JP3436714B2 - 無機質板の製造方法 - Google Patents
無機質板の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は例えば外壁材、屋
根材等に使用される無機質板の製造方法に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】 最近住宅用の外壁材として表面に凹凸
模様を付した意匠性に富んだものが普及している。特に
近年は表面に方形のブロックまたはタイルをあしらった
凹凸模様を付した外観の外壁材が多用されている。この
ような外壁材は防火性、耐久性の面から無機質板が用い
られているが、上記無機質板はセメント等の水硬性無機
粉体と繊維補強材とを主体とする原料混合物を水に分散
させてスラリーとし、該スラリーをフェルト上で抄造脱
水して抄造シートをフォーミングし、該抄造シートをメ
イキングロールで積層して積層抄造マットとし、該積層
抄造マット表面に凹凸陰模様を有する型板を押付けて3
0 kgf/cm2 〜50 kgf/cm2 、あるいは100 kgf/
cm2 〜140 kgf/cm2 の圧力でプレスすることによっ
て該凹凸陰模様に対応する凹凸模様をエンボスし、その
後養生硬化する湿式抄造法によって製造される。このよ
うに積層抄造マット表面にエンボッシングを施すことに
より、図3に示すように表面にタイル調の目地溝状凹部
(12)と矩形凸部(13)が形成された外壁材(11)が得られ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら湿式抄
造法では、積層抄造マット体は緻密な構造を有すること
から、上記範囲のプレス圧によるエンボッシングではシ
ャープな凹凸模様を付けようとすると、図4に示すよう
に凸部の縁角部や深い曲がり部分においてプレスによっ
て発生する応力が集中して亀裂Cを生じ外観が損なわれ
る。したがって該凸部の縁角部の立上り角度や曲がり角
度は30°程度が限界であり、そのために深彫り感のあ
る鮮明な模様を付することが困難である。 【0004】 【課題を解決するための手段】 本発明は上記従来の課
題を解決するための手段として、セメントと繊維とを含
有するスラリーを抄造することによって抄造マットをフ
ォーミングし、該抄造マットの含水率を60%〜100
%の範囲に調節した上で該抄造マット表面に凸部の立上
り角度が45°〜60 °の凹凸陰模様を形成した型板を
押付け、150 kgf/cm2 〜300 kgf/cm2 の圧力で
5秒〜30秒間短時間プレスする無機質板の製造方法を
提供するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】 本発明を図1および図2に示す
一実施例によって説明すれば、(1) は無機質板であっ
て、例えばセメント等の水硬性無機粉体、パルプ等の繊
維補強材、ケイ砂、ケイ石粉、パーライト、シラスバル
ーン、高炉スラグ、膨張頁岩、膨張粘土、焼成ケイ藻
土、石膏粉、フライアッシュ、石炭ガラ、汚泥焼却灰等
の無機充填材等の原料を水に分散せしめたスラリーを抄
造して抄造シートをフォーミングし、該抄造シートをメ
イキングロールで積層して積層抄造マットとし、該積層
抄造マット表面に型面に凹凸陰模様を有する平板エンボ
スプレス盤のような型板を押付けプレスすることによっ
てエンボッシングし、これを養生硬化する湿式抄造法に
よって製造され、上記エンボッシングによって該無機質
板(1) の表面には該型板型面の凹凸陰模様に対応して溝
状凹部(2) を介して矩形凸部(3) が形成される。 【0006】 本発明では上記エンボッシングにおいて
プレス圧を150 kgf/cm2 〜300 kgf/cm2 に設定
し、プレス時間を5秒〜30秒の短時間に設定する。こ
のような高圧短時間プレスによれば、凸部の縁角部や深
い曲がり部分ではプレスによって発生する応力によって
繊維補強材が切断されることによって該応力が吸収さ
れ、かつ積層抄造マット中の水分がプレス圧によって搾
出されることなくマット全体に行きわたってマットの流
動性が向上し、該凸部の縁角部や深い曲がり部分に亀裂
が生じて低密度部分が形成されたとしても、該マット内
のセメントや繊維補強材等の材料が低密度部分に流動し
