JP3428568B2 - カープラグおよびカープラグの外極端子 - Google Patents

カープラグおよびカープラグの外極端子

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    • H01R13/17Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure with spring member on the pin
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    • H01R27/00Coupling parts adapted for co-operation with two or more dissimilar counterparts

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車のキャビン
に装備されているシガーライターのジャック部であるソ
ケットを、電源取出用のソケットに利用して、シガーラ
イターを引き抜いたあとに、そのソケットにシガーライ
ターに換えて、電源取出用のプラグを差し込むことで、
電源を取り出すように用いるカープラグについての改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のキャビンに装備されているシガ
ーライターのソケット1は、図1にあるように、外極と
なる筒状の主体部10を金属材により成形し、それの底
部に、軸杆状の内極11を絶縁材12を介して一体的に
組付け、その内極11の内端側に、主体部10内に挿し
込まれるシガーライターを抱き込む抱持片13を、バネ
性を具備する金属材によりバネ板状に成形して組み付
け、主体部10の底部の外面に突出する内極11の外端
側には、絶縁材14を介してコード保持具15をナット
16により組み付け、これに、主体部10と導通するア
ース線および内極11に導通するコード17を保持させ
ることで組み立てられ、車体に組み付けられる。
【0003】そして、これに挿し込んで電源を取り出す
電源取出用のカープラグAは、図2にあるように、絶縁
材により軸筒状に形成したボディ2の先端側(図2にお
いて左端側)に、通電性の金属材よりなる内極端子3を
出没自在に組み付けて、バネ31により押し出し側に付
勢し、これに、ボディ2の基端側(図において右端側)
から挿入するコード4の一方のコード線40をヒューズ
30を介して接続し、ボディ2内には、バネ性を有する
通電性の金属材の帯板よりなる外極端子5・5を装入し
て、それの先端側の張出部50・50を、ボディ2の胴
周壁に開設した窓穴20・20から、ボディ2の外周に
張り出させ、基端側をコード4の他方のコード線41に
ハンダ付けにより接続することで組み立て、これによ
り、前述の図1に示したソケット1に差し込むと、先端
の内極端子3がソケット1の主体部10の底部の内極1
1に接触導通し、ボディ2の外周に張り出す端子部50
・50が、ソケット1の筒状の主体部10の内周面に接
触して導通し、コード4により電源が取り出されるよう
に使用される。
【0004】ところで、自動車の車体に装備されるシガ
ーライターのソケット1は、それの主体部10の内径
が、国産車および米国車にあっては21ミリとなる同一
の規格に作られているがベンツ等のヨーロッパ車のソケ
ット1’にあっては、図3にあるように、幾分(約22
ミリ)太目の寸法のものに作られている。
【0005】このため、国産車に適応するように作られ
た電源取出用のカープラグAを、ヨーロッパ車のソケッ
ト1’に差し込んで電源を取り出そうとしたとき、カー
プラグAの張出部50・50とソケット1’の主体部1
0の内周面との接触があまくなって、差し込んだカープ
ラグAが抜け出てきたり、張出部50・50と主体部1
0との間の電気的な接続を不確実にする不都合が生じて
くる。
【0006】このことから、カープラグAは、それのボ
ディ2内に、張出部50がボディ2の窓穴20から張り
出していくように外極端子5を支える支え部材sを設
け、かつ、その支え部材sを、ボディ2の外部からの操
作により回転する回転軸rに軸支して、それの回動によ
り、図4に示している如く、支え位置がボディ2の径方
向に変化するようにして、これの切り換えで、窓穴20
からの張出部50の張り出し高さが高・低に切り換わる
ようにして、ソケット1の主体部10の内径の変化に対
応させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従前のカープ
ラグAは、ヨーロッパ車の太目のソケット1’に用いる
ときには、図5に示している如く、操作部を操作して支
え部材sを図4の状態位置に動かすことで、外極端子5
の長手方向の途中を径方向に押し出すように支えて、張
出部50の張り出し高さを高くし、国産車・米国車の細
目のソケット1に用いるときは、同様の操作部の操作で
支え部材sを図2および図6の状態として、外極端子5
から離すことで、張出部50の張り出し高さが低くなる
ようにして、細目・太目のソケット1・1’の両方に対
応するようになるが、切り換え操作が面倒なことと、そ
