JPH08314807A - Eepromの制御方法 - Google Patents

Eepromの制御方法

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JPH08314807A
JPH08314807A JP14558695A JP14558695A JPH08314807A JP H08314807 A JPH08314807 A JP H08314807A JP 14558695 A JP14558695 A JP 14558695A JP 14558695 A JP14558695 A JP 14558695A JP H08314807 A JPH08314807 A JP H08314807A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EEPROMの書き換え回数を増大させて寿
命を延ばすとともに、EEPROMの初期化の状態の自
動的判別を可能にすること。 【構成】 CPU2に接続されるEEPROM1のアド
レス0にオフセットアドレスおよび補助情報を記憶する
とともに、アドレス1にブロック・チェック・コードを
記憶し、アドレス2以降にあってはアドレス2に記録内
容を書き込むとともにアドレス3に書き込み回数をペア
で書き込み、そのカウントが寿命回数に達したら一つ下
のアドレスにシフトし、かつ前記オフセットアドレスお
よびブロック・チェック・コードを更新するとともに、
内容読み込み時において、ブロック・チェック・コード
が一致するかどうかをチェックすることにより初期化を
自動判別するEEPROMの制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に消去可能なプ
ログラマブルROMであるEEPROMの書き換え回数
を増大させるとともに、EEPROMの初期化の状態を
自動的に判別を可能にするEEPROMの制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のEEPROMの制御方法は、図9
に示すようにアドレス0に例えばモータ速度、アドレス
1に1BINロック情報、アドレス2に2BINロック
情報のように各記録内容をそれぞれ単独のアドレスに記
憶するものであった。
【0003】また従来のEEPROMの制御方法におけ
る読み込み処理は、図10に示すようにアドレス0を読
み込み、次にモータ速度変数に記録し、次にアドレス1
ないしアドレス10を読み込み、BINロックINFO
変数に記録するものであった。書き込み処理において
は、図11に示すようにモータ速度をアドレス0に、1
BINロック情報ないし10BINロック情報をそれぞ
れアドレス1ないしアドレス10に必要に応じて個別に
書き込むものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のEEPRO
Mの制御方法は、各情報毎にEEPROMを寿命回数分
だけ書き込んだら、EEPROMが破壊されてしまい、
それ以降の動作が保証されなくなるという問題があっ
た。
【0005】すなわち、例えば10000回で寿命にな
るEEPROMを使用した場合において、2BINロッ
ク情報が割り当てられたアドレス2について10000
回書き込むことにより破壊に至った場合は、その他のB
INロック情報に割り当てられたアドレスが破壊されて
いなくても、全体の動作としては保証出来なくなるとい
う問題があった。
【0006】また、製品の出荷時に当たり、例えば図1
2に示すようにオペレータが何らかの方法で操作してE
EPROMの初期化を行う必要があるという問題があっ
た。
【0007】そこで本発明者は、アドレス0にオフセッ
トアドレスおよび補助情報を記憶するとともに、アドレ
ス1にブロック・チェック・コードを記憶し、アドレス
2以降に記録内容と書き込み回数をペアで書き込み、そ
のカウントが寿命回数に達したら一つ下のアドレスにシ
フトするとともに、前記オフセットアドレスおよびブロ
ック・チェック・コードを更新するという本発明の第1
の技術的思想に着眼するとともに、さらに内容読み込み
時において、ブロック・チェック・コードが一致するか
どうかをチェックすることにより初期化を自動判別する
という本発明の第2の技術的思想に着眼し、さらに研究
開発を重ねた結果、EEPROMの書き換え回数を増大
させて寿命を延ばすとともに、EEPROMの初期化の
状態の自動的判別を可能にするという目的を達成する本
