JP3427824B2 - スクータの排気ガス浄化装置 - Google Patents

スクータの排気ガス浄化装置

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JP3427824B2 JP2000282526A JP2000282526A JP3427824B2 JP 3427824 B2 JP3427824 B2 JP 3427824B2 JP 2000282526 A JP2000282526 A JP 2000282526A JP 2000282526 A JP2000282526 A JP 2000282526A JP 3427824 B2 JP3427824 B2 JP 3427824B2
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ガス中に二次空気
を導入して未燃焼成分を完全燃焼させるスクータの排気
ガス浄化装置に係り、特にエアクリーナと逆止弁と二次
空気導入管の配設位置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気マフラの内部に外部からの二次空気
を導入させ、排気ガス中に含まれる有害な未燃焼成分を
完全燃焼させる二次空気導入型の排気ガス浄化装置は、
自動二輪車等の車両に一般的に用いられている。この排
気ガス浄化装置は、排気マフラの基端部付近に二次空気
導入管を接続し、この二次空気導入管の他端に逆止弁を
設けて構成される。
【0003】排気マフラ内では、排気ガスの脈動による
正圧と負圧とが繰り返し発生するため、排気マフラ内が
負圧となったときに上記逆止弁が開いて排気マフラ内に
二次空気が導入され、二次空気中の酸素が高温な排気ガ
ス中の未燃焼成分を再着火させて完全燃焼させる。ま
た、排気マフラ内が正圧となったときは、逆止弁が閉じ
て排気ガスの流出を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のスク
ータは着座シートの下方にヘルメットを収納可能な大容
量の収納室が設けられているものが多く、このようなス
クータではエンジンのシリンダが上記ヘルメット収納室
の底部に干渉するのを避けるため、シリンダを前方に向
ってほぼ水平に設置している。上記シリンダに取り付け
られる排気マフラは、シリンダの下方(路面側)に延
び、後方に湾曲する形状となる。
【0005】このようなスクータに前述した二次空気導
入型の排気ガス浄化装置を設置する場合、一般には排気
マフラの基端部付近に分岐パイプを設け、この分岐パイ
プに耐熱性のゴムホースなどでなる二次空気導入管を接
続し、この二次空気導入管の他端に逆止弁を設ける形態
となる。逆止弁はエンジンの上部などに配置される。
【0006】しかしながら、上述したように排気マフラ
はシリンダの下面から路面側に延びており、排気マフラ
の基端部付近と路面とのクリアランスが小さくなって
るため、スクータの走行時において、排気マフラの基端
部付近に接続された前記二次空気導入管に路面上の障害
物や前輪の跳ね上げた飛石等が当たり易く、二次空気導
入管が破損するおそれがあった。
【0007】また、二次空気導入管の逆止弁よりも上流
側には小型のエアクリーナが接続されるが、このエアク
リーナは路面からできるだけ上方に配置し、二次空気に
塵埃や水分が混入することを防止しなければならない。
したがって、エアクリーナの配置位置は着座シートの下
方付近とするのが望ましい。ところが、着座シートの下
方には前記収納室が設けられているため、エアクリーナ
の設置により収納室の容量が犠牲になる傾向が見られ
た。
【0008】さらに、エアクリーナーを上方に配置する
にはエアクリーナを車体フレーム等に固定する必要があ
るが、こうすると車体フレームに対して激しく揺動する
パワーユニットとエアクリーナとの間に相対位置変化が
生じ、二次空気導入管が外れる懸念が生じる。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、二次空気導入管が接続される排気マ
フラ基端部付近と路面との間のクリアランスが小さい場
合でも二次空気導入管の破損を効果的に回避できるとと
もに、着座シート下方に設けられた収納室の容量を犠牲
