JP3428586B2 - 情報提供システム - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCATVなどの情報
提供システムの情報受信装置及びその課金方法に関する
もので、詳しくは情報提供システムにおいて複数の料金
体系を設けるものである。 【0002】 【従来の技術】従来、CATVなどの情報提供システム
では情報提供者と使用者とが契約を結び、CATV回線
を情報提供者と使用者との間に設け情報提供者から使用
者に映像情報などを提供していた。この場合、料金体系
は基本的に1つであり、使用者が情報提供者から提供さ
れる映像情報を使用者の情報受信側でVTRなどに記録
してもTVで鑑賞しても同様の金額を情報提供者が使用
者から定期的に徴収する構成であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では同じCATV回線を用いて異なる料金体
系を設定することができなかった。 【0004】特に、デジタル技術の進歩により映像情報
がデジタル化され伝送されるようになっており、デジタ
ル信号である映像情報をそのままVTRなどの記録媒体
に記録できたのでは情報提供者が提供する映像情報に比
べ画質、音質劣化のない複製が可能となり、著作権保護
などの観点から問題となる。 【0005】本発明は、CATVなどの情報を受信する
端末の使用者が適正な料金をCATVなどの情報提供者
に支払うことを可能とすることを目的とするものであ
り、記録装置を管理したうえで受信した情報を記録媒体
に記録可能とし、記録した情報に応じて使用者が情報提
供者に料金を支払うことができる情報受信装置及びその
課金方法を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明の情報提供システムは、情報受信装置の使
用者が、情報受信装置に設けられた端末管理装置を経由
し、情報の記録を情報提供装置に要求する時に、端末管
理装置が、情報を記録するために使用する記録媒体にI
D番号が記録されているかどうかを検査し、記録媒体に
ID番号が記録されていない場合には、端末管理装置が
記録再生装置に情報信号を出力しない構成とすることを
特徴とするものである。 【0007】これにより、本発明の情報受信装置では、
端末管理装置は使用者ID番号が登録されたものでない
限り、使用者は記録再生装置はプログラムの記録、TV
でのプログラムの鑑賞はできない。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の情報提供システム
の一実施例を図面を用いて説明する。 【0009】(実施例1)まず、情報提供システムの情
報提供装置の構成について説明する。 【0010】図1において、1は使用者の識別するため
の識別情報を読み取る使用者判別手段である。2は使用
者の要求に応じ、回線11を通して情報を提供する情報
提供手段であり、情報には映画などの映像情報、音楽な
どの音声情報、観光地のみどころや食べ物の美味しい店
などを表す都市情報、ゲームを構成するコンピュータプ
ログラムなどあらゆる情報が含まれる。3は情報提供手
段2が後述する使用者の表示装置に提供するのか使用者
の記憶装置に提供するのかを判別する提供先判別手段で
あり、4は使用者の表示装置に情報を提供する場合に課
金する金額と使用者の記憶装置に情報を提供する場合に
課金する金額とを異なる金額としいる課金手段である。
5は使用者ごとに設けられた金額記憶手段であり、金額
記憶手段5は使用者判別手段1により判別された使用者
の識別情報に基づいて情報が提供された使用者に対応す
る金額記憶手段5に課金手段4の出力に応じた金額を累
計する。 【0011】つぎに、情報提供システムの情報受信装置
の構成について説明する。 【0012】図1において、6は使用者の要求する情報
を情報提供者に通知する提供情報指定手段であり、7は
使用者の要求に応じて情報提供者から提供された情報を
受信する情報受信手段である。8は情報受信手段7の出
力信号を使用者の表示装置に提供するのか使用者の記憶
装置に提供するのかを判別する出力先判別手段であり、
信号の出力先を回線11を通じて情報提供者に通知する
ものである。9は出力先判別手段8を通して出力された
提供情報を記録する記録再生装置であり、本実施例にお
いては光ディスクを使用しているが、情報を記録できる
ものであれば磁気記録媒体、半導体装置などであっても
よい。10は出力先判別手段8を通して出力された提供
情報を表示する表示装置であり、本実施例においてはC
RTを使用しているが、情報を表示できるものであれば
液晶表示装置、プリンタなどのように紙などの被転写物
に情報を表示する画像形成装置など、使用者の五感にう
ったえて使用者に情報を伝達するすべてのものが含まれ
る。11は回線であるCATVの有線回線であるが、情
報を伝送できるものであれば電話回線などの有線、衛星
放送などの無線のいずれでもよい。 【0013】以上のような構成の情報提供システムにお
いて以下その動作を説明する。なお、本実施例において
情報とはCATVにおける映像情報であり、回線11は
CATV回線を用いるものとする。 【0014】まず、使用者が提供を希望する映像情報を
