JP3447621B2 - 平坦化パターンの生成方法 - Google Patents

平坦化パターンの生成方法

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JP3447621B2
JP3447621B2 JP20145499A JP20145499A JP3447621B2 JP 3447621 B2 JP3447621 B2 JP 3447621B2 JP 20145499 A JP20145499 A JP 20145499A JP 20145499 A JP20145499 A JP 20145499A JP 3447621 B2 JP3447621 B2 JP 3447621B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平坦化パターンの
生成方法にかかり、特に、LSIレイアウトパターンに
おいて、LSIレイアウトパターンの平坦化を行うため
に生成する平坦化パターンの生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の高密度化、微細化に
伴って半導体基板上に複数設けた素子同士を分離するた
めに、素子間に溝(トレンチ溝)を設けて電気的に素子
を分離するトレンチ分離技術が導入されている。
【0003】一般に、トレンチ溝による素子の分離によ
って凹凸が形性された基板表面に沿って絶縁膜を堆積し
た後、表面を平坦化処理するが、この表面平坦化処理の
1つとして、化学研磨剤と研磨パッドとを使用して基板
表面を機械的及び化学的に研磨する化学機械研磨法(C
MP法)がある。
【0004】CMP法は、化学研磨剤を添加しながら研
磨パッドにより基板表面を研磨することによって基板表
面を化学的及び機械的に研磨して平坦化する方法であ
る。この方法は、加工単位が小さいため高度の鏡面が得
られ、粘弾性のポリッシャを使用しないため鏡面度が高
く、さらに化学反応を利用しているため、加工変質が極
めて少ないという特徴を有している。
【0005】しかしながら、CMP法は、研磨パッドが
基板表面に形性された絶縁膜の表面に沿って研磨するの
で、例えば、大きなトレンチ溝等の段差部分を埋めるよ
うに形成された絶縁膜部分のように表面が若干凹状にな
る領域を研磨する場合、絶縁膜表面の凹状に沿って表面
が研磨されることとなる。
【0006】そのため、最終的に得られる基板の表面が
部分的に凹状となったり、パターンの段差を形成する角
部が削られたり、さらには大きなトレンチ溝に囲まれた
微細パターンなどが研磨されて消失したり、トレンチ溝
の中央部分の絶縁膜が部分的に研磨されて掘り下がって
しまう場合がある。
【0007】このようなCMP法による研磨段差を削減
するために、LSIレイアウトパターンの存在しない領
域に、補助パターン(以下、平坦化パターンと称する)
を配置し、LSIチップ内のパターン密度を均一化する
方法が提案されている。この平坦化パターンの挿入によ
るパターン密度均一化によって、CMP法による研磨段
差を削減することが可能となる。
【0008】従来の平坦化のパターン生成方法は、図1
0(a)に示す実際のLSIレイアウトパターン300
に対して反転処理を行い、図10(c)に示す図形パタ
ーン302を生成する。次に、反転された図形302の
LSIレイアウトパターン300に対応する部分が拡大
するように反転された図形302の縮小処理を行い、図
10(d)の実線で示す図形304を生成する。次に、
図10(b)に示す正方形図形をアレイ状に配置させた
平坦化パターン306と、生成された図形304との論
理積演算を行い、図10(e)の平坦化パターン308
を生成する。続いて、生成された平坦化パターン308
に対して設計基準を満たす最小の値Aで図形の縮小処理
を行い、図10(f)の平坦化パターン310を生成す
る。そして、生成された平坦化パターン310に対して
設計基準を満たす最小の値Aで図形の拡大処理を行い、
図10(g)の平坦化パターン312を生成する。続い
て最後に、図10(a)に示すLSIレイアウトパター
ン300と、図10(g)に示す平坦化パターン312
との論理和演算を行うことにより、図10(h)に示す
LSIレイアウトパターンと平坦化パターンが合成され
た図形パターンが生成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
平坦化パターンの生成方法では、図形の拡大、縮小、論
理演算処理を複雑に組み合わせて平坦化パターンを生成
するので、計算処理における負荷が大きいという問題が
ある。さらに、従来の平坦化パターンの生成方法では、
同一レイヤにおけるLSIレイアウトパターンの外側の
領域にしか平坦化パターンを生成することができない。
従って、異なるレイヤにおけるLSIパターンにおける
内側の領域やLSIレイアウトパターンの境界を除く領
域に平坦化パターンを生成することができないという問
