JP3427788B2 - 地図表示装置 - Google Patents

地図表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカーナビゲ
ーションシステムに組み込んで使用するものであって、
地図を表示可能な表示画面を有する地図表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カーナビゲーションシステムにおいて、
表示画面に現在表示されている地図の周辺の地図を表示
させたい場合、1つの方法として、例えば上・下・左・
右の各スクロールキーを操作することにより、上・下・
左・右方向にスクロールさせ、周辺の地図を表示させる
方法がある。また、他の方法として、地図の表示尺度を
広域の尺度に変更させることにより、周辺の地図を含め
て表示させるようにする方法もある。
【0003】更に、他の方法として、3D表示(立体的
(三次元的)な表示)を実行できる装置の中には、ロー
タリエンコーダやジョイスティック等を操作することに
より、視点を自車位置を中心としてその回りに360度
回転させるように3D表示するように構成されたものも
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した1番
目の方法では、上・下・左・右の各スクロールキーの操
作を適宜繰り返し実行しなければならないので、スクロ
ールキーの操作が面倒であり、操作性があまり良くない
という問題点がある。また、2番目の方法は、操作性は
良いが、地図の縮尺が広域になるので、表示されている
地図の情報量が少なくなり、例えば建物の名前等が表示
されなくなるという問題点がある。また、3番目の方法
は、操作性は良いが、地図が3Dで表示されるので、視
点に近い手前に表示されている部分の情報量は十分多い
が、視点から遠い遠方に表示されている部分の情報量が
少なくなるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、表示画面に現在
表示されている地図の周辺の地図を表示させたい場合
に、操作性を良好にすることができると共に、表示され
ている地図の情報量を十分なものとすることができる地
図表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、開始スイッチを操作すると、周回スクロール手段に
より周回スクロールの動作が開始され、表示画面に現在
表示されている地図を中心としてその周囲の地図を表示
していくように表示画面が周回スクロールされる。これ
により、ワンタッチで表示画面に現在表示されている地
図の周辺の地図を表示させることができるので、操作性
が良好になる。そして、この場合、地図の縮尺を変更し
ないので、表示されている地図の情報量を十分なものと
することができる。
【0007】請求項2の発明によれば、周回スクロール
手段による周回スクロールの動作を停止させる停止スイ
ッチを備えたので、ユーザーは、周回スクロールの途中
でその動作を所望の表示画面で停止させることができ
る。
【0008】請求項3の発明によれば、周回スクロール
手段は、周回スクロールの動作パターンを設定可能に構
成されているので、周回スクロールの動作パターンを、
ユーザーが希望する動作パターンに設定することが可能
となり、ユーザーの使い勝手がより一層良くなる。
【0009】請求項4の発明によれば、周回スクロール
の周回の中心が存在している方向を指示するポインタを
表示画面に表示するように構成されているので、ユーザ
ーは、上記ポインタに基づいて周回スクロールの周回の
中心をほぼ認識することができると共に、表示画面に今
表示されている地図と、周回スクロールの開始前に表示
画面に表示されている地図との配置関係をほぼ認識する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカーナビゲーショ
ンシステムに適用した一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。まず、図1は、本実施例のカーナビゲ
ーションシステム1の全体概略構成を示すブロック図で
ある。この図1に示すように、カーナビゲーションシス
テム1は、制御回路2と、位置検出器3と、地図データ
入力器4と、操作スイッチ群5と、外部メモリ6と、表
示装置(表示手段)7と、外部情報入出力装置8と、リ
モコンセンサ9とから構成されている。
【0011】制御回路2は、カーナビゲーションシステ
ム1の動作全般を制御する機能を有しており、通常のコ
ンピュータ(例えばマイクロコンピュータ)として構成
