JP3436202B2 - 走行支援用の車載装置および走行支援方法 - Google Patents

走行支援用の車載装置および走行支援方法

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JP3436202B2 JP28061899A JP28061899A JP3436202B2 JP 3436202 B2 JP3436202 B2 JP 3436202B2 JP 28061899 A JP28061899 A JP 28061899A JP 28061899 A JP28061899 A JP 28061899A JP 3436202 B2 JP3436202 B2 JP 3436202B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路側からサービ
ス情報を入手して走行支援を行う車載装置に関する。本
発明は、好適にはAHS(Advanced Cruise-Assist Hig
hway Systems:走行支援道路システム)のうちの車載装
置に関するが、これに限定はされない。
【0002】
【従来の技術】近年、ITS(Intelligent Transport
Systems:高度道路交通システム)の開発が進展してお
り、そしてITSの一つにAHS(Advanced Cruise-As
sist Highway Systems:走行支援道路システム)があ
る。AHSでは、道路側のシステム(インフラシステ
ム)と車載装置が通信で接続され、それらが一体となっ
て走行支援を行う。走行支援は、代表的には情報提供と
車両制御(車速等)である。本発明では、運転者への警
告も情報提供に含めて考える。ここでは、主として情報
提供について説明する。
【0003】現在のところ、AHSでは、前方障害物衝
突防止、カーブ進入危険防止、車線逸脱防止、出会い頭
衝突防止(交差点接近時支援および発信時支援)、右折
衝突防止(右折車支援)、横断歩道歩行者衝突防止、と
いった支援機能が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では「前方障害
物衝突防止」に注目する。この支援機能では、停止車両
等の障害物を検知する装置(カメラ等)が道路側に設け
られる。設置場所は、例えばカーブ、トンネル出入り
口、見通しの悪い場所、悪天候の影響が大きい場所であ
る。障害物についての情報は車載装置に通信で送られ、
車載装置から運転者に伝えられる。
【0005】このようにAHSでは、車両自身では見つ
けられない前方物体の情報をインフラシステムから受け
とることができる。しかしながら、車両が自分自身で前
方物体を見つけられるときは、自分で獲得した情報を用
いて自律走行支援を行った方が、インフラに頼るよりも
かえってよいと考えられる。さらに、インフラシステム
から受け取った情報を自律走行支援に好適に活用すれ
ば、走行支援の能力を向上できると考えられる。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、インフラサービスを用いた走行支援
と自律走行支援の併用によって走行支援機能を向上する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、道路に設定されたサービスエリアで道
路側から入手した情報を基に走行支援を行うサービス走
行支援手段と、車載機器を用いて車両が自ら入手した情
報を基に自律走行支援を行う自律走行支援手段と、を含
む走行支援用の車載装置を提供する。この装置におい
て、前記サービス走行支援手段が道路側から入手する情
報は、車両の前方の障害物に関する情報を含み、前記自
律走行支援手段は、前方車両との適切な車間距離を確保
する機能を有し、かつ、前記自律走行支援手段は、前記
サービス走行支援手段により前記障害物に関する情報が
入手されたときに、障害物情報が入手されないときに用
いる基準要求車間距離を拡大した拡大要求車間距離を設
定する
【0008】本発明によれば、道路側から入手した情報
を用いるサービス走行支援手段に加えて、自律走行支援
手段を設けたので、車両自身で外部状況を把握できると
きには自律走行支援を行うことができる。
【0009】特に本発明では単に自律支援を導入するの