題があった。
【0010】また、ある領域におけるLSIレイアウト
パターンの密度が、プロセス的な基準を満たしているの
であれば、その領域に平坦化パターンを生成する必要は
ないが、従来の平坦化パターンの生成方法は、LSIレ
イアウトパターンの密度に関係なく、LSIレイアウト
バターンの存在しない全領域を対象として平坦化パター
ンを生成してしまう。従って、平坦化パターンの必要の
ない領域(LSIレイアウトパターンの密度の高い領
域)にも平坦化パターンを生成するので、そのための処
理が煩雑になると共に計算処理の負荷が大きくなるとい
う問題があった。
【0011】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、簡易な方法で平坦化パターンを生成することが
できると共に、計算処理の負荷を下げることができる平
坦化パターンの生成方法を提供することを第1の目的と
する。
【0012】また、LSIレイアウトパターンの密度に
応じて平坦化パターンを生成することができる平坦化パ
ターンの生成方法を提供することを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、LSIレイアウトパターン
が配置されたLSIチップ表面の平坦化を行うために生
成する平坦化パターンの生成方法であって、前記LSI
チップの領域をグリッド状に分割する第1の処理と、前
記LSIレイアウトパターンを所定の大きさに拡大変換
又は縮小変換する第2の処理と、前記第1の処理によっ
て分割された各々のグリッドが、前記第2の処理により
変換されたLSIレイアウトパターンの領域の内側又は
外側であるかを判別する第3の処理と、前記第3の処理
に基づいて、平坦化パターンの生成位置を決定する第
の処理と、を含むことを特徴としている。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、第1の処
理で、LSIチップの領域をグリッド状に分割し、第2
の処理でLSIのレイアウトパターンを所定の大きさに
拡大変換又は縮小変換する。そして、第3の処理では、
第1の処理により分割された各々のグリッドが、第2の
処理により変換されたLSIレイアウトパターンの領域
の内側か外側かを判別する。そして、第4の処理では、
第3の処理により判別した結果に基づいて平坦化パター
ンの生成位置を決定することによって、LSIチップ表
面におけるLSIレイアウトパターンの外側の領域又は
内側の領域に平坦化パターンを生成することができる。
【0015】すなわち、図形の拡大、縮小、論理演算処
理を複雑に組み合わせることなく簡易な方法で平坦化パ
ターンを生成することができ、計算処理の負荷を下げる
ことができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記所定の大きさは、前記LSIレイ
アウトパターンと平坦化パターンとの距離及び生成する
平坦化パターンの大きさに基づいて定めることを特徴と
している。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、第2の処理で所定の大きさに拡
大変換又は縮小変換を行う際、所定の大きさをLSIレ
イアウトパターンと平坦化パターンとの距離及び生成す
る平坦化パターンの大きさに基づいて定めることによっ
て、平坦化パターンを生成することが可能となる。
【0018】例えば、平坦化パターンとLSIレイアウ
トパターンとの距離の設計上及び製造上の最小の距離を
L1、平坦化パターンの大きさ(最大)をL2とし、変
換する所定の大きさをL=L1+L2/2の式を満たす
値とすれば、第3の処理により判別されて第4の処理で
決定された位置に平坦化パターンを生成することによっ
て、LSIレイアウトパターンの境界領域上に平坦化パ
ターンを生成することなく、LSIレイアウトパターン
の外側の領域又は内側の領域に平坦化パターンを生成す
ることが可能となる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記第2の処理により前
記LSIレイアウトパターンを拡大変換し、前記第3の
処理により判別されたグリッドのうち、前記拡大変換さ
れたLSIレイアウトパターンの領域の外側であると判
別されたグリッド上に、平坦化パターンを生成すること
を特徴としている。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、第2の処理におけ
る変換により、LSIレイアウトパターンを所定の大き
さに拡大変換する。そして、第3の処理において、第1
の処理により分割された各々のグリッドが前記拡大変換
されたLSIレイアウトパターンの領域の外側である場
合に、平坦化パターンを生成する。すなわち、LSIレ
イアウトパターンの外側の領域に平坦化パターンを生成
することができる。従って、図形の拡大、縮小、論理演
算処理を複雑に組み合わせることなく簡易な方法でLS