されている。即ち、制御回路2は、CPU、ROM、R
AM、I/O及びこれらを接続するバス(いずれも図示
しない)を備えて構成されている。そして、上記制御回
路2が、本発明の周回スクロール手段としての機能を有
している。
【0012】また、位置検出器3は、地磁気センサ10
と、ジャイロスコープ11と、距離センサ12と、GP
S(Global Positioning System )受信機13とから構
成されている。上記位置検出器3は、上記4つのセンサ
10〜13により互いに補間しながら車両の現在位置を
検出するように構成されており、高精度の位置検出機能
を有している。尚、位置検出精度をそれほど必要としな
い場合には、4つのセンサ10〜13のうちの何れかで
位置検出器3を構成しても良い。また、ステアリングの
回転センサや、各転動輪の車輪センサ等を組み合わせて
位置検出器3を構成しても良い。
【0013】地図データ入力器4は、例えばDVD−R
OM等の記録媒体を読み取る読取装置で構成されてお
り、地図データやマップマッチング用データや目印デー
タやHTML情報(インターネット情報)等の各種デー
タを入力するための装置である。尚、上記記録媒体とし
ては、例えばCD−ROMやメモリカード等を用いても
良い。
【0014】表示装置7は、例えば液晶ディスプレイ等
で構成されており、カラー表示が可能であると共に地図
や文字や画像等を明確に表示可能な表示画面14(図5
参照)を備えている。この表示装置7の表示画面14に
は、車両の現在位置マークと、地図データと、地図上に
表示する誘導経路等の付加データとを重ねて表示するこ
とができるように構成されている。上記表示装置7が、
本発明の表示手段を構成している。
【0015】操作スイッチ群5は、上記表示装置7の表
示画面14の上面に設けられたタッチスイッチ(タッチ
パネル)と、表示画面14の周辺部に設けられたメカニ
カルなプッシュスイッチ等とから構成されている。外部
情報入出力装置8は、外部(例えばVICS(Vehicle
Information & Communication System)等のインフラ)
から提供される情報を受信すると共に、外部へ情報を発
信する装置である。この場合、外部から外部情報入出力
装置8に受信した情報は制御回路2で処理され、また、
制御回路2で処理した情報を外部情報入出力装置8から
外部へ出力(送信)するように構成されている。
【0016】そして、上記カーナビゲーションシステム
1の制御回路2は、ユーザーが操作スイッチ群5やリモ
コン15を操作して目的地を設定すると、現在位置から
上記目的地までの最適経路(誘導経路)を自動的に設定
する機能や、現在位置を地図上に位置付けるマップマッ
チング処理を実行する機能や、汎用情報である例えばH
TML情報(インターネット情報)を閲覧する機能等を
備えている。尚、上記自動的に最適経路を設定する方法
としては、例えばダイクストラ法等が知られている。
【0017】また、操作スイッチ群5やリモコン15を
操作して目的地を入力する際には、表示装置7に所用時
間と施設名称等を組み合わせた索引を表示し、その索引
の中から目的地を選択するように構成されている。この
場合、上記索引に使用する所用時間は、制御回路2によ
って地図データ入力器4、外部メモリ6、外部情報入出
力装置8からのデータを用いて計算して求められるよう
に構成されている。
【0018】さて、上記制御回路2の制御のうちの、表
示装置7に地図を表示すると共に表示した地図を周回ス
クロールさせる制御部分について、図2を参照して具体
的に説明する。この図2に示すように、制御回路2は、
コマンド解釈部16、スクロール処理部17、データ読
み込み部18及びデータ表示部19を有している。この
構成の場合、操作スイッチ群5の中の周回スクロールに
関するスイッチ、即ち、周回スクロールスイッチ5a
(図5参照)が操作されると、この操作された周回スク
ロールスイッチ5aがコマンド解釈部16により解釈さ
れ、解釈されたコマンド(即ち、周回スクロールの実行
開始コマンド)がスクロール処理部17に与えられる。
この場合、上記周回スクロールスイッチ5aが、本発明
の開始スイッチを構成している。
【0019】そして、上記周回スクロールの実行開始コ
マンドを受けて、スクロール処理部17は、外部メモリ
6に記憶されている周回スクロールに関する動作パター
ンの各設定値を参照する。この動作パターンの設定値
は、ユーザーによって後述するようにして設定される値
である。続いて、スクロール処理部17は、その設定値
に基づいて、表示するために必要な地図をデータ読み込
み部18を介して地図データ入力器4から取得すると共
