JP3440474B2 - ディジタル信号処理カメラ - Google Patents
ディジタル信号処理カメラInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガンマ補正、ニ
ー処理及びホワイトクリップ等の映像信号処理をディジ
タル信号処理で行うディジタル信号処理カメラに関す
る。 【0002】 【従来の技術】一般に、CCD(Charge Coupled Devic
e :電荷結合デバイス)撮像素子の出力信号は、映像信
号の標準となるダイナミックレンジを100%とすると
きの6倍(600%)以上の広いダイナミックレンジを
有する。このような広いダイナミックレンジは、例え
ば、カメラ出力用の映像信号を映し出すモニタ自体がそ
んなに広いダイナミックレンジを持っていないため必要
ないものである。 【0003】一方、現在、映像信号用に用いられている
A/D、D/A変換器の変換可能ビット数は10ビット
が最大である。 【0004】上述した600%以上というCCD出力信
号の広いダイナミックレンジに対し、上記10ビットの
A/D変換器でこれを直接A/D変換すると量子化ノイ
ズが大きくなり、S/N(Signal to Noise ratio)が悪
くなる。この量子化ノイズを抑えるためには、A/D変
換器でA/D変換する以前に600%のダイナミックレ
ンジを半分以下に圧縮する必要がある。このため、プリ
ニー処理等により、A/D変換の前に240%までダイ
ナミックレンジを圧縮することが行われている。 【0005】そして、240%のダイナミックレンジに
対してA/D変換器では、10ビットのビット割り当て
を行っている。 【0006】実際に映像信号は、1VP-P という規制が
あるので、上記CCDを用いたカメラは、600%以上
のダイナミックレンジを最終的に100〜120%程度
に圧縮しなければならない。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上述
のように240%のダイナミックレンジに対して行った
ビットの割り当ては、ダイナミックレンジが最終的に例
えば120%程度に圧縮されてもそのままの状態であっ
た。すなわち、A/D変換以後の量子化ステップは、ダ
イナミックレンジが120%程度に圧縮されても240
%のダイナミックレンジのときの量子化ステップと同じ
であった。そのため、ガンマ補正、ニー処理及びホワイ
トクリップ等のカメラ信号処理のプロセス出力の量子化
ステップをあまり小さくできず、例えばペデスタルレベ
ルを動かしてしまったときの映像信号の変動の調整が細
かくできなかった。さらに、量子化誤差も小さくでき
ず、S/Nの劣化を防げなかった。 【0008】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたものであり、カメラ信号処理を行うディジタル信号
処理部のプロセス出力の量子化ステップを小さくし、よ
って量子化誤差も小さくできるディジタル信号処理カメ
ラの提供を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
信号処理カメラは、入力された撮像信号をディジタル信
号に変換して信号処理するディジタル信号処理カメラに
おいて、アナログの上記撮像信号入力をディジタル撮像
信号に変換するA/D変換器と、上記A/D変換器から
入力される入力ディジタル信号を信号処理するディジタ
ル信号処理回路とを有し、上記ディジタル信号処理回路
は、上記A/D変換器からの上記入力ディジタル信号の
ダイナミックレンジを1/2以下に圧縮すると共に、上
記入力ディジタル信号に所定の演算を施した後の演算結
果ディジタル信号の整数部の、上記入力ディジタル信号
の少なくとも最上位ビットに対応する上位ビットを削除
し、削除した整数部の上位ビットの代わりに、上記演算
結果ディジタル信号の小数点部の少なくとも1ビット目
を付加することにより上記課題を解決する。 【0010】上記出力を下位側に1ビットずらして割り
当てるのは、ディジタル信号処理回路では、120%以
上のダイナミックレンジを表現するビットが不要のため
である。そして、下位側にずらされた1ビットは分解能
を上げることになる。 【0011】 【作用】本発明に係るディジタル信号処理カメラは、デ
ィジタル信号処理回路がA/D変換器からの入力ディジ
タル信号のダイナミックレンジを1/2以下に圧縮する
ことに応じて、上記入力ディジタル信号に所定の演算を
施した後の演算結果ディジタル信号の整数部の、上記入
力ディジタル信号の少なくとも最上位ビットに対応する
上位ビットを削除し、削除した整数部の上位ビットの代
わりに、上記演算結果ディジタル信号の小数点部の少な
くとも1ビット目を付加するので、分解能を上げること
ができる。 【0012】 【実施例】以下、本発明に係るディジタル信号処理カメ
