JP3431365B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP3431365B2
JP3431365B2 JP24319395A JP24319395A JP3431365B2 JP 3431365 B2 JP3431365 B2 JP 3431365B2 JP 24319395 A JP24319395 A JP 24319395A JP 24319395 A JP24319395 A JP 24319395A JP 3431365 B2 JP3431365 B2 JP 3431365B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部を挿入して
観察等を行なう内視鏡と、この内視鏡の管路を清潔に保
つため洗浄補助具とを備えた内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に内視鏡には送気・送水・吸引など
のための各種管路が設けられており、操作部に設けた操
作ボタン等を介して送気・送水・吸引などの制御を行う
ことができる。内視鏡検査に使用した後はこれらの管路
を清浄にする必要があり、このために従来例の内視鏡装
置では操作ボタンを形成するピストンをシリンダより外
してシリンダ内に細長くて可撓性のある管路掃除具を挿
通して、使用後の各種管路を掃除するものが知られてい
る。 【0003】さらに、シリンダ内の各種管路の開口部ま
で掃除具をスムーズに導く掃除具案内通路を有する掃除
具ガイド部材を用いたものが知られている。掃除具ガイ
ド部材としては、特公平2−54085号公報や特開平
5−228107号公報に開示されたものがある。 【0004】特公平2−54085号公報の中に、洗浄
補助具頭部近傍を装着するシリンダの外側開口部側に位
置決め溝を設け、洗浄補助具頭部近傍の側壁に上記位置
決め溝と嵌合する位置決め突起を設ける構成が示されて
いる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】シリンダの外側開口部
側に位置決め溝を設けると、使用後にシリンダからピス
トンを取りはずしてシリンダ周辺を洗浄する時に、その
溝の角部に指(或いは手袋)が引っかって損傷したり、
溝の底面がうまく洗浄できないという不具合があり得
る。この為、シリンダ開口部外側は凹凸を付けず極力平
坦にすることが望ましい。 【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、内視鏡操作部のシリンダ周辺に凹凸を付けるこ
となく、掃除具ガイド部材の掃除具案内通路とシリンダ
内の管路を容易に位置合わせでき、洗浄作業性が良好な
内視鏡装置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】シリンダ及びこのシリン
ダに対して着脱自在なピストンからなる切換弁を有する
操作部を備え、洗浄時に前記ピストンに代えて前記シリ
ンダに掃除具案内通路を有する掃除具ガイド部材を装着
してシリンダ内に開口する管路へ掃除具を挿通できるよ
うにした内視鏡装置において、前記掃除具案内通路と前
記管路との連通位置を定める位置合わせ手段として前記
シリンダ以外の操作部構成要素に当接する手段を前記掃
除具ガイド部材に設けることにより、掃除具案内通路と
シリンダ内に開口する管路との回転方向の位置合わせを
確実に行なえるようにしている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図8は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は内視鏡の構成を示す外観図、
図2は内視鏡内部の送気・送水・吸引管路の配管を示す
説明図、図3は本実施の形態の掃除具ガイド部材の平面
図、図4は本実施の形態における掃除具ガイド部材を内
視鏡操作部のシリンダに装着した状態を示す断面図(図
3のI1 I2 I3 I4 I5 I6 I7 I8 断面図)、図5
は本実施の形態の掃除具ガイド部材の掃除具案内通路を
図4のA矢視の方向から見た図、図6は図4のB部詳細
説明図、図7は掃除具案内通路とシリンダ内に開口する
管路をC矢視の方向から見た図、図8は本実施の形態に
使用する掃除具の外観図である。 【0009】図1に示すように内視鏡1は、操作部2と
コネクタ部3とを接続する可撓管からなるユニバーサル
コード4と、前記操作部2から延出して例えば、体腔内
に挿通される細長な可撓管からなる挿入部5とを有して
いる。 【0010】この挿入部5は、先端側より硬質の先端部
6、湾曲自在の湾曲部7、軟性の軟性部8を連設してお