ではなく、自律支援に道路側から得た情報を利用する。
ここでは障害物情報を入手する。自律走行支援では、前
方車両との車間距離を確保する。この車間距離の確保に
障害物情報を利用することにより、車間距離確保機能を
向上することができる。好適には、要求車間距離の拡大
に応じて、要求減速度を小さくする。これによりスムー
ズな車両走行ができる。
【0010】例えば、車両の前方を先行車両が走行し、
先行車両のさらに先には障害物としての故障車両がいる
とする。自律走行支援により先行車両は検出できるが、
障害物は検出できない。本発明では、障害物情報を道路
側から入手し、その情報を自律走行支援に適用し、車間
距離を大きくし、減速度を小さくする。これにより、道
路状況に対応した走行支援が行われ、余裕が生まれ、ス
ムーズな車両走行を図ることができる。
【0011】なお、車間距離を確保する自律走行支援
は、例えば車間距離警報である(運転者に減速指示とし
て警報を与える)。オートクルーズ技術を利用した車速
制御による車間距離調整でもよい。
【0012】本発明の別の態様は、車両前方の物体に関
する車両走行支援方法である。この方法は、車両前方の
物体が車両自身では検出不能な位置では、道路側から入
手した情報を基に走行支援を行い、車両前方の物体が車
両自身で検出可能な位置では、車載機器を用いて車両が
自ら入手した情報を基に自律走行支援を行う。
【0013】この発明によれば、車両前方の物体が車両
自身で検出可能か否かに基づいて、インフラ利用型の走
行支援と自律走行支援とを適切に組合せ、好適な走行支
援ができる。前方物体が見えるときは自律支援を行うこ
とで、確実な支援ができる。
【0014】好ましくは、前記自律走行支援では、前方
車両との車間距離を確保するための支援を行い、かつ、
前記自律走行支援では、道路側から前方障害物の情報が
入手されたときには、その障害物情報に応じて調整した
要求車間距離を用いる。この態様によれば、前述したよ
うに、道路側から得られる障害物情報を自律走行支援に
役立て、車間距離確保機能を向上し、スムーズな走行を
図ることができる。
【0015】さらに、本発明の態様は上記の走行支援用
の車載装置および走行支援方法には限定されない。例え
ば、本発明の別の態様は、車両用の物体距離情報提供装
置であり、この装置は、車両前方の物体との距離を検出
し、検出した距離を所定の要求距離と比較し、比較結果
についての情報を提供する。そして、車両前方の障害物
についての情報を道路側のインフラ設備から通信で入手
する障害物情報入手手段と、障害物情報が入手されたと
きに、障害物情報が入手されないときに用いる基準要求
車間距離を拡大した拡大要求車間距離を設定する調整手
段とが設けられる。車両前方の物体は典型的には先行車
両であり、この場合は車間距離情報が提供される。この
態様でも本発明の効果が同様に得られる。
【0016】本発明のさらに別の態様は走行制御装置で
ある。この装置は車両前方の物体との距離を検出し、検
出した距離を所定の要求距離と比較し、比較結果につい
ての車両走行を制御する。そして、車両前方の障害物に
ついての情報を道路側のインフラ設備から通信で入手す
る障害物情報入手手段と、障害物情報が入手されたとき
に、障害物情報が入手されないときに用いる基準要求車
間距離を拡大した拡大要求車間距離を設定する調整手段
と、が設けられる。車両前方の物体は典型的には先行車
両であり、走行制御としては車間距離を確保するための
車速等の制御が行われる。この態様でも本発明の効果が
同様に得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。本実施形態では、本発明がAHS(Advanced Cru
ise-Assist Highway Systems:走行支援道路システム)
に適用される。
【0018】図1は、本実施形態の走行支援用の車載装
置の構成を示している。この車載装置は、走行支援とし
ての情報提供処理を行う。本発明では、情報提供には警
告をも含む。また、図2は、車載装置にサービス情報を
提供する「インフラシステム」すなわち道路側のシステ
ムを示している。両図のインフラシステムと車載装置が
一体となってAHSとして機能する。
【0019】まず、インフラシステムについて説明す
