JP3427544B2 - 位置決めキャップ付容器 - Google Patents
位置決めキャップ付容器Info
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- JP3427544B2 JP3427544B2 JP03055195A JP3055195A JP3427544B2 JP 3427544 B2 JP3427544 B2 JP 3427544B2 JP 03055195 A JP03055195 A JP 03055195A JP 3055195 A JP3055195 A JP 3055195A JP 3427544 B2 JP3427544 B2 JP 3427544B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/02—Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
- B65D41/04—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
- B65D41/0471—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation with means for positioning the cap on the container, or for limiting the movement of the cap, or for preventing accidental loosening of the cap
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、方向性を有するキャッ
プを装着した位置決めキャップ付容器に関するものであ
り、詳しくは、キャップを容器本体に位置決めして装着
するときの瞬時に発生するキャッピング装置への大きな
負荷を和らげた位置決めキャップ付容器に関するもので
ある。
プを装着した位置決めキャップ付容器に関するものであ
り、詳しくは、キャップを容器本体に位置決めして装着
するときの瞬時に発生するキャッピング装置への大きな
負荷を和らげた位置決めキャップ付容器に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、注出ノズルを有するノズルキャッ
プやキャップ本体に小蓋がヒンジで接合しているヒンジ
キャップなどの方向性を有するキャップを使用する場合
には、容器の仕様や使用目的によって、装着するキャッ
プの注出方向を位置決めする必要がある。このキャップ
を位置決めする方法としては、従来から多くの発明や考
案がなされてきているが、代表的なものとして、例えば
実公平６−１７７２５号公報で開示された方法がある。
この方法は、相互のネジ部で螺合する容器本体とキャッ
プとからなる容器において、図４に示すように、容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１
３）と上端面（１１２）との間に、容器の中心縦方向の
軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１１４）を設
け、キャップ（１２０）の側壁（１２２）内面のネジ部
（１２３）と天板（１２１）との間に、容器の中心縦方
向の軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１２４）を
設け、キャップ（１２０）を容器本体（１１０）に相互
のネジ部（１１３と１２３）を螺合させて装着するとき
に、容器本体（１１０）のリング状平面部（１１４）
を、キャップ（１２０）のリング状平面部（１２４）に
衝合して、キャップ（１２０）を容器本体（１１０）に
対して位置決めし、且つ容器本体（１１０）の口頚部
（１１１）の上端面（１１２）とキャップ（１２０）の
天板（１２１）内面とが当接しない状態で螺合の進行を
停止する位置決めキャップ付容器（１００）であった。
プやキャップ本体に小蓋がヒンジで接合しているヒンジ
キャップなどの方向性を有するキャップを使用する場合
には、容器の仕様や使用目的によって、装着するキャッ
プの注出方向を位置決めする必要がある。このキャップ
を位置決めする方法としては、従来から多くの発明や考
案がなされてきているが、代表的なものとして、例えば
実公平６−１７７２５号公報で開示された方法がある。
この方法は、相互のネジ部で螺合する容器本体とキャッ
プとからなる容器において、図４に示すように、容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１
３）と上端面（１１２）との間に、容器の中心縦方向の
軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１１４）を設
け、キャップ（１２０）の側壁（１２２）内面のネジ部
（１２３）と天板（１２１）との間に、容器の中心縦方
向の軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１２４）を