り、この挿入部5の後端に位置する操作部2の把持部9
近傍には前記湾曲部7を上下方向(UD)、左右方向
(RL)にそれぞれ湾曲操作するためのUDアングルノ
ブ10、RLアングルノブ11及び上下、左右への湾曲
を解除するためのUDアングル解除ノブ12及びRLア
ングル解除ノブ13が設けられている。 【0011】また、この把持部9には内視鏡1内に配設
されている管路系を介して送気・送水ピストン14が送
気・送水シリンダ21(図2参照)に、吸引を行うため
の吸引ピストン15が後述する吸引シリンダ22(図2
参照)に装着されている。さらに、前記把持部9の挿入
部5側の位置には鉗子口部16が設けられ、この鉗子口
部16にはセミディスポ等の鉗子栓17が装着されるよ
うになっている。 【0012】また、前記コネクタ部3の側部には加圧口
金18、送水口金19、吸引口金20、電気コネクタ8
1が設けられ、また先端面にはライトガイド口金82が
突設されている。 【0013】このコネクタ部3のライトガイド口金82
を図示しない光源装置に接続することにより、光源装置
内部のランプの光がライトガイド口金82のライトガイ
ド端面に供給され、この供給された光はライトガイドに
より挿入部5の先端部6に固定された他方の端面に伝送
され、さらに照明窓に設けた照明光学系を経て出射さ
れ、患部等の被写体を照明する。 【0014】図2に示すように内視鏡1内には、送気・
送水・吸引管路が配管されている。操作部2には、前記
送気・送水ピストン14が着脱自在に装着される送気・
送水シリンダ21と、吸引ピストン15が着脱自在に装
着される吸引シリンダ22が取り付けられている。送気
・送水シリンダ21の周壁には挿入部側送気管路23、
挿入部側送水管路24、ユニバーサルコード側送気管路
25、ユニバーサルコード側送水管路26がそれぞれ開
口している。 【0015】挿入部側送気管路23と挿入部側送水管路
24は挿入部5の途中で三又状の分岐管27に連結さ
れ、湾曲部7内では1本の送気・送水管路28となり、
先端部6の観察光学系29のカバーガラス30表面の洗
浄、水切り用の送気・送水ノズル31に連結される。 【0016】観察光学系29はカバーガラス30とその
内側に配置された光学レンズ32よりなり、観察光学系
29による結像位置には撮像手段を形成する固体撮像素
子33が配置され、光学像を光電変換する。この固体撮
像素子33は信号ケーブル34と接続され、この信号ケ
ーブル34はコネクタ部3の電気コネクタ81の接点に
接続され、図示しないスコープケーブルを介してビデオ
プロセッサに接続することにより、ビデオプロセッサで
固体撮像素子に対する信号処理が行われ、映像信号が生
成され、図示しないモニタに内視鏡像が表示される。 【0017】ユニバーサルコード側送水管路25は、コ
ネクタ部3の加圧口金18、送気口金35に連結されて
いる。又、ユニバーサルコード側送水管路26はコネク
タ部3の送水口金19に連結されている。コネクタ部3
は図示しない光源装置の加圧ポンプおよび送水タンクに
も連結され、送気・送水ピストン14と組み合わせるこ
とで、送気・送水ノズル31より送水または送気が行な
える。 【0018】又、吸引シリンダ22の側壁には挿入部側
吸引管路36の後端が開口し、吸引シリンダ22のユニ
バーサルコード側吸引管路37の先端が開口している。
このユニバーサルコード側吸引管路37は、コネクタ部
3において、吸引口金20に連結され、挿入部側吸引管
路36は、途中で鉗子口部16からの管路が合流し、先
端部6で開口している。コネクタ部3の吸引口金20に
図示しない吸引ポンプからの吸引チューブを連結し、吸
引ピストン15と組み合わせることで、先端部6の開口
より体腔内の粘液・汚物・空気等の吸引を行うことがで
きる。 【0019】図2に示すように送気・送水ピストン14
及び吸引ピストン15を取り外した状態の送気・送水シ
リンダ21及び吸引シリンダ22には掃除具ガイド部材
40を着脱自在で装着することができ、この掃除具ガイ
ド部材40を装着した状態の詳細な構造を図4に示す。 【0020】図4に示すように、内視鏡1の操作部2の
送気・送水シリンダ21内の周壁に下方から斜め上方に
向けての斜め方向に挿入部側送気管路23の後端が開口
しており、この挿入部側送気管路23は操作部2内で挿
入部側へスムーズに向きを変えるようにU字状にループ
するようにしてある。 【0021】送気・送水シリンダ21内の挿入部側送気
管路23内に細長で可撓性の掃除具38(図8参照)を
スムーズに挿入するための掃除具案内通路39を有する
掃除具ガイド部材40を送気・送水シリンダ21に装着
可能にしている。 【0022】この掃除具ガイド部材40の下面には送気
・送水シリンダ21の横に離れて設けられた吸引シリン