ラの一実施例を図面を参照しながら説明する。先ず、図
1を用いて、本発明に係るディジタル信号処理カメラの
一実施例の回路構成を説明する。 【0013】この図1において、本実施例は、被写体か
らの光を電気信号に変換するCCD1と、このCCD1
からの映像信号をサンプルホールド及び増幅するプリア
ンプ2と、このプリアンプ2からのアナログ映像信号の
白バランスや黒バランス、ゲインアップ、シューディン
グ補正及びプリニー処理を行う映像増幅回路(以下VA
回路という)3と、このVA回路3で処理されたアナロ
グ映像信号をディジタル映像信号に変換するA/D変換
器4と、このA/D変換器4からのディジタル映像信号
にガンマ補正、ニー処理及びホワイトクリップ等の信号
処理を施すディジタル信号処理(Digital Signal Proce
ssing :以下DSPという)回路5と、このDSP回路
5からの処理信号に端子16から入力される利得を乗算
する乗算器6と、この乗算器6からの乗算結果を例えば
NTSC規格に準拠したディジタル映像信号に変換する
エンコーダ回路7と、このエンコーダ回路7からのディ
ジタル映像信号をアナログ信号に変換し出力端子12か
ら出力するD/A変換器8と、同様にエンコーダ回路7
からの輝度信号Y、色差信号R−Y及びB−Yのディジ
タル信号をアナログ信号に変換し、出力端子13、14
及び15を介して出力するD/A変換器9、10及び1
1とを有し、特に、上記A/D変換器4とDSP回路5
を用い、該DSP回路5はA/D変換器4からのディジ
タル信号のダイナミックレンジを1/2以下に圧縮する
ように信号処理を行う。そして、ダイナミックレンジの
圧縮に応じてA/D変換器4からの上記入力ディジタル
信号に所定の演算を施した後の演算結果ディジタル信号
の整数部の、上記入力ディジタル信号の少なくとも最上
位ビットに対応する上位ビットを削除し、削除した整数
部の上位ビットの代わりに、上記演算結果ディジタル信
号の小数点部の少なくとも1ビット目を付加する。 【0014】次に、上記構成の本実施例の各部について
説明する。先ず、上記CCD1は、光導電効果によって
半導体内に生じた負の電荷をパルス電圧によって順次取
り出すようにしたものである。このCCD1の出力信号
は、標準となるダイナミックレンジの600%以上の広
いダイナミックレンジを有する。 【0015】上記プリアンプ2は、上記VA回路3で行
われる白バランスや黒バランス、ゲインアップ及びシュ
ーディング補正等の処理のために、上記CCD1から供
給される映像信号をサンプリングし、VA回路3での処
理中における供給映像信号の変化に備えてサンプリング
値をホールドし、そして増幅する。 【0016】上記VA回路3は、上記プリアンプ2から
の映像信号(アナログ信号)に対して、白と黒のバラン
ス、暗い所での撮影の際にゲインを上げて電気的に信号
を増幅して明るくするゲインアップ、上記CCD1の周
辺と中央での感度の違いから映像に影がついてしまうの
を補正するシューディング補正等を行う。また、プリニ
ー回路(VA回路3に含まれる)で上記CCD1の出力
時の600%以上のダイナミックレンジを240%に圧
縮する。 【0017】上記A/D変換器4は、上記VA回路3に
て白と黒のバランス、ゲインアップ及びシューディング
補正等が行われ、さらに240%に圧縮されたアナログ
の映像信号をディジタルの映像信号に変換する。このと
きこのA/D変換器4では、240%のダイナミックレ
ンジを10ビットでビット割り当て(以下、ビットアサ
インという)る。そして、このA/D変換されたディジ
タル映像信号は、DSP回路5に供給される。 【0018】上記DSP回路5は、上記A/D変換器4
からのディジタル映像信号に対して、ブラウン管の輝度
特性の非リニア性を撮像側で補正するガンマ補正、白を
圧縮するニー処理、白をクリップするホワイトクリップ
を行う。そして、最終的に、ダイナミックレンジを10
0〜120%に圧縮する。 【0019】上記エンコーダ7は、供給されたディジタ
ル映像信号をNTSC映像信号に調整する。 【0020】上記D/A8、9、10及び11は、上記
エンコーダからのディジタル映像信号をアナログ映像信
号に変換する。 【0021】次に、上記図1の構成を持つ本実施例の各
部での信号レベル(ダイナミックレンジ)の変化を図2
を用いて説明する。図2は、本実施例の各部での信号レ
ベルを示す図である。図2の(A)は図1のプリアンプ
2の出力での信号レベル、(B)は映像増幅回路3の出
力及びA/D変換器4の出力での信号レベル、(C)は
DSP5内のガンマ補正での信号レベル、(D)はDS
P5の出力での信号レベルを示す。 【0022】図2の(A)に示した信号レベルを持つ信
号、すなわち600%以上のダイナミックレンジを持つ
信号は、映像増幅回路3でのプリニー処理により、
