JP3432998B2 - 包囲型エンジン作業機 - Google Patents

包囲型エンジン作業機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンと発電機等の
作業機を防音ケース内に収容した包囲型エンジン作業機
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の環境改善意識の高まりから、エン
ジンと発電機等の作業機を収容した包囲型エンジン作業
機が採用されるようになった。そして従来の包囲型エン
ジン作業機としては、例えば図5に示すものがある。図
5(A)は従来の包囲型エンジン発電機の概略平面図、
図5(B)はその概略側面図である。
【0003】この包囲型エンジン発電機は、基台100
上にエンジン102と発電機103とを前後に直列状に
伝動連結して複数の防振ゴム132で一体に支持し、上
記エンジン102と発電機103とを2重の防音ケース
101a・101b内に収容し、外側防音ケース101
aの一側壁と他側壁に、それぞれ外気取入口104と冷
却風放出口105をあけ、エンジン102の前方(下流
側)に設けられたラジェータファン106の起風によ
り、外気取入口104及び基台100の下方から吸入し
た冷却風Aで発電機103とエンジン102とを冷却
し、この冷却風Aを冷却風放出口105から放出するよ
うに構成されている。
【0004】上記防音ケース101a・101b間の後
半部隙間は冷却風導入通路109aに、前半部隙間は冷
却風導出通路109bに形成され、上記エンジン102
及びラジェータファン106と発電機103は内側の防
音ケース101b内に収容されている。また、エンジン
102の上側に配置したマフラ107は風洞113で包
囲され、この風洞113は冷却風導出通路109bに連
通し、この冷却風導出通路109bの終端部は前記冷却
風放出口105に臨ませてある。なお、エアクリーナ1
10は一方の冷却風導入通路109aの終端部に設けら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、基
台100上にエンジン102と発電機103とを前後に
直列状に伝動連結して複数の防振ゴム132で一体に支
持しているが、必ずしも防振支持の実効が十分でない。
また、エンジン102及び発電機103を2重の防音ケ
ース101a・101bで覆っているため、全体として
かさ高く大形になるうえ、内側防音ケース101b内の
ヒートバランスが悪く放熱性が低下する。
【0006】また、図5(B)に示すように、マフラ1
07は風洞113で包囲されているが、マフラ107よ
り導出した排気管108は、直接防音ケース101の外
に臨む状態で設けられているため、この排気管108か
らエンジンの爆発音や排気音が直接漏れ出ることにな
る。本発明はこのような事情を考慮してなされたもの
で、包囲型エンジン作業機のコンパクト化と防振支持の
実効性を高め、併せて放熱性と防音性の向上を図ること
を技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、上記課題を解決するものとして、以下のように構成
される。即ち、エンジン2と作業機3とを前後に直列状
に伝動連結して防振支持装置30で一体に支持し、上記
エンジン2と作業機3とを防音ケース1内に収容して構
成した包囲型エンジン作業機において、前記防振支持装
置30は、エンジン2と作業機3とを一体に支持する複
数の防振ゴム32と、これらの防振ゴム32の下側にベ
ース板33・35を介して設けられ板状の制振材34と
を備え、前記エンジン2と作業機3とを所定角度θだけ
前傾させて防振支持した、ことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した包囲型エンジン作業機において、エンジン2と冷
却ファン6とを冷却風導入口12を有する第1風洞11
で包囲し、マフラ7を第2風洞13で包囲するととも
に、上記マフラ7より導出した排気管8を排風ダクト1
4で包囲し、この排風ダクト14の終端部14bに消音
室15を設け、この消音室15は前傾させた作業機3の
下側空間内に配置した、ことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の作用・効果】請求項1に記載した包囲型エンジ
ン作業機では、エンジン2と作業機3とを複数の防振ゴ
ム32で一体に支持するとともに、これらの防振ゴム3
2の下側にベース板33を介して板状の制振材34を設
け、エンジン2と作業機3とを所定角度θだけ前傾させ
て防振支持したことから、以下の作用・効果を奏する。
【0010】本発明は、エンジン2及び作業機3の前後
