JP3442429B2 - ポリマーからリチウム化合物を除去する方法 - Google Patents

ポリマーからリチウム化合物を除去する方法

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリマーからアルカリ金
属化合物を分離する方法に係わる。特に本発明は、共役
ジエン及び/またはアルケニル芳香族炭化水素モノマー
単位を含むポリマーから、アルカリ金属化合物を除去す
る方法に係わる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】これま
でに、ポリマー、特に共役ジエンポリマーから、所定の
アルカリ金属化合物、特にリチウム化合物を分離する方
法は幾つか提案されている。一般にかかる方法は、ポリ
マー及びアルカリ金属含有組成物を水及び/または酸と
接触させることを含む。かかる問題に伴なう基本的な問
題は、各方法でポリマー中に不純物が導入され、ポリマ
ーが少なくとも最終用途に適当となるには、その不純物
を除去する必要があることである。かかる方法ではかな
り複雑な別個のステップが工程に追加される。分離処理
はそこそこうまく行くが、少なくとも少量の不純物がポ
リマー組成物中に残留することが多い。更に、分離ステ
ップを追加すると、種々の最終用途のためにポリマー組
成物を調製するステップがかなり複雑となる。従って、
不純物を導入することなく、しかも極めて複雑な“クリ
ーンアップ(clean−up)”または精製ステップ
を導入することなく、共役ジエン及び/またはアルケニ
ル芳香族炭化水素モノマーを含むポリマーからアルカリ
金属化合物、特にリチウム化合物を分離する方法が必要
であることは容易に明らかである。
【0003】共役ジエン及び/またはアルケニル芳香族
炭化水素を含むポリマーからアルカリ金属化合物、特に
リチウム化合物を分離する従来方法の前述の欠点及び他
の欠点は、アルカリ金属族化合物、特にリチウム化合物
を分離する本発明方法及びそれによって与えられる改善
処理によって解消されるか、または少なくとも大幅に低
減され得ることが判明した。従って本発明の目的は、共
役ジエン及び/またはアルケニル芳香族炭化水素モノマ
ーを含むポリマーからアルカリ金属化合物、特にリチウ
ム化合物を分離する優れた方法を提供することである。
本発明の別の目的は、不純物を導入することなくアルカ
リ金属化合物が分離されるように改善された方法を提供
することである。本発明の更に別の目的は、より少ない
処理ステップでまたは少なくともより単純な処理ステッ
プでアルカリ金属化合物を分離し得るように改善された
方法を提供することである。本明細書に記載の本発明の
説明及び実施例から、前述及び他の目的及び利点は明ら
かとなろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述及
び他の目的及び利点は、共役ジオレフィン及び/または
アルケニル芳香族炭化水素モノマーを含むポリマーから
アルカリ金属化合物、特にリチウム化合物を、分離を行
なうのに適当な吸着剤または吸着剤の混合物を使用して
分離する方法において達成される。吸着剤は勿論固体と
し、そうすると物理的分離手段によってポリマー組成物
から容易に分離することもできるし、アルカリ金属化合
物含有組成物をかかる固体吸着剤の固定床上に通すこと
もできる。当然ながらこのような分離によって全ての固
体化合物は分離されるが、何も導入されることはなく、
ポリマー組成物は、分離処理の結果、導入される不純物
をいっさい含まない。
【0005】所定のアルカリ金属化合物を分離する本発
明の優れた方法は、アルカリ金属化合物分離ステップの
結果として、導入される不純物を全く含まないポリマー
を生成するという利点を与えると共に、固体吸着剤を分
離するのに必要なステップを排除し、この方法を使用し
たときには、実際、工程に追加ステップを導入すること
はない。所定のアルカリ金属化合物はポリマー組成物か
ら、ポリマー溶液を適当な固体吸着剤と接触させること
により除去することができる。
【0006】適当な固体吸着剤としては、アルミナ、シ
リカアルミナ及びシリカを含む高い表面積の吸着剤を挙
げることができる。適当な高表面積固体吸着剤は、0.