る。図2に例示したインフラ設備は、見通しの悪いカー
ブ部分に設けられており、前方障害物衝突防止のための
障害物情報を車両に提供する。
【0020】図2において、計測範囲50は見通しの悪
い場所(カーブの先の方)に設定されている。計測範囲
50内の障害物52が道路状況検出装置54により検出
される。検出装置54は、例えば可視カメラ、赤外線カ
メラ、赤外線センサである。インフラ制御装置56は、
検出装置54から送られた情報を基に、計測範囲50内
の障害物を特定する。例えば、可視カメラから得た画像
に対する画像処理が行われ、画像内の車両等が求められ
る。
【0021】送信情報生成部58は、車両に送信すべき
送信情報を送信機60に送る。送信情報は、障害物の情
報と道路線形情報を含む。障害物情報は、好適には、障
害物の有無、位置、大きさ、速度を含む。道路線形情報
は道路線形記憶部62から読み出される。送信情報は、
さらに路面状況等の有用な情報を含むことが好適であ
る。送信情報は送信機60から情報通信範囲64へと送
信される。AHSで現在設定されている送信間隔は10
0msecである。
【0022】情報通信範囲64の開始部分にはサービス
インマーカ66が設置されている。サービスインマーカ
66は電波マーカであり、サービス提供エリアへの進入
を車両に教える役目をもつ。サービスインマーカ66
は、さらに他の必要な情報を車両に提供する。さらに車
両は、サービスインマーカ66を使って、レーン方向に
沿った位置を特定し、かつ、自車走行レーンを特定する
ことができる。
【0023】図2の例では、車両がサービスインマーカ
66を通過しようとしている。車両がサービスインマー
カ66を通ると、車載装置はインフラから送られる情報
を受信して運転者に情報提供を行う。
【0024】次に、図1に戻って車載装置1の構成を説
明する。車載装置1は、走行支援ECU10、基点マー
カ検出器12、路車間通信機14、車速センサ16を含
む。基点マーカ検出器12(マーカセンサ)は、路上に
設置されたサービスインマーカおよびサービスアウトマ
ーカ(基点マーカ)を検出する。基点マーカ検出器12
は受信機を有し、基点マーカの発する電波を受信する。
また路車間通信機14は、サービスインマーカと関連し
て道路側に設置された送信機(図2、60)からサービ
ス情報を受信する。車速センサ16は、例えば車輪回転
数を示すパルス信号を発生し、車速情報として走行支援
ECU10に送る。なお、車速センサ16以外の構成、
例えば他のECUから車速情報を入手してもよい。
【0025】車載装置1は、さらに先行車レーダ18お
よび車車間通信機20を含む。これらは、自律走行支援
の車間距離確保機能に利用される。これらの構成の一方
または両方を用いて、先行車両との車間距離と車速が入
手される。さらに先行車両の減速度を入手することが好
適である。
【0026】走行支援ECU10には、AHSの各種の
情報提供機能が設けられている。図1には、それらの情
報提供機能のうちの一つである障害物情報提供の一形態
として、障害物警報部30が示されている。さらに走行
支援ECU10には、自律走行支援機能の一形態として
の車間警報部32が設けられている。
【0027】<障害物警報部30>は、路車間通信で得
た障害物情報を基に、障害物との衝突を回避するのに有
用な警報を運転者に与える。<車間警報部32>は、走
行レーダ等を用いて自分で検出した車間距離を基に、そ
の車間距離を適切に保つための警報を運転者に与える。
【0028】運転者への警報の提供には、出力手段とし
てのディスプレイ20およびスピーカ22が使用され
る。ディスプレイ20には、文字情報が表示されてもよ
く、道路、交差点形状等を表す画像が表示されてもよ
い。スピーカ22からは、報知音が出力されてもよく、
音声情報が出力されてもよい。
【0029】以下、これらの警報処理の原理を説明し、
それから、本実施形態の特徴である2つの警報処理の連
携について説明する。
【0030】図3を参照すると、車両Aの速度をv1、
減速度をa1とする。また前方物体Bの速度をv2、減
速度をa2とする。障害物警報では前方物体Bが障害物
(停車車両、はみ出し対向車などを含む)であり、車間
警報では前方物体Bが先行車両である。
【0031】車両Aおよび前方物体Bがt秒間に進む距
