JP3447219B2 - 携帯電話を利用した簡易動態管理システム - Google Patents

携帯電話を利用した簡易動態管理システム

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JP3447219B2
JP3447219B2 JP12596598A JP12596598A JP3447219B2 JP 3447219 B2 JP3447219 B2 JP 3447219B2 JP 12596598 A JP12596598 A JP 12596598A JP 12596598 A JP12596598 A JP 12596598A JP 3447219 B2 JP3447219 B2 JP 3447219B2
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話を利用した
簡易動態管理システムに関し、特に基地局と移動局の間
で通信を行う際に呼出し音を制御し、かつ、移動局の位
置情報を入手するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ナビゲーションシステムの発展と共
に、業務用車両にもGPS(Grobal Positioning Syste
m )を応用することが増えてきた。そのシステムの応用
例の多くは、車両の位置、動態等を基地局側に無線通信
し、基地局側で地図画面上にモニタリングしている。例
えば、タクシーの場合は最寄りの空車を配車する等の最
適配車に活用されている。上記タクシーの場合には、車
両側にGPS、無線機、及び実車か空車か、あるいは待
機中かの動態情報の入力装置を装備し、基地局側には無
線機とコンピュータを備えた設備が装備されている。
【0003】図1は従来のタクシー等の狭い地域内の動
態管理システムの構成例を示したものである。この場合
はタクシーである移動局1には、GPS等による位置検
出装置11、動態情報等を入力する操作表示端末部1
2、無線機13、及びアンテナ14を備えている。一
方、基地局2には移動局側からの情報を受信するアンテ
ナ21、無線機22、及び基地局コンピュータ23を備
えている。そして、上記システムによりデータ通信及び
音声通信を行っている。
【0004】しかし、上記システムの場合、業務用無線
機を主に用いており、MCA(Multi Channel access)
用無線機を使用する場合もあるが、いずれの場合も通信
できる範囲が狭く、より広い地域をカバーしようとする
場合は中継アンテナが必要となる。また、移動局側で装
備しなければならない機器が多く、取付け場所を確保す
ることが困難である。
【0005】図2はオムニトラックス等の衛星通信を利
用した動態管理システムの構成例を示したものである。
移動局1には、GPS等による位置検出装置11、動態
情報等を入力する操作表示端末部12、オムニ無線機1
5、及びアンテナ14を備えている。移動局が発信した
情報は衛星通信を経由してこのシステムを管理運用し衛
星通信サービスしている会社等の組織3のアンテナ3
1、衛星通信受信機32を経てオムニコンピュータ33
に蓄えられる。基地局2では上記組織3に電話をかけ、
公衆回線網4及びモデム24を介して基地局コンピュー
タ23にオムニコンピュータ33に蓄えられた情報を入
手するものである。
【0006】上記システムの場合も、移動局側で装備し
なければならない機器が多く、特にオムニ無線機は径も
大きく取付けが困難である。また、基地局では移動局が
発信した情報を入手するため、上記衛星通信サービスし
ている会社等に電話回線でアクセスしなければならず、
ランニングコストが高くなってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
めに、移動局側の動態情報を携帯電話のプッシュボタン
から入力操作する動態管理システムが開発されている。
これは車両位置や作業進捗状況に関する情報を、予め定
められた携帯電話のプッシュボタンの押下の組み合わせ
に従ったプッシュボタン信号として移動局から基地局に
送信し、基地局では移動局からの情報を受け、必要に応
じて指示を移動局に対して伝えるものである。
【0008】上記のような携帯電話を利用した動態管理