の切り換え操作を、ボディ2内にあって外部から見えな
い支え部材sを、ボディ2の外部から動かして切り換え
ることで、切り換えた状態を確認することがむずかし
く、太目のソケット1’に適応するようセットした状態
で細目のソケット1に差し込む場合があり、そのとき、
強引な差し込みにより破損したり、抜き出せないように
なる問題が生じている。
【0008】本発明は、従来手段に生じている上述の問
題を解決するためになされたものであって、内径の異な
るソケット1・1’に対応するようにカープラグAの外
極端子の張出部50の張り出し高さを高・低に切り換え
る作動が、カープラグAをソケット1に差し込んでいく
操作により自動的に行われるようになる新たな手段を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、バネ性を
有する通電性の金属材の帯板zにより形成してボディ2
内に組み付ける外極端子5の張出部50を、その張出部
50の基端部が帯板zの基端側5bに連続し、その張出
部50の先端部がボディ2内の中心側に向け自在に動く
遊端部51となる形状に形成し、ボディ2内には、ヨー
ロッパ車の車体に装備されている太目のシガーライター
のソケット1’に該ボディ2に挿し込んだときに、その
ソケット1’の内壁面によりボディ2の径方向に押し込
まれる前記外極端子5の張出部50の遊端部51と対向
する位置に、その外極端子5の張出部50の遊端部51
を衝合させて支承する台面aを設けるとともに、ボディ
2を国産車・米国車の車体に装備されている幾分細目の
シガーライターのソケット1に挿し込んだときに、その
ソケット1の内壁面により張出部50が強くボディ2の
径方向に押し込まれて遊端部51の側に伸び出すことに
より前記台面aからずり出してくる遊端部51を支承す
る位置に、前記台面aより一段低い台面bを装設するこ
とを特徴とするカープラグを提起するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明手段による電源取出用のカ
ープラグAは、図1および図3にあるように構成されて
自動車の車体のキャビン内に装備されているシガーライ
ターのソケット1に対し、シガーライターに換えて挿抜
自在に嵌挿されるボディ2を、図7にあるよう樹脂材等
の絶縁材により、軸筒状に成形し、これの先端側に通電
性の金属材よりなる内極端子3を出入自在に組み付け、
これに、ボディ2の基端側から挿入するコード4の一方
のコード線40を、ヒューズ30を介して接続し、か
つ、バネ31により押出側に付勢し、ボディ2内には、
通電性のバネ性を具備する金属材の帯板からなる外極端
子5を、それの先端側に弧状の張出部50を成形して装
入し、それの基端側をボディ2内に設けた支持台21に
止めネジ22等により帯板の長手方向に動かないように
組み付け支持させ、これにコード4の他方のコード線4
1を接続し、張出部50をボディ2の胴周壁に設けた窓
穴20から外部に張り出させることで組み立てて、自動
車の車体に設けてあるシガーライターのソケット1に対
し、そのソケット1に嵌装してあるシガーライターに換
えて嵌装することにより、電源を取り出せるようにする
ことについては、従前手段のものと同様に構成してよ
い。
【0011】しかし、弾性を有する金属材により帯板状
に形成してボディ2に組み付ける外極端子5について
は、それの弧状に彎曲する張出部50が、ボディ2のソ
ケット1への嵌挿によりそのソケット1の内壁面に圧接
して、径方向に押し込まれたときに、この張出部50の
遊端部51が、ボディ2内に装設しておく支台wに当接
して支承されることで、所定のバネ圧をもってソケット
1の内壁面に圧接していくように形成しておく。
【0012】そして、この外極端子5の張出部50の遊
端部51と当接してこれを支承する支台wは、それの台
面を2段に形成しておき、それの1段目の台面aは、カ
ープラグAのボディ2を、内径が21ミリに形成されて
いる国産車および米国車の車体に装備されているシガー
ライターのソケット1に嵌挿したときに、図8にあるよ
うに、そのソケット1の内壁面に張出部50の外面側が
圧接してボディ2の内側に押し込まれることで、その張
出部50の遊端部51に当接してこれを支承するように
なって、張出部50を所定の技去力を保持するバネ圧を
もってソケット1の内壁面に当接していくように高さ位
置を設定しておく。
【0013】また、第2段目の台面bは、カープラグA
のボディ2を、内径が22ミリに形成されているヨーロ
ッパ車の車体に装備されているソケット1’に嵌挿した
ときに、それにより張出部50が強く押し込まれること
で、この張出部50がボディ1の径方向に押し潰されて
遊端部51のある側に伸び出していく方向において、前
述の台面aの次位に位置するように配位して設け、か
つ、この張出部50の伸び出しにより、前記伸び出し方
向にずり出す遊端部51が、図9にあるように、この2
段目の一段低い台面b上にずり落ちていくように配位
し、さらに、この状態において、ずり落ちてきた遊端部
51を支承して張出部50の外面側をソケット1’の内
壁面に圧接させて所定の技去力を保持せしめるようこの
台面bの高さ位置を設定しておく。