(B)に示すようにダイナミックレンジのピークが24
0%に圧縮された信号となる。 【0023】図2の(B)に示したダイナミックレンジ
の信号は、DSP5で行われるガンマ補正(例えばγ=
0.45)により、(C)に示すように148(=2.40.45
×100)%のダイナミックレンジの信号に圧縮され
る。そして、最終的にはニー処理により、図2の(D)
に示すように100〜120%のダイナミックレンジを
持つ信号に圧縮される。 【0024】ここで、上記A/D変換器4は、240%
のダイナミックレンジを持つアナログ信号を10ビット
のディジタルデータに変換するものであり、240%の
ダイナミックレンジを持つ信号の最大レベルをオーバー
フローなく、すなわち210(正確には210−1)までの
数値により表現できるようにしている。また、DSP回
路5は、100〜120%のダイナミックレンジに圧縮
された10ビットのデータを出力する。このときのビッ
ト割り当て(以下ビットアサインという)としては、ダ
イナミックレンジの圧縮の比率が1/2以下であること
を考慮して、下位側に1ビットずらした10ビットデー
タを取り出すようにしている。すなわち、DSP回路5
での演算結果データの整数部の最上位の10ビット目の
代わりに少数点以下1ビット目を付加して出力してい
る。図3と図4を用いてそれを説明する。 【0025】図3は本実施例のA/D変換器4とDSP
回路5を信号レベルの変化と共に示した図であり、図4
はA/D変換器4とDSP回路5の出力のビットアサイ
ンを示した図である。 【0026】特に、図4のAはA/D変換器4が240
%のダイナミックレンジを持つアナログ信号をディジタ
ル信号に変換した10ビットデータを示している。ま
た、図4のBはDSP回路5により所定の演算が行われ
最終的に得られた演算結果を示し、図4のCはDSP回
路5が出力する10ビットデータを示している。 【0027】図3の入力端子21からA/D変換器4に
は、図1に示した映像増幅回路3からの240%のダイ
ナミックレンジを持つアナログ信号が供給される。この
A/D変換器4は、240%のダイナミックレンジのア
ナログ信号を図4のAに示すような10ビットのディジ
タルデータ(各ビットをD9 、D8 ・・・D1 、D0と
する)に変換する。ここで、10ビットのディジタルデ
ータは、各ビットD9、D8 ・・・D1 、D0 が29 、
28 ・・・21 、20 の各数値に対応し、240%のダ
イナミックレンジのアナログ信号をオーバーフローさせ
ないで表現するものである。この図4のAに示された1
0ビットのディジタルデータD9 、D8・・・D1 、D
0 を基に、DSP回路5が所定の演算を行う。この演算
の過程では、加減乗除により上記10ビットの範囲より
も上位側や下位側にも値が算出されることがある。その
ため演算語長は10ビットよりも長くとるのが一般的で
ある。図4のBは、このような演算結果を表しておりD
9'、D8'・・・D1'、D0'の各ビットは上記入力データ
D9 、D8 ・・・D1 、D0 の各ビットと対応して
29 、28 ・・・21 、20 を表し、これらの10ビッ
トD9'、D8'・・・D1'、D0'よりも上位側の例えばD
10' は210を表し、またD9'、D8'・・・D1'、D0'よ
り下位側のD-1' 、D-2' ・・・はそれぞれ2-1、2-2
・・・を表すものである。 【0028】ところで、上述したように上記DSP回路
5での所定の演算により、ダイナミックレンジは100
〜120%にまで圧縮される。すなわち、ダイナミック
レンジが入力データの1/2以下となることより、図4
のBに示された演算結果の10ビット目以上のビットデ
ータD9'、D10' ・・・は全て“0”となる。したがっ
て、演算結果を10ビットで表現する場合は、図4のC
の破線で示すビットデータD9'が不必要となることに着
目し、その1ビット分を整数部のビットデータD0’よ
りも下位側の少数部1ビット目のビットデータD-1' を
付加して出力している。この図4のCに示すビットデー
タD-1' は、Bに示す演算結果のビットデータD-1' を
そのまま用いているが、ビットデータD-2' を四捨五入
する等の処理を施すようにしてもよい。いずれにして
も、DSP回路5での演算結果データの整数部の10ビ
ット目の代わりに少数点以下1ビット目を付加して10
ビットとして出力することにより、量子化ステップを小
さくでき、分解能を上げることができる。 【0029】ここで、上記エンコーダ7の出力も、ビデ
オカメラの一般的なフォーマットであるD1、D2の規
格に合ったビット割り振りで出すことが要求され上記エ
ンコーダ7の出力のビット割り振りも変える。そして、
上記エンコーダ7でNTSCの映像信号に準拠されたデ
ィジタル映像信号は、D/A変換器8により、アナログ