システムにおいては、基地局から移動局に対して動態情
報の入手、あるいは指示や連絡を行う場合、データ通信
及び音声通信により行っている。この場合、移動局の乗
務員は移動中または作業中に基地局から動態情報の入手
動作、あるいは指示や連絡を受けることもある。その時
には運転中であっても作業中であっても呼出し音が鳴
り、少なからず運転や作業に支障をきたすことになる。
また、深夜の作業の場合は仮眠中のこともあり、乗務員
を起こしてしまうこともある。しかも、基地局から移動
局に対して動態情報を入手するデータ通信の場合は、音
声通信の場合と異なり移動局側が応答する必要はない。
【0009】従って、本発明の目的は、PHSを含む携
帯電話による動態管理システムにおいて、基地局から移
動局に対して動態情報の入手動作の際に、乗務員である
運転者や作業者に支障を与えないようにすることであ
る。また、移動局と基地局間の携帯電話による通信によ
り、基地局が移動局の現在地をいつでも把握できるよう
にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、携帯電話を利用した簡易動態管理システム
において、移動局として携帯電話に動態情報入力部を備
え、前記動態情報入力部は、移動局の動態情報を入力し
て記憶する手段を有すると共に、基地局が移動局で入力
された動態情報を取得するための通信を行う時に、基地
局から移動局への着信時に呼出し音が発生する期間これ
を消音又は音量抑制する呼出し音制御時間設定手段を有
し、呼出し音制御時間設定手段によって基地局から移動
局への着信時に呼出し音が発生する期間にこれを消音又
は音量抑制した後、動態情報に関するデータ通信を行う
ようにしたものである
【0011】また、本発明ではデータ通信の際に移動局
が利用した中継局の情報から移動体の位置情報を入手
し、移動体から得た動態情報と共に記憶し、必要に応じ
て表示器に表示するものである。さらに、本発明では、
移動局が危険な場所等に行く場合は緊急回線を用いてそ
の旨を基地局に連絡し、基地局はこの連絡を受けてこの
移動局を識別してその識別コードを記憶し、かつ、この
識別コードと共にこの移動局の動態情報と位置情報を表
示してこの移動体の動きをウオッチングするものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図3は本発明の携帯電話を利用し
た簡易動態管理システムの構成の概要を示した図であ
る。図において、移動局5には携帯電話51と、携帯電
話51を介して基地局に伝える移動局の動態情報を入力
し、記憶する手段を有する動態情報入力部52、及び呼
出し音制御時間設定部53が備えられている。また、呼
出し音制御時間設定部53への設定時間の入力は動態情
報入力部52により行う。なお、以下において携帯電話
と記した場合はPHSを含むものとする。一方、基地局
6には基地局コンピュータ61、及びISDN回線のア
ダプタであるISPTまたはモデム62と、携帯電話受
信装置63、及び表示装置64が備えられている。そし
て、移動局5と基地局6は公衆回線網を介して有線系又
は無線系で接続されている。有線系で接続される場合、
基地局コンピュータ61はISPTまたはモデム62を
介して接続されており、無線系で接続される場合、携帯
電話受信装置63を介して接続されている。
【0013】上記構成に基づいて携帯電話を利用した簡
易動態管理システムの動作を説明する。移動局5におい
て乗務員は、動態情報入力部52により移動局の業務の
進捗状況等を示す動態情報を入力する。この動態情報は
動態情報入力部52に備えられた記憶手段に記憶され
る。業務の進捗情報を示す動態情報としては、開局(業
務開始)、出発、到着、作業開始、作業終了、待機、閉
局(業務終了)等がある。動態情報を入力する場合は、
動態情報入力モードとする。この場合は予め決めてある
コード、例えば、”f74”を入力する。そして続い
て、開局(業務開始)のコード”1”を入力し、次に出
発であればコード”2”、到着であればコード”3”を
入力する。これら入力されたデータは携帯電話51のメ
モリに蓄えられる。そして、基地局6では移動局1の動
態情報を入手したい場合には移動局5に電話をかけ、携
帯電話のメモリに蓄えられた動態情報をデータ通信によ
