓
み量を超えると記録材Pは搬送ガイド12に触れて、記
録材Pの表面に転写された未定着画像が乱れてしまうと
いう問題が発生する。
剥離してもすぐに分離爪4を離間させない場合、図3に
示すように、記録材Pの先端が定着装置2に達してから
以降は、徐々に撓みが搬送経路の下側に向かって大きく
なってくる。この撓み量は、記録材Pの長さが長いほど
大きくなる。そして、記録材Pが像担持体1dと転写ロ
ーラ7dとのニップ間を抜けきれていない状態でかつ撓
み量が大きい場合に、分離爪4を搬送ベルト3から離間
させると、分離爪4が記録材Pを上方に跳ね上げ、記録
材Pは点線の状態から変化して搬送経路の上側に向かっ
て撓みが移動して、実線の状態になってしまう。そのた
め、跳ね上げられた記録材Pの表面に転写された未定着
画像が搬送ガイド12に触れて、未定着画像が乱れるこ
ととなる。
づいて分離爪4の離間のタイミングを制御することによ
って、搬送経路の上側に向かって記録材Pが大きく跳ね
上がらないようにしている。すなわち、記録材Pの後端
が最後の像担持体1dと転写ローラ7dとのニップ間を
通過した後に分離爪4の離間を行う。
通過を検出するための通過検出器13が設けられ、この
検出器13が記録材Pの後端を検出したときの出力信号
に基づいて分離爪4が離間するように制御装置により駆
動部が制御される。通過検出器13は、像担持体1dと
分離爪4との間において搬送ベルト3の上方に配され、
非接触式のセンサ、例えば反射型フォトインタラプタ等
の光センサが用いられており、分離爪4よりも搬送経路
の上流側にあればよい。そして、制御装置では、通過検
出器13による検出位置と分離爪4の位置との間の距離
および搬送ベルト3による搬送速度が分かっているの
で、これらに基づいて記録材Pの後端が分離爪4に到達
する時間を演算して、この時間から離間のタイミングを
決定している。したがって、記録材Pの長さに応じて分
離爪4が作用してから離間するまでの時間は当然変わ
り、記録材Pが長いと接触時間も長くなるように駆動手
段が作動される。
する前に離間させておくことが望ましい。なぜならば、
各像担持体1a〜1dの非画像部領域に逆極性に帯電さ
れたトナーが付着することがあり、このトナーが搬送ベ
ルト3の表面に転写されたときに、分離爪4が接触姿勢
のままであれば分離爪4にさらに付着して、分離爪4を
汚すことになる。その結果、搬送ベルトから記録材Pを
分離するときに、分離爪4に付着したトナーが記録材P
のエッジ部分を汚してしまう恐れがあるからである。と
ころが、通過前に分離爪4を離間させることにより、分
離爪4にトナーが付着することを防止できる。
記録材Pは搬送ベルト3により搬送され、各転写部を通
過することによって記録材Pの表面上に画像が形成され
る。記録材Pが最後の転写部を通過した後、通過検出器
13により記録材Pの後端が検知されると、この後端の
検知から所定時間後に駆動手段が作動され、分離爪4は
搬送ベルト3から離間する。このとき、記録材Pは下側
に向かって撓んでいるが、記録材Pの後端は何にも拘束
されていないので、分離爪4が上方に回動しても記録材
Pは大きく跳ね上がることはなく、上部の搬送ガイド1
2に接触することはない。
記録材Pの後端を基準にして、分離爪4の離間のタイミ
ングを設定しているため、記録材Pの後端が像担持体1
dと転写ローラ7dとのニップ間を通過した後に、後端
の跳ね上がりが生じないタイミングで分離爪4の離間を
確実に行うことができる。特に、長い記録材Pに対して
は、このタイミングで離間させると効果的である。
上を支持搬送される記録材Pの長さ情報に基づいて分離
爪4の離間するタイミングを変化させるようにする。す
なわち、記録材Pの長さが短く、撓みが搬送経路の上側
に向かって変化しても問題とならない程度の長さであれ
ば、記録材Pの先端を搬送ベルト3から剥離した時点で
離間させ、また記録材Pの長さが長く、撓みが搬送経路
の上側に向かって変化すると問題となる程度の長さであ
れば、記録材Pの先端を搬送ベルト3から分離してから
も分離爪4の接触姿勢を維持させておき、撓みの変化が
問題とならない領域(状態)となった時点で離間させる
ようにしている。
は給紙トレイに収容されているので、ここで検出された
記録材Pのサイズ情報を制御装置に伝えたり、あるいは
給紙トレイから転写部までの搬送経路中に設けられた記
録材Pの有無検出センサの出力に基づいて通過時間を算
出して長さを検出することによって、記録材Pの長さ情
報を得ることができる。ここで、後者のように記録材P
の進行に伴って長さを検出するようにすれば、手差しト
レイから記録材Pが供給される場合にも対応でき、また
不定型サイズの記録材Pであっても確実に長さ情報が得
られる。
させる動作タイミングを決定する。具体的には、記録材
Pの紙サイズに応じてそれぞれ動作タイミングが設定さ
れており、その一例を図5に示す。B5サイズおよびA
4横サイズといった短い記録材Pでは、撓みが搬送経路
の上方へと変化しても記録材Pが搬送ガイド12に接触
することはないため、先端を基準にしたΔT1の動作タ
イミングとされ、記録材Pの剥離後すぐに分離爪4を離
間させる。ΔT1は、記録材Pの先端を通過検出器13
によって検出してから先端が分離爪4を通りすぎるまで
の時間とされる。
先端が分離爪4を通過した直後に分離爪4を離間させ、
そのまま記録材Pを搬送していくと、先端が定着装置2
のローラニップ間に達し、後端側がまだ転写部のニップ
間にあっても、記録材Pは短いので撓みは大きくなるこ
とがなく、上部の搬送ガイド12に接触することはな
い。
