JP3430534B2 - 太細マルチフィラメント糸 - Google Patents

太細マルチフィラメント糸

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正幸 佐藤
吉宏 近野
洋 ▲高▼橋
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、繊維の長さ方向に沿っ
て太細を有する糸に関し、更に詳しくは太い部分の側
面形状が紡錘形状の特殊な形状を有するフィラメントか
らなる太細マルチフィラメント糸に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、繊維の長さ方向(軸方向)に沿っ
て太細を有する、所謂シックアンドシンヤーンは、その
太細に起因する風合効果や染色性差による濃淡効果によ
り、合成繊維織物や編物に特有のワキシー感、平板感を
改良し得ることが知られている。この太細糸の製造方法
として、特公昭43−19627号公報には、未延伸糸
条を、特定の直径を有する延伸ピンを用いて特定の温
度、延伸倍率等の条件下に不均一延伸を行なう方法が開
示され、特公昭42−25489号公報及び特公昭42
−27563号公報には、延伸領域に供給される未延伸
糸量を機械的に増減させることによって不均一延伸を行
なう方法が開示されている。また特公昭41−2192
6号公報には、延伸温度を周期的に変動させる方法が開
示されている。しかしながら、これらの方法はいずれ
も、太い部分と細い部分とが明瞭に区分され、細い部分
から太い部分(又は逆)への側面形状の変化が急激であ
り、所謂ネック状となってしまい、染色した際に太い部
分と細い部分との染色性差が著しく、自然感のあるムラ
感を付与することができなかった。 【0003】特公昭38−15753号公報及び実公昭
41−13524号公報には、紡糸口金より吐出された
ポリマ流が固化する前に、水等の冷却液体の小滴を吹き
つけることによって太細糸を製造する方法が開示されて
いる。しかし、この方法は、前記ポリマ流に吹きつける
液滴の直径を制御することができないために、太い部分
の形状を制御することができず、従って染色した際の太
い部分と細い部分との染色性差を低減したり、制御する
ことができず、製品の品位が著しく低下するという欠点
を有していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、太い
部分の側面形状を特定の紡錘形状とすることによって、
太い部分と細い部分との染色性差を分散し、自然感のあ
る染色ムラ感を付与可能にする太細マルチフィラメント
糸を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の太細マルチフィラメント糸は、長さ方向に沿
って紡錘形に形成された太い部分とほぼ一定の直径を有
する細い部分とを交互に有するフィラメントを複数本集
束して構成されたマルチフィラメントであり、前記太い
部分において最大直径Dmax の0.95倍以上の直径を
有する最大直径部分の長さLが、前記細い部分の直径の
1.05倍以上の直径を有する部分の全長Lo に対する
比L/Lo が0.50以下であり、かつ任意の20ヵ所
の前記太い部分で測定した最大直径Dmax の下記式
(1) (ただし、Davは前記20カ所で測定した最大直径Dma
x の平均値で求められるバラツキVが20.0未満で
あることを特徴とするものである。 【0006】このように各フィラメントにおける太い部
分が、最大直径Dmax の0.95倍以上の直径を有する
最大直径部分の長さLを、前記細い部分の直径の1.0
5倍以上の直径を有する部分の全長Lo に対する比L/
Lo にして0.50以下の紡錘形にすると共に、上記最
大直径Dmax の上記式(1)で定められるバラツキVを
20.0未満にしたことにより、太い部分から細い部分
への急激な直径の変動を緩和し、ネックを形成しないよ
うにしたため、太い部分と細い部分との染色性差を分散
し、スパンライクな自然感のある染色ムラ感を付与する
ことができる。 【0007】以下に、図面を参照して本発明の太細糸を
具体的に説明する。図1は、本発明の太細糸の実施例を
示す側面図である。図に示すように、本発明の太細糸
は、太い部分1と、略一定の直径dを有する細い部分2
とからなり、これら太い部分1と細い部分2が長さ方向
に交互に連なった構成を有している。太い部分1はその
長さ方向に紡錘形状になっている。ここで、この紡錘形
状について、最大直径Dmax の0.95倍以上の直径を
有する長さLの部分を最大直径部分1aとし、また上記