設け、キャップ（１２０）を容器本体（１１０）に相互
のネジ部（１１３と１２３）を螺合させて装着するとき
に、容器本体（１１０）のリング状平面部（１１４）
を、キャップ（１２０）のリング状平面部（１２４）に
衝合して、キャップ（１２０）を容器本体（１１０）に
対して位置決めし、且つ容器本体（１１０）の口頚部
（１１１）の上端面（１１２）とキャップ（１２０）の
天板（１２１）内面とが当接しない状態で螺合の進行を
停止する位置決めキャップ付容器（１００）であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
６−１７７２５号公報による方法は、容器本体のリング
状平面部とキャップのリング状平面部とが衝合してキャ
ップを位置決めするときに、面と面とが衝合するため、
瞬時に大きな負荷が発生して、キャッピング装置を破損
したり、キャップの装着が不可能となることなどがあっ
た。
６−１７７２５号公報による方法は、容器本体のリング
状平面部とキャップのリング状平面部とが衝合してキャ
ップを位置決めするときに、面と面とが衝合するため、
瞬時に大きな負荷が発生して、キャッピング装置を破損
したり、キャップの装着が不可能となることなどがあっ
た。
【０００４】本発明は、上述の従来の問題を解決したも
のであり、キャップを位置決めするときに発生するキャ
ッピング装置への負荷を和らげ、キャッピング装置を破
損することなく、キャップを容器本体に良好に装着で
き、しかも、キャップの位置決めが良好な位置決めキャ
ップ付容器を提供するものである。
のであり、キャップを位置決めするときに発生するキャ
ッピング装置への負荷を和らげ、キャッピング装置を破
損することなく、キャップを容器本体に良好に装着で
き、しかも、キャップの位置決めが良好な位置決めキャ
ップ付容器を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、相互のネ
ジ部で螺合する容器本体とキャップとからなる容器にお
いて、図１に示すように、前記容器本体（１１０）の口
頚部（１１１）外面のネジ部（１１３）と上端面（１１
２）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直
なリング状平面部（１１４）を設け、前記キャップ（１
２０）の側壁（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板
（１２１）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）
に垂直で且つリング状突起（１２５）を面上にもつリン
グ状平面部（１２４）を設け、前記キャップ（１２０）
を前記容器本体（１１０）に相互のネジ部（１１３と１
２３）を螺合させて装着するときに、容器本体（１１
０）のリング状平面部（１１４）を、キャップ（１２
０）のリング状突起（１２５）又はリング状突起（１２
５）とリング状平面部（１２４）に衝合して、キャップ
（１２０）を容器本体（１１０）に対して位置決めし、
且つ容器本体（１１０）の口頚部（１１１）の上端面
（１１２）とキャップ（１２０）の天板内面（１２１）
とが当接しない状態で螺合の進行を停止することを特徴
とする位置決めキャップ付容器（１００）である。
ジ部で螺合する容器本体とキャップとからなる容器にお
いて、図１に示すように、前記容器本体（１１０）の口
頚部（１１１）外面のネジ部（１１３）と上端面（１１
２）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直
なリング状平面部（１１４）を設け、前記キャップ（１
２０）の側壁（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板
（１２１）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）
に垂直で且つリング状突起（１２５）を面上にもつリン
グ状平面部（１２４）を設け、前記キャップ（１２０）
を前記容器本体（１１０）に相互のネジ部（１１３と１
２３）を螺合させて装着するときに、容器本体（１１
０）のリング状平面部（１１４）を、キャップ（１２
０）のリング状突起（１２５）又はリング状突起（１２
５）とリング状平面部（１２４）に衝合して、キャップ
（１２０）を容器本体（１１０）に対して位置決めし、
且つ容器本体（１１０）の口頚部（１１１）の上端面
（１１２）とキャップ（１２０）の天板内面（１２１）
とが当接しない状態で螺合の進行を停止することを特徴
とする位置決めキャップ付容器（１００）である。
【０００６】第２の発明は、相互のネジ部で螺合する容
器本体とキャップとからなる容器において、図２に示す
ように、前記容器本体（１１０）の口頚部（１１１）外
面のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との間に、容
器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つリング状突
起（１１５）を面上にもつリング状平面部（１１４）を