離は、それぞれ、v1・t−a1・t2/2、v2・t
−a2・t2/2である。したがって下式が満たされれ
ば、車両Aは前方物体Bに接触しない。
【0032】
【数1】L + v2・t − a2・t2/2> v1・t−
a1・t2/2 また、車両Aが停止するまでの時間は、v1−a1・t
=0より、t=v1/a1である。これを上式に代入
し、変形すると、
【数2】L > (v1−v2)・v1/a1−(a1−a2)
・v12/(2・a12) である。前方物体Bの減速度は無視(0)してもよい。
また、障害物警報の場合には、前方物体Bの速度も0で
あることが多い。
【0033】上記の式は基本的な原理を示している。実
際の装置を作成するときは、さらに空走距離などを考慮
した精密な計算を行うことが好適である。下式は、より
精密なモデル化した計算式の一例である。この式は、車
両の制動に必要な距離Lpを求めるためのものである
(前方物体の速度は無視されている)。
【0034】
【数3】LA = VA・Td+(VA・Tr − (1/6)・α
・Tr2)+(1/(2α))・(VA − α・Tr/2)2
【数4】Lp = LA + Ls ここで、Td:空走時間(s)(警報を認知しドライバが操
作するまでの反応遅れ時間や、センサが検出してからシ
ステムが作動するまでの時間)、Tr:制動力立ち上が
り時間(s)(ブレーキが作動してから目標減速度となる
までの時間)、VA:A車(サービス対象車両)の速度
(m/s)、α:A車の減速度(m/s2)(α<0)、LA:A車
の停止距離(m)、LS:余裕距離(m)。
【0035】このうち、余裕距離LSは、空走距離、停
止距離などの計算・推定誤差を保証する余裕の距離であ
る。余裕距離LSは、例えば、
【数5】 LS = 平均車頭時間(1.5秒)×0.1×車両速度 = 0.15×VA である。
【0036】上述の式は、障害物警報および車間警報で
以下のように用いられる。
【0037】「障害物警報」障害物警報部30は、基点
マーカ検出器12によりサービスインマーカが検出され
ると、路車間通信で障害物の位置、速度を入手する。こ
こでは障害物が停止している(速度0)とする。サービ
スインマーカを基準として走行距離から現在位置を求
め、さらに、現在位置から障害物までの距離を算出す
る。この距離と車速を用いて、図3に関連して説明した
原理に従い、障害物の手前で停止するために必要な減速
度を算出する。この減速度が「所定の通常減速度α1」
以上になったら、一次警報としての減速案内を運転者に
伝える。さらに、必要な減速度が「所定の緊急減速度α
2(通常減速度より大きい)」以上になったら、二次警
報としての警報を運転者に与える。通常減速度α1は、
例えば3m/s2(≒0.3G)であり、緊急減速度α
2は、例えば5m/s2(≒0.5G)である。
【0038】「車間警報」車間警報部32は、先行車レ
ーダ18または車車間通信機20で得られる車間距離、
先行車の車速および減速度を監視し、入手した情報を用
いて要求車間距離を求める。要求車間距離は、図3に関
連して説明した原理に従い求められる。自車の減速度は
適当に設定されている(例えば上記の通常減速度α1と
同じ値)。この減速度と、現在の自車速度と、先行車両
の車速および減速度とから、先行車両との接触が生じな
いような車間距離が算出され、要求車間距離とされる。
そして、要求車間距離と実車間距離を比較し、実車間距
離が要求車間距離以下になったら車間警報を運転者に与
える。
【0039】なお、上記の処理では先行車の車速と減速
度を用いている。しかし、減速度は用いなくてもよく、
また車速および減速度を用いなくてもよい(この場合
は、自車速度に応じて適切な車間距離を求める)。これ
らの情報の入手が不要となり、装置を簡略化できる。
【0040】また、要求車間距離を、車速等のパラメー
タと関連づけるマップを予め用意しておくことが好適で
ある。この点については障害物警報でも同様であり、予
め判定マップを作って、走行支援ECUに記憶しておく
ことが好ましい。
【0041】次に、図4および図5を参照し、障害物警
報処理と車間警報処理の連携について説明する。図4は
障害物警報処理を、図5は車間警報処理を示している。
両図の処理は、例えば50msec毎に周期的に繰り返
される。
【0042】図4において、S10では先行車があるか