細い部分2の直径dの1.05倍以上の直径を有する部
分を、両端部の直径低減部分1b,1bと共に上記最大
直径部分1aを含む全長Lo の部分として設定すると、
この長さLと全長Lo とが以下の関係になっている。 【0008】本発明において、太細糸は、その太い部分
1が前記最大直径部分1aの長さLの前記太い部分1の
全長Lo に対する比L/Lo が0.50以下であること
が重要である。この比L/Lo が0.50を超えると、
直径低減部分1bの長さが短かくなり、太い部分1から
細い部分2への直径の変化が大きくなりすぎるため、太
い部分1の紡錘形状化による太い部分1と細い部分2と
の染色性差を分散する効果が小さくなり、染色時の自然
感のあるムラ感を付与できない。太い部分の側面形状を
より一層好ましい紡錘形状にするには、前記比L/Lo
を0.40以下にすることが好ましい。 【0009】本発明において、任意の20カ所の太い部
分で測定した最大直径Dmax の下記式(1)で求められ
バラツキVは、20.0未満であることが望ましい。ただし、Davは前記20カ所で測定した最大直径Dma
x の平均値)式(1)のバラツキVが20.0以上にな
ると、個々の太い部分相互間の染色性差が大きくなり、
染色した際に自然感のあるムラ感を付与することができ
なくなる。この太い部分の最大直径Dmax のバラツキ
は、好ましくは15.0未満、更に好ましくは12.0
未満にするのがよい。 【0010】本発明の太細糸は、その太細比、すなわ
ち、太い部分の最大直径部分の平均直径Davと細い部分
の平均直径davとの比Dav/davが1.3以上であるこ
とが好ましい。太細比が1.3未満では、太細に起因す
る風合効果及び染色性差による濃淡効果を十分に発現さ
せることができない。太細糸の太細効果をより一層有効
に発現させるには、太細比を好ましくは1.5以上、よ
り好ましくは1.7以上にするのがよい。 【0011】また本発明の太細糸は、その太細ピッチ、
すなわちその長さ方向に沿って細い部分を挟んで相互に
隣接する太い部分の最大直径部分の最大直径Dmax 相互
間の距離が10cm未満であることが好ましい。太細ピッ
チが10cm以上では、太い部分の発生頻度が少なくなる
ために、該太細糸からなる織編物を染色した際に、濃色
部が点在するようになり、その品位が低下する。太細ピ
ッチは、好ましくは7cm未満、より好ましくは5cm未満
にするのがよい。 【0012】本発明において、太い部分の最大直径Dma
x の平均値Dav、長さL、太細比、太細ピッチは、それ
ぞれ次の方法により測定した値である。また、太細糸の
断面形状が非円形の場合の直径は、その断面積が実質的
に同一である円の直径に換算したときの値とする。最大直径Dmax の平均値Davと長さL : 光学顕微鏡で100倍の倍率でフィラメントの側面写真
を撮り、任意の20カ所の太い部分について、フィラメ
ントの長さ方向に10μm間隔に直径を測定し、各々の
最大直径Dmax 及び最大直径部分の長さLを求め、その
平均値を求める。 【0013】太細比:ある太い部分の最大直径Dmax と
細い部分の直径dとを、それぞれ光学顕微鏡により10
カ所測定し、その平均値の比Dav/davを求める。太細ピッチ :ある太い部分の最大直径Dmax 位置と、細
い部分を挟んで前記太い部分に隣接する太い部分の最大
直径Dmax 位置との間の距離を光学顕微鏡により10カ
所測定し、その平均値を求める。 【0014】本発明の太細糸を構成するポリマとして
は、溶融紡糸可能な重合体を全て使用可能である。好ま
しくはポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等の重
合体であり、特に好ましくはポリエステルである。ここ
でポリエステルとは、主成分としてエチレンテレフタレ
ート単位を80モル%以上含むものを意味する。共重合
成分として、例えばアジビン酸、セバシン酸、イソフタ
ル酸、ジフェニルジカルボン酸、ナフタリンジカルボン
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の二塩基酸
類、オキシ安息香酸の如きオキシ酸類、及びジエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、2,2−ビス{4− (2−ヒドロキシエトキ
シ) フェニル}プロパン等のグリコール類を、1種又は
2種以上共重合させることができる。 【0015】本発明の太細糸は、ポリエステル等の重合
体を溶融紡糸する際に、吐出糸条が紡糸口金面から下方
に向かって50cm以内の領域を走行する間に、制御され
