JP3429372B2 - 画像伝送装置及び画像伝送方法 - Google Patents

画像伝送装置及び画像伝送方法

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JP3429372B2
JP3429372B2 JP19228094A JP19228094A JP3429372B2 JP 3429372 B2 JP3429372 B2 JP 3429372B2 JP 19228094 A JP19228094 A JP 19228094A JP 19228094 A JP19228094 A JP 19228094A JP 3429372 B2 JP3429372 B2 JP 3429372B2
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晋一 平田
直樹 横山
秀輝 武市
英二 横川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報源符号化した画像
データを伝送する装置及び方法に関し、特に、画像デー
タの伝送で誤りが生じた場合の再送処理を行う画像伝送
装置及び画像伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像をデジタル化した場合には、その画
像データは膨大なものとなるため、画像データの伝送に
際してデータ量を削減するために情報源符号化等によっ
て画像圧縮が行われる。情報源符号化は、画像をその特
徴や性質を利用して冗長性を削減し、符号系列に変換す
るプロセスである。この情報源符号化では画像を、予測
符号化等によるモデル化段階とハフマン符号化法等によ
るエントロピー符号化段階とによって、高能率に符号化
し、データ量を大幅に圧縮している。画像圧縮の方式に
ついては、カラー静止画像の符号化についてのJPEG
方式、2値画像の符号化についてのJBIG方式、カラ
ー動画像の符号化についてのMPEG方式等が知られて
いる。
【0003】画像の伝送は、情報源符号化された画像デ
ータを適当な大きさのデータ単位に分割し、このデータ
単位をアドレス情報、制御情報、誤り検出符号等を付加
したフレームに構成し、このフレームを受信側の装置へ
順次送信することにより行われる。上記のような画像の
伝送において、伝送路やその他の要因で伝送誤りが発生
する場合がある。このような伝送誤りは受信側装置でフ
レームの誤り検出符号を評価することにより検出され、
伝送誤りが発生した場合には、受信側装置からの再送要
求に応じて送信側装置が画像データを再送することによ
って対応している。再送要求に応じた画像データの再送
には、従来では、受信したフレームに誤りが発生する度
に受信側装置が再送要求を送信側装置へ送り、受信側装
置に誤りのないフレームが全て揃うまで再送処理を行う
方式や、受信側装置が再送要求を送ると、送信側装置が
全画像データに対応する全てのフレームを再送する方式
が用いられている。すなわち、全ての画像データが誤り
なく伝送されるまで、再送処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、実際には、受
信側装置のオペレータにとって、全ての画像データが誤
りなく伝送されて完全な画像が再生される必要がない場
合もある。例えば、静止画像や動画像等の自然画像や多
階調画像では、画像の特徴を失わない部分が完全に再生
されれば、画像の特徴を有しない部分において多少再生
されなくとも、画像の性質や人間の視覚特性から特別に
不都合が生じない。しかしながら、従来にあっては、再
送処理を全ての画像データが誤りなく伝送されるまで自
動的に行うため、実際には不要な画像データ部分につい
ても再送処理が行われ、総じて画像伝送の処理を煩雑
化、遅延化しているという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、伝送誤りに対し、実際に必要性がある画像データ
部分についてのみ再送処理を行う再送方式を実現して、
総じて画像伝送処理の簡素化、迅速化を実現する画像伝
送装置及び伝送方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、上記の画像伝送を実現する画像伝送の送
信装置及び送信方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、上記の画像伝送を実現する画像伝送の受
信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る画像伝送の受信装置は、送
信装置から送信された情報源符号化した画像データを受
信し、当該画像データを復号化して画像を表示する画像
伝送の受信装置において、情報源符号化された画像デー
タを所定の単位毎に分割したデータ単位の伝送ブロック
を前記送信装置から受信する受信手段と、受信した伝送
ブロックの誤りを検出する誤り検出手段と、誤りのある
伝送ブロックに含まれるデータ単位の識別子を記憶する
受信側識別子記憶手段と、伝送ブロックと同様な構成を
有する補填ブロックを記憶し、誤りのある伝送ブロック
に対して当該補填ブロックを差し替える補填手段と、伝
送ブロック及び補填ブロックからデータ単位を分離する
伝送ブロック分離手段と、分離したデータ単位を復号化
して画像を再生する復号化手段と、復号化された画像を
表示する表示手段と、任意の補填ブロックに対応する伝
送ブロックを指定して再送要求を入力する入力手段と、
入力された再送要求に対応するデータ単位の識別子を付
して当該再送要求を前記送信装置へ送信する再送要求手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係る画像伝送の
送信装置は、情報源符号化された画像データを所定の単
位毎に分割したデータ単位の伝送ブロックを受信して、