ダ22に嵌着することのできる位置決め軸41が突設さ
れている。 【0023】円柱形状のガイド本体45のみを送気・送
水シリンダ21に装着すると、掃除具案内通路39を挿
入部側送気管路23に位置合わせすることは回転方向の
位置決めに任意性が残るため困難になるが、位置決め軸
41を送気・送水シリンダ21の横に併設された吸引シ
リンダ22に、例えば嵌合して装着(嵌着)したり、少
し隙間をあけて緩く装着(緩着)することにより回転方
向の位置決めを行い、掃除具案内通路39と挿入部側送
気管路23の回転方向の位置ズレを防止する位置合わせ
手段を形成していることが特徴となっている。 【0024】つまり、ガイド本体45の中心軸と位置決
め軸41の中心軸とを結ぶ方向(方位)は送気・送水シ
リンダ21と吸引シリンダ22の両中心軸を通る方向に
設定されるので、掃除具案内通路39(の送気・送水シ
リンダ21に装着された場合における)方位の位置決め
を行うことができ、掃除具案内通路39を挿入部側送気
管路23にスムーズに連通する状態に設定できる。 【0025】この場合、送気・送水シリンダ21のシリ
ンダ内面など、送気・送水シリンダ21の周辺に溝など
の凹凸を設けることなく位置決めの手段を形成している
ことも特徴となっている。 【0026】送気・送水シリンダ21と吸引シリンダ2
2の上面外周には各々を操作部2に固定する送気・送水
シリンダ固定ナット42と吸引シリンダ固定ナット43
が設けてあり、間にOリング等のシール部材44を介在
させることで、水密及び気密を保持して固定している。 【0027】掃除具ガイド部材40は、ガラス繊維を1
0〜30%入れることで補強したポリサルフォン等の硬
質の合成樹脂成形品で掃除具案内通路39を設けた円柱
状のガイド本体45と、位置決め軸41と、これらガイ
ド本体45と位置決め軸41を連結する把持部46が一
体で成形されている。 【0028】把持部46の上面の使用者が見やすい位置
には図3の如く、OLYMPUS,JAPAN,ABC
DEF,AUTOCLVABLE等の社名、製造国名、
製品名、オートクレーブ対応可能なこと等、必要な情報
を表示した表示部47を具備している。又、オートクレ
ーブ対応可能なことを示す為に掃除具ガイド部材40の
色を黄緑色等、使用者が認識可能な色にしてある。 【0029】ガイド本体45に傾めに貫通して開けた掃
除具案内通路39の形状は図4のA矢視の方向から見る
と図5のように上下方向(図4の左右方向が上下方向に
対応する)よりも、これに垂直な方向が長い横長円状を
している。より具体的には上下方向の寸法h1 に対して
これに垂直な回転方向の寸法をh2 とすると略h2 ≒2
h1 の関係になっている。 【0030】これは、送気・送水シリンダ21の操作部
2への固定位置のバラツキや挿入部側送気管路23の送
気・送水シリンダ21への固定位置の回転方向のバラツ
キが生じても掃除具案内通路39が挿入部側送気管路2
3に必ず通過させるために設定してある。 【0031】又、掃除具案内通路39の口元には掃除具
38を挿通しやすいようにロート状のC面取り、R面取
り等の面取り部48を具備している。又、ガイド本体4
5の先端には、掃除具ガイド部材40を誤って装着した
くない別の内視鏡のシリンダ内径よりも太くこの送気・
送水シリンダ21内径よりは細い径の延出部49が形成
してある。 【0032】この延出部49があることで別のシリンダ
に掃除具ガイド部材40を誤装着しても完全には装着で
きず、又、掃除具案内通路39とシリンダ内のどの管路
の開口とも連通しないので使用者が誤装着を容易に判別
可能となる。誤装着防止手段は延出部49でない別の手
段でもよいし、吸引シリンダ22に嵌装等で取付けられ
る位置決め軸41に設けることも可能である。 【0033】次に掃除具案内通路39と挿入部側送気管
路23の上下方向の連結部に関して図6と図7を用いて
説明する。掃除具案内通路39の傾斜角度θ1が挿入部
側送気管路23の傾斜角度θ2より鋭角(つまりθ1>
θ2)であり、掃除具案内通路39の中心軸と挿入部側
送気管路23の中心軸との交点50は送気・送水シリン
ダ21側壁内となるように設定してある。 【0034】さらに、掃除具38をスムーズに挿入部側
送気管路23の連結口51内に導入し、連結口51から
掃除具案内通路39内へ抜去する工夫として以下の関係
式となるように上下位置関係を設定してある。 【0035】送気・送水シリンダ21の上面52から挿
入部側送気管路23の連結口51上側までの深さ(距
離)をS1 、同じく送気・送水シリンダ21の上面52
から連結口51下側までの深さをS2 とし、掃除具ガイ
ド部材40の送気・送水シリンダ21の上面52に接す
る端面53から掃除具ガイド部材40の側壁開口54上
