JP3446397B2 - Eepromの制御方法 - Google Patents

Eepromの制御方法

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JP3446397B2 JP14558695A JP14558695A JP3446397B2 JP 3446397 B2 JP3446397 B2 JP 3446397B2 JP 14558695 A JP14558695 A JP 14558695A JP 14558695 A JP14558695 A JP 14558695A JP 3446397 B2 JP3446397 B2 JP 3446397B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電気的に消去可能なプ
ログラマブルROMであるEEPROMの書き換え回数
を増大させるとともに、EEPROMの初期化の状態を
自動的に判別を可能にするEEPROMの制御方法に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来のEEPROMの制御方法は、図9
に示すようにアドレス0に例えばモータ速度、アドレス
1に1BINロック情報、アドレス2に2BINロック
情報のように各記録内容をそれぞれ単独のアドレスに記
憶するものであった。 【0003】また従来のEEPROMの制御方法におけ
る読み込み処理は、図10に示すようにアドレス0を読
み込み、次にモータ速度変数に記録し、次にアドレス1
ないしアドレス10を読み込み、BINロックINFO
変数に記録するものであった。書き込み処理において
は、図11に示すようにモータ速度をアドレス0に、1
BINロック情報ないし10BINロック情報をそれぞ
れアドレス1ないしアドレス10に必要に応じて個別に
書き込むものであった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のEEPRO
Mの制御方法は、各情報毎にEEPROMを寿命回数分
だけ書き込んだら、EEPROMが破壊されてしまい、
それ以降の動作が保証されなくなるという問題があっ
た。 【0005】すなわち、例えば10000回で寿命にな
るEEPROMを使用した場合において、2BINロッ
ク情報が割り当てられたアドレス2について10000
回書き込むことにより破壊に至った場合は、その他のB
INロック情報に割り当てられたアドレスが破壊されて
いなくても、全体の動作としては保証出来なくなるとい
う問題があった。 【0006】また、製品の出荷時に当たり、例えば図1
2に示すようにオペレータが何らかの方法で操作してE
EPROMの初期化を行う必要があるという問題があっ
た。 【0007】そこで本発明者は、アドレス0にオフセッ
トアドレスおよび補助情報を記憶するとともに、アドレ
ス1にブロック・チェック・コードを記憶し、アドレス
2以降に記録内容と書き込み回数をペアで書き込み、そ
のカウントが寿命回数に達したら一つ下のアドレスにシ
フトするとともに、前記オフセットアドレスおよびブロ
ック・チェック・コードを更新するという本発明の第1
の技術的思想に着眼するとともに、さらに内容読み込み
時において、ブロック・チェック・コードが一致するか
どうかをチェックすることにより初期化を自動判別する
という本発明の第2の技術的思想に着眼し、さらに研究
開発を重ねた結果、EEPROMの書き換え回数を増大
させて寿命を延ばすとともに、EEPROMの初期化の
状態の自動的判別を可能にするという目的を達成する本
発明に到達した。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のEEPROMの制御方法は、現在の情報
記録に使用しているブロックを示すオフセットアドレス
を記憶するとともに、該オフセットアドレスに所定の演
算を行って得られるブロック・チェック・コードを記憶
し、前記ブロックに記録内容と記録内容の書き込み回数
をペアで記録し、前記記録内容の書き込み回数がEEP
ROMの書き換え寿命回数に達したら、前記記録内容と
前記記録内容の書き込み回数を記録するブロックを他の
ブロックにシフトするとともに、前記オフセットアドレ
スおよびブロック・チェック・コードを更新するEEP
ROMの制御方法であって、EEPROMの読み込み処
理の際に、読み込んだ前記オフセットアドレスに前記所
定の演算を行った結果と記憶されているブロック・チェ
ック・コードが一致するかどうかをチェックして、EE
PROMの初期化を自動判別するものである。 【0009】 【作用】上記構成より成る第1発明のEEPROMの制
御方法は、現在の情報記録に使用しているブロックを示
すオフセットアドレスを記憶するとともに、該オフセッ
トアドレスに所定の演算を行って得られるブロック・チ