て充填し亀裂が補修される。したがって立上り角度や曲
がり角度が45°〜60°程度になっても該凸部の縁角
部や深い曲がり部分は他の部分に比してかえって高密度
の状態となることが見出された。 【0007】 プレス時間に関しては、例えば60秒以
上の長時間プレスでは、マット内の水分が搾出されるこ
とによってマットの流動性が低下し、その結果高圧プレ
スでは凸部の縁角部や深い曲がり部分に応力集中が起
り、亀裂が発生してしまう。5秒〜30秒、望ましくは
7秒〜25秒、更に望ましくは10秒〜20秒の短時間
プレスによれば、前記したようにマット内の水は搾出さ
れる前にマット全体に行きわたり、マット内における材
料の流動性が向上するのである。 【0008】 プレス前の積層抄造マットの含水率は6
0%〜100%に調節する。このような含水率範囲では
積層抄造マットは崩れることなくかつ高圧短時間プレス
で望ましい流動性を獲得する。 【0009】 上記エンボッシングの後の養生は60〜
100℃、12〜24時間の一次養生、そして所望なれ
ば該一次養生に続いて蒸気養生あるいはオートクレーブ
養生を行なう。蒸気養生の条件は水蒸気を充満した雰囲
気内で40℃〜90℃の温度で10〜12時間、オート
クレーブ養生の条件は150℃〜250℃の温度で7〜
15時間である。養生後は乾燥して製品とする。 【0010】〔実施例1〕 下記の組成で含水率100%の抄造マットをフォーミン
グする。 ポルトランドセメント 40重量% 無機粉体物 40 〃 パーライト 10 〃 パルプ 10 〃 上記抄造マットにプレス圧250 kgf/cm2 、プレス時
間10秒のプレス条件によってエンボッシングし、深さ
3mmの溝状凹部(2) を介して矩形凸部(3) を形成したレ
ンガ模様を付した。該矩形凸部(3) の立上り角度θは約
50°に設定した。エンボッシング後該抄造マットは蒸
気養生しその後乾燥したところ、矩形凸部(3) の縁角部
(4) に亀裂が存在せず、鮮明なレンガ模様を有する無機
質板が得られた。 【0011】〔比較例1〕 実施例1の抄造マットをプレス圧100 kgf/cm2 、プ
レス時間10秒のプレス条件によってエンボッシングし
たところ、矩形凸部(3) の縁角部(4)には0.7mmの長
さの亀裂が認められた。 【0012】〔実施例2〕 下記の組成で含水率80%の抄造マットをフォーミング
する。 ポルトランドセメント 30重量% 無機粉体物 50 〃 パーライト 10 〃 パルプ 10 〃 上記抄造マットにプレス圧200 kgf/cm2 、プレス時
間15秒のプレス条件によってエンボッシングし、深さ
3mmの溝状凹部(2) を介して矩形凸部(3) を形成したレ
ンガ模様を付した。該矩形凸部(3) の立上り角度θは約
50°に設定した。エンボッシング後該抄造マットは蒸
気養生しその後乾燥したところ、矩形凸部(3) の縁角部
(4) に亀裂が存在せず、鮮明なレンガ模様を有する無機
質板が得られた。 【0013】〔比較例2〕 実施例2の抄造マットをプレス圧250 kgf/cm2 、プ
レス時間60秒のプレス条件によってエンボッシングし
たところ、矩形凸部(3) の縁角部(4)には0.4mmの長
さの亀裂が認められた。 【0014】〔実施例3〕 下記の組成で含水率90%の抄造マットをフォーミング
する。 ポルトランドセメント 50重量% 無機粉体物 30 〃 パーライト 10 〃 パルプ 10 〃 上記抄造マットにプレス圧230 kgf/cm2 、プレス時
間10秒のプレス条件によってエンボッシングし、深さ
3mmの溝状凹部(2) を介して矩形凸部(3) を形成したレ
ンガ模様を付した。該矩形凸部(3) の立上り角度θは約
50°に設定した。エンボッシング後該抄造マットは蒸
気養生しその後乾燥したところ、矩形凸部(3) の縁角部
(4) に亀裂が存在せず、鮮明なレンガ模様を有する無機
質板が得られた。 【0015】 【発明の効果】 本発明は上記したように抄造マットの
エンボッシングにおけるプレス圧を150 kgf/cm2 〜
300 kgf/cm2 、プレス時間を5秒〜30秒とし、か
つプレス前の積層抄造マットの含水率を60%〜100
%に調節するから、このような高圧短時間プレスで該抄
造マットは崩れることなく望ましい流動性を示し、凹凸