設け、前記キャップ（１２０）の側壁（１２２）内面の
ネジ部（１２３）と天板（１２１）との間に、容器の中
心縦方向の軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１２
４）を設け、前記キャップ（１２０）を前記容器本体
（１１０）に相互のネジ部（１１３と１２３）を螺合さ
せて装着するときに、容器本体（１１０）のリング状突
起（１１５）又はリング状突起（１１５）とリング状平
面部（１１４）を、キャップ（１２０）のリング状平面
部（１２４）に衝合して、キャップ（１２０）を容器本
体（１１０）に対して位置決めし、且つ容器本体（１１
０）の口頚部（１１１）の上端面（１１２）とキャップ
（１２０）の天板（１２１）内面とが当接しない状態で
螺合の進行を停止することを特徴とする位置決めキャッ
プ付容器（１００）である。
器本体とキャップとからなる容器において、図２に示す
ように、前記容器本体（１１０）の口頚部（１１１）外
面のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との間に、容
器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つリング状突
起（１１５）を面上にもつリング状平面部（１１４）を
設け、前記キャップ（１２０）の側壁（１２２）内面の
ネジ部（１２３）と天板（１２１）との間に、容器の中
心縦方向の軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１２
４）を設け、前記キャップ（１２０）を前記容器本体
（１１０）に相互のネジ部（１１３と１２３）を螺合さ
せて装着するときに、容器本体（１１０）のリング状突
起（１１５）又はリング状突起（１１５）とリング状平
面部（１１４）を、キャップ（１２０）のリング状平面
部（１２４）に衝合して、キャップ（１２０）を容器本
体（１１０）に対して位置決めし、且つ容器本体（１１
０）の口頚部（１１１）の上端面（１１２）とキャップ
（１２０）の天板（１２１）内面とが当接しない状態で
螺合の進行を停止することを特徴とする位置決めキャッ
プ付容器（１００）である。
【０００７】第３の発明は、相互のネジ部で螺合する容
器本体とキャップとからなる容器において、図３に示す
ように、前記容器本体（１１０）の口頚部（１１１）外
面のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との間に、容
器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つギザギザ状
突起（１１６）を面上にもつリング状平面部（１１４）
を設け、前記キャップ（１２０）の側壁（１２２）内面
のネジ部（１２３）と天板（１２１）との間に、容器の
中心縦方向の軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１
２４）を設け、前記キャップ（１２０）を前記容器本体
（１１０）に相互のネジ部（１１３と１２３）を螺合さ
せて装着するときに、容器本体（１１０）のギザギザ状
突起（１１６）又はギザギザ状突起（１１６）とリング
状平面部（１１４）を、キャップ（１２０）のリング状
平面部（１２４）に衝合して、キャップ（１２０）を容
器本体（１１０）に対して位置決めし、且つ容器本体
（１１０）の口頚部（１１１）の上端面（１１２）とキ
ャップ（１２０）の天板（１２１）内面とが当接しない
状態で螺合の進行を停止することを特徴とする位置決め
キャップ付容器（１００）である。
器本体とキャップとからなる容器において、図３に示す
ように、前記容器本体（１１０）の口頚部（１１１）外
面のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との間に、容
器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つギザギザ状
突起（１１６）を面上にもつリング状平面部（１１４）
を設け、前記キャップ（１２０）の側壁（１２２）内面
のネジ部（１２３）と天板（１２１）との間に、容器の
中心縦方向の軸（１０１）に垂直なリング状平面部（１
２４）を設け、前記キャップ（１２０）を前記容器本体
（１１０）に相互のネジ部（１１３と１２３）を螺合さ
せて装着するときに、容器本体（１１０）のギザギザ状
突起（１１６）又はギザギザ状突起（１１６）とリング
状平面部（１１４）を、キャップ（１２０）のリング状
平面部（１２４）に衝合して、キャップ（１２０）を容
器本体（１１０）に対して位置決めし、且つ容器本体
（１１０）の口頚部（１１１）の上端面（１１２）とキ
ャップ（１２０）の天板（１２１）内面とが当接しない
状態で螺合の進行を停止することを特徴とする位置決め
キャップ付容器（１００）である。
【０００８】上述のキャップは、ポリプロピレン、ポリ
エチレンなどのポリオレフィンや、ポリエチレンテレフ
タレートなどのポリエステルや、ポリアセタールなどの
熱可塑性樹脂を用い、射出成形法により成形し、キャッ
プの側壁内面に形成するリング状平面部は、容器本体の
口頚部に装着し位置決めされたとき、容器本体の口頚部
の上端面が、キャップの天板内面に当接しない位置に形
成する。
エチレンなどのポリオレフィンや、ポリエチレンテレフ
タレートなどのポリエステルや、ポリアセタールなどの
熱可塑性樹脂を用い、射出成形法により成形し、キャッ
プの側壁内面に形成するリング状平面部は、容器本体の
口頚部に装着し位置決めされたとき、容器本体の口頚部
の上端面が、キャップの天板内面に当接しない位置に形
成する。
【０００９】また、容器本体は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどのポリオレフィンや、ポリエチレンテレフ
タレートなどのポリエステルや、アクリル樹脂などの熱
可塑性樹脂を用い、ブロー成形法、２軸延伸ブロー成形
法、射出ブロー成形法などにより成形し、容器本体の口
径部に形成するリング状平面部は、キャップが装着され
位置決めするとき、キャップの側壁内面に形成されたリ
ング状平面部と衝合する位置に形成する。
ロピレンなどのポリオレフィンや、ポリエチレンテレフ
タレートなどのポリエステルや、アクリル樹脂などの熱
可塑性樹脂を用い、ブロー成形法、２軸延伸ブロー成形
法、射出ブロー成形法などにより成形し、容器本体の口
径部に形成するリング状平面部は、キャップが装着され
位置決めするとき、キャップの側壁内面に形成されたリ
ング状平面部と衝合する位置に形成する。
【００１０】また、容器本体及びキャップのリング状平
面部の面上に形成するリング状突起やギザギザ状突起
は、通常は先細りに形成するものである。なお、リング
状突起は、一重でも多重でもよい。
面部の面上に形成するリング状突起やギザギザ状突起
は、通常は先細りに形成するものである。なお、リング
状突起は、一重でも多重でもよい。
【００１１】
【作用】本発明の位置決めキャップ付容器においては、
キャッピング装置でキャップを容器本体の口頚部に装着
するとき、従来ではキャップのリング状平面部と容器本
体のリング状平面部とを、つまり面と面とを瞬時に衝合
させて位置決めしていたが、これとは異なり、リング状
平面部とリング状突起又はリング状平面部とギザギザ状
突起とを、つまり面と線又は面と点とを衝合させて位置
決めするため、キャッピング装置へかかる瞬時の負荷が
和らげられる。
キャッピング装置でキャップを容器本体の口頚部に装着
するとき、従来ではキャップのリング状平面部と容器本
体のリング状平面部とを、つまり面と面とを瞬時に衝合
させて位置決めしていたが、これとは異なり、リング状
平面部とリング状突起又はリング状平面部とギザギザ状
突起とを、つまり面と線又は面と点とを衝合させて位置
決めするため、キャッピング装置へかかる瞬時の負荷が
和らげられる。
【００１２】
＜実施例１＞まず、注出口位置に方向性があり、図１に
示すように、天板（１２１）の内面に容器本体（１１
０）の口部に嵌入して容器を封止するインナーリング
（１２６）をもち、側壁（１２２）内面下方に容器本体
（１１０）と螺合するネジ部（１２３）をもち、側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つ
断面が三角形のリング状突起（１２５）を面上にもつリ
ング状平面部（１２４）を設けた本実施例のキャップ
（１２０）を、ポリプロピレンにより射出成形法で作製
した。次に、口頚部（１１１）の外面下方にキャップ
（１２０）と螺合するネジ部（１１３）をもち、口頚部
（１１１）外面のネジ部（１１３）と上端面（１１２）
との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直なリ
ング状平面部（１１４）を設けた本実施例の容器本体
（１１０）を、高密度ポリエチレンによりブロー成形法
で作製した。なお、容器本体（１１０）のリング状平面
部（１１４）は、キャップ（１２０）が容器本体（１１
０）の口頚部（１１１）に装着し位置決めされたとき、
容器本体（１１０）の口頚部（１１１）の上端面（１１
２）がキャップ（１２０）の天板（１２１）内面に当接
しない位置に形成した。
示すように、天板（１２１）の内面に容器本体（１１
０）の口部に嵌入して容器を封止するインナーリング
（１２６）をもち、側壁（１２２）内面下方に容器本体
（１１０）と螺合するネジ部（１２３）をもち、側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つ
断面が三角形のリング状突起（１２５）を面上にもつリ
ング状平面部（１２４）を設けた本実施例のキャップ
（１２０）を、ポリプロピレンにより射出成形法で作製
した。次に、口頚部（１１１）の外面下方にキャップ
（１２０）と螺合するネジ部（１１３）をもち、口頚部
（１１１）外面のネジ部（１１３）と上端面（１１２）
との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直なリ
ング状平面部（１１４）を設けた本実施例の容器本体
（１１０）を、高密度ポリエチレンによりブロー成形法
で作製した。なお、容器本体（１１０）のリング状平面
部（１１４）は、キャップ（１２０）が容器本体（１１
０）の口頚部（１１１）に装着し位置決めされたとき、
容器本体（１１０）の口頚部（１１１）の上端面（１１
２）がキャップ（１２０）の天板（１２１）内面に当接
しない位置に形成した。
【００１３】次に、上述のキャップ（１２０）を、キャ
ッピング装置で、水を充填した上述の容器本体（１２
０）の口頚部（１１１）に相互のネジ部（１１３と１２
３）を螺合させて装着した。キャップ（１２０）の側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に設けられたリング状平面部（１２４）の面上の三
角形のリング状突起（１２５）が、容器本体（１１０）
の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１３）と上端面
（１１２）との間に設けられたリング状平面部（１１
４）に衝合して、キャップ（１２０）の注出口が容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）の所定方向に位置決め
された。連続運転してみたが、キャップ（１２０）の容
器本体（１１０）への装着状況は良好であり、キャッピ
ング装置を破損するような瞬時の大きな負荷はかからな
かった。なお、キャップ（１２０）のリング状平面部
（１２４）に設けられたリング状突起（１２５）は、容
器本体（１１０）にキャップを装着時には、容器本体
（１１０）のリング状平面部（１１４）に圧接している
ため、容器の充填物の液漏れ防止効果も併せもってい
る。
ッピング装置で、水を充填した上述の容器本体（１２
０）の口頚部（１１１）に相互のネジ部（１１３と１２
３）を螺合させて装着した。キャップ（１２０）の側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に設けられたリング状平面部（１２４）の面上の三
角形のリング状突起（１２５）が、容器本体（１１０）
の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１３）と上端面
（１１２）との間に設けられたリング状平面部（１１
４）に衝合して、キャップ（１２０）の注出口が容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）の所定方向に位置決め
された。連続運転してみたが、キャップ（１２０）の容
器本体（１１０）への装着状況は良好であり、キャッピ
ング装置を破損するような瞬時の大きな負荷はかからな
かった。なお、キャップ（１２０）のリング状平面部
（１２４）に設けられたリング状突起（１２５）は、容
器本体（１１０）にキャップを装着時には、容器本体
（１１０）のリング状平面部（１１４）に圧接している
ため、容器の充填物の液漏れ防止効果も併せもってい
る。
【００１４】＜実施例２＞まず、注出口位置に方向性が
あり、図２に示すように、天板（１２１）の内面に容器
本体（１１０）の口部に嵌入して容器を封止するインナ
ーリング（１２６）をもち、側壁（１２２）内面下方に
容器本体（１１０）と螺合するネジ部（１２３）をも
ち、側壁（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１
２１）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂
直なリング状平面部（１２４）を設けた本実施例のキャ
ップ（１２０）を、ポリエチレンにより射出成形法で作
製した。次に、口頚部（１１１）の外面下方にキャップ
（１２０）と螺合するネジ部（１１３）をもち、口頚部
（１１１）のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との
間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つ断
面が三角形のリング状突起（１１５）を面上にもつリン
グ状平面部（１１４）を設けた本実施例の容器本体（１
１０）を、ポリエチレンテレフタレートにより２軸延伸
ブロー成形法で作製した。なお、容器本体（１１０）の
リング状平面部（１１４）は、キャップ（１２０）が容
器本体（１１０）の口頚部（１１１）に装着し位置決め
されたとき、容器本体（１１０）の口頚部（１１１）の
上端面（１１２）がキャップ（１２０）の天板（１２
１）内面に当接しない位置に形成した。
あり、図２に示すように、天板（１２１）の内面に容器
本体（１１０）の口部に嵌入して容器を封止するインナ
ーリング（１２６）をもち、側壁（１２２）内面下方に
容器本体（１１０）と螺合するネジ部（１２３）をも
ち、側壁（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１
２１）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂
直なリング状平面部（１２４）を設けた本実施例のキャ
ップ（１２０）を、ポリエチレンにより射出成形法で作
製した。次に、口頚部（１１１）の外面下方にキャップ
（１２０）と螺合するネジ部（１１３）をもち、口頚部
（１１１）のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との
間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つ断
面が三角形のリング状突起（１１５）を面上にもつリン
グ状平面部（１１４）を設けた本実施例の容器本体（１
１０）を、ポリエチレンテレフタレートにより２軸延伸
ブロー成形法で作製した。なお、容器本体（１１０）の
リング状平面部（１１４）は、キャップ（１２０）が容
器本体（１１０）の口頚部（１１１）に装着し位置決め
されたとき、容器本体（１１０）の口頚部（１１１）の
上端面（１１２）がキャップ（１２０）の天板（１２
１）内面に当接しない位置に形成した。
【００１５】次に、上述のキャップ（１２０）を、キャ
ッピング装置で、水を充填した上述の容器本体（１２
０）の口頚部（１１１）に相互のネジ部（１１３と１２
３）を螺合させて装着した。キャップ（１２０）の側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に設けられたリング状平面部（１２４）が、容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１
３）と上端面（１１２）との間に設けられたリング状平
面部（１１４）の面上の三角形のリング状突起（１１
５）に衝合して、キャップ（１２０）の注出口が容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）の所定方向に位置決め
された。連続運転してみたが、キャップ（１２０）の容
器本体（１１０）への装着状況は良好であり、キャッピ
ング装置を破損するような瞬時の大きな負荷はかからな
かった。なお、容器本体（１１０）のリング状平面部
（１１４）に設けられたリング状突起（１１５）は、キ
ャップ（１２０）が容器本体（１１０）に装着時には、
キャップ（１２０）のリング状平面部（１２４）に衝合
しているため、容器の充填物の液漏れ防止効果も併せも
っている。
ッピング装置で、水を充填した上述の容器本体（１２
０）の口頚部（１１１）に相互のネジ部（１１３と１２
３）を螺合させて装着した。キャップ（１２０）の側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に設けられたリング状平面部（１２４）が、容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１
３）と上端面（１１２）との間に設けられたリング状平
面部（１１４）の面上の三角形のリング状突起（１１
５）に衝合して、キャップ（１２０）の注出口が容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）の所定方向に位置決め
された。連続運転してみたが、キャップ（１２０）の容
器本体（１１０）への装着状況は良好であり、キャッピ
ング装置を破損するような瞬時の大きな負荷はかからな
かった。なお、容器本体（１１０）のリング状平面部
（１１４）に設けられたリング状突起（１１５）は、キ
ャップ（１２０）が容器本体（１１０）に装着時には、
キャップ（１２０）のリング状平面部（１２４）に衝合
しているため、容器の充填物の液漏れ防止効果も併せも
っている。
【００１６】＜実施例３＞まず、注出口位置に方向性が
あり、図３に示すように、天板（１２１）の内面に容器
本体（１１０）の口部に嵌入して容器を封止するインナ
ーリング（１２６）をもち、側壁（１２２）内面下方に
容器本体（１１０）と螺合するネジ部（１２３）をも
ち、側壁（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１
２１）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂
直なリング状平面部（１２４）を設けた本実施例のキャ
ップ（１２０）を、ポリエチレンにより射出成形法で作
製した。次に、口頚部（１１１）の外面下方にキャップ
（１２０）と螺合するネジ部（１１３）をもち、口頚部
（１１１）のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との
間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つ断
面が三角形のギザギザ状突起（１１６）を面上にもつリ
ング状平面部（１１４）を設けた本実施例の容器本体
（１１０）を、ポリエチレンテレフタレートにより２軸
延伸ブロー成形法で作製した。なお、容器本体（１１
０）のリング状平面部（１１４）は、キャップ（１２
０）が容器本体（１１０）の口頚部（１１１）に装着し
位置決めされたとき、容器本体（１１０）の口頚部（１
１１）の上端面（１１２）がキャップ（１２０）の天板
（１２１）内面に当接しない位置に形成した。
あり、図３に示すように、天板（１２１）の内面に容器
本体（１１０）の口部に嵌入して容器を封止するインナ
ーリング（１２６）をもち、側壁（１２２）内面下方に