【0014】これにより、カープラグAのボディ2を、
太目に形成されているヨーロッパ車のソケット1’に挿
し込んだ場合には、図8にあるように、張出部50が、
それの外面側とソケット1’の内壁面との圧接によりボ
ディ2の径方向に押し込まれることで、この張出部50
の遊端部51がボディ2の中心側に動いてきたときに、
その遊端部51を支台wの台面aで支承してそれ以降の
動きを停止させて、弧状の張出部50が所定のバネ圧で
ソケット1’の内壁面に圧接していき、このヨーロッパ
車の太目のソケット1’に適合する状態となる。
【0015】また、カープラグAのボディ2を、国産車
・米国車に装備されている少し細目のソケット1に挿し
込んだ場合には、張出部50が強くボディ2の径方向に
押し込まれることで、張出部50が遊端部51のある側
に伸び出すようになり、その伸び出しで遊端部51が台
面aからずり出して、その台面aの前記伸び出し方向の
前方に連続している低い台面bの上にずり落ちていくこ
とで、張出部50が図9にあるように、それの遊端部5
1と低い台面bとの衝合により所定のバネ圧を発揮する
状態に切り換わり、これにより、少し細目の国産車・米
国車のソケット1に適合する状態に自動的にに切り換わ
る。
【0016】この外極端子5は、通電性を具備する金属
材の帯板を弧状に彎曲させてそれに張出部50を形成す
るとき、図10にあるように、金属材の帯板zをそれの
長手方向の途中から外側に屈曲させた後に折り返すよう
に屈曲させて、その折り返した側5aを弧状に彎曲させ
て張出部50に成形して、その弧状の張出部50の帯板
zの基端側に向かう端部が遊端部51となるようにして
よい。
【0017】この遊端部51に対向させてそれとの当接
によりその遊端部51を支承させる支台wは、帯板zの
前記折り返した側5aと対向する基端側5bの前記遊端
部51と対向する部位をクランク状に折曲げ成形するこ
とにより、その基端側5bに形設するようにしてよい。
【0018】また、この外極端子5は、長く板どりした
帯板の中間部を、図11にあるようにU字形に彎曲させ
て両端部を一対に対向させ、この両端部を、それぞれ外
側に彎曲させた後、前記U字形の彎曲部の側にそれぞれ
折り返し、この折り返し側5aを弧状にそれぞれ彎曲成
形して張出部50に成形し、これにより、一対の張出部
50・50が一本の帯板の両端部にそれぞれ形設される
ようにしてよい。
【0019】このとき、各張出部50・50の先端側に
形成する遊端部51・51は、図10にあるように、外
側に向け略水平に屈曲するガイド片51a・51aに形
成しておくことで、遊端部51・51が、帯板の途中を
クランク状に折り曲げ成形して形成した支台wの台面a
に衝合した状態から、張出部50が強く押し込まれて台
面aからずり出るように伸び出したときに、遊端部51
が台面aから一段低い台面bにずり落ちていく作動を円
滑にガイドするようになる。
【0020】外極端子5は、それに形成する張出部50
の遊端部51が、前述の図7乃至図9に示した例の場合
とは逆に、図12・図13にあるようボディ2をソケッ
ト1に挿し込んでいくときの挿し込み方向において、張
出部50の後端側に位置してくるようにボディ2に組み
付けてよい。このように外極端子5を組み付けること
で、内径をφ21とした細目のソケット1にカープラグ
Aのボディ2を挿し込んだときに、張出部50が強くボ
ディ2の径方向に押されることで遊端部51のある側に
伸び出すようになることで、張出部50の遊端部51が
支台wの台面aから台面bにずれ出していく作動が、ボ
ディ2をソケット1に挿し込んでいくときの力を利用で
きるようになって、遊端部51の台面bへの移行を円滑
にし得るようになる。
【0021】また、このように、構成する外極端子5・
5は、図12・図13にあるように、ボディ2に形成し
ておく組付座21・21に帯板zの基端側5bを当接し
て止着ネジ22等により締着することで帯板の長手方向
に動かないようにボディ2に組み付け、別に形成してお
く接続端子6を接続してそれにコード4の他方のコード
線41をハンダ付けにより接続するが、前述したように
外極端子5・5を、一本の帯板zの中間部をU字形に彎
曲させて、一対に対向させた両端部にそれぞれ形成し
て、基端側にU字形の彎曲部による接続端子6が、一体
に連続する形態に形成した場合にあっては、この彎曲部
によりなる接続端子6に、コード4の他方のコード線4
1をハンダ付け等で接続するようにしてよい。
【0022】また、このように構成する外極端子5・5
は、図14および図15に示しているように、それの張
出部50を、張り出し高さの高い凸部50aとそれより
張り出し高さが幾分低い凸部50bとが、帯板zの長手
方向に並列する形状に成形し、かつ、図14にあるよう
に高い側の凸部50aが、遊端部51のある側に位置
し、低い側の凸部50bが遊端部51と反対側に位置す
るように成形するなど適宜の形状に成形してよい。
【0023】このように、2つの凸部50a・50bが
高・低に並列するように外極端子5の張出部50を形成
したときは、それの張り出し高さの高い凸部50aにあ
っては、カープラグAのボディ2を、内径がφ22と太
目に形成されているヨーロッパ車の車体に装備されてい