情報受信装置の提供情報指定手段6により指定する。提
供情報指定手段6は使用者の識別番号と指定された映像
情報の識別番号とを回線11を通して情報提供装置に送
信する。この使用者の識別番号と指定された映像情報の
識別番号とを情報提供装置が受信すると、使用者判別手
段1が使用者の識別番号を判別し、現在、情報提供装置
において登録されている使用者か否かを判別し、登録さ
れている使用者であれば情報提供手段2に情報提供を許
可する信号を出力する。登録されていない使用者であれ
ば情報提供手段2に情報提供を禁止する信号を出力す
る。 【0015】つぎに、情報提供を許可された情報提供手
段2は情報受信手段7に使用者が提供を希望した映像情
報を回線12を通して送信する。情報受信手段7は受信
した映像情報を復調、デスクランブルなどの処理を行っ
たのち、出力先判別手段8に出力する。出力先判別手段
8は使用者の希望により表示装置10であるCRT又は
記録再生装置9のいずれかに出力する。この際、出力先
の情報を回線11を通して情報提供装置の提供先判別手
段3に送信する。 【0016】つぎに、出力先の情報を受信した提供先判
別手段3はその情報を課金手段4に出力する。課金手段
4は使用者の表示装置に情報を提供する場合に課金する
金額より使用者の記憶装置に情報を提供する場合に課金
する金額が高くなるように設定されており、提供先判別
手段3の出力に応じてその金額を金額記憶手段5に出力
する。金額記憶手段5は課金手段4の出力に応じて情報
を提供した使用者に対応する金額記憶手段5に課金情報
を累計し、この金額記憶手段5に記憶されている金額に
基づいて情報提供者は1月ごとに使用者から使用金額を
徴収することができる。 【0017】なお、映画などの映像情報の場合、数時間
程度の映像情報をデジタル信号で記憶する必要があるた
め、本実施例では光ディスクを記憶再生装置9に用いて
いる。 【0018】(実施例2)つぎに、本発明の情報提供シ
ステムの別の実施例について説明する。なお、実施例1
と同一の構成には同じ番号を付し説明は省略する。 【0019】図1において、記録再生装置9は磁気ディ
スクであり、表示装置10はCRT21、中央演算処理
装置22、半導体メモリ23、リセット回路24、タイ
マー25を備えている。図2において、23は情報提供
手段2から送信された情報を出力先判別手段8を通して
受信し記憶する半導体メモリであり、22は半導体メモ
リの情報に基づいてゲームを実行する中央演算処理装置
(以下、CPUという)であり、21はこの実行結果に
対応した音声と映像を表示するCRTである。25は半
導体メモリ23に情報が記録された後一定時間後に信号
を出力するタイマーであり、24はタイマー25の出力
信号に応じて半導体メモリの内容をリセットし消去する
リセット回路である。なお、回線11は電話回線を使用
している。 【0020】以上のような構成の情報提供システムの動
作は実施例1と同様の動作となる。 【0021】なお、表示装置10の半導体メモリ23の
情報は一定時間後に消去されるため、表示装置10に情
報を提供した場合、使用者は一定時間に限りゲームを行
うことができる。 【0022】このような構成により、ゲームを1回限り
行う場合とゲームソフトを使用者に提供する場合の料金
体系を変えることが可能となる。 【0023】(実施例3)つぎに、本発明の情報提供シ
ステムの別の実施例について説明する。なお、上記した
実施例と同一の構成には同じ番号を付し説明は省略す
る。 【0024】まず、情報提供システムの情報提供装置の
構成について説明する。 【0025】図3において、14は定期的に使用者の使
用状況に関する情報を収集する使用状況収集手段であ
り、各使用者の使用金額を収集するとともにその金額情
報を使用者ごとに記録する構成としている。 【0026】つぎに、情報提供システムの情報受信装置
の構成について説明する。 【0027】12は情報受信装置に備えられ出力先判別
手段8の出力に基づいて表示装置10に情報を提供する
場合に使用者に課金する金額と記憶装置9に情報を提供
する場合に使用者に課金する金額とを異なる金額を課金
する課金手段である。13は課金手段12の出力に応じ
た金額を累計する金額記憶手段である。 【0028】以上のような構成の情報提供システムにお
いて以下その動作を説明する。なお、本実施例において
情報とはCATVにおける映像情報であり、回線11は
CATV回線を用いるものとする。 【0029】まず、使用者が提供を希望する映像情報を
情報受信装置の提供情報指定手段6により指定する。提
供情報指定手段6は指定された映像情報の識別番号とを
回線11を通して情報提供装置に送信する。この指定さ
れた映像情報の識別番号とを情報提供装置が受信する
と、情報提供手段2に情報提供を許可する信号を出力す
る。 【0030】つぎに、情報提供手段2は情報受信手段7
に使用者が提供を希望した映像情報を回線11を通して
送信する。情報受信手段7は受信した映像情報を復調、
デスクランブルなどの処理を行ったのち、出力先判別手
段8に出力する。出力先判別手段8は使用者の希望によ
り表示装置10であるCRT又は記録再生装置9のいず
れかに信号を出力する。この際、表示装置10に情報を