にしたり、二次空気導入管が外れる懸念を招くことなく
二次空気浄化用のエアクリーナを高い位置に設置して二
次空気に塵埃や水分が混入することを防止できるスクー
タの排気ガス浄化装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスクータの
排気ガス浄化装置は、上述した課題を解決するために、
請求項1に記載したように、着座シートの下方にヘルメ
ットを収納可能な収納室が備えられ、前方に向ってほぼ
水平に延びるシリンダを備えて後部に後輪が軸支された
パワーユニットが懸架部材を介して車体フレームに架設
されたピボット軸に軸支され、上記パワーユニットと後
輪とが上記ピボット軸廻りに上下揺動自在とされ、この
パワーユニットの排気ガスの流路に二次空気導入管が接
続され、上記二次空気導入管から排気ガスの流路内に外
部の空気を導入して排気ガス中の未燃焼成分を再着火さ
せるように構成されたスクータの排気ガス浄化装置にお
いて、上記排気ガス浄化装置を、上記着座シート下方の
車体フレームに固定された二次空気用のエアクリーナ
と、パワーユニットに固定されて上記エアクリーナより
も下方側に位置する逆止弁と、エアクリーナを上記逆止
弁に接続する上流側二次空気導入管と、逆止弁を排気ガ
スの流路に接続する下流側二次空気導入管とを備えて構
成し、上記エアクリーナを、上記収納室と着座シートと
収納室の側方を覆うフレームカバーと後輪と緩衝装置と
に囲まれた空間であって、上記収納室の底部よりも上方
かつ収納室の近傍で緩衝装置の前側に配設し、上記上流
側二次空気導入管に弛みを持たせてパワーユニットの揺
動に伴うエアクリーナと逆止弁との間の相対位置変化を
吸収させるとともに、上記下流側二次空気導入管と排気
ガスの流路との接続部の位置を、排気ガスの流路の一部
を構成する排気マフラの最低部よりも高い位置とすると
ともに、上記排気マフラが後方に向って湾曲する側に対
して車幅方向反対側にかつ平面視でフレームカバーの車
幅方向内側に上記上流側および下流側二次空気導入管を
配設したことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るスクータの排気ガス浄
化装置は、上述した課題を解決するために、請求項2に
記載したように、着座シートの下方にヘルメットを収納
可能な収納室が備えられ、前方に向ってほぼ水平に延び
るシリンダを備えて後部に後輪が軸支されたパワーユニ
ットが懸架部材を介して車体フレームに架設されたピボ
ット軸に軸支され、上記パワーユニットと後輪とが上記
ピボット軸廻りに上下揺動自在とされ、このパワーユニ
ットの排気ガスの流路に二次空気導入管が接続され、上
記二次空気導入管から排気ガスの流路内に外部の空気を
導入して排気ガス中の未燃焼成分を再着火させるように
構成されたスクータの排気ガス浄化装置において、上記
排気ガス浄化装置を、上記着座シート下方の車体フレー
ムに固定された二次空気用のエアクリーナと、このエア
クリーナよりも下流側に位置する逆止弁と、エアクリー
ナを上記逆止弁に接続する上流側二次空気導入管と、逆
止弁を排気ガスの流路に接続する下流側二次空気導入管
とを備えて構成し、上記エアクリーナを、上記収納室と
着座シートと収納室の側方を覆うフレームカバーと後輪
と緩衝装置とに囲まれた空間であって、上記収納室の底
部よりも上方かつ収納室の近傍で緩衝装置の前側に配設
し、上記二次空気導入管に弛みを持たせてパワーユニッ
トの揺動に伴うエアクリーナとパワーユニットとの間の
相対位置変化を吸収させ、上記下流側二次空気導入管と
排気ガスの流路との接続部の位置を、排気ガスの流路の
一部を構成する排気マフラの最低部よりも高い位置であ
って、上記パワーユニットの下方に設けられる上記懸架
部材に近接させて配置し、上記排気マフラが後方に向っ
て湾曲する側に対して車幅方向の反対側となるパワーユ
ニットの動力伝達装置側の平面視でフレームカバーの車
幅方向内側に上記二次空気導入管を配設したことを特徴
とする
【0012】
【作用】スクータの排気ガス浄化装置を上記構成とした
場合、特に低い位置に配設される下流側二次空気導入管
が排気マフラおよび懸架部材により路面上の障害物や飛
石等からガードされ、破損が回避される。
【0013】しかも、収納室の近傍に発生する高位置な