側までの深さG1 、同じく上面52に接する端面53か
ら掃除具ガイド部材40の側壁開口54下側までの深さ
をG2 とした時、各孔の加工バラツキを考慮しても、 G1 ≦S1 且つG2 ≦S2 (1) の関係となるようにした。 【0036】また、図6では送気・送水シリンダ21の
上面52から挿入部側送気管路23の連結口51中心ま
での深さ(距離)をS0、端面53から掃除具ガイド部
材40の側壁開口54中心までの深さをG0で示してい
る。 【0037】図7は図6のC矢視から掃除具案内通路3
9越しに連結口51を見た図である。G1 <S1 且つG
2<S2 の関係となっており、連結口51以外のシリン
ダ内壁55が上側内壁55aと左横側内壁55bと右横
側内壁55cとが見える。又、実際の連通部56は図7
の斜線で示した部分であり、その高さHが使用する掃除
具38の挿通部57の最大硬質外形S(図8参照)より
大きくないと、スムーズに挿脱できないので、H>Sの
関係が成り立つように設定してある。 【0038】図8は使用する掃除具38の一例であり、
これは、2本以上のステンレス等、錆にくい金属線材5
8の先端側にナイロン、羊毛等のブラシの毛となる複数
の軟性線材59を巻き込んで、より線ワイヤ状にし金属
線材58の先端部をプラズマアーク等の溶融処理にて、
それに継く金属線材58と滑らかにつらなる略球状部6
0としたものであり、その全長は掃除する管路(挿入部
側送気管路23)の全長より長く、その手元側にフック
等にひっかけられる孔61を有したブラシ把持部62が
設けられている。 【0039】又、軟性材59は掃除する管路の内径より
も十分太いが、容易に挿脱できるように十分軟らかく設
定してある。先端部に金属線材58と一体の略球状部6
0を有しているので、管路への挿脱時にひっかかりにく
く、又、別体でないので脱落する心配がないという優れ
た効果を有している。 【0040】次に作用を説明する。内視鏡検査終了後、
内視鏡1を洗浄する時に、操作部2から送気・送水ピス
トン14と吸引ピストン15を外す。掃除したい管路内
にまず、図示しないアダプタを使用して清潔な水を充満
させる。次に、送気・送水シリンダ21と吸引シリンダ
22に掃除具ガイド部材40を図4のように装着する。
装着しただけで、掃除具案内通路39と挿入部側送気管
路23の回転方向位置(送気・送水シリンダ21と吸引
シリンダ22の中心軸を結んだ線に対して図3の如く2
5°傾いた位置)が一致する。 【0041】又、把持部46上面の表示部47を操作部
2に対して押さえると図6、図7の上下方向の位置が決
まる。掃除具案内通路39内に掃除具38の挿通部57
を通していくと、その先端の略球状部60がシリンダ内
壁55(55a、55b、55cのいずれか)に突き当
たるか、連通部56にスムーズに挿入される。 【0042】仮にシリンダ内壁55に突き当たっても、
内壁55bと55cは曲面状をしており、掃除具38を
押し込むことで、略球状部60が横方向へ移動し、連通
部56に導かれるし、内壁55aに突き当たっても連通
部56が下側にあるので、掃除具38を押し込むこと
で、略球状部60が下方向へ移動し、連通部56に導か
れる。 【0043】掃除具38を連結口51から挿入部側送気
管路23の先端の送気・送水ノズル31内面まで挿通
し、その間をブラッシング後、抜去する。抜去する時、
掃除具38は掃除具案内通路39の側壁開口54の上側
口元に引っかかることなくスムーズに引き抜ける。これ
に対し式(1)の関係を満たさない場合には、シリンダ
内壁55が内壁55aと反対側の下側に見える場合もあ
り、その場合にはその部分に突き当った掃除具38先端
は、連結口51がそこより上側にある為、なかなか連結
口51内に挿通できないという不具合を生じる。 【0044】又、連結口51の上側が側壁開口54の上
側よりも高い位置(上側)にあると側壁開口54の角部
に掃除具38が先端がひっかかり抜去できないという不
具合を生じる。掃除具38によるブラッシング後、掃除
具ガイド部材40を操作部2から取り去り、再びブラッ
シングした管路内に図示しないアダプタを使用して清潔
な水と空気を流して汚れを除去する。 【0045】この実施の形態は以下の効果を有する。 a.送気・送水シリンダ21と吸引シリンダ22の相互
の位置関係は正確に設定されており、両者にはある程度
の間隔があるので、吸引シリンダ22に位置決め軸41
を嵌着等で固定した時の送気・送水シリンダ21内の連
結口51と掃除具案内通路39との位置合わせ精度を高
くでき、ずれにくい。 【0046】b.掃除具38を掃除具案内通路39から
挿入側送気管路23内に導入しやすく、抜去時もひっか
かりにくい。このため、洗浄の作業を簡単にでき、洗浄
作業性が良い。 【0047】c.また、送気・送水シリンダ21のシリ
