JP3430901B2 - Fm多重放送受信機 - Google Patents
Fm多重放送受信機Info
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- JP3430901B2 JP3430901B2 JP02568798A JP2568798A JP3430901B2 JP 3430901 B2 JP3430901 B2 JP 3430901B2 JP 02568798 A JP02568798 A JP 02568798A JP 2568798 A JP2568798 A JP 2568798A JP 3430901 B2 JP3430901 B2 JP 3430901B2
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- station
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM多重放送を行
っている第1及び第2放送局を交互に選局して受信する
FM多重放送受信機に関する。
っている第1及び第2放送局を交互に選局して受信する
FM多重放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM多重放送は、通常のラジオ放送を行
うと同時に、同一の搬送波によってデジタルデータから
なる複数のデータパケットをFM多重データとして同時
に送信(放送)するものであり、NHK他民放各局で既
に実用化されている。FM多重データの内容は、各放送
局によって異なり、VICSなどの交通情報や各種の文
字情報からなる様々な番組などがある。
うと同時に、同一の搬送波によってデジタルデータから
なる複数のデータパケットをFM多重データとして同時
に送信(放送)するものであり、NHK他民放各局で既
に実用化されている。FM多重データの内容は、各放送
局によって異なり、VICSなどの交通情報や各種の文
字情報からなる様々な番組などがある。
【0003】そして、1つの放送局から送信されるFM
多重データの内容は、2.5〜5分程度の周期で繰り返
し放送されており、複数回の送信周期を繰り返した後適
宜変更されるようになっている。
多重データの内容は、2.5〜5分程度の周期で繰り返
し放送されており、複数回の送信周期を繰り返した後適
宜変更されるようになっている。
【0004】従って、FM多重放送を行っている1つの
放送局のみを連続的に受信してそのFM多重データを表
示用画面に表示させていると、暫くの間は同じ情報が表
示され続けることになる。この様に、ユーザが同じ情報
を見続けなければならない、という状況に陥るのを解消
するための従来技術として、例えば、特開平8−465
37号公報に開示されているものがある。
放送局のみを連続的に受信してそのFM多重データを表
示用画面に表示させていると、暫くの間は同じ情報が表
示され続けることになる。この様に、ユーザが同じ情報
を見続けなければならない、という状況に陥るのを解消
するための従来技術として、例えば、特開平8−465
37号公報に開示されているものがある。
【0005】この公報には、FM多重放送を行っている
2つの放送局について、一定時間毎に、或いは、2つの
内一方の放送局のFM多重データを一通り受信した後
に、選局を交互に切替えるようにしたFM多重放送受信
機が開示されている。
2つの放送局について、一定時間毎に、或いは、2つの
内一方の放送局のFM多重データを一通り受信した後
に、選局を交互に切替えるようにしたFM多重放送受信
機が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、FM多重放
送においては、カーナビゲーションなどに利用されるG
PS(Global Positioning System) において、衛星軌道
上から送信される複数のGPS衛星からの電波信号に基
づく測位データを補正するためのDGPS補正データ
を、FM多重データのデータパケットの一部として送信
しているものがある。ここで、例えば、自動車の運転中
において、1つの放送局を選局し受信している状態で、
もう1つの放送局からはDGPS補正データを得てカー
ナビゲーションに利用する、という状態を想定する。
送においては、カーナビゲーションなどに利用されるG
PS(Global Positioning System) において、衛星軌道
上から送信される複数のGPS衛星からの電波信号に基
づく測位データを補正するためのDGPS補正データ
を、FM多重データのデータパケットの一部として送信
しているものがある。ここで、例えば、自動車の運転中
において、1つの放送局を選局し受信している状態で、
もう1つの放送局からはDGPS補正データを得てカー
ナビゲーションに利用する、という状態を想定する。
【0007】この場合、DGPS補正データは多数のデ
ータパケットのほんの一部分に含まれているだけである
ため、特開平8−46537号公報に開示されているF
M多重放送受信機のように、受信データの内容にかかわ
らず交互に受信局を切替えるものを適用した場合には、
僅かなデータ量のDGPS補正データを得るために、一
方の放送局からのFM多重データの受信効率を大幅に低
下させることになる。
ータパケットのほんの一部分に含まれているだけである
ため、特開平8−46537号公報に開示されているF
M多重放送受信機のように、受信データの内容にかかわ
らず交互に受信局を切替えるものを適用した場合には、
僅かなデータ量のDGPS補正データを得るために、一
方の放送局からのFM多重データの受信効率を大幅に低
下させることになる。
【0008】即ち、特開平8−46537号公報に開示
されているFM多重放送受信機では、2つの局から得ら
れる受信データの内容が、ユーザによってどの様に利用
されるものであるか、ということについては特に考慮さ
れていない。従って、前記一方の放送局からは、FM多
重データとして例えばVICSなどの道路交通情報をで
きるだけ受信し続けたいというような場合には、一方の
放送局に対する受信効率の大幅な低下が問題となる。
されているFM多重放送受信機では、2つの局から得ら
れる受信データの内容が、ユーザによってどの様に利用
されるものであるか、ということについては特に考慮さ
れていない。従って、前記一方の放送局からは、FM多
重データとして例えばVICSなどの道路交通情報をで
きるだけ受信し続けたいというような場合には、一方の
放送局に対する受信効率の大幅な低下が問題となる。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、2つのFM多重放送局を交互に受信
する場合で、その内の一方から取得したいFM多重デー
タが特定部分だけである場合に、他方の受信効率を極力
低下させないようにすることが可能なFM多重放送受信
機を提供することにある。
あり、その目的は、2つのFM多重放送局を交互に受信
する場合で、その内の一方から取得したいFM多重デー
タが特定部分だけである場合に、他方の受信効率を極力
低下させないようにすることが可能なFM多重放送受信
機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のFM多重
放送受信機によれば、選局切替え手段は、FM多重デー
タの中に特定の取得希望データが含まれている第2放送
局については、取得希望データが得られる所定時間内に
おいて受信するように選局を行い、それ以外の時間につ
いては、第1放送局を受信するように選局を切替える。
従って、取得希望データのみを得る必要がある第2放送
局の受信時間を極力短くすることができるので、第1放
送局の受信効率を向上させることができる。また、演算
手段は、最初に第2放送局が選局された場合に、当該第
2放送局より取得希望データのパケットと次フレームの