模様の凸部の縁角部や深い曲がり部分に応力が集中しに
くゝなり、該縁角部や深い曲がり部分における亀裂の発
生が減少し、無機質板表面に凸部の立上り角度が45°
〜60°の深彫り感のある鮮明な凹凸模様を付すること
が出来る。
根材等に使用される無機質板の製造方法に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】 最近住宅用の外壁材として表面に凹凸
模様を付した意匠性に富んだものが普及している。特に
近年は表面に方形のブロックまたはタイルをあしらった
凹凸模様を付した外観の外壁材が多用されている。この
ような外壁材は防火性、耐久性の面から無機質板が用い
られているが、上記無機質板はセメント等の水硬性無機
粉体と繊維補強材とを主体とする原料混合物を水に分散
させてスラリーとし、該スラリーをフェルト上で抄造脱
水して抄造シートをフォーミングし、該抄造シートをメ
イキングロールで積層して積層抄造マットとし、該積層
抄造マット表面に凹凸陰模様を有する型板を押付けて3
0 kgf/cm2 〜50 kgf/cm2 、あるいは100 kgf/
cm2 〜140 kgf/cm2 の圧力でプレスすることによっ
て該凹凸陰模様に対応する凹凸模様をエンボスし、その
後養生硬化する湿式抄造法によって製造される。このよ
うに積層抄造マット表面にエンボッシングを施すことに
より、図3に示すように表面にタイル調の目地溝状凹部
(12)と矩形凸部(13)が形成された外壁材(11)が得られ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら湿式抄
造法では、積層抄造マット体は緻密な構造を有すること
から、上記範囲のプレス圧によるエンボッシングではシ
ャープな凹凸模様を付けようとすると、図4に示すよう
に凸部の縁角部や深い曲がり部分においてプレスによっ
て発生する応力が集中して亀裂Cを生じ外観が損なわれ
る。したがって該凸部の縁角部の立上り角度や曲がり角
度は30°程度が限界であり、そのために深彫り感のあ
る鮮明な模様を付することが困難である。 【0004】 【課題を解決するための手段】 本発明は上記従来の課
題を解決するための手段として、セメントと繊維とを含
有するスラリーを抄造することによって抄造マットをフ
ォーミングし、該抄造マットの含水率を60%〜100
%の範囲に調節した上で該抄造マット表面に凸部の立上
り角度が45°〜60 °の凹凸陰模様を形成した型板を
押付け、150 kgf/cm2 〜300 kgf/cm2 の圧力で
5秒〜30秒間短時間プレスする無機質板の製造方法を
提供するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】 本発明を図1および図2に示す
一実施例によって説明すれば、(1) は無機質板であっ
て、例えばセメント等の水硬性無機粉体、パルプ等の繊
維補強材、ケイ砂、ケイ石粉、パーライト、シラスバル
ーン、高炉スラグ、膨張頁岩、膨張粘土、焼成ケイ藻
土、石膏粉、フライアッシュ、石炭ガラ、汚泥焼却灰等
の無機充填材等の原料を水に分散せしめたスラリーを抄
造して抄造シートをフォーミングし、該抄造シートをメ
イキングロールで積層して積層抄造マットとし、該積層
抄造マット表面に型面に凹凸陰模様を有する平板エンボ
スプレス盤のような型板を押付けプレスすることによっ
てエンボッシングし、これを養生硬化する湿式抄造法に
よって製造され、上記エンボッシングによって該無機質
板(1) の表面には該型板型面の凹凸陰模様に対応して溝
状凹部(2) を介して矩形凸部(3) が形成される。 【0006】 本発明では上記エンボッシングにおいて
プレス圧を150 kgf/cm2 〜300 kgf/cm2 に設定
し、プレス時間を5秒〜30秒の短時間に設定する。こ
のような高圧短時間プレスによれば、凸部の縁角部や深
い曲がり部分ではプレスによって発生する応力によって
繊維補強材が切断されることによって該応力が吸収さ
れ、かつ積層抄造マット中の水分がプレス圧によって搾
出されることなくマット全体に行きわたってマットの流
動性が向上し、該凸部の縁角部や深い曲がり部分に亀裂
が生じて低密度部分が形成されたとしても、該マット内
のセメントや繊維補強材等の材料が低密度部分に流動し