Iレイアウトパターン領域の外側の領域に平坦化パター
ンを生成することができ、計算処理の負荷を下げること
ができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記第2の処理により前
記LSIレイアウトパターンを縮小変換し、前記第3の
処理により判別されたグリッドのうち、前記縮小変換さ
れたLSIレイアウトパターンの領域の内側であると判
別されたグリッド上に、平坦化パターンを生成すること
を特徴としている。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、第2の処理におけ
る変換により、レイアウトパターンを所定の大きさの縮
小図形に変換する。そして、第3の処理において、第1
の処理により分割された各々のグリッドが前記縮小変換
されたLSIレイアウトパターンの領域の内側である場
合に、平坦化パターンを生成する。すなわち、LSIレ
イアウトパターンの内側の領域に平坦化パターンを生成
することができる。従って、図形の拡大、縮小、論理演
算処理を複雑に組み合わせることなく簡易な方法でLS
Iレイアウトパターン領域の内側の領域に平坦化パター
ンを生成することができ、計算処理の負荷を下げること
ができる。
【0023】請求項5に記載の発明は、LSIレイアウ
トパターンが配置されたLSIチップ表面の平坦化を行
うために生成する平坦化パターンの生成方法であって、
前記LSIチップの領域をグリッド状に分割する第1の
処理と、前記LSIレイアウトパターンを所定の大きさ
に拡大変換する第2の処理と、前記LSIレイアウトパ
ターンを所定の大きさに縮小変換する第3の処理と、前
記第1の処理によって分割された各々のグリッドが、前
記第2の処理によって変換されたLSIレイアウトパタ
ーンの領域の内側又は外側であるかを判別する第4の処
理と、前記第1の処理によって分割された各々のグリッ
ドが、前記第3の処理によって変換されたLSIレイア
ウトパターンの領域の内側又は外側であるかを判別する
第5の処理と、前記第4及び第5の処理に基づいて、平
坦化パターンの生成位置を決定する第6の処理と、を含
むことを特徴としている。
【0024】請求項5に記載の発明によれば、第1の処
理で、LSIチップの領域をグリッド状に分割し、第2
の処理でLSIのレイアウトパターンを所定の大きさに
拡大変換し、第3の処理でLSIレイアウトパターンを
所定の大きさに縮小変換する。そして、第4の処理で
は、第1の処理により分割された各々のグリッドが、第
2の処理により変換されたLSIレイアウトパターンの
領域の内側か外側かを判別し、第5の処理で、第1の処
理により分割された各々のグリッドが、第3の処理によ
り変換されたLSIレイアウトパターンの領域の内側か
外側かを判別する。そして、第6の処理では、第4及び
第5の処理により判別した結果に基づいて平坦化パター
ンの生成位置を決定することによって、LSIチップ表
面のLSIレイアウトパターンの境界領域以外に平坦化
パターンを生成することができる。
【0025】すなわち、図形の拡大、縮小、論理演算処
理を複雑に組み合わせることなく簡易な方法でLSIレ
イアウトパターンの境界領域以外に平坦化パターンを生
成することができ、計算処理の負荷を下げることができ
る。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記所定の大きさは、前記LSIレイ
アウトパターンと平坦化パターンとの距離及び生成する
平坦化パターンの大きさに基づいて定めることを特徴と
している。
【0027】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明において、第2の処理により所定の大きさ
に拡大変換を行う際、及び第3の処理により所定の大き
さに縮小変換を行う際、所定の大きさをLSIレイアウ
トパターンと平坦化パターンとの距離及び生成する平坦
化パターンの大きさに基づいて定めることによって、平
坦化パターンをLSIレイアウトパターンの境界領域以
外に生成することが可能となる。
【0028】例えば、設計及び製造上の平坦化パターン
とLSIレイアウトパターンとの距離の最小の距離をL
1、平坦化パターンの大きさ(最大)をL2とし、変換
する所定の大きさをL=L1+L2/2の式を満たす値
とすれば、第4及び第5の処理により判別されて第6の
処理により決定された位置に平坦化パターンを生成する
ことによって、LSIレイアウトパターンの境界領域上
に平坦化パターンを生成することなく、LSIレイアウ
トパターンの境界領域以外に平坦化パターンを生成する
ことができる。
【0029】請求項7に記載の発明は、請求項5又は請
求項6に記載の発明において、前記第4の処理で判別さ
れたグリッドのうち、前記拡大変換されたLSIレイア
ウトパターンの領域の外側であると判別されたグリッド
上に平坦化パターンを生成し、第5の処理で判別された