に、データ表示部19に表示(即ち、周回スクロール)
するように構成されている。
【0020】ここで、周回スクロールの表示動作につい
て、図3、図5、図6を参照して具体的に説明する。
尚、図3のフローチャートは、制御回路2に記憶されて
いる制御プログラムのうちの上記周回スクロールの制御
に相当する部分の内容を示すものである。また、周回ス
クロールを、旋回スクロールと呼んでも良い。今、周回
スクロールが実行可能に設定されているとする、即ち、
図5に示すように、地図を表示している表示画面14に
周回スクロールスイッチ5aが表示されているとする。
尚、上記周回スクロールスイッチ5aを、「周回スクロ
ール」ボタン(または「旋回スクロール」ボタン)5a
と呼んでも良い。
【0021】上記図5の表示画面14は、車両の現在位
置や、ユーザーが入力した目的地(暫定的な目的地であ
る場合もある)などが存在する地図を表示している画面
である。この表示画面14において、周回スクロールス
イッチ5aが操作されると(図3のステップS10
1)、外部メモリ6に記憶されている周回スクロールに
関する動作パターンの設定値に基づいて、周回スクロー
ルの動作が開始される(ステップS102)。この場
合、周回スクロールの動作パターンとして標準値(例え
ばメーカー側で予め設定しておいた値)が設定されてい
るとする。
【0022】そして、周回スクロールが開始されると、
図6に示すように、まず、の画面からの画面が表示
されるように上方向へスクロールされ、続いて、の画
面からの画面が表示されるように右方向へスクロール
され、更に、の画面からの画面が表示されるように
下方向へスクロールされ、そして、の画面からの画
面が表示されるように下方向へスクロールされ、次に、
の画面からの画面が表示されるように左方向へスク
ロールされ、続いて、の画面からの画面が表示され
るように左方向へスクロールされ、そして、の画面か
らの画面が表示されるように上方向へスクロールさ
れ、更に、の画面からの画面が表示されるように上
方向へスクロールされ、次に、の画面からの画面が
表示されるように右方向へスクロールされ、最後に、
の画面からの画面が表示されるように下方向へスクロ
ールされる。
【0023】上述した画面スクロールを、「→→
→→→→→→→→」と書くことにす
る。そして、このように、表示画面14に現在表示され
ている地図を中心としてその周囲の地図を表示していく
ように表示画面をほぼ周回させるようにスクロールさせ
る画面スクロール動作が、周回スクロールである。更
に、この周回スクロールは、周回スクロールスイッチ5
aをワンタッチ操作するだけで、自動的に実行されるよ
うに構成されている。この場合、上記した「→→
→→→→→→→→」という右回り方向
の周回スクロールを、右周回スクロールと定義する。
【0024】尚、上記右周回スクロールと反対回り(左
回り)に周回する画面スクロール動作を、左周回スクロ
ールと定義する。この左周回スクロールの具体的スクロ
ール動作は、「→→→→→→→→→
→」という左回り方向のスクロール動作となる。そ
して、ユーザーにより、上記左周回スクロールが予め設
定されているときには、周回スクロールスイッチ5aを
ワンタッチ操作すると、上記左周回スクロールが自動的
に実行されるようになっている。
【0025】さて、上記した周回スクロール(例えば右
周回スクロール)が実行されている途中において、例え
ばの画面において、周回スクロールスイッチ5aが再
び操作されると、図3のステップS103にて「YE
S」へ進み、周回スクロールを停止(中止)する(ステ
ップS104)。周回スクロールが停止されると、その
停止画面、この場合、の画面が表示された状態でスク
ロールがとまる。この構成の場合、周回スクロールスイ
ッチ5aが、本発明の停止スイッチを構成している。
尚、周回スクロールを停止する画面は、上記の画面に
限られるものではなく、〜のいずれの画面でも良い
し、〜の画面へスクロールする途中の画面でも良
い。
【0026】また、上記実施例では、図6のの画面に
示すように、周回スクロールの周回の中心(具体的に
は、最初の画面であるの画面の中心)が存在している
方向を指示するポインタ20を表示画面14に表示する
ように構成されている。尚、図6では、の画面だけ、
ポインタ20を表示したが、他の画面である〜の画
面及び〜の画面へスクロールする途中の画面におい
ても、ポインタ20を適宜表示するように構成されてい
る。また、ポインタ20の表示位置は、表示画面14の
左下隅部に限られるものではなく、表示画面14におけ
る他の表示位置(例えば左上隅部、右上隅部、右下隅
