JP3431616B2 - 中綿交換機構 - Google Patents

中綿交換機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中綿式筆記具の中
綿交換を可能にする中綿交換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の中綿式筆記具は、軸筒内が開放さ
れてしまうと中綿内のインクが乾燥し易いため、容易に
軸筒が開放されることのないように構成されていた。し
たがって、従来の中綿式筆記具は、万年筆のようにイン
クカートリッジを交換することができず、ペン体や軸筒
等の中綿以外の部品に支障がなくとも使い捨てされてい
るのが現状であった。しかしながら、近年では、環境保
護やごみ処理問題等の観点から、リサイクル性を有し、
廃棄される部品が少ない筆記具が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、イ
ンクが消耗された中綿式筆記具を、廃棄することなく中
綿交換により再利用できるようにするとともに、その中
綿交換作業を容易に行えるようにする中綿交換機構を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の技術的手段として、第一の発明は、中綿式筆
記具と中綿交換用カートリッジとの組合せからなる中綿
交換機構であって、前記中綿式筆記具は、軸筒内に軸方
向へ着脱可能な中綿を具備するとともに、該軸筒の開口
端部に先口又は尾栓を螺合してなり、該先口又は尾栓の
外周面にナット部を形成し、前記中綿交換用カートリッ
ジは、開閉可能なカートリッジケース内に交換用中綿を
収容するとともに、該カートリッジケースには、前記先
口又は尾栓の前記ナット部に係合して前記先口又は尾栓
を周方向へ回すための略平板状のスパナ部が形成され
このスパナ部は、前記先口又は尾栓の軸心と交差して前
記ナット部に係合するように設けられていることを特徴
とする。
【0005】上記技術的手段によれば、中綿交換のため
に軸筒に螺合されている先口又は尾栓を外す際、先口又
は尾栓の外周面に形成されたナット部に、中綿交換用カ
ートリッジに形成されたスパナ部を係合させ、螺合され
ている先口又は尾栓を緩めるように、中綿交換用カート
リッジを周方向へ回す。先口又は尾栓は、中綿交換用カ
ートリッジと共に周方向へ回されることで、緩められ軸
筒から外されることになる。
【0006】また、第二の発明では、中綿式筆記具と中
綿交換用カートリッジとの組合せからなる中綿交換機構
であって、前記中綿式筆記具は、軸筒内に軸方向へ着脱
可能な中綿を具備するとともに、該軸筒の開口端部に先
口又は尾栓を螺合してなり、該先口又は尾栓の外周面に
ナット部を形成し、前記中綿交換用カートリッジは、開
閉可能なカートリッジケース内に交換用中綿を収容する
とともに、該カートリッジケースには、前記先口又は尾
栓の前記ナット部に係合して前記先口又は尾栓を周方向
へ回すための略平板状のスパナ部が形成され、このスパ
ナ部は、前記先口又は尾栓の軸心と略直交して前記ナッ
ト部に係合するように設けられていることを特徴とす
る。また、第三の発明では、上記先口又は尾栓を手で回
せるように、中綿式筆記具と中綿交換用カートリッジと
の組合せからなる中綿交換機構であって、前記中綿式筆
記具は、軸筒内に軸方向へ着脱可能な中綿を具備すると
ともに、該軸筒の開口端部に先口又は尾栓を螺合してな
り、該先口又は尾栓の外周面にナット部を形成し、前記
中綿交換用カートリッジは、開閉可能なカートリッジケ
ース内に交換用中綿を収容するとともに、該カートリッ
ジケースには、前記先口又は尾栓の前記ナット部に係合
して前記先口又は尾栓を周方向へ回すためのスパナ部が
形成され、前記先口又は尾栓の外周面には、ローレット
が形成されていることを特徴とする。
【0007】更に、第四の発明では、上記先口又は尾栓
を中綿交換用カートリッジによって一層回し易くするた
めに、上記スパナ部は、カートリッジケースの長手方向
の一端側部分に形成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる中綿交換