るソケット1’に挿し込んだときに、図14にあるよう
に、そのソケット1’の内壁面に外面側が圧接して押し
込まれることで、遊端部51を支台wの台面aに当接し
た状態となって、所定の抜去力を保持するバネ圧をもっ
てソケット1’の内壁面に圧接していき、かつ、このと
き、低い側の凸部50bの外面側とソケット1’の内壁
面との間に僅かの間隙を存在させる状態となるように、
高い凸部50aの張り出し高さと、遊端部51を形成し
ている凸部50aの脚片の長さとを設定しておく。
【0024】また、低い側の凸部50bにあっては、カ
ープラグAのボディ2を、内径がφ21と細目に形成さ
れている国産車および米国車に装備されているソケット
1に挿し込んだときに、図15にあるように、張り出し
高さの高い側の凸部50aがソケット1の内壁面との圧
接により強く押し込まれることで、遊端部51が支台w
の台面aから、その台面aの外側にずれ出して、2段目
の台面bにずり落ちた状態となることで、この低い凸部
50bの外面側がソケット1の内壁面に、所定の抜去力
を保持するバネ圧をもって圧接していくように形成して
おく。
【0025】この外極端子5・5のボディ2に対する組
付けは、そのボディ2を、図16乃至図20にあるよう
に、それの軸線方向に沿う分割面により左右に2つに分
けた左半側2aと右半側2bとを各別に成形し、その左
半側2aと右半側2bとを閉じ合わせて、図18にある
よう連結ネジ23とキャップ24の螺合により一体の軸
筒状に組み立てる場合にあっては、それの左半側2aと
右半側2bとの接合面に、外極端子5・5の張出部50
を外部に露出させる窓穴20を、左右に2分した状態と
して形設しておき、また、ボディ2内には、前述した如
く、通電性のバネ性の金属材の帯板zを途中から外側に
屈曲させて、外側において折り返して、その折り返し側
5aを基端側5bに対向させ、それの折り返し側5aを
弧状に彎曲させて張出部50に形成する外極端子5の、
その張出部50と対向する基端側5bの側縁部を嵌合さ
せて係止する嵌合溝状の組付座y・yを形設しておい
て、これに、外極端子5・5の張出部50と対向する基
端側5bの側縁部を、図21・図22にあるように嵌め
込んで、外極端子5を所定の状態位置にセットし、対称
する形状に成形してあるボディ2の右半側2bを、それ
に形成してある嵌合溝状の組付座yが、セットした外極
端子5の基端側5bの側縁部に嵌合していくようにかぶ
せて閉じ合わせ、キャップ24と連結ネジ23とにより
ボディ2にを組み立てることで、この外極端子5・5が
組み付けられるようにしてよい。
【0026】このとき、外極端子5は、それを形成する
金属材のバネ板よりなる長い帯板zの中間部をU字型に
折り曲げて、それの両端部に折り返しにより外極端子5
・5を一対に形成し、U字形の折曲部を一体に連続する
接続端子6とする場合にあっては、そのU字形の折曲部
の後端面を、図22にあるように、なるべく平面に成形
しておいて、これに衝合するストッパーSを、2つ割に
成形しておく左半側2aと右半側2bのうちの一方の内
面側に一体に連続させて形設しておいて、これに、張出
部50と対向する基端側5bを前述の組付座y・yに嵌
め込んで組み付けセットした外極端子5のU字型の折曲
部の後面側を衝合させることで、外極端子5の後方への
動きを阻止するようにしてよい。
【0027】このストッパーSは、ボディ2を左右に2
つ割に分けて各別に成形してある左半側2aと右半側2
bとを閉じ合わせて一体的に連結するのを、その左半側
2aおよび右半側2bの各内面側に、それの一方には、
図23にあるようループ状の係合環27を設け、他方に
はこの係合環27に係合していくフック状の係合突起2
8・28を図24にあるよう一対に対向させて設けてお
き、この係合環27と係合突起28・28との係合によ
り行なわせるようにしたときにあっては、このストッパ
ーSは、係合環27の前面側に一体に形成するようにし
てよい。
【0028】この外極端子5が後方に動くようになるの
を阻止するストッパーSは、ボディ2を前後に2つ割り
に成形する場合にあっては、図35に示しているよう
に、外極端子5を形成する金属材の帯板zの後端側にク
ランク状の屈曲部tまたは、切欠き、または突起片を形
成しておき、これの後面と衝合または係合するストッパ
ーSを、ヒューズ30の収容部を形成する樹脂材により
その収容部の後面側に径方向に突出する突起状に形設す
るようにしてもよい。
【0029】また、ボディ2を左右に分割して成形する
形態のものにあっても、外極端子5を成形する帯板zの
後端側に、前述した如く屈曲部tまたは切欠き、または
突起片を形設しておいて、この外極端子5を嵌め込んで
セットするボディ2の一半側2aの内腔に、図36にあ
るよう、この屈曲部tの後面と衝合または係合する位置
にストッパーSを樹脂材により形設しておくことで、同
様の結果が得られるようになる。
【0030】また、このように、バネ性の金属材の帯板
zから外極端子5・5に接続端子6を一体に連続させて
形成する場合には、それにコード4のコード線41をハ
ンダ付けにより結線する作業が適確に行なわれるように
するために、図25・図26にあるように、帯板zの接