り入手する。基地局6が入手した動態情報は基地局コン
ピュータ61に入力し、処理可能なデータに変換され基
地局コンピュータ61に内蔵したあるいは外部の記憶装
置に蓄えられる。記憶された動態情報は必要に応じて記
憶装置から読み出されて表示装置64に表示され、基地
局が移動局の管理に用いる。簡易動態管理システムの動
作において基地局6が動態情報を移動局5から入手する
場合、基地局6から移動局5に電話をかけるが、その時
移動局の携帯電話の呼出し音が鳴り、前記のように乗務
員の運転や作業に影響を与える可能性がある。しかし、
上記のように動態情報を基地局6が入手したい場合には
データ通信であり、移動局側は電話に出る必要はない。
そこで、本発明では携帯電話を利用した簡易動態管理シ
ステムにおいて、データ通信を行う場合には基地局6か
ら移動局5への着信時に呼出し音を制御できるようにす
る機能を持たせ、不必要に乗務員に影響を与えないよう
にするものである。
【0014】図4は、本発明による呼出し音制御の動作
を示したフローである。まず、移動局側は基地局との通
信を開始できる状態にする(M1)。次に、移動局側は
動態情報入力部52から所定の時間を入力し、データ通
信着信時の呼出し音制御時間設定部53により呼出し音
制御時間を設定する(M2)。なお、前記呼出し音制御
時間設定部53は、携帯電話51に内蔵させてもよい。
設定の仕方としては、データ通信時の呼出し音制御時間
設定モードのコード、例えば、”f73”を入力する。
制御内容としては音を全く消してしまう消音制御、ある
いは音を極めて小さくする音量抑制制御があるが、何れ
かを選択できるようにすることができる。その場合は、
例えば、消音制御のコードを”01”とし、音量抑制制
御を”02”とする。そして、例えば、制御時間を9秒
に設定したい場合、その後に”9”を入力する。次に移
動局側は動態情報を図3の動態情報入力部52から入力
する(M3)。例えば、ある場所から別の目的地に向か
って移動する場合は出発のコード”2”を、目的地に到
着した時にはコード”3”をそれぞれ入力する。
【0015】一方、基地局が複数の移動局の中のある特
定の移動局から動態情報を入手する場合、まず、基地局
は移動局との通信を開始できる状態にする(S1)。次
に、基地局から特定の移動局に電話をかける(S2)。
すると基地局と移動局の電話回線の接続に伴い、モデム
の同期確認(ネゴシエーション)が行われる(S3、M
4)。そして、回線接続後、通常は移動局側において呼
出し音が鳴るが、M2において移動局側は呼出し音制御
時間を9秒に設定してあるので、呼出し音は、例えば消
音されて乗務員に影響を与えることはない。ネゴシエー
ションに続いて動態情報の取得のためにデータ通信が行
われるが、通常ネゴシエーション時にはピーという通信
音が移動局側で発する。しかし、ネゴシエーションは呼
出し音制御時間(この場合は9秒)内に終了してしまう
ので、その場合は上記音を発することはない。データ通
信が長びいた時には上記ピーという音が発するが、その
ような場合に備えて基地局側では、移動局側を消音(あ
るいは音量を抑制)するためのコマンドによる指示を行
う(S4)。その後で基地局側はコマンド指示により動
態情報を移動局側から入手する(S5)。そして、入手
された動態情報は前記のように基地局コンピュータ61
に入力し、処理可能なデータに変換され基地局コンピュ
ータ61の記憶装置に蓄えられる。記憶された動態情報
は必要に応じて記憶装置から読み出されて表示装置24
で表示され、基地局側による移動局の管理に用いられ
る。基地局側は動態情報を入手後電話を切る(S6)。
移動局側では電話回線が切れた時点で初期状態となり、
音声通話が可能になるとともに呼出し音の音量を元の状
態に戻す(M5)。その後、M2に戻って移動局側は随
時動態情報を入力する。なお、M3に戻って、呼出し音
制御時間が設定された状態で動態情報入力を行うことも
できる。
【0016】電話を切った後、基地局側は通話料金の通
知の時に移動局側が利用した中継局の情報を併せて取得
する(S7)。図5は通話料金の通知の時に入手できる
情報に含まれる内容を示した表であり、利用日と時間、
移動局が搭載している携帯電話の番号である相手先番