グリッドのうち、前記縮小変換されたLSIレイアウト
パターンの領域の内側であると判別されたグリッド上に
平坦化パターンを生成することを特徴としている。
【0030】請求項7に記載の発明によれば、請求項5
又は請求項6に記載の発明において、第4の処理により
前記拡大変換されたLSIレイアウトパターンの領域の
外側であると判別されたグリッドに平坦化パターンを生
成し、第5の処理により前記縮小変換されたLSIレイ
アウトパターンの領域の内側にあると判別されたグリッ
ドに平坦化パターンを生成することによって、LSIレ
イアウトパターンの境界領域以外の領域に平坦化パター
ンを生成することができる。
【0031】請求項8に記載の発明は、多層構造のLS
Iレイアウトパターンに対して、請求項1乃至請求項7
の何れかに記載の平坦化パターンの生成方法を用いて平
坦化パターンを生成することを特徴としている。
【0032】請求項8に記載の発明によれば、多層構造
のLSIレイアウトパターン、すなわち、複数のレイヤ
上のLSIレイアウトパターンに対して、請求項1乃至
請求項5の何れかに記載の平坦化パターンの生成方法を
用いることが可能である。
【0033】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の発明において、前記第1の
処理によってグリッド状に分割された領域の周辺を含む
領域の密度を算出し、算出した密度に基づいて、前記第
4の処理により決定した前記生成位置に平坦化パターン
を生成する第5の処理をさらに含むことを特徴としてい
る。
【0034】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、第
の処理によってグリッド状に分割された領域の周辺を含
む領域の密度を算出し、算出された密度に基づいて、例
えば算出された密度が低い場合に、第4の処理により決
定された生成位置に平坦化パターンを生成する。従っ
て、LSIレイアウトパターンの密度に応じて、平坦化
パターンを生成することが可能となる。請求項10に記
載の発明によれば、請求項5乃至請求項8の何れか1項
に記載の発明において、前記第1の処理によってグリッ
ド状に分割された領域の周辺を含む領域の密度を算出
し、算出された密度に基づいて、前記第6の処理により
決定した前記生成位置に平坦化パターンを生成する第7
の処理をさらに含むことを特徴としている。 請求項10
に記載の発明によれば、請求項5乃至請求項8の何れか
1項に記載の発明において、第1の処理によってグリッ
ド状に分割された領域の周辺を含む領域の密度を算出
し、算出された密度に基づいて、例えば算出された密度
が低い場合に、第6の処理により決定された生成位置に
平坦化パターンを生成する。従って、LSIレイアウト
パターンの密度に応じて、平坦化パターンを生成するこ
とが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。
【0036】はじめに、平坦化パターンの生成方法を説
明するにあたり、生成する平坦化パターン及び平坦化パ
ターンを配置するためのグリッドについて説明する。
【0037】図1(a)は、平坦化パターンを挿入する
前のLSIレイアウトパターン10を示す。図1(c)
には、生成する平坦化パターンの一例として矩形の平坦
化パターン12を示す。図1(c)に示すように平坦化
パターン12において、図1の横方向をX方向、縦方向
をY方向、平坦化パターンのX方向の距離をX、Y方向
の距離をYとし、(X/2、Y/2)の値を示す座標を
平坦化パターン12の中心点14と定義する。また、平
坦化パターンとLSIレイアウトパターンとの最小間隔
をL1とし、平坦化パターン12のX方向の距離Xの値
とY方向の距離Yの値を比較して、大きい値をL2とす
る。なお、L1は、LSI製造プロセス上で許容される
最小の値である。
【0038】生成する平坦化パターンの形状は、上述し
た図1(c)に示す矩形の平坦化パターン12に限ら
ず、任意な形状の平坦化パターン、例えば図1(d)に
示すような5角形の平坦化パターン13を使用するよう
にしてもよい。この場合でも、図1(c)に示す平坦化
パターン12と同様に、X方向の距離をX、Y方向の距
離をYとしてL2を求める。
【0039】図1(b)には、平坦化パターン12を格
子状(グリッド状)に生成する各座標配置位置を表すグ
リッド座標16を示す。ここで、平坦化パターンの生成
領域のX方向最小値をSX1、X方向最大値をSX2、
Y方向最小値をSY1、Y方向最大値をSY2とする。
また、平坦化パターン12を配置するX方向ピッチをP
X、Y方向ピッチをPYとする。なお、X方向ピッチP
X及びY方向ピッチPYは、LSI製造プロセス上の制
約によって定められる値である。
【0040】ここで、平坦化パターン12の生成領域内
のX方向の配置数GNXは、SX2−SX1>PX×G
NX+L2を満たす最大の整数であり、X方向の最小配