方向の慣性主軸Iが、それらの回転軸心Jに対して所定
角度θ(略10°)傾斜していることに着眼したもの
で、図1に示すように、エンジン2及び作業機3を所定
角度θだけ前傾させることにより、上記慣性主軸Iを水
平にしてX軸と合致させいる。また、図3(A)に示す
ように、エンジン2及び作業機3を左右の防振ゴム32
で傾斜支持することにより、防振支持系の弾性中心Gが
支持面より高くなるようにしている。これは上記慣性主
軸Iが防振支持系の弾性中心Gを通り、かつ、当該慣性
主軸Iが上記弾性中心Gにおいて交差する他の2つの弾
性主軸を含むY−Z面と直交するように設定すること
で、上記慣性主軸I回りの回転振動(ローリング)と他
の併進振動とを独立させ、振動の非連性化を図ることを
意図したものである。そして、エンジンの振動のうち、
比較的高い周波数成分を防振ゴム32により遮断し、低
い周波数成分を板状の制振材34で遮断する。これによ
り、エンジンの振動の周波数全域にわたり防振支持の実
効性を高めることができる。
【0011】請求項2に記載した包囲型エンジン作業機
では、防音ケース1内において、発熱源であるエンジン
2とマフラ7と排気管8を、それぞれ第1風洞11と第
2風洞13と排風ダクト14で2重に包囲し、作業機3
は2重に包囲しないので、その分だけ包囲型エンジン作
業機のコンパクト化を図ることができる。また、発熱源
であるエンジン2とマフラ7と排気管8を、それぞれ第
1風洞11と第2風洞13と排風ダクト14で2重に包
囲して熱的に遮断するとともに、これらを順次直列状に
連通し、第1風洞11内の冷却ファン6により冷却風導
入口12から吸入した冷却風Aで上記発熱源2・7・8
を順次強力に冷却し、その冷却風Aを冷却風放出口5よ
り放出する。これにより、放熱性の向上を図ることがで
きる。
【0012】また、請求項2に記載した包囲型エンジン
作業機では、排風ダクト14の終端部14bに消音室1
5を設け、この消音室15は、エンジン2と作業機3と
所定角度θだけ傾斜させて防振支持することにより生じ
た作業機3の下側空間を利用している。これにより、包
囲型エンジン作業機のコンパクト化を図りつつ、冷却風
放出口5から漏れ出るエンジンの爆発音や排気音を一段
と低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいてさらに詳しく説明する。図1は本発明の実施形
態に係る包囲型エンジン発電機の縦断面図、図2はその
包囲型エンジン発電機の分解斜視図である。この実施形
態に係る包囲型エンジン発電機Eは、図2に示すよう
に、第1ケース部分1Aの横側に第2ケース部分1Bを
隣接配置して防音ケース1を構成し、第1ケース部分1
Aで吸気ダクト9とエアクリーナ17を包囲し、第2ケ
ース部分1Bでエンジン2及び発電機3と後述する各種
風洞10・11・13及び排風ダクト14を包囲するよ
うに構成し、この防音ケース1の周囲6面には、図1に
示すように、その内面に吸音材を接着したケース板1c
が着脱自在に固着されている。
【0014】上記吸気ダクト9は、図2に示すように、
横向きJ字状に形成され、その一端側開口9aは第1ケ
ース部分1Aの前側壁下方にあけた外気取入口4に合致
させて臨ませ、他端側開口9bはエアクリーナ17に臨
ませ、外気取入口4より導入した冷却風Aの一部分をエ
アクリーナ17に供給し、その他の部分を発電機3と後
述するブロア18に分流して供給するように構成されて
いる。つまり、吸気ダクト9の他端側開口9bより流出
した冷却風Aの一部分A1 はエアクリーナ17に流入す
る。他の一部分A2 は発電機3の後部開口3aより流入
して前部開口3bより流出し、その間に当該発電機3を
冷却し、その後ブロア18に吸い込まれる。その他の冷
却風A3 は、直接ブロア18に吸い込まれる。
【0015】上記のように、単一の吸気ダクト9を介し
て冷却風Aを取り込み、この冷却風Aをエアクリーナ1
7と発電機3とブロア18とに分流させ、上記ブロア1
8と第1風洞11内のエンジンの前部に配置した冷却フ
ァン6で熱膨張する前の冷却風Aを圧送するように構成
することにより、上記ブロア18及び冷却ファン6によ
る圧送効率が向上し、実質的な冷却風量が増える。これ
により冷却性能が向上する。
【0016】第2ケース部分1B内には、図1及び図2
に示すように、エンジン2と発電機3とを前後に直列状
に伝動連結して収容し、このエンジン2の前側にブロア
18で集めた冷却風Aを後続の第1風洞11に向けて案
内する集風ガイド用風洞10を設ける。これにより、分
流した冷却風Aを効率よく集めて発熱源であるエンジン
2、マフラ7、及び排気管8を順次強力に冷却すること
ができる。
【0017】図1及び図3(A)に示すように、エンジ