発明に到達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のEEPROMの制御方法は、アドレス0
にオフセットアドレスおよび補助情報を記憶するととも
に、アドレス1にブロック・チェック・コードを記憶
し、アドレス2以降に記録内容と書き込み回数をペアで
書き込み、そのカウントが寿命回数に達したら一つ下の
アドレスにシフトするとともに、前記オフセットアドレ
スおよびブロック・チェック・コードを更新するもので
ある。
【0009】本発明(請求項2に記載の第2発明)のE
EPROMの制御方法は、第1発明において、内容読み
込み時において、ブロック・チェック・コードが一致す
るかどうかをチェックすることにより初期化を自動判別
するものである。
【0010】本発明(請求項3に記載の第3発明)のE
EPROMの制御方法は、前記第2発明において、現在
の情報記録に使用している領域の前記オフセットアドレ
スを下位バイトに記憶し、前記書換え頻度の低い前記補
助情報を上位バイトに記録するものである。
【0011】本発明(請求項4に記載の第4発明)のE
EPROMの制御方法は、前記第3発明において、前記
オフセットアドレスと補助情報との排他的論理和を求
め、得られた8ビットデータの2の補数を演算して、上
位バイトに連結し、連結後の16ビットデータをブロッ
ク・チェック・コードとして記憶するものである。
【0012】
【作用】上記構成より成る第1発明のEEPROMの制
御方法は、アドレス0にオフセットアドレスおよび補助
情報を記憶するとともに、アドレス1にブロック・チェ
ック・コードを記憶し、アドレス2以降に記録内容と書
き込み回数をペアで書き込み、そのカウントが寿命回数
に達したら一つ下のアドレスにシフトするとともに、前
記オフセットアドレスおよびブロック・チェック・コー
ドを更新するものである。
【0013】上記構成より成る第2発明のEEPROM
の制御方法は、内容読み込み時において、ブロック・チ
ェック・コードが一致するかどうかをチェックすること
により初期化を自動判別するものである。
【0014】上記構成より成る第3発明のEEPROM
の制御方法は、現在の情報記録に使用している領域の前
記オフセットアドレスを下位バイトに記憶し、前記書換
え頻度の低い前記補助情報を上位バイトに記録するもの
である。
【0015】上記構成より成る第4発明のEEPROM
の制御方法は、前記オフセットアドレスと補助情報との
排他的論理和を求め、得られた8ビットデータの2の補
数を演算して、上位バイトに連結し、連結後の16ビッ
トデータをブロック・チェック・コードとして記憶する
ものである。
【0016】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のEEPRO
Mの制御方法は、記録内容と書き込み回数をペアで書き
込み、そのカウントが寿命回数に達したら一つ下のアド
レスにシフトするとともに、前記オフセットアドレスお
よびブロック・チェック・コードを更新して、EEPR
OM全体を有効に活用するので、EEPROMの書き換
え回数を増大させて寿命を延ばすという効果を奏する。
【0017】上記作用を奏する第2発明のEEPROM
の制御方法は、内容読み込み時において、ブロック・チ
ェック・コードが一致するかどうかをチェックすること
により初期化を自動判別するので、EEPROMの初期
化の状態の自動判別を可能にするという効果を奏する。
【0018】上記作用を奏する第3発明のEEPROM
の制御方法は、現在の情報記録に使用している領域の前
記オフセットアドレスを下位バイトに記憶し、前記書換
え頻度の低い前記補助情報を上位バイトに記録され、あ
るアドレスにおいてそのカウントが寿命回数に達した
ら、前記オフセットアドレスが更新されるので、EEP
ROM全体を有効に活用するので、EEPROMの書き
換え回数を増大させて寿命を飛躍的に延ばすという効果
を奏する。
【0019】上記作用を奏する第4発明のEEPROM
の制御方法は、前記オフセットアドレスと補助情報との
排他的論理和を求め、得られた8ビットデータの2の補
数を演算して、上位バイトに連結し、連結後の16ビッ
トデータをブロック・チェック・コードとして記憶し
て、ブロック・チェック・コードが一致するかどうかを
チェックするので、EEPROMの初期化の状態の確実
な自動判別を可能にするという効果を奏する。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0021】(第1実施例)本第1実施例のEEPRO