15〜12mmの粒径及び30〜10,000Åの細孔
径を有する。上記範囲内の固体吸着剤は、乾燥時には上
記範囲内で大きい方の粒径及び細孔径でよく作用し、湿
潤時には上記範囲内で小さい方の粒径及び細孔径でよく
作用する。適当な固体吸着剤を湿潤状態で使用する場
合、細孔容積の約10〜100%が水分で占められる。
この範囲内で含水量の高い方が、上記範囲内で最小の細
孔径及び粒径に最も適している。
【0007】一般に、所定のアルカリ金属化合物を分離
する際は、ポリマーを適当な溶剤中に、溶液全体の1〜
30重量%の濃度で存在させ、所定のアルカリ金属化合
物は、ポリマーの0.005〜5重量%の濃度で存在さ
せるとよい。一般に、温度5〜100℃、圧力1〜42
バール(0〜600psig)及び公称滞留時間10〜
100分間で接触させる。当然ながら、液体低分子量ポ
リマーは溶剤なし(即ち100%固体含有量)で本発明
の方法に使用することができる。
【0008】一般に、本発明の方法は、アルカリ金属ま
たはアルカリ金属化合物の触媒または開始剤を使用して
製造された、共役ジエン及び/またはアルケニル芳香族
炭化水素モノマー単位を含む任意のポリマーから所定の
アルカリ金属化合物を分離するために使用することがで
きる。かかるポリマーは、ランダムまたはブロックタイ
プの直鎖状、分枝状またはラジカルであり得る。このよ
うなポリマーとしては、アルカリ金属またはアルカリ金
属化合物の触媒または開始剤を使用して共重合するモノ
マー類のポリマー、例えば1つ以上の共役ジエンモノマ
ー単位を含むポリマー、1つ以上の共役ジエン及び1つ
以上のアルケニル芳香族炭化水素モノマーを含むポリマ
ー、並びに、アルケニル芳香族炭化水素モノマー単位を
含むポリマーを挙げることができる。一般に、共役ジエ
ンは4〜12個の炭素原子を含む。適当な共役ジエンの
例としては、1,3−ブタジエン、イソプレン、ピペリ
レン、メチルペンタジエン、フェニルブタジエン、3,
4−ジメチル−1,3−ヘキサジエン、4,5−ジエチ
ル−1,3−オクタジエンなどを挙げることができる。
アルケニル芳香族炭化水素モノマーは一般に8〜14個
の炭素原子を含む。その例としては、スチレン、種々の
アルキル置換スチレン〔例えばα−メチルスチレン、エ
チルスチレンなど〕、アルコキシスチレン〔例えばパラ
メトキシスチレン、エトキシスチレンなど〕、ビニルナ
フタレン、ビニルトルエンなどを挙げることができる。
ポリマーは、アルカリ金属化合物分離ステップの間に水
素化することもできるし、ニート(neat)とするこ
ともできるが、一般には、リチウム化合物を分離してか
ら水素化するのが望ましい。
【0009】上述したように、アルカリ化合物を除去す
るときはポリマーは一般に溶液状態であるが、先に述べ
たように液体ポリマーについてはこれは必ずしもそうで
はない。ポリマーは、製造されたときと同じ溶剤中にあ
るのが好ましいが、実際には、実質的に任意の適当な炭
化水素溶剤を使用してポリマーを溶液化することができ
る。適当な溶剤としては、勿論限定的ではないが、パラ
フィン、シクロパラフィン、アルキル置換シクロパラフ
ィン、芳香族及びアルキル置換芳香族といった、いずれ
も1分子当たり6〜10個の炭素原子を含む炭化水素を
挙げることができる。特に適した溶剤としては、ベンゼ
ン、トルエン、シクロヘキサン、シクロペンタン、メチ
ルシクロヘキサン、n−ブタン、n−ヘキサン、n−ヘ
プタンなどを挙げることができる。ジエチルエーテル、
テトラヒドロフランなどのエーテル類を使用することも
できる。周知のごとく、1種以上の上記溶剤中でポリマ
ーを調製することもできるし、または、製造に使用した
溶剤を適当な手段を用いて分離し、必要であれば異なる
溶剤中にポリマーを溶解することもできる。
【0010】前述したように、アルカリ金属化合物は、
適当な固体吸着剤と接触させることにより分離される。
一般に固体吸着剤は、ポリマーを基準にして1〜50重
量%の濃度で使用する。当然ながら、固体吸着剤の濃度
が高いほどより効果的であり、一般に接触時間を短縮し
得ることが理解される。アルカリ金属化合物は、分離処
理の前及び少なくとも開始時は溶解または懸濁状態であ
る。
【0011】前述したように、ポリマー溶液を適当な固
体吸着剤床上に通すこともできるし、固体吸着剤をポリ
マー溶液と適当に混合し、次いで物理的分離手段を使用
