JP3443022B2 - レーザ溶接モニタリング方法及び装置並びにレーザ溶接装置 - Google Patents

レーザ溶接モニタリング方法及び装置並びにレーザ溶接装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ溶接モニタリ
ング方法及び装置並びにレーザ溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のレーザ溶接装置の構成を示
すブロック図である。同図に示すように、本レーザ溶接
装置は、図示しないレーザ発振装置(CO2 レーザ、Y
AGレーザ等)から出力されたレーザ光1を、ミラー
2,3,4によって伝送しワーク5,6の突合せ溶接部
3に照射して、この突合せ溶接部3を溶接するようにな
っている。
【0003】また、レーザ溶接ヘッド13に設けられて
いるミラー4は図示しない回動手段によって直交軸4
a,4b回りにそれぞれ回動可能となっており、このミ
ラー4によってレーザ光1を突合せ溶接部3の溶接線に
沿う方向又はこの溶接線と直交する方向に移動させるよ
うになっている。
【0004】そして、このレーザ溶接装置には、レーザ
溶接モニタリング装置として、レーザ溶接ヘッド13の
前方に備えた開先検出装置7と、シームトラッキング
(開先倣い)コントローラ10とが設けられている。開
先検出装置7は半導体レーザ装置9とCCDカメラ8と
からなっている。
【0005】この開先検出装置7では、半導体レーザ装
置9によって突合せ溶接部3にスリットレーザ光11を
照射し、この照射部をCCDカメラ8で撮像して画像信
号をシームトラッキングコントローラ10に出力する。
シームトラッキングコントローラ10では、CCDカメ
ラ8から入力した画像信号を画像処理して、突合せ溶接
部3の開先ギャップの中央(溶接線)と、開先ギャップ
量(突合せ溶接部3の隙間の幅)とを求め、これらをパ
ーソナルコンピュータ12に出力する。
【0006】パーソナルコンピュータ12では、シーム
トラッキングコントローラ10から入力した溶接線や開
先ギャップ量に基づいて、レーザ溶接ヘッド7のミラー
4の回動制御や、ワーク5,6が載置されている図示し
ないX−Yテーブルの移動制御や、レーザ発振装置から
出力されるレーザ光1の強度制御などを行うようになっ
ている。
【0007】従って、上記構成のレーザ溶接装置では、
レーザ溶接モニタリング装置である開先検出装置7とシ
ームトラッキングコントローラ10とによって求めた突
合せ溶接部3の溶接線や開先ギャップ量に基づいて開先
倣いをすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレーザ溶接装置に備えたレーザ溶接モニタリング装
置では、次のような問題点がある。
【0009】 レーザ溶接ヘッド13に半導体レーザ
装置9とCCDカメラ8とからなる開先検出装置7を搭
載する必要があり、レーザ溶接ヘッド13が大型にな
る。 半導体レーザ装置9から照射されたレーザスリット
光11の反射光をCCDカメラ8で撮像して開先ギャッ
プ量等を計測するため、計測精度はワーク表面状況の影
響を受け易く、正確な計測ができない場合がある。 CCDカメラ8から出力された画像信号を画像処理
する必要から、このデータ処理に時間がかかり、開先ギ
ャップ量等の計測に時間がかかる。このため、溶接速度
が速い場合には対応できない場合がある。
【0010】従って本発明は上記従来技術に鑑み、レー
ザ溶接ヘッドを小型化することができ、ワーク表面状況
の影響を受けず、また、短時間で開先ギャップ量を計測
することができるレーザ溶接モニタリング方法及び装置
並びにレーザ溶接装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は次のような非常
に新しい知見に基づいてなされたものである。即ち、レ
ーザ光をワークの突合せ溶接部に照射して溶融させたと
き、この突合せ溶接部からの発光の振動周波数(発光強
度の高い周波数)が開先ギャップ量に応じて変化する。
この理由としては、レーザ光を照射したとき、突合せ溶
接部の溶融金属がプラズマの反力で振動し、この影響に
よって突合せ溶接部からの発光が振動すると共に、前記
溶融金属の振動周波数は開先ギャップ量に応じて異なる
ため、突合せ溶接部からの発光の振動周波数(発光強度
の高い周波数)も開先ギャップ量に応じて異なると考え
られる。何れにしても、開先ギャップ量の変化が突合せ
溶接部からの発光の振動周波数の変化として表れるた
め、この発光を検出して周波数解析すれば開先ギャップ
量が得られる。
【0012】かかる知見に基づいてなされた本発明のレ
ーザ溶接モニタリング方法及び装置並びにレーザ溶接装
置は上記課題を解決することができるものであり、具体