誤りのある伝送ブロックに含まれるデータ単位の識別子
を記憶し、誤りのある伝送ブロックに対して伝送ブロッ
クと同様な構成を有する補填ブロックを差し替え、伝送
ブロック及び補填ブロックから分離したデータ単位を復
号化して画像を再生表示し、任意の補填ブロックに対応
する伝送ブロックを指定して入力された再送要求を対応
するデータ単位の識別子を付して送信する受信装置へ、
前記伝送ブロックを送信する画像伝送の送信装置におい
て、画像を情報源符号化した画像データを記憶する画像
データ記憶手段と、前記画像データを所定の単位毎に分
割したデータ単位を伝送ブロックに生成する伝送ブロッ
ク生成手段と、生成された伝送ブロックを前記受信装置
へ送信する送信手段と、前記各データ単位を識別するた
めの識別子を記憶する送信側識別子記憶手段と、受信装
置から受信した再送要求に対して対応する識別子からデ
ータ単位を選択して前記伝送ブロック生成手段へ入力す
る再送処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項3に係る画像伝送装
置は、送信装置と受信装置とを備え、送信装置から情報
源符号化した画像データを受信装置へ送信し、受信装置
で当該画像データを復号化して画像を表示する情報源符
号化画像の伝送装置において、前記送信装置は、画像を
情報源符号化した画像データを記憶する画像データ記憶
手段と、前記画像データを所定の単位毎に分割したデー
タ単位を伝送ブロックに生成する伝送ブロック生成手段
と、生成された伝送ブロックを受信装置へ送信する送信
手段と、前記各データ単位を識別するための識別子を記
憶する送信側識別子記憶手段と、再送要求に対して対応
する識別子からデータ単位を選択して前記伝送ブロック
生成手段へ入力する再送処理手段と、を備え、前記受信
装置は、前記送信装置から送信された伝送ブロックを受
信する受信手段と、受信した伝送ブロックの誤りを検出
する誤り検出手段と、誤りのある伝送ブロックに含まれ
るデータ単位の識別子を記憶する受信側識別子記憶手段
と、伝送ブロックと同様な構成を有する補填ブロックを
記憶し、誤りのある伝送ブロックに対して当該補填ブロ
ックを差し替える補填手段と、伝送ブロック及び補填ブ
ロックからデータ単位を分離する伝送ブロック分離手段
と、分離したデータ単位を復号化して画像を再生する復
号化手段と、復号化された画像を表示する表示手段と、
任意の補填ブロックに対応する伝送ブロックを指定して
再送要求を入力する入力手段と、入力された再送要求に
対応するデータ単位の識別子を付して当該再送要求を前
記送信装置へ送信する再送要求手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項4に係る画像伝送の
受信方法は、送信装置から送信された情報源符号化した
画像データを受信し、当該画像データを復号化して画像
を表示する画像伝送の受信方法において、情報源符号化
された画像データを所定の単位毎に分割したデータ単位
の伝送ブロックを送信装置から受信するステップと、受
信した伝送ブロックの誤りを検出するステップと、誤り
のある伝送ブロックに含まれるデータ単位の識別子を記
憶するステップと、伝送ブロックと同様な構成を有する
補填ブロックを誤りのある伝送ブロックに差し替えるス
テップと、伝送ブロック及び補填ブロックからデータ単
位を分離するステップと、分離したデータ単位を復号化
して画像を再生するステップと、復号化された画像を表
示するステップと、任意の補填ブロックに対応する伝送
ブロックを指定した再送要求を入力するステップと、入
力された再送要求に対応する伝送ブロックに含まれてい
たデータ単位の識別子を付して再送要求を送信装置へ送
信するステップと、を有することを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項5に係る画像伝送の
受信方法は、請求項4に記載した画像伝送の受信方法に
おいて、前記伝送ブロックを送信装置から受信するステ
ップでは、受信すべき全ての伝送ブロックの数を設定し
た後に伝送ブロックを1つずつ受信し、伝送ブロックの
誤りを検出するステップで誤り検出判断をした後に、伝
送ブロックの数をカウントしながら後続する伝送ブロッ
クを受信することを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項6に係る画像伝送の
受信方法は、請求項4又は請求項5のいずれか1項に記
載した画像伝送の受信方法において、前記補填ブロック
を誤りのある伝送ブロックに差し替えるステップでは、
予め記憶されている補填ブロックを読み出し、当該補填
ブロックを伝送ブロックに差し替えることを特徴とする
画像伝送の受信方法。
【0012】また、本発明の請求項7に係る画像伝送の
送信方法は、情報源符号化された画像データを所定の単
位毎に分割したデータ単位の伝送ブロックを受信して、
誤りのある伝送ブロックに含まれるデータ単位の識別子
を記憶し、誤りのある伝送ブロックに対して伝送ブロッ
クと同様な構成を有する補填ブロックを差し替え、伝送
ブロック及び補填ブロックから分離したデータ単位を復
号化して画像を再生表示し、任意の補填ブロックに対応
する伝送ブロックを指定して入力された再送要求を対応
するデータ単位の識別子を付して送信する受信装置へ、
前記伝送ブロックを送信する画像伝送の送信方法におい
て、画像を情報源符号化した画像データを記憶するステ
ップと、前記画像データを所定の単位毎に分割したデー
タ単位を伝送ブロックに生成するステップと、生成され
た伝送ブロックを受信装置へ送信するステップと、前記
各データ単位を識別するための識別子を記憶するステッ
プと、受信装置から受信した再送要求に対して対応する
識別子からデータ単位を選択するステップと、選択され
たデータ単位を伝送ブロックに生成するステップと、生