して分離することもできる。適当な物理的分離手段とし
ては、遠心分離、濾過または沈降を挙げることができ
る。有効な遠心分離手段としては遠心機及びサイクロン
を挙げることができる。適当な濾過手段としては回転及
び固定床濾過装置などを挙げることができる。平行板分
離器におけるデカンテーションまたは沈降を使用して、
適当な固体吸着剤をポリマー溶液から分離することもで
きる。ポリマー溶液を適当な固体吸着剤の固定床上に通
すことは、最終用途のポリマーを製造するのに必要なス
テップ数を減らせるので好ましい。
【0012】通常、アルカリ金属化合物を触媒または開
始剤として使用したときにポリマー中に一般に認められ
るアルカリ金属化合物は、アルカリ金属化合物重合ポリ
マーをカップリングした結果生成されるアルカリ金属化
合物と同様に、本発明の方法を用いてポリマーから分離
することができる。しかしながら、最も一般的に分離さ
れるアルカリ金属化合物は、アルカリ金属触媒または開
始剤を失活させたときに通常生成される化合物である。
このような化合物としては、アルカリ金属水素化物、ア
ルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属水酸化物、また
はカップリングの結果生成される化合物を挙げることが
できる。この点に関して言えば、ポリマーをカップリン
グする場合、ジビニルベンゼン、シリコンハロゲン化物
などの当分野において周知の任意のカップリング剤を使
用することができる。
【0013】場合によっては、上記方法の分離を増強す
るためにアルコールを使用し得ることも重要である。ア
ルコールは一般に、より大きな粒径及び細孔径の固体吸
着剤を用いて分離を行なうときにそれを増強する。メタ
ノールのようなアルコールを使用する場合は、アルカリ
金属水素化物及びアルカリ金属水酸化物のようなアルカ
リ金属触媒または開始剤を失活させたときに生成される
アルカリ金属化合物は、対応するアルカリ金属アルコキ
シドに変換される。この変換は、アルカリ金属ハロゲン
化物を分離する場合にアルコールを使用すると起こるこ
とは明らかである。これは、分離がより困難なアルカリ
金属化合物を、より容易に分離されるアルカリ金属アル
コキシドに変換するという更なる利点を有する。アルコ
ールを使用する場合は一般に、アルカリ金属化合物1モ
ル当たり0.1〜10モルの濃度で使用する。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、ア
ルミナを使用して、共役ジエン及びアルケニル芳香族炭
化水素モノマーを含むポリマーからリチウムハロゲン化
物及び/またはリチウムメトキシドを分離する。最も好
ましい実施態様においては、ポリマーは、少なくとも1
つの共役ジエンモノマーブロックと少なくとも1つの芳
香族炭化水素モノマーブロックとからなるブロックコポ
リマーである。最も好ましい実施態様においては、共役
ジエンはイソプレンまたはブタジエンであり、アルケニ
ル芳香族炭化水素モノマーはスチレンである。好ましい
実施態様においては、ポリマー溶液は、溶液全体を基準
にしてポリマーが濃度5〜25重量%になるよう希釈す
る。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、ア
ルミナとリチウム化合物含有ポリマーとを、温度15〜
60℃、全圧2.7〜15バール(25〜200psi
g)及び公称滞留時間20〜100分間で接触させる。
アルミナは、ポリマーを基準にして5〜25重量%の濃
度で使用する。
【0016】本発明並びにその好ましい実施態様及び最
も好ましい実施態様を一般的に記述したが、以下の実施
例を参照すれば本発明はより明らかとなろう。しかしな
がら、これらの実施例は単に説明の目的で与えるもので
あり、本発明を限定するものではないことを理解された
い。
【0017】
【実施例】実施例1 この実施例においては、粒径約1.6mm及び細孔径6
00Åを有するシリカを使用して、数平均分量が60,
000のブタジエンポリマーブロックと数平均分子量が
10,000のスチレンポリマーブロックとを含むSB
Sブロックコポリマーから臭化リチウムを分離した。ポ
リマー及び臭化リチウムは、75重量%シクロヘキサン
及び25重量%イソペンタンからなる溶剤中に濃度35
重量%で溶解した。分離の間、シクロヘキサンを更に加
えることによりポリマー濃度を17.8重量%にまで低