取得希望データのパケットとの受信時刻差から実際のフ
レーム周期を取得して、取得希望データが得られた時点
から次回に取得希望データを取得するための取得予想時
間を演算し、その取得予想時間より第2放送局の選局を
開始してからFM多重データを受信するために同期を取
るまでに要するブロック同期期間と該ブロック同期期間
についてのマージンを引くことによって次回に前記第2
放送局に選局を切替えるための選局切替え時間を演算す
る。また、前記演算手段は、新たに計測されたフレーム
周期を取得すると、次回に第1放送局から第2放送局へ
の選局切替えを行うべき選局切替え時間を更新する。そ
して、選局切替え手段は、第2放送局より取得希望デー
タが得られると第1放送局に選局を切替え、演算手段が
演算した選局切替え時間に達すると第1放送局から第2
放送局に選局を切替える動作を繰り返し実行するように
して、交互に選局切替えを行う。従って、第2放送局の
受信時間を極力短くした場合でも、選局切替え時間に基
づいて、取得希望データを確実に得ることができる。
放送受信機によれば、選局切替え手段は、FM多重デー
タの中に特定の取得希望データが含まれている第2放送
局については、取得希望データが得られる所定時間内に
おいて受信するように選局を行い、それ以外の時間につ
いては、第1放送局を受信するように選局を切替える。
従って、取得希望データのみを得る必要がある第2放送
局の受信時間を極力短くすることができるので、第1放
送局の受信効率を向上させることができる。また、演算
手段は、最初に第2放送局が選局された場合に、当該第
2放送局より取得希望データのパケットと次フレームの
取得希望データのパケットとの受信時刻差から実際のフ
レーム周期を取得して、取得希望データが得られた時点
から次回に取得希望データを取得するための取得予想時
間を演算し、その取得予想時間より第2放送局の選局を
開始してからFM多重データを受信するために同期を取
るまでに要するブロック同期期間と該ブロック同期期間
についてのマージンを引くことによって次回に前記第2
放送局に選局を切替えるための選局切替え時間を演算す
る。また、前記演算手段は、新たに計測されたフレーム
周期を取得すると、次回に第1放送局から第2放送局へ
の選局切替えを行うべき選局切替え時間を更新する。そ
して、選局切替え手段は、第2放送局より取得希望デー
タが得られると第1放送局に選局を切替え、演算手段が
演算した選局切替え時間に達すると第1放送局から第2
放送局に選局を切替える動作を繰り返し実行するように
して、交互に選局切替えを行う。従って、第2放送局の
受信時間を極力短くした場合でも、選局切替え時間に基
づいて、取得希望データを確実に得ることができる。
【0011】
【0012】
【0013】請求項2記載のFM多重放送受信機によれ
ば、第1放送局を、FM多重データとしてVICS情報
を含むデータを送信する放送局とし、第2放送局を、F
M多重データとして取得希望データたるDGPS補正デ
ータを含むデータを送信する放送局とするので、これら
の情報をナビゲーション装置などに出力することによっ
て、通常は第1放送局からVICSによる各種の交通情
報を得てナビゲーション装置に反映させながら、選局切
替えにより第2放送局からはDGPS補正データのみを
得て、GPSを利用して行う測位計算の補正も平行して
行うことができる。
ば、第1放送局を、FM多重データとしてVICS情報
を含むデータを送信する放送局とし、第2放送局を、F
M多重データとして取得希望データたるDGPS補正デ
ータを含むデータを送信する放送局とするので、これら
の情報をナビゲーション装置などに出力することによっ
て、通常は第1放送局からVICSによる各種の交通情
報を得てナビゲーション装置に反映させながら、選局切
替えにより第2放送局からはDGPS補正データのみを
得て、GPSを利用して行う測位計算の補正も平行して
行うことができる。
【0014】請求項3記載のFM多重放送受信機によれ
ば、選局切替え手段は、ビーコン受信装置がVICSの
ビーコンより送信される信号を受信すると、第2放送局
への選局切替えを一定時間停止する。即ち、交通ルート
に設置されているVICSのビーコンからは、VICS
情報として非常に精度の高い位置データが得られるの
で、当該位置データが得られた場合には、DGPS補正
データによる前記測位計算の補正を一定時間行わずと
も、ナビゲーションなどに支障を来すことはない。従っ
て、第1放送局の受信効率を一層高めることができる。
ば、選局切替え手段は、ビーコン受信装置がVICSの
ビーコンより送信される信号を受信すると、第2放送局
への選局切替えを一定時間停止する。即ち、交通ルート
に設置されているVICSのビーコンからは、VICS
情報として非常に精度の高い位置データが得られるの
で、当該位置データが得られた場合には、DGPS補正
データによる前記測位計算の補正を一定時間行わずと
も、ナビゲーションなどに支障を来すことはない。従っ
て、第1放送局の受信効率を一層高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車のナビゲー
ション装置を含むシステムに適用した一実施例について
図面を参照して説明する。図3は、電気的構成を示す機
能ブロック図である。FM多重放送受信機たる交通情報
受信機1は、FM多重放送を行っている放送局の放送波
を受信して復調するFM多重受信部2と、道路交通情報
通信システム(Vehicle Information and Communication
System;以下、VICSと称す) のサブシステムである
電波ビーコンが送信する情報を受信するためのビーコン
送受信部(ビーコン受信装置)3とで構成されている。
ション装置を含むシステムに適用した一実施例について
図面を参照して説明する。図3は、電気的構成を示す機
能ブロック図である。FM多重放送受信機たる交通情報
受信機1は、FM多重放送を行っている放送局の放送波
を受信して復調するFM多重受信部2と、道路交通情報
通信システム(Vehicle Information and Communication
System;以下、VICSと称す) のサブシステムである
電波ビーコンが送信する情報を受信するためのビーコン
送受信部(ビーコン受信装置)3とで構成されている。
【0016】FM多重受信部2及びビーコン送受信部3
から出力される信号は、ナビゲーション装置4に与えら
れるようになっている。ナビゲーション装置4には、衛
星軌道上にある複数個のGPS(Global Positioning Sy
stem) 衛星から送信される電波信号を受信・復調するG
PS受信機5からの復調信号が与えられるようになって
いる。
から出力される信号は、ナビゲーション装置4に与えら
れるようになっている。ナビゲーション装置4には、衛
星軌道上にある複数個のGPS(Global Positioning Sy
stem) 衛星から送信される電波信号を受信・復調するG
PS受信機5からの復調信号が与えられるようになって
いる。
【0017】ナビゲーション装置4は、具体的には図示
しないが、CPU,ROM,RAM,ハードディスク及
びCD−ROMなどを含んで構成されており、GPS受
信機5からの復調信号に基づいて自動車の絶対位置を計
算するGPS航法と、車輪速センサや方位センサなどか
らの出力信号に基づいて自動車の移動方向及び距離を算
出する自律航法とを併用するシステムになっている。
しないが、CPU,ROM,RAM,ハードディスク及
びCD−ROMなどを含んで構成されており、GPS受
信機5からの復調信号に基づいて自動車の絶対位置を計
算するGPS航法と、車輪速センサや方位センサなどか
らの出力信号に基づいて自動車の移動方向及び距離を算
出する自律航法とを併用するシステムになっている。
【0018】そして、ナビゲーション装置4は、GPS