た直径を有する液滴を流速1.0m/秒以上の速度で吹
きつけ、部分急冷することによって製造することができ
る。液滴の直径を制御するには、例えば液体の吐出ノズ
ルに発信器を備えた液滴発生装置を使用する方法があ
る。この液滴発生装置は、液体吐出ノズルから出た液流
に対して発信器による振動を付与することによって、前
記液流を液滴化すると共に、液滴の直径を制御する、望
ましくは、直径を30〜250μmにすることが望まし
い。30μm未満では液滴の直径が小さすぎて、紡糸口
金から吐出されたポリマ流に対する部分急冷効果が小さ
く、十分な太細比を有する太細糸を得ることが難しくな
る。逆に、液滴の直径が250μmを越えると、部分急
冷効果は大きいものの糸切れが多発し、製糸を困難にす
ることがあるので好ましくない。更に、本発明の太細糸
の製造には、上記液滴を帯電装置により帯電させ、その
進行方向を分周器によって制御することが可能である。
このような帯電装置と分周器を備えた液滴発生装置を用
いるときは、一本のノズルから発生した液滴を、複数本
のフィラメントに付与することが可能となり、太細糸を
有利に製造することができる。しかも、上記液滴発生装
置を用いることによって吐出された各フィラメント1本
1本に液滴を狙いながら吹きつけることが可能となり、
太細比、太細ピッチの制御をより一層容易にする。 【0016】本発明で用いられる液体としては、水、四
塩化炭素、アルコール等、紡糸温度以下の沸点を有する
ものであれば何でも良いが、取扱いの容易さ及び環境の
汚染防止面で水が好ましい。上述のごとく液滴を付与さ
れた吐出糸状は、常法に従って冷却、給油などの工程を
経由した後巻き取られる。巻取操作によって本発明の効
果が損われるものではないから、巻取操作としては未延
伸糸として一旦巻き取った後に延伸する方法又は高速製
糸法等の何れのプロセスにも適用することができる。ま
た、必要に応じて仮撚や、空気交絡等の糸加工を施して
も良い。 【0017】また、本発明の太細糸は、太細による風合
効果及び太い部分の形状を特定の紡錘形状とすることに
よって、太い部分と細い部分の染色性差をやわらげ、自
然感のある染色ムラ感を付与できると共に、嵩高性を有
するため、本発明の太細糸の効果を損わない範囲で他の
繊維と併用することも可能である。 【0018】 【実施例】実施例1、2,比較例1、3 下記方法により測定される固有粘度〔η〕が0.66の
ポリエチレンテレフタレートを、通常の紡糸機を使用し
て、紡糸温度290℃で紡糸し、口金面の下方20cm
の位置の吐出糸条の片側に、液滴発生装置を8個配置
し、この液滴発生装置から下記方法により測定される液
滴の直径及び流速を、それぞれ表1に示す通り変更して
吹き付け、1500m/分の速度で巻き取った。次い
で、延伸し、75デニール、36フィラメントの太細糸
を製造した。得られた太細糸の特性を表1に示した。 【0019】次いで、これら各太細糸を用いて緯糸打ち
込みを行い平織物を作製した。これら各平織物を染料ア
マクロンブルー(アメリカン・カラー・アンド・ケミカ
ル社American Color & Chemical Corp. 製)1.0ow
f、助剤サンソルト(日華化学工業社製)1.0owf
の条件で染色し、下記方法によりウースター斑(U%)
を測定した。その結果を表1に示した。 【0020】固有粘度[η]:25℃オルソクロロフェ
ノール溶液中でオストワルド粘度計により測定した値で
ある。液滴の直径 :液滴発生装置の発信器と同調させたストロ
ボを使用し、液滴発生状態を写真にとり、この写真から
求めた。 【0021】液滴の流速:液滴吐出ノズルから1分間に
吐出される液流の量から下式2を用いて計算した。 (式2) 【0022】上記式2中、vmは液滴の流速 (m/秒)
、mは液流の流量 (g/分) 、ρは液体の密度 (g/c
m3 ) 、rは液滴吐出ノズル直径(μm)を示す。ウースター斑 (U%) :Uster Evenness Tester (計測
器工業株式会社製) を使用し、繊維のトータルデニール
によってスロットを選択し、糸速4m/分として仮撚り
機で約1500rpm の回転を与えて仮撚りしつつノルマ
ルテストにて3分間の測定を1回とし、5回の測定を行
ない平均値として求めた。 【0023】 【表1】実施例1,2では、太細糸の特徴である濃淡効果を適度
に発揮すると共に、風合もスパンライクな自然感のある
表面タッチを有しており、従来にない優れた特徴を有し
ていた。これに対し、比較例1は、L/Lo が0.6と
大きいため、濃色部と淡色部とが明瞭になり、自然感の