否かを判定する。これは、自律支援側でレーダまたは車
車間通信により先行車が捕捉されているか否かを判定し
ている。S10がNOであれば、S12に進んで障害物
警報を行う。すなわち、自律支援側で先行車が検出され
ない限りは、インフラ情報に基づく警報処理を行う。S
12では路車間通信で受信した障害物情報を入力し、S
14にて障害物警報タイミングについての判定を行う。
前述したように、所定の通常減速度α1または緊急減速
度α2以上の減速度が要求されるとき、S14がYES
と判定される。そしてS16で障害物警報が発せられ
る。必要な減速度が通常減速度α1と緊急減速度α2の
間であれば一次警報が、緊急減速度α2以上であれば二
次警報が発生される。警報出力にはディスプレイおよび
スピーカの一方または両方が適宜用いられる。S14が
NOであれば、障害物警報が不要なので処理を終了す
る。
【0043】一方S10がYESの場合、すなわち、先
行車ありの場合、S18に進み、障害物警報なしとして
処理を終了する。このように、本実施形態では、自律支
援側で前方物体を検出するまでは、インフラ情報に基づ
く警報処理を行う。自律支援側で前方物体を検出できた
ら、インフラ情報に基づく警報レベルを変更し、警報を
行わない。これにより警報処理は自律支援側(車間警
報)に委ねられる。
【0044】図5は車間警報処理を示している。S20
ではインフラサービスがあるか否か、すなわち、路車間
通信が行われて障害物の存在が知らされているか否かが
判定される。S20がNOであれば、S22に進み、基
準要求車間距離を、警報判定しきい値として設定する。
基準要求車間距離は、前述したように、自車の車速と先
行車の車速を用いて求められる。そして、S26にて、
基準要求車間距離を用いて警報タイミングについての判
定を行う。ここでは、実車間距離が基準要求車間距離以
下か否かが判定される。S26がYESであれば、S2
8にて車間警報が発せられる。S26がNOであれば、
警報が不要なので処理を終了する。
【0045】一方、S20がYESの場合、S24に進
み、基準要求車間距離を拡大した拡大要求車間距離を、
警報判定しきい値として設定する。例えば、基準要求車
間距離に適当な係数(例えば1.5〜2)を積算した値
を用いる。また例えば、基準要求車間距離に適当な余裕
距離を加算する。前述のモデル式では、制動距離に、誤
差等を想定した余裕距離が考慮されていた。この余裕距
離を大きく設定してもよい。
【0046】S24で拡大要求車間距離を求めた後は、
S26に進み、基準要求車間距離を用いる場合と同様に
警報タイミングについての判定を行う。実車間距離が拡
大要求車間距離以下か否かが判定され、S26がYES
であれば、S28にて車間警報が発せられる。S26が
NOであれば、警報が不要なので処理を終了する。
【0047】上記の図5のS26において、さらに、拡
大要求車間距離は障害物情報に応じて可変設定されても
よい。例えば、障害物が動いているか否かによって、車
間距離の拡大の程度を変更する。障害物が手前側に動い
ている場合には車間距離を大きくすることが好適であ
る。また障害物が向こう側に動いている場合には車間距
離を小さくしてもよい。
【0048】さらに別の可変設定としては、障害物まで
の距離に応じて要求車間距離の拡大量を変更してもよ
い。例えば障害物と自車の距離が小さいほど、要求車間
距離の拡大量を大きくする。障害物との距離が狭まるほ
ど、急減速の必要が生じる可能性が高くなり、これに対
処することができる。
【0049】さらに別の可変設定としては、障害物の大
きさに応じて要求車間距離の拡大量を変更してもよい。
例えば、障害物の大きさが所定の大きさ以上であれば要
求車間距離を拡大するが、そうでなければ拡大しない。
所定の大きさは、例えば四輪車相当の大きさである。
【0050】さらに別の可変設定としては、障害物の種
類に応じて要求車間距離の拡大量を変更してもよい。例
えば、障害物の種類が、車両または同等の大きさの物体
に該当すれば要求車間距離を拡大するが、そうでなけれ
ば拡大しない。
【0051】また図5のS24およびS26では、要求
車間距離を設定するとともに、要求減速度も設定してよ
い。要求減速度は、前述の図3に関連して説明した原理
に従って現状の車速等から求められる値で、衝突なしに