映像信号に変換され、出力端子12を介してモニタ等へ
供給される。また、上記エンコーダ7からの輝度信号
Y、色差信号R−Y及びB−Yのディジタル信号は、D
/A変換器9、10及び11に供給され、アナログ映像
信号に変換された後、出力端子13、14及び15を介
してVTR等に記録される。 【0030】また、上記エンコーダ7は、セットアップ
等が必要な場合もあるので乗算器を入れ必要なビット割
り振りに変更する。こうすることにより、種々の要求に
対応できる。しかし、映像信号の可変範囲が余り大きく
ないので、乗算器は、簡単なものでよい。 【0031】以上のように本実施例においては、A/D
変換時のビットの割り当てに用いたMSB1ビット分を
分解能をあげるために下位側にずらして割り当てるた
め、例えばペデスタルレベルを動かしたときの信号の飛
びを半分にすることができ調整が細かく行える。また、
DSP内部の丸め誤差を小さくできるので、これによる
S/N劣化を防ぐことができる。 【0032】なお、本発明に係るディジタル信号処理カ
メラは、上記実施例にのみ限定されるわけではなく、例
えば、ダイナミックレンジの1/2以下の圧縮に応じ
て、上記入力ディジタル信号に所定の演算を施した後の
演算結果ディジタル信号の整数部の、上記入力ディジタ
ル信号の少なくとも最上位ビットに対応する上位ビット
を削除し、削除した整数部の上位ビットの代わりに、上
記演算結果ディジタル信号の小数点部の例えば1ビット
目,2ビット目,3ビット目を付加してもよい。 【0033】 【発明の効果】本発明に係るディジタル信号処理カメラ
は、ディジタル信号処理回路がA/D変換器からのディ
ジタル信号のダイナミックレンジを1/2以下に圧縮す
ることに応じて、上記入力ディジタル信号に所定の演算
を施した後の演算結果ディジタル信号の整数部の、上記
入力ディジタル信号の少なくとも最上位ビットに対応す
る上位ビットを削除し、削除した整数部の上位ビットの
代わりに、上記演算結果ディジタル信号の小数点部の少
なくとも1ビット目を付加するので、分解能を上げるこ
とができ、例えば、ペデスタルレベルを可変とした時、
信号が飛ぶのを小さくできる。また、信号処理でのまる
め誤差を小さくできるのでこれによるS/Nを小さくで
きる。さらに、入力の1ビット分だけ出力を下位側にず
らすだけなので簡単である。
ー処理及びホワイトクリップ等の映像信号処理をディジ
タル信号処理で行うディジタル信号処理カメラに関す
る。 【0002】 【従来の技術】一般に、CCD(Charge Coupled Devic
e :電荷結合デバイス)撮像素子の出力信号は、映像信
号の標準となるダイナミックレンジを100%とすると
きの6倍(600%)以上の広いダイナミックレンジを
有する。このような広いダイナミックレンジは、例え
ば、カメラ出力用の映像信号を映し出すモニタ自体がそ
んなに広いダイナミックレンジを持っていないため必要
ないものである。 【0003】一方、現在、映像信号用に用いられている
A/D、D/A変換器の変換可能ビット数は10ビット
が最大である。 【0004】上述した600%以上というCCD出力信
号の広いダイナミックレンジに対し、上記10ビットの
A/D変換器でこれを直接A/D変換すると量子化ノイ
ズが大きくなり、S/N(Signal to Noise ratio)が悪
くなる。この量子化ノイズを抑えるためには、A/D変
換器でA/D変換する以前に600%のダイナミックレ
ンジを半分以下に圧縮する必要がある。このため、プリ
ニー処理等により、A/D変換の前に240%までダイ
ナミックレンジを圧縮することが行われている。 【0005】そして、240%のダイナミックレンジに
対してA/D変換器では、10ビットのビット割り当て
を行っている。 【0006】実際に映像信号は、1VP-P という規制が
あるので、上記CCDを用いたカメラは、600%以上
のダイナミックレンジを最終的に100〜120%程度
に圧縮しなければならない。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上述
のように240%のダイナミックレンジに対して行った
ビットの割り当ては、ダイナミックレンジが最終的に例
えば120%程度に圧縮されてもそのままの状態であっ
た。すなわち、A/D変換以後の量子化ステップは、ダ
イナミックレンジが120%程度に圧縮されても240
%のダイナミックレンジのときの量子化ステップと同じ
であった。そのため、ガンマ補正、ニー処理及びホワイ
トクリップ等のカメラ信号処理のプロセス出力の量子化
ステップをあまり小さくできず、例えばペデスタルレベ
ルを動かしてしまったときの映像信号の変動の調整が細
かくできなかった。さらに、量子化誤差も小さくでき
ず、S/Nの劣化を防げなかった。 【0008】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたものであり、カメラ信号処理を行うディジタル信号