には次のように構成されている。
【0013】即ち、上記課題を解決する本発明のレーザ
溶接モニタリング方法は、突合せ溶接部にレーザ光を照
射して前記突合せ溶接部を溶接する際に、前記突合せ溶
接部からの発光を検出して周波数解析することにより、
発光強度の高い周波数を求め、この周波数から前記突合
せ溶接部の開先ギャップ量を求めることを特徴とする。
【0014】また、本発明のレーザ溶接モニタリング装
置は、突合せ溶接部にレーザ光を照射して前記突合せ溶
接部を溶接する際に、前記突合せ溶接部からの発光を検
出する発光検出手段と、この発光検出手段の検出信号を
周波数解析することにより、発光強度の高い周波数を求
める周波数解析手段と、この周波数解析手段によって求
めた前記周波数から前記突合せ溶接部の開先ギャップ量
を求める開先ギャップ量設定手段とを有することを特徴
とする。
【0015】また、本発明のレーザ溶接装置は、前記の
レーザ溶接モニタリング装置を備え、このレーザ溶接モ
ニタリング装置によって求めた開先ギャップ量に応じ
て、前記レーザ光の強度や移動速度等の溶接条件を制御
するよう構成したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0017】<構成>図1は本発明の実施の形態に係る
レーザ溶接装置の構成を示すブロック図である。同図に
示すように、ワーク21,22の突合せ溶接部23の上
方にレーザ溶接ヘッド24が位置しており、レーザ溶接
装置本体28に備えた図示しないレーザ発振装置(CO
2 レーザ、YAGレーザ等)から出力されたレーザ光3
3を、レーザ溶接ヘッド24に備えたレンズ32で集光
して突合せ溶接部23に照射し、この突合せ溶接部23
を溶接するようになっている。
【0018】突合せ溶接部23はワーク21と22とを
突き合わせて、できるだけ隙間(ギャップ)がないよう
にしているが、特に、ワーク21,22が大型構造物で
ある場合などには、突合せ溶接部全長に亘ってワーク2
1と22とを隙間なく接触させることはできず、図2に
示すように、突合せ溶接部23の一部には開先ギャップ
23aが生じる。また、この開先ギャップ量Gは突合せ
溶接部23の各位置よって異なる。
【0019】また、図1に示すように、レーザ溶接ヘッ
ド32にはフィラワイヤホルダ31が取り付けられてお
り、このフィラワイヤホルダ31を介して、フィラワイ
ヤ送給装置29からフィラワイヤ30がレーザ光33の
照射位置に所定の送給速度で供給されるようになってい
る。
【0020】そして、本レーザ溶接装置では、レーザ溶
接モニタリング装置として、発光検出手段であるフォト
ダイオード25と、周波数解析手段である周波数解析装
置26と、開先ギャップ量設定手段であるパーソナルコ
ンピュータ27とが設けられている。
【0021】フォトダイオード25は、ワーク21,2
2の突合せ溶接部23へレーザ光33を照射して突合せ
溶接部23を溶接する際に、突合せ溶接部23からの発
光を検出することができるように所定の角度でレーザ溶
接ヘッド32に取り付けられている。また、このフォト
ダイオード25の検出信号は、周波数解析装置26に出
力される。
【0022】周波数解析装置26では、フォトダイオー
ド25の検出信号を周波数解析することにより、発光強
度の高い周波数を求め、この周波数をパーソナルコンピ
ュータ27に出力する。
【0023】パーソナルコンピュータ27では、予め記
憶された開先ギャップ量と発光強度の高い周波数との関
係を表すデータと、周波数解析装置26で求められた発
光強度の高い周波数とから、突合せ溶接部23の開先ギ
ャップ量、即ち突合せ溶接部23の当該被検出位置(レ
ーザ光照射位置)における開先ギャップ量を設定する。
このパーソナルコンピュータ27で設定された開先ギャ
ップ量は、レーザ溶接装置本体28に出力される。
【0024】レーザ溶接装置本体28には図示しないレ
ーザ発振装置や制御装置などが備えられている。このレ
ーザ溶接装置本体28では、パーソナルコンピュータ2
7から入力した開先ギャップ量に応じて、レーザ光33
の強度や移動速度v等の溶接条件を制御する。
【0025】即ち、開先ギャップ量が小さいところでは
レーザ光33の強度を比較的小さくする一方、開先ギャ
ップ量が大きいところではレーザ光33の強度を大きく
して突合せ溶接部23の当該レーザ光照射位置を確実に
溶融させるように、開先ギャップ量に応じてレーザ発振
装置を制御する。また、開先ギャップ量が小さいところ
ではレーザ光33の移動速度vを比較的速くする一方、
開先ギャップ量が大きいところではレーザ光33の移動
速度vを遅くして突合せ溶接部23の当該レーザ光照射
位置を確実に溶融させるように、開先ギャップ量に応じ
てレーザ溶接ヘッド24の図示しない駆動装置を制御す
る。