衛星からの電波信号を受信できる間はGPS航法を行
い、電波信号を受信できない間は自律航法を行って自動
車の現在位置を算出して、内部のCD−ROMに記憶さ
れている地図データベースから所定の地図データを読み
出すと、その地図データの表示信号を表示装置6に出力
して表示させると共に、算出した自動車の現在位置に応
じて地図データ上における走行経路を案内表示するよう
になっている。
衛星からの電波信号を受信できる間はGPS航法を行
い、電波信号を受信できない間は自律航法を行って自動
車の現在位置を算出して、内部のCD−ROMに記憶さ
れている地図データベースから所定の地図データを読み
出すと、その地図データの表示信号を表示装置6に出力
して表示させると共に、算出した自動車の現在位置に応
じて地図データ上における走行経路を案内表示するよう
になっている。
【0019】FM多重受信部2は、以下のように構成さ
れている。即ち、アンテナ7は、FM放送波の受信信号
を選局受信部(選局切替え手段)8に与えるようになっ
ている。選局受信部8は、FM多重データにVICSセ
ンターから供給されるVICS情報が含まれているFM
多重放送局をA局(例えば、NHK局,第1放送局)と
し、FM多重データに取得希望データたるDGPS(Dif
ferential GPS)補正データが含まれているFM多重放送
局をB局(例えば、特定の民放局,第2放送局)とし
て、これらA局とB局とを、後述するように制御部10
からの指示に応じて交互に選局するようになっている。
れている。即ち、アンテナ7は、FM放送波の受信信号
を選局受信部(選局切替え手段)8に与えるようになっ
ている。選局受信部8は、FM多重データにVICSセ
ンターから供給されるVICS情報が含まれているFM
多重放送局をA局(例えば、NHK局,第1放送局)と
し、FM多重データに取得希望データたるDGPS(Dif
ferential GPS)補正データが含まれているFM多重放送
局をB局(例えば、特定の民放局,第2放送局)とし
て、これらA局とB局とを、後述するように制御部10
からの指示に応じて交互に選局するようになっている。
【0020】そして、選局受信部8は、A局とB局との
FM放送波(76M〜90MHz程度)を交互に受信す
ると、そのFM放送波の副搬送波(ベースバンドに対し
て76KHz)をMSK(Minimum Shift Keying)変調す
ることにより重畳されているFM多重データを復調する
ようになっている。また、制御部10は、計時動作を行
うためのリアルタイムクロック(RTC,図示せず)を
内蔵している。
FM放送波(76M〜90MHz程度)を交互に受信す
ると、そのFM放送波の副搬送波(ベースバンドに対し
て76KHz)をMSK(Minimum Shift Keying)変調す
ることにより重畳されているFM多重データを復調する
ようになっている。また、制御部10は、計時動作を行
うためのリアルタイムクロック(RTC,図示せず)を
内蔵している。
【0021】ここで、DGPSとは、以下のようなシス
テムである。即ち、GPS衛星から送信される電波信号
を地上の固定局であるDGPS基準局が受信すると、D
GPS基準局は、予め取得している自身が位置する緯
度,軽度及び高度のデータと、複数個のGPS衛星から
受信した電波信号に基づいて計算した疑似距離データと
を比較することによって、GPS衛星から受信する電波
信号に基づく測位データの計算を補正するためのDGP
S補正データを作成する。
テムである。即ち、GPS衛星から送信される電波信号
を地上の固定局であるDGPS基準局が受信すると、D
GPS基準局は、予め取得している自身が位置する緯
度,軽度及び高度のデータと、複数個のGPS衛星から
受信した電波信号に基づいて計算した疑似距離データと
を比較することによって、GPS衛星から受信する電波
信号に基づく測位データの計算を補正するためのDGP
S補正データを作成する。
【0022】作成されたDGPS補正データは、DGP
Sデータ送信局たるFM多重放送局に送出され、FM多
重放送局においては、DGPS補正データは文字情報な
どと同様にFM多重データのデータパケットの一種とし
て扱われて多重化され、FM放送波として送信されるよ
うになっている。
Sデータ送信局たるFM多重放送局に送出され、FM多
重放送局においては、DGPS補正データは文字情報な
どと同様にFM多重データのデータパケットの一種とし
て扱われて多重化され、FM放送波として送信されるよ
うになっている。
【0023】そして、DGPS対応のナビゲーション装
置を搭載している自動車等においては、前記FM多重放
送局からのFM放送波を受信・復調してDGPS補正デ
ータを取り出し、GPS衛星からの電波信号に基く自身
の測位データの計算を補正することにより、極めて正確
な測位データを得ることができるようになっている。
置を搭載している自動車等においては、前記FM多重放
送局からのFM放送波を受信・復調してDGPS補正デ
ータを取り出し、GPS衛星からの電波信号に基く自身
の測位データの計算を補正することにより、極めて正確
な測位データを得ることができるようになっている。
【0024】再び、図3を参照して、選局受信部8は、
受信・復調したFM多重データを、デコード部9に出力
するようになっており、デコード部9は、復調されたF
M多重データをデコードすると制御部(選局切替え手
段,演算手段)10に出力するようになっている。
受信・復調したFM多重データを、デコード部9に出力
するようになっており、デコード部9は、復調されたF
M多重データをデコードすると制御部(選局切替え手
段,演算手段)10に出力するようになっている。
【0025】制御部10は、マイクロコンピュータを中
心とする構成であり、デコードされたFM多重データが
与えられると、そのFM多重データを、データ伝送部1
1を介してナビゲーション装置4に送信するようになっ
ている。データ伝送部11は、制御部10とナビゲーシ
ョン装置4との間のデータ伝送を、パラレル/シリアル
変換して行うようになっている。また、制御部10は、
選局受信部8に対して制御信号を与えることにより、後
述のように選局切替えの制御を行うようになっている。
心とする構成であり、デコードされたFM多重データが
与えられると、そのFM多重データを、データ伝送部1
1を介してナビゲーション装置4に送信するようになっ
ている。データ伝送部11は、制御部10とナビゲーシ
ョン装置4との間のデータ伝送を、パラレル/シリアル
変換して行うようになっている。また、制御部10は、
選局受信部8に対して制御信号を与えることにより、後
述のように選局切替えの制御を行うようになっている。
【0026】一方、ビーコン送受信部3は、以下のよう
に構成されている。即ち、センサ部13は、電波ビーコ
ンから送信される2.5GHzの電波信号または光ビー
コンから送信される光信号(赤外線)を受信して、送受
信部14に与えるようになっている。ビーコンは、主と
して高速道路の路側に設置されており、その設置ポイン
トを通過中の自動車に対してVICSセンターから送信
されるVICS情報を含む電波信号または光信号を送信
するようになっている。尚、以降で電波ビーコンと光ビ
ーコンとの区別を特にしない場合は、単に“ビーコン”
と表記する。
に構成されている。即ち、センサ部13は、電波ビーコ
ンから送信される2.5GHzの電波信号または光ビー
コンから送信される光信号(赤外線)を受信して、送受
信部14に与えるようになっている。ビーコンは、主と
して高速道路の路側に設置されており、その設置ポイン
トを通過中の自動車に対してVICSセンターから送信
されるVICS情報を含む電波信号または光信号を送信
するようになっている。尚、以降で電波ビーコンと光ビ
ーコンとの区別を特にしない場合は、単に“ビーコン”
と表記する。
【0027】送受信部14は、電波ビーコンの場合は、