成された伝送ブロックを受信装置へ再送するステップ
と、を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項8に係る画像伝送の
送信方法は、請求項7に記載した画像伝送の送信方法に
おいて、前記伝送ブロックを受信装置へ送信するステッ
プでは、送信すべき全ての伝送ブロックの数を設定した
後に伝送ブロックを1つずつ送信し、伝送ブロックの数
をカウントしながら後続する伝送ブロックを送信するこ
とを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項9に係る画像伝送の
送信方法は、請求項7又は請求項8のいずれかに1項に
記載した画像伝送の送信方法において、前記再送要求に
対してデータ単位を選択するステップでは、再送要求で
示される再送の要否を判断した後、再送が必要であると
きには再送要求に示された識別子に基づいて記憶されて
いる識別子を参照して、記憶されている画像データから
対応するデータ単位を選択し、再送が不要であるときに
は再送処理を終了することを特徴とする。
【0015】また、本発明の請求項10に係る画像伝送
方法は、送信装置から情報源符号化した画像データを受
信装置へ送信し、受信装置で当該画像データを復号化し
て画像を表示する画像伝送方法において、前記送信装置
での送信処理は、画像を情報源符号化した画像データを
記憶するステップと、前記画像データを所定の単位毎に
分割したデータ単位を伝送ブロックに生成するステップ
と、生成された伝送ブロックを受信装置へ送信するステ
ップと、前記各データ単位を識別するための識別子を記
憶するステップと、を有し、前記受信装置での受信処理
は、伝送ブロックを送信装置から受信するステップと、
受信した伝送ブロックの誤りを検出するステップと、誤
りのある伝送ブロックに含まれるデータ単位の識別子を
記憶するステップと、伝送ブロックと同様な構成を有す
る補填ブロックを誤りのある伝送ブロックに差し替える
ステップと、伝送ブロック及び補填ブロックからデータ
単位を分離するステップと、分離したデータ単位を復号
化して画像を再生するステップと、復号化された画像を
表示するステップと、任意の補填ブロックに対応する伝
送ブロックを指定した再送要求を入力するステップと、
入力された再送要求に対応する伝送ブロックに含まれて
いたデータ単位の識別子を付して再送要求を送信装置へ
送信するステップと、を有し、更に、前記送信装置での
送信処理は、受信装置からの再送要求に対して対応する
識別子からデータ単位を選択するステップと、選択され
たデータ単位を伝送ブロックに生成するステップと、生
成された伝送ブロックを受信装置へ再送するステップ
と、を有することを特徴とする。
【0016】ここに、画像データを所定の単位毎に分け
たデータ単位とは、画像を形成する画像データを任意の
大きさに分割したデータ部分であり、好ましくは画像デ
ータを符号化する際の最小の単位をいう。また、伝送ブ
ロックとは、データ単位を基につくられた伝送のための
単位であり、伝送ブロックに幾つのデータ単位を含ませ
るかは任意に設定される。
【0017】
【作用】本発明に係る画像伝送装置及び伝送方法による
と、情報源符号化した画像データ単位を含む伝送ブロッ
クを送信装置から受信装置へ順次送信し、受信装置で受
信した伝送ブロックからデータ単位を分離して復号化
し、再生した画像をディスプレイ装置等の表示手段に表
示する。
【0018】ここで、本発明の受信装置及び受信方法で
は、送信装置からの伝送において、或る伝送ブロックに
ついて伝送誤りが発生した場合或いは検出した誤りに対
して訂正を行ったが訂正し得なかった場合には、当該伝
送ブロックを補填ブロックで差し替え、この補填ブロッ
クからデータ単位を分離して復号化し、再生した画像を
表示手段に表示する。この結果、表示手段に表示された
画像において、補填ブロックで差し替えた部分は補填ブ
ロックに含ませたデータ単位に応じた画像部分(例え
ば、黒1色の画像)が表示され、受信装置のオペレータ
は画像の何処の部分で伝送誤りが発生したかを容易に知
ることができる。そして、オペレータが伝送誤りが生じ
た画像部分について本来の画像を得たいとする場合に
は、オペレータが該当する補填ブロックに対応する伝送
ブロックを指定して再送要求をマウスやタッチパネル等
の入力手段から入力する。この結果、当該再送要求は対
応するデータ単位の識別子が付されて送信装置へ送信さ
れる。
【0019】一方、本発明の送信装置及び送信方法で
は、受信装置からの再送要求を受信し、再送要求に付さ
れている識別子を基に、記憶している画像データから該
当するデータ単位を選択して伝送ブロック化し、再び受
信装置へ送信する。すなわち、受信装置のオペレータに
よって要求された部分の画像データのみを受信装置へ再
送する。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1に示すように、本実施例の画像伝送装置は、情
報源符号化した画像データを送信する送信装置1と、受
信した情報源符号化画像データを復号化して画像を再生
する受信装置21とを備えている。これら送信装置1と
受信装置21とは無線又は有線の伝送路40を介して画
像データや再送要求等の送受信を行う。
【0021】送信装置1は、当該送信装置全体の制御及
び後述する種々な情報処理を行う処理手段(CPU)2
と、画像を入力するビデオカメラ等の入力手段3と、入
力手段3から入力された符号化される前の画像データを
格納する原画像データ記憶手段4と、原画像データ記憶
手段4に格納された画像データを情報源符号化する情報
源符号化手段5と、情報源符号化された画像データを格
納する情報源符号化画像データ記憶手段6と、情報源符
号化された画像データを符号化の最小の単位毎に分けた
データ単位(以下、MCUと略記する)を伝送ブロック