号、通話時間、料金、移動局が利用した中継局の情報で
ある市外局番、市内局番、市内局番内での追番が含まれ
ている。図6は携帯電話番号から移動局を識別し、前記
中継局の情報からその移動局がどのへんに位置している
かを知るためのテーブルを示したものである。テーブル
(a)は携帯電話番号から移動局番号を識別するための
テーブルであり、テーブル(b)は移動局が利用した中
継局の情報から中継局の位置を知るためのテーブルであ
る。テーブル(b)により市外局番、市内局番及び市内
局番内での追番から中継局の座標が得られる。まず、テ
ーブル(a)で携帯電話番号から移動局を識別し、テー
ブル(b)でその移動局が利用した中継局の情報から中
継局の座標を得て正確な位置を入手する。それによって
その移動局がほぼどの場所にいるかが判明する。図7に
示すように、例えば大阪圏の市外局番”06”内は市内
局番”333”、”332”、”331”等に区分され
ており、市内局番内には複数の中継局が存在し、各々に
追番”001”、”002”、”003”、”01
1”、”012”が付されている。移動局が利用した中
継局の情報にはこれら市外局番、市内局番、及び市内局
番内での追番が含まれており、この情報から図6のテー
ブル(b)を用いて中継局の座標を入手できる。また、
中継局の座標から正確な番地を入手することがきる。こ
れらのテーブルを用いて携帯電話番号から移動局の番号
及び中継局の詳細な番地を導く変換テーブルを作成し、
変換できるようにしておく。そして、基地局が中継局の
情報を取得した時、基地局のコンピュータ61により中
継局の情報を番地に変換して、基地局コンピュータに内
蔵した記憶装置に蓄える。記憶された番地は移動局の位
置情報として動態情報と共に必要に応じて記憶装置から
読み出されて表示装置64で表示される(S8)。基地
局は必要に応じて各移動局に電話をし、上記の手順で各
移動局の動態情報と位置情報を入手する。また、同一移
動局についても時々刻々変化する動態情報位置情報を入
手するが、新しい情報を入手する毎に情報を更新してゆ
く。従って、基地局は常に各移動局の最新の動態情報と
位置情報を得ることができる。
【0017】図8は、本発明による緊急時に対応するた
めの別の実施例の動作を説明するためのフローである。
図8のフローは、図4とは移動局側にM6が、そして基
地局側にS9が追加されている点で異なる。その他の部
分は図4と同じであり動作も変わらないが、この実施例
と特に関連する部分には図4と同じ動作の内容を記載
し、その他の部分は単にフローのステップ(S1、M1
等)を記入してある。
【0018】この実施例の簡易動態管理システムは、例
えば警備会社の場合に適している。この実施例におい
て、移動局から基地局に携帯電話で通信する場合に通常
回線Aと緊急回線Bの2つを設けておく。そして、ある
移動局が危険な場所に行く場合には、その旨を緊急回線
Bを用いて基地局に携帯電話で電話連絡する(図8のM
6参照)。基地局では緊急発信した移動局を発信者番号
案内サービスにより識別し、その識別コードを基地局コ
ンピュータ61の記憶装置に記憶すると共に、すでに入
手している前記緊急発信した移動局の動態情報及び位置
情報と共に表示装置64に表示する(S8)。これによ
り、危険な場所に向かおうとしている移動局が特定され
て表示されると共に、その移動局が入力した動態情報及
び中継局の情報より得た位置情報により,移動局の状態
及び位置が常にウオッチングできる。そして、動態情報
が一定の時間以上更新されない、あるいは何ら電話連絡
がない等の場合には何か問題が起こったものと予測し、
位置情報より得た場所に応援を派遣することができる。
【0019】
【発明の効果】上記のように本発明においては、基地局
が移動局から動態情報を入手するデータ通信の際、携帯
電話の呼出し音を消音しあるいは音量抑制して制御する
ことにより、移動局の乗務員はデータ通信を全く気にす
ること無く運転や作業に専念できる。
【0020】また、基地局は移動局と携帯電話により通
信をする際、中継局からの情報に基づいて移動体のおお
よその位置情報を入手できるので、移動局の動態情報と
併せて位置情報を入手することができる。さらに、本発
明では移動局と基地局の間に緊急回線を備え、この回線
で移動局が基地局に電話連絡した場合には、基地局はそ