処理部のプロセス出力の量子化ステップを小さくし、よ
って量子化誤差も小さくできるディジタル信号処理カメ
ラの提供を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
信号処理カメラは、入力された撮像信号をディジタル信
号に変換して信号処理するディジタル信号処理カメラに
おいて、アナログの上記撮像信号入力をディジタル撮像
信号に変換するA/D変換器と、上記A/D変換器から
入力される入力ディジタル信号を信号処理するディジタ
ル信号処理回路とを有し、上記ディジタル信号処理回路
は、上記A/D変換器からの上記入力ディジタル信号の
ダイナミックレンジを1/2以下に圧縮すると共に、上
記入力ディジタル信号に所定の演算を施した後の演算結
果ディジタル信号の整数部の、上記入力ディジタル信号
の少なくとも最上位ビットに対応する上位ビットを削除
し、削除した整数部の上位ビットの代わりに、上記演算
結果ディジタル信号の小数点部の少なくとも1ビット目
を付加することにより上記課題を解決する。 【0010】上記出力を下位側に1ビットずらして割り
当てるのは、ディジタル信号処理回路では、120%以
上のダイナミックレンジを表現するビットが不要のため
である。そして、下位側にずらされた1ビットは分解能
を上げることになる。 【0011】 【作用】本発明に係るディジタル信号処理カメラは、デ
ィジタル信号処理回路がA/D変換器からの入力ディジ
タル信号のダイナミックレンジを1/2以下に圧縮する
ことに応じて、上記入力ディジタル信号に所定の演算を
施した後の演算結果ディジタル信号の整数部の、上記入
力ディジタル信号の少なくとも最上位ビットに対応する
上位ビットを削除し、削除した整数部の上位ビットの代
わりに、上記演算結果ディジタル信号の小数点部の少な
くとも1ビット目を付加するので、分解能を上げること
ができる。 【0012】 【実施例】以下、本発明に係るディジタル信号処理カメ
ラの一実施例を図面を参照しながら説明する。先ず、図
1を用いて、本発明に係るディジタル信号処理カメラの
一実施例の回路構成を説明する。 【0013】この図1において、本実施例は、被写体か
らの光を電気信号に変換するCCD1と、このCCD1
からの映像信号をサンプルホールド及び増幅するプリア
ンプ2と、このプリアンプ2からのアナログ映像信号の
白バランスや黒バランス、ゲインアップ、シューディン
グ補正及びプリニー処理を行う映像増幅回路(以下VA
回路という)3と、このVA回路3で処理されたアナロ
グ映像信号をディジタル映像信号に変換するA/D変換
器4と、このA/D変換器4からのディジタル映像信号
にガンマ補正、ニー処理及びホワイトクリップ等の信号
処理を施すディジタル信号処理(Digital Signal Proce
ssing :以下DSPという)回路5と、このDSP回路
5からの処理信号に端子16から入力される利得を乗算
する乗算器6と、この乗算器6からの乗算結果を例えば
NTSC規格に準拠したディジタル映像信号に変換する
エンコーダ回路7と、このエンコーダ回路7からのディ
ジタル映像信号をアナログ信号に変換し出力端子12か
ら出力するD/A変換器8と、同様にエンコーダ回路7
からの輝度信号Y、色差信号R−Y及びB−Yのディジ
タル信号をアナログ信号に変換し、出力端子13、14
及び15を介して出力するD/A変換器9、10及び1
1とを有し、特に、上記A/D変換器4とDSP回路5
を用い、該DSP回路5はA/D変換器4からのディジ
タル信号のダイナミックレンジを1/2以下に圧縮する
ように信号処理を行う。そして、ダイナミックレンジの
圧縮に応じてA/D変換器4からの上記入力ディジタル
信号に所定の演算を施した後の演算結果ディジタル信号
の整数部の、上記入力ディジタル信号の少なくとも最上
位ビットに対応する上位ビットを削除し、削除した整数
部の上位ビットの代わりに、上記演算結果ディジタル信
号の小数点部の少なくとも1ビット目を付加する。 【0014】次に、上記構成の本実施例の各部について
説明する。先ず、上記CCD1は、光導電効果によって
半導体内に生じた負の電荷をパルス電圧によって順次取
り出すようにしたものである。このCCD1の出力信号
は、標準となるダイナミックレンジの600%以上の広
いダイナミックレンジを有する。 【0015】上記プリアンプ2は、上記VA回路3で行
われる白バランスや黒バランス、ゲインアップ及びシュ
ーディング補正等の処理のために、上記CCD1から供
給される映像信号をサンプリングし、VA回路3での処
理中における供給映像信号の変化に備えてサンプリング
値をホールドし、そして増幅する。 【0016】上記VA回路3は、上記プリアンプ2から
の映像信号(アナログ信号)に対して、白と黒のバラン