停止できる減速度である。拡大要求減速度を設定すると
きは、基準要求車間距離に対応する基準要求減速度を小
さい方向に変更した縮小要求減速度を設定する。車間距
離を拡大したので、車両が停車するのに必要な減速度も
小さくでき、走行がスムーズになるように図ることがで
きる。この基準/縮小要求減速度の情報も、警報の一部
として運転者に伝えることができる。
【0052】次に、図6において、実線mは、拡大要求
車間距離が適用された場合の車速変化の一例を示してい
る。一方、点線nは、拡大要求車間距離が適用されない
場合の車速変化の一例である。
【0053】(拡大要求車間距離を用いない場合):基
準要求車間距離を用いているので、車間距離が比較的小
さくなる時点t3まで車間距離警報が発せられない。
【0054】(拡大要求車間距離を用いる場合):時点
t1で基準要求車間距離から拡大要求車間距離への切替
が行われている。これにより、時点t3より早いタイミ
ングt2で車間警報が発生し、運転者は減速を始める。
減速開始タイミングが早いので、小さな減速度にて、同
じ位置で停止できる(速度の積分、すなわち台形の面積
が同じ)。
【0055】図7は、本実施形態が適用される具体例を
示している。車両Aの前方を先行車Xが走行している。
先行車Xの先に障害物Y(停止車両)がいる。車両A
は、サービスインマーカの検出後、路車間通信で障害物
Yの存在を知り、先行車Xとの要求車間距離を拡大す
る。この要求車間距離より実車間距離が小さくなると運
転者に警報が発せられる。
【0056】運転者は警報が出ないように運転するの
で、車両は障害物がないときよりも車間距離を広げて走
行する。先行車Xが障害物Yに気づいて減速を開始する
と、車間距離が狭まり、警報が出される。要求車間距離
を大きくしてあるので、早いタイミングで警報が出され
る。その結果、低い減速度であっても、車両Aは先行車
Xの後ろについて、障害物Yの手前で停車できる。また
先行車Xが障害物Yに気づいて急制動をかけたとして
も、車間距離に余裕があるので、その先行車の手前で適
切に停車できる。
【0057】図7の例にて先行車Xが存在しないとす
る。この場合も図4および図5の処理を適用できる。始
めは図4に従った警報処理が行われる。その後、障害物
Yが自律走行支援用の先行車レーダ等により検出され
る。これを受けて図5に従った警報処理が行われる。こ
こでは拡大要求車間距離が用いられる。すでに障害物Y
(先行車でもある)の情報が通信で入手されているから
である。拡大要求車間距離を用いるので、警報は早めに
出される。運転者は、警報に従って障害物Yの手前で減
速、停止できる。
【0058】次に、図8を参照し、本発明のもう一つの
実施形態を説明する。上述の実施形態では、本発明の自
律走行支援手段の一態様として、車間警報が行われた。
この実施形態では、自律走行支援手段のもう一つの態様
として、車間距離の自動制御が行われる。図8におい
て、図1と同様の構成要素には同一符号が付けられてお
り、それらの構成要素についての説明は省略する。
【0059】図1の装置との相違点として、図8の走行
支援ECU10には、車間警報部の代わりに車間距離制
御部40が設けられている。車間距離制御部40は、前
方車両との適切な車間距離を得るために車速を制御す
る。車速制御のために、走行支援ECU10は、エンジ
ン42、ブレーキ44および変速機46の少なくとも一
つ、好ましくは3つを制御する。これらの装置のECU
に制御信号を送ることが好適である。
【0060】図8の装置は、要求車間距離を警報に用い
るか車速制御に用いるかの相違を除き、基本的に図1の
装置と同様に動作する。すなわち、走行支援ECU10
の障害物警報部30は、前述したように図4の処理を行
う。また車間距離制御部40は、図5のフローチャート
に従って、要求車間距離を求める。障害物情報がインフ
ラから入手されなければ基準要求車間距離を、入手され
ていれば拡大要求車間距離を用いる。要求車間距離を達
成するように車速制御を行う。拡大要求車間距離が用い
られていれば、車間距離に余裕がある。したがって、拡
大要求車間距離を維持するための要求減速度も小さく設
定され、この要求減速度に従ってブレーキ等に指示が出
される。
【0061】なお、図8の車間距離制御部40におい
て、具体的な車間距離制御に関しては、従来提案されて