続端子6となる部位に、切り込み70を設けて切起片7
1を装設しておいて、この切起片71と切り込み70と
の間に結線用のハンダを盛り付けるようにすることが有
効である。
【0031】図27は、内極端子3にコード4のコード
線40をハンダ付けにより結線する際の、ハンダ付け部
8を示している。
【0032】このハンダ付け部8は、前述の図16にあ
るように、ボディ2の先端部に出入自在に装着する内極
端子3を押し出し側に付勢するバネ31を、ボディ2内
のヒューズ収納部25に出入自在に装入するヒューズ3
0を押し出すバネにより行なわせるようにしたときに、
そのバネ31を受ける座板80を、この図27にあるよ
うに金属材の帯板から、伸縮するバネ31および出入す
るヒューズ30のガイドとなるようチャンネル状に屈曲
させたガイド81に成形し、それのバネ31を受ける底
板部の中央部位を、狭い巾のチャンネル状に外側に向け
折曲げ成形して、この狭い巾のチャンネル状部82を、
ヒューズ収容部25の底板に形成しておく小孔26から
突出させておいて、この狭い巾のチャンネル状部82を
もって、コード4のコード線40の結線用のハンダ付け
部8に構成している例である。
【0033】これにより、コード4のコード線40をハ
ンダ付けにより内極端子に結線するときの作業の際に、
盛り付けるハンダがこの狭い巾のチャンネル状部82に
保持されるようになることで、殆どミスのない状態で結
線作業が行なえるようになる。
【0034】また、本発明手段による外極端子5・5
は、前述した図12および図13にあるように、カープ
ラグAのボディ2を前半側2cと後半側2dとに2分
し、それらを螺合により連結して組み立てる場合にあっ
ては、外極端子5の組付座21を、ボディ2の前半側2
cのねじ部の周面に、窓穴20に連続する切込溝状に形
設するようにし、このとき、図13において、鎖線に示
しているように、この切込溝状の組付座21・21を付
加して、周方向に四等配した位置にそれぞれ外極端子5
…を組み付けることで、ボディ2の周面に複数本の外極
端子5…が放射状に配設されることになって、ソケット
1にボディ2を挿し込んだときに、回転方向に安定する
ようになる。
【0035】この外極端子5は、カープラグAのボディ
2に、図28にあるように組付座21…を、周方向に三
等配した位置に設けておいて、それらに組み付けること
で、三個の張出部50…が周方向に三等配した位置にそ
れぞれ組み付けられるようにしてよく、このようにする
ことから、むしろ、ソケット1・1’に対するボディ2
を安定させるようになる。
【0036】このとき、三つの張出部50…のうちの2
つは、長い帯板zの中間部をU字形に彎曲させて、それ
の両端部に折り返し側5a・5aを屈曲成形して張出部
50・50を形成する際、U字形の彎曲部の後端部を、
図29にあるように上辺が短く下辺が長い台形の後壁Q
に成形して、これの左右の傾斜する側辺から張出部50
・50に向かう基端側5b・5bを、この傾斜する側辺
に倣い内側に傾斜するように成形にすることで、一対の
張出部50・50が、ボディ2の中心から略120度の
角度差をもって突出する状態で、一対に対向するよう
に、一本の帯板zの各端部に成形でき、これを2つの組
付座21・21に嵌合して組み付けられるようになる。
【0037】この場合、一本の帯板zのU字形の彎曲部
の後端部は、図30にあるように、長方形乃至正方形の
後壁Qに形成して、これに連続する基端側5b・5bを
それぞれ内側に傾斜させるよう捻曲成形することでも、
一本の帯板zから一対の張出部50・50が略120度
の位相差をもって対向する形態に成形できるようにな
る。
【0038】ボディ2の周方向に三等配した位置に設け
る組付座21…のうちの、残りの一つの組付座21に組
み付ける外極端子5は、それの張出部50を、ボディ2
を安定させるためだけに用いてよいことから、コード4
のコード線41に対する接続は行なわなくてよい。
【0039】また、このボディ2を安定させるためだけ
に設ける張出部50は、バネ性のない剛体として、組付
座21に設けるか、樹脂材でボディ2を成形する際に、
その樹脂材により、ボディ2を周方向に三等配した位置
の一つとなる部位にボディ2の周面から突出する突起体
として成形するようにしてよい。
【0040】前述した図16乃至図20において、符号
91は、このボディ2を左半側2aと右半側2bとに2
分して、それらを閉じ合わせて組み立て、これに、2つ
の外極端子5・5を一対に対向するように設けるように
したときに、回転方向に動くようになることで生ずる横
揺れを防止するための手段を示している。
【0041】この手段は、樹脂材により軸筒状に成形す
るボディ2を、軸方向に沿う分割面により左半側2aと
右半側2bとに2分して、そのそれぞれを、各別に樹脂
材により図16乃至図20にあるように成形して、キャ
ップ24および連結ネジ23により軸筒状に組み立てる
際、各別に成形する左半側2aおよび右半側2bの両方
またはそれらの一方の胴周壁には、それの分割面の左右
の両側に外極端子5の張出部50を外面側に露出するた
めに形成しておく窓穴20・20に対して周方向におい
て重合するようになる位置で、それら窓穴20と窓穴2