ンダ周辺に凹凸を設けることなく、位置決めを可能にし
ているので、凹凸部分の洗浄が面倒になる等の欠点を解
消できる。 【0048】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。図9は第1の実施の形態で使用
したのとは異なる構造の掃除具ガイド部材40を内視鏡
操作部2のシリンダ21、22に装着した状態を示す断
面図である。 【0049】第1の実施の形態と異なる構成のみを説明
し、同じ機能を有するものは同じ名称及び番号で記す。
本実施の形態の掃除具ガイド部材40は硬度が60〜8
0°と比較的硬めのシリコンゴム等の軟質の合成ゴムで
ガイド本体45、位置決め軸41及び把持部46を一体
成形している。 【0050】又、ガイド本体45の先端側には、他のシ
リンダへの誤装着防止機能を有するステンレス等さびに
くい金属でできた延出軸63がガイド本体45にインサ
ート成形で一体に固定してある。 【0051】又、位置決め軸41の外周には吸引シリン
ダ22に圧入することで、逆さにしても吸引シリンダ2
2から抜けることを防ぐ摩擦抵抗の大きな摩擦抵抗部6
4を有している。又、把持部46は全周に渡って厚く把
持しやすくなっており、シリンダ21、22への着脱性
を向上している。 【0052】掃除具ガイド部材40の使い方(作用)及
びその他の構成は第1の実施の形態と同じである。本実
施の形態は以下の効果を有する。 【0053】a.掃除具ガイド部材40が合成ゴムでで
きているので、多少の位置、寸法ずれをあってもシリン
ダ21、22に装着可能である。 b.摩擦抵抗部64を有しているので、一度しっかりは
めれば、掃除具ガイド部材40から手を離しても抜け落
ちない。 【0054】(第3の実施の形態)図10ないし図12
は本発明の第3の実施の形態に係り、図10(A)は操
作部2に装着された掃除具ガイド部材40の平面図、図
10(B)は図10(A)のD−D断面で、掃除具ガイ
ド部材40に掃除具38を挿入している状態を示す図、
図10(C)は図10(A)のE矢視の方向から掃除具
ガイド部材40を見た図、図11は本実施の形態に使用
する第1の掃除具の外観図、図12は第2の掃除具の外
観図である。 【0055】第1、第2の実施の形態と異なる構成のみ
説明する。同じ機能を有するものは同じ名称、番号で記
す。図10に示すように本実施の形態における掃除具ガ
イド部材40は送気・送水シリンダ21近くの操作部2
の下側(挿入部側)外面65平面部に当接し摩擦抵抗に
より固定できる摩擦凸部66を有する位置決め腕67を
具備している。 【0056】なお、図10(B)での2点鎖線は装着し
ない状態での摩擦凸部66の形状を示し、装着すること
により変形して固定される。又、掃除具案内通路39は
孔でなく掃除具ガイド部材40のガイド本体45の上方
から下方に向けた傾めの底面68を有するスロープ状の
切り欠き部69を具備している。 【0057】図11、12は、本実施の形態に使用する
掃除具38を示すもので、図11は送気・送水ノズル3
1の内面をもブラッシングできるようにブラシの毛とな
る軟性線材59を2本の金属線材58に巻き込んだもの
を先端でUの字状にループし、前側及び側方の両方に軟
性線材59が出るようにしたものである。 【0058】挿入部側送気管路23のように内径が細
く、全長の長い管路内にもスムーズに挿入でき、ブラッ
シング操作ができるように折り返した2本の金属線材5
8を外形の細い金属コイルシャフト70の内側孔部71
に差し込み、接続部をろう付やレーザ溶接、接着等の手
段で滑らかにつないでいる。 【0059】図12はコイルシャフト70を巻き方向の
異なる(内側右巻、外側左巻)2重多条コイルシャフト
72とし、その先端の内側孔部71に図8の掃除具38
の先端部分をカットして差し込み、図11と同じように
滑らかにつないでいる。 【0060】図11、図12の掃除具38共、コイルシ
ャフト70、72を使っているので、2本以上の金属線
材58をよじってワイヤ状にしたものを挿入部側送気管
路23のようにUの字状に曲がっている管路内へ挿脱し
た時に、ループ状の曲がり癖が付きにくく耐久性に優れ
るというメリットを有している。 【0061】又、金属線材58に比べて腰があり、挿脱
しやすく、特に2重多状コイルシャフト72は手元をね
じった時に先端が追従しやすいので、回転させながらの
ブラッシング等もできブラッシング性に優れるというメ
リットを有している。 【0062】次に本実施の形態の作用を説明する。図1
0(B)の如く、切り欠き部69の底面68に沿わせ
て、掃除具38を挿入していくと、自然に挿入部側送気
管路23の中に挿通できるので、第1、第2の実施の形