GMSK(Gaussian MSK)変調された電波信号を復調し
て、また、光ビーコンの場合はPAM(Pulse Amplitude
Modulation)変調された光信号を復調して、デコード部
15にVICS情報を出力するようになっている。そし
て、デコード部15は復調されたVICS情報をデコー
ドして、制御部16に出力するようになっている。
GMSK(Gaussian MSK)変調された電波信号を復調し
て、また、光ビーコンの場合はPAM(Pulse Amplitude
Modulation)変調された光信号を復調して、デコード部
15にVICS情報を出力するようになっている。そし
て、デコード部15は復調されたVICS情報をデコー
ドして、制御部16に出力するようになっている。
【0028】制御部16は、制御部10と同様にマイク
ロコンピュータを中心として構成されており、例えばデ
ュアルポートメモリ(図示せず)などを介して制御部1
0との間で通信を行うようになっている。そして、デコ
ード部15から制御部16に与えられたVICS情報は
制御部10に送信され、その制御部10及びデータ伝送
部11を介してナビゲーション装置4に送信されるよう
になっている。
ロコンピュータを中心として構成されており、例えばデ
ュアルポートメモリ(図示せず)などを介して制御部1
0との間で通信を行うようになっている。そして、デコ
ード部15から制御部16に与えられたVICS情報は
制御部10に送信され、その制御部10及びデータ伝送
部11を介してナビゲーション装置4に送信されるよう
になっている。
【0029】また、ビーコン送受信部3は、ナビゲーシ
ョン装置4側から入力された目的地情報などを、データ
伝送部11,制御部16及び10,送受信部14並びに
センサ部13を介して、光ビーコン側に送信することも
できるように構成されている。この様に、目的地情報が
自動車側から光ビーコン側に送信されると、同じ光ビー
コンを介して目的地に関したVICS情報を与えるよう
になっている。
ョン装置4側から入力された目的地情報などを、データ
伝送部11,制御部16及び10,送受信部14並びに
センサ部13を介して、光ビーコン側に送信することも
できるように構成されている。この様に、目的地情報が
自動車側から光ビーコン側に送信されると、同じ光ビー
コンを介して目的地に関したVICS情報を与えるよう
になっている。
【0030】尚、ナビゲーション装置4は、GPS受信
機5から与えられるGPS情報と、交通情報受信機1か
ら与えられるVICS情報とを併用可能に構成されてお
り、何れの情報をも利用して、マップマッチング及び走
行経路の案内表示などを行うようになっている。
機5から与えられるGPS情報と、交通情報受信機1か
ら与えられるVICS情報とを併用可能に構成されてお
り、何れの情報をも利用して、マップマッチング及び走
行経路の案内表示などを行うようになっている。
【0031】次に、本実施例の作用について、図1及び
図2をも参照して説明する。図1は、FM多重受信部2
の制御部10の制御内容を示すフローチャートであり、
図2は、その制御内容に応じてA局,B局が交互に選局
受信される場合のタイムチャートである。
図2をも参照して説明する。図1は、FM多重受信部2
の制御部10の制御内容を示すフローチャートであり、
図2は、その制御内容に応じてA局,B局が交互に選局
受信される場合のタイムチャートである。
【0032】図1において、制御部10は、先ず「B局
選局」の処理ステップS1において、選局受信部8にB
局を選局させる。すると、選局受信部8は、B局の周波
数に合わせて選局を行う(図2,時点参照)。そし
て、次の「DGPSデータ取得?」の判断ステップS2
において、制御部10は、デコード部9がデコードした
FM多重データを参照して、DGPS補正データが得ら
れたか否かを判断する。DGPS補正データが得られな
ければ「NO」と判断してステップS1に移行して、B
局の選局を続けさせる。尚、図2に示すように、B局か
ら送信されるFM多重データの1フレームにおいて、先
頭から2ブロック(パケット)がDGPS補正データの
パケットである。
選局」の処理ステップS1において、選局受信部8にB
局を選局させる。すると、選局受信部8は、B局の周波
数に合わせて選局を行う(図2,時点参照)。そし
て、次の「DGPSデータ取得?」の判断ステップS2
において、制御部10は、デコード部9がデコードした
FM多重データを参照して、DGPS補正データが得ら
れたか否かを判断する。DGPS補正データが得られな
ければ「NO」と判断してステップS1に移行して、B
局の選局を続けさせる。尚、図2に示すように、B局か
ら送信されるFM多重データの1フレームにおいて、先
頭から2ブロック(パケット)がDGPS補正データの
パケットである。
【0033】判断ステップS2においてDGPS補正デ
ータが得られると、制御部10は「YES」と判断して
「TMdtop取得」の処理ステップS3に移行する。処理
ステップS3において、制御部10は、内部のRTCを
参照して、判断ステップS2においてDGPS補正デー
タが得られた時刻TMdtopを基準時刻として取得する
と、DGPS補正データのパケットと次フレームのDG
PS補正データのパケットとの受信時刻差から実際のフ
レーム周期Tdfrmを取得する(図2,時点参照)。そ
して、次の「TMdtop′演算」の処理ステップS4に移
行する。
ータが得られると、制御部10は「YES」と判断して
「TMdtop取得」の処理ステップS3に移行する。処理
ステップS3において、制御部10は、内部のRTCを
参照して、判断ステップS2においてDGPS補正デー
タが得られた時刻TMdtopを基準時刻として取得する
と、DGPS補正データのパケットと次フレームのDG
PS補正データのパケットとの受信時刻差から実際のフ
レーム周期Tdfrmを取得する(図2,時点参照)。そ
して、次の「TMdtop′演算」の処理ステップS4に移
行する。
【0034】また、取得されたDGPS補正データは、
デコード部9から制御部10,データ伝送部11を介し
てナビゲーション装置4に与えられ、ナビゲーション装
置4は、そのDGPS補正データによって、GPS受信
機5から得られたGPS信号に基づいて計算した疑似距
離データの補正を行う。
デコード部9から制御部10,データ伝送部11を介し
てナビゲーション装置4に与えられ、ナビゲーション装
置4は、そのDGPS補正データによって、GPS受信
機5から得られたGPS信号に基づいて計算した疑似距
離データの補正を行う。
【0035】処理ステップS4において、制御部10
は、次回にDGPS補正データが取得できる予想時刻T
Mdtop′を、(1)式のように演算する。 TMdtop′=TMdtop+α・Tdfrm …(1) ここで、Tdfrmは、ステップS3で取得したFM多重デ
ータの1フレームの周期であり、例えば約5秒に相当す
る。その周期Tdfrmに係数“α”(αは自然数)を乗じ
ているのは、DGPS補正データに基づく補正間隔を適
当に設定するためであり、図2には、α=1である場合
の例を示す。次に、「TMchg 演算」の処理ステップS
5に移行する。
は、次回にDGPS補正データが取得できる予想時刻T
Mdtop′を、(1)式のように演算する。 TMdtop′=TMdtop+α・Tdfrm …(1) ここで、Tdfrmは、ステップS3で取得したFM多重デ
ータの1フレームの周期であり、例えば約5秒に相当す
る。その周期Tdfrmに係数“α”(αは自然数)を乗じ
ているのは、DGPS補正データに基づく補正間隔を適
当に設定するためであり、図2には、α=1である場合
の例を示す。次に、「TMchg 演算」の処理ステップS
5に移行する。
【0036】処理ステップS5において、制御部10
は、予想時刻TMdtop′において、次のDGPS補正デ