機構の一例を示す。この中綿交換機構Aは、中綿11を
具備するとともに、該中綿11を交換可能とする中綿式
筆記具10(図2参照)と、交換用中綿21を収容した
中綿交換用カートリッジ20(図5参照)との組合せか
らなる。
【0009】中綿式筆記具10は、軸筒12内に軸方向
へ着脱可能な中綿11を具備するとともに、該軸筒12
前端の開口端部には先口13を螺合してなり、該先口1
3の軸心部に、ペン体14を装着している。尚、符号1
5は先口13に着脱されるキャップである(図2参
照)。
【0010】軸筒12は、一端側が開口された略有底筒
状を呈し、その開口する端側の内周面に雌螺子部12a
を形成するとともに、他端側の内周面には、装填された
中綿11に外周から接触する中綿保持突条12bが、周
方向に複数形成されている。
【0011】先口13は、その前端側の内周面に、繊維
部材からなる先端ナイフカット状のペン体14を保持し
ており、その保持面には、落下衝撃等で中綿11からペ
ン体14側へ急激に吐出するインクを一時的に貯溜する
インク貯溜部13aが形成され、該インク貯溜部13a
に中綿11の前端を当接させている。
【0012】また、同先口13の後端側の内周面には、
中綿11を軸心方向へ押圧して支持する中綿嵌合突条1
3d(図3参照)を周方向に複数形成している。
【0013】尚、軸筒12内の上記中綿保持突条12b
は、中綿11を、軸筒12内で揺さぶられることがない
程度に接触するものであるが、それに対し、先口13内
の中綿嵌合突条13dは、中綿11に緩嵌合するように
形成されている。したがって、軸筒12から先口13が
外される際、先口13と共に中綿11が軸筒12から引
抜かれることになる(図1(b)参照)。
【0014】また、同先口13の後端側外周面には、前
記軸筒12の開口一端側の雌螺子部12aに螺合する雄
螺子部13cが形成され、該雄螺子部13cよりも前方
側には、軸筒12の内周面へ気密に圧接される環状突起
13fが形成されている。そして、同先口13外周面に
おいて、環状突起13fよりも前方側には、後述する中
綿交換用カートリッジ20に設けられたスパナ部22b
に係合可能なナット部13bが形成され、更に、該ナッ
ト部13bよりも前方側には、ローレット13eが形成
されている。
【0015】前記ナット部13bは、軸筒12の前端面
に当接するように形成された環状鍔部13b1の外周面
に、切欠部13b2を周方向へ複数形成し構成してある
(図3参照)。また、前記ローレット13eは、先口1
3外周面に、凹凸状に形成されている。そして、このロ
ーレット13eは、軸筒12から先口13を着脱する際
に、先口13を握って回すときの滑り止めとして作用す
る。
【0016】先口13内のインク貯溜部13aは、軸方
向の縦溝を複数放射状に配置してなり(図4参照)、衝
撃等によって中綿11から急激に吐出した際のインク
を、前記各縦溝の毛細管力により一時的に貯溜し、ペン
体14へは徐々に吸収させることで、該ペン体14から
のインクのボタ落ちを防止するものである。
【0017】また、先口13内におけるインク貯溜部1
3aの前端側には、空気交換用溝13gが形成されてい
る(図2参照)。この空気交換用溝13gは、中綿11
内のインクの消耗に伴なって、外部から軸筒12内に空
気を吸入するものである。
【0018】中綿11は、筒状の非透過性皮膜11a内
に合成樹脂繊維を充填するとともに、該合成樹脂繊維に
水性インクを含浸させてなり、その前端面には、ペン体
14の後端部が挿入される。前記非透過性皮膜11aの
材質は、水性インクを透過させないものであれば特に限
定されるものでなく、例えば、ポリプロピレンやポリエ
チレン,セロハン等が用いられる。
【0019】中綿交換用カートリッジ20は、キャップ
23を着脱することによって開閉可能なカートリッジケ
ース22内に、二本の交換用中綿21,21を収容する
ものであって、該カートリッジケース22の長手方向の
一端側部分には、先口13のナット部13bに係合可能
なスパナ部22bを形成している(図5参照)。
【0020】カートリッジケース22は、その内部に、
二本の交換用中綿21,21のそれぞれを収容する二つ