ェック・コードを記憶し、前記ブロックに記録内容と記
録内容の書き込み回数をペアで記録し、前記記録内容の
書き込み回数がEEPROMの書き換え寿命回数に達し
たら、前記記録内容と前記記録内容の書き込み回数を記
録するブロックを他のブロックにシフトするとともに、
前記オフセットアドレスおよびブロック・チェック・コ
ードを更新するものであって、EEPROMの読み込み
処理の際に、読み込んだ前記オフセットアドレスに前記
所定の演算を行った結果と記憶されているブロック・チ
ェック・コードが一致するかどうかをチェックして、E
EPROMの初期化を自動判別するものである。 【0010】 【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のEEPRO
Mの制御方法は、EEPROMの読み込み処理の際に、
読み込んだ前記オフセットアドレスに前記所定の演算を
行った結果と記憶されているブロック・チェック・コー
ドが一致するかどうかをチェックして、EEPROMの
初期化を自動判別するので、EEPROMの初期化の状
態の自動判別を可能にするという効果を奏する。 【0011】 【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。 【0012】(第1実施例) 本第1実施例のEEPROMの制御方法は、図1ないし
図7に示すようにCPU2に接続されるEEPROM1
のアドレス0にオフセットアドレスおよび補助情報を記
憶するとともに、アドレス1にブロック・チェック・コ
ードを記憶し、アドレス2以降にあってはアドレス2に
記録内容を書き込むとともにアドレス3に書き込み回数
をペアで書き込み、そのカウントが寿命回数に達したら
一つ下のアドレスにシフトし、かつ前記オフセットアド
レスおよびブロック・チェック・コードを更新するとと
もに、内容読み込み時において、ブロック・チェック・
コードが一致するかどうかをチェックすることにより初
期化を自動判別するものである。 【0013】本第1実施例のEEPROMの制御方法を
適用する装置は、キーロック機構付きのメールボックス
であり、10段の用紙排出トレイを有し、各BIN(ビ
ン)のキーロック情報(LOCK/UNLOCK)をパ
ワーオフ時も記憶しておくためにEEPROMが使用さ
れ、補助情報としてモータの動作速度(高速と低速の2
種類)も記憶する。 【0014】使用する前記EEPROM1は、図2に示
すような旭化成製のAK93C57によって構成され、
16bitデータによって特定のアドレスに独立してリ
ード/ライト可能であり、2048bitで、2Byt
e読み出し、2Byte書き込み、書換え保証1000
0回、データ保持10年という仕様のもので、データの
書き込みおよび読み出しは基本的に表1に示すようなシ
リアルによるコマンドで行うものである。 【表1】 【0015】上記キーロック機構付きのメールボックス
に使用するCPU2は、三菱電気製ワンチップマイコン
M38002によって構成され、図3に示すようにその
I/Oポートを前記EEPROM1であるAK93C5
7のコントロール端子に接続するものである。 【0016】本第1実施例のEEPROMの制御方法に
おいては、図1および図2に示すようにEEPROMの
全ワード(アドレス)中の先頭2ワードを特別な領域と
して取り扱うもので、第1ワード目(アドレス0)は、
下位バイトに現在の情報記録に使用しているオフセット
アドレス、上位バイトに書換え頻度の低い補助情報を記
録する。 【0017】すなわち、図1に示すように下位バイトに
現在のLOCK/UNLOCK情報記録に使用している
領域のオフセットアドレス、上位バイトにモータの動作
速度設定を記録する。モータの動作速度設定は、後述す
るBCCコードの演算結果により変化を与えるため、低
速は55H、高速はAAHの数値をセットしている。 【0018】第2ワード目(アドレス1)にブロック・
チェック・コード(BCCコード)を記録する。BCC
コードは、EEPROMにまだ情報が一度も書き込まれ
ていないことを判別する場合に有効なチェックコード
で、アドレス0の内容をもとに後述する手順で演算を行
う。 【0019】図4に示すようにまずアドレス0の内容を
上述したようにオフセットアドレスと補助情報に分割し
て排他的論理和を求める。得られた8bitデータの2
の補数を演算し、上位バイトに連結する。連結後の16
bitデータをBCCコードとして記憶する。 【0020】補助情報が2種類の数値を取り、EEPR
OMの最終アドレスが127の場合、アドレス0の内容
は全パターンを考慮しても126通り、さらにこの数値
にBCCコードが1対1に対応することになる。このB
CCコードは、表2に示す通りである。 【表2】【0021】第3ワード以降(アドレス2以降)にはそ
のシステム独自の記録内容とそのブロックの書き込み回