ータを取得するために、A局からB局への選局切替えを
行うべき時刻TMchg を(2)式のように演算する。 TMchg =TMdtop′−Tdblk−Tdsm …(2) ここで、Tdblkは、B局の選局を開始してから、FM多
重データを受信するために同期を取るまでに要する期間
(ブロック同期間)であり、Tdsm は、そのブロック同
期間Tdblkについてのマージンである。そして、「A局
選局」の処理ステップS6に移行する。
は、予想時刻TMdtop′において、次のDGPS補正デ
ータを取得するために、A局からB局への選局切替えを
行うべき時刻TMchg を(2)式のように演算する。 TMchg =TMdtop′−Tdblk−Tdsm …(2) ここで、Tdblkは、B局の選局を開始してから、FM多
重データを受信するために同期を取るまでに要する期間
(ブロック同期間)であり、Tdsm は、そのブロック同
期間Tdblkについてのマージンである。そして、「A局
選局」の処理ステップS6に移行する。
【0037】処理ステップS6において、制御部10
は、選局受信部8に、B局を選局している状態から受信
周波数をA局の周波数に変更してA局に選局を切替える
ように指示を与える。すると、次の「TMchg 経過?」
の判断ステップS7において、ステップS5で演算した
時刻TMchg が経過して「YES」と判断するまでは、
以下のように、ステップS6→S7→S12→S6→…
のループを繰返し、A局の選局,受信及び復調を続行さ
せる。
は、選局受信部8に、B局を選局している状態から受信
周波数をA局の周波数に変更してA局に選局を切替える
ように指示を与える。すると、次の「TMchg 経過?」
の判断ステップS7において、ステップS5で演算した
時刻TMchg が経過して「YES」と判断するまでは、
以下のように、ステップS6→S7→S12→S6→…
のループを繰返し、A局の選局,受信及び復調を続行さ
せる。
【0038】即ち、判断ステップS7において時刻TM
chg が経過せず「NO」と判断すると「ビーコン受信あ
り?」の判断ステップS12に移行して、制御部10
は、ビーコン送受信部3がビーコンからの信号を受信し
たか否かを判断する。そして、ビーコン送受信部3がビ
ーコンからの信号を受信しておらず「NO」と判断する
と、ステップS6に移行する。
chg が経過せず「NO」と判断すると「ビーコン受信あ
り?」の判断ステップS12に移行して、制御部10
は、ビーコン送受信部3がビーコンからの信号を受信し
たか否かを判断する。そして、ビーコン送受信部3がビ
ーコンからの信号を受信しておらず「NO」と判断する
と、ステップS6に移行する。
【0039】この様に、選局受信部8がA局を選局して
いる間は、制御部10は、デコード部9を介してFM多
重データからVICS情報を得ており、そのVICS情
報は、データ伝送部11を介してナビゲーション装置4
に与えられる。そして、ナビゲーション装置4は、ユー
ザの操作に応じて、必要なレベル(1,2,3)のVI
CS情報を表示装置6に表示させる。
いる間は、制御部10は、デコード部9を介してFM多
重データからVICS情報を得ており、そのVICS情
報は、データ伝送部11を介してナビゲーション装置4
に与えられる。そして、ナビゲーション装置4は、ユー
ザの操作に応じて、必要なレベル(1,2,3)のVI
CS情報を表示装置6に表示させる。
【0040】この状態から、判断ステップS7におい
て、時刻TMchg が経過して制御部10が「YES」と
判断すると、「B局選局」の処理ステップS8に移行す
る。処理ステップS8において、制御部10は、選局受
信部8にA局を選局している状態からB局に選局を切替
えさせると(図2,時点参照)、次の「DGPSデー
タ取得?」の判断ステップS9において、ステップS2
と同様に、DGPS補正データが得られたか否かを判断
する。DGPS補正データが得られなければ「NO」と
判断して、「タイムアウト?」の判断ステップS10に
移行する。
て、時刻TMchg が経過して制御部10が「YES」と
判断すると、「B局選局」の処理ステップS8に移行す
る。処理ステップS8において、制御部10は、選局受
信部8にA局を選局している状態からB局に選局を切替
えさせると(図2,時点参照)、次の「DGPSデー
タ取得?」の判断ステップS9において、ステップS2
と同様に、DGPS補正データが得られたか否かを判断
する。DGPS補正データが得られなければ「NO」と
判断して、「タイムアウト?」の判断ステップS10に
移行する。
【0041】判断ステップS10において、制御部10
は、ステップS8においてB局に選局を切替えた時点か
ら、(3)式で表されるタイムアウト時刻TMdoutが経
過した否かを判断する。 TMdout=TMdtop′+Tdrcv+Tdrm …(3) ここで、Tdrcvは、DGPS補正データパケットの受信
に要する時間であり、Tdrm は、その受信に要する時間
についてのマージンである。そして、判断ステップS1
0において「NO」と判断すると、ステップS8に移行
する。
は、ステップS8においてB局に選局を切替えた時点か
ら、(3)式で表されるタイムアウト時刻TMdoutが経
過した否かを判断する。 TMdout=TMdtop′+Tdrcv+Tdrm …(3) ここで、Tdrcvは、DGPS補正データパケットの受信
に要する時間であり、Tdrm は、その受信に要する時間
についてのマージンである。そして、判断ステップS1
0において「NO」と判断すると、ステップS8に移行
する。
【0042】即ち、ステップS9及びS10の何れかに
おいて、制御部10が「YES」と判断するまでは、ス
テップS8→S9→S10→S8…のループを繰り返
す。そして、B局の受信状態が良好であれば、ステップ
S8においてB局に選局を切替えた時点TMchg から、
時間“Tdblk+Tdsm +Tdrcv”が経過して時刻“TM
dtop′+Tdrcv”に達すると、DGPS補正データパケ
ットの受信が完了する。すると、制御部10は、ステッ
プS9において「YES」と判断し、「TMchg更新」
の処理ステップS11に移行する。
おいて、制御部10が「YES」と判断するまでは、ス
テップS8→S9→S10→S8…のループを繰り返
す。そして、B局の受信状態が良好であれば、ステップ
S8においてB局に選局を切替えた時点TMchg から、
時間“Tdblk+Tdsm +Tdrcv”が経過して時刻“TM
dtop′+Tdrcv”に達すると、DGPS補正データパケ
ットの受信が完了する。すると、制御部10は、ステッ
プS9において「YES」と判断し、「TMchg更新」
の処理ステップS11に移行する。
【0043】処理ステップS11において、制御部10
は、新たに計測されたフレーム周期Tdfrm′を取得する
と、次回にA局からB局への選局切替えを行うべき時刻
TMchg を、(4)式のように更新する。 TMchg =TMchg +α・Tdfrm′ …(4) 即ち、今回の選局切替え時刻TMchg に、フレーム周期
Tdfrm′のα倍の時間を加えたものが、次回の選局切替
え時刻TMchg として更新される。そして、制御部10
は、ステップS6に移行して選局を再びA局に切替えさ
せる(図2,時点参照)。
は、新たに計測されたフレーム周期Tdfrm′を取得する
と、次回にA局からB局への選局切替えを行うべき時刻
TMchg を、(4)式のように更新する。 TMchg =TMchg +α・Tdfrm′ …(4) 即ち、今回の選局切替え時刻TMchg に、フレーム周期
Tdfrm′のα倍の時間を加えたものが、次回の選局切替
え時刻TMchg として更新される。そして、制御部10
は、ステップS6に移行して選局を再びA局に切替えさ
せる(図2,時点参照)。
【0044】また、B局の受信状態が悪く、ステップS