に生成する伝送ブロック生成手段7と、MCUを識別す
るための識別子(ID)を各MCUと対応付けて記憶す
るIDテーブル記憶手段(識別子記憶手段)8と、伝送
ブロックをフレーム化して送信したり或いは再送要求を
受信したりする通信制御手段9と、再送要求に対して対
応するMCUを再送するための処理を行う再送処理手段
10と、入力画像等の表示を行う表示手段11とを有し
ている。
【0022】前記CPU2は、送信装置1の各手段の動
作を制御するとともに、各手段と協働してデータの格納
・読出処理を行う。特に、CPU2は、情報源符号化画
像データ記憶手段6及び伝送ブロック生成手段7と協働
して情報源符号化された画像データをMCUにして伝送
ブロック化する処理を行い、また、IDテーブル記憶手
段8と協働してMCUにID付け処理を行い、また、再
送処理手段10と協働してIDから該当するMCUを伝
送ブロック化して再送させる処理を行う。なお、IDテ
ーブル記憶手段8にはMCUとIDとの対応付けとし
て、情報源符号化画像データ記憶手段6に格納されてい
る画像データでのMCUの位置情報がIDと対応付けて
格納される。
【0023】また、通信制御手段9は、伝送ブロックを
アドレス情報、制御情報、誤り検出符号(CRC等)等
を付加したフレームに構成する機能の他に、送受信する
フレームに含まれる誤り検出符号を用いて伝送誤りの検
出・訂正を行う機能も有している。なお、フレームには
包含するMCUのIDも含ませられており、これによっ
て受信側装置21は受信したMCUのIDを送信側装置
1と対応して管理することができる。なお、伝送ブロッ
クに含ませるMCUは1つである他、伝送ブロックに複
数のMCUを含ませるようにすることもでき、伝送ブロ
ック生成手段7で幾つのMCUを含ませるようにするか
はシステム設定によって任意に選択される。但し、本発
明の目的を達成するためには、伝送ブロックに含ませる
MCUは1つ或いは2つ程度の少数とするのが好まし
い。
【0024】受信装置21は、当該受信装置全体の制御
及び後述する種々な情報処理を行う処理手段(CPU)
22と、伝送ブロックのフレームを受信処理したり或い
は再送要求を送信したりする通信制御手段23と、伝送
誤りが生じた伝送ブロックに含まれるMCUのIDを格
納するとともに当該伝送ブロックと差し替える補填ブロ
ックを格納するID及び補填ブロック記憶手段24と、
受信した伝送ブロック或いは補填ブロックからMCUを
分離する伝送ブロック分離手段25と、分離されたMC
Uを格納する情報源符号化データ記憶手段26と、MC
Uを復号化する情報源復号化手段27と、復号化された
画像データを格納する復号化画像データ記憶手段28
と、復号化された画像データによる画像を表示する表示
手段29と、表示手段29に表示された画像を見ながら
オペレータが再送要求等を入力するためのタッチパネル
等の入力手段30と、オペレータ入力に対応した再送要
求の送信処理を行う再送要求手段31とを備えている。
【0025】前記CPU22は、送受信装置21の各手
段の動作を制御するとともに、各手段と協働してデータ
の格納・読出処理を行う。特に、CPU22は、ID及
び補填ブロック記憶手段24と協働して訂正し得ない誤
りが生じた伝送ブロックに含まれているMCUのIDを
格納する処理を行うとともに、このような伝送ブロック
を補填ブロックで差し替える処理を行い、また、再送要
求手段31と協働してオペレータが入力手段30から指
定した画像部分に対応するMCUのIDを付して再送要
求を送信装置1へ送信する処理を行う。ここで、補填ブ
ロックは伝送ブロックと同様な構成を有したものであ
り、包含するMCU部分が処理対象となっている画像の
データではなく伝送誤りを認知し易い画像を形成するデ
ータとなっている。例えば、黒1色の画像部分が形成さ
れるようなデータとなっている。
【0026】次に、上記構成の伝送装置による画像伝送
処理の概要を図2を参照して説明する。まず、送信装置
1の原画像データ記憶手段4、情報源符号化画像データ
記憶手段6、IDテーブル記憶手段8の各記憶領域をク
リアにするとともに、受信装置21の情報源符号化デー
タ記憶手段26、復号化画像データ記憶手段28の各記
憶領域及びID及び補填ブロック記憶手段24のID記
憶領域をクリアにしておく。
【0027】そして、入力手段3から画像(原画像)を
取り込むと、当該画像データは原画像データ記憶手段4
に格納される。格納された画像データは先頭部分から順
次読み出されて情報源符号化手段5により情報源符号化
され、情報源符号化画像データ記憶手段6に格納され
る。情報源符号化された画像データは先頭部分から順次
読み出されて伝送ブロック生成手段7によりMCUに分
割され、伝送ブロック化される。なお、この際、各MC
UにはIDが付され、MCUと対応付けてIDテーブル
記憶手段8に格納される。すなわち、図示のように、1
枚の画像を構成する情報源符号化された画像データが多
数のMCUに分割されて、このMCUを幾つか(同図で
は、1つ)含んだ伝送ブロックが生成され、各MCUに
は一意的なIDが対応付けられる。
【0028】そして、通信制御手段9で各伝送ブロック
をそれぞれフレーム化して、受信装置21へ順次送信す
る。この送信フレームは受信装置21の通信制御手段2
3で受信されて冗長符号が削除され、得られた伝送ブロ
ックから伝送ブロック分離手段25でMCUを分離して
情報源符号化データ記憶手段26に格納する。格納され
たMCUは順次読み出されて情報源復号化手段27で復
号化され、復号化画像データ記憶手段28に格納され
る。そして、復号化された画像データは順次読み出され
て表示手段29に復元画像として再生表示される。
【0029】この伝送に際して伝送誤りが発生し、通信
制御手段23により検出された場合(或いは、検出した
誤りを訂正し得なかった場合)には、誤りが生じた伝送
ブロックに含まれているMCUのIDがID及び補填ブ