の収容孔22a,22aを並設している。そして、各収
容孔22aの開口端部には、着脱可能にキャップ23が
嵌め合わせられている。
【0021】収容孔22a内の底部には、交換用中綿2
1の一端側に外周から接触する中綿保持突条22a1
が、周方向に複数形成されている。また、キャップ23
内の底部にも、交換用中綿21の他端側に外周から接触
する中綿保持突条23aが、周方向に複数形成されてい
る。したがって、交換用中綿21は、その一端側と他端
側とがカートリッジケース22内の中綿保持突条22a
1とキャップ23内の中綿保持突条23aとに保持され
ることで、ガタついてインクを噴出するようなことがな
いように収納される。
【0022】カートリッジケース22のスパナ部22b
は、該カートリッジケース22の一端側部分に、長手方
向へ突出させて突片部22b1を形成し、該突片部22
b1に、先口13のナット部13bと嵌め合い可能な内
面凹凸状の貫通孔を形成してなる。
【0023】キャップ23は、略有底筒状の筒部23c
の外周面に、遠心方向へ突出するとともに軸方向へ連続
する突条23bを形成してなり、この突条23bによっ
て、該キャップ23を幼児が誤飲してしまった場合に、
幼児の喉に空気通路を確保する。すなわち、筆記具のキ
ャップは、幼児が容易に手にすることのできるものであ
るから、誤飲し喉に詰まらせて窒息することがないよう
にするためにJIS規格S6060(14歳までの子供
用の筆記・マーキング用具のキャップ−安全要件)によ
り、安全基準が規定されており、上記突条23bは、万
が一幼児の気管を詰まらせてしまった場合でも空気通路
を確保するものである。本実施の形態のキャップ23で
は、筒部23c外周面と突条23bとによって形成され
る断面略三角形状の二箇所の空間s,s(図6参照)
が、上記規定を満足するための空気通路となる。
【0024】また、キャップ23の突条23bは、キャ
ップ23をカートリッジケース22から外す際の滑り止
めとしても作用する。すなわち、キャップ23がカート
リッジケース22から外される際には、該突条23bに
手を掛けてキャップ23が回されることで、キャップ2
3がカートリッジケース22から容易に外されることに
なる。
【0025】交換用中綿21は、上記中綿式筆記具10
の中綿11と同一の構成であり、筒状の非透過性皮膜2
1a内に合成樹脂繊維が充填され、該合成樹脂繊維に水
性インクを含浸させてなる。
【0026】次に、上記構成の中綿交換機構Aにより、
中綿式筆記具10内の中綿11を、中綿交換用カートリ
ッジ20に収容されている交換用中綿21へ交換する手
順を詳細に説明する。先ず、図1(a)に示すように、
中綿式筆記具10における先口13のナット部13b
に、中綿交換用カートリッジ20のスパナ部22bが嵌
め合わせられる。そして、先口13が、中綿交換用カー
トリッジ20によって反時計方向に回されて軸筒12よ
り緩められる。緩められた先口13は、図1(b)に示
すように、軸方向へ引き抜かれる。その際、先口13内
に緩嵌合されている中綿11が、先口13と共に軸筒1
2から引き抜かれる。軸筒12から引き抜かれた中綿1
1は、その外周面が手で摘まれて、先口13から引き抜
かれる。
【0027】次に、先口13内には、中綿交換用カート
リッジ20から取り出された交換用中綿21が嵌め込ま
れる。そして、上記と逆の手順で、内部に交換用中綿2
1を嵌め込んだ先口13が、軸筒12に装着される。そ
の際、中綿交換用カートリッジ20に形成されたスパナ
部22bを嵌め合わせて、中綿交換用カートリッジ20
が時計方向へ回されることによって先口13を軸筒12
に締め付ければ、先口13を容易に緩むことがないよう
にしっかりと軸筒12に固定することができる。
【0028】尚、先口13には、滑り止めのためのロー
レット13eが設けられているため、時としては、上記
中綿交換用カートリッジ20を用いることなく、手で先
口13を握って回すことによって緩めたり締め付けたり
することも可能である。
【0029】次に、図7に例示する中綿式筆記具10’
について説明する。この中綿式筆記具10’は、上述し
た中綿式筆記具10が軸筒12前端に先端ナイフカット