8→S9→S10→S8…のループを繰返している間に
タイムアウト時刻TMdoutが経過すると、制御部10
は、その回のDGPS補正データの取得を諦め、ステッ
プS9で「YES」と判断して同様にステップS11→
S6へと移行する。
8→S9→S10→S8…のループを繰返している間に
タイムアウト時刻TMdoutが経過すると、制御部10
は、その回のDGPS補正データの取得を諦め、ステッ
プS9で「YES」と判断して同様にステップS11→
S6へと移行する。
【0045】また、ステップS6→S7→S12→S6
→…のループを繰返してA局の受信を続けている間に、
自動車がビーコンの側を通過することにより、ビーコン
送受信部3がビーコンからの信号を受信すると、VIC
S情報がデコード部15においてデコードされる。その
VICS情報は、制御部16からFM多重受信部2側の
制御部10に渡され、制御部10は、ナビゲーション装
置4側にVICS情報を送信する。ビーコンからのVI
CS情報を得たナビゲーション装置4は、そのVICS
情報に含まれている当該ビーコンの位置情報に基づい
て、自動車の現在の位置データを修正する。
→…のループを繰返してA局の受信を続けている間に、
自動車がビーコンの側を通過することにより、ビーコン
送受信部3がビーコンからの信号を受信すると、VIC
S情報がデコード部15においてデコードされる。その
VICS情報は、制御部16からFM多重受信部2側の
制御部10に渡され、制御部10は、ナビゲーション装
置4側にVICS情報を送信する。ビーコンからのVI
CS情報を得たナビゲーション装置4は、そのVICS
情報に含まれている当該ビーコンの位置情報に基づい
て、自動車の現在の位置データを修正する。
【0046】また、この時、制御部10は、ステップS
12において「YES」と判断し、「TMchg 延長」の
処理ステップS13に移行する。処理ステップS13に
おいて、制御部10は、次回にA局からB局への選局切
替えを行うべき時刻TMchgを(5)式のように演算す
ることにより延長する。 TMchg =TMchg +100・Tdfrm …(5) 即ち、今回の選局切替え時刻TMchg に、例えばα=1
00として、フレーム周期Tdfrmの100倍の時間(5
00秒,即ち、8分20秒;一定時間)を加えたもの
が、次回の選局切替え時刻TMchg として更新される。
そして、ステップS6に移行して、選局受信部8にA局
の受信を続けさせる。
12において「YES」と判断し、「TMchg 延長」の
処理ステップS13に移行する。処理ステップS13に
おいて、制御部10は、次回にA局からB局への選局切
替えを行うべき時刻TMchgを(5)式のように演算す
ることにより延長する。 TMchg =TMchg +100・Tdfrm …(5) 即ち、今回の選局切替え時刻TMchg に、例えばα=1
00として、フレーム周期Tdfrmの100倍の時間(5
00秒,即ち、8分20秒;一定時間)を加えたもの
が、次回の選局切替え時刻TMchg として更新される。
そして、ステップS6に移行して、選局受信部8にA局
の受信を続けさせる。
【0047】以上のように、B局が送信するFM多重デ
ータからは、DGPS補正データのみを得るようにし、
それ以外の時間は、A局を選局し続けてVICS情報を
得るようにして、A,B局を交互に受信するように選局
を切替えるようにする。
ータからは、DGPS補正データのみを得るようにし、
それ以外の時間は、A局を選局し続けてVICS情報を
得るようにして、A,B局を交互に受信するように選局
を切替えるようにする。
【0048】ここで、ビーコンから検出した位置情報
は、DGPS補正データにより補正したものと同等の精
度が期待できる。従って、一旦ビーコンから検出した位
置情報に基づいて、ナビーゲーション装置4が位置デー
タの補正を行えば、以降は5分〜10分程度の間、DG
PS補正データによる測位データの補正を行わずとも、
ナビーゲーションに支障を来すことはない。故に、この
場合は、選局切替え時刻TMchg を一定時間延長して、
A局の受信効率を高めるようにしている。
は、DGPS補正データにより補正したものと同等の精
度が期待できる。従って、一旦ビーコンから検出した位
置情報に基づいて、ナビーゲーション装置4が位置デー
タの補正を行えば、以降は5分〜10分程度の間、DG
PS補正データによる測位データの補正を行わずとも、
ナビーゲーションに支障を来すことはない。故に、この
場合は、選局切替え時刻TMchg を一定時間延長して、
A局の受信効率を高めるようにしている。
【0049】また、以上の実施例では、ビーコンから送
信されるVICS情報をビーコン送受信部3が受信しな
い限りは、A局から送信されるFM多重データについて
は、αフレーム毎に1回A局を受信しない期間があるた
め、データパケットの欠落部分が必ず生じることにな
る。
信されるVICS情報をビーコン送受信部3が受信しな
い限りは、A局から送信されるFM多重データについて
は、αフレーム毎に1回A局を受信しない期間があるた
め、データパケットの欠落部分が必ず生じることにな
る。
【0050】しかし、DGPS補正データは2パケット
であり、A局を受信しない期間は非常に短いことに加え
て、以下の理由により、実用上はほとんど問題がないと
考えられる。 A局が送信するFM多重データは、1フレーム中にお
いて、VICS情報とその他の一般情報とを19パケッ
トずつ交互に送信するようにしている。 そして、VICS情報は、2.5分間単位で一連とな
っている同じ情報が、2回繰返されて送信される。
であり、A局を受信しない期間は非常に短いことに加え
て、以下の理由により、実用上はほとんど問題がないと
考えられる。 A局が送信するFM多重データは、1フレーム中にお
いて、VICS情報とその他の一般情報とを19パケッ
トずつ交互に送信するようにしている。 そして、VICS情報は、2.5分間単位で一連とな
っている同じ情報が、2回繰返されて送信される。
【0051】更に、VICS情報は、レベル1(渋滞
などの情報を表示する文字情報),レベル2(簡易図形
表示),レベル3(地図情報)の3つがあり、ユーザ
は、ナビゲーション装置4において、これら3レベルの
情報を必要に応じて切替えて表示装置6に表示させる。
従って、レベル1〜3の情報を全て同時に必要とするわ
けではない。
などの情報を表示する文字情報),レベル2(簡易図形
表示),レベル3(地図情報)の3つがあり、ユーザ
は、ナビゲーション装置4において、これら3レベルの
情報を必要に応じて切替えて表示装置6に表示させる。
従って、レベル1〜3の情報を全て同時に必要とするわ
けではない。
【0052】以上のように、VICS情報の送信形態に
は多様性があることから、αを例えば“4”程度に設定
した場合、4フレーム毎に1回A局を受信しない期間が
あったとしても、VICS情報の同一レベルの同一部分
のデータパケットが欠落する可能性はそれ程高くはな
く、また、VICS情報のユーザの利用形態にも多様性
があるので、実用上はほとんど問題がない。
は多様性があることから、αを例えば“4”程度に設定
した場合、4フレーム毎に1回A局を受信しない期間が
あったとしても、VICS情報の同一レベルの同一部分
のデータパケットが欠落する可能性はそれ程高くはな
く、また、VICS情報のユーザの利用形態にも多様性
があるので、実用上はほとんど問題がない。
【0053】以上のように本実施例によれば、FM多重
受信部2の制御部10は、FM多重データの中にDGP
S補正データが含まれているB局については、そのDG
PS補正データが得られる所定時間内において受信する
ように選局を行わせ、それ以外の時間については、VI
CS情報を送信するA局を受信するように選局受信部8
に選局を切替えさせるようにした。
受信部2の制御部10は、FM多重データの中にDGP
S補正データが含まれているB局については、そのDG