ロック記憶手段24に格納されるとともに、誤りが生じ
た伝送ブロックが補填ブロックで差し替えられる。すな
わち、図示のように、受信した画像データの内の誤りの
あるMCUは補填ブロックの補填用MCUに差し替えら
れ、これに対応して再生された復元画像には伝送誤りが
あったことを示す画像部分(同図中の墨黒部分)が部分
的に表示される。
【0030】このように復元画像に伝送誤りが表示さ
れ、これを見たオペレータが正確な画像を必要とする場
合には、オペレータが必要な画像部分を指定して入力手
段30から再送要求を入力する。再送要求が入力される
と、再送要求手段31が指定された画像部分に対応する
MCUのIDをID及び補填ブロック記憶手段24から
取得して、再送要求を通信制御手段23を介して送信装
置1へ送信する。送信装置1では再送要求に応じて再送
処理を行い、該当するMCUを上記と同様な処理を行っ
て再び受信装置21へ送信する。この結果、受信装置2
1では上記と同様な処理を行って、図示のように、伝送
誤り部分を復旧させた復旧画像を表示手段29に表示す
る。
【0031】次に、上記した伝送装置による画像伝送の
処理手順を図3乃至図8を参照して説明する。送信装置
1における伝送ブロックの送信処理は、図3に示すよう
に、CPU2と通信制御手段9とが協働して送信すべき
全ての伝送ブロックの数を変数iとして設定し(ステッ
プS1)、通信制御手段9からフレーム化した伝送ブロ
ックを送信する毎に変数iを減少させ(ステップS3、
S4)、変数iが0以下となったところで送信処理を終
了する(ステップS2)。すなわち、図8に示すよう
に、送信すべき伝送ブロックがn個ある場合、各伝送ブ
ロックを順次受信装置21へ送信する。
【0032】受信装置21における伝送ブロックの受信
処理は、図4に示すように、まず、CPU22と通信制
御手段23とが協働して受信すべき全ての伝送ブロック
の数を変数iとして設定し(ステップS11)、受信伝
送ブロックの数を管理する。なお、受信すべき伝送ブロ
ックの数は受信フレームの制御情報等により受信装置2
1に通知される。そして、伝送ブロックを全て受信し終
わって変数iが0以下となったか否かを判断し(ステッ
プS12)、変数iが0を上回り未だ受信すべき伝送ブ
ロックがある場合には、次の伝送ブロックの受信処理を
行う(ステップS13)。そして、通信制御手段23が
この受信した伝送ブロックに伝送誤りがあるか否かを判
断し(ステップS14)、誤りがない場合には変数iを
減少させて次の伝送ブロックの受信処理を行う(ステッ
プS15)。一方、伝送誤りを検出した場合には、図5
に示す誤り処理を行い(ステップS16)、図8に示す
ように、誤りのある伝送ブロック(m個目)について
は、そのMCUのIDを保存し、更に、補填ブロックに
よる伝送ブロックの差し替えを行う。なお、補填ブロッ
クによる差し替えを行った場合でも、変数iを減少させ
て次の伝送ブロックの受信処理を行い(ステップS1
5)、変数iが0以下となって全ての伝送ブロックを受
信し終わったところで受信処理を終了する(ステップS
12)。
【0033】上記した誤り処理では、図5に示すよう
に、通信制御手段23が伝送誤りを検出すると(ステッ
プS21)、誤りのある伝送ブロックのMCUについて
そのIDを調べ(ステップS22)、該当するIDをI
D及び補填ブロック記憶手段24に格納して保存する
(ステップS23)。更に、CPU22がID及び補填
ブロック記憶手段24に格納してある補填ブロックを読
み込み(ステップS24)、この補填ブロックをその誤
りのある伝送ブロックに差し替える(ステップS2
5)。そして、伝送ブロック分離手段25が伝送誤りの
ない伝送ブロック及び上記誤り処理で差し替えた補填ブ
ロックからMCUを分離し(ステップS26)、情報源
符号化データ記憶手段26が分離されたMCUを順次格
納記憶する(ステップS27)。
【0034】再送要求手段31による再送要求処理は図
6に示す手順で行われる。まず、受信装置21の表示手
段29に復号化された復元画像が表示された後(ステッ
プS31)、再送要求手段31が入力手段30からの再
送要求の入力があるかを調べ(ステップS32)、再送
要求がある場合には、入力手段30からの指定に基づい
て該当するMCUを特定し(ステップS33)、対応す
るIDをID及び補填ブロック記憶手段24から取得し
て、IDで特定した再送要求を通信制御手段23を介し
て送信装置1へ送信する(ステップS34)。再送要求
に対応して送信装置1から伝送ブロックが再送される
と、受信装置21でこれを受信し(ステップS35)、
上記したようにMCUの分離、MCUの復号化等の処理
を行って、再送されたMCUによる画像部分で上記の復
元画像を復旧させて表示手段29に表示する(ステップ
S36)。
【0035】そして、必要とする画像の復旧がなされ、
オペレータが再送が不要であることを示す再送要求を入
力手段30から入力すると、これを再送要求手段31が
検出して送信装置1へ再送不要の情報を送信し(ステッ
プS32、S37)、送信側装置1との回線を切断して
処理を終了する(ステップS38)。すなわち、図8に
示すように、上記の処理ではオペレータの入力によって
受信装置21から再送要求がある毎に、送信装置1は対
応する伝送ブロックの再送を行うため、オペレータが表
示手段29に表示された復元画像を見ながら必要とする
部分のみの再送が行われる。
【0036】再送処理手段10による再送処理は図7に
示す手順で行われ、まず、通信制御手段9から再送要求
を受信すると(ステップS41)、再送が必要か否かを
判断する(ステップS42)。すなわち、再送が不要で
あることを示す再送要求を受信した場合には回線を切断
して処理を終了し(ステップS43)、それ以外の通常
の再送要求を受信した場合にはその再送要求からMCU
のIDを調べ(ステップS44)、このIDによってI