0との周方向における中間部位に、切欠穴90を開設し
ておいて、ここに、ソケット1の内壁面に当接させる突
起体91を配位し、その突起体91の左右の一側縁を、
前記切欠穴90の左右の側縁の一方から舌片状に突出さ
せたつなぎ部材92に連結して、そのつなぎ部材92に
より該突起体91を支持させ、かつ、この突起体91お
よびつなぎ部材92を、ボディ2の左半側2a・右半側
2bを樹脂材で成形する際に、その樹脂材により一体に
連結させて成形しておくことで、樹脂材が具備する弾性
によりつなぎ部材92が撓曲することにより突起体91
が切欠穴90から自在に出没するようにしておく。
【0042】そして、これにより、組み立てたカープラ
グAのボディ2を、ヨーロッパ車の車体に設けてある太
目のソケット1’および国産車・米国車の車体に設けて
ある細目のソケット1に挿入したときに、つなぎ部材9
1のたわみにより、図32および図33にあるよう、そ
れらソケット1・1’の内壁面に圧接して、ボディ2を
一対の外極端子5・5とこの突起体91とによる3箇所
の接触点で支えて、横揺れを防止するようにしてある。
【0043】この突起体91も、ボディ2の左半側2a
および右半側2bを樹脂材により成形するときに、所定
位置において左半側2aまたは右半側2bの胴周壁から
突出する剛体として一体に成形するようにしてよい。
【0044】また、ボディ2を軸方向に沿い左右に2分
して、その左半側2a(一半側)と右半側2b(他半
側)とを各別に樹脂材により成形して、それらを閉じ合
わせてボディ2に組み立てる場合、長い帯板zからそれ
の両端部に形成する一対の張出部50・50を、前述の
図29・図30にあるよう120度の位相差をもって一
対に対向するように形成しておくときは、ボディ2を一
半側2aと他半側2bとに分ける分割面Xを、図34に
あるように、ボディ2の軸方向視において、ボディ2の
中心位置から略120度の角度となる分割線に沿うよう
に2分して成形し、これらを閉じ合わせて組み立てるよ
うにすることで、一本の帯板zからそれの両端部にそれ
ぞれ形成した一対の外極端子5・5を、図21に示して
いるようボディ2の左半側2a(一半側)および右半側
2b(他半側)に形設しておく嵌合溝状の組付座y・y
に外極端子5の基端側5bを嵌合し、支台wを形成する
クランク状の折曲部を、突起状の台部pに支承させた状
態として、三等配した位置の2つの位置に組み付けられ
るようになる。
【0045】このとき、三等配した位置の残りの一つの
位置には、一半側2aまたは他半側2bを成形する樹脂
材により、剛体の突起体91を形成するようにしてよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明手段による
カープラグは、それのボディを、ヨーロッパ車に装備さ
れている内径が太目のシガーライターのソケット1’に
挿し込んだときには、張出部50の遊端部51が、台面
aに衝合して支承されて所定のバネ圧を発揮するように
なることで、このヨーロッパ車の太目のソケット1’に
適合する状態となり、また、国産車・米国車に装備され
ている少し細目のシガーライターのソケット1に挿し込
んだときには、そのソケット1の内壁面により張出部5
0が強くボディ2の径方向に押し込まれる遊端部51の
側に伸び出すことにより、遊端部51が台面aからずり
出て、一段低い台面b上にずり落ち、その台面bに支承
されて所定のバネ圧を発揮する状態となるから、ヨーロ
ッパ車の太目のソケット1’に適合する状態と国産車・
米国車の少し細目のソケット1に適応する状態との切り
換えが、ソケット1’とソケット1への挿し込みにより
自動的に行なわれるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】国産車・米国車に装備されている細目のシガー
ライターのソケットの縦断側面図である。
【図2】従前のカープラグの縦断側面図である。
【図3】ヨーロッパ車に装備される太目のシガーライタ
ーのソケットの縦断側面図である。
【図4】従前のカープラグを太目のソケットに適合する
よう切り換えた状態の縦断側面図である。
【図5】同上プラグの同上状態における縦断正面図であ
る。
【図6】同上プラグの細目のソケットに適応するよう切
り換えた状態の縦断正面図である。
【図7】本発明手段を実施せるカープラグの縦断側面図
である。
【図8】同上プラグをヨーロッパ車に装備されている太
目のソケットに挿し込んだ状態時の縦断側面図である。
【図9】同上プラグを国産車・米国車に装備されている
細目のソケットに挿し込んだ状態時の縦断側面図であ
る。
【図10】同上プラグの外極端子の斜視図である。
【図11】同上プラグの外極端子の別の実施例の斜視図
である。
【図12】同上プラグの実施形態を異にする例の一部破
断した側面図である。
【図13】同上プラグの要部の斜視図である。
【図14】同上プラグをヨーロッパ車の太目のソケット
に挿し込んだ状態時の一部破断した平面図である。
【図15】同上のプラグを国産車・米国車に装備されて
いる細目のソケットに挿し込んだ状態時の一部破断した
平面図である。
【図16】同上プラグのボディを左右に2つ割にした例
における一部破断した平面図である。