提供するのか記憶装置9に情報を提供するのかを示す信
号を課金手段12に出力する。課金手段12は出力先判
別手段8に応じた金額情報を金額記憶手段13に出力す
る。この出力信号に基づいて金額記憶手段13は使用者
の使用金額を累計する。 【0031】つぎに、使用状況収集手段14は1カ月毎
に使用者の識別番号と使用者の使用状況に関する情報で
ある使用金額を各使用者から収集し、その金額情報を使
用者ごとに記録する。この記録された金額情報に基づい
て情報提供者は1月ごとに使用者から使用金額を徴収す
ることができる。 【0032】このような構成により、画質、音質劣化の
ないコピーを行なう場合に通常の料金と異なる料金体系
を設定することができる。特に、表示装置10のCRT
にはアナログ信号を記録再生装置9には復調、デスクラ
ンブルされたデジタル信号をそのまま出力する場合、情
報提供者のソフトとほぼ同一の画質、音質の映像情報が
記録再生装置に備えられた記録媒体に記録されることと
なるので、料金体系を2体系を設けることに意義はあ
る。 【0033】また、情報を使用者に提供するごとに使用
者の識別番号の判別を行う必要がないので情報提供装置
の構成が簡単になるとともに情報提供するために要する
時間も短縮することができる。 【0034】なお、情報提供装置において使用状況収集
手段12を設けない構成としても情報提供者が定期的に
使用者を訪問し情報受信装置に表示されている使用金額
を確認するなどにより、金額記憶手段13が定期的に情
報提供者に使用者の使用金額を通知する構成とすること
により同様の効果を達成できる。 【0035】さらに、情報受信装置において提供情報指
定手段を設けない構成としても画質、音質劣化のないコ
ピーを行なう場合に通常の料金と異なる料金体系を設定
することができる。 【0036】(実施例4)つぎに、本発明の情報提供シ
ステムに用いられる情報受信装置の別の実施例について
説明する。なお、上記した実施例と同一の構成には同じ
番号を付し説明は省略する。 【0037】図4において、31はCATVの映像情報
などを提供する情報提供装置であり、使用者に提供する
映像情報を秘密化を図るためにスクランブルし、その
後、回線32に適合した形にチャンネルエンコード(以
下、チャンネルエンコードされた信号を変調信号を略
す)して回線32に信号を送信する。また、情報提供装
置31から供給される映像情報信号はパケット化された
デジタル型式のビットストリームである。32はCAT
Vの映像情報などを使用者に送信する回線である。33
は情報提供装置31から提供された変調信号を復調する
ためのチャネルデコーダとスクランブルされた信号をも
と映像情報に変換するためのデスクランブリング機能を
有する装置(以下、DEC&DESと略す)である。 【0038】34はDEC&DES33から出力された
パケット信号をパラレル信号に変換するためのデマルチ
プレクサ(以下、DEMUXと略す)であり、このDE
MUX34に設けられた出力端子において34aはコン
トロールデータ、34bは圧縮されたオーディオ信号、
34cは圧縮されたビデオ信号を出力する出力端子であ
る。35は出力端子34cから出力された圧縮されたビ
デオ信号を本来のビデオ信号にデコードするビデオデコ
ーダであり、36は出力端子34bから出力された圧縮
されたオーディオ信号を本来のオーディオ信号にデコー
ドするオーディオデコーダである。なお、37はVTR
やTVなどのビデオ信号入力端子に接続されるビデオ出
力端子であり、38はVTRやTVなどのオーディオ信
号入力端子に接続されるオーディオ出力端子である。 【0039】39は端末管理装置でキー入力40、コン
トロールデータ4aにより端末の動作を管理する。41
は記録再生装置で12はその出力は端末管理装置に入力
される。すなわち、情報提供先から送信された情報を復
調する復調器であるDEC&DES33と、DEC&D
ES33の出力信号が入力されるとともに使用者の識別
番号が記録された記録媒体に情報を記録する記録再生装
置41に信号を出力しかつこの出力信号の供給を制御す
る端末管理装置39とを有し、端末管理装置39は使用
者が情報提供先から提供される情報を記録再生装置41
の記録媒体に記録を終了した際に記録再生装置41の記
録媒体に記録されている使用者の識別番号と情報提供先
から提供された情報識別番号とを端末管理装置に登録す
る構成とした。以上のような構成において以下にその動
作を説明する。 【0040】情報提供装置31は使用者に提供しようと
する映像情報を情報の秘密化を図るためにスクランブル
し、その後、回線32に適合した形に変調して回線32
に送信する。回線32より変調信号を受信したDEC&
DES33は変調信号を復調し、スクランブルされた信
号をデスクランブルすることによりスクランブルが解除
する。 【0041】つぎに、提供された映像情報信号をTVな
どの表示装置に信号を出力する場合の動作について説明
する。 【0042】DEC&DES33の出力信号をDEMU
X34によりコントロールデータ、圧縮オーディオ信
号、圧縮ビデオ信号に分離して出力される。出力端子3
4bから出力される圧縮オーディオ信号はオーディオデ
コーダ36によりもとのオーディオ信号に、出力端子3
4cから出力される圧縮ビデオ信号は35のビデオデコ
ーダによりもとのビデオ信号に変換される。なお、圧縮
方法としてはたとえばMPEGシステムなどが使用され
る。なお、コントロールデータ、圧縮オーディオ信号、
圧縮ビデオ信号およびDEC&DES33の出力信号は
端末管理装置39に入力される。 【0043】つぎに、提供された映像情報信号を記録再
生装置に記録再生する場合の動作について図5のフロー
チャートを用いて説明する。 【0044】記録再生装置は端末管理装置39により動
作がコントロールされている。なお、この間のインタフ
ェースは例えばSCSI−2(ANSI X3.13−
199X規格)が使用される。 【0045】まず、使用者は記録再生装置41に記録媒
体をローディングし、入力キー40により記録を希望す
るプログラムを選択し、端末管理装置39に記録コマン
ドを与える。記録再生装置41は使用者の識別番号であ
る使用者ID番号、記録を希望するプログラムのプログ
ラム名を記録媒体に書込むとともに記録再生装置41の
識別番号である記録再生装置ID番号、使用者ID番
号、記録したプログラム名を端末管理装置39が検査す
る。 【0046】この検査により記録再生装置ID番号、使
用者ID番号、記録したプログラム名のすべてが登録さ
れたものである場合、次に示す手順で記録媒体に記録が
開始される。 【0047】この検査により記録再生装置ID番号、使
用者ID番号、記録したプログラム名のいずれかが登録
されたものでない場合、端末管理装置39は使用者に記
録再生装置ID番号、使用者ID番号、あるいは記録さ
れているプログラム名が異常であることを指示する。 【0048】その後、端末管理装置39が記録開始の指
令を記録再生装置41に与え、実際に回線32を経由し
て使用者の要求するプログラムが入力された時に記録再
生装置41は記録動作を開始する。記録再生装置41が
記録を完了すると端末管理装置39に記録が完了した事
実が登録する。 【0049】以上のような構成により、CATVの情報
提供者は必要に応じて使用者の使用料の管理することが
できる。 【0050】また、37、38より出力されるビデオ信
号、オーディオ信号をすべて端末管理装置39を経由し
て出力する構成としており、記録を開始するにあたり記
録媒体にID番号が記録されているかどうか検査し、記
録媒体に使用者のID番号が記録されていない場合、記
録再生装置に信号を出力しないこととしているので、端
末管理装置39は記録再生装置ID番号、使用者ID番
号、記録したプログラム名のすべてが登録されたもので
ない限り、使用者は記録再生装置41はプログラムの記
録、TVでのプログラムの鑑賞はできない。 【0051】なお、上記の実施例では使用者の識別番号
であるID番号を用いて使用者を識別しているが、これ
に代えて記録再生装置自体が有する固有の識別番号を使
用する構成としてもよく、さらに、この記録再生装置自
体が有する固有の識別番号から記録再生装置の所有者を
判別し、その所有者から使用料を徴収する情報提供シス
テムとも同様の効果が得られる。 【0052】また情報提供者は特定のプログラムに対し
ては、プログラム名を登録しておき、使用者がそのプロ
グラム名を記録しようとした際、情報提供者に承認を求
めるよう端末管理装置において検査できるように構成す
ることもできる。 【0053】また情報を記録するのに使用した記録再生
装置のみで再生することもできるし任意の再生装置で再
生することもできるように、料金体系を設定することが
できる。 【0054】 【発明の効果】以上に説明したように本発明の情報提供
システムによれば、画質、音質劣化のないコピーを行な
う場合に通常の料金と異なる料金体系を設定することが
できる。特に、表示装置にはアナログ信号を記録再生装
置には復調、デスクランブルされたデジタル信号をその
まま出力する場合、情報提供者のソフトとほぼ同一の画
質、音質の映像情報が記録再生装置に備えられた記録媒
体に記録されることとなるので、料金体系を2体系を設
けることに意義はある。 【0055】また、プログラムや情報は必ず使用者ID
番号又は記録再生装置のID番号に基づいて記録媒体に
記録するため、再生時に使用できる記録再生装置を限定
することもできる。
提供システムの情報受信装置及びその課金方法に関する
もので、詳しくは情報提供システムにおいて複数の料金
体系を設けるものである。 【0002】 【従来の技術】従来、CATVなどの情報提供システム
では情報提供者と使用者とが契約を結び、CATV回線
を情報提供者と使用者との間に設け情報提供者から使用
者に映像情報などを提供していた。この場合、料金体系
は基本的に1つであり、使用者が情報提供者から提供さ
れる映像情報を使用者の情報受信側でVTRなどに記録
してもTVで鑑賞しても同様の金額を情報提供者が使用
者から定期的に徴収する構成であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では同じCATV回線を用いて異なる料金体
系を設定することができなかった。 【0004】特に、デジタル技術の進歩により映像情報
がデジタル化され伝送されるようになっており、デジタ
ル信号である映像情報をそのままVTRなどの記録媒体
に記録できたのでは情報提供者が提供する映像情報に比
べ画質、音質劣化のない複製が可能となり、著作権保護
などの観点から問題となる。 【0005】本発明は、CATVなどの情報を受信する
端末の使用者が適正な料金をCATVなどの情報提供者
に支払うことを可能とすることを目的とするものであ
り、記録装置を管理したうえで受信した情報を記録媒体
に記録可能とし、記録した情報に応じて使用者が情報提
供者に料金を支払うことができる情報受信装置及びその
課金方法を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明の情報提供システムは、情報受信装置の使
用者が、情報受信装置に設けられた端末管理装置を経由
し、情報の記録を情報提供装置に要求する時に、端末管
理装置が、情報を記録するために使用する記録媒体にI
D番号が記録されているかどうかを検査し、記録媒体に
ID番号が記録されていない場合には、端末管理装置が
記録再生装置に情報信号を出力しない構成とすることを
特徴とするものである。 【0007】これにより、本発明の情報受信装置では、
端末管理装置は使用者ID番号が登録されたものでない
限り、使用者は記録再生装置はプログラムの記録、TV
でのプログラムの鑑賞はできない。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の情報提供システム
の一実施例を図面を用いて説明する。 【0009】(実施例1)まず、情報提供システムの情
報提供装置の構成について説明する。 【0010】図1において、1は使用者の識別するため
の識別情報を読み取る使用者判別手段である。2は使用
者の要求に応じ、回線11を通して情報を提供する情報
提供手段であり、情報には映画などの映像情報、音楽な
どの音声情報、観光地のみどころや食べ物の美味しい店
などを表す都市情報、ゲームを構成するコンピュータプ
ログラムなどあらゆる情報が含まれる。3は情報提供手
段2が後述する使用者の表示装置に提供するのか使用者
の記憶装置に提供するのかを判別する提供先判別手段で
あり、4は使用者の表示装置に情報を提供する場合に課
金する金額と使用者の記憶装置に情報を提供する場合に
課金する金額とを異なる金額としいる課金手段である。
5は使用者ごとに設けられた金額記憶手段であり、金額
記憶手段5は使用者判別手段1により判別された使用者
の識別情報に基づいて情報が提供された使用者に対応す
る金額記憶手段5に課金手段4の出力に応じた金額を累
計する。 【0011】つぎに、情報提供システムの情報受信装置
の構成について説明する。 【0012】図1において、6は使用者の要求する情報
を情報提供者に通知する提供情報指定手段であり、7は
使用者の要求に応じて情報提供者から提供された情報を
受信する情報受信手段である。8は情報受信手段7の出
力信号を使用者の表示装置に提供するのか使用者の記憶
装置に提供するのかを判別する出力先判別手段であり、
信号の出力先を回線11を通じて情報提供者に通知する
ものである。9は出力先判別手段8を通して出力された
提供情報を記録する記録再生装置であり、本実施例にお
いては光ディスクを使用しているが、情報を記録できる
ものであれば磁気記録媒体、半導体装置などであっても
よい。10は出力先判別手段8を通して出力された提供
情報を表示する表示装置であり、本実施例においてはC
RTを使用しているが、情報を表示できるものであれば
液晶表示装置、プリンタなどのように紙などの被転写物
に情報を表示する画像形成装置など、使用者の五感にう
ったえて使用者に情報を伝達するすべてのものが含まれ
る。11は回線であるCATVの有線回線であるが、情
報を伝送できるものであれば電話回線などの有線、衛星
放送などの無線のいずれでもよい。 【0013】以上のような構成の情報提供システムにお
いて以下その動作を説明する。なお、本実施例において
情報とはCATVにおける映像情報であり、回線11は
CATV回線を用いるものとする。 【0014】まず、使用者が提供を希望する映像情報を
情報受信装置の提供情報指定手段6により指定する。提
供情報指定手段6は使用者の識別番号と指定された映像
情報の識別番号とを回線11を通して情報提供装置に送
信する。この使用者の識別番号と指定された映像情報の
識別番号とを情報提供装置が受信すると、使用者判別手
段1が使用者の識別番号を判別し、現在、情報提供装置
において登録されている使用者か否かを判別し、登録さ
れている使用者であれば情報提供手段2に情報提供を許
可する信号を出力する。登録されていない使用者であれ
ば情報提供手段2に情報提供を禁止する信号を出力す
る。 【0015】つぎに、情報提供を許可された情報提供手
段2は情報受信手段7に使用者が提供を希望した映像情
報を回線12を通して送信する。情報受信手段7は受信
した映像情報を復調、デスクランブルなどの処理を行っ
たのち、出力先判別手段8に出力する。出力先判別手段
8は使用者の希望により表示装置10であるCRT又は
記録再生装置9のいずれかに出力する。この際、出力先
の情報を回線11を通して情報提供装置の提供先判別手
段3に送信する。 【0016】つぎに、出力先の情報を受信した提供先判
別手段3はその情報を課金手段4に出力する。課金手段
4は使用者の表示装置に情報を提供する場合に課金する
金額より使用者の記憶装置に情報を提供する場合に課金
する金額が高くなるように設定されており、提供先判別
手段3の出力に応じてその金額を金額記憶手段5に出力
する。金額記憶手段5は課金手段4の出力に応じて情報
を提供した使用者に対応する金額記憶手段5に課金情報
を累計し、この金額記憶手段5に記憶されている金額に
基づいて情報提供者は1月ごとに使用者から使用金額を
徴収することができる。 【0017】なお、映画などの映像情報の場合、数時間
程度の映像情報をデジタル信号で記憶する必要があるた
め、本実施例では光ディスクを記憶再生装置9に用いて
いる。 【0018】(実施例2)つぎに、本発明の情報提供シ
ステムの別の実施例について説明する。なお、実施例1
と同一の構成には同じ番号を付し説明は省略する。 【0019】図1において、記録再生装置9は磁気ディ
スクであり、表示装置10はCRT21、中央演算処理
装置22、半導体メモリ23、リセット回路24、タイ
マー25を備えている。図2において、23は情報提供
手段2から送信された情報を出力先判別手段8を通して
受信し記憶する半導体メモリであり、22は半導体メモ
リの情報に基づいてゲームを実行する中央演算処理装置
(以下、CPUという)であり、21はこの実行結果に
対応した音声と映像を表示するCRTである。25は半
導体メモリ23に情報が記録された後一定時間後に信号
を出力するタイマーであり、24はタイマー25の出力
信号に応じて半導体メモリの内容をリセットし消去する
リセット回路である。なお、回線11は電話回線を使用
している。 【0020】以上のような構成の情報提供システムの動
作は実施例1と同様の動作となる。 【0021】なお、表示装置10の半導体メモリ23の
情報は一定時間後に消去されるため、表示装置10に情
報を提供した場合、使用者は一定時間に限りゲームを行
うことができる。 【0022】このような構成により、ゲームを1回限り
行う場合とゲームソフトを使用者に提供する場合の料金
体系を変えることが可能となる。 【0023】(実施例3)つぎに、本発明の情報提供シ
ステムの別の実施例について説明する。なお、上記した
実施例と同一の構成には同じ番号を付し説明は省略す
る。 【0024】まず、情報提供システムの情報提供装置の
構成について説明する。 【0025】図3において、14は定期的に使用者の使
用状況に関する情報を収集する使用状況収集手段であ
り、各使用者の使用金額を収集するとともにその金額情
報を使用者ごとに記録する構成としている。 【0026】つぎに、情報提供システムの情報受信装置
の構成について説明する。 【0027】12は情報受信装置に備えられ出力先判別
手段8の出力に基づいて表示装置10に情報を提供する
場合に使用者に課金する金額と記憶装置9に情報を提供
する場合に使用者に課金する金額とを異なる金額を課金
する課金手段である。13は課金手段12の出力に応じ
た金額を累計する金額記憶手段である。 【0028】以上のような構成の情報提供システムにお
いて以下その動作を説明する。なお、本実施例において
情報とはCATVにおける映像情報であり、回線11は
CATV回線を用いるものとする。 【0029】まず、使用者が提供を希望する映像情報を
情報受信装置の提供情報指定手段6により指定する。提
供情報指定手段6は指定された映像情報の識別番号とを
回線11を通して情報提供装置に送信する。この指定さ
れた映像情報の識別番号とを情報提供装置が受信する
と、情報提供手段2に情報提供を許可する信号を出力す
る。 【0030】つぎに、情報提供手段2は情報受信手段7
に使用者が提供を希望した映像情報を回線11を通して
送信する。情報受信手段7は受信した映像情報を復調、
デスクランブルなどの処理を行ったのち、出力先判別手
段8に出力する。出力先判別手段8は使用者の希望によ
り表示装置10であるCRT又は記録再生装置9のいず
れかに信号を出力する。この際、表示装置10に情報を
提供するのか記憶装置9に情報を提供するのかを示す信
号を課金手段12に出力する。課金手段12は出力先判
別手段8に応じた金額情報を金額記憶手段13に出力す
る。この出力信号に基づいて金額記憶手段13は使用者
の使用金額を累計する。 【0031】つぎに、使用状況収集手段14は1カ月毎
に使用者の識別番号と使用者の使用状況に関する情報で
ある使用金額を各使用者から収集し、その金額情報を使
用者ごとに記録する。この記録された金額情報に基づい
て情報提供者は1月ごとに使用者から使用金額を徴収す
ることができる。 【0032】このような構成により、画質、音質劣化の
ないコピーを行なう場合に通常の料金と異なる料金体系
を設定することができる。特に、表示装置10のCRT
にはアナログ信号を記録再生装置9には復調、デスクラ
ンブルされたデジタル信号をそのまま出力する場合、情
報提供者のソフトとほぼ同一の画質、音質の映像情報が
記録再生装置に備えられた記録媒体に記録されることと
なるので、料金体系を2体系を設けることに意義はあ
る。 【0033】また、情報を使用者に提供するごとに使用
者の識別番号の判別を行う必要がないので情報提供装置
の構成が簡単になるとともに情報提供するために要する
時間も短縮することができる。 【0034】なお、情報提供装置において使用状況収集
手段12を設けない構成としても情報提供者が定期的に
使用者を訪問し情報受信装置に表示されている使用金額
を確認するなどにより、金額記憶手段13が定期的に情
報提供者に使用者の使用金額を通知する構成とすること
により同様の効果を達成できる。 【0035】さらに、情報受信装置において提供情報指
定手段を設けない構成としても画質、音質劣化のないコ
ピーを行なう場合に通常の料金と異なる料金体系を設定
することができる。 【0036】(実施例4)つぎに、本発明の情報提供シ
ステムに用いられる情報受信装置の別の実施例について
説明する。なお、上記した実施例と同一の構成には同じ
番号を付し説明は省略する。 【0037】図4において、31はCATVの映像情報
などを提供する情報提供装置であり、使用者に提供する
映像情報を秘密化を図るためにスクランブルし、その
後、回線32に適合した形にチャンネルエンコード(以
下、チャンネルエンコードされた信号を変調信号を略
す)して回線32に信号を送信する。また、情報提供装
置31から供給される映像情報信号はパケット化された
デジタル型式のビットストリームである。32はCAT
Vの映像情報などを使用者に送信する回線である。33
は情報提供装置31から提供された変調信号を復調する
ためのチャネルデコーダとスクランブルされた信号をも
と映像情報に変換するためのデスクランブリング機能を
有する装置(以下、DEC&DESと略す)である。 【0038】34はDEC&DES33から出力された
パケット信号をパラレル信号に変換するためのデマルチ
プレクサ(以下、DEMUXと略す)であり、このDE
MUX34に設けられた出力端子において34aはコン
トロールデータ、34bは圧縮されたオーディオ信号、
34cは圧縮されたビデオ信号を出力する出力端子であ
る。35は出力端子34cから出力された圧縮されたビ
デオ信号を本来のビデオ信号にデコードするビデオデコ
ーダであり、36は出力端子34bから出力された圧縮
されたオーディオ信号を本来のオーディオ信号にデコー
ドするオーディオデコーダである。なお、37はVTR
やTVなどのビデオ信号入力端子に接続されるビデオ出
力端子であり、38はVTRやTVなどのオーディオ信
号入力端子に接続されるオーディオ出力端子である。 【0039】39は端末管理装置でキー入力40、コン
トロールデータ4aにより端末の動作を管理する。41
は記録再生装置で12はその出力は端末管理装置に入力
される。すなわち、情報提供先から送信された情報を復
調する復調器であるDEC&DES33と、DEC&D
ES33の出力信号が入力されるとともに使用者の識別
番号が記録された記録媒体に情報を記録する記録再生装
置41に信号を出力しかつこの出力信号の供給を制御す
る端末管理装置39とを有し、端末管理装置39は使用
者が情報提供先から提供される情報を記録再生装置41
の記録媒体に記録を終了した際に記録再生装置41の記
録媒体に記録されている使用者の識別番号と情報提供先
から提供された情報識別番号とを端末管理装置に登録す
る構成とした。以上のような構成において以下にその動
作を説明する。 【0040】情報提供装置31は使用者に提供しようと
する映像情報を情報の秘密化を図るためにスクランブル
し、その後、回線32に適合した形に変調して回線32
に送信する。回線32より変調信号を受信したDEC&
DES33は変調信号を復調し、スクランブルされた信
号をデスクランブルすることによりスクランブルが解除
する。 【0041】つぎに、提供された映像情報信号をTVな
どの表示装置に信号を出力する場合の動作について説明
する。 【0042】DEC&DES33の出力信号をDEMU
X34によりコントロールデータ、圧縮オーディオ信
号、圧縮ビデオ信号に分離して出力される。出力端子3
4bから出力される圧縮オーディオ信号はオーディオデ
コーダ36によりもとのオーディオ信号に、出力端子3
4cから出力される圧縮ビデオ信号は35のビデオデコ
ーダによりもとのビデオ信号に変換される。なお、圧縮
方法としてはたとえばMPEGシステムなどが使用され
る。なお、コントロールデータ、圧縮オーディオ信号、
圧縮ビデオ信号およびDEC&DES33の出力信号は
端末管理装置39に入力される。 【0043】つぎに、提供された映像情報信号を記録再
生装置に記録再生する場合の動作について図5のフロー
チャートを用いて説明する。 【0044】記録再生装置は端末管理装置39により動
作がコントロールされている。なお、この間のインタフ
ェースは例えばSCSI−2(ANSI X3.13−
199X規格)が使用される。 【0045】まず、使用者は記録再生装置41に記録媒
体をローディングし、入力キー40により記録を希望す
るプログラムを選択し、端末管理装置39に記録コマン
ドを与える。記録再生装置41は使用者の識別番号であ
る使用者ID番号、記録を希望するプログラムのプログ
ラム名を記録媒体に書込むとともに記録再生装置41の
識別番号である記録再生装置ID番号、使用者ID番
号、記録したプログラム名を端末管理装置39が検査す
る。 【0046】この検査により記録再生装置ID番号、使
用者ID番号、記録したプログラム名のすべてが登録さ
れたものである場合、次に示す手順で記録媒体に記録が
開始される。 【0047】この検査により記録再生装置ID番号、使
用者ID番号、記録したプログラム名のいずれかが登録
されたものでない場合、端末管理装置39は使用者に記
録再生装置ID番号、使用者ID番号、あるいは記録さ
れているプログラム名が異常であることを指示する。 【0048】その後、端末管理装置39が記録開始の指
令を記録再生装置41に与え、実際に回線32を経由し
て使用者の要求するプログラムが入力された時に記録再
生装置41は記録動作を開始する。記録再生装置41が
記録を完了すると端末管理装置39に記録が完了した事
実が登録する。 【0049】以上のような構成により、CATVの情報
提供者は必要に応じて使用者の使用料の管理することが
できる。 【0050】また、37、38より出力されるビデオ信
号、オーディオ信号をすべて端末管理装置39を経由し
て出力する構成としており、記録を開始するにあたり記
録媒体にID番号が記録されているかどうか検査し、記
録媒体に使用者のID番号が記録されていない場合、記
録再生装置に信号を出力しないこととしているので、端
末管理装置39は記録再生装置ID番号、使用者ID番
号、記録したプログラム名のすべてが登録されたもので
ない限り、使用者は記録再生装置41はプログラムの記
録、TVでのプログラムの鑑賞はできない。 【0051】なお、上記の実施例では使用者の識別番号
であるID番号を用いて使用者を識別しているが、これ
に代えて記録再生装置自体が有する固有の識別番号を使
用する構成としてもよく、さらに、この記録再生装置自
体が有する固有の識別番号から記録再生装置の所有者を
判別し、その所有者から使用料を徴収する情報提供シス
テムとも同様の効果が得られる。 【0052】また情報提供者は特定のプログラムに対し
ては、プログラム名を登録しておき、使用者がそのプロ
グラム名を記録しようとした際、情報提供者に承認を求
めるよう端末管理装置において検査できるように構成す
ることもできる。 【0053】また情報を記録するのに使用した記録再生
装置のみで再生することもできるし任意の再生装置で再
生することもできるように、料金体系を設定することが
できる。 【0054】 【発明の効果】以上に説明したように本発明の情報提供
システムによれば、画質、音質劣化のないコピーを行な
う場合に通常の料金と異なる料金体系を設定することが
できる。特に、表示装置にはアナログ信号を記録再生装
置には復調、デスクランブルされたデジタル信号をその
まま出力する場合、情報提供者のソフトとほぼ同一の画
質、音質の映像情報が記録再生装置に備えられた記録媒
体に記録されることとなるので、料金体系を2体系を設
けることに意義はある。 【0055】また、プログラムや情報は必ず使用者ID
番号又は記録再生装置のID番号に基づいて記録媒体に
記録するため、再生時に使用できる記録再生装置を限定
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報提供システムの一実施例の構成図
【図2】本発明の情報提供システムに使用される表示装
置の構成図 【図3】本発明の情報提供システムの一実施例の構成図 【図4】本発明の情報提供システムに使用される情報受
信装置の構成図 【図5】本発明の情報提供システムに使用される情報受
信装置のフローチャート 【符号の説明】 1 使用者判別手段 2 情報提供手段 3 提供先判別手段 4 課金手段 5 金額記憶手段 6 提供情報指示手段 7 情報受信手段 8 出力先判別手段 9 記憶再生装置 10 表示手段
置の構成図 【図3】本発明の情報提供システムの一実施例の構成図 【図4】本発明の情報提供システムに使用される情報受
信装置の構成図 【図5】本発明の情報提供システムに使用される情報受
信装置のフローチャート 【符号の説明】 1 使用者判別手段 2 情報提供手段 3 提供先判別手段 4 課金手段 5 金額記憶手段 6 提供情報指示手段 7 情報受信手段 8 出力先判別手段 9 記憶再生装置 10 表示手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 7/10,7/16 - 7/173
H04N 5/91 - 5/956
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 情報を提供する情報提供装置と、前記情
報提供装置が提供する情報を受信する情報受信装置とを
有する情報提供システムであって、前記情報受信装置の
使用者が、前記情報受信装置に設けられた端末管理装置
を経由し、情報の記録を前記情報提供装置に要求する時
に、前記端末管理装置が、情報を記録するために使用す
る記録媒体にID番号が記録されているかどうかを検査
し、前記記録媒体にID番号が記録されていない場合に
は、前記端末管理装置が記録再生装置に情報信号を出力
しない構成とした情報提供システム。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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