PS補正データが得られる所定時間内において受信する
ように選局を行わせ、それ以外の時間については、VI
CS情報を送信するA局を受信するように選局受信部8
に選局を切替えさせるようにした。
【0054】従って、DGPS補正データのみを得る必
要があるB局の受信時間を極力短くすることができるの
で、A局の受信効率を向上させることができる。また、
これらの情報をナビゲーション装置4に出力することに
よって、通常はA局からVICSによる各種の交通情報
を得ながら、B局からはDGPS補正データのみを得
て、GPSを利用して行う測位計算の補正も平行して行
うことができる。
要があるB局の受信時間を極力短くすることができるの
で、A局の受信効率を向上させることができる。また、
これらの情報をナビゲーション装置4に出力することに
よって、通常はA局からVICSによる各種の交通情報
を得ながら、B局からはDGPS補正データのみを得
て、GPSを利用して行う測位計算の補正も平行して行
うことができる。
【0055】また、本実施例によれば、制御部10は、
最初にB局が選局された場合に、DGPS補正データが
得られた時点TMdtopから次回にDGPS補正データを
取得するための予想時間TMdtop′を演算し、その予想
時間TMdtop′に基づいて選局切替え時間TMchg を演
算し、B局よりDGPS補正データが得られるとA局に
選局を切替え、選局切替え時間TMchg に達するとA局
からB局に選局を切替えて、交互に選局切替えを行うよ
うにした。
最初にB局が選局された場合に、DGPS補正データが
得られた時点TMdtopから次回にDGPS補正データを
取得するための予想時間TMdtop′を演算し、その予想
時間TMdtop′に基づいて選局切替え時間TMchg を演
算し、B局よりDGPS補正データが得られるとA局に
選局を切替え、選局切替え時間TMchg に達するとA局
からB局に選局を切替えて、交互に選局切替えを行うよ
うにした。
【0056】従って、B局の受信時間を極力短くした場
合でも、選局切替え時間TMchg に基づいて、DGPS
補正データを確実に得ることができる。また、制御部1
0側のRTCの精度が放送局側の時計の精度よりも劣る
場合であっても、RTCにより実際に計測したフレーム
周期Tdfrmに基づいて選局切替え時間TMchg を演算す
ることにより、例えば、ビーコンから送信される信号を
受信してTMchg を延長する場合のように、αを100
等の大きな値に設定する場合でも、次回のB局の選局を
確実に行うことができる。
合でも、選局切替え時間TMchg に基づいて、DGPS
補正データを確実に得ることができる。また、制御部1
0側のRTCの精度が放送局側の時計の精度よりも劣る
場合であっても、RTCにより実際に計測したフレーム
周期Tdfrmに基づいて選局切替え時間TMchg を演算す
ることにより、例えば、ビーコンから送信される信号を
受信してTMchg を延長する場合のように、αを100
等の大きな値に設定する場合でも、次回のB局の選局を
確実に行うことができる。
【0057】更に、本実施例によれば、制御部10は、
選局切替え時間TMchg を1度演算して求めると、その
選局切替え時間TMchg を起点として、次回の選局切替
え時間をFM多重データの1フレーム周期Tdfrm′の整
数(α)倍に設定するようにしたので、2回目以降の選
局切替え時間の演算を容易にすることができる。
選局切替え時間TMchg を1度演算して求めると、その
選局切替え時間TMchg を起点として、次回の選局切替
え時間をFM多重データの1フレーム周期Tdfrm′の整
数(α)倍に設定するようにしたので、2回目以降の選
局切替え時間の演算を容易にすることができる。
【0058】加えて、本実施例によれば、制御部10
は、ビーコン送受信部3がVICSのビーコンより送信
される信号を受信すると、B局への選局切替えを一定時
間停止するようにしたので、A局の受信効率を一層高め
ることができる。
は、ビーコン送受信部3がVICSのビーコンより送信
される信号を受信すると、B局への選局切替えを一定時
間停止するようにしたので、A局の受信効率を一層高め
ることができる。
【0059】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。ビーコン受信装置として、ビーコン
送受信部3に代えて、受信機能だけを有するビーコン受
信部を設けても良い。選局受信部8は、A局,B局を自
動選局するものに限らず、ユーザによって各受信周波数
が設定されたA局,B局を、交互に選局するようにして
も良い。
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。ビーコン受信装置として、ビーコン
送受信部3に代えて、受信機能だけを有するビーコン受
信部を設けても良い。選局受信部8は、A局,B局を自
動選局するものに限らず、ユーザによって各受信周波数
が設定されたA局,B局を、交互に選局するようにして
も良い。
【0060】図1に示すフローチャートのステップS1
1を削除して、ステップS9またはS10において「Y
ES」と判断するとステップS3に移行するようにし、
新たに基準時刻TMdtopを取得して、TMdtop′及びT
Mchg を演算するようにしても良い。斯様に構成すれ
ば、放送局の送信エリアが変わって、A局からA局′
へ、または、B局からB局′へと選局対象が変化するこ
とにより、FM多重データの送信基準タイミングが変化
した場合でも、対応することができる。また、この場
合、ステップS3においては、RTCに代わるタイマを
ゼロクリアすることにより、時刻ではなく、タイマをゼ
ロクリアした時点からの相対時間によって以降の制御を
行っても良い。この場合は、以降のステップにおける演
算においては、TMdtop=0,とすることができる。更
に、ステップS10において「YES」と判断した場合
は、新たな基準時刻TMdtopを得ることができないので
ステップS11に移行するようにし、ステップS9にお
いて「YES」と判断した場合は、ステップS3に移行
して新たな基準時刻TMdtopに基づいてTMchg を演算
するようにしても良い。
1を削除して、ステップS9またはS10において「Y
ES」と判断するとステップS3に移行するようにし、
新たに基準時刻TMdtopを取得して、TMdtop′及びT
Mchg を演算するようにしても良い。斯様に構成すれ
ば、放送局の送信エリアが変わって、A局からA局′
へ、または、B局からB局′へと選局対象が変化するこ
とにより、FM多重データの送信基準タイミングが変化
した場合でも、対応することができる。また、この場
合、ステップS3においては、RTCに代わるタイマを
ゼロクリアすることにより、時刻ではなく、タイマをゼ
ロクリアした時点からの相対時間によって以降の制御を
行っても良い。この場合は、以降のステップにおける演
算においては、TMdtop=0,とすることができる。更
に、ステップS10において「YES」と判断した場合
は、新たな基準時刻TMdtopを得ることができないので
ステップS11に移行するようにし、ステップS9にお
いて「YES」と判断した場合は、ステップS3に移行
して新たな基準時刻TMdtopに基づいてTMchg を演算
するようにしても良い。
【0061】また、ビーコン送受信部3は必要に応じて
設ければ良く、ビーコン送受信部3を削除した場合は、
図1に示すフローチャートのステップS12及びS13
を削除して良い。ブロック同期時間のマージンTdsm に
ついても、必要に応じて設ければ良い。(1)式により
演算される予想時刻TMdtop′は、ナビゲーション装置
4におけるGPS信号に基づく測位データについて要求
される補正精度に応じて、FM多重データの1フレーム
の周期Tdfrmに乗じる係数αを適宜変更して良い。