ある適度なムラ感を付与することができなかった。 【0024】また、比較例3は、太い部分のバラツキ
が大きいため、太い部分同士の染色性差がかなり大きく
なり、染色後の自然感のム感がやや低下した以外は、
実施例1,2と変わらなかった。 実施例 液滴発生装置位置を口金面から100cmとした以外
は、実施例1と同様の条件で紡糸し、75デニール、3
6フィラメントのマルチフィラメントを得た。得られた
糸の特性を表1に示した。 【0025】この太細糸を用いて実施例1と同様に緯糸
打込み、染色を行ない、平織物を得た。実施例では太
細比が1.1と小さく、また、太細ピッチも12.5c
mと長いため、個々の太い部分の間での染色性差がかな
り小さく、且つ太部の発生頻度が低いため、染色した際
に自然感のあるムラ感が若干不十分であった。 実施例 紡糸速度を5000m/分とした以外は、実施例1と同
様の条件で紡糸し、75デニール、36フィラメントの
マルチフィラメントを得た。得られた糸の特性を表1に
示す。 【0026】次いで該糸を用いて実施例1と同様に緯糸
打込み、染色を行ない、平織物を得た。この平織物は、
太細糸の特徴である濃淡効果を適度に発揮し、また風合
もスパンライクな自然感のある表面タッチを有してお
り、従来にない優れた特徴を有していた。 比較例2 固有粘度[η]0.66のポリエチレンテレフタレート
を用い、紡糸温度290℃、液滴発生装置は設置せずに
通常の紡糸方法で紡糸し、3000m/分の速度で巻き
取った。次いで不均一延伸を行ない、75デニール、3
6フィラメントのマルチフィラメント糸を得た。得られ
た糸の特性を表1に示した。 【0027】次いで該糸を用いて実施例1と同様に緯糸
打込み、染色を行ない、平織物を得た。この平織物はL
/Lo が0.89と大きく、側面形状はネック状であ
り、濃色部と淡色部が非常に明瞭な織物となり、自然感
のある適度なムラ感を付与することができなかった。 【0028】 【発明の効果】本発明による太細糸は、太い部分が、そ
の長さ方向中央部の直径と長さLが特定の最大直径部分
と、漸次直径を減少し、その両端部の直径が特定の直径
低減部分とからなる紡錘形状の側面形状を有するため、
太い部分から細い部分への急激な直径の変動が緩和さ
れ、ネックを形成することがないので、太い部分と細い
部分との染色性差が分散されて自然感のある染色ムラ感
を付与することができ、しかも優れた表面タッチと独特
のシャリ感を付与可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の太細フィラメントの側面図である。 【符号の説明】 1 太い部分 2 細い部分 1a 最大直径部分 1b 直径低減部 Dmax 最大直径 d 細い部分の直
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−31013(JP,A) 特開 昭61−146836(JP,A) 特開 昭60−224807(JP,A) 特開 昭61−83340(JP,A) 特開 昭61−97442(JP,A) 特開 昭56−140126(JP,A) 特開 昭58−208432(JP,A) 特開 昭63−235538(JP,A) 特開 平1−183541(JP,A) 特開 昭55−67024(JP,A) 特開 昭57−121633(JP,A) 特開 昭62−15351(JP,A) 特開 昭56−118922(JP,A) 特公 昭51−17626(JP,B1) 実公 昭42−20965(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 1/00 - 3/48 D02J 1/00 - 13/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 長さ方向に沿って紡錘形に形成された太
    い部分とほぼ一定の直径を有する細い部分とを交互に有
    するフィラメントを複数本集束して構成されたマルチフ
    ィラメントであり、前記太い部分において最大直径Dma
    x の0.95倍以上の直径を有する最大直径部分の長さ
    Lが、前記細い部分の直径の1.05倍以上の直径を有
    する部分の全長Lo に対する比L/Lo が0.50以下
    であり、かつ任意の20ヵ所の前記太い部分で測定した
    最大直径Dmax の下記式(1) (ただし、Davは前記20カ所で測定した最大直径Dma
    x の平均値で求められるバラツキVが20.0未満で
    ある太細マルチフィラメント糸。
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