イズといった長い記録材Pでは、記録材Pの分離後すぐ
に分離爪4を離間させると、記録材Pが大きく撓んで搬
送ガイド12に接触して未定着画像が乱れてしまうとい
う問題が発生するので、これらのサイズの記録材Pにお
いては、後端を基準にしたΔT2の動作タイミングとさ
れ、この動作タイミングは上記の実施形態と同じであ
る。ΔT2は、記録材Pの後端を通過検出器13によっ
て検出してから後端が分離爪4に到達するまでの時間と
される。
4を離間させる動作タイミングを変更することにより、
記録材Pを跳ね上げることを防止できるとともに、短い
記録材Pの場合には後端を基準にして動作タイミングを
決定する場合に比べて分離爪4の搬送ベルト3に対する
接触時間をより一層短くできるので、全体的な分離爪4
と搬送ベルト3の接触時間の短縮を図れ、搬送ベルト3
のライフを延ばすことができる。
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、記録材を支持しながら搬送するものとして搬送ベル
ト以外にも、表面に記録材を吸着して搬送するローラが
あり、これに対して上記の制御を実行してもよい。
で記録材が撓んで搬送ガイドに接触することを防げれば
よいことから、撓みを小さく抑えるために記録材の進行
に応じて分離爪を離接するタイミングを設定してもよ
い。すなわち、搬送経路中に記録材の撓み量を検出する
撓み検出器、例えば搬送ガイドから記録材までの距離を
検出する非接触式の距離センサ等を設け、この検出器に
よって撓みの変化を検知しながら、記録材の先端が分離
爪を通過したら分離爪を搬送ベルトから離間させ、記録
材の進行に伴って撓みが上側に向かって大きくなり出し
たら、分離爪を搬送ベルトに接触させて記録材の上方へ
の移動を抑えるようにする。これを記録材が分離爪を通
過し終わるまで繰り返し行うことによって、撓みを小さ
く抑えることができ、大きく跳ね上がらないので未定着
画像が乱されるといったことを防止できる。したがっ
て、周囲の環境や記録材の特性によっては記録材の撓み
は一律ではなく複雑に変化するので、このような場合に
適用すれば確実に対応することができ、撓みの抑制効果
を大いに発揮できる。
よると、記録材の長さに応じて長くなるほど分離体の接
触時間が長くなるように設定することにより、記録材が
大きく跳ね上がらないような適切なタイミングで分離体
を離間させることができる。したがって、記録材上に形
成された未定着画像を乱すことなく定着装置に搬送で
き、画質の劣化を防止できる。
で分離体を離間させることにより、分離体の接触時間が
短くなり、分離体による搬送体への損傷を減らして搬送
体の寿命を延ばすことができる。
たときの記録材の撓みの変化を示す図
しないときの記録材の撓みの変化を示す図
の記録材の撓みの変化を示す図であり、(a)は離間前
の状態、(b)は離間後の状態
ミングを示す図
の短い記録材の撓みの変化を示す図であり、(a)は離
間前の状態、(b)は離間後の状態
Claims (7)
- 【請求項1】 未定着画像が形成された記録材を定着装
置まで搬送する搬送体と、該搬送体に接触して搬送体か
ら記録材を剥離する分離体と、記録材の長さに基づいて
前記分離体の離接を行う駆動手段と、記録材が長いほど
接触時間が長くなるように前記駆動手段を作動する制御
手段とを備えたことを特徴とする記録材搬送装置。 - 【請求項2】 搬送体は、像担持体上の画像を記録材上
に転写する転写部と記録材上に転写された未定着画像を
定着する定着装置との間に配された搬送ベルトとされ、
該搬送ベルトの搬送速度が前記定着装置での搬送速度よ
りも速くなるように設定され、分離体は前記搬送ベルト
と定着装置との間に回動自在に配置され、前記分離体は
記録材の先端が到達する前に前記搬送ベルトに接触され
ることを特徴とする請求項1記載の記録材搬送装置。 - 【請求項3】 分離体よりも上流側に記録材の通過を検
出する通過検出器が設けられ、記録材の通過に伴って記
録材の長さに応じたタイミングで前記分離体が搬送体か
ら離間されることを特徴とする請求項1または2記載の
記録材搬送装置。 - 【請求項4】 記録材が短い場合には、記録材の先端が
分離体を通過した直後に分離体が搬送体から離間される
ことを特徴とする請求項3記載の記録材搬送装置。 - 【請求項5】 記録材が長い場合には、記録材の後端が
転写部を通過した後に分離体が搬送体から離間されるこ
とを特徴とする請求項3または4記載の記録材搬送装
置。 - 【請求項6】 記録材の後端が分離体を通過する前に分
離体が搬送体から離間されることを特徴とする請求項5
記載の記録材搬送装置。 - 【請求項7】 記録材に像担持体上の画像を転写する転
写部から記録材上の未定着画像を定着する定着装置まで
記録材を搬送する記録材搬送装置であって、記録材を支
持しながら搬送する搬送体と、該搬送体に接触して搬送
体から記録材を剥離する分離体と、該分離体を前記搬送
体に対して離接する駆動手段とを備え、前記定着装置と
搬送体との間の搬送経路で生じる記録材の撓みを小さく
抑えるために記録材の進行に応じて前記分離体を離接す
るタイミングが設定されたことを特徴とする記録材搬送
装置。
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JP10205699A JP3448238B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 記録材搬送装置 |
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