デッドスペースの内部にエアクリーナが配置されるの
で、収納室の容量を犠牲にすることなくエアクリーナを
高い位置に設置して二次空気への塵埃や水分の混入を防
止できる。
【0014】さらに、上流側二次空気導入管の弛みによ
りパワーユニットの揺動に伴うエアクリーナと逆止弁と
の間の相対位置変化が吸収される一方、パワーユニット
に固定された逆止弁と排気ガス流路との間には相対位置
変化が起きないため、下流側二次空気導入管がパワーユ
ニットの揺動により外れる懸念がない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明が適用されたスクータの左側面
図である。このスクータ1は一般的な車体レイアウトを
持つもので、その車体フレーム2は、前輪3およびフロ
ントフォーク4を支持するヘッドパイプ5と、ヘッドパ
イプ5から下部後方に延びるダウンチューブ6と、ダウ
ンチューブ6の後端部から上部後方に延びる左右一対の
リヤフレーム7とから構成されている。リヤフレーム7
上には、ヘルメット8を収納可能な収納室9が設置さ
れ、この収納室9上に着座シート10が開閉自在に載置
されている。このような車体フレーム2および収納室9
は、合成樹脂等でなるフレームカバー11によって覆わ
れ、スクータ1の外観が整えられる。
【0016】スクータ1のパワーユニット13は、エン
ジンのクランクケース14左側面に後方へ延びるスイン
グケース15が一体的に連結されて上記スイングケース
15の後部右側面に後輪16が回転自在に軸支され、ス
イングケース15内に動力伝達装置類が内蔵された構成
となっており、エンジンのシリンダ17は、前記収納室
9の底部への干渉を避けるため、クランクケース14の
前部から前方に向ってほぼ水平に延びるように設置され
ている。
【0017】図2は、図1のII−II矢視図である。
図1および図2に示すように、クランクケース14には
前記シリンダ17の下部両側方に延びる左右一対の懸架
アーム18,18が一体形成されており、これらの懸架
アーム18,18は、それぞれ懸架リンク19,19を
介して車体フレーム2に架設されたピボット軸21に枢
着されている。上記懸架アーム18,18および懸架リ
ンク19,19は、総称して懸架部材と呼ばれるもので
ある。また、スイングケース15の後部とリヤフレーム
7との間には緩衝装置22が連結されている。このた
め、パワーユニット13は後輪16とともに上記ピボッ
ト軸21および枢着軸23廻りに回動可能であり、上記
緩衝装置22がパワーユニット13の回動を緩衝する。
なお、図2に示すようにクランクケース14の右側面に
はシリンダ17を冷却する強制空冷ファン装置24が設
置されている。
【0018】シリンダ17に取り付けられた排気マフラ
25は、シリンダ17の下面から地面側に延出し、後方
に湾曲する形状となっている。この排気マフラ25は、
パワーユニット13および後輪16の回動と一体になっ
て動く。
【0019】次に、本発明に係る排気ガス浄化装置につ
いて説明する。上記排気マフラ25の基端部付近には、
図2に示すような分岐パイプ27が設けられ、この分岐
パイプ27に耐熱性のゴムホースでなる下流側二次空気
導入管28が接続されている。分岐パイプ27の位置
は、排気マフラ25の最低部25aよりも高く、かつピ
ボット軸21の位置よりも低くなるように設定されてい
る。また、分岐パイプ27と下流側二次空気導入管28
はシリンダ17と懸架部材(懸架アーム18,18およ
び懸架リンク19,19)との間に配設され、下流側二
次空気導入管28の他端はシリンダ17上部に設置され
た逆止弁29に接続されている。
【0020】一方、例えばリヤフレーム7の上方には小
型のエアクリーナ30が設置され、このエアクリーナ3
0と逆止弁29とが耐熱性のゴムホースでなる上流側二
次空気導入管31で接続されている。この上流側二次空
気導入管31には弛みが与えられており、パワーユニッ
ト13の揺動に伴うエアクリーナ30と逆止弁29との
間の相対位置変化が上流側二次空気導入管31の弛みの
伸び縮みにより吸収されるようになっている。また、エ
アクリーナ30には一端が開放されたゴムホース32が
接続されている。
【0021】エアクリーナ30の設置位置は、側面視