て充填し亀裂が補修される。したがって立上り角度や曲
がり角度が45°〜60°程度になっても該凸部の縁角
部や深い曲がり部分は他の部分に比してかえって高密度
の状態となることが見出された。 【0007】 プレス時間に関しては、例えば60秒以
上の長時間プレスでは、マット内の水分が搾出されるこ
とによってマットの流動性が低下し、その結果高圧プレ
スでは凸部の縁角部や深い曲がり部分に応力集中が起
り、亀裂が発生してしまう。5秒〜30秒、望ましくは
7秒〜25秒、更に望ましくは10秒〜20秒の短時間
プレスによれば、前記したようにマット内の水は搾出さ
れる前にマット全体に行きわたり、マット内における材
料の流動性が向上するのである。 【0008】 プレス前の積層抄造マットの含水率は6
0%〜100%に調節する。このような含水率範囲では
積層抄造マットは崩れることなくかつ高圧短時間プレス
で望ましい流動性を獲得する。 【0009】 上記エンボッシングの後の養生は60〜
100℃、12〜24時間の一次養生、そして所望なれ
ば該一次養生に続いて蒸気養生あるいはオートクレーブ
養生を行なう。蒸気養生の条件は水蒸気を充満した雰囲
気内で40℃〜90℃の温度で10〜12時間、オート
クレーブ養生の条件は150℃〜250℃の温度で7〜
15時間である。養生後は乾燥して製品とする。 【0010】〔実施例1〕 下記の組成で含水率100%の抄造マットをフォーミン
グする。 ポルトランドセメント 40重量% 無機粉体物 40 〃 パーライト 10 〃 パルプ 10 〃 上記抄造マットにプレス圧250 kgf/cm2 、プレス時
間10秒のプレス条件によってエンボッシングし、深さ
3mmの溝状凹部(2) を介して矩形凸部(3) を形成したレ
ンガ模様を付した。該矩形凸部(3) の立上り角度θは約
50°に設定した。エンボッシング後該抄造マットは蒸
気養生しその後乾燥したところ、矩形凸部(3) の縁角部
(4) に亀裂が存在せず、鮮明なレンガ模様を有する無機
質板が得られた。 【0011】〔比較例1〕 実施例1の抄造マットをプレス圧100 kgf/cm2 、プ
レス時間10秒のプレス条件によってエンボッシングし
たところ、矩形凸部(3) の縁角部(4)には0.7mmの長
さの亀裂が認められた。 【0012】〔実施例2〕 下記の組成で含水率80%の抄造マットをフォーミング
する。 ポルトランドセメント 30重量% 無機粉体物 50 〃 パーライト 10 〃 パルプ 10 〃 上記抄造マットにプレス圧200 kgf/cm2 、プレス時
間15秒のプレス条件によってエンボッシングし、深さ
3mmの溝状凹部(2) を介して矩形凸部(3) を形成したレ
ンガ模様を付した。該矩形凸部(3) の立上り角度θは約
50°に設定した。エンボッシング後該抄造マットは蒸
気養生しその後乾燥したところ、矩形凸部(3) の縁角部
(4) に亀裂が存在せず、鮮明なレンガ模様を有する無機
質板が得られた。 【0013】〔比較例2〕 実施例2の抄造マットをプレス圧250 kgf/cm2 、プ
レス時間60秒のプレス条件によってエンボッシングし
たところ、矩形凸部(3) の縁角部(4)には0.4mmの長
さの亀裂が認められた。 【0014】〔実施例3〕 下記の組成で含水率90%の抄造マットをフォーミング
する。 ポルトランドセメント 50重量% 無機粉体物 30 〃 パーライト 10 〃 パルプ 10 〃 上記抄造マットにプレス圧230 kgf/cm2 、プレス時
間10秒のプレス条件によってエンボッシングし、深さ
3mmの溝状凹部(2) を介して矩形凸部(3) を形成したレ
ンガ模様を付した。該矩形凸部(3) の立上り角度θは約
50°に設定した。エンボッシング後該抄造マットは蒸
気養生しその後乾燥したところ、矩形凸部(3) の縁角部
(4) に亀裂が存在せず、鮮明なレンガ模様を有する無機
質板が得られた。 【0015】 【発明の効果】 本発明は上記したように抄造マットの
エンボッシングにおけるプレス圧を150 kgf/cm2 〜
300 kgf/cm2 、プレス時間を5秒〜30秒とし、か
つプレス前の積層抄造マットの含水率を60%〜100
%に調節するから、このような高圧短時間プレスで該抄
造マットは崩れることなく望ましい流動性を示し、凹凸