置座標X0は、X0=SX1+((SX2−SX1)−
PX×GNX)/2として算出される。同様にして、Y
方向の配置数GNYは、SY2−SY1>PX×GNY
+L2を満たす最大の整数であり、Y方向の最小配置座
標Y0は、Y0=SY1+((SY2−SY1)−PY
×GNY)/2として算出される。
【0041】続いて、上述のように構成した平坦化パタ
ーン12及びグリッド座標16を用いて、平坦化パター
ン12をLSIレイアウトパターン10の外側の領域に
生成する場合、LSIレイアウトパターン10の内側の
領域に生成する場合、LSIレイアウトパターン10の
境界以外の領域に生成する場合の各々について、図5〜
7のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0042】平坦化パターン12をLSIレイアウトパ
ターンの外側の領域に生成する場合について、図5を参
照して説明する。
【0043】ステップ100で、上述したグリッド上に
LSIレイアウトパターン10を配置し、ステップ10
2へ移行する。ステップ102では、図1(a)に示す
LSIレイアウトパターン10をL=L1+L2/2で
算出される値Lで図形の拡大処理を行い、図2(a)の
実線で示すような図形パターン(拡大図形)20を生成
し、ステップ104へ移行する。
【0044】ステップ104では、各々のグリッド座標
16について、グリッド座標16が拡大図形20の外側
の領域か否かの判定を行う(図2(b))。判定が肯定
された場合には、ステップ106へ移行して、グリッド
座標16を平坦化パターン12の生成座標位置とし(図
2(c))、ステップ108で平坦化パターン12の中
心点14がグリッド座標16に重なるように平坦化パタ
ーンを生成し(図2(d))、ステップ110へ移行す
る。
【0045】ステップ104の判定が否定された場合に
は、グリッド座標16が拡大図形20の内側にあると判
断し、ステップ106及びステップ108をスキップし
てステップ110へ移行する。
【0046】ステップ110では、上述の全てのグリッ
ド座標16についてステップ104の判定が終了したか
否かを判定する。判定が肯定された場合には、全てのグ
リッド座標16について、ステップ104の判定が終了
したと判断して一連の処理を終了する。また、ステップ
110の判定が否定された場合には、ステップ104へ
戻り、ステップ110の判定が肯定されるまで上述のス
テップ104〜110を繰り返す。
【0047】以上の処理により、図2(e)に示すよう
に、任意に指定したレイヤ上のLSIレイアウトパター
ン10の外側の領域に、平坦化パターン12を生成する
ことができる。従って、従来の平坦化パターンの生成方
法のように、図形の拡大、縮小、論理演算処理を複雑に
組み合わせて実行することなく、平坦化パターン12を
簡易に生成することができ、計算処理における負荷を軽
減することができる。
【0048】なお、平坦化パターン12は、LSIレイ
アウトパターン10と同一レイヤ、又は異なるレイヤに
生成される。
【0049】平坦化パターン12をLSIレイアウトパ
ターンの内側の領域に生成する場合について、図6を参
照して説明する。
【0050】ステップ120で、上述したグリッド上に
LSIレイアウトパターン10を配置し、ステップ12
2へ移行する。ステップ122では、図3(a)に示す
LSIレイアウトパターン10をL=L1+L2/2で
算出される値Lで図形の縮小処理を行い、図3(a)の
実線で示すような図形パターン(縮小図形)22を生成
し、ステップ124へ移行する。
【0051】ステップ124では、各々のグリッド座標
16について、グリッド座標16が縮小図形112の内
側の領域か否かの判定を行う(図3(b))。判定が肯
定された場合には、ステップ126へ移行して、グリッ
ド座標16を平坦化パターン12の生成座標位置とし
(図3(c))、ステップ128で平坦化パターン12
の中心点14がグリッド座標16に重なるように平坦化
パターンを生成し(図3(d))、ステップ130へ移
行する。
【0052】ステップ124の判定が否定された場合に
は、グリッド座標16が縮小図形112の外側にあると
判断し、ステップ126及びステップ128をスキップ
してステップ130へ移行する。
【0053】ステップ130では、上述の全てのグリッ
ド座標16についてステップ124の判定が終了したか
否かを判定する。判定が肯定された場合には、全てのグ
リッド座標16について、ステップ124の判定が終了
したと判断して一連の処理を終了する。また、ステップ
130の判定が否定された場合には、ステップ124へ
戻り、ステップ130の判定が肯定されるまで上述のス
テップ124〜130を繰り返す。
【0054】以上の処理により、図3(e)に示すよう
に、任意に指定したレイヤ上のLSIレイアウトパター
ン10の内側の領域に、平坦化パターン12を生成する
ことができる。従って、従来の平坦化パターンの生成方