Dテーブル記憶手段8のテーブルを参照して、情報源符
号化画像データ記憶手段6から該当するMCUを抽出す
る(ステップS45)。そして、抽出したMCUを上記
と同様にして伝送ブロックにし(ステップS46)、通
信制御手段9からフレーム化して受信装置21へ送信す
る。上記一連の処理は再送が不要であることを示す再送
要求を受信するまで繰り返し行われる(ステップS4
2)。
【0037】図9には本発明の他の一実施例に係る伝送
装置の構成を示してある。この実施例は図1に示した構
成において各手段の差し替え変更を容易に行えるように
したものであり、インタフェース(I/F)を各手段と
CPUとの間に設けている。入力手段3からは一般的に
NTSC信号、PAL信号等が出力されることから、入
力手段3とCPU2を接続するインタフェース41は、
接続端子としてRCAピンジャック等の装置間接続を容
易におこなえる端子をもち、更に、NTSC信号等の入
力信号をRGB、YUV等に変換するA/D変換機能を
備えている。但し、入力信号がディジタル信号の場合に
はA/D変換機能は必要がない。なお、この他に、汎用
のインタフェースを用いることもできる。
【0038】原画像データ記憶手段4とCPU2を接続
するインタフェース42、情報源符号化画像データ記憶
手段6とCPU2を接続するインタフェース43、情報
源符号化データ記憶手段26とCPU22を接続するイ
ンタフェース44、復号化画像データ記憶手段28とC
PU22を接続するインタフェース45は、記憶手段と
してメモリカード、ハードディスク装置等の外部記憶装
置を用いた場合にインタフェースである。メモリカード
の場合にはPCMCIA、ハードディスク装置の場合に
はSCSIインタフェースを一般的に用いるが、これに
限らず記憶装置のインタフェースに応じてRS−232
C等の汎用インタフェースを用いることもできる。
【0039】通信制御手段9とCPU2を接続するイン
タフェース46、通信制御手段23とCPU22を接続
するインタフェース47は、通常はシリアルインタフェ
ース(RS−232C規格)を用いるが、これに限らず
一般的に用いられているインタフェースを用いることも
できる。表示手段11とCPU2を接続するインタフェ
ース48、表示装置29とCPU22を接続するインタ
フェース49は、表示手段がアナログ式(例えば、NT
SC方式)であればD/A変換機能を有している。ま
た、接続は一般的にD−SUB15ピンで行うが、これ
に限らずRCAピンジャック等の汎用の接続方式でも可
能である。入力手段30とCPU22を接続するインタ
フェース50は、マウスやタッチパネルといった入力手
段の形式に応じた汎用のインタフェースである。
【0040】なお、上記実施例では、伝送ブロックに含
ませるデータ単位を符号化の最小単位(MCU)とした
が、全体の画像データを比較的小さく分割したデータ単
位であれば、MCUであることに特に限定はない。ま
た、補填ブロックに含ませるデータ単位は黒1色の画像
を形成するもの以外に種々変更することができ、要は、
正常な画像部分と識別できる画像部分を形成できるもの
であればよい。また、上記実施例では、送信装置1は画
像データの送信専用、受信装置21は画像データの受信
専用の構成としたが、これら装置は画像データの送受信
機能を持った同一構成とし、互いに画像データを送受信
するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
伝送装置及び画像伝送方法によれば、伝送誤りのある画
像部分には補填ブロックに基づく特有の画像を表示し、
受信装置のオペレータ入力に基づいて画像の一部につい
ての再送要求を送信するようにし、送信装置が再送要求
に応じて順次画像の一部についてのデータを再送する再
ようにしたため、受信装置のオペレータは画像の何処の
部分で伝送誤りが発生したかを容易に知ることができ、
オペレータが復元画像を見ながら指定した画像部分のみ
の再送を行うことができる。したがって、伝送誤りに対
し、実際に必要性がある画像部分についてのみ再送処理
を行うことができるため、総じて画像伝送処理の簡素
化、迅速化を実現することができる。また、本発明に係
る画像伝送の受信装置及び受信方法によれば、オペレー
タが復元画像を見ながら伝送誤りのある画像部分のみの
再送要求を送信装置へ行うことができるため、上記効果
を奏する画像伝送を実現することができる。また、本発
明に係る画像伝送の送信装置及び送信方法によれば、受
信装置のオペレータの指定に基づいて画像の一部につい
ての画像データを再送するようにしたため、上記効果を
奏する画像伝送を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】画像の伝送処理を説明する概念図である。
【図3】送信側装置における伝送ブロック送信処理の手
順を示すフローチャートである。
【図4】受信側装置における伝送ブロック受信処理の手
順を示すフローチャートである。
【図5】誤り検出の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】受信側装置における再送データに対する処理手
順を示すフローチャートである。
【図7】送信側装置における再送要求に対する処理手順
を示すフローチャートである。
【図8】送受信の処理シーケンスを示す説明図である。
【図9】本発明の他の一実施例に係る伝送装置の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信側装置 2、22 処理手段 5 情報源符号化手段 6 情報源符号化画像データ記憶手段 7 伝送ブロック生成手段 8 IDテーブル記憶手段 9、23 通信制御手段 10 再送処理手段 21 受信側装置 24 ID及び補填ブロック記憶手段 25 伝送ブロック分離手段 27 情報源復号化手段 29 表示手段 30 入力手段 31 再送要求手段