【0026】更には、本レーザ溶接装置ではフィラワイ
ヤ30を供給して突合せ溶接を行うよになっているた
め、開先ギャップ量が小さいところではフィラワイヤ3
0の送給速度を比較的遅くする一方、開先ギャップ量が
大きいところではフィラワイヤ30の送給速度を速くし
てより多くのフィラワイヤ30を供給することにより、
この大きく開いている当該レーザ光照射位置の開先ギャ
ップを塞ぐように、開先ギャップ量に応じてフィラワイ
ヤ送給装置29を制御する。
【0027】<作用・効果>従って、上記構成のレーザ
溶接装置では、ワーク21,22の突合せ溶接部23に
レーザ光24を照射すると、このときの突合せ溶接部2
3からの発光をフォトダイオード25によって検出す
る。
【0028】具体的には、フォトダイオード25では、
その角度に応じて、ワーク表面のプラズマ(プラズマプ
ルーム)の発光量、または、このワーク表面のプラズマ
と開先ギャップ内部(キーホール内部)のプラズマの発
光量の和を検出する。何れにしても、突合せ溶接部23
からの発光をフォトダイオード25で検出することによ
って、開先ギャップ量の変化を突合せ溶接部23からの
発光の振動周波数の変化としてとらえることができる。
【0029】そして、このフォトダイオード25の検出
信号を周波数解析装置26で周波数解析して、発光強度
の高い周波数を求める。即ち、図3に例示するような周
波数解析結果が得られる。図3は突合せ溶接の開先ギャ
ップ量と発光周波数解析結果とを示す説明図である。
【0030】図3において、横軸は周波数、縦軸は発光
強度(相対的な値)、Gは開先ギャップ量である。図3
に示すように、それぞれの開先ギャップ量Gに応じて発
光強度の高い周波数が異なっている。即ち、開先ギャッ
プ量Gが0.4mmの場合には発光強度の高い周波数は
5kHZ であるが、開先ギャップ量Gが0.6mm、
0.8mm、1.4mm、1.6mmと増加するにした
がって、発光強度の高い周波数は低下している(図中の
▽部)。このことを整理すると図4のようになる。図4
は突合せ溶接の開先ギャップ量と発光ピーク周波数の関
係を示す説明図である。
【0031】図4において、横軸は開先ギャップ量、縦
軸は発光強度の高い周波数(発光ピーク周波数)であ
る。この図4からも、開先ギャップ量が0.05mm以
上では、開先ギャップ量が0.1mm、0.2mm、
0.3mm、0.4mmと増加するにしたがって発光強
度の高い周波数が低下しているのがわかる。このこと
は、開先ギャップ量が大きくなるにしたがって溶融金属
の振動周波数が小さくなることと対応していると考えら
れる。
【0032】次に、周波数解析装置26で求められた発
光強度の高い周波数はパーソナルコンピュータ27へ出
力され、このパーソナルコンピュータ27で前記周波数
に基づいて開先ギャップ量が設定される。
【0033】そして、この開先ギャップ量に基づいて、
レーザ溶接装置本体28ではレーザ光33の強度や移動
速度v及びフィラワイヤ30の送給速度を制御し、突合
せ溶接部23を確実に溶接する。
【0034】以上のように、本実施の形態によれば、突
合せ溶接部23にレーザ光33を照射して突合せ溶接部
23を溶接する際に、突合せ溶接部23からの発光をフ
ォトダイオード25で検出して周波数解析装置26で周
波数解析することにより、発光強度の高い周波数を求
め、この周波数からパーソナルコンピュータ27で突合
せ溶接部23の開先ギャップ量を求めるため、ワーク表
面の状況に影響されることなく開先ギャップ量を正確に
計測することができる。
【0035】また、このレーザ溶接モニタリング装置で
は、従来の画像処理に比べてデータ処理に時間がかから
ず、短時間で開先ギャップ量を計測することができる。
従って、この開先ギャップ量をフィードバックしてレー
ザ光33の強度や移動速度v等の溶接条件を変更するこ
とも短時間で行うことができ、溶接速度が速い場合にも
対応できる。
【0036】また、このレーザ溶接モニタリング装置を
レーザ溶接装置に備える場合、レーザ溶接ヘッド24に
はフォトダイオード25を取り付けるだけでよいため、
従来に比べてレーザ溶接ヘッド24を非常に小型化する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、本発明のレーザ溶接モニタリング方法
は、突合せ溶接部にレーザ光を照射して前記突合せ溶接
部を溶接する際に、前記突合せ溶接部からの発光を検出
して周波数解析することにより、発光強度の高い周波数
を求め、この周波数から前記突合せ溶接部の開先ギャッ
プ量を求めることを特徴とする。
【0038】また、本発明のレーザ溶接モニタリング装
置は、突合せ溶接部にレーザ光を照射して前記突合せ溶
接部を溶接する際に、前記突合せ溶接部からの発光を検
出する発光検出手段と、この発光検出手段の検出信号を