Mの制御方法は、図1ないし図7に示すようにCPU2
に接続されるEEPROM1のアドレス0にオフセット
アドレスおよび補助情報を記憶するとともに、アドレス
1にブロック・チェック・コードを記憶し、アドレス2
以降にあってはアドレス2に記録内容を書き込むととも
にアドレス3に書き込み回数をペアで書き込み、そのカ
ウントが寿命回数に達したら一つ下のアドレスにシフト
し、かつ前記オフセットアドレスおよびブロック・チェ
ック・コードを更新するとともに、内容読み込み時にお
いて、ブロック・チェック・コードが一致するかどうか
をチェックすることにより初期化を自動判別するもので
ある。
【0022】本第1実施例のEEPROMの制御方法を
適用する装置は、キーロック機構付きのメールボックス
であり、10段の用紙排出トレイを有し、各BIN(ビ
ン)のキーロック情報(LOCK/UNLOCK)をパ
ワーオフ時も記憶しておくためにEEPROMが使用さ
れ、補助情報としてモータの動作速度(高速と低速の2
種類)も記憶する。
【0023】使用する前記EEPROM1は、図2に示
すような旭化成製のAK93C57によって構成され、
16bitデータによって特定のアドレスに独立してリ
ード/ライト可能であり、2048bitで、2Byt
e読み出し、2Byte書き込み、書換え保証1000
0回、データ保持10年という仕様のもので、データの
書き込みおよび読み出しは基本的に表1に示すようなシ
リアルによるコマンドで行うものである。
【表1】
【0024】上記キーロック機構付きのメールボックス
に使用するCPU2は、三菱電気製ワンチップマイコン
M38002によって構成され、図3に示すようにその
I/Oポートを前記EEPROM1であるAK93C5
7のコントロール端子に接続するものである。
【0025】本第1実施例のEEPROMの制御方法に
おいては、図1および図2に示すようにEEPROMの
全ワード(アドレス)中の先頭2ワードを特別な領域と
して取り扱うもので、第1ワード目(アドレス0)は、
下位バイトに現在の情報記録に使用しているオフセット
アドレス、上位バイトに書換え頻度の低い補助情報を記
録する。
【0026】すなわち、図1に示すように下位バイトに
現在のLOCK/UNLOCK情報記録に使用している
領域のオフセットアドレス、上位バイトにモータの動作
速度設定を記録する。モータの動作速度設定は、後述す
るBCCコードの演算結果により変化を与えるため、低
速は55H、高速はAAHの数値をセットしている。
【0027】第2ワード目(アドレス1)にブロック・
チェック・コード(BCCコード)を記録する。BCC
コードは、EEPROMにまだ情報が一度も書き込まれ
ていないことを判別する場合に有効なチェックコード
で、アドレス0の内容をもとに後述する手順で演算を行
う。
【0028】図4に示すようにまずアドレス0の内容を
上述したようにオフセットアドレスと補助情報に分割し
て排他的論理和を求める。得られた8bitデータの2
の補数を演算し、上位バイトに連結する。連結後の16
bitデータをBCCコードとして記憶する。
【0029】補助情報が2種類の数値を取り、EEPR
OMの最終アドレスが127の場合、アドレス0の内容
は全パターンを考慮しても126通り、さらにこの数値
にBCCコードが1対1に対応することになる。このB
CCコードは、表2に示す通りである。
【表2】
【0030】第3ワード以降(アドレス2以降)にはそ
のシステム独自の記録内容とそのブロックの書き込み回
数がペアで書き込まれる。すなわちアドレス2には記録
内容が、アドレス3には書き込み回数が書き込まれる。
ロック情報は、図5に示すようにビット形式で1ないし
10BIN全てのLOCK/UNLOCK情報が記録さ
れ、ユーザーの指示によりリアルタイムに更新される。
【0031】書き込み回数は記録内容更新とともにカウ
ントアップされ、そのブロックの書き込み回数を記録す
る。カウント回数がそのEEPROMの寿命回数に達し
た時点で記録内容と書き込み回数のブロックは1つ下の
ブロックにシフトされ、前記アドレス0のオフセットア
ドレスとBCCコードが更新される。
【0032】記録内容と書き込み回数のブロックが最終
ブロックを越える場合は、再び先頭ブロックにポインタ
を戻し、本当のEEPROMの寿命まで処理を続ける。
【0033】上記構成より成る第1実施例のEEPRO
Mの制御方法の作用について、図6および図7に示すE
EPROMの読み込み処理および書き込み処理のフロー