フロントページの続き (72)発明者 横川 英二 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国 際電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−46220(JP,A) 特開 昭53−83514(JP,A) 特開 平6−112923(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 1/16 H04N 1/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置から送信された情報源符号化し
    た画像データを受信し、当該画像データを復号化して画
    像を表示する画像伝送の受信装置において、 情報源符号化された画像データを所定の単位毎に分割し
    たデータ単位の伝送ブロックを前記送信装置から受信す
    る受信手段と、受信した伝送ブロックの誤りを検出する
    誤り検出手段と、誤りのある伝送ブロックに含まれるデ
    ータ単位の識別子を記憶する受信側識別子記憶手段と、
    伝送ブロックと同様な構成を有する補填ブロックを記憶
    し、誤りのある伝送ブロックに対して当該補填ブロック
    を差し替える補填手段と、伝送ブロック及び補填ブロッ
    クからデータ単位を分離する伝送ブロック分離手段と、
    分離したデータ単位を復号化して画像を再生する復号化
    手段と、復号化された画像を表示する表示手段と、任意
    の補填ブロックに対応する伝送ブロックを指定して再送
    要求を入力する入力手段と、入力された再送要求に対応
    するデータ単位の識別子を付して当該再送要求を前記送
    信装置へ送信する再送要求手段と、を備えたことを特徴
    とする画像伝送の受信装置。
  2. 【請求項2】 情報源符号化された画像データを所定の
    単位毎に分割したデータ単位の伝送ブロックを受信し
    て、誤りのある伝送ブロックに含まれるデータ単位の識
    別子を記憶し、誤りのある伝送ブロックに対して伝送ブ
    ロックと同様な構成を有する補填ブロックを差し替え、
    伝送ブロック及び補填ブロックから分離したデータ単位
    を復号化して画像を再生表示し、任意の補填ブロックに
    対応する伝送ブロックを指定して入力された再送要求を
    対応するデータ単位の識別子を付して送信する受信装置
    へ、前記伝送ブロックを送信する画像伝送の送信装置に
    おいて、 画像を情報源符号化した画像データを記憶する画像デー
    タ記憶手段と、前記画像データを所定の単位毎に分割し
    たデータ単位を伝送ブロックに生成する伝送ブロック生
    成手段と、生成された伝送ブロックを前記受信装置へ送
    信する送信手段と、前記各データ単位を識別するための
    識別子を記憶する送信側識別子記憶手段と、前記受信装
    置から受信した再送要求に対して対応する識別子からデ
    ータ単位を選択して前記伝送ブロック生成手段へ入力す
    る再送処理手段と、を備えたことを特徴とする画像伝送
    の送信装置。
  3. 【請求項3】 送信装置と受信装置とを備え、送信装置
    から情報源符号化した画像データを受信装置へ送信し、
    受信装置で当該画像データを復号化して画像を表示する
    情報源符号化画像の伝送装置において、 前記送信装置は、画像を情報源符号化した画像データを
    記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データを所定
    の単位毎に分割したデータ単位を伝送ブロックに生成す
    る伝送ブロック生成手段と、生成された伝送ブロックを
    受信装置へ送信する送信手段と、前記各データ単位を識
    別するための識別子を記憶する送信側識別子記憶手段
    と、再送要求に対して対応する識別子からデータ単位を
    選択して前記伝送ブロック生成手段へ入力する再送処理
    手段と、を備え、 前記受信装置は、前記送信装置から送信された伝送ブロ
    ックを受信する受信手段と、受信した伝送ブロックの誤
    りを検出する誤り検出手段と、誤りのある伝送ブロック
    に含まれるデータ単位の識別子を記憶する受信側識別子
    記憶手段と、伝送ブロックと同様な構成を有する補填ブ
    ロックを記憶し、誤りのある伝送ブロックに対して当該
    補填ブロックを差し替える補填手段と、伝送ブロック及
    び補填ブロックからデータ単位を分離する伝送ブロック
    分離手段と、分離したデータ単位を復号化して画像を再
    生する復号化手段と、復号化された画像を表示する表示
    手段と、任意の補填ブロックに対応する伝送ブロックを
    指定して再送要求を入力する入力手段と、入力された再
    送要求に対応するデータ単位の識別子を付して当該再送
    要求を前記送信装置へ送信する再送要求手段と、を備え
    たことを特徴とする画像伝送装置。
  4. 【請求項4】 送信装置から送信された情報源符号化し
    た画像データを受信し、当該画像データを復号化して画
    像を表示する画像伝送の受信方法において、 情報源符号化された画像データを所定の単位毎に分割し
    たデータ単位の伝送ブロックを送信装置から受信するス
    テップと、受信した伝送ブロックの誤りを検出するステ
    ップと、誤りのある伝送ブロックに含まれるデータ単位
    の識別子を記憶するステップと、伝送ブロックと同様な
    構成を有する補填ブロックを誤りのある伝送ブロックに
    差し替えるステップと、伝送ブロック及び補填ブロック
    からデータ単位を分離するステップと、分離したデータ
