JP3440302B2 - 高耐力場所打ちコンクリート杭等の締固め杭 - Google Patents

高耐力場所打ちコンクリート杭等の締固め杭

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、先端支持力を増強し
た高耐力場所打ちコンクリート杭、又は連続地中壁、又
は埋込み杭等(以下、これらをまとめて高耐力場所打ち
コンクリート杭等と云う。)の構築に使用される締固め
杭に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、場所打ちコンクリート杭等は、そ
の構築に際し、掘削時の先端地盤の緩みが原因で先端支
持力が低下することが問題とされ、その改善策が種々研
究され出願されている。例えば、締固め杭を杭等の先端
地盤中に貫入して先端地盤を締固め、もって大きな先端
支持力を得る方法などが提案されている(特公平4−5
8847号公報に記載された施工方法など参照)。
【0003】また、特開平4−302614号公報に
は、先端支持力を増強することに有用な締固め杭の改良
された構造が記載されている。さらに先の特願平5−7
6797号明細書及び図面には、図3に示したように、
全体形状を先細テーパ状に形成され、その内部には上方
から貫入ロッド2の連結具3をはめ込み可能な上端開口
の中空部が形成され、当該中空部の下端部には前記連結
具3の注入孔4と連通されるセメントミルク等の注入孔
17及び吐出孔6が設けられ、上部には前記連結具3と
連結され、且つ回転力が伝達される被回転突起7が上下
方向のリブ状に複数設けられた締固め杭1′と、前記締
固め杭1′を貫入ロッド2の先端に装着してガイドパイ
プの中へ挿入し、先端地盤へ貫入することに使用される
連結具3が記載されている。前記締固め杭1′は、その
外周面の先端部にまず複数の側面カッター14が設けら
れ、更にその先側にスパイラル突条13が設けられ、最
先端部から前方へ突き出す形に複数の先端カッター12
が設けられている。前記連結具3は、全体形状を棒状体
に形成され、その中心部の軸方向には貫入ロッド2の注
入孔20と連通されセメントミルク等を注入する注入孔
4が貫通して形成され、外周部の上方位置には前記締固
め杭1′の被回転突起7へ回転力を伝達する回転伝達用
突起8が上下方向のリブ状に複数設けられ、この回転伝
達用突起の下方位置には前記締固め杭1′の被回転突起
7の下端部を吊る吊部9が形成され、更にその下方には
締固め杭のテーパ状内面に沿って密着する傾斜リブ状の
補強突起10が上下方向に複数設けられ、上端の接続部
15に貫入ロッド2が結合される構成になっている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】上述したように締固
め杭も実用化に向けて段々と改良を重ねられているが、
現状での解決課題は、機能面よりもむしろ、地中に埋殺
しにして消費される締固め杭の経済性を高めるためいか
に安価なものにできるか、及び作業性と施工性の面で取
扱いに容易な軽量物にできるかに的が絞られている。
【0005】即ち、締固め杭は、直径が1.5m〜4.
0m位の場所打ちコンクリート杭の先端地盤中に数本程
度使用されることを前提として、その最大部直径は30
cm〜60cm、全長は場所打ちコンクリート杭の先端直径
と同じ1.5m〜4.0mぐらいもある大きなもので、
通常はこれを鋳鉄又は鋳鋼の鋳造品として製作する。従
って、重量も数100kgのオーダーとなり、取扱いがむ
ずかしいし、製作費も高価であるから、これを埋設しに
して消費することの経済的負担は莫大である。特に、図
3に示した従来の締固め杭1′は、連結具3がはめ込ま
れる中空部の先側部分は中実構造であり、そこにセメン
トミルク等の注入孔17及び吐出口6が設けられている
上に、外周面に側面カッター14,スパイラル突条1
3,及び先端カッター12が各々設けられているから、
それらの製作費,加工費が嵩んでいる。にもかかわら
ず、こうした要素は全て締固め杭1′と共に先端地盤中
に埋設してしまう点がいかにも無駄に考えられる。
【0006】従って、本発明の目的は、締固め杭として
先端地盤中に埋設しとなる杭本体は可能な限り無駄なぜ
い肉をそぎ落とし、無駄な加工を省いて単純な形状,構
造で安価なものとし、他方、貫入ロッドの先端に装着し
てくり返し使用される連結具に締固め杭の機能をできる
だけ転化して無駄な消費を節減し、もって締固め杭の経
済性(大幅なコストダウン)と取扱い易さ、及び施工性