(図1参照)において収納室9の底部よりも上方で、着
座シート10の後部側の下方かつ後輪16よりも上方、
なおかつ着座シート10と緩衝装置22との間とされ、
正面視(図2参照)においては車体フレーム2を構成す
るリヤフレーム7と収納室9の側方を覆うフレームカバ
ー11との間とされている。本来この場所は、リヤフレ
ーム7と収納室9と着座シート10とフレームカバー1
1と後輪16と緩衝装置22とに囲まれたデッドスペー
スとなっている場所である。なお、逆止弁29はエアク
リーナ30よりも充分に下方側に位置している。
【0022】エンジンが作動すると、排気マフラ25内
に排気ガスの脈動による正圧と負圧とが交互に発生す
る。逆止弁29は、エアクリーナ30から排気マフラ2
5への気流のみを通すので、排気マフラ25内が負圧と
なったときにのみ外部の空気がエアクリーナ30に吸入
されて除塵され、二次空気として排気マフラ25内に導
入される。排気マフラ25内に導入された二次空気は、
高温な排気ガスに混合され、二次空気中の酸素が排気ガ
ス中に含まれた未燃焼成分を再着火させて完全燃焼さ
せ、排気ガスを浄化する。
【0023】分岐パイプ27と下流側二次空気導入管2
8は、排気マフラ25の最低部25aより上方位置にあ
るため、排気マフラ25によって路面上の障害物等から
ガードされる。しかも、スクータ1の走行中に前輪3が
跳ね上げた飛石等は、左側の懸架アーム18および懸架
リンク19によって遮蔽され、分岐パイプ27と下流側
二次空気導入管28に直接当たるおそれがない。このた
め、本実施例のスクータ1のように排気マフラ25の基
端部付近と路面とのクリアランスが小さい場合でも、分
岐パイプ27や下流側二次空気導入管28の破損を効果
的に回避することができる。
【0024】また、エアクリーナ30を、本来収納室9
の近傍に発生する高位置なデッドスペースの内部に配置
したので、収納室9の容量を犠牲にすることなくエアク
リーナ30を高い位置に設置し、二次空気に塵埃や水分
が混入することを効果的に防止することができる。
【0025】さらに、上流側二次空気導入管31に弛み
を設けたことにより、パワーユニット13の揺動に伴う
エアクリーナ30と逆止弁29との間の相対位置変化が
上流側二次空気導入管31の弛みの伸び縮みにより吸収
される一方、パワーユニット13に固定された逆止弁2
と分岐パイプ27との間には相対位置変化が起きない。
このため、下流側二次空気導入管28がパワーユニット
13の揺動により外れる懸念がない。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るスクータの排気ガス浄化装
置によれば、二次空気導入管が接続される排気マフラ基
端部付近と路面との間のクリアランスが小さい場合でも
二次空気導入管の破損を効果的に回避できるとともに、
着座シート下方に設けられた収納室の容量を犠牲にした
り、二次空気導入管が外れる懸念を招くことなく二次空
気浄化用のエアクリーナを高い位置に設置して二次空気
に塵埃や水分が混入することを防止することができ、さ
らに、エアクリーナや二次空気導入管をエンジンや排気
マフラの放熱による熱影響を有効的に防止して耐久性を
向上させることができる一方、排気ガス浄化装置をスク
ータ車両の車幅方向一側に配設して二次空気供給装置の
組付性や整備性を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたスクータの左側面図。
【図2】図1のII−II矢視により、本発明の一実施
例を示す図。
【符号の説明】
1 スクータ 2 車体フレーム 8 ヘルメット 9 収納室 10 着座シート 11 フレームカバー 13 パワーユニット 14 クランクケース 15 スイングケース 16 後輪 17 シリンダ 18 懸架部材となる懸架アーム 19 懸架部材となる懸架リンク 21 ピボット軸 22 緩衝装置 25 排気ガスの流路である排気マフラ 25a 排気マフラの最低部 27 下流側二次空気導入管と排気ガス流路との接続部