数がペアで書き込まれる。すなわちアドレス2には記録
内容が、アドレス3には書き込み回数が書き込まれる。
ロック情報は、図5に示すようにビット形式で1ないし
10BIN全てのLOCK/UNLOCK情報が記録さ
れ、ユーザーの指示によりリアルタイムに更新される。 【0022】書き込み回数は記録内容更新とともにカウ
ントアップされ、そのブロックの書き込み回数を記録す
る。カウント回数がそのEEPROMの寿命回数に達し
た時点で記録内容と書き込み回数のブロックは1つ下の
ブロックにシフトされ、前記アドレス0のオフセットア
ドレスとBCCコードが更新される。 【0023】記録内容と書き込み回数のブロックが最終
ブロックを越える場合は、再び先頭ブロックにポインタ
を戻し、本当のEEPROMの寿命まで処理を続ける。 【0024】上記構成より成る第1実施例のEEPRO
Mの制御方法の作用について、図6および図7に示すE
EPROMの読み込み処理および書き込み処理のフロー
に基づき説明する。 【0025】EEPROMの読み込み処理においては、
ステップ101においてEEPROMのアドレス0の内
容を読み込み、ステップ102においてBCCコードを
演算する。 【0026】ステップ103においてEEPROMのア
ドレス1の内容を読み込み、BCCコードのチェックを
行い、BCCコードが不一致の場合は新しいEEPRO
Mであると判断し、初期値を書き込む。 【0027】すなわちアドレス0の126通りのチェッ
クのみでは偶然に一致する確率は、126/65536
通りであるが、加えてBCCコードもチェックすること
により、2ワードとも偶然に一致する確率は126/
(65536)65536 通りまで減少し、実際の使用上偶
然の一致は殆どあり得ない。 【0028】また、未初期化のROMがそのようなラン
ダムなパターンを持つことは少なく、特定の数値で埋ま
っている場合が多いこともあり、上記のチェックで一致
しない場合は、新品のEEPROMであるとみなすこと
ができる。 【0029】ステップ104において、アドレス0にA
A02hを書き込み、ステップ105において、アドレ
ス1に58A8hを書き込み、ステップ106におい
て、アドレス2に0000hを書き込み、ステップ10
7において、アドレス3に0001hを書き込む。 【0030】BCCコードが一致する場合は、使用中の
EEPROMであると判断し、オフセットアドレスに従
いステップ108以降の正規のデータを読み込む処理に
移行し、ステップ110において実際にはオフセットア
ドレスの内容を読み込んでbin−lock−info
変数に格納する。 【0031】EEPROMの書き込み処理においては、
受信割り込み不許可で書き込みフラッグがオフの状態で
あって、ステップ201においてアドレスを0以外にセ
ットして、ステップ202において、アドレス1の内容
である書き込み回数を読み込む。 【0032】ステップ203において、読み込んだ書き
込み回数が10000回を越えた時には、ステップ20
4ないしステップ211のルーチン(A)において、書
き込み内容と書き込み回数のブロックを1つ下のブロッ
クにずらし、新たなオフセットアドレスをもとにして、
アドレス0と1の内容を更新して、ステップ21におい
て受信割り込みを許可にする。 【0033】上記書き込み回数が10000回を越えて
いない時は、ステップ212ないしステップ214のル
ーチン(B)において、書き込み内容を書き込んだ後、
書き込み回数をインクリメントする。 【0034】本第1実施例においては、補助情報にモー
タの動作速度を持っているので、その情報を更新する際
には、ステップ201において強制的にアドレスを0に
セットして、ルーチン(C)を通す。補助情報を更新す
るとBCCコードの内容も変化するので、再び演算して
アドレス1に書き込む。 【0035】上記作用を奏する第1実施例のEEPRO
Mの制御方法は、記録内容と書き込み回数をペアで書き
込み、そのカウントが寿命回数に達したら一つ下のペア
のアドレスに夫々シフトするとともに、アドレス0の前
記オフセットアドレスおよびアドレス1のブロック・チ
ェック・コードを更新して、EEPROM全体を有効に
活用するので、EEPROMの書き換え回数を増大させ
て寿命を延ばすという効果を奏する。 【0036】また第1実施例のEEPROMの制御方法
は、内容読み込み時において、前記アドレス1のブロッ
ク・チェック・コードが一致するかどうかをチェックす
ることにより初期化を自動判別するので、EEPROM
の初期化の状態の自動判別を可能にするという効果を奏
する。 【0037】さらに第1実施例のEEPROMの制御方
法は、現在の情報記録に使用している領域の前記オフセ
ットアドレスをアドレス0の下位バイトに記憶し、前記
書換え頻度の低い前記補助情報をアドレス0の上位バイ
トに記録され、あるアドレスにおいてそのカウントが寿