法のように、図形の拡大、縮小、論理演算処理を複雑に
組み合わせて実行することなく、平坦化パターン12を
簡易に生成することができ、計算処理における負荷を軽
減することができる。
【0055】なお、平坦化パターン12は、LSIレイ
アウトパターン10と異なるレイヤに生成される。
【0056】平坦化パターン12をLSIレイアウトパ
ターン10の境界以外の領域に生成する場合について、
図7を参照して説明する。
【0057】ステップ150で、上述したグリッド上に
LSIレイアウトパターン102を配置し、ステップ1
52へ移行する。ステップ152では、図4(a)に示
すLSIレイアウトパターン10をL=L1+L2/2
で算出される値Lで図形の拡大処理を行い、図4(a)
の実線で示すような図形パターン(拡大図形)20を生
成し、ステップ154へ移行する。
【0058】ステップ154では、LSIレイアウトパ
ターン10をL=L1+L2/2で算出される値Lで図
形の縮小処理を行い、図4(b)に示すような図形パタ
ーン(縮小図形)22を生成し、ステップ156へ移行
する。
【0059】ステップ156では、各々のグリッド座標
16について、グリッド座標16がステップ152で得
られた拡大図形20の外側の領域か否かの判定を行う
(図4(c))。判定が肯定された場合には、ステップ
158へ移行して、グリッド座標16を平坦化パターン
12の生成座標位置とし(図4(d))、ステップ16
0で平坦化パターン12の中心点14がグリッド座標1
6に重なるように平坦化パターン12を生成し(図4
(e))、ステップ164へ移行する。
【0060】また、ステップ156の判定が否定された
場合は、ステップ162へ移行して、グリッド座標16
がステップ154で得られた縮小図形112の内側の領
域か否かの判定を行う。判定が肯定された場合は、上述
のステップ158へ移行してグリッド座標16を平坦化
パターン12の生成座標位置とし(図4(d))、ステ
ップ160で平坦化パターン12の中心点14がグリッ
ド座標16に重なるように平坦化パターンを生成する
(図4(e))。
【0061】ステップ162の判定が否定された場合に
は、ステップ158及びステップ160をスキップし
て、ステップ164へ移行する。
【0062】ステップ164では、上述の全てのグリッ
ド座標16についてステップ156の判定が終了したか
否かを判定する。判定が肯定された場合には、全てのグ
リッド座標16について、ステップ156の判定が終了
したと判断して一連の処理を終了する。また、ステップ
164の判定が否定された場合には、ステップ156へ
戻り、ステップ164の判定が肯定されるまで上述のス
テップ156〜162を繰り返す。
【0063】以上の処理により、図4(f)に示すよう
に、任意に指定されたレイヤ上のLSIレイアウトパタ
ーン10の境界以外の領域に、平坦化パターン12を生
成することができる。従って、従来の平坦化パターンの
生成方法のように、図形の拡大、縮小、論理演算処理を
複雑に組み合わせて実行することなく、平坦化パターン
12を簡易に生成することができ、計算処理における負
荷を軽減することができる。
【0064】なお、平坦化パターン12は、LSIレイ
アウトパターン10と異なるレイヤに生成される。
【0065】続いて、本発明にかかるLSIレイアウト
パターン10の密度に基づいて行う平坦化パターン12
の生成について図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0066】図8(a)に示すように、LSIチップの
表面を格子(グリッド)状に分割し、それぞれのグリッ
ドのX方向の大きさをGX、Y方向の大きさをGYとす
る。グリッドの大きさGX、GYは、個々に任意な値を
指定することが可能である。また、グリッド状の分割
は、X方向にX[0]からX[XN−1]までXN個、
Y方向にY[0]からY[YN−1]までのYN個のグ
リッドに分割されており、グリッド数Nは、N=XN×
YNのグリッド数となっている。
【0067】LSIチップに配置されたLSIレイアウ
トパターン10は、上述したようにグリッド状に分割さ
れ、図8(b)に示すような図形パターン24、26、
28にそれぞれ分割される。分割されたそれぞれの図形
パターン24、26、28について面積の算出を行い、
総和を求めることによって対象となるLSIレイアウト
パターン10の面積S2を算出することができる。な
お、対象となるLSIレイアウトパターン10は、必要
に応じて分割以前に、図形パターンの拡大処理、又は縮
小処理を行うことが可能である。
【0068】そして、ステップ200で、パターン密度
を参照する領域の面積を算出する。ステップ200のパ
ターン密度の参照領域30は、図8(c)に示すように
各分割領域32を中心として奇数グリッドXM、YMの
周辺領域を含めた領域を示し、参照領域の面積S1は、
S1=GX×GY×XM×YMとして算出することがで
きる。
