JP3446091B2 - 集電リングアセンブリ - Google Patents

集電リングアセンブリ

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JP3446091B2
JP3446091B2 JP24718295A JP24718295A JP3446091B2 JP 3446091 B2 JP3446091 B2 JP 3446091B2 JP 24718295 A JP24718295 A JP 24718295A JP 24718295 A JP24718295 A JP 24718295A JP 3446091 B2 JP3446091 B2 JP 3446091B2
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JP
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fitted
ring
slip ring
shaft
base
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輝勝 玉生
浩 堀口
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Tokuriki Honten Co Ltd
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Tokuriki Honten Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸と固定軸と
を電気的に接合するために用いる集電リングアセンブリ
に関する。
【0002】
【従来の技術】集電リングアセンブリの従来例として
は、特開昭63ー53879号がある。この技術は、取
り付け台(板状部材)に複数個のスリップリングが絶縁
リング(絶縁部材)と絶縁スリーブによって積層し、取
り付け軸(軸状部材)の先端に形成してある雄ねじ部を
取り付け台に螺合したり、スリップリング内径に形成し
た雌ねじに取り付け台の端部から挿入したねじを螺合さ
せて一体に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような技術による
と、複数のスリップリングを積層するには非常に小径の
取り付け軸の外周に円筒状の絶縁スリーブを装着し、こ
の絶縁スリーブの外周に複数のスリップリングと絶縁リ
ングを交互に挿入するために小さな多くの部品を組み立
てるという非常に作業効率の悪い構造となっている。
【0004】また、全体を一体に固定するには、最後に
螺合して一体にしているが、この螺合の際にスリップリ
ングも微回動する場合があり、これにより軸線上に中心
があるスリップリングに偏心が生じ、その結果、集電リ
ングアセンブリの回転に際して偏心回転が起きて偏磨耗
が生じると共に磨耗が速いという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、軸中心
に孔を形成した脚部を有する絶縁性の基台の該脚部に導
電部材、筒状スリップリングおよび絶縁リング等を順次
嵌め、さらに軸部を有するスリップリングの該軸部を前
記脚部の孔に嵌めてその軸部の端部に導電部材を嵌めて
かしめることにより全一体に固着したことを特徴とす
る。
【0006】以上の構成によると、基台の脚部に全ての
部品を順次に嵌めて組み立て、しかも全体の固着を一箇
所のかしめによって行うために、全ての部品の軸心を一
致させることができ、各スリップリングの偏心がなく、
それによって円滑な回転運動が確保されることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は断面図、図2は解体斜視図であ
り、本実施例の集電リングアセンブリは2極用のもので
あり、したがって2個のスリップリングを備えている。
図において、1はスリップリングであり、同軸状態で円
柱状の軸部2が一体に形成されており、その端部には電
気信号を取り出す導電部材を嵌合させる嵌合部3が形成
され、中心には結合穴4が設けてある。
【0008】5は絶縁性の基台であり、円筒状の脚部6
が同軸状に一体に形成され、軸方向の中心には孔7が設
けてあり、基台の表面と裏面にはそれぞれ導電部材の導
入溝8、9が形成されている。10は筒状スリップリン
グであり、組み立て時にスリップリングの摺動面に傷を
付けないために一端に鍔11を有するが、必ずしも必須
のものではない。
【0009】12は導電部材であり、取り付け用のリン
グ部13と導電部14とより構成されており、集電リン
グアセンブリに組み立てるとリング部13が基台5の脚
部6に嵌まって導入溝8に嵌合し、上記筒状スリップリ
ング10に当接して電気信号を引き出すことになる。1
5は導電部材であり、取り付け用のリング部16と導電
部17とより構成されており、集電リングアセンブリに
組み立てると基台5の導入溝9に嵌まり、リング部16
が上記スリップリング1の嵌合部3に嵌合して電気信号
を引き出すことになる。
【0010】18はスリップリング1と筒状スリップリ
ング10の間に介在させる絶縁リングである。つぎに、
組み立て工程を説明する。基台5を脚部6を上にして設
置し、脚部6に導電部材12のリング部13を嵌めて導
入溝8内に嵌める。
【0011】このようにした基台5の脚部6に筒状スリ
ップリング10の鍔11をつまんで嵌め、上記導電部材
12に接触させる。さらに、この脚部6に絶縁リング1
8を嵌めて筒状スリップリング10に重ねる。そこで、
スリップリング1の軸部2を基台5の脚部6の孔7に挿
入し、筒状スリップリング10とは絶縁リング18を挟
んで絶縁状態が形成され、軸部2端部の嵌合部3は基台
5の裏面の導入溝9に突出する。このように嵌合部3が
突出している導入溝9に導電部材15を嵌めてリング部
16を嵌合部3に嵌合する。
【0012】このようにして各部品を組み立てた後、ス
リップリング1の軸部2の端部に形成してある結合穴4
を利用してかしめることにより導電部材15を挟むよう
に基台5に固定し、これによって全一体に固着すること
になる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、軸
中心に孔を形成した脚部を有する絶縁性の基台の脚部に
嵌めた筒状スリップリング、導電部材等を軸部を有する
スリップリングの軸部を脚部の孔に嵌めてその軸部の端
部に導電部材を嵌めてかしめることにより全一体に固着
して構成したことにより、基台の脚部に全ての部品を順
次に嵌めて組み立て、しかも全体の固着を一箇所のかし
めによって行うために、全ての部品の軸心を一致させる
ことができ、各スリップリングの偏心がなく、それによ
って円滑な回転運動が確保され、摺動部の偏磨耗を防ぐ
ことができる効果を有する。
【0014】また、絶縁性の基台を用いて組み付けるた
めに層極間の絶縁性に優れ、後に、基台を主軸回転体に
取り付けるにも絶縁する必要がないという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す断面図
【図2】解体斜視図
【符号の説明】
1 スリップリング 2 軸部 3 嵌合部 4 結合穴 5 基台 6 脚部 7 孔 8、9 導入溝 10 筒状スリップリング 12、15 導電部材 18 絶縁リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 39/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸中心に孔を形成した脚部を有する絶縁
    性の基台の該脚部に導電部材、筒状スリップリングおよ
    び絶縁リング等を順次嵌め、さらに軸部を有するスリッ
    プリングの該軸部を前記脚部の孔に嵌めてその軸部の端
    部に導電部材を嵌めてかしめることにより全一体に固着
    したことを特徴とする集電リングアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、基台の表面と裏面に
    それぞれ導入溝を形成し、その導入溝に導電部材を嵌め
    たことを特徴とする集電リングアセンブリ。
JP24718295A 1995-09-26 1995-09-26 集電リングアセンブリ Expired - Fee Related JP3446091B2 (ja)

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