周波数解析することにより、発光強度の高い周波数を求
める周波数解析手段と、この周波数解析手段によって求
めた前記周波数から前記突合せ溶接部の開先ギャップ量
を求める開先ギャップ量設定手段とを有することを特徴
とする。
【0039】従って、このレーザ溶接モニタリング方法
及び装置によれば、ワーク表面の状況に影響されること
なく開先ギャップ量を正確に計測することができる。ま
た、従来の画像処理に比べてデータ処理に時間がかから
ず、短時間で開先ギャップ量を計測することができる。
従って、この開先ギャップ量をフィードバックしてレー
ザ光の強度や移動速度等の溶接条件を変更することも短
時間で行うことができ、溶接速度が速い場合にも対応す
ることができる。
【0040】また、本発明のレーザ溶接装置は、前記の
レーザ溶接モニタリング装置を備え、このレーザ溶接モ
ニタリング装置によって求めた開先ギャップ量に応じ
て、前記レーザ光の強度や移動速度等の溶接条件を制御
するよう構成したことを特徴とする。
【0041】従って、このレーザ溶接装置によれば、レ
ーザ溶接モニタリング装置によって求めた開先ギャップ
量に応じてレーザ光の強度や移動速度等の溶接条件を制
御するため、突合せ溶接部を確実し溶接することがで
き、しかも、レーザ溶接ヘッドには発光検出手段を取り
付けるだけでよいため、従来に比べてレーザ溶接ヘッド
を非常に小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレーザ溶接装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す突合せ溶接部を拡大して示す説明図
である。
【図3】突合せ溶接の開先ギャップ量と発光周波数解析
結果とを示す説明図である。
【図4】突合せ溶接の開先ギャップ量と発光ピーク周波
数の関係を示す説明図である。
【図5】従来のレーザ溶接装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
21,22 ワーク 23 突合せ溶接部 23a 開先ギャップ 24 レーザ溶接ヘッド 25 フォトダイオード 26 周波数解析装置 27 パーソナルコンピュータ 28 レーザ溶接装置本体 29 フィラワイヤ送給装置 30 フィラワイヤ 31 フィラワイヤホルダ 32 レンズ 33 レーザ光 G 開先ギャップ量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 義男 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社 高砂研究所内 (72)発明者 長島 是 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 赤羽 崇 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (56)参考文献 特開 平9−10970(JP,A) 特開 昭63−192562(JP,A) 特開 平9−136175(JP,A) 特開 平8−267241(JP,A) 特開 昭61−46389(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 - 26/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突合せ溶接部にレーザ光を照射して前記
    突合せ溶接部を溶接する際に、前記突合せ溶接部からの
    発光を検出して周波数解析することにより、発光強度の
    高い周波数を求め、この周波数から前記突合せ溶接部の
    開先ギャップ量を求めることを特徴とするレーザ溶接モ
    ニタリング方法。
  2. 【請求項2】 突合せ溶接部にレーザ光を照射して前記
    突合せ溶接部を溶接する際に、前記突合せ溶接部からの
    発光を検出する発光検出手段と、 この発光検出手段の検出信号を周波数解析することによ
    り、発光強度の高い周波数を求める周波数解析手段と、 この周波数解析手段によって求めた前記周波数から前記
    突合せ溶接部の開先ギャップ量を求める開先ギャップ量
    設定手段とを有することを特徴とするレーザ溶接モニタ
    リング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載するレーザ溶接モニタリ
    ング装置を備え、このレーザ溶接モニタリング装置によ
    って求めた開先ギャップ量に応じて、前記レーザ光の強
    度や移動速度等の溶接条件を制御するよう構成したこと
    を特徴とするレーザ溶接装置。
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