いる公知のオートクルーズコントロール等の技術を利用
すればよい。また走行支援ECU10は、複数の個別E
CU、例えば車間距離制御機能をもったECUと障害物
警報機能をもったECU(AHS用のECU)で構成さ
れてもよい。この場合、オートクルーズ用のECUを本
発明の装置の一部として利用できる。
【0062】以上、本発明の好適な実施形態を説明し
た。以上に説明したように、本実施形態によれば、車両
前方の物体が車両自身では検出不能な位置では、インフ
ラ情報を用いて走行支援を行う。車両前方の物体が車両
自身で検出可能な位置にくると、自律走行支援を行う。
インフラ利用型の走行支援と自律走行支援とが適切に組
み合わされ、好適な走行支援ができる。前方物体が見え
るときは自律支援を選ぶことで、確実な支援ができる。
【0063】さらに本実施形態では、単に自律支援を行
うのではなく、その自律支援にインフラ情報を利用し、
自律支援処理を変更している。自律支援にとって見る
と、車両単独では得られない情報、従来の自律支援では
得られない情報を利用した支援が行えるので、自律支援
機能の向上が図れる。
【0064】本実施形態の場合は、自律支援により、車
間距離を確保するために警報または車間距離制御が行わ
れる。障害物の存在を知ると、その情報を車間距離確保
に利用し、これにより車間距離確保機能を向上してい
る。障害物の存在に基づき、この先の減速の必要性を想
定した適当な車間距離を確保することができ、後の急減
速を避けられ、スムーズな車両走行ができる。
【0065】具体例としては、基準の要求車間距離を拡
大方向に調整した拡大要求車間距離を設定し、その拡大
要求車間距離に基づいて警報または車間距離自動制御を
行う。要求車間距離の拡大に応じて、要求減速度を小さ
くする。距離を大きくして減速度を小さくするので、障
害物の手前でスムーズに車両が減速または停止する。
【0066】なお、本実施形態で説明した障害物警報処
理および車間警報処理の具体的内容は一例であり、当業
者により変形または変更が可能なことはもちろんであ
る。特に車間警報については、何らかの形で車間距離に
ついての情報を乗員に知らせる処理が行われればよい。
そして、車間距離が障害物情報に基づいて調整されれ
ば、そのような構成は本発明の範囲に含まれる。車間距
離制御についても同様である。
【0067】また本実施形態では、本発明がAHSに適
用されたが、本発明はこれに限定されない。AHS以外
の走行支援システムに本発明が適用されてもよい。ま
た、日本国のAHSシステムに相当する他の国のシステ
ムに本発明を適用することも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の走行支援用の車載装置を
示すブロック図である。
【図2】 走行支援システムのインフラ設備を示す図で
ある。
【図3】 障害物警報および車間警報の原理を説明する
ための図である。
【図4】 図1の車載装置による障害物警報処理を示す
フローチャートである。
【図5】 図1の車載装置による車間警報処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】 図5の処理が適用されたときの車速変化を示
す図である。
【図7】 本実施形態の警報処理が適用される具体的状
況の例を示す図である。
【図8】 本発明の別の実施形態の走行支援用の車載装
置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 車載装置、10 走行支援ECU、12 マーカ検
出器、14 路車間通信機、16 車速センサ、18
先行車レーダ、20 車車間通信機、30 障害物警報
部、32 車間警報部、40 車間距離制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 12/28 H04L 11/00 310B (72)発明者 伊藤 恒司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 西田 誠 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 高城 泰宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−238367(JP,A) 特開 平11−53695(JP,A) 特開 平11−29060(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 B60R 21/00 B60K 31/00 H04B 7/26 H04L 12/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路に設定されたサービスエリアで道路