態と同様に送気、送水ノズル31まで挿入し、ブラッシ
ングした後、抜去する。 【0063】本実施の形態は以下の効果を有する。 a.吸引シリンダ22の吸引ピストン15を装着したま
までも、位置合わせ可能に掃除具ガイド部材40を操作
部2に装着できる。 【0064】b.摩擦凸部66を有しているので、第2
の実施の形態同様、手を離しても抜け落ちない。 c.掃除具案内通路39が孔でなく切り欠きになってい
るので、中の気泡が残りにくく、ヘラ等も入れられるの
で洗浄、消毒性に優れる。 【0065】(第4の実施の形態)図13ないし15は
本発明の第4の実施の形態に係り、図13は本実施の形
態の掃除具ガイド部材40を上面から見た図、図14は
掃除具ガイド部材40を操作部2に装着した図、図15
は図14のF−F断面図で、掃除具案内通路39の横方
向(回転方向)形状を説明する図である。 【0066】第1、第2の実施の形態と異なる構成のみ
説明する。同じ機能を有するものは同じ名称、番号で記
す。本実施の形態における掃除具ガイド部材40は第
1、第2の実施の形態と同様に送気・送水シリンダ21
と吸引シリンダ22にガイド本体45と位置決め軸41
を装着することで、内視鏡1の管路と掃除具案内通路3
9の回転方向の位置合わせを行なうものである。 【0067】図13及び図14に示すように掃除具ガイ
ド部材40には掃除具案内通路39が複数ある。つま
り、送気・送水シリンダ21内に開口する第1の案内通
路73と、吸引シリンダ22内に開口する第2の案内通
路74及び第3の案内通路75があり、両方がガイド本
体45と位置決め軸41の働きをしている。 【0068】又、第1の案内通路73は図15に示すよ
うに装着される送気・送水シリンダの深さ方向には同じ
寸法で横方向には口元が広く、側壁開口54に向かって
徐々に狭くなる扇状孔76の形状をしている。 【0069】次に本実施の形態の作用を説明する。第
1、第2の実施の形態の掃除具38を第1の案内通路7
3、第2の案内通路74、第3の案内通路75に挿通し
各々の管路内をブラッシングする。 【0070】本実施の形態は以下の効果を有する。 a.一度、掃除具ガイド部材40を操作部2に装着する
だけで、複数の管路内へ掃除具をスムーズに挿入でき
る。 【0071】b.掃除具案内通路39内で掃除具38を
横方向に動かせるので、図7のようにシリンダ内壁56
b、55cに掃除具38の先端が突き当たった時に平衡
な長孔に比べて掃除具38を横方向へ動かしやすく挿通
口51内にスムーズに挿入しやすい。 【0072】本発明はこれらの実施の形態に限定される
ものではなく、位置合わせ手段を操作部2の下側或いは
上側の外面でなく横側外面(例えば図4では紙面垂直方
向)やUDアングルノブ10下面に当接するようにして
もよいし、操作部2に設けたリモートスイッチや送気・
送水ボタンの周囲に嵌まり込むように当接しても当然よ
い。又、ガイド本体45と位置決め軸41又は位置決め
腕67とは別体で構成して接合したものでもよい。 【0073】掃除具案内通路39はシリンダ21、22
内の管路の開口方向を工夫することで、挿入部側送水管
路24、ユニバーサルコード側送気管路25、ユニバー
サル側送水管路26に連通するようにしても当然よい。 【0074】又、使用する掃除具38は軟性線材59の
無い単なる金属線材58やコイルシャフト70でもよ
く、これでも管路の途中の詰まり除去の効果はある。 【0075】なお、シリンダ外側開口部に位置決め溝又
は位置決め凸部を設けて洗浄性を落とさなくても、掃除
具案内通路39と連結口51の回転方向の位置合わせが
でき且つ掃除具をスムーズに管路の連通口51内に挿通
できるようにした掃除具ガイド部材を組み合わせて使う
内視鏡装置であればよく、各実施の形態の要素を組み合
わせたり、変形して実施することも当然可能である。 【0076】尚、上述の説明では主に挿入部側送気管路
23を掃除具で掃除するための掃除具案内管路を有する
ガイド部材の位置決めを説明したが、他の管路に対して
も同様に適用した場合も本発明に属する。 【0077】[付記] 1.シリンダ及びこのシリンダに対して着脱自在なピス
トンからなる切換弁を有する操作部を備え、洗浄時に前
記ピストンに代えて前記シリンダに掃除具案内通路を有
する掃除具ガイド部材を装着してシリンダ内に開口する
管路へ掃除具を挿通できるようにした内視鏡装置におい
て、前記掃除具案内通路と前記管路との連通位置を定め
る位置合わせ手段として前記シリンダ以外の操作部構成
要素に当接する手段を前記掃除具ガイド部材に設けたこ
とを特徴とする内視鏡装置。 【0078】(効果)内視鏡操作部のシリンダに凹凸等
の位置決め手段を付けずに平坦にしても、そもそも必要
な操作部要素を利用することで、掃除具ガイド部材の掃