部)に表示するように構成しても良い。
【0027】そして、上記構成によれば、ユーザーは、
周回スクロールを実行することにより、ワンタッチで表
示画面14に現在表示されている地図の周辺の地図を表
示させることができるので、操作性が良好になる。そし
て、この場合、地図の縮尺を変更しないので、表示され
ている地図の情報量を十分なものとすることができる。
また、周回スクロールの際中に、周回スクロールスイッ
チ5aを操作することにより、所望の地図表示画面でス
クロールを停止させることができるので、目的地等を入
力するときに、目的地等が存在する地図が表示されたと
きに、スクロールを直ちに停止させることが可能とな
り、使い勝手が良くなる。
【0028】また、周回スクロールの周回の中心が存在
している方向を指示するポインタ20を表示画面14に
表示するように構成したので、ユーザーは、上記ポイン
タ20に基づいて周回スクロールの周回の中心をほぼ認
識することができると共に、表示画面14に今表示され
ている地図と、周回スクロールの開始前に表示画面14
に表示されている地図との配置関係をほぼ認識すること
ができる。
【0029】次に、周回スクロールの動作パターン(各
種の条件)を設定する処理について、図4、図7〜図1
0も参照して説明する。尚、図4のフローチャートは、
制御回路2に記憶されている制御プログラムのうちの上
記周回スクロールの動作パターンを設定する制御に相当
する部分の内容を示すものである。
【0030】さて、ユーザーが周回スクロールの動作パ
ターンを設定したい場合、まず、ナビゲーションシステ
ム1の例えばメニュー画面において、周回スクロールの
動作パターンを設定する作業(メニュー)を選択し、こ
の選択した設定作業の実行を開始させる。すると、図4
のステップS201へ進み、周回スクロールの設定画面
(図7参照)を表示装置7に表示する。
【0031】そして、まず、周回スクロールスイッチ
(ボタン)5aを表示するか否かを設定する(ステップ
S202)。ここで、周回スクロールスイッチ5aを表
示しない(非表示)設定の場合は、ステップS202に
て「NO」へ進み、周回スクロールを実行しない設定と
なり、周回スクロールの設定値は全て無効とされるよう
に構成されている。
【0032】これに対して、周回スクロールスイッチ5
aを表示する設定の場合は、ステップS202にて「Y
ES」へ進み、周回スクロールの周回幅の設定、周回方
向の設定、周回の種類の設定及び周回の速度の設定など
を逐次実行する(ステップS203)。具体的には、周
回幅を設定する場合、周回幅の縦と横があり、それぞ
れ、「小」、「中」、「大」の3つの中から1つを選択
するように構成されている。
【0033】この場合、周回幅の縦の「小」は、図8に
て破線で示すように、例えば、表示画面14の縦方向の
寸法の半分の長さだけ上下方向へスクロールさせる場合
を示している。周回幅の縦の「中」は、図6に示すよう
に、例えば、表示画面14の縦方向の寸法の長さだけ上
下方向へスクロールさせる場合を示している。周回幅の
縦の「大」は、図9にて破線で示すように、例えば、表
示画面14の縦方向の寸法の1.5倍の長さだけ上下方
向へスクロールさせる場合を示している。
【0034】同様にして、周回幅の横の「小」は、例え
ば、表示画面14の横方向の寸法の半分の長さだけ左右
方向へスクロールさせる場合を示している。周回幅の横
の「中」は、図6に示すように、例えば、表示画面14
の横方向の寸法の長さだけ左右方向へスクロールさせる
場合を示している。周回幅の横の「大」は、例えば、表
示画面14の横方向の寸法の1.5倍の長さだけ左右方
向へスクロールさせる場合を示している。尚、周回幅の
縦・横の各標準値は例えば「中」である。
【0035】また、周回方向の設定では、「左」と
「右」を選択設定するように構成されている。尚、周回
方向の標準値は例えば「右」である。そして、旋回の種
類の設定では、「長方形」と「楕円」を選択設定するよ
うに構成されている。この場合、旋回の種類の「長方
形」は、図10において、「→→→→→→
」という経路で且つ破線の矢印で示す経路で周回スク
ロールさせる動作パターンを示している。旋回の種類の
「楕円」は、図10において、「→→→→→
→」という経路で且つ1点鎖線で示す経路で周回ス
クロールさせる動作パターンを示している。尚、周回の
種類の標準値は例えば「長方形」である。また、周回の
速度の設定では、「遅い」、「普通」、「速い」を選択
して設定するように構成されている。尚、周回の速度の
標準値は「普通」である。
【0036】このような構成の本実施例によれば、周回