下させた。ポリマー溶液は385ppmの臭化リチウム
を含んでいた。シリカと臭化リチウム含有ポリマー溶液
とを、温度25℃、周囲圧力及び滞留時間72時間で接
触させた。この実施例においては3種類の異なる実験
(run)を行なった。第1実験ではシリカを乾燥状態
で使用し、第2実験では、細孔の50容量%に水を充填
したシリカを使用し、第3実験では、細孔の100容量
%に水を充填したシリカを使用した。72時間後、ポリ
マーをデカントし、テトラヒドロフランで希釈し、臭化
物含有量を分析した。乾燥吸着剤では臭化物の27.4
%が除去され、50%湿潤吸着剤では臭化物の79.1
%が除去され、100%湿潤シリカ試料では臭化物の8
7.9重量%が除去された。各ケースにおいて、3オン
スのポリマーセメントを吸着剤と共に壜に入れ、壜を中
速で72時間回転させることにより分離を行なった。
【0018】実施例2 この実施例においては、粒径が約1.6mmであり細孔
径が主に30〜10,000Åであるアルミナを使用し
て、数平均分量が60,000のブタジエンポリマーブ
ロックと数平均分子量が10,000のスチレンポリマ
ーブロックとを含むブロックコポリマーから臭化リチウ
ムを分離した。まずポリマーを、75%シクロヘキサン
及び25%イソペンテンからなる溶剤中に溶解し、次い
でポリマーを、溶液全体を基準にして濃度35重量%か
ら17.8重量%まで希釈した。ポリマー溶液は385
ppmの臭化リチウムを含んでいた。アルミナと臭化リ
チウム含有ポリマー溶液とを温度25℃、周囲圧力及び
滞留時間72時間で接触させた。この実施例においても
3種類の異なる実験を行なった。第1実験ではアルミナ
を乾燥状態で使用し、第2実験では、細孔容積の50%
に水を充填したアルミナを使用し、第3実験では、細孔
容積の100%に水を充填したアルミナを使用した。各
実験の完了後、ポリマーセメントをデカントし、テトラ
ヒドロフランで希釈し、臭化物濃度を分析した。3種類
の実験において実際に分離された臭化物の量は、アルミ
ナが乾燥のときは24.0重量%、アルミナが50%湿
潤のときは57.3重量%、アルミナが100%湿潤の
ときは76.6重量%であった。
【0019】実施例3 この実施例においては、実施例2で使用したアルミナに
代えて、粒径が約4.0mmであり細孔径が主に30〜
10,000Åであるアルミナを使用し、実施例2の3
種の実験を繰り返した。実験完了後、ポリマーの臭化物
含有量を分析した。除去された臭化物の量は、アルミナ
を乾燥状態で使用したときは59.9重量%、アルミナ
を50%湿潤状態で使用したときは47.7重量%、ア
ルミナを100%湿潤状態で使用したときは91.0重
量%であった。
【0020】実施例4 この実施例においては、実施例2で使用したアルミナに
代えて、粒径約0.8mm及び細孔径約90Åのアルミ
ナを使用し、実施例2の3種の実験を繰り返した。実験
完了後、ポリマーを分析し、実際に除去された臭化物の
量を測定した。この実施例において実際に除去された臭
化物の量は、アルミナを乾燥状態で使用したときは3
7.0重量%、アルミナを50%湿潤状態で使用したと
きは72.6重量%、アルミナを100%湿潤状態で使
用したときは87.3重量%であった。
【0021】実施例5 この実施例においては、実施例2で使用したアルミナに
代えて、粒径約1.3mm及び細孔径約90Åのアルミ
ナを使用し、実施例2の3種の実験を繰り返した。この
実施例において除去されたリチウムの量は、アルミナが
乾燥のときは39.3重量%、アルミナが50%湿潤の
ときは77.7重量%、アルミナが100%湿潤のとき
は54.8重量%であった。
【0022】実施例6 この実施例においては、実施例2で使用したアルミナに
代えて、粒径が約0.2mmであり細孔径が主に30〜
10,000Åであるアルミナを使用し、実施例2の実
験を繰り返した。実験完了後、アルミナを乾燥状態で使
用したときはリチウムの71.8重量%が除去され、ア
ルミナを50%湿潤状態で使用したときはリチウムの9
6.9重量%が除去され、アルミナを100%湿潤状態
で使用したときはリチウムの95.8重量%が除去され
たことが判明した。
【0023】実施例7 この実施例においては、粒径が約0.6mmのアルミナ
を使用して実施例6の実験を繰り返した。実験完了後、
アルミナを乾燥状態で使用したときはリチウムの60.