【図17】同上プラグの組み立てた状態時の側面図であ
る。
【図18】同上プラグの前面図である。
【図19】同上プラグの縦断側面図である。
【図20】同上プラグの図19におけるI−I線断面図
である。
【図21】同上プラグのヨーロッパ車の太目に形成して
あるソケットに挿し込んだ状態時の横断平面図である。
【図22】同上プラグの左右に2分して成形した一半側
と他半側との連結手段を異にする例の横断平面図であ
る。
【図23】同上プラグの縦断側面図である。
【図24】同上プラグの縦断後面図である。
【図25】同上プラグの外極端子の斜視図である。
【図26】同上プラグの外極端子の側面図である。
【図27】同上プラグのバネ受け用の座板の斜視図であ
る。
【図28】同上プラグの外極端子をボディの周方向にお
ける三等配した位置に設けた例の斜視図である。
【図29】同上プラグに組み付ける一対の外極端子の斜
視図である。
【図30】同上の外極端子の別の例の斜視図である。
【図31】同上プラグの組み立てた状態時の平面図であ
る。
【図32】同上プラグの太目のソケットに挿し込んだ状
態時の縦断側面図である。
【図33】同上プラグの細目のソケットの挿し込んだ状
態時の縦断側面図である。
【図34】同上プラグの、一対の外極端子を三等配した
位置の2個所に設け、他の一個所に突起体を設けた例の
縦断正面図である。
【図35】同上プラグの別の実施例の横断平面図であ
る。
【図36】同上プラグのさらに別の実施例の横断平面図
である。
【符号の説明】
A…カープラグ、a・b…台面、r…回転軸、s…支え
部材、w…支台、y…組付座、z…帯板、p…台部、t
…屈曲部、Q…後壁、S…ストッパー、X…分割面、1
・1’…ソケット、10…主体部、11…内極、12…
絶縁材、13…抱持片、14…絶縁材、15…コード保
持具、16…ナット、17…コード、2…ボディ、2a
…左半側、2b…右半側、2c…前半側、2d…後半
側、20…窓穴、21…組付座、22…止着ネジ、23
…連結ネジ、24…キャップ、25…ヒューズ収納部、
26…小孔、27…係合環、28…係合突起、3…内極
端子、30…ヒューズ、31…バネ、4…コード、40
・41…コード線、5…外極端子、5a…折り返し側、
5b…基端側、50…張出部、50a・50b…凸部、
51…遊端部、6…接続端子、70…切り込み、71…
切起片、8…ハンダ付け部、80…座板、81…ガイ
ド、82…チャンネル状部、90…切欠穴、91…突起
体、92…つなぎ部材。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネ性を有する通電性の金属材の帯板z
    により形成してボディ2内に組み付ける外極端子5の張
    出部50を、その張出部50の基端部が帯板zの基端側
    5bに連続し、その張出部50の先端部がボディ2内の
    中心側に向け自在に動く遊端部51となる形状に形成
    し、ボディ2内には、ヨーロッパ車の車体に装備されて
    いる太目のシガーライターのソケット1’に該ボディ2
    に挿し込んだときに、そのソケット1’の内壁面により
    ボディ2の径方向に押し込まれる前記外極端子5の張出
    部50の遊端部51と対向する位置に、その外極端子5
    の張出部50の遊端部51を衝合させて支承する台面a
    を設けるとともに、ボディ2を国産車・米国車の車体に
    装備されている幾分細目のシガーライターのソケット1
    に挿し込んだときに、そのソケット1の内壁面により張
    出部50が強くボディ2の径方向に押し込まれて遊端部
    51の側に伸び出すことにより前記台面aからずり出し
    てくる遊端部51を支承する位置に、前記台面aより一
    段低い台面bを装設することを特徴とするカープラグ。
  2. 【請求項2】 バネ性の有る金属材の帯板zから形成す
    る外極端子5を、それに形設する張出部50の遊端部5
    1を設ける側が、ボディ2の基端側に向かう姿勢として
    ボディ2に組み付けることを特徴とする請求項1記載の
    カープラグ。
  3. 【請求項3】 外極端子5を形成するバネ性の有る金属
    材の帯板zを、それの長手方向の途中から外側に屈曲し
    て折り返して、帯板zの基端側5bに対向する折り返し
    側5aを形成し、その折り返し側5aを折曲げ加工して
    遊端部51のある張出部50に成形し、帯板zの基端側
    5bには、それの前記張出部50の遊端部51と対向す
    る部位を、折曲げ加工して遊端部51を支承する台面a
    とそれより一段低い台面bとを形設することを特徴とす
    る請求項1記載のカープラグ。
  4. 【請求項4】 バネ性の有る金属材の帯板zから形成す
    る外極端子5の張出部50を、遊端部51のある側に位
    置する張り出し高さの高い凸部50aと遊端部51と反
    対側に位置する幾分低い張り出し高さの凸部50bと
    が、帯板zの長手方向に並列する形状に形成し、高い凸
    部50aの張り出し高さを、ボディ2を太目のソケット
    1’に挿し込んだときに、その凸部50aがソケット