命回数に達したら、前記オフセットアドレスが更新され
るので、EEPROM全体を有効に活用して、EEPR
OMの書き換え回数を増大させて寿命を飛躍的に延ばす
という効果を奏する。 【0038】また第1実施例のEEPROMの制御方法
は、アドレス0の前記オフセットアドレスと補助情報と
の排他的論理和を求め、得られた8ビットデータの2の
補数を演算して、上位バイトに連結し、連結後の16ビ
ットデータをブロック・チェック・コードとしてアドレ
ス1に記憶して、ブロック・チェック・コードが一致す
るかどうかをチェックするので、EEPROMの初期化
の状態の確実な自動判別を可能にして、製品出荷時にお
ける作業者によるオペレーションによる強制的な初期化
を不要にするという効果を奏する。 【0039】さらに第1実施例のEEPROMの制御方
法は、記録内容へのアクセスをオフセットアドレスを介
して行うため、EEPROMの容量に関係無く対応する
ことが出来るという効果を奏する。 【0040】(第2実施例) 第2実施例のEEPROMの制御方法は、図8に示すよ
うに各BINに収容している用紙枚数等のように記録内
容が1つのアドレスに収まりきらない場合に対応するた
め、例えばアドレス2ないしアドレス4の複数のアドレ
スに記録内容を割り当てて記録ブロックを形成するとと
もに、記録ブロックの最後尾(例えばアドレス5)に書
き込み回数を記録し、カウント値が寿命回数に達したら
前記第1実施例と同様に下の記録ブロック(アドレス6
ないしアドレス9)にシフトするものである。 【0041】上記構成より成る第2実施例のEEPRO
Mの制御方法は、ある記録ブロックにおいてカウント値
が寿命回数に達したら下の記録ブロックにシフトするの
で、前記第1実施例と同様にEEPROM全体を有効に
活用するため、EEPROMの書き換え回数を増大させ
て寿命を延ばすという効果を奏する。 【0042】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。 【0043】また本発明は、EEPROMのデータ幅が
8bitであっても、前記第1実施例の補助情報を無く
し、オフセットアドレスを上位・下位4bitづつに分
解してBCCコードの演算を行うようにすることで対応
することが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例におけるEEPROMのア
ドレスの割り当てを示す説明図である。 【図2】本第1実施例で用いるEEPROMを示すブロ
ック図である。 【図3】本第1実施例で用いるCPUとEEPROMを
示すブロック図である。 【図4】本第1実施例におけるBCCコードの演算手順
を示す説明図である。 【図5】本第1実施例におけるロック情報の記録形態を
示す説明図である。 【図6】本第1実施例における読み込み処理のフローを
示すチャート図である。 【図7】本第1実施例における書き込み処理のフローを
示すチャート図である。 【図8】本発明の第2実施例におけるEEPROMのア
ドレスの割り当てを示す説明図である。 【図9】従来方法におけるEEPROMのアドレスの割
り当てを示す説明図である。 【図10】従来方法における読み込み処理のフローを示
すチャート図である。 【図11】従来方法における書き込み処理のフローを示
すチャート図である。 【図12】従来方法における初期化のフローを示すチャ
ート図である。 【符号の説明】 1 EEPROM 2 CPU
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16 G11C 16/02 G06F 12/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 現在の情報記録に使用しているブロック
    を示すオフセットアドレスを記憶するとともに、該オフ
    セットアドレスに所定の演算を行って得られるブロック
    ・チェック・コードを記憶し、 前記ブロックに記録内容と記録内容の書き込み回数をペ
    アで記録し、 前記記録内容の書き込み回数がEEPROMの書き換え
    寿命回数に達したら、前記記録内容と前記記録内容の書
    き込み回数を記録するブロックを他のブロックにシフト
    するとともに、前記オフセットアドレスおよびブロック
    ・チェック・コードを更新するEEPROMの制御方法
    であって、 EEPROMの読み込み処理の際に、読み込んだ前記オ
    フセットアドレスに前記所定の演算を行った結果と記憶
    されているブロック・チェック・コードが一致するかど
    うかをチェックして、EEPROMの初期化を自動判別
    することを特徴とするEEPROMの制御方法。
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