2重量%が除去され、アルミナを50%湿潤状態で使用
したときはリチウムの92.4重量%が除去され、アル
ミナを100%湿潤状態で使用したときはリチウムの8
9.8重量%が除去されたことが判明した。
【0024】実施例8 この実施例においては、粒径が約1.8mmのアルミナ
を使用して実施例6の3種類の実験を繰り返した。実験
完了後、アルミナを乾燥状態で使用したときはリチウム
の53.1重量%が除去され、アルミナを50%湿潤状
態で使用したときはリチウムの60.2重量%が除去さ
れ、アルミナを100%湿潤状態で使用したときはリチ
ウムの88.1重量%が除去されたことが判明した。
【0025】実施例9 この実施例においては、粒径1.6mm及び細孔径60
0Åを有するシリカを使用して、数平均分量が60,0
00のブタジエンポリマーブロックと数平均分子量が1
0,000のスチレンポリマーブロックとを含むSBS
ブロックコポリマーから臭化リチウムを分離した。ここ
でも、まずポリマーを、75%シクロヘキサン及び25
%イソペンタンからなる溶剤中に溶解した。最初ポリマ
ーは溶液中に溶液全体を基準にして35重量%で存在し
たが、19重量%まで希釈してからリチウムを除去し
た。ポリマーフィードストック溶液は442ppmの臭
化リチウムを含んでいた。シリカと臭化リチウム含有ポ
リマー溶液とを、温度25℃、周囲圧力及び滞留時間7
2時間で接触させた。この実施例においても3種類の異
なる実験を行なった。第1実験ではシリカを乾燥状態で
使用し、第2実験では、細孔容積の50%に水を充填し
たシリカを使用し、第3実験では、細孔容積の100%
に水を充填したシリカを使用した。3オンスのポリマー
溶液を必要量のシリカと共にジャーに入れ、ジャーを中
速で回転させることにより、ポリマーをシリカと接触さ
せた。シリカと混合する前に、ポリマーにメタノール
を、ポリマー中のリチウム1モル当たり5.5モルのメ
タノール濃度で加えた。この実施例における3種類の実
験において除去されたリチウムの量は、シリカが乾燥の
ときは82.1重量%、シリカが50%湿潤のときは9
7.3重量%、シリカが100%湿潤のときは96.8
重量%であった。
【0026】実施例10 この実施例においては、シリカに代えて、粒径が約1.
6mmであり細孔径が主に30〜10,000Åである
アルミナを使用し、実施例9の3種類の実験を繰り返し
た。これら3種類の実験において除去されたリチウムの
量は、アルミナが乾燥のときは76.4重量%、アルミ
ナが50%湿潤のときは75.7重量%、アルミナが1
00%湿潤のときは91.2重量%であった。
【0027】実施例11 この実施例においては、シリカに代えて、粒径が約4.
0mmであり細孔径が主に30〜10,000Åである
アルミナを使用し、実施例9の実験を繰り返した。実験
完了後、アルミナが乾燥のときはリチウムの83.1重
量%が除去され、アルミナが50%湿潤のときはリチウ
ムの46.7重量%が除去され、アルミナが100%湿
潤のときはリチウムの80.8重量%が除去されたこと
が判明した。
【0028】実施例12 この実施例においては、シリカに代えて、粒径約0.8
mm及び細孔径約90Åのアルミナを使用し、実施例9
の3種類の実験を繰り返した。実験完了後、アルミナが
乾燥のときはリチウムの75.9重量%が除去され、ア
ルミナが50%湿潤のときはリチウムの79.1重量%
が除去され、アルミナが100%湿潤のときはリチウム
の69.5重量%が除去されたことが判明した。
【0029】実施例13 この実施例においては、シリカに代えて、粒径約1.3
mm及び細孔径約90Åのアルミナを使用し、実施例9
の3種類の実験を繰り返した。実験完了後、アルミナが
乾燥のときはリチウムの80.0重量%が除去され、ア
ルミナが50%湿潤のときはリチウムの82.8重量%
が除去され、アルミナが100%湿潤のときはリチウム
の66.8重量%が除去されたことが判明した。
【0030】実施例14 この実施例においては、シリカに代えて、粒径が約0.