    1’の内壁面により押し込まれて遊端部51が支台aに
    支承されることで所定のバネ圧を発揮する高さに設定
    し、低い凸部50bの張り出し高さを、ボディ2を細目
    のソケット1に挿し込むことで、高い凸部50aが強く
    押し込まれて遊端部51が支台aからずり出して一段低
    い台面bに支承された状態時に、ソケット1の内壁面に
    圧接して所定のバネ圧を発揮する高さに設定しておくこ
    とを特徴とする請求項1記載のカープラグ。
  5. 【請求項5】 外極端子5を形成するバネ性の有る金属
    材の帯板zを、それの長手方向の途中から外側に屈曲し
    て折り返し、帯板zの基端側5bに並列して対向する折
    り返し側5aを形成して、その折り返し側5aに張出部
    50を形設し、この張出部50に対向する帯板zの基端
    側5bの側縁部を、左右に2分して成形するボディ2の
    左半側2aおよび右半側2bに形成しておく嵌合溝状の
    組付座y・yに嵌合して外極端子5をボディ2に組み付
    けることを特徴とする請求項1記載のカープラグ。
  6. 【請求項6】 外極端子5を形成するバネ性の有る金属
    材の帯板zを長く形成し、それの中間部をU字形に彎曲
    して、両端側を一対に対向させ、それら両端側をそれぞ
    れ外側に屈曲させて折り返し、その折り返し側5a・5
    aのそれぞれに張出部50・50を形設して一対の外極
    端子5・5を連続させて形成し、これをボディ2に組み
    付けることを特徴とする請求項1記載のカープラグ。
  7. 【請求項7】 ボディ2を、左半側2aと右半側2bと
    に分けて樹脂材により各別に成形し、それら左半側2a
    と右半側2bとを閉じ合わせて連結することで組み立
    て、このボディ2に、バネ性の有る金属材の帯板zから
    形成する外極端子5を、それに形設した張出部50が、
    前記左半側2aと右半側2bとの閉じ合わせ面に形設し
    ておく窓穴20・20から張り出すように配位して、ボ
    ディ2の周方向に略180度の位相差をもって一対に組
    付け、ボディ2の左半側2aと右半側2bとの両方また
    は一方には、前記窓穴20と窓穴20とのボディ2の周
    方向における中間部位に、切欠穴90を開設するととも
    に、その切欠穴90の左右の一側縁から舌片状に突出す
    るつなぎ部材91と、そのつなぎ部材91に支持されて
    前記切欠穴90内からボディ2の周面よりも外面側には
    張り出す突起体92とを、前記ボディ2を成形する樹脂
    材によりボディ2の左半側2aまたは右半側2bに一体
    に連続させて成形することを特徴とする請求項1記載の
    カープラグ。
  8. 【請求項8】 バネ性の有る金属材の帯板zから成形す
    る外極端子5を、それの張出部50が、ボディ2の外周
    面の、周方向に三等配した位置の2つの位置からそれぞ
    れ突出するように配位してボディ2に組み付け、三等配
    した位置の残りの一個所には、ボディ2の外周面から所
    定高さに突出する突起体91を、ボディ2に固定して装
    設することを特徴とする請求項1記載のカープラグ。
  9. 【請求項9】 バネ性の有る金属材よりなる帯板zを、
    長手方向の中間部から二つ折り状に折り曲げて両端部を
    一対に対向させ、その対向する両端部をそれぞれ外側に
    屈曲させて中間部に向け折り返し帯板zの基端側5bの
    外側に対向する折り返し側5aにそれぞれ形成して、そ
    れら折り返し側5a・5aを彎曲成形して張出部50・
    50に形設して、帯板zの二つ折り状に折り曲げられた
    中間部の後端側には、後面視において、上辺が短く下辺
    が長い台形状の後壁Qを成形し、これに連続する帯板z
    の左右の基端側5b・5bを前記後壁Qの左右の傾斜す
    る側辺に倣いそれぞれ内側に傾斜させて、これら基端側
    5b・5bの各先端側に形設せる前記張出部50・50
    が、略120度の角度で一対に対向するように成形する
    ことを特徴とする請求項1記載のカープラグの外極端
    子。
  10. 【請求項10】 バネ性の有る金属材よりなる帯板z
    を、長手方向の中間部から二つ折り状に折り曲げて両端
    部を一対に対向させ、その対向する両端部をそれぞれ外
    側に屈曲させて中間部に向け折り返し、帯板zの基端側
    5bの外側に対向する折り返し側5aにそれぞれ形成し
    て、それら折り返し側5a・5aを彎曲成形して張出部
    50・50に形設し、帯板zの二つ折り状に折り曲げら
    れた中間部に連続する帯板zの左右の基端側5b・5b
    を、それぞれ内側に傾斜させるように捻曲させて、これ
    ら基端側5b・5bの各先端側に形設せる前記張出部5
    0・50が、略120度の角度で一対に対向するように
    成形することを特徴とする請求項1記載のカープラグの
    外極端子。
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