    側から入手した情報を基に走行支援を行うサービス走行
    支援手段と、 車載機器を用いて車両が自ら入手した情報を基に自律走
    行支援を行う自律走行支援手段と、 を含む走行支援用の車載装置において、 前記サービス走行支援手段が道路側から入手する情報
    は、車両の前方の障害物に関する情報を含み、 前記自律走行支援手段は、前方車両との適切な車間距離
    を確保する機能を有し、かつ、前記自律走行支援手段
    は、前記サービス走行支援手段により前記障害物に関す
    る情報が入手されたときに、障害物情報が入手されない
    ときに用いる基準要求車間距離を拡大した拡大要求車間
    距離を設定することを特徴とする走行支援用の車載装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の走行支援用の車載装置
    において、 前記自律走行支援手段は、前方車両との適切な車間距離
    を得るための指示を運転者に与えることを特徴とする走
    行支援用の車載装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の走行支援用の車載装置
    において、 前記自律走行支援手段は、前方車両との適切な車間距離
    を得るために車速を制御することを特徴とする走行支援
    用の車載装置。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の走行支援用の車載装置
    において、 前記自律走行支援手段は、障害物情報が入手されたと
    き、要求車間距離の拡大にともなって要求減速度を小さ
    く設定することを特徴とする走行支援用の車載装置。
  5. 【請求項5】 車両前方の物体に関する車両走行支援方
    法であって、 車両前方の物体が車両自身では検出不能な位置では、道
    路側から入手した情報を基に走行支援を行い、 車両前方の物体が車両自身で検出可能な位置では、車載
    機器を用いて車両が自ら入手した情報を基に自律走行支
    援を行うことを特徴とする車両走行支援方法。
  6. 【請求項6】 請求項に記載の車両走行支援方法にお
    いて、 前記自律走行支援では、前方車両との車間距離を確保す
    るための支援を行い、かつ、前記自律走行支援では、道
    路側から前方障害物の情報が入手されたときには、その
    障害物情報に応じて調整した要求車間距離を用いること
    を特徴とする車両走行支援方法。
  7. 【請求項7】 車両前方の物体との距離を検出し、検出
    した距離を所定の要求距離と比較し、比較結果について
    の情報を提供する車両用の物体距離情報提供装置におい
    て、 車両前方の障害物についての情報を道路側のインフラ設
    備から通信で入手する障害物情報入手手段と、障害物情報が入手されたときに、障害物情報が入手され
    ないときに用いる基準要求車間距離を拡大した拡大要求
    車間距離を設定する 調整手段と、 を含むことを特徴とする物体距離情報提供装置。
  8. 【請求項8】 車両前方の物体との距離を検出し、検出
    した距離を所定の要求距離と比較し、比較結果について
    の車両走行を制御する走行制御装置において、 車両前方の障害物についての情報を道路側のインフラ設
    備から通信で入手する障害物情報入手手段と、障害物情報が入手されたときに、障害物情報が入手され
    ないときに用いる基準要求車間距離を拡大した拡大要求
    車間距離を設定する 調整手段と、 を含むことを特徴とする車両走行制御装置。
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