状のペン体14を具備した単頭式の筆記具であるのに対
し、後端にもペン体を具備した両頭式の筆記具であるた
め、上記中綿式筆記具10と基本的に同様な構成部分に
ついては同一符号を付けることで重複説明を省略する。
【0030】中綿式筆記具10’は、軸筒12’の後端
に先端砲弾状、先端錐状などの細書き用ペン体14’を
具備しており、軸筒12’前端のペン体装着構造につい
ては、上記中綿式筆記具10と同様である。
【0031】軸筒12’は、その前端を上記中綿式筆記
具10の軸筒12と同様に形成するとともに、その後端
に、細書き用先口部12cを一体に形成している。
【0032】細書き用先口部12cは、その内部が上記
先口13の内部を一回り程小さくした形状に形成され、
上記先口13と同構造のインク貯溜部12c1及び空気
交換用溝12c2を具備している。そして、この細書き
用先口部12cの外周には、着脱可能に細書き側キャッ
プ16が嵌め合わされる。
【0033】上記中綿交換機構Aでは、中綿式筆記具1
0の先口13が、中綿交換用カートリッジ20に形成さ
れたスパナ部22bによって締めたり緩めたりされて着
脱されるように構成したが、軸筒と別体に尾栓を設け、
該尾栓が中綿交換用カートリッジ20に形成されたスパ
ナ部22bにより締めたり緩めたりされて着脱されるよ
うな構成にすることで、尾栓の着脱により中綿11が交
換されるようにしてもよい。この場合、前記尾栓の外周
には、上記先口13のナット部13bと同様に、中綿交
換用カートリッジ20に形成されたスパナ部22bに係
合可能なナット部が設けられることによって、該尾栓が
軸筒の後端に螺合接続可能とされる。
【0034】次に、図8に例示する中綿交換機構Bにつ
いて説明する。この中綿交換機構Bは、上述した中綿交
換機構Aにおける先口13を先口13’に置き換えると
ともに中綿交換用カートリッジ20を中綿交換用カート
リッジ20’に置き換えた構成としているため、上記中
綿交換機構Aと基本的に同様な構成部分については同一
符号を付けることで重複説明を省略する。
【0035】先口13’は、上記先口13のナット部1
3bをナット部13b’に置き換えて構成され、他の部
分については上記先口13と同様に構成される。ナット
部13b’は、先口13’の外周面に、軸心を挟んで平
行な両側平坦面部13b1’,13b1’を形成してな
る。
【0036】中綿交換用カートリッジ20’は、上記中
綿交換用カートリッジ20のスパナ部22bをスパナ部
22b’に置き換えて構成され、他の部分については上
記中綿交換用カートリッジ20と同様に構成される。ス
パナ部22b’は、カートリッジケース22の一端側部
分から長手方向へ突出する突片部22b1’に、先口1
3’のナット部13b’と嵌め合い可能な内面形状(た
とえば、U字形)を形成してなる。
【0037】而して、上記構成の中綿交換機構Bによれ
ば、中綿交換用カートリッジ20’のスパナ部22b’
を先口13’のナット部13b’に嵌め合わせて、中綿
交換用カートリッジ20’が回されることにより、先口
13’を容易に締めたり緩めたりすることができる。
尚、この中綿交換機構Bは、上述した中綿交換機構Aと
同様に、手で先口13’を回すことも可能なように、先
口13’の外周にローレット13eを形成してある。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。第
及び第二の発明によれば、軸筒に螺合されている先口
又は尾栓を緩めて外すことにより、軸筒内の中綿を引き
抜いて交換用中綿へ交換することができ、しかも、カー
トリッジケースを、先口又は尾栓を緩めるための工具と
して用いることができる。したがって、この工具として
のカートリッジケースを用いることによって中綿交換作
業を容易に行うことができる。更に、第の発明によれ
ば、着脱される先口又は尾栓の外周面に軸方向のローレ
ットが形成されているため、そのローレットが先口又は
尾栓を回すときの滑り止めとなることによって、先口又
は尾栓を手で回して着脱することも容易になる。更に、
の発明によれば、スパナ部がカートリッジケース長
手方向の一端側に形成されているため、先口又は尾栓を