の向上を達成することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、この発明に係る高耐力場所打ちコンク
リート杭等の締固め杭は、高耐力場所打ちコンクリート
杭等の構築に使用される締固め杭において、全体形状を
先細テーパ状で薄肉の管状体に形成された杭本体1と、
貫入ロッド2の先端に装着して使用され、前記杭本体1
の中空部5内へはめ込み杭本体をガイドパイプの中へ挿
入し杭先端地盤中へ貫入する作業に供され、貫入した杭
本体からは離脱される連結具3との組合せから成り、前
記杭本体1は、その内周面の上部に、上下方向にリブ状
をなす複数の被回転突起7が形成され、外周面の下部に
側面カッター14及びスパイラル突条13が設けられて
いること、前記連結具3は、全体形状を棒状体に形成さ
れ、その上端部に貫入ロッド2との接続部15を有し、
中心部の軸方向には貫入ロッド2のセメントミルク注入
孔20と連通する注入孔4及び前記注入孔と連通する吐
出口6が設けられ、外周面の上部に杭本体1の前記被回
転突起7に回転力を伝達する複数の回転伝達用突起8が
上下方向のリブ状に形成され、前記回転伝達用突起8に
は前記杭本体1の被回転突起7の下端7aを吊る吊部9
が設けられ、更に杭本体1を貫通して突き出る先端部に
先端カッター12が設けられていることを特徴とする。
【0008】本発明はまた、前記連結具3の外周面の回
転伝達用突起8から下方へ延長する線上に、杭本体1の
内周面に密着するリブ状の迫り部10が形成されている
ことも特徴とする。
【0009】
【作用】杭本体1は、薄肉の管状体に形成されているか
ら、軽量であり、取扱い易い。杭本体1には、被回転突
起7と側面カッター14及びスパイラル突条13が設け
られているにすぎず、形状、構造が単純で、加工度も低
いから、安価に製造される。即ち、先端カッター12及
びセメントミルクの注入孔4及び吐出口6は消費されな
い連結具3の方にのみ設けられて機能の転化が図られて
おり、これらの要素は無駄に消費されない。
【0010】貫入ロッド2の先端に装着された連結具3
を、被回転突起7と回転伝達用突起8とが干渉を起さな
い角度関係(図2Bを参照)で杭本体1の中空部5内へ
挿入し、次に回転伝達用突起8の吊部9が被回転突起7
の下端7aへ引掛かる向きに両者の関係を少し回転させ
ると、杭本体1は前記連結具3の吊部9によって貫入ロ
ッド2の先端部に吊り支持され、同時に迫り部10が杭
本体1の内周面に強く密着するから、強固な吊り支持状
態となり、そのまま貫入ロッド2を操作して、掘削され
た杭孔のガイドパイプの中へ挿入し、杭先端地盤へ到達
させられる。
【0011】そこで次には、貫入ロッド2に、前記連結
具3の吊部9が被回転突起7の下端7aから外れる向き
の回転及び下向きの推進力を付与する(従って、この時
吊部9は被回転突起7の下端7aからは完全に外れ
る。)。すると、回転伝達用突起8は反対側の被回転突
起7に当接して回転力を伝達し、迫り部10を介して推
進力が杭本体1へ伝達されるので、連結具3の先端カッ
ター12、及び杭本体1のスパイラル突起13、側面カ
ッター14による掘進作用と共同して杭本体1を先端地
盤中へ強制的に速やかに貫入させることができる。この
とき、先端部の吐出口6を通じてセメントミルクを噴出
させることにより、掘削抵抗の小さい貫入が行なわれ
る。かくして杭本体1を貫入した体積相当分だけ先端地
盤を圧縮して締固めが達成させる。
【0012】杭本体1を先端地盤中へ所定の深さ貫入し
た段階で貫入ロッド2の回転及び推進を停止し、そのま
ま貫入ロッド2を引き上げると、既に吊部9は下端7a
から外れているので、連結具3は杭本体1から離脱し、
杭本体1を先端地盤中へ残したまま上昇する。なお、連
結具3が前記の上昇を開始するときも、地上のグラウト
ポンプを運転し、注入孔20及び4から吐出口6を通じ
てセメントミルクを注入し、杭本体1の中空部5に充填
して同杭本体1が先端地盤から抜ける方向に緩む不都合
を未然に防止する。
【0013】
【実施例】次に、図面に示した本発明の実施例を説明す
る。図1A,Bは、締固め杭を構成する連結具3と杭本
体1を示している。杭本体1は、高耐力場所打ちコンク
リート杭等の施工に際して、図示を省略した掘削孔(杭
孔)内に予め設置されたガイドパイプを利用して貫入ロ
ッド2により先端地盤へ到達させ先端地盤中へ貫入して
先端地盤を締固め、先端支持力を増強するために使用さ
れるものであり、主に鋳鋼又は鋳鉄の鋳造品として製作