となる分岐パイプ 28 下流側二次空気導入管 29 逆止弁 30 エアクリーナ 31 上流側二次空気導入管 32 ゴムホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 7/02 F01N 3/22 301 F01N 3/22 311 F01N 3/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座シートの下方にヘルメットを収納可
    能な収納室が備えられ、前方に向ってほぼ水平に延びる
    シリンダを備えて後部に後輪が軸支されたパワーユニッ
    トが懸架部材を介して車体フレームに架設されたピボッ
    ト軸に軸支され、上記パワーユニットと後輪とが上記ピ
    ボット軸廻りに上下揺動自在とされ、このパワーユニッ
    トの排気ガスの流路に二次空気導入管が接続され、上記
    二次空気導入管から排気ガスの流路内に外部の空気を導
    入して排気ガス中の未燃焼成分を再着火させるように構
    成されたスクータの排気ガス浄化装置において、 上記排気ガス浄化装置を、上記着座シート下方の車体フ
    レームに固定された二次空気用のエアクリーナと、パワ
    ーユニットに固定されて上記エアクリーナよりも下方側
    に位置する逆止弁と、エアクリーナを上記逆止弁に接続
    する上流側二次空気導入管と、逆止弁を排気ガスの流路
    に接続する下流側二次空気導入管とを備えて構成し、上記エアクリーナを、上記収納室と着座シートと収納室
    の側方を覆うフレームカバーと後輪と緩衝装置とに囲ま
    れた空間であって、上記収納室の底部よりも上方かつ収
    納室の近傍で緩衝装置の前側に配設し、 上記上流側二次空気導入管に弛みを持たせてパワーユニ
    ットの揺動に伴うエアクリーナと逆止弁との間の相対位
    置変化を吸収させるとともに、上記下流側二次空気導入
    管と排気ガスの流路との接続部の位置を、排気ガスの流
    路の一部を構成する排気マフラの最低部よりも高い位置
    するとともに、上記排気マフラが後方に向って湾曲す
    る側に対して車幅方向反対側にかつ平面視でフレームカ
    バーの車幅方向内側に上記上流側および下流側二次空気
    導入管を配設したことを特徴とするスクータの排気ガス
    浄化装置。
  2. 【請求項2】 着座シートの下方にヘルメットを収納可
    能な収納室が備えられ、前方に向ってほぼ水平に延びる
    シリンダを備えて後部に後輪が軸支されたパワーユニッ
    トが懸架部材を介して車体フレームに架設されたピボッ
    ト軸に軸支され、上記パワーユニットと後輪とが上記ピ
    ボット軸廻りに上下揺動自在とされ、このパワーユニッ
    トの排気ガスの流路に二次空気導入管が接続され、上記
    二次空気導入管から排気ガスの流路内に外部の空気を導
    入して排気ガス中の未燃焼成分 を再着火させるように構
    成されたスクータの排気ガス浄化装置において、 上記排気ガス浄化装置を、上記着座シート下方の車体フ
    レームに固定された二次空気用のエアクリーナと、この
    エアクリーナよりも下流側に位置する逆止弁と、エアク
    リーナを上記逆止弁に接続する上流側二次空気導入管
    と、逆止弁を排気ガスの流路に接続する下流側二次空気
    導入管とを備えて構成し、 上記エアクリーナを、上記収納室と着座シートと収納室
    の側方を覆うフレームカバーと後輪と緩衝装置とに囲ま
    れた空間であって、上記収納室の底部よりも上方かつ収
    納室の近傍で緩衝装置の前側に配設し、 上記二次空気導入管に弛みを持たせてパワーユニットの
    揺動に伴うエアクリーナとパワーユニットとの間の相対
    位置変化を吸収させ、 上記下流側二次空気導入管と排気ガスの流路との接続部
    の位置を、排気ガスの流路の一部を構成する排気マフラ
    の最低部よりも高い位置であって、上記パワーユニット
    の下方に設けられる上記懸架部材に近接させて配置し、 上記排気マフラが後方に向って湾曲する側に対して車幅
    方向の反対側となるパワーユニットの動力伝達装置側の
    平面視でフレームカバー車幅方向内側に上記二次空気導
    入管を配設したことを特徴とする スクータの排気ガス浄
    化装置。
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