    単位を復号化して画像を再生するステップと、復号化さ
    れた画像を表示するステップと、任意の補填ブロックに
    応する伝送ブロックを指定した再送要求を入力するス
    テップと、入力された再送要求に対応する伝送ブロック
    に含まれていたデータ単位の識別子を付して再送要求を
    送信装置へ送信するステップと、を有することを特徴と
    する画像伝送の受信方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した画像伝送の受信方法
    において、 前記伝送ブロックを送信装置から受信するステップで
    は、受信すべき全ての伝送ブロックの数を設定した後に
    伝送ブロックを1つずつ受信し、伝送ブロックの誤りを
    検出するステップで誤り検出判断をした後に、伝送ブロ
    ックの数をカウントしながら後続する伝送ブロックを受
    信することを特徴とする画像伝送の受信方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5のいずれか1項に
    記載した画像伝送の受信方法において、 前記補填ブロックを誤りのある伝送ブロックに差し替え
    るステップでは、予め記憶されている補填ブロックを読
    み出し、当該補填ブロックを伝送ブロックに差し替える
    ことを特徴とする画像伝送の受信方法。
  7. 【請求項7】 情報源符号化された画像データを所定の
    単位毎に分割したデータ単位の伝送ブロックを受信し
    て、誤りのある伝送ブロックに含まれるデータ単位の識
    別子を記憶し、誤りのある伝送ブロックに対して伝送ブ
    ロックと同様な構成を有する補填ブロックを差し替え、
    伝送ブロック及び補填ブロックから分離したデータ単位
    を復号化して画像を再生表示し、任意の補填ブロックに
    対応する伝送ブロックを指定して入力された再送要求を
    対応するデータ単位の識別子を付して送信する受信装置
    へ、前記伝送ブロックを送信する画像伝送の送信方法に
    おいて、 画像を情報源符号化した画像データを記憶するステップ
    と、前記画像データを所定の単位毎に分割したデータ単
    位を伝送ブロックに生成するステップと、生成された伝
    送ブロックを受信装置へ送信するステップと、前記各デ
    ータ単位を識別するための識別子を記憶するステップ
    と、受信装置から受信した再送要求に対して対応する識
    別子からデータ単位を選択するステップと、選択された
    データ単位を伝送ブロックに生成するステップと、生成
    された伝送ブロックを受信装置へ再送するステップと、
    を有することを特徴とする画像伝送の送信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載した画像伝送の送信方法
    において、 前記伝送ブロックを受信装置へ送信するステップでは、
    送信すべき全ての伝送ブロックの数を設定した後に伝送
    ブロックを1つずつ送信し、伝送ブロックの数をカウン
    トしながら後続する伝送ブロックを送信することを特徴
    とする画像伝送の送信方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8のいずれかに1項
    に記載した画像伝送の送信方法において、 前記再送要求に対してデータ単位を選択するステップで
    は、再送要求で示される再送の要否を判断した後に、再
    送が必要であるときには再送要求に示された識別子に基
    づいて記憶されている識別子を参照して、記憶されてい
    る画像データから対応するデータ単位を選択し、再送が
    不要であるときには再送処理を終了することを特徴とす
    る画像伝送の送信方法。
  10. 【請求項10】 送信装置から情報源符号化した画像デ
    ータを受信装置へ送信し、受信装置で当該画像データを
    復号化して画像を表示する画像伝送方法において、 前記送信装置での送信処理は、画像を情報源符号化した
    画像データを記憶するステップと、前記画像データを所
    定の単位毎に分割したデータ単位を伝送ブロックに生成
    するステップと、生成された伝送ブロックを受信装置へ
    送信するステップと、前記各データ単位を識別するため
    の識別子を記憶するステップと、を有し、 前記受信装置での受信処理は、伝送ブロックを送信装置
    から受信するステップと、受信した伝送ブロックの誤り
    を検出するステップと、誤りのある伝送ブロックに含ま
    れるデータ単位の識別子を記憶するステップと、伝送ブ
    ロックと同様な構成を有する補填ブロックを誤りのある
    伝送ブロックに差し替えるステップと、伝送ブロック及
    び補填ブロックからデータ単位を分離するステップと、
    分離したデータ単位を復号化して画像を再生するステッ
    プと、復号化された画像を表示するステップと、任意の
    補填ブロックに対応する伝送ブロックを指定した再送要
    求を入力するステップと、入力された再送要求に対応す
    る伝送ブロックに含まれていたデータ単位の識別子を付
    して再送要求を送信装置へ送信するステップと、を有
    し、 更に、前記送信装置での送信処理は、受信装置からの再
    送要求に対して対応する識別子からデータ単位を選択す
    るステップと、選択されたデータ単位を伝送ブロックに
    生成するステップと、生成された伝送ブロックを受信装
    置へ再送するステップと、を有する ことを特徴とする画
    像伝送方法。
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