されている。その全体形状は先端地盤への貫入のし易さ
を考慮して、勾配が1/5〜1/20程の先細テーパ状
に、且つ使用上の強度に支障ない程度に薄肉の管状体に
形成されている。よって、杭本体1は材料コストが大幅
に削減され軽量になっている。杭本体1の中空部5は、
図2に示したように、連結具3を上端開口からはめ込み
可能な大きさ、形状に貫通して形成されている。そし
て、中空部5の上部の内周面には、連結具3と連結され
回転力が伝達される複数の被回転突起7が上下方向のリ
ブ状に設けられている。つまり、杭本体1は肉厚がほぼ
均等な管状体で、セメントミルク注入用の注入孔及び吐
出口は無く、極めて簡素化された構造である。よって、
これを鋳造品として製作する場合、鋳型の構造が簡素化
され、製作上の簡便性を有する上、材料費・製作コスト
の大幅な削減を達成できる。
【0014】なお、杭本体1の外周面の下部(先端部)
には、スパイラル突条13が設けられ、前記スパイラル
突条13の直上の位置に複数の側面カッター14が設け
られている。スパイラル突条13の所謂ねじ作用と側面
カッター14による周辺地盤の回転掘削により、杭本体
1は先端地盤中へスムーズに貫入される。次に、連結具
3は、貫入ロッド2の先端部に結合して使用されるもの
で、該連結具3を杭本体1と連結して杭本体1を掘削孔
のガイドパイプ中に挿入し、先端地盤へ到達させ、更に
同先端地盤中へ貫入し、セメントミルクを注入する処理
に好適に使用される。連結具3も通常鋳鉄又は鋳鋼の鋳
造品として製造され、その全体形状は、上記した杭本体
1の中空部5内にぴったりとはめ込むことができる外径
と、そして、杭本体1の先に少し突き出る長さを有する
棒状体に形成されており、上端部に貫入ロッド2の下端
と接続可能な接続部15が設けられている。連結具3の
中心部の軸方向には、貫入ロッド2の注入孔20と連通
してセメントミルクを注入する注入孔4が、杭本体1の
下端よりも若干上方の位置で止まる非貫通状態に形成さ
れ、同注入孔4の下端及び途中位置から放射方向に複数
の吐出口が設けられている。また、連結具3の外周面の
上方位置には、上記した杭本体1の被回転突起7に回転
力を伝達する複数の回転伝達用突起8が、被回転突起7
よりも少し長い上下方向のリブ状に設けられている。そ
して、当該回転伝達用突起8の延長線上に、杭本体1の
内周面のテーパに沿って密着される傾斜リブ状の迫り部
10が設けられている。この迫り部10は、薄肉の管状
体をなす杭本体1へ推進力を伝達するためのものであ
り、他方では貫入時に周辺地盤の土圧を受けて破壊され
ないように杭本体1を内側から補強すると共に両者の無
用なガタつきを防ぎ、連結状態の安定性を確保するため
のものである。前記回転伝達用突起8と迫り部10の境
いの位置に、杭本体1の被回転突起7の下端7aに引掛
けられる吊部9が段状に形成されている。更に、連結具
3において、図2Aのように杭本体1を貫通して突き出
る先端部に先端カッター12が設けられている。
【0015】したがって、締固め杭を先端地盤へ貫入し
締固めるには、まず地上作業として、貫入ロッド2の先
端に接続された連結具3を杭本体1の中空部5内へ上方
から挿入し、連結具3の迫り部10が中空部5の下端部
内周面に密着した状態で、図2Bの方向に見て例えば杭
本体1を反時計回りに少し回す。すると、連結具3の吊
部9が締固め杭1の被回転突起7の下端7aに潜り込ん
で引掛け状態となり、杭本体1は吊り状態に支持され
る。かかる状態で、例えばオーガー等に支持された貫入
ロッド2を操作し、図示を省略した掘削孔内のガイドパ
イプの中へ杭本体1を挿入してゆき、先端地盤に到達し
た突き刺さり状態で、貫入ロッド2を今度は時計回りに
回転しつつ推進力を加えて杭本体1を先端地盤の中へ貫
入する。杭本体1の被回転突起7は、連結具3の回転伝
達用突起8と当接されて回転力が伝達され、杭本体1は
回転圧入により確実に速やかに先端地盤の中へ貫入され
る。この貫入時にセメントミルクを注入して抵抗の少な
い貫入作業を行なう。杭本体1の貫入が終了したとき
は、引き続き貫入ロッド2の注入孔20を通じてセメン
トミルクを吐出口6から先端地盤中に注入しつつ貫入ロ
ッド2の引き上げ作業を行う。従って、セメントミルク
は、貫入ロッド2と共に引き上げられる連結具3が抜け
て発生する先端地盤及び杭本体1の空洞部分を直ちに充
填し、先端地盤及びそこに残置される杭本体1の緩みが
未然に防止される。セメントミルクは、連結具3の上昇
に伴ない、杭本体1の中空部5は勿論のこと、その上方