ス、暗い所での撮影の際にゲインを上げて電気的に信号
を増幅して明るくするゲインアップ、上記CCD1の周
辺と中央での感度の違いから映像に影がついてしまうの
を補正するシューディング補正等を行う。また、プリニ
ー回路(VA回路3に含まれる)で上記CCD1の出力
時の600%以上のダイナミックレンジを240%に圧
縮する。 【0017】上記A/D変換器4は、上記VA回路3に
て白と黒のバランス、ゲインアップ及びシューディング
補正等が行われ、さらに240%に圧縮されたアナログ
の映像信号をディジタルの映像信号に変換する。このと
きこのA/D変換器4では、240%のダイナミックレ
ンジを10ビットでビット割り当て(以下、ビットアサ
インという)る。そして、このA/D変換されたディジ
タル映像信号は、DSP回路5に供給される。 【0018】上記DSP回路5は、上記A/D変換器4
からのディジタル映像信号に対して、ブラウン管の輝度
特性の非リニア性を撮像側で補正するガンマ補正、白を
圧縮するニー処理、白をクリップするホワイトクリップ
を行う。そして、最終的に、ダイナミックレンジを10
0〜120%に圧縮する。 【0019】上記エンコーダ7は、供給されたディジタ
ル映像信号をNTSC映像信号に調整する。 【0020】上記D/A8、9、10及び11は、上記
エンコーダからのディジタル映像信号をアナログ映像信
号に変換する。 【0021】次に、上記図1の構成を持つ本実施例の各
部での信号レベル(ダイナミックレンジ)の変化を図2
を用いて説明する。図2は、本実施例の各部での信号レ
ベルを示す図である。図2の(A)は図1のプリアンプ
2の出力での信号レベル、(B)は映像増幅回路3の出
力及びA/D変換器4の出力での信号レベル、(C)は
DSP5内のガンマ補正での信号レベル、(D)はDS
P5の出力での信号レベルを示す。 【0022】図2の(A)に示した信号レベルを持つ信
号、すなわち600%以上のダイナミックレンジを持つ
信号は、映像増幅回路3でのプリニー処理により、
(B)に示すようにダイナミックレンジのピークが24
0%に圧縮された信号となる。 【0023】図2の(B)に示したダイナミックレンジ
の信号は、DSP5で行われるガンマ補正(例えばγ=
0.45)により、(C)に示すように148(=2.40.45
×100)%のダイナミックレンジの信号に圧縮され
る。そして、最終的にはニー処理により、図2の(D)
に示すように100〜120%のダイナミックレンジを
持つ信号に圧縮される。 【0024】ここで、上記A/D変換器4は、240%
のダイナミックレンジを持つアナログ信号を10ビット
のディジタルデータに変換するものであり、240%の
ダイナミックレンジを持つ信号の最大レベルをオーバー
フローなく、すなわち210(正確には210−1)までの
数値により表現できるようにしている。また、DSP回
路5は、100〜120%のダイナミックレンジに圧縮
された10ビットのデータを出力する。このときのビッ
ト割り当て(以下ビットアサインという)としては、ダ
イナミックレンジの圧縮の比率が1/2以下であること
を考慮して、下位側に1ビットずらした10ビットデー
タを取り出すようにしている。すなわち、DSP回路5
での演算結果データの整数部の最上位の10ビット目の
代わりに少数点以下1ビット目を付加して出力してい
る。図3と図4を用いてそれを説明する。 【0025】図3は本実施例のA/D変換器4とDSP
回路5を信号レベルの変化と共に示した図であり、図4
はA/D変換器4とDSP回路5の出力のビットアサイ
ンを示した図である。 【0026】特に、図4のAはA/D変換器4が240
%のダイナミックレンジを持つアナログ信号をディジタ
ル信号に変換した10ビットデータを示している。ま
た、図4のBはDSP回路5により所定の演算が行われ
最終的に得られた演算結果を示し、図4のCはDSP回
路5が出力する10ビットデータを示している。 【0027】図3の入力端子21からA/D変換器4に
は、図1に示した映像増幅回路3からの240%のダイ
ナミックレンジを持つアナログ信号が供給される。この
A/D変換器4は、240%のダイナミックレンジのア
ナログ信号を図4のAに示すような10ビットのディジ
タルデータ(各ビットをD9 、D8 ・・・D1 、D0と
する)に変換する。ここで、10ビットのディジタルデ
ータは、各ビットD9、D8 ・・・D1 、D0 が29 、
28 ・・・21 、20 の各数値に対応し、240%のダ
イナミックレンジのアナログ信号をオーバーフローさせ
ないで表現するものである。この図4のAに示された1
0ビットのディジタルデータD9 、D8・・・D1 、D
0 を基に、DSP回路5が所定の演算を行う。この演算
の過程では、加減乗除により上記10ビットの範囲より
も上位側や下位側にも値が算出されることがある。その