に基づき説明する。
【0034】EEPROMの読み込み処理においては、
ステップ101においてEEPROMのアドレス0の内
容を読み込み、ステップ102においてBCCコードを
演算する。
【0035】ステップ103においてEEPROMのア
ドレス1の内容を読み込み、BCCコードのチェックを
行い、BCCコードが不一致の場合は新しいEEPRO
Mであると判断し、初期値を書き込む。
【0036】すなわちアドレス0の126通りのチェッ
クのみでは偶然に一致する確率は、126/65536
通りであるが、加えてBCCコードもチェックすること
により、2ワードとも偶然に一致する確率は126/
(65536)65536 通りまで減少し、実際の使用上偶
然の一致は殆どあり得ない。
【0037】また、未初期化のROMがそのようなラン
ダムなパターンを持つことは少なく、特定の数値で埋ま
っている場合が多いこともあり、上記のチェックで一致
しない場合は、新品のEEPROMであるとみなすこと
ができる。
【0038】ステップ104において、アドレス0にA
A02hを書き込み、ステップ105において、アドレ
ス1に58A8hを書き込み、ステップ106におい
て、アドレス2に0000hを書き込み、ステップ10
7において、アドレス3に0001hを書き込む。
【0039】BCCコードが一致する場合は、使用中の
EEPROMであると判断し、オフセットアドレスに従
いステップ108以降の正規のデータを読み込む処理に
移行し、ステップ110において実際にはオフセットア
ドレスの内容を読み込んでbin−lock−info
変数に格納する。
【0040】EEPROMの書き込み処理においては、
受信割り込み不許可で書き込みフラッグがオフの状態で
あって、ステップ201においてアドレスを0以外にセ
ットして、ステップ202において、アドレス1の内容
である書き込み回数を読み込む。
【0041】ステップ203において、読み込んだ書き
込み回数が10000回を越えた時には、ステップ20
4ないしステップ211のルーチン(A)において、書
き込み内容と書き込み回数のブロックを1つ下のブロッ
クにずらし、新たなオフセットアドレスをもとにして、
アドレス0と1の内容を更新して、ステップ21におい
て受信割り込みを許可にする。
【0042】上記書き込み回数が10000回を越えて
いない時は、ステップ212ないしステップ214のル
ーチン(B)において、書き込み内容を書き込んだ後、
書き込み回数をインクリメントする。
【0043】本第1実施例においては、補助情報にモー
タの動作速度を持っているので、その情報を更新する際
には、ステップ201において強制的にアドレスを0に
セットして、ルーチン(C)を通す。補助情報を更新す
るとBCCコードの内容も変化するので、再び演算して
アドレス1に書き込む。
【0044】上記作用を奏する第1実施例のEEPRO
Mの制御方法は、記録内容と書き込み回数をペアで書き
込み、そのカウントが寿命回数に達したら一つ下のペア
のアドレスに夫々シフトするとともに、アドレス0の前
記オフセットアドレスおよびアドレス1のブロック・チ
ェック・コードを更新して、EEPROM全体を有効に
活用するので、EEPROMの書き換え回数を増大させ
て寿命を延ばすという効果を奏する。
【0045】また第1実施例のEEPROMの制御方法
は、内容読み込み時において、前記アドレス1のブロッ
ク・チェック・コードが一致するかどうかをチェックす
ることにより初期化を自動判別するので、EEPROM
の初期化の状態の自動判別を可能にするという効果を奏
する。
【0046】さらに第1実施例のEEPROMの制御方
法は、現在の情報記録に使用している領域の前記オフセ
ットアドレスをアドレス0の下位バイトに記憶し、前記
書換え頻度の低い前記補助情報をアドレス0の上位バイ
トに記録され、あるアドレスにおいてそのカウントが寿
命回数に達したら、前記オフセットアドレスが更新され
るので、EEPROM全体を有効に活用して、EEPR
OMの書き換え回数を増大させて寿命を飛躍的に延ばす
という効果を奏する。
【0047】また第1実施例のEEPROMの制御方法
は、アドレス0の前記オフセットアドレスと補助情報と
の排他的論理和を求め、得られた8ビットデータの2の
補数を演算して、上位バイトに連結し、連結後の16ビ
ットデータをブロック・チェック・コードとしてアドレ
ス1に記憶して、ブロック・チェック・コードが一致す
るかどうかをチェックするので、EEPROMの初期化
の状態の確実な自動判別を可能にして、製品出荷時にお