のガイドパイプの中空部内にも必要十分な高さまで注入
される。セメントミルクの注入後、貫入ロッド2を引き
上げることにより連結具3は地上に引き上げて回収さ
れ、繰り返し使用することができる。かくして、安価な
杭本体1によって先端地盤の締固めが行なわれ、先端支
持力が増強された高耐力場所打ちコンクリート杭等が安
価に構築される。
【0016】
【本発明が奏する効果】本発明に係る高耐力場所打ちコ
ンクリート杭等の締固め杭は、先端地盤へ貫入し埋殺し
た杭本体1の締固め効果により先端支持力の大きい高耐
力場所打ちコンクリート杭等の構築が可能であることは
勿論のこと、先端地盤中へ埋殺して消費される杭本体1
は可及的に使用材料量が少なく加工度が低いものである
から、極めて安価に製造でき、大幅なコストダウンを達
成できる。また、軽量に作られているので、取扱いが容
易であり、施工性、作業性の向上を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは締固め杭を構成する連結具の正面図、Bは
杭本体の断面図である。
【図2】Aは締固め杭としての使用状態を示した断面
図、Bは図1のB−B線矢視図である。
【図3】従来の締固め杭を示した断面図である。
【符号の説明】
1 杭本体 2 貫入ロッド 5 中空部 3 連結具 7 被回転突起 14 側面カッター 13 スパイラル突条 15 接続部 20 注入孔 4 注入孔 6 吐出口 8 回転伝達用突起 7a 下端 9 吊部 12 先端カッター 10 迫り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 富男 千葉県印旛郡印西町大塚一丁目5番 株 式会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 山田 毅 千葉県印旛郡印西町大塚一丁目5番 株 式会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 長曽我部 誠 大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式 会社竹中工務店大阪本店 (72)発明者 福原 拓平 大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式 会社竹中土木大阪本店内 (56)参考文献 特開 平4−302614(JP,A) 特開 平5−187019(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 5/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高耐力場所打ちコンクリート杭等の構築に
    使用される締固め杭において、全体形状を先細テーパ状
    で薄肉の管状体に形成された杭本体と、貫入ロッドの先
    端に装着して使用され、前記杭本体の中空部内へはめ込
    み杭本体をガイドパイプの中へ挿入し杭先端地盤中へ貫
    入する作業に供され、貫入した杭本体からは離脱される
    連結具との組合せから成り、 前記杭本体は、その内周面の上部に、上下方向にリブ状
    をなす複数の被回転突起が形成され、外周面の下部には
    側面カッター及びスパイラル突条が設けられているこ
    と、 前記連結具は、全体形状を棒状体に形成され、その上端
    部に貫入ロッドとの接続部を有し、中心部の軸方向には
    貫入ロッドのセメントミルク注入孔と連通する注入孔及
    び前記注入孔と連通する吐出口が設けられ、外周面の上
    部に杭本体の前記被回転突起に回転力を伝達する複数の
    回転伝達用突起が上下方向のリブ状に形成され、前記回
    転伝達用突起には前記杭本体の被回転突起の下端を吊る
    吊部が設けられ、更に杭本体を貫通して突き出る先端部
    に先端カッターが設けられていることを特徴とする、高
    耐力場所打ちコンクリート杭等の締固め杭。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した連結具の外周面の回転
    伝達用突起から下方へ延長する線上に、杭本体の内周面
    に密着するリブ状の迫り部が形成されていることを特徴
    とする、高耐力場所打ちコンクリート杭等の締固め杭。
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