模様の凸部の縁角部や深い曲がり部分に応力が集中しに
くゝなり、該縁角部や深い曲がり部分における亀裂の発
生が減少し、無機質板表面に凸部の立上り角度が45°
〜60°の深彫り感のある鮮明な凹凸模様を付すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】図1および図2は本発明の一実施
例を示すものである。 【図1】 部分平面図 【図2】 図1におけるA−A断面図 図3および図4は従来例を示すものである。 【図3】 部分平面図 【図4】 凸部縁角部断面図 【符号の説明】 1 無機質板 2 凹部 3 凸部 4 縁角部 θ 立上り角度
例を示すものである。 【図1】 部分平面図 【図2】 図1におけるA−A断面図 図3および図4は従来例を示すものである。 【図3】 部分平面図 【図4】 凸部縁角部断面図 【符号の説明】 1 無機質板 2 凹部 3 凸部 4 縁角部 θ 立上り角度
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平11−7632(JP,A)
特開 平11−105017(JP,A)
特開 平9−57728(JP,A)
特開 平10−286817(JP,A)
特開 平11−90917(JP,A)
特開 平6−202634(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】セメントと繊維とを含有するスラリーを抄
造することによって抄造マットをフォーミングし、該抄
造マットの含水率を60%〜100%の範囲に調節した
上で該抄造マット表面に凸部の立上り角度が45°〜6
0 °の凹凸陰模様を形成した型板を押付け、150 kgf
/cm2 〜300 kgf/cm2 の圧力で5秒〜30秒間短時
間プレスすることを特徴とする無機質板の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30691099A JP3436714B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 無機質板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30691099A JP3436714B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 無機質板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001121523A JP2001121523A (ja) | 2001-05-08 |
JP3436714B2 true JP3436714B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=17962754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30691099A Expired - Fee Related JP3436714B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 無機質板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3436714B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5373272B2 (ja) | 2007-06-18 | 2013-12-18 | ニチハ株式会社 | 外壁板及びその塗装方法 |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30691099A patent/JP3436714B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2001121523A (ja) | 2001-05-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010522 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |