JP2005092561A - コンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラム - Google Patents

コンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デジタルコンテンツの使用料を利用者の代わりに広告主が支払う場合に、利用者の広告の視聴を確実なものとするとともに、広告主による広告効果の把握を容易にすること。
【解決手段】アンケート作成部133がアンケートデータを用いてアンケートを作成し、アンケート評価部134がアンケートに対する視聴者の回答を評価し、広告除去部132がアンケートに対する正解率に基づいて広告窓の大きさを制御する構成とする。また、マーケティング情報送信部136が配信装置200にアンケート結果を送信し、配信装置200のマーケティング情報受信部250がマーケティングテーブル230にアンケート結果を登録し、広告効果分析部260がアンケート結果を分析する構成とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラムに関し、特に、利用者による広告の視聴を確実なものとするとともに、広告効果の定量的な把握を可能とするコンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラムに関するものである。
従来、デジタルコンテンツを放送や通信などで販売した場合、課金・決済には、DRM(Digital Rights Management)システムが用いられてきた。DRMは、デジタルコンテンツの著作権保護技術であり、暗号化技術を用いて、映像や音楽などのデジタルコンテンツの不正な配布や利用を防止している(たとえば、特許文献1参照。)。
具体的には、DRMでは、デジタルコンテンツを暗号化して配布する。そして、料金を支払った利用者など正当な利用者だけが暗号化されたデジタルコンテンツを復号できるようにデジタルコンテンツの利用を制御している。
しかし、DRMによる著作権保護の実用化にもかかわらず、デジタルコンテンツビジネスは、期待されたほどの拡大を見せていない。その原因は、利用者にとっては、著作権保護のための仕組みの使い勝手が悪く、また、コンテンツ使用料が高い点にある。一方、デジタルコンテンツの権利者にとっては、コンテンツの使用料を高く設定すると利用者の数が少なくなって収入が少なくなり、利用者の数を増やすために使用料を低く設定すると利用者一人あたり得られる金額が少なくなって収入が少なくなる点にある。
そこで、コンテンツに広告を加え、コンテンツの使用料を利用者の代わりに広告主が支払うビジネスモデルが考えられる。このビジネスモデルは従来の地上波放送で利用されているビジネスモデルであり、テレビ放送などでの実績から、このビジネスモデルによってデジタルコンテンツビジネスが拡大することが期待できる。
特表2002−507868号公報
しかしながら、コンテンツの使用料を利用者の代わりに広告主が支払うビジネスモデルでは、広告主は、利用者が広告をどれだけ視聴し、広告効果がどの程度あったかを把握することが困難であるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、利用者による広告の視聴を確実なものとするとともに、広告効果の定量的な把握を可能とするコンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御装置であって、前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成手段と、前記アンケート生成手段により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価手段と、前記アンケート評価手段により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御方法であって、前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成工程と、前記アンケート生成工程により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価工程と、前記アンケート評価工程により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御プログラムであって、前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成手順と、前記アンケート生成手順により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価手順と、前記アンケート評価手順により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
かかる発明によれば、広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成し、生成したアンケートに対する利用者の回答を評価し、評価した評価結果に基づいて広告を取り除くこととしたので、利用者による広告の視聴を確実なものとするとともに、広告効果を定量的に把握することができる。
本発明によれば、広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成し、生成したアンケートに対する利用者の回答を評価し、評価した評価結果に基づいて広告を取り除くよう構成したので、利用者による広告の視聴を確実なものとするとともに、広告効果を定量的に把握することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るコンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、ここでは、本発明をセットトップボックス(STB)に適用した場合を中心に説明する。
まず、本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムのビジネスモデルについて説明する。図1は、本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムのビジネスモデルを説明するための説明図である。
同図に示すように、このデジタルコンテンツ利用システムでは、広告代理店は、広告主と権利者のニーズをマッチさせ出稿媒体を決める(1)。そして、広告代理店は、番組編成の元となる情報を事業者に提供し(2)、番組編成終了後、広告主は、出稿料(電波料など)を広告代理店経由で事業者に支払う(3)。
また、広告代理店は、通常の広告素材等と同時にストリーム型コンテンツに埋め込む広告素材や、デジタルコンテンツに広告を埋め込んだファイルを事業者に提供する(4)。そして、事業者は、ストリーム型放送・配信によって、広告画像を事前に埋め込んだ収録番組、またはリアルタイムにエンコード処理をおこなう生放送等の送出・配信を行う。
また、ファイル型放送やダウンロード型配信を用いて、運行表などの指示に従い適時カプセル化されたファイルを配信することも可能であり、利用者リクエストによるダウンロードも可能である(5)。
そして、利用者は、好みの番組を受信して視聴する。また、利用者は番組を受信しながら録画することもできる(6)。ただし、蓄積した後、再生する段階では、コンテンツに広告が重ねられて表示され、利用者は、広告を視聴する必要がある。そして、一定時間の広告の放送後に広告の内容に関するアンケートが表示される(7)。
利用者は、このアンケートに回答し、アンケート結果は、事業者に送られる(8)。また、アンケートに対する回答の正解率が80%以上であると、コンテンツに重ねて表示されていた広告が除かれ、コンテンツを視聴することができる。
その後、番組の放送が終了し、録画された広告付デジタルコンテンツが他の媒体にチェックアウトされた(他人にコピーされたなど)場合(9)、チェックアウトされた広告付デジタルコンテンツを2次利用者が視聴しようとすると、放送中と同様に、コンテンツに広告が重ねられて表示され、一定の時間後にアンケートが表示される(10)。
ただし、アンケートの内容は、前回表示されたものと異なり、正解も異なる。したがって、コンテンツに重ねられて表示される広告を取り除くためには、2次利用者も必ず広告を見る必要がある。
そして、アンケートの正解率が80%以上の場合には、2次利用者も広告を除いてコンテンツを楽しむことができる。また、2次利用者のアンケート結果も、事業者に送られる(11)。このように、利用者のアンケート結果は、必ず事業者に送付されるので、事業者は、確実に利用者の個人情報、地域情報などを入手することができる。
そして、事業者は、各サービスの集計結果(費用とマーケティング情報)を広告代理店に送り(12)、広告代理店は、マーケティング情報を集計する。そして、広告代理店は、広告主にマーケティング結果を伝えるとともに費用を請求し(13)、広告主が、コンテンツ販売分の対価を支払う(14)。支払いを受けた広告代理店は、手数料を差し引き、権利者と事業者に利益を配分する(15)。
以下、このバリューチェーンは繰り返され、広告代理店は、マーケティングデータを元に広告主のニーズと権利者のビジネス拡大に寄与する企画を事業者に提案することができる。また、事業者は、電波料などの安定収入と販売利益を得るとともに、マーケティング情報を入手することができる。また、広告主は、広告を的確に配信することができる。また、権利者は、プロモーションを的確に実施できるとともに、アルバムなどのパッケージの売上を増やすことができる。
このように、本実施例に係るビジネスモデルでは、利用者は、広告に対するアンケートに回答することによって、コンテンツに重ねて表示される広告を取り除き、無料でコンテンツを楽しむことができる。また、広告代理店は、視聴者から広告に対するアンケート結果を得ることができ、マーケティング情報として活用することができる。
次に、本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、このデジタルコンテンツ利用システムは、放送されたデジタルコンテツを受信してテレビ20に表示するセットトップボックス100とデジタルコンテンツを配信する配信装置200とがインターネット50を介して接続されて構成される。
なお、ここでは説明の便宜上、1台のセットトップボックスのみを示したが、このデジタルコンテンツ利用システムは多数のセットトップボックスから構成される。また、利用者が放送などを受信する端末としては、セットトップボックスの代わりに、パソコン、携帯電話、PDA,車載通信機器など情報処理機能を備えた情報端末を用いることもできる。
セットトップボックス100は、チューナ110と、MPEG−TSパケット抽出部120と、コンテンツ利用制御部130と、MPEG復号部150と、コンテンツ記憶部160とを有する。
チューナ110は、アンテナ10に捕捉されたデジタル放送の放送信号を入力して復調する処理部である。このチューナ110は、復調信号をMPEG−TSパケット抽出部120に出力する。
MPEG−TSパケット抽出部120は、チューナ110の出力信号からMPEG−TSパケットを抽出する処理部であり、抽出したMPEG−TSパケットをコンテンツ利用制御部130へ出力する。
コンテンツ利用制御部130は、MPEG−TSパケット抽出部120から受け取ったMPEG−TSパケットに含まれるアンケートデータを用いてデジタルコンテンツに加えられた広告の表示を制御する処理部である。
また、このコンテンツ利用制御部130は、デジタルコンテンツを録画する場合には、MPEG−TSパケット抽出部120から受け取ったMPEG−TSパケットをコンテンツ記憶部160に格納する。
さらに、このコンテンツ利用制御部130は、コンテンツ記憶部160に記憶された広告付デジタルコンテンツを読み出し、読み出した広告付デジタルコンテンツの広告の表示を制御する。なお、このコンテンツ利用制御部130の詳細については後述する。
MPEG復号部150は、コンテンツ利用制御部130からMPEGビデオパケットおよびMPEGオーディオパケットを受け取って復号し、復号により得られた映像信号および音声信号をテレビ20へ出力する処理部である。
コンテンツ記憶部160は、MPEG形式のデジタルコンテンツを記憶する記憶部であり、セットトップボックス100が受信して録画した広告付デジタルコンテンツおよびDVD40から複写した広告付デジタルコンテンツを記憶する。
次に、コンテンツ利用制御部130の詳細について説明する。コンテンツ利用制御部130は、コンテンツ読出部131と、広告除去部132と、アンケート作成部133と、アンケート評価部134と、回答受付部135と、マーケティング情報送信部136と、通信部137と、コンテンツ格納部138と、機器情報記憶部139と、番組選択部140とを有する。
コンテンツ読出部131は、コンテンツ記憶部160に記憶された広告付デジタルコンテンツを再生する場合に、コンテンツ記憶部160からMPEG−TSパケットを読み出し、広告除去部132に渡す処理部である。
広告除去部132は、MPEG−TSパケット抽出部120またはコンテンツ読出部131からMPEG−TSパケットを受け取り、アンケート評価部134によるアンケート評価結果に基づいてMPEG−TSパケットに含まれる広告を除去する処理部である。図3−1および図3−2は、広告除去部132が除去する広告を説明するための説明図である。
図3−1に示すように、セットトップボックス100は、映像コンテンツの画面上に広告窓を設けて広告を表示する。また、この広告窓は時間の経過とともに画面上の位置がかわる。たとえば、時刻「t1」の時点で破線で示される位置にあった広告窓は、時刻「t2」の時点で実線で示される位置に移動する。
このように、セットトップボックス100は、広告窓を映像コンテンツに上書きして表示するため、視聴者は映像コンテンツの画面の一部しかみることができない。広告除去部132は、アンケート結果に基づいてこの広告窓の大きさを制御することによって、視聴者が見ることができる映像を制御する。
具体的には、広告除去部132は、アンケートの正解率が80%以上である場合には、完全に広告窓を除去する。一方、アンケートの正解率が20%未満である場合には、広告窓をそのままの大きさで残す。また、アンケートの正解率が20%以上80%未満である場合には、正解率に応じた割合の大きさの広告窓を残す。
このように、この広告除去部132が、広告に対する視聴者のアンケート結果に基づいて広告窓の大きさを制御することによって、視聴者に広告の視聴を促し、広告の視聴を保証することができる。
図3−2は、広告付デジタルコンテンツに含まれる他の形式の広告を示している。同図に示すように、広告付デジタルコンテンツとしては、映像コンテンツの間に広告を挿入することもできる。すなわち、セットトップボックス100は、時刻「t1」〜「t2」では映像コンテンツを表示し、時刻「t3」〜「t4」では広告を表示し、時刻「t5」〜「t6」では映像コンテンツを表示する。
このような形式で広告が含まれる場合には、広告除去部132は、アンケート結果に基づいて取り除く広告を制御することによって、視聴者が見る広告の量を制御する。なお、本実施例では、図3−1に示した形式で広告を表示する場合を中心に説明をおこなうこととする。
図4は、広告除去部132が受け取る画像データの一例を示す図である。同図に示すように、広告除去部132が受け取る画像データは、複数のMPEG画像パケット300で構成されている。そして、各MPEG画像パケット300は、実画像部310とデータ拡張部320とから構成される。
実画像部110には、広告窓に対応する部分を除く映像コンテンツ画像および広告画像が格納される。また、データ拡張部320は、広告窓に対応する映像コンテンツ画像を格納する広告窓画像部321と、広告窓の位置などの情報を格納するデータ再生情報部322とから構成される。
広告除去部132は、データ拡張部320のデータ再生情報部322に格納された位置情報と広告窓画像部321に格納された映像コンテンツ画像を用いて、広告窓を取り除くことができる。
アンケート作成部133は、広告除去部132から受け取ったMPEG−TSパケットに含まれるアンケートデータを用いて広告に対するアンケートを作成する処理部である。なお、このアンケート作成部133は、アンケートデータ以外のMPEG−TSパケットについては、そのままMPEG復号部150に出力する。
図5は、アンケートデータのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このアンケートデータは、広告のシーンと、そのシーンに対応した質問と、質問の回答とを対応付けている。
たとえば、「広告映像1」についての質問は「車の色」であり、正解は「白」である。また、「広告映像2」についての質問は「乗車人数」であり、正解は「2名」である。アンケート作成部133は、このアンケートデータのシーンおよび質問を用いてアンケートを作成するとともに、正解をアンケート評価部134に渡す。また、アンケートデータには、視聴者に広告を評価してもらうための設問や広告を識別するための広告IDが含まれる。
なお、図5では、1組のアンケートデータのみを示したが、MPEG−TSパケットには、複数組のアンケートデータが含まれる。そして、アンケート作成部133は、セットトップボックス100に固有な機器IDを用いて、複数組のアンケートデータから1組のアンケートデータを選択し、アンケートを作成する。
このアンケート作成部133が、セットトップボックス100に固有な機器IDを用いて、複数組のアンケートデータから1組のアンケートデータを選択してアンケートを作成することによって、異なるセットトップボックスでは異なるアンケートを表示することができる。
すなわち、他のセットトップボックスから複写した広告付デジタルコンテンツを別の視聴者が視聴する場合には、その視聴者は複写元のセットトップボックスでの回答を利用することはできず、広告を視聴してアンケートに回答する必要がある。したがって、別の視聴者が、前の視聴者からアンケートの回答だけを取得して広告を視聴することなくコンテンツだけを視聴することを防ぐことができる。
アンケート評価部134は、アンケートに対する視聴者の回答を評価して評価結果を広告除去部132およびマーケティング情報送信部136に伝える処理部である。すなわち、このアンケート評価部134は、アンケート作成部133からアンケートの正解を受け取り、回答受付部135からアンケートに対する視聴者の回答を受け取る。そして、視聴者の回答を正解を用いて評価する。
このアンケート評価部134が広告に対するアンケートについての視聴者の回答を評価し、評価結果を広告除去部132に伝えることによって、広告除去部132が視聴者の回答結果に基づいて映像コンテンツに重ねられて表示される広告窓の大きさを制御することができる。
回答受付部135は、アンケート作成部132が作成したアンケートに対する視聴者の回答を受け付ける処理部であり、視聴者が入力装置30を用いて入力した回答を受け付け、アンケート評価部134に渡す。
マーケティング情報送信部136は、アンケート評価部134が評価した評価結果を通信部137を介して配信装置200に送信する処理部である。このマーケティング情報送信部136がアンケート評価部134が評価した評価結果を配信装置200に送信することによって、配信装置200は、評価結果をマーケティングに利用することができる。
また、このマーケティング情報送信部136は、送信する評価結果に対応するデジタルコンテンツがコンテンツ記憶部160に記憶されたデジタルコンテンツであり、そのデジタルコンテンツに追加部が付加されている場合には、追加部を追加情報として配信装置200に送信する。
図6は、マーケティング情報送信部136が配信装置200に送信する追加情報を説明するための説明図である。同図に示すように、視聴者Aは、配信装置200を管理・運営する事業者から広告付デジタルコンテンツを、たとえばファイルダウンロードを用いて取得する。そして、広告付デジタルコンテンツを視聴し、広告に対するアンケートに回答する。すると、マーケティング情報送信部136が視聴者Aのアンケート結果を配信装置200に送信する。
また、視聴者Bは,視聴者Aから広告付デジタルコンテンツを複製する。この時、視聴者Bは、広告付デジタルコンテンツに加えて追加情報を受け取り、追加情報は、追加部として広告付デジタルコンテンツに付加される。この追加情報には、この広告付デジタルコンテンツが、視聴者Aから取得したものであることが記録されている。
また、視聴者Cは,視聴者Bから広告付デジタルコンテンツを複製する。この時、視聴者Cは、広告付デジタルコンテンツに加えて追加情報を受け取り、追加情報は、追加部として広告付デジタルコンテンツに付加される。この追加情報には、この広告付デジタルコンテンツが、視聴者Bから取得したものであり、視聴者Bは視聴者Aから取得したことが記録されている。
このように、広告付デジタルコンテンツを他の視聴者に複製する場合に、複製経路が広告付デジタルコンテンツに付加され、マーケティング情報送信部136が広告付デジタルコンテンツに付加された複製経路を配信装置200に送信することによって、配信装置200はコンテンツの流通情報を取得することができ、取得した情報をマーケティングに利用することができる。
また、このマーケティング情報送信部136は、視聴者による広告付デジタルコンテンツの視聴状況を監視し、監視した結果を配信装置200に送信する。監視結果としては、コンテンツおよび広告のそれぞれに対して視聴者が「全部見た」、「途中まで見た」、「最初だけ見た」のいずれかを配信装置200に送信する。
通信部137は、インターネット50を介して配信装置200と通信をおこなう処理部であり、具体的には、アンケート結果の配信装置200への送信や広告付デジタルコンテンツの配信装置200からのダウンロードなどをおこなう。
コンテンツ格納部138は、コンテンツ記憶装置160に広告付デジタルコンテンツを格納する処理部である。このコンテンツ格納部138は、格納する広告付デジタルコンテンツとして、放送された広告付デジタルコンテンツをMPEG−TSパケット抽出部120から受け取り、他のセットトップボックスなどから複製された広告付デジタルコンテンツをDVD40から受け取り、配信装置200などからダウンロードされた広告付デジタルコンテンツを通信部137から受け取る。
機器情報記憶部139は、セットトップボックス100に固有な機器情報や利用者に関する情報などを記憶した記憶部である。図7は、機器情報記憶部139のデータ構造の一例を示す図である。
同図に示すように、この機器情報記憶部139は、機器の種別を示す機器ID種、各機器に固有な機器IDならびにこのセットトップボックス100の利用者を示す利用者ID1〜利用者IDnおよび利用者氏名1〜利用者氏名nを記憶する。
番組選択部140は、配信装置200が配信する番組の一覧を視聴者に表示し、視聴する番組を選択させる処理部である。また、この番組選択部140は、視聴者が番組を選択した際に、視聴者を特定する視聴者特定情報を機器情報記憶部139から読み出して配信装置200に送信する。視聴者特定情報としては、機器ID種、機器ID、利用者IDおよび利用者氏名がある。
次に、配信装置200の構成について説明する。配信装置200は、番組配信部210と、利用者情報テーブル220と、マーケティングテーブル230と、通信部240と、マーケティング情報受信部250と、広告効果分析部260とを有する。
番組配信部210は、所定のスケジュールに従って、番組を配信する処理部である。また、この番組配信部210は、視聴者が視聴する番組を選択した際に、セットトップボックス100から送信される視聴者特定情報を受け取り、利用者情報テーブル220を参照してマーケティングテーブル230に情報を追加する。
利用者情報テーブル220は、デジタルコンテンツ利用システムを利用する利用者に関する情報を記憶した記憶部である。図8は、利用者情報テーブル220の一例を示す図である。同図に示すように、この利用者情報テーブル220は、機器ID種と、機器IDと、利用者IDと、利用者氏名と、利用者の住所と、利用者を地域別に分類するための管理地域と、利用者の性別と、利用者の年齢とを利用者ごとに記憶している。
たとえば、氏名が「山田太郎」である利用者は、利用者IDが「U0001-1」であり、使用する機器の種別は「STB」であり、機器IDは「S0001」であり、住所は「横浜市」であり、管理地域は「関東西部」であり、性別は「男」であり、年齢は「45」である。これらの情報は、利用者がデジタルコンテンツ利用システムの利用申し込み時に利用者情報テーブル220に登録される。
マーケティングテーブル230は、広告の効果を分析するための情報を記憶する記憶部である。具体的には、このマーケティングテーブル230は、どのような視聴者がどのようなコンテンツおよび広告を視聴したかを記憶する。
図9は、マーケティングテーブル230の一例を示す図である。同図に示すように、このマーケティングテーブル230は、デジタルコンテンツを放送した局を識別するための局IDと、デジタルコンテンツを識別するためのコンテンツIDと、広告を識別するための広告IDと、セットトップボックス100が視聴者の視聴状況を監視した結果であるコンテンツ評価および広告評価と、視聴者の年齢による分類である年代と、性別と、管理地域と、アンケートによる広告評価と、デジタルコンテンツの入手経路とを、1人の視聴者の1視聴ごと記憶する。
たとえば、局IDが「S1」である放送局が、コンテンツIDが「a1」であり、広告IDが「p1」である広告付デジタルコンテンツを放送し、「東京」に住む「10代」の「男」が「放送」を視聴した結果は、コンテンツの評価は「全部見た」であり、広告の評価は「全部見た」であり、アンケートによる広告評価は「良い」である。
このように、配信装置200は、このマーケティングテーブル230に、1人の視聴者の1視聴ごとに、どのような視聴者がどのようなコンテンツおよび広告を視聴し、どのような評価であったかを記憶することによって、マーケティングに有用な情報を蓄積することができる。たとえば、このマーケティングテーブル230に蓄積された情報を用いて、車に関する番組に車の広告を組み合わせて放送した場合の効果といった分析をすることができる。
通信部240は、インターネット50を介してセットトップボックス100と通信する処理部であり、具体的には、セットトップボックス100から視聴者特定情報やアンケート結果などを受け取る。
マーケティング情報受信部250は、通信部240を介してセットトップボックス100からアンケート結果などのマーケティング情報を受け取る処理部であり、受け取ったマーケティング情報をマーケティングテーブル230に追加する。
広告効果分析部260は、マーケティングテーブル230に記憶された情報を分析する処理部である。従来の放送では、放送の時間帯や地域に基づいて非常に大まかに視聴者を特定することしかできず、広告の効果を測定する有効な手法もなかった。しかし、この広告効果分析部260は、マーケティングテーブル230に記憶された視聴者情報や広告に対する評価結果に基づいて、特定の視聴者層に対する広告効果を具体的に分析することができる。
次に、本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムの処理手順について説明する。図10は、本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムの処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このデジタルコンテンツ利用システムは、セットトップボックス100が視聴者が選択した番組の情報および視聴者特定情報を配信装置200に送信する(ステップS1001)。
すると、配信装置200は、選択された番組のコンテンツIDおよび広告IDを特定し(ステップS1002)、セットトップボックス100から受信した視聴者特定情報とともにマーケティングテーブル230に登録する(ステップS1003)。
その後、配信装置200が番組を配信し(ステップS1004)、セットトップボックス100が番組を受信すると、セットトップボックス100は、番組に対応した端末であるか否かを判定する(ステップS1005)。そして、セットトップボックス100が番組に対応した端末でない場合には、テレビ20にエラーメッセージを出力し(ステップS1006)、処理を終了する。
一方、セットトップボックス100が番組に対応した端末である場合には、番組を受信して広告付デジタルコンテンツを表示する(ステップS1009)。そして、広告付デジタルコンテンツの中にアンケートデータを見つけると、アンケート作成部133が機器IDを用いて複数組のアンケートデータから1組のアンケートデータを選択してアンケートを作成し(ステップS1008)、テレビ20に表示する(ステップS1009)。
そして、回答受付部135がアンケートに対する視聴者からの回答を受け付け(ステップS1010)、受け付けた回答をアンケート評価部134に渡す。すると、アンケート評価部134が受け取った回答を採点して集計し(ステップS1011)、広告除去部132およびマーケティング情報送信部136に渡す。
そして、マーケティング情報送信部136が通信部137を介して採点・集計結果を配信装置200に送信し(ステップS1012)、採点・集計結果を受信した配信装置200は、マーケティング情報受信部250がマーケティングテーブル230に受信した採点・集計結果を格納する(ステップS1013)。
また、セットトップボックス100は、アンケート評価部134から受け取った採点・集計結果に基づいて、広告除去部132が広告付デジタルコンテンツから広告を除去する(ステップS1014)。すなわち、広告除去部132は、正解率が80%以上である場合には、広告を全て除去し、正解率が20%以上80%未満である場合には、正解率に応じて広告窓の大きさを制御し、正解率が20%未満である場合には、広告窓をそのまま残す。
上述してきたように、本実施例では、アンケート作成部133がアンケートデータを用いてアンケートを作成し、アンケート評価部134がアンケートに対する視聴者の回答を評価し、広告除去部132がアンケートに対する正解率に基づいて広告窓の大きさを制御することによって、視聴者に対して広告の視聴を促すことができる。
また、マーケティング情報送信部136が配信装置200にアンケート結果を送信し、配信装置200のマーケティング情報受信部250がマーケティングテーブル230にアンケート結果を登録することによって、広告効果分析部260は、広告の効果を視聴者層ごとにきめ細かく分析することができる。
なお、本実施例に係るコンテンツ利用制御部130の機能をソフトウェアによって実現することによって、同様の機能を有するコンテンツ利用制御プログラムを得ることができる。そこで、このコンテンツ利用制御プログラムを内蔵MPU(Micro Processing Unit)で実行するセットトップボックスについて説明する。
図11は、コンテンツ利用制御プログラムを内蔵MPUで実行するセットトップボックスの構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、図2に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
同図に示すように、このセットトップボックス1100は、チューナ110と、MPEG−TSパケット抽出部120と、MPU1130と、MPEG復号部150と、HDD1150と、メインメモリ1160と、入力I/F部1170と、DVDドライブ1180と、モデム1190とを有する。
MPU1130は、コンテンツ利用制御プログラムを実行するコンピュータである。HDD1150は、コンテンツ利用制御プログラムや広告付デジタルコンテンツなどを記憶する記憶装置である。また、このHDD1150は、図2に示した機器情報記憶部139のデータも記憶する。
メインメモリ1160は、HDD1150から読み出されたコンテンツ利用制御プログラムやプログラムの演算途中結果などを記憶する記憶部である。また、このメインメモリ1160は、HDD1150から読み出された機器情報記憶部139のデータも記憶する。
入力I/F部1170は、入力装置30とのインタフェースであり、DVDドライブ1180は、DVD40からデータを読み込むドライブ装置である。モデム1190は、電話網60を用いてインターネットと接続するためのアダプタである。
このように、このセットトップボックス1100は、MPU1130がメインメモリ1160に記憶されたコンテンツ利用制御プログラム実行することによって、広告付デジタルコンテンツの視聴を制御し、アンケート結果などを配信装置に送ることができる。
なお、本実施例では、セットトップボックスがアンケート結果に基づいて広告を除去する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、セットトップボックスは配信装置にアンケート結果を送信し、配信装置がアンケート結果を評価してセットトップボックスに広告を除去する許諾を送信する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、配信装置がセットトップボックスからマーケティング情報を受け取る場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、マーケティング情報を収集して分析する機能を配信装置から分離し、専用のマーケティング装置を用いる場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、放送の受信機能と記憶装置に記憶された広告付デジタルコンテンツの再生機能とを有するセットトップボックスについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、記憶装置に記憶された広告付デジタルコンテンツの再生機能だけを有するコンテンツ再生装置にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、ストリーミング型放送・配信を中心に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ファイル型放送やダウンロード型配信にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、複数組のアンケートデータから1組のアンケートデータを選択してアンケートを作成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1組のアンケートデータから常に同じアンケートを作成する場合にも同様に適用することができる。
(付記1)広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御装置であって、
前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成手段と、
前記アンケート生成手段により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価手段と、
前記アンケート評価手段により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去手段と
を備えたことを特徴とするコンテンツ利用制御装置。
(付記2)前記アンケート評価手段により評価された評価結果を、マーケティング情報を収集するマーケティング装置にネットワークを介して送信するマーケティング情報送信手段をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載のコンテンツ利用制御装置。
(付記3)前記広告除去手段は、前記アンケート評価手段により評価された回答の正解率が所定の値以上である場合に広告を取り除き、該正解率が所定の値を超えない場合には、該正解率に応じて広告を部分的に取り除くことを特徴とする付記1または2に記載のコンテンツ利用制御装置。
(付記4)前記アンケート生成手段は、コンテンツ利用制御装置が制御するコンテンツ利用装置に固有の装置識別子を用いて複数組の異なるアンケートデータから1組のアンケートデータを選択してアンケートを作成することを特徴とする付記1または2に記載のコンテンツ利用制御装置。
(付記5)前記広告付デジタルコンテンツは、別のコンテンツ利用装置に複写されるたびに複写元の利用者に関する情報が付加され、前記マーケティング情報送信手段は、前記広告付デジタルコンテンツに付加された情報を前記評価結果に加えて送信することを特徴とする付記2に記載のコンテンツ利用制御装置。
(付記6)前記広告除去手段は、デジタルコンテンツの表示領域の一部を広告表示に置き換えた広告窓を除去することによって広告を取り除くことを特徴とする付記1または2に記載のコンテンツ利用制御装置。
(付記7)前記広告除去手段は、デジタルコンテンツの間に挿入された広告を取り除くことを特徴とする付記1または2に記載のコンテンツ利用制御装置。
(付記8)広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御装置であって、
前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成手段と、
前記アンケート生成手段により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価手段と、
前記アンケート評価手段により評価された評価結果を、前記広告付デジタルコンテンツを配信する配信装置にネットワークを介して送信する評価結果送信手段と、
前記評価結果送信手段により送信された評価結果に基づいて配信装置が送信する視聴許諾を受信する視聴許諾受信手段と、
前記視聴許諾受信手段により受信された視聴許諾に基づいて広告を取り除く広告除去手段と
を備えたことを特徴とするコンテンツ利用制御装置。
(付記9)広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御方法であって、
前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成工程と、
前記アンケート生成工程により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価工程と、
前記アンケート評価工程により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去工程と
を含んだことを特徴とするコンテンツ利用制御方法。
(付記10)広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御プログラムであって、
前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成手順と、
前記アンケート生成手順により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価手順と、
前記アンケート評価手順により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ利用制御プログラム。
以上のように、本発明にかかるコンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラムは、デジタル放送を受信するセットトップボックスやデジタルコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に有用であり、特に、視聴者の広告の視聴を確実なものとするとともに、広告効果の定量的な把握を可能とするセットトップボックスやコンテンツ再生装置に適している。
本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムのビジネスモデルを説明するための説明図である。 本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。 広告除去部が除去する広告を説明するための説明図(1)である。 広告除去部が除去する広告を説明するための説明図(2)である。 広告除去部が受け取る画像データの一例を示す図である。 アンケートデータのデータ構造の一例を示す図である。 マーケティング情報送信部が配信装置に送信する追加情報を説明するための説明図である。 機器情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 利用者情報テーブルの一例を示す図である。 マーケティングテーブルの一例を示す図である。 本実施例に係るデジタルコンテンツ利用システムの処理手順を示すフローチャートである。 コンテンツ利用制御プログラムを内蔵MPUで実行するセットトップボックスの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 アンテナ
20 テレビ
30 入力装置
40 DVD
50 インターネット
60 電話網
100,1100 セットトップボックス
110 チューナ
120 MPEG−TSパケット抽出部
130 コンテンツ利用制御部
131 コンテンツ読出部
132 広告除去部
133 アンケート作成部
134 アンケート評価部
135 回答受付部
136 マーケティング情報送信部
137 通信部
138 コンテンツ格納部
139 機器情報記憶部
140 番組選択部
150 MPEG復号部
160 コンテンツ記憶部
200 配信装置
210 番組配信部
220 利用者情報テーブル
230 マーケティングテーブル
240 通信部
250 マーケティング情報受信部
260 広告効果分析部
300 MPEG画像パケット
310 実画像部
320 データ拡張部
321 広告窓画像部
322 データ再生情報部
1130 MPU
1150 HDD
1160 メインメモリ
1170 入力I/F部
1180 DVDドライブ
1190 モデム

Claims (5)

  1. 広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御装置であって、
    前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成手段と、
    前記アンケート生成手段により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価手段と、
    前記アンケート評価手段により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ利用制御装置。
  2. 前記アンケート評価手段により評価された評価結果を、マーケティング情報を収集するマーケティング装置にネットワークを介して送信するマーケティング情報送信手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ利用制御装置。
  3. 前記広告除去手段は、前記アンケート評価手段により評価された回答の正解率が所定の値以上である場合に広告を取り除き、該正解率が所定の値を超えない場合には、該正解率に応じて広告を部分的に取り除くことを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ利用制御装置。
  4. 広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御方法であって、
    前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成工程と、
    前記アンケート生成工程により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価工程と、
    前記アンケート評価工程により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去工程と
    を含んだことを特徴とするコンテンツ利用制御方法。
  5. 広告付デジタルコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御プログラムであって、
    前記広告付デジタルコンテンツに組み込まれたアンケートデータを用いてアンケートを生成するアンケート生成手順と、
    前記アンケート生成手順により生成されたアンケートに対する利用者の回答を評価するアンケート評価手順と、
    前記アンケート評価手順により評価された評価結果に基づいて広告を取り除く広告除去手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ利用制御プログラム。
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