ン2と発電機3は、防振支持装置30により前傾姿勢で
一体に防振支持されている。この防振支持装置30は、
エンジン2と発電機3を搭載したベース架台31と、こ
のベース架台31を介してエンジン2と作業機3とを防
振支持する4個の防振ゴム32と、これらの防振ゴム3
2の下側にベース板33・35で挟持して設けられた板
状の制振材34とから構成され、前述したように、慣性
主軸I回りの回転振動(ローリング)と他の併進振動と
の非連性化を図ることを意図している。エンジンの振動
の大きな要素であるローリングを抑えるためには、これ
で十分だからである。
【0018】即ち、本実施形態では、エンジン2及び発
電機3の前後方向の慣性主軸Iを水平にしてX軸と合致
させ、この慣性主軸Iが防振支持系の弾性中心Gを通
り、かつ、この慣性主軸Iが上記弾性中心Gにおいて交
差する他の2つの弾性主軸を含むY−Z面と直交するよ
うに設定されている。ただし、Xは前後方向を、Yは左
右方向を、Zは垂直方向を示す。ちなみに、4個の防振
ゴム32は、図3(A)に示すように、その重心高さh
が略175mmに、前記弾性中心Gからの左右の距離b
が略178mmに、Y−Z面内での左右の防振ゴム32
の傾斜角度αが略22°になるように、かつ、エンジン
2及び発電機3を前傾角度θ(略10°)で防振支持す
るように配置されている。なお、上記防振ゴム32によ
る防振支持系全体の固有振動数は略15Hzに設定さ
れ、振動伝達率が(1/10)以下となるように構成さ
れている。
【0019】また、上記板状の制振材34は、三ツ星ベ
ルト株式会社製の高分子ゲルを素材とする商標:ゲルシ
ートから構成されている。つまり、エンジンの振動のう
ち、比較的高い周波数成分(100Hz以上)を防振ゴ
ム32により遮断し、低い周波数成分(100Hz以
下)を板状の制振材34で遮断する。これにより、エン
ジンの振動の周波数全域にわたり防振支持の実効を高め
ることができる。
【0020】上記制振材34は、図3(A)(B)に示
すように、額縁状に形成された制振部本体34aと、こ
の下側に制振部本体34aと一体に形成された規制凸部
34bとから成り、制振部本体34aを上下一対のベー
ス板33・35で挟持し、規制凸部34bを下側のベー
ス板35にあけた開口35bに落とし込み、振動時に当
該制振材34が移動して外れるのを規制するように構成
することもできる。また、図3(B)に示すように、制
振材34の制振部本体34aに所定ピッチの孔36をあ
けることにより、その弾性係数を変更することもでき
る。
【0021】図1に戻り、第2ケース部分1B内におい
て、エンジン2とこのエンジン2の前部に配置した冷却
ファン6とを冷却風導入口12を有する第1風洞11で
包囲し、前記発電機3の上側に配置したマフラ7を第2
風洞13で包囲し、前記マフラ7より導出した排気管8
を排風ダクト14で包囲し、集風ガイド用風洞10と第
1風洞11と第2風洞13と排風ダクト14とを順次直
列状に連通するとともに、上記排風ダクト14の終端部
14bを前記第2ケース部分1Bの後側壁にあけた冷却
風放出口5に臨ませてある。
【0022】つまり、発熱源であるエンジン2とマフラ
7と排気管8を、それぞれ第1風洞11と第2風洞13
と排風ダクト14で2重に包囲して熱的に遮断するとと
もに、これらを順次直列状に連通し、第1風洞11内の
冷却ファン6により冷却風導入口12から吸入した冷却
風Aで上記発熱源2・7・8を順次強力に冷却し、その
冷却風Aを冷却風放出口5より放出するように構成され
ている。これにより、放熱性の向上を図ることができ
る。また、発電機3は2重に包囲しないので、その分だ
け包囲型エンジン作業機のコンパクト化を図ることがで
きる。
【0023】前記集風ガイド用風洞10と第1風洞11
とは、図1に示すように、振動遮断手段である発泡ウレ
タン19を介して接続され、エンジン2の振動が第1風
洞11を介して圧送用風洞10に伝達するのを発泡ウレ
タン19で遮断するように構成されている。また、第1
風洞11と第2風洞13とは、振動遮断手段であるフレ
キシブルジョイント20を介して接続され、エンジン2
の振動が第1風洞11を介して第2風洞13に伝達する
のをフレキシブルジョイント20で遮断するように構成
されている。
【0024】上記フレキシブルジョイント20は、図4
(A)に示すように、2枚のゴム板21a・21bの外
周を2枚の矩形枠板22で挟みつけてベローズ状に接合
し、一方のゴム板21aの内周を第1風洞11の開口端
部に矩形枠板23で挟みつけて接合し、他方のゴム板2
1bの内周を第2風洞13の開口端部に矩形枠板23で
挟みつけて接合して構成されている。このフレキシブル