スクロールスイッチ5a(開始スイッチ)を操作する
と、周回スクロールの動作が開始され、表示画面14に
現在表示されている地図を中心としてその周囲の地図を
表示していくように表示画面が周回スクロールされる。
これにより、ワンタッチで表示画面14に現在表示され
ている地図の周辺の地図を自動的に表示させることがで
きるので、操作性が良好になる。そして、この場合、地
図の縮尺を変更しないので、表示されている地図の情報
量を十分なものとすることができる。
【0037】また、上記実施例では、周回スクロールの
動作を停止させる周回スクロールスイッチ5a(停止ス
イッチ)を備えたので、ユーザーは、周回スクロールの
途中でその動作を所望の表示画面で停止させることがで
き、使い勝手が良くなる。更に、上記実施例では、周回
スクロールの動作パターンの各条件を設定可能に構成さ
れているので、周回スクロールの動作パターンを、ユー
ザーが希望する動作パターンに容易に設定することが可
能となり、ユーザーの使い勝手がより一層良くなる。
【0038】更にまた、上記実施例では、周回スクロー
ルの周回の中心が存在している方向を指示するポインタ
20を表示画面14に表示するように構成したので、ユ
ーザーは、上記ポインタ20に基づいて周回スクロール
の周回の中心をほぼ認識することができると共に、表示
画面14に今表示されている地図と、周回スクロールの
開始前に表示画面14に表示されている地図との配置関
係をほぼ認識することができる。
【0039】尚、上記実施例では、本発明を、表示装置
7に地図を2次元的に表示(いわゆる2D表示)する構
成に適用したが、これに限られるものではなく、例えば
表示装置7に地図を3次元的に表示(いわゆる3D表
示)する構成に適用しても良い。この構成の場合も、3
D表示においてほぼ同様な動作パターンで周回スクロー
ルさせるだけであるので、ほぼ同様な作用効果を得るこ
とができる。
【0040】また、上記実施例では、本発明をカーナビ
ゲーションシステム1に適用したが、これに限られるも
のではなく、携帯型ナビゲーションシステムや、地図を
表示する装置(パソコンや専用の装置)等に適用しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカーナビゲーションシ
ステムのブロック図
【図2】制御回路のブロック図
【図3】周回スクロールの制御のフローチャート
【図4】周回スクロールの動作パターンを設定する制御
のフローチャート
【図5】表示画面の一例を示す図
【図6】周回スクロールの一例を説明する図
【図7】周回スクロールの動作パターンを設定する画面
を示す図
【図8】周回スクロールの他の例を説明する図
【図9】周回スクロールの他の例を説明する図
【図10】周回の種類を説明する図
【符号の説明】
1はカーナビゲーションシステム、2は制御回路(周回
スクロール手段)、4は地図データ入力器、5は操作ス
イッチ群、5aは周回スクロールスイッチ(開始スイッ
チ、停止スイッチ)、6は外部メモリ、7は表示装置
(表示手段)、14は表示画面、16はコマンド解釈
部、17はスクロール処理部、18はデータ読み込み
部、19はデータ表示部、20はポインタを示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図を表示可能な表示画面を有する表示
    手段と、 前記表示画面に現在表示されている地図を中心としてそ
    の周囲の地図を表示していくように表示画面をほぼ周回
    させるようにスクロールさせる周回スクロール手段と、 この周回スクロール手段による周回スクロールの動作を
    開始させる開始スイッチとを備えて成る地図表示装置。
  2. 【請求項2】 前記周回スクロール手段による周回スク
    ロールの動作を停止させる停止スイッチを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の地図表示装置。
  3. 【請求項3】 前記周回スクロール手段は、周回スクロ
    ールの動作パターンを設定可能に構成されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】 前記周回スクロール手段は、周回スクロ
    ールの周回の中心が存在している方向を指示するポイン
    タを表示画面に表示するように構成されていることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の地図表示
    装置。
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