回して締めたり緩めたりする作業が、てこの作用によっ
て一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる中綿交換機構の一例を示す斜
視図であり、(a)は先口のナット部にカートリッジケ
ースのスパナ部を係合させて先口を緩めている状態を示
し、(b)は軸筒から先口を外した状態を示す。
【図2】 本発明に係わる中綿式筆記具の一例を示す縦
断面図。
【図3】 図2における(III)−(III)線拡大断面
図。
【図4】 図2における(IV)−(IV)線拡大断面図。
【図5】 本発明に係わる中綿交換用カートリッジの一
例を示す縦断面図。
【図6】 同中綿交換用カートリッジの拡大上面図。
【図7】 本発明に係わる中綿交換用カートリッジの他
例を示す縦断面図。
【図8】 本発明に係わる中綿交換機構の他例を示す斜
視図であり、(a)は先口のナット部にカートリッジケ
ースのスパナ部を係合させて先口を緩めている様態を示
し、(b)は軸筒から先口を外した状態を示す。
【図9】 図8における(IX)−(IX)線拡大断面図。
【符号の説明】
10:中綿式筆記具 12,12’:軸筒 13:先口 13b:ナット部 13e:ローレット 20:中綿交換用カートリッジ 21:交換用中綿 22:カートリッジケース 22b:スパナ部 A:中綿交換機構

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中綿式筆記具と中綿交換用カートリッジ
    との組合せからなる中綿交換機構であって、 前記中綿式筆記具は、軸筒内に軸方向へ着脱可能な中綿
    を具備するとともに、該軸筒の開口端部に先口又は尾栓
    を螺合してなり、該先口又は尾栓の外周面にナット部を
    形成し、 前記中綿交換用カートリッジは、開閉可能なカートリッ
    ジケース内に交換用中綿を収容するとともに、該カート
    リッジケースには、前記先口又は尾栓の前記ナット部に
    係合して前記先口又は尾栓を周方向へ回すための略平板
    状のスパナ部が形成され このスパナ部は、前記先口又は尾栓の軸心と交差して前
    記ナット部に係合するように設けられている ことを特徴
    とする中綿交換機構。
  2. 【請求項2】 中綿式筆記具と中綿交換用カートリッジ
    との組合せからなる中綿交換機構であって、 前記中綿式筆記具は、軸筒内に軸方向へ着脱可能な中綿
    を具備するとともに、該軸筒の開口端部に先口又は尾栓
    を螺合してなり、該先口又は尾栓の外周面にナット部を
    形成し、 前記中綿交換用カートリッジは、開閉可能なカートリッ
    ジケース内に交換用中綿を収容するとともに、該カート
    リッジケースには、前記先口又は尾栓の前記ナット部に
    係合して前記先口又は尾栓を周方向へ回すための略平板
    状のスパナ部が形成され、 このスパナ部は、前記先口又は尾栓の軸心と略直交して
    前記ナット部に係合するように設けられていることを特
    徴とする中綿交換機構。
  3. 【請求項3】 中綿式筆記具と中綿交換用カートリッジ
    との組合せからなる中綿交換機構であって、 前記中綿式筆記具は、軸筒内に軸方向へ着脱可能な中綿
    を具備するとともに、該軸筒の開口端部に先口又は尾栓
    を螺合してなり、該先口又は尾栓の外周面にナット部を
    形成し、 前記中綿交換用カートリッジは、開閉可能なカートリッ
    ジケース内に交換用中 綿を収容するとともに、該カート
    リッジケースには、前記先口又は尾栓の前記ナット部に
    係合して前記先口又は尾栓を周方向へ回すためのスパナ
    部が形成され、前記先口又は尾栓の外周面には、ローレ
    ットが形成されていることを特徴とする中綿交換機構。
  4. 【請求項4】 上記スパナ部は、カートリッジケースの
    長手方向の一端側部分に形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3何れか1項記載の中綿交換機構。
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