ため演算語長は10ビットよりも長くとるのが一般的で
ある。図4のBは、このような演算結果を表しておりD
9'、D8'・・・D1'、D0'の各ビットは上記入力データ
D9 、D8 ・・・D1 、D0 の各ビットと対応して
29 、28 ・・・21 、20 を表し、これらの10ビッ
トD9'、D8'・・・D1'、D0'よりも上位側の例えばD
10' は210を表し、またD9'、D8'・・・D1'、D0'よ
り下位側のD-1' 、D-2' ・・・はそれぞれ2-1、2-2
・・・を表すものである。 【0028】ところで、上述したように上記DSP回路
5での所定の演算により、ダイナミックレンジは100
〜120%にまで圧縮される。すなわち、ダイナミック
レンジが入力データの1/2以下となることより、図4
のBに示された演算結果の10ビット目以上のビットデ
ータD9'、D10' ・・・は全て“0”となる。したがっ
て、演算結果を10ビットで表現する場合は、図4のC
の破線で示すビットデータD9'が不必要となることに着
目し、その1ビット分を整数部のビットデータD0’よ
りも下位側の少数部1ビット目のビットデータD-1' を
付加して出力している。この図4のCに示すビットデー
タD-1' は、Bに示す演算結果のビットデータD-1' を
そのまま用いているが、ビットデータD-2' を四捨五入
する等の処理を施すようにしてもよい。いずれにして
も、DSP回路5での演算結果データの整数部の10ビ
ット目の代わりに少数点以下1ビット目を付加して10
ビットとして出力することにより、量子化ステップを小
さくでき、分解能を上げることができる。 【0029】ここで、上記エンコーダ7の出力も、ビデ
オカメラの一般的なフォーマットであるD1、D2の規
格に合ったビット割り振りで出すことが要求され上記エ
ンコーダ7の出力のビット割り振りも変える。そして、
上記エンコーダ7でNTSCの映像信号に準拠されたデ
ィジタル映像信号は、D/A変換器8により、アナログ
映像信号に変換され、出力端子12を介してモニタ等へ
供給される。また、上記エンコーダ7からの輝度信号
Y、色差信号R−Y及びB−Yのディジタル信号は、D
/A変換器9、10及び11に供給され、アナログ映像
信号に変換された後、出力端子13、14及び15を介
してVTR等に記録される。 【0030】また、上記エンコーダ7は、セットアップ
等が必要な場合もあるので乗算器を入れ必要なビット割
り振りに変更する。こうすることにより、種々の要求に
対応できる。しかし、映像信号の可変範囲が余り大きく
ないので、乗算器は、簡単なものでよい。 【0031】以上のように本実施例においては、A/D
変換時のビットの割り当てに用いたMSB1ビット分を
分解能をあげるために下位側にずらして割り当てるた
め、例えばペデスタルレベルを動かしたときの信号の飛
びを半分にすることができ調整が細かく行える。また、
DSP内部の丸め誤差を小さくできるので、これによる
S/N劣化を防ぐことができる。 【0032】なお、本発明に係るディジタル信号処理カ
メラは、上記実施例にのみ限定されるわけではなく、例
えば、ダイナミックレンジの1/2以下の圧縮に応じ
て、上記入力ディジタル信号に所定の演算を施した後の
演算結果ディジタル信号の整数部の、上記入力ディジタ
ル信号の少なくとも最上位ビットに対応する上位ビット
を削除し、削除した整数部の上位ビットの代わりに、上
記演算結果ディジタル信号の小数点部の例えば1ビット
目,2ビット目,3ビット目を付加してもよい。 【0033】 【発明の効果】本発明に係るディジタル信号処理カメラ
は、ディジタル信号処理回路がA/D変換器からのディ
ジタル信号のダイナミックレンジを1/2以下に圧縮す
ることに応じて、上記入力ディジタル信号に所定の演算
を施した後の演算結果ディジタル信号の整数部の、上記
入力ディジタル信号の少なくとも最上位ビットに対応す
る上位ビットを削除し、削除した整数部の上位ビットの
代わりに、上記演算結果ディジタル信号の小数点部の少
なくとも1ビット目を付加するので、分解能を上げるこ
とができ、例えば、ペデスタルレベルを可変とした時、
信号が飛ぶのを小さくできる。また、信号処理でのまる
め誤差を小さくできるのでこれによるS/Nを小さくで
きる。さらに、入力の1ビット分だけ出力を下位側にず
らすだけなので簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル信号処理カメラの一実
施例の構成を示すブロック回路図である。 【図2】本発明に係るディジタル信号処理カメラの一実
施例の各部での信号レベルの変化を示す図である。 【図3】本発明に係るディジタル信号処理カメラの一実
施例のダイナミックレンジの圧縮と、ビットアサインの
関係を説明するための図である。 【図4】本発明に係るディジタル信号処理カメラの一実