【0069】ステップ202では、参照領域30内に存
在するLSIレイアウトパターン10の面積S2を算出
し、ステップ204へ移行する。
【0070】ステップ204では、参照領域30の面積
S1及び参照領域30内に存在するLSIレイアウトパ
ターン10の面積S2からS2/S1より参照領域30
のパターン密度を算出する。ここで、算出されたパター
ン密度を分割領域32のパターン密度と定義する。
【0071】ステップ206では、ステップ204で算
出されたパターン密度が所定のパターン密度未満か否か
判定する。判定が肯定された場合には、ステップ208
へ移行して、ステップ208で分割領域32に平坦化パ
ターンの生成を行い、ステップ210へ移行する。な
お、ステップ208の平坦化パターン生成は、上述した
図5〜7の何れかに記載のフローチャートに従って行う
ことが可能である。
【0072】ステップ206の判定が否定された場合に
は、ステップ208をスキップしてステップ210へ移
行する。すなわち、所定のパターン密度を満たしている
ので、平坦化パターンを生成する必要がなく、分割領域
内に平坦化パターンの生成を行わない。
【0073】続くステップ210では、全分割領域のパ
ターン密度算出が終了したか否か判定する。判定が肯定
されると全分割領域についてパターン密度に基づいて平
坦化パターンの生成が行われたと判断して一連の処理を
終了する。
【0074】ステップ210の判定が否定された場合に
は、ステップ212へ移行して、パターン密度の参照領
域30を移動してステップ200に戻り、ステップ21
0の判定が肯定されるまで、上述のステップ210〜2
12を繰り返すことによって各分割領域についてパター
ン密度に基づいて平坦化パターンの生成を行う。
【0075】以上の処理によって、LSIチップ内のパ
ターン密度の低い部分にのみ平坦化パターン12を生成
することができる。すなわち平坦化パターン12を生成
する必要がない領域には平坦化パターン12の生成を行
うことがない。従って、平坦化パターン生成の処理が煩
雑になるのを防止することができると共に計算処理の負
荷を軽減することができる。
【0076】なお、上記の実施形態では、LSIレイア
ウトパターンが配置してあることを前提に説明したが、
LSIレイアウトパターンがない領域については、グリ
ッド座標16に平坦化パターン12の中心点14が重な
るように生成するようにしてもよいし、平坦化パターン
の生成を行わないようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
易な方法で平坦化パターンを生成することができると共
に、計算処理の負荷を下げることができるという効果が
ある。
【0078】また、LSIレイアウトパターンの密度に
応じて平坦化パターンを生成することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るLSIレイアウトパ
ターン、グリッド及び平坦化パターンを示す図である。
【図2】平坦化パターンをLSIレイアウトパターンの
外側の領域に生成する場合を示す図である。
【図3】平坦化パターンをLSIレイアウトパターンの
内側の領域に生成する場合を示す図である。
【図4】平坦化パターンをLSIレイアウトパターンの
境界以外の領域に生成する場合を示す図である。
【図5】平坦化パターンをLSIレイアウトパターンの
外側の領域に生成する場合の処理を示すフローチャート
である。
【図6】平坦化パターンをLSIレイアウトパターンの
内側の領域に生成する場合の処理を示すフローチャート
である。
【図7】平坦化パターンをLSIレイアウトパターンの
境界以外の領域に生成する場合の処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の実施の形態に係るLSIレイアウトパ
ターンの密度に基づいて平坦化パターンを生成する場合
を示す図である。
【図9】LSIレイアウトパターンの密度に基づいて平
坦化パターンを生成する場合の処理を示すフローチャー
トである。
【図10】従来の平坦化パターンの生成方法を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 LSIレイアウトパターン 12 平坦化パターン 16 グリッド座標 20 拡大図形 22 縮小図形 30 参照領域 32 分割領域

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIレイアウトパターンが配置された
    LSIチップ表面の平坦化を行うために生成する平坦化
    パターンの生成方法であって、 前記LSIチップの領域をグリッド状に分割する第1の
    処理と、 前記LSIレイアウトパターンを所定の大きさに拡大変
    換又は縮小変換する第2の処理と、 前記第1の処理によって分割された各々のグリッドが、
    前記第2の処理により変換されたLSIレイアウトパタ