除具案内通路とシリンダ内の管路の回転方向の位置合わ
せが目視でなく、定量的に行なえるので容易となり、掃
除具挿脱性、シリンダ洗浄性等の洗浄作業性が良好とな
った。 【0079】2.第1項の位置合わせ手段は、内視鏡本
体の上記シリンダとは別のシリンダ開口部に嵌着又は緩
着することで当接する位置決め軸であることを特徴とす
る内視鏡装置。 (効果)送気・送水シリンダと吸引シリンダの位置関係
は正確に出ており、間隔が長いので回転方向の位置決め
精度が高い。 【0080】3.第1項の位置合わせ手段は、内視鏡本
体の上記シリンダが固定された操作部の外面に当接する
位置決め腕であることを特徴とする内視鏡装置。 (効果)他のシリンダのピストンを抜去することなくブ
ラッシングできるので、手間が減る。 【0081】4.第1〜3項の位置決め手段は上記掃除
具ガイド部材と一体に成形したことを特徴とする内視鏡
装置。 (効果)一体成型品なので別体の組み立て品に比べて精
度が出しやすく、回転方向の位置決め精度が高い。 【0082】5.第1〜4項のシリンダ及びピストン
は、送気送水切換弁を備えたものであり、上記シリンダ
内に開口する管路は、内視鏡の挿入部先端に設けられた
送気又は送水噴出口に連通する送気又は送水管路である
ことを特徴とする内視鏡装置。 6.第1〜4項のシリンダ及びピストンは吸引切換弁を
備えたものであり、上記シリンダ内に開口する管路は、
内視鏡の挿入部先端に設けられた開口に連通する吸引又
は処置具管路であることを特徴とする内視鏡装置。 【0083】7.第1〜6項のシリンダ内に開口する管
路はシリンダの中心軸からずれた位置に開口しているこ
とを特徴とする内視鏡装置。 8.第1〜7項のシリンダ内に開口する管路はシリンダ
の周壁に上方から下方に向けて外側に斜め方向に開口し
ていることを特徴とする内視鏡装置。 【0084】9.第1〜8項の掃除具ガイド部材は硬質
の合成樹脂で形成されていることを特徴とする内視鏡装
置。 (効果)硬質の材料なので精度が出しやすく回転方向の
位置決め精度が高い。 【0085】10.第1〜8項の掃除具ガイド部材は軟
質の合成ゴムで形成されていることを特徴する内視鏡装
置。 (効果)軟質の材料なので若干寸法がラフでも装着で
き、又、シリンダから抜け落ちない為の摩擦抵抗部が容
易に作れる。 【0086】11.第8項の掃除具ガイド部材の掃除具
案内通路は上記管路に掃除具がスムーズに挿脱できるよ
うに掃除具ガイド部材の上方から下方に向けた斜め貫通
孔であることを特徴とする内視鏡装置。 (効果)貫通孔であり掃除具が案内通路からずれにく
く、挿脱しやすい。 【0087】12.第8項の掃除具ガイド部材の掃除具
案内通路は上記管路に掃除具がスムーズに挿脱できるよ
うに掃除具ガイド部材の上方から下方に向けた斜めの底
面を有する切り欠き部であることを特徴とする内視鏡装
置。 (効果)切り欠き部であり、その部分の洗浄性が孔より
も優れる。 【0088】13.シリンダおよびこのシリンダに対し
て着脱自在なピストンからなる切換弁を備え、洗浄時に
上記ピストンに代えて上記シリンダに掃除具案内通路を
有する掃除具ガイト部材を装着してシリンダ側壁に開口
する管路へ掃除具を挿通できるようにした内視鏡装置に
おいて、上記掃除具案内通路の側壁開口の上下位置を上
記シリンダ側壁に開口する連結口の上下位置に対してシ
リンダ上面から連結口上側までの深さをS1 シリンダ上
面から連結口下側までの深さをS2 掃除具ガイド部材の
シリンダ上面に接する面から側壁開口上側までの深さを
G1 掃除具ガイド部材のシリンダ上面に接する面から側
壁開口下側までの深さをG2 とした時、G1 ≦S1 且つ
G2 ≦S2 の関係が成り立つように設定したことを特徴
とする内視鏡装置。 【0089】(付記13の背景)洗浄補助具の側壁開口
とシリンダの連結口を連通させることが特公平2−54
085公報と特開平5−228107号公報の中に図示
されている。前者は側壁開口の上下方向寸法が連結口の
上下方向寸法より、上・下共大きく図示されているよう
に読み取れるがその具体的寸法、位置関係に関しての記
載はない。 【0090】後者は、側壁開口の上下方向寸法が連結口
の上下方向寸法より上、下共小さく図示されているよう
に読み取れるが、その具体的寸法、位置関係に関しての
記載は前者と同じく無い。 【0091】特公平2−54085のように側壁開口の
上下方向寸法が連結口の上下方向寸法より上下共大きく
設定されていると、掃除ブラシ等の掃除具を挿通する時
に掃除具先端がシリンダ周壁に突き当たり、うまく管路
の連結口内に導入できないという不具合がある。特に、
側壁開口の下側が管路の連結口の下側よりもさらに下側
に位置していると、掃除具は必ずシリンダ周壁に突き当