2mmであり細孔径が主に30〜10,000Åである
アルミナを使用し、実施例9の3種類の実験を繰り返し
た。実験完了後、アルミナが乾燥のときはリチウムの8
7.2重量%が除去され、アルミナが50%湿潤のとき
はリチウムの96.8重量%が除去され、アルミナが1
00%湿潤のときはリチウムの97.3重量%が除去さ
れたことが判明した。
【0031】実施例15 粒径が約0.6mmのアルミナを使用して実施例14の
3種類の実験を繰り返し、以下の結果を得た。アルミナ
が乾燥のときはリチウムの84.5重量%が除去され、
アルミナが50%湿潤のときはリチウムの93.6重量
%が除去され、アルミナが100%湿潤のときはリチウ
ムの96.3重量%が除去された。
【0032】実施例16 粒径が約1.8mmのアルミナを使用して実施例14の
3種類の実験を繰り返し、以下の結果を得た。アルミナ
が乾燥のときはリチウムの90.4重量%が除去され、
アルミナが50%湿潤のときはリチウムの71.5重量
%が除去され、アルミナが100%湿潤のときはリチウ
ムの94.4重量%が除去された。この実施例において
アルミナが50%湿潤状態のときに得られた結果は、実
施例14及び15において得られた結果と比較すると幾
分例外的であるが、その理由は明らかでない。
【0033】実施例1〜16に示したデータを吟味し、
実施例9〜16で得られた結果を実施例1〜8の結果と
比較することにより明らかなように、最も有効な吸着剤
は、アルコールを使用しない場合には50または100
%の水分を含むものであり、アルコール、特にメタノー
ルを使用すると、特に吸着剤が乾燥状態のときに分離が
増強される。吸着剤の50%含水量は中程度の粒径及び
細孔径で最も有効であり、一方、100%含水量は小粒
子及び小細孔径で最も有効であると見られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤロスラブ・ジヨージ・バラス アメリカ合衆国、テキサス・77069、ヒ ユーストン、バーミユーダ・デユネス・ レーン・5603 (72)発明者 ロラリー・アン・ローガン アメリカ合衆国、テキサス・77459、ミ ズーリ・シテイ、ダブル・レイク・ドラ イブ・3103 (56)参考文献 特開 昭64−54016(JP,A) 実公 昭35−3396(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 6/00 - 6/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の共役ジエンモノマーブ
    ロック及び少なくとも1種のアルケニル芳香族炭化水素
    モノマーブロックを含むブロックコポリマーから所定の
    アルカリ金属化合物を分離する方法であって、前記ブロ
    ックコポリマーは液体形状であるか又は溶液状態にあ
    り、かつ1種以上のアルカリ金属化合物を含んでおり、 (a)前記ブロックコポリマーを、アルミナ、シリカ−
    アルミナ、シリカ、及びこれらの混合物からなる群から
    選択され、かつその細孔容積の10〜100%が水分で
    占められている固体吸着剤と接触させるステップ、 (b)必要に応じて前記ブロックコポリマー溶液から前
    記固体吸着剤を分離するステップ、及び (c)アルカリ金属化合物量が減少したブロックコポリ
    マーを回収するステップからなる方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(a)における公称接触時
    間が10〜180分間である請求項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記共役ジエンモノマーが、ブタジエン
    及びイソプレンからなる群から選択され、前記アルケニ
    ル芳香族炭化水素モノマーがスチレンである請求項1
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ブロックコポリマーが適当な液体炭
    化水素中に含有され、前記ブロックコポリマーの濃度
    が、溶液全体を基準にして1〜30重量%である請求項
    1からのいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記固体吸着剤の濃度が5〜25重量%
    である請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(a)が、前記アルカリ金
    属化合物含有ブロックコポリマーを前記固体吸着剤の固
    定床上に通すことを含む請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記アルカリ金属化合物の分離を増強す
    るために水の不在下でアルコールを使用し、このアルコ
    ールをアルカリ金属化合物1モル当たり0.1〜10モ
    ルアルコールの濃度で用いる請求項1からのいずれか
    一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記固体吸着剤と組み合わせてメタノー
    ルを使用してアルカリ金属化合物の分離を行なう請求項
    に記載の方法。
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