    ーンの領域の内側又は外側であるかを判別する第3の処
    理と、 前記第3の処理に基づいて、平坦化パターンの生成位置
    を決定する第4の処理と、 を含むことを特徴とする平坦化パターンの生成方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の大きさは、前記LSIレイア
    ウトパターンと平坦化パターンとの距離及び生成する平
    坦化パターンの大きさに基づいて定めることを特徴とす
    る請求項1に記載の平坦化パターンの生成方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の処理により前記LSIレイア
    ウトパターンを拡大変換し、前記第3の処理により判別
    されたグリッドのうち、前記拡大変換されたLSIレイ
    アウトパターンの領域の外側であると判別されたグリッ
    ド上に、平坦化パターンを生成することを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の平坦化パターンの生成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第2の処理により前記LSIレイア
    ウトパターンを縮小変換し、前記第3の処理により判別
    されたグリッドのうち、前記縮小変換されたLSIレイ
    アウトパターンの領域の内側であると判別されたグリッ
    ド上に、平坦化パターンを生成することを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の平坦化パターンの生成方
    法。
  5. 【請求項5】 LSIレイアウトパターンが配置された
    LSIチップ表面の平坦化を行うために生成する平坦化
    パターンの生成方法であって、 前記LSIチップの領域をグリッド状に分割する第1の
    処理と、 前記LSIレイアウトパターンを所定の大きさに拡大変
    換する第2の処理と、 前記LSIレイアウトパターンを所定の大きさに縮小変
    換する第3の処理と、 前記第1の処理によって分割された各々のグリッドが、
    前記第2の処理によって変換されたLSIレイアウトパ
    ターンの領域の内側又は外側であるかを判別する第4の
    処理と、 前記第1の処理によって分割された各々のグリッドが、
    前記第3の処理によって変換されたLSIレイアウトパ
    ターンの領域の内側又は外側であるかを判別する第5の
    処理と、 前記第4及び第5の処理に基づいて、平坦化パターンの
    生成位置を決定する第6の処理と、 を含むことを特徴とする平坦化パターンの生成方法。
  6. 【請求項6】 前記所定の大きさは、前記LSIレイア
    ウトパターンと平坦化パターンとの距離及び生成する平
    坦化パターンの大きさに基づいて定めることを特徴とす
    る請求項5に記載の平坦化パターンの生成方法。
  7. 【請求項7】 前記第4の処理で判別されたグリッドの
    うち、前記拡大変換されたLSIレイアウトパターンの
    領域の外側であると判別されたグリッド上に平坦化パタ
    ーンを生成し、第5の処理で判別されたグリッドのう
    ち、前記縮小変換されたLSIレイアウトパターンの領
    域の内側であると判別されたグリッド上に平坦化パター
    ンを生成することを特徴とする請求項5又は請求項6に
    記載の平坦化パターンの生成方法。
  8. 【請求項8】 多層構造のLSIレイアウトパターンに
    対して、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の平坦化
    パターンの生成方法を用いて平坦化パターンを生成する
    ことを特徴とする平坦化パターンの生成方法。
  9. 【請求項9】記第1の処理によってグリッド状に分
    割された領域の周辺を含む領域の密度を算出し、算出し
    た密度に基づいて、前記第4の処理により決定した前記
    生成位置に平坦化パターンを生成する第5の処理をさら
    に含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    1項に記載の平坦化パターンの生成方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の処理によってグリッド状に
    分割された領域の周辺を含む領域の密度を算出し、算出
    された密度に基づいて、前記第6の処理によ り決定した
    前記生成位置に平坦化パターンを生成する第7の処理を
    さらに含むことを特徴とする請求項5乃至請求項8の何
    れか1項に記載の平坦化パターンの生成方法。
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