設ければ良く、ビーコン送受信部3を削除した場合は、
図1に示すフローチャートのステップS12及びS13
を削除して良い。ブロック同期時間のマージンTdsm に
ついても、必要に応じて設ければ良い。(1)式により
演算される予想時刻TMdtop′は、ナビゲーション装置
4におけるGPS信号に基づく測位データについて要求
される補正精度に応じて、FM多重データの1フレーム
の周期Tdfrmに乗じる係数αを適宜変更して良い。
【0062】FM多重受信機に搭載されるRTCやタイ
マが十分高精度である場合には、処理ステップS11に
おいて(4)式によりTMchg を更新する場合に、新た
に計測したフレーム周期Tdfrm′を用いるのに代えて、
ステップS2で計測したフレーム周期Tdfrmを用いても
良い。更に、ステップS3においても、フレーム周期T
dfrmを計測することなく、フレーム周期Tdfrmを予め一
定値(例えば5秒)に定めておき、(1)式によりTM
dtop′を演算しても良い。VICS情報とDGPS補正
データとを交互に受信するものに限らず、要は、一方の
放送局が送信するFM多重データについてはその内のデ
ータの一部のみを取得したい場合で、且つ、他方の放送
局の受信効率をできるだけ向上させたい場合であって、
仕様上、その取得希望データの送信タイミングが予想で
きるものについては適用が可能である。
マが十分高精度である場合には、処理ステップS11に
おいて(4)式によりTMchg を更新する場合に、新た
に計測したフレーム周期Tdfrm′を用いるのに代えて、
ステップS2で計測したフレーム周期Tdfrmを用いても
良い。更に、ステップS3においても、フレーム周期T
dfrmを計測することなく、フレーム周期Tdfrmを予め一
定値(例えば5秒)に定めておき、(1)式によりTM
dtop′を演算しても良い。VICS情報とDGPS補正
データとを交互に受信するものに限らず、要は、一方の
放送局が送信するFM多重データについてはその内のデ
ータの一部のみを取得したい場合で、且つ、他方の放送
局の受信効率をできるだけ向上させたい場合であって、
仕様上、その取得希望データの送信タイミングが予想で
きるものについては適用が可能である。
【図1】本発明の一実施例における、FM多重受信部の
制御部の制御内容を示すフローチャート
制御部の制御内容を示すフローチャート
【図2】A局,B局を交互に受信する場合の一例を示す
タイムチャート
タイムチャート
【図3】電気的構成を示す機能ブロック図
1は交通情報受信機(FM多重放送受信機)、2はFM
多重受信部、3はビーコン送受信部(ビーコン受信装
置)、8は選局受信部(選局切替え手段)、10は制御
部(選局切替え手段,演算手段)を示す。
多重受信部、3はビーコン送受信部(ビーコン受信装
置)、8は選局受信部(選局切替え手段)、10は制御
部(選局切替え手段,演算手段)を示す。
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(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04B 1/06
H04B 1/16
H03J 5/00
H03J 7/00
G01S 1/68
G01S 5/14
Claims (3)
- 【請求項1】 FM多重放送を行っている第1及び第2
放送局を交互に選局して受信するFM多重放送受信機に
おいて、 FM多重データの中に特定の取得希望データが含まれて
いる前記第2放送局については、前記取得希望データが
得られる所定時間内において受信するように選局を行
い、それ以外の時間については、前記第1放送局を受信
するように選局を切替える選局切替え手段と、 最初に前記第2放送局が選局された場合に、前記取得希
望データのパケットと次フレームの前記取得希望データ
のパケットとの受信時刻差から実際のフレーム周期を取
得して、当該第2放送局より前記取得希望データが得ら
れた時点から次回に前記取得希望データを取得するため
の取得予想時間を演算し、その取得予想時間より前記第
2放送局の選局を開始してからFM多重データを受信す
るために同期を取るまでに要するブロック同期期間と該
ブロック同期期間についてのマージンを引くことによっ
て次回に前記第2放送局に選局を切替えるための選局切
替え時間を演算する演算手段とを備え、前記演算手段は、新たに計測されたフレーム周期を取得
すると、次回に前記第1放送局から前記第2放送局への
選局切替えを行うべき前記選局切替え時間を更新するも
のであり、 前記選局切替え手段は、前記第2放送局より前記取得希
望データが得られると前記第1放送局に選局を切替え、
前記演算手段が演算した前記選局切替え時間に達する
と、当該第1放送局から前記第2放送局に選局を切替え
る動作を繰り返し実行することを特徴とするFM多重放
送受信機。 - 【請求項2】 前記第1放送局は、前記FM多重データ
としてVICS情報を含むデータを送信する放送局であ
り、 前記第2放送局は、前記FM多重データとして、前記取
得希望データたるDGPS補正データを含むデータを送
信する放送局である ことを特徴とする請求項1記載のF
M多重放送受信機。 - 【請求項3】 VICSのビーコンより送信される信号
を受信するためのビ ーコン受信装置を備え、 前記選局切替え手段は、前記ビーコン受信装置が前記ビ
ーコンからの送信信号を受信すると、前記第2放送局へ
の選局切替えを一定時間停止す ることを特徴とする請求
項2記載のFM多重放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02568798A JP3430901B2 (ja) | 1997-10-20 | 1998-02-06 | Fm多重放送受信機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28686597 | 1997-10-20 | ||
JP9-286865 | 1997-10-20 | ||
JP02568798A JP3430901B2 (ja) | 1997-10-20 | 1998-02-06 | Fm多重放送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11191742A JPH11191742A (ja) | 1999-07-13 |
JP3430901B2 true JP3430901B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=26363347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02568798A Expired - Fee Related JP3430901B2 (ja) | 1997-10-20 | 1998-02-06 | Fm多重放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3430901B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004235910A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Nec Corp | チャネル決定方法及びにそれに用いる無線局並びに端末装置 |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP02568798A patent/JP3430901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11191742A (ja) | 1999-07-13 |
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