JP3440404B2 - 故障診断装置 - Google Patents
故障診断装置Info
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- JP3440404B2 JP3440404B2 JP06003998A JP6003998A JP3440404B2 JP 3440404 B2 JP3440404 B2 JP 3440404B2 JP 06003998 A JP06003998 A JP 06003998A JP 6003998 A JP6003998 A JP 6003998A JP 3440404 B2 JP3440404 B2 JP 3440404B2
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Description
ンスが、状態遷移図、もしくは状態遷移表の形式で記述
されるようなシーケンス動作型の機械装置に適した故障
診断装置に関する。
ムされた動作シーケンスに従って動作するものが多い。
そのような機械装置の故障では、何らかの原因でシーケ
ンス中のあるステートで動作が停止してしまうという場
合がある。この場合、故障修理時には故障に到るまでの
過程が分からないため、故障原因の同定に時間がかかっ
ていた。
装置では、故障が発生した場合に、エラーメッセージを
表示するだけのものが多く、状態遷移のトレースを取っ
ていても単にログとして一覧表示するだけであった。従
って、オペレータとしてはそのログに基づいて、機械装
置の動作を頭の中で想像しながら追って行かなくてはな
らず、根気のいる作業であった。
た過程を容易に解析し、迅速に故障原因を同定すること
のできる故障診断装置を提供することにある。
の動作を3次元コンピュータグラフィックスによるアニ
メーションで再現して、ディスプレイ表示することによ
り、停止に到った過程を容易に解析し、迅速に故障原因
を同定することのできる故障診断装置を提供することに
ある。
動作シーケンスが状態遷移図、もしくは状態遷移表の形
式で記述され、前記状態遷移図、もしくは前記状態遷移
表を動作モデルとして記憶している動作モデルメモリ
と、該動作モデルメモリからその内容を読み出して動作
シーケンスを実行する動作シーケンス実行手段とを備え
たシーケンス動作型の機械装置において、前記動作シー
ケンス実行手段における動作指令に対応するイベントを
逐次記憶することにより、故障や停止などに到った経緯
・履歴を記憶することのできるトレースメモリと、故障
解析時には、前記トレースメモリより記憶されたイベン
トを読み出し、前記動作モデルメモリの記憶内容に沿っ
てプレイバックしてディスプレイに表示させるプレイバ
ック実行手段を備えることにより、前記機械装置におい
て故障や停止などに到った経緯をオペレータやサービス
員に提示することができるようにしたことを特徴とする
故障診断装置が提供される。
状態遷移図、もしくは前記状態遷移表をディスプレイに
表示し、その上で現在状態を表すトークンが動き回るよ
うにすることにより、動作シーケンスを視覚的に表示す
る。
スが状態遷移図、もしくは状態遷移表の形式で記述さ
れ、前記状態遷移図、もしくは前記状態遷移表を動作モ
デルとして記憶している動作モデルメモリと、該動作モ
デルメモリからその内容を読み出して動作シーケンスを
実行する動作シーケンス実行手段とを備えたシーケンス
動作型の機械装置において、前記動作シーケンス実行手
段における動作指令に対応するイベントを逐次記憶する
ことにより、故障や停止などに到った経緯・履歴を記憶
することのできるトレースメモリと、対象となる前記機
械装置の動的な3次元構造モデルを記憶する3次元構造
モデルメモリと、前記3次元構造モデルメモリの記憶内
容から3次元グラフィックスを生成する3次元グラフィ
ックス生成手段と、前記3次元構造モデルを更新するた
めの3次元モデル更新手段と、故障解析時には、前記ト
レースメモリより記憶されたイベントを読み出し、動作
イベント列として前記3次元モデル更新手段に与えるプ
レイバック実行手段とを備え、前記3次元モデル更新手
段は、前記動作イベント列に基づいて3次元構造モデル
を更新し、更新された3次元構造モデルの内容を前記3
次元グラフィックス生成手段により実際の機械装置のイ
メージとしてディスプレイ表示させることにより、故障
や停止などに到るまでの機械装置の動作をアニメーショ
ンとしてディスプレイ表示させることができるようにし
たことを特徴とする故障診断装置が提供される。
実施の形態について説明する。本発明の対象となる機械
装置10の動作シーケンスは状態遷移図、もしくは状態
遷移表の形式でモデル化されており、その内容は動作モ
デルメモリ11に記憶されている。このモデルと動作シ
ーケンスプログラムとは等価である。
動作シーケンス実行部12が動作モデルメモリ11の内
容を読み出し、それに従って機械装置10に動作指令を
送り、その完了信号を待って次の動作指令を送るという
手順を繰り返すことになる。
等であるが、本形態では個々の動作指令に対応するイベ
ント(事象)をトレースメモリ13に逐次記憶してい
く。従って、故障(停止)などに到った経緯・履歴はト
レースメモリ13に記録されることになる。
レイバック実行部14を起動することにより、トレース
メモリ13の内容がCRTモニタ15上に表示される。
具体的な表示方法としては、動作モデルである状態遷移
図、もしくは状態遷移表をCRTモニタ15上に表示
し、その上で現在状態を表すトークンが動き回ることに
より、故障に到ったシーケンスを視覚的に表示する。
に表示されるため、直感的に動作を確認することができ
る。そのため、オペレータは動作を想像しながら履歴を
追うという作業に頭を使わず、故障原因探索に集中する
ことができる。
態について説明する。本形態でも、機械装置の動作シー
ケンスは状態遷移図、もしくは状態遷移表の形式でモデ
ル化されており、その内容が動作モデルメモリ11に記
憶されている。このモデルと動作シーケンスプログラム
とは等価である。
動作シーケンス実行部12が動作モデルメモリ11の内
容を読み出し、それに従って機械装置10に動作指令を
送り、その完了信号を待って次の動作指令を送るという
手順を繰り返す。
々の動作指令に対応するイベントをトレースメモリ13
に逐次記憶していく。従って、故障(停止)などに到っ
た経緯・履歴はトレースメモリ13に記録される。