容器本体（１１０）と螺合するネジ部（１２３）をも
ち、側壁（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１
２１）との間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂
直なリング状平面部（１２４）を設けた本実施例のキャ
ップ（１２０）を、ポリエチレンにより射出成形法で作
製した。次に、口頚部（１１１）の外面下方にキャップ
（１２０）と螺合するネジ部（１１３）をもち、口頚部
（１１１）のネジ部（１１３）と上端面（１１２）との
間に、容器の中心縦方向の軸（１０１）に垂直で且つ断
面が三角形のギザギザ状突起（１１６）を面上にもつリ
ング状平面部（１１４）を設けた本実施例の容器本体
（１１０）を、ポリエチレンテレフタレートにより２軸
延伸ブロー成形法で作製した。なお、容器本体（１１
０）のリング状平面部（１１４）は、キャップ（１２
０）が容器本体（１１０）の口頚部（１１１）に装着し
位置決めされたとき、容器本体（１１０）の口頚部（１
１１）の上端面（１１２）がキャップ（１２０）の天板
（１２１）内面に当接しない位置に形成した。
【００１７】次に、上述のキャップ（１２０）を、キャ
ッピング装置で、水を充填した上述の容器本体（１２
０）の口頚部（１１１）に相互のネジ部（１１３と１２
３）を螺合させて装着した。キャップ（１２０）の側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に設けられたリング状平面部（１２４）が、容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１
３）と上端面（１１２）との間に設けられたリング状平
面部（１１４）の面上の三角形のギザギザ状突起（１１
６）に衝合して、キャップ（１２０）の注出口が容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）の所定方向に位置決め
された。連続運転してみたが、キャップ（１２０）の容
器本体（１１０）への装着状況は良好であり、キャッピ
ング装置を破損するような瞬時の大きな負荷はかからな
かった。
ッピング装置で、水を充填した上述の容器本体（１２
０）の口頚部（１１１）に相互のネジ部（１１３と１２
３）を螺合させて装着した。キャップ（１２０）の側壁
（１２２）内面のネジ部（１２３）と天板（１２１）と
の間に設けられたリング状平面部（１２４）が、容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）外面のネジ部（１１
３）と上端面（１１２）との間に設けられたリング状平
面部（１１４）の面上の三角形のギザギザ状突起（１１
６）に衝合して、キャップ（１２０）の注出口が容器本
体（１１０）の口頚部（１１１）の所定方向に位置決め
された。連続運転してみたが、キャップ（１２０）の容
器本体（１１０）への装着状況は良好であり、キャッピ
ング装置を破損するような瞬時の大きな負荷はかからな
かった。
【００１８】
【発明の効果】本発明の位置決めキャップ付容器を使用
すると、キャッピング装置でキャップを容器本体の口頚
部に装着するとき、キャップの容器本体に対する位置決
めが、リング状平面部とリング状突起又はリング状平面
部とギザギザ状突起との、つまり、面と線又は面と点と
の衝合により行われるため、従来の面と面との衝合によ
るものと異なり、キャッピング装置へかかる瞬時の負荷
が和らげられ、キャッピング装置を破損することなく、
キャップが容器本体に良好に装着される。
すると、キャッピング装置でキャップを容器本体の口頚
部に装着するとき、キャップの容器本体に対する位置決
めが、リング状平面部とリング状突起又はリング状平面
部とギザギザ状突起との、つまり、面と線又は面と点と
の衝合により行われるため、従来の面と面との衝合によ
るものと異なり、キャッピング装置へかかる瞬時の負荷
が和らげられ、キャッピング装置を破損することなく、
キャップが容器本体に良好に装着される。
【図１】本発明の一例の実施例１の位置決めキャップ付
容器の口頚部付近の部分断面図である。
容器の口頚部付近の部分断面図である。
【図２】本発明の他の一例の実施例２の位置決めキャッ
プ付容器の口頚部付近の部分断面図である。
プ付容器の口頚部付近の部分断面図である。
【図３】本発明の他の一例の実施例３の位置決めキャッ
プ付容器の口頚部付近の部分断面図である。
プ付容器の口頚部付近の部分断面図である。
【図４】従来の一例の位置決めキャップ付容器の口頚部
付近の部分断面図である。
付近の部分断面図である。
１００……位置決めキャップ付容器
１０１……軸
１１０……容器本体
１１１……口頚部
１１２……上端面
１１３，１２３……ネジ部
１１４，１２４……リング状平面部
１１５，１２５……リング状突起
１１６……ギザギザ状突起
１２０……キャップ
１２１……天板
１２２……側壁
１２６……インナーリング
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭60−177044（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭59−26751（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭55−1688（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭48−22065（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭48−31097（ＪＰ，Ｙ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65D 41/04
Claims (3)
- 【請求項１】相互のネジ部で螺合する容器本体とキャッ
プとからなる容器において、前記容器本体の口頚部外面
のネジ部と上端面との間に、容器の中心縦方向の軸に垂
直なリング状平面部を設け、前記キャップの側壁内面の
ネジ部と天板との間に、容器の中心縦方向の軸に垂直で
且つリング状突起を面上にもつリング状平面部を設け、
前記キャップを前記容器本体に相互のネジ部を螺合させ
て装着するときに、容器本体のリング状平面部を、キャ
ップのリング状突起又はリング状突起とリング状平面部
に衝合して、キャップを容器本体に対して位置決めし、
且つ容器本体の口頚部の上端面とキャップの天板内面と
が当接しない状態で螺合の進行を停止することを特徴と
する位置決めキャップ付容器。 - 【請求項２】相互のネジ部で螺合する容器本体とキャッ
プとからなる容器において、前記容器本体の口頚部外面
のネジ部と上端面との間に、容器の中心縦方向の軸に垂
直で且つリング状突起を面上にもつリング状平面部を設
け、前記キャップの側壁内面のネジ部と天板との間に、
容器の中心縦方向の軸に垂直なリング状平面部を設け、
前記キャップを前記容器本体に相互のネジ部を螺合させ
て装着するときに、容器本体のリング状突起又はリング
状突起とリング状平面部を、キャップのリング状平面部
に衝合して、キャップを容器本体に対して位置決めし、
且つ容器本体の口頚部の上端面とキャップの天板内面と
が当接しない状態で螺合の進行を停止することを特徴と
する位置決めキャップ付容器。 - 【請求項３】相互のネジ部で螺合する容器本体とキャッ
プとからなる容器において、前記容器本体の口頚部外面
のネジ部と上端面との間に、容器の中心縦方向の軸に垂
直で且つギザギザ状突起を面上にもつリング状平面部を
設け、前記キャップの側壁内面のネジ部と天板との間
に、容器の中心縦方向の軸に垂直なリング状平面部を設
け、前記キャップを前記容器本体に相互のネジ部を螺合
させて装着するときに、容器本体のギザギザ状突起又は
ギザギザ状突起とリング状平面部を、キャップのリング
状平面部に衝合して、キャップを容器本体に対して位置
決めし、且つ容器本体の口頚部の上端面とキャップの天
板内面とが当接しない状態で螺合の進行を停止すること
を特徴とする位置決めキャップ付容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03055195A JP3427544B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 位置決めキャップ付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03055195A JP3427544B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 位置決めキャップ付容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217103A JPH08217103A (ja) | 1996-08-27 |
| JP3427544B2 true JP3427544B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=12306941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03055195A Expired - Fee Related JP3427544B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 位置決めキャップ付容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3427544B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP03055195A patent/JP3427544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08217103A (ja) | 1996-08-27 |
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Legal Events
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