ける作業者によるオペレーションによる強制的な初期化
を不要にするという効果を奏する。
【0048】さらに第1実施例のEEPROMの制御方
法は、記録内容へのアクセスをオフセットアドレスを介
して行うため、EEPROMの容量に関係無く対応する
ことが出来るという効果を奏する。
【0049】(第2実施例)第2実施例のEEPROM
の制御方法は、図8に示すように各BINに収容してい
る用紙枚数等のように記録内容が1つのアドレスに収ま
りきらない場合に対応するため、例えばアドレス2ない
しアドレス4の複数のアドレスに記録内容を割り当てて
記録ブロックを形成するとともに、記録ブロックの最後
尾(例えばアドレス5)に書き込み回数を記録し、カウ
ント値が寿命回数に達したら前記第1実施例と同様に下
の記録ブロック(アドレス6ないしアドレス9)にシフ
トするものである。
【0050】上記構成より成る第2実施例のEEPRO
Mの制御方法は、ある記録ブロックにおいてカウント値
が寿命回数に達したら下の記録ブロックにシフトするの
で、前記第1実施例と同様にEEPROM全体を有効に
活用するため、EEPROMの書き換え回数を増大させ
て寿命を延ばすという効果を奏する。
【0051】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0052】また本発明は、EEPROMのデータ幅が
8bitであっても、前記第1実施例の補助情報を無く
し、オフセットアドレスを上位・下位4bitづつに分
解してBCCコードの演算を行うようにすることで対応
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるEEPROMのア
ドレスの割り当てを示す説明図である。
【図2】本第1実施例で用いるEEPROMを示すブロ
ック図である。
【図3】本第1実施例で用いるCPUとEEPROMを
示すブロック図である。
【図4】本第1実施例におけるBCCコードの演算手順
を示す説明図である。
【図5】本第1実施例におけるロック情報の記録形態を
示す説明図である。
【図6】本第1実施例における読み込み処理のフローを
示すチャート図である。
【図7】本第1実施例における書き込み処理のフローを
示すチャート図である。
【図8】本発明の第2実施例におけるEEPROMのア
ドレスの割り当てを示す説明図である。
【図9】従来方法におけるEEPROMのアドレスの割
り当てを示す説明図である。
【図10】従来方法における読み込み処理のフローを示
すチャート図である。
【図11】従来方法における書き込み処理のフローを示
すチャート図である。
【図12】従来方法における初期化のフローを示すチャ
ート図である。
【符号の説明】 1 EEPROM 2 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス0にオフセットアドレスおよび
    補助情報を記憶するとともに、アドレス1にブロック・
    チェック・コードを記憶し、 アドレス2以降に記録内容と書き込み回数をペアで書き
    込み、 そのカウントが寿命回数に達したら一つ下のアドレスに
    シフトするとともに、前記オフセットアドレスおよびブ
    ロック・チェック・コードを更新することを特徴とする
    EEPROMの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 内容読み込み時において、ブロック・チェック・コード
    が一致するかどうかをチェックすることにより初期化を
    自動判別することを特徴とするEEPROMの制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 現在の情報記録に使用している領域の前記オフセットア
    ドレスを下位バイトに記憶し、前記書換え頻度の低い前
    記補助情報を上位バイトに記録することを特徴とするE
    EPROMの制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記オフセットアドレスと補助情報との排他的論理和を
    求め、 得られた8ビットデータの2の補数を演算して、上位バ
    イトに連結し、 連結後の16ビットデータをブロック・チェック・コー
    ドとして記憶することを特徴とするEEPROMの制御
    方法。
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