ジョイント20を採用することにより、市販されている
蛇腹を採用する場合と比較して接合寸法を極端に短く、
製作コストを大幅に低減することが可能となる。
【0025】ちなみに、2枚のゴム板21a・21bの
うち、マフラ側のゴム板21bを普通のゴム板により、
エンジン側のゴム板21aをシリコンゴム板により構成
することにより、製作コストを低減しつつ、耐熱性を高
めることが可能となる。また2枚のゴム板21a・21
bの板厚を適宜設定することにより、バネ剛性を任意に
選定して防振性能を高めることが可能となる。
【0026】エンジン2より導出した排気管8にはマフ
ラ7が接合され、このマフラ7より導出した排気管8に
は第2マフラ8bが接合されている。この第2マフラ8
bは排気管8の一部分をなす。そして前記排風ダクト1
4内で第2マフラ8bの外周空間には、図1及び図4
(B)に示すように、第2マフラ8bの挿通孔26と排
風通路27を有する消音材25が充填されている。これ
により、冷却風放出口5から漏れ出るエンジンの爆発音
や排気音を低減することができる。
【0027】前記排風ダクト14の終端部14bには、
図1に示すように、前記冷却風放出口5と対向する状態
で消音室15が設けられている。この消音室15は、エ
ンジン2と発電機3とをベース架台31を介してθだけ
前傾させて防振支持することにより生じた空間を利用し
ている。これにより、冷却風放出口5から漏れ出るエン
ジンの爆発音や排気音を一段と低減することができる。
【0028】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、この発明の特徴をなす構成を変更しな
い範囲内において種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包囲型エンジン作業機の実施形態
としての包囲型エンジン発電機の構成を示す縦断面図で
ある。
【図2】上記包囲型エンジン発電機の図分解斜視図であ
る。
【図3】図3(A)は本発明に係る防振支持装置の縦断
正面図、図3(B)は制振材の斜視図である。
【図4】図4(A)はフレキシブルジョイントの縦断面
図、図4(B)は消音材の斜視図である。
【図5】図5(A)は従来の包囲型エンジン発電機の概
略平面図、図5(B)はその包囲型エンジン発電機の側
面図である。
【符号の説明】
1…防音ケース、2…エンジン、3…作業機(発電
機)、5…冷却風放出口、6…冷却ファン、7…マフ
ラ、8b…排気管、11…第1風洞、12…冷却風導入
口、13…第2風洞、14…排風ダクト、14b…排風
ダクトの終端部、15…消音室、17…エアクリーナ、
30…防振支持装置、32…防振ゴム、33・35…ベ
ース板、34…制振材、A…冷却風、E…包囲型エンジ
ン作業機、θ…所定角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16M 1/00 F16M 1/00 G 7/00 7/00 C (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16M 7/00 F16M 1/00 F02B 63/04 F02B 63/00 F02B 77/13

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(2)と作業機(3)とを前後
    に直列状に伝動連結して防振支持装置(30)で一体に
    支持し、上記エンジン(2)と作業機(3)とを防音ケ
    ース1内に収容して構成した包囲型エンジン作業機にお
    いて、 前記防支持振装置(30)は、エンジン(2)と作業機
    (3)とを一体に支持する複数の防振ゴム(32)と、
    これらの防振ゴム(32)の下側にベース板(33)
    (35)を介して設けられた板状の制振材(34)とを
    備え、前記エンジン(2)と作業機(3)とを所定角度
    (θ)だけ前傾させて防振支持した、ことを特徴とする
    包囲型エンジン作業機。
  2. 【請求項2】 前記エンジン(2)と冷却ファン(6)
    とを冷却風導入口(12)を有する第1風洞(11)で
    包囲し、マフラ(7)を第2風洞(13)で包囲すると
    ともに、上記マフラ(7)より導出した排気管(8)を
    排風ダクト(14)で包囲し、この排風ダクト(14)
    の終端部(14b)に消音室(15)を設け、この消音
    室(15)は前傾させた作業機(3)の下側空間内に配
    置した、ことを特徴とする請求項1に記載した包囲型エ
    ンジン作業機。
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