な構造を記述する3次元構造モデルを3次元構造モデル
メモリ20に記憶している。このモデルは動的なモデル
であり、実際の機械装置10に与えるのと同様の指令を
与えることにより構造を変化させることができる。
ク実行部14を起動することにより、トレースメモリ1
3に記憶された故障に到るまでのイベント列が順次読み
出される。読み出されたイベント列に基づいて3次元構
造モデルを更新していくのが、3次元モデル更新部21
である。
グラフィックス生成部22により実際の機械装置のイメ
ージとしてCRTモニタ15上に表示される。
械装置10の動作をコンピュータグラフィックスによる
アニメーションとして見ることができ、故障に到った経
緯を極めてリアルに把握することができる。
覚的に表示されるため、直感的に動作を確認することが
できる。そのため、オペレータは動作を想像しながら履
歴を追うという作業に頭を使わず、故障原因探索に集中
することができる。
診断に適用できることは言うまでも無い。
易に解析し、迅速に故障原因を同定することのできる故
障診断装置を提供することができる。また、停止に到る
までの機械装置の動作を3次元コンピュータグラフィッ
クスによるアニメーションで再現して、ディスプレイ表
示することにより、停止に到った過程を容易に解析し、
迅速に故障原因を同定することのできる故障診断装置を
提供することができる。
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 自らの動作シーケンスが状態遷移図、も
しくは状態遷移表の形式で記述され、前記状態遷移図、
もしくは前記状態遷移表を動作モデルとして記憶してい
る動作モデルメモリと、該動作モデルメモリからその内
容を読み出して動作シーケンスを実行する動作シーケン
ス実行手段とを備えたシーケンス動作型の機械装置にお
いて、前記動作シーケンス実行手段における動作指令に対応す
るイベント を逐次記憶することにより、故障や停止など
に到った経緯・履歴を記憶することのできるトレースメ
モリと、 故障解析時には、前記トレースメモリより記憶されたイ
ベントを読み出し、前記動作モデルメモリの記憶内容に
沿ってプレイバックしてディスプレイに表示させるプレ
イバック実行手段を備えることにより、前記機械装置に
おいて故障や停止などに到った経緯をオペレータやサー
ビス員に提示することができるようにしたことを特徴と
する故障診断装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の故障診断装置において、
前記プレイバック実行手段は、前記状態遷移図、もしく
は前記状態遷移表をディスプレイに表示し、その上で現
在状態を表すトークンが動き回るようにすることによ
り、動作シーケンスを視覚的に表示することを特徴とす
る故障診断装置。 - 【請求項3】 自らの動作シーケンスが状態遷移図、も
しくは状態遷移表の形式で記述され、前記状態遷移図、
もしくは前記状態遷移表を動作モデルとして記憶してい
る動作モデルメモリと、該動作モデルメモリからその内
容を読み出して動作シーケンスを実行する動作シーケン
ス実行手段とを備えたシーケンス動作型の機械装置にお
いて、前記動作シーケンス実行手段における動作指令に対応す
るイベント を逐次記憶することにより、故障や停止など
に到った経緯・履歴を記憶することのできるトレースメ
モリと、 対象となる前記機械装置の動的な3次元構造モデルを記
憶する3次元構造モデルメモリと、 前記3次元構造モデルメモリの記憶内容から3次元グラ
フィックスを生成する3次元グラフィックス生成手段
と、 前記3次元構造モデルを更新するための3次元モデル更
新手段と、 故障解析時には、前記トレースメモリより記憶されたイ
ベントを読み出し、動作イベント列として前記3次元モ
デル更新手段に与えるプレイバック実行手段とを備え、 前記3次元モデル更新手段は、前記動作イベント列に基
づいて3次元構造モデルを更新し、更新された3次元構
造モデルの内容を前記3次元グラフィックス生成手段に
より実際の機械装置のイメージとしてディスプレイ表示
させることにより、故障や停止などに到るまでの機械装
置の動作をアニメーションとしてディスプレイ表示させ
ることができるようにしたことを特徴とする故障診断装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06003998A JP3440404B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06003998A JP3440404B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 故障診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11259120A JPH11259120A (ja) | 1999-09-24 |
JP3440404B2 true JP3440404B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=13130547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06003998A Expired - Fee Related JP3440404B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 故障診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3440404B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116583797A (zh) * | 2020-12-22 | 2023-08-11 | 三菱电机株式会社 | 问题解析辅助程序、问题解析辅助装置、问题解析辅助方法及三维数据显示程序 |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP06003998A patent/JP3440404B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11259120A (ja) | 1999-09-24 |
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