たる。 【0092】次に特開平5−228107のように、側
壁開口の上下方向寸法が連結口の上下方向寸法より上下
共小さく設定されていると、掃除具を管路内から抜去す
る時に掃除具のへこみ部が側壁開口口元にひっかかりう
まく掃除具案内通路内に抜去できないという不具合があ
る。そうなると、掃除具先端がシリンダ内の管路内に残
っている為、掃除具ガイド部材自体をシリンダから抜去
できなくなり、掃除具ガイド部材に代えてピストンを装
着することもできず、修理しないと内視鏡検査自体がで
きなくなるという不具合があり得る。 【0093】付記13は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、位置関係を各種検討した結果、位置の加工バラツ
キを考慮しても、スムーズに掃除具をシリンダ側壁の管
路へ挿入・抜去できる掃除具ガイド部材を備えた内視鏡
装置を提供することを目的としている。 (効果)装着しただけで容易に掃除具を管路内へ挿入抜
去でき、洗浄性がよく、抜去不能による修理等も必要な
い。 【0094】14.第13項の関係をG1 <S1 且つG
2 <S2 としたことを特徴とする内視鏡装置。 (効果)付記13と同じ。 【0095】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
リンダ及びこのシリンダに対して着脱自在なピストンか
らなる切換弁を有する操作部を備え、洗浄時に前記ピス
トンに代えて前記シリンダに掃除具案内通路を有する掃
除具ガイド部材を装着してシリンダ内に開口する管路へ
掃除具を挿通できるようにした内視鏡装置において、前
記掃除具案内通路と前記管路との連通位置を定める位置
合わせ手段として前記シリンダ以外の操作部構成要素に
当接する手段を前記掃除具ガイド部材に設けているの
で、掃除具案内通路とシリンダ内に開口する管路との回
転方向の位置合わせを確実に行なえ、掃除具を簡単に挿
通でき洗浄性を向上できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態における内視鏡の構
成を示す外観図。 【図2】第1の実施の形態の内視鏡装置の送気・送水・
吸引管路の配管を示す説明図。 【図3】第1の実施の形態における掃除具ガイド部材の
平面図。 【図4】図3のI1 I2 I3 I4 I5 I6 I7 I8 断面
による掃除具ガイド部材を内視鏡操作部のシリンダに装
着した状態を示す断面図。 【図5】掃除具ガイド部材の掃除具案内通路を図4のA
矢視の方向から見た図。 【図6】図4のB部詳細説明図。 【図7】掃除具案内通路とシリンダ内に開口する管路を
C矢視の方向から見た図。 【図8】本実施の形態に使用する掃除具の外観図。 【図9】本発明の第2の実施の形態における掃除具ガイ
ド部材を内視鏡操作部のシリンダに装着した状態を示す
断面図。 【図10】本発明の第3の実施の形態における掃除具ガ
イド部材を内視鏡操作部のシリンダに装着した状態の断
面等を示す図。 【図11】掃除具の先端側の構造を示す斜視図。 【図12】図11とは異なる掃除具の先端側の構造を示
す斜視図。 【図13】本発明の第4の実施の形態における掃除具ガ
イド部材を示す平面図。 【図14】図13の掃除具ガイド部材を操作部に装着し
た断面図。 【図15】図14のF−F線で、掃除具案内通路の横方
向の形状の説明図。 【符号の説明】 1…内視鏡 2…操作部 3…コネクタ部 4…ユニバーサルコード 5…挿入部 6…先端部 14…送気送水ピストン 15…吸引ピストン 16…鉗子口部 21…送気・送水シリンダ 22…吸引シリンダ 23…挿入部側送気管路 24…挿入部側送水管路 25…ユニバーサルコード側送気管路 26…ユニバーサルコード側送水管路 36…挿入部側吸引管路 39…掃除具案内管路 40…掃除具ガイド部材 41…位置決め軸 45…ガイド本体 46…把持部 48…面取り部 49…延出部 51…連結口

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シリンダ及びこのシリンダに対して着脱
    自在なピストンからなる切換弁を有する操作部を備え、
    洗浄時に前記ピストンに代えて前記シリンダに掃除具案
    内通路を有する掃除具ガイド部材を装着してシリンダ内
    に開口する管路へ掃除具を挿通できるようにした内視鏡
    装置において、 前記掃除具案内通路と前記管路との連通位置を定める位
    置合わせ手段として前記シリンダ以外の操作部構成要素
    に当接する手段を前記掃除具ガイド部材に設けたことを
    特徴とする内視鏡装置。
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