施例のビットアサインを説明するための図である。 【符号の説明】 1・・・・・CCD 2・・・・・プリアンプ 3・・・・・映像増幅回路(VA) 4・・・・・アナログ/ディジタル(A/D)変換器 5・・・・・DSP(ディジタル信号処理)回路 7・・・・・エンコーダ 8、9・・・ディジタル/アナログ(D/A)変換器 10、11
施例の構成を示すブロック回路図である。 【図2】本発明に係るディジタル信号処理カメラの一実
施例の各部での信号レベルの変化を示す図である。 【図3】本発明に係るディジタル信号処理カメラの一実
施例のダイナミックレンジの圧縮と、ビットアサインの
関係を説明するための図である。 【図4】本発明に係るディジタル信号処理カメラの一実
施例のビットアサインを説明するための図である。 【符号の説明】 1・・・・・CCD 2・・・・・プリアンプ 3・・・・・映像増幅回路(VA) 4・・・・・アナログ/ディジタル(A/D)変換器 5・・・・・DSP(ディジタル信号処理)回路 7・・・・・エンコーダ 8、9・・・ディジタル/アナログ(D/A)変換器 10、11
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フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 5/14 - 5/217
H04N 5/232
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力された撮像信号をディジタル信号に
変換して信号処理するディジタル信号処理カメラにおい
て、 アナログの上記撮像信号入力をディジタル撮像信号に変
換するA/D変換器と、 上記A/D変換器から入力される入力ディジタル信号を
信号処理するディジタル信号処理回路とを有し、 上記ディジタル信号処理回路は、上記A/D変換器から
の上記入力ディジタル信号のダイナミックレンジを1/
2以下に圧縮すると共に、上記入力ディジタル信号に所
定の演算を施した後の演算結果ディジタル信号の整数部
の、上記入力ディジタル信号の少なくとも最上位ビット
に対応する上位ビットを削除し、削除した整数部の上位
ビットの代わりに、上記演算結果ディジタル信号の小数
点部の少なくとも1ビット目を付加することを特徴とす
るディジタル信号処理カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16379192A JP3440474B2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | ディジタル信号処理カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16379192A JP3440474B2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | ディジタル信号処理カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336406A JPH05336406A (ja) | 1993-12-17 |
JP3440474B2 true JP3440474B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=15780775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16379192A Expired - Fee Related JP3440474B2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | ディジタル信号処理カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3440474B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10237525B2 (en) * | 2015-12-25 | 2019-03-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device, method for controlling display device, control program, and recording medium |
-
1992
- 1992-05-30 JP JP16379192A patent/JP3440474B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05336406A (ja) | 1993-12-17 |
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