の移動局の識別コードを記憶し、動態情報及び位置情報
と共に表示するようにしたので、その移動局に問題が発
生したがどうかウオッチングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のタクシー等の狭い地域内の動態管理シス
テムの構成例を示したものである。
【図2】オムニトラックス等の衛星通信を利用した動態
管理システムの構成例を示したものである。
【図3】本発明の携帯電話を利用した簡易動態管理シス
テムの構成の概要を示した図である。
【図4】本発明による呼出し音を制御の動作を示したフ
ローである。
【図5】通話料金の通知の時に入手できる情報に含まれ
る内容を示した表である。
【図6】携帯電話番号から移動局を識別し、前記中継局
の情報からその移動局がどのへんに位置しているかを知
るためのテーブルを示した図である。
【図7】市外局番、市内局番、及び市内局番内の追番の
区分の態様を示した図である。
【図8】本発明による緊急時に対応するための別の実施
例の動作を示すフローである。
【符号の説明】
1…移動局 11…位置検出装置 12…操作表示端末部 13…無線機 14…移動局アンテナ 15…オムニ無線機 2…基地局 21…基地局アンテナ 22…無線機 23…基地局コンピュータ 24…モデム 3…衛星通信サービス会社 31…サービス会社のアンテナ 32…衛星通信受信機 33…オムニコンピュータ 4…公衆回線網 5…移動局 51…携帯電話 52…動態情報入力部 53…呼出し音制御時間設定部 6…基地局 61…基地局コンピュータ 62…ISPT又はモデム 63…携帯電話受信装置 64…表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米口 光俊 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−293195(JP,A) 特開 平5−30162(JP,A) 特開 平9−261145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話を利用した簡易動態管理システ
    ムにおいて、移動局として携帯電話に動態情報入力部を
    備え、前記動態情報入力部は、移動局の動態情報を入力
    して記憶する手段を有すると共に、基地局が移動局で入
    力された動態情報を取得するための通信を行う時に、基
    地局から移動局への着信時に呼出し音が発生する期間こ
    れを消音又は音量抑制する呼出し音制御時間設定手段を
    有し、呼出し音制御時間設定手段によって基地局から移
    動局への着信時に呼出し音が発生する期間にこれを消音
    又は音量抑制した後、動態情報に関するデータ通信を行
    うことを特徴とする、携帯電話を利用した簡易動態管理
    システム
  2. 【請求項2】 前記呼出し音制御時間を設定する手段
    が、前記携帯電話に内蔵されている、請求項1に記載の
    携帯電話を利用した簡易動態管理システム。
  3. 【請求項3】 前記呼出し音制御時間を設定する手段
    は、移動局の動態情報入手のためのデータ通信終了後に
    は、呼出し音を初期の状態に戻す手段を有している、請
    求項1又は2に記載の携帯電話を利用した簡易動態管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記基地局と前記移動局間のデータ通信
    の際に、移動局が利用した中継局の情報からその場所を
    特定する手段を基地局が備えている、請求項1又は2に
    記載の携帯電話を利用した簡易動態管理システム。
  5. 【請求項5】 移動局から基地局に電話通信するための
    回線として通常回線と緊急回線を備え、基地局は、移動
    局が緊急回線を用いて通信したときにはその移動局の識
    別コードを記憶する手段、及び該識別コードを当該移動
    局の動態情報及び位置情報と共に表示する手段を有して
    いる、請求項1又は2に記載の携帯電話を利用した簡易
    動態管理システム。
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