JP3426999B2 - ステアリングホイール - Google Patents
ステアリングホイールInfo
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- JP3426999B2 JP3426999B2 JP06884699A JP6884699A JP3426999B2 JP 3426999 B2 JP3426999 B2 JP 3426999B2 JP 06884699 A JP06884699 A JP 06884699A JP 6884699 A JP6884699 A JP 6884699A JP 3426999 B2 JP3426999 B2 JP 3426999B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
- B62D1/06—Rims, e.g. with heating means; Rim covers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20732—Handles
- Y10T74/20834—Hand wheels
- Y10T74/2087—Rim grips and covers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
の部材を取り付けて外観の向上を図ったステアリングホ
イールに関する。
号公報、特開昭53−40928号公報、あるいは実開
昭57−92575号公報に示すように、ステアリング
ホイールの芯体を覆う被覆部に別体のモール(フィニッ
シャ)を取り付け、外観の向上を図った構成が知られて
いる。そして、これらの構成では、合成樹脂製の被覆部
に溝部を設け、この溝部にモールを圧入して接着、加
熱、あるいは嵌着などして固定している。しかしなが
ら、これらの構成では、軟質の被覆部にモールを強固に
固定するために、加熱する工程や、溶剤に浸漬する工程
が必要で、製造効率の向上が困難である問題を有してい
る。
すように、ステアリングホイールのグリップ部に補強用
被覆片を被せるとともに、この補強用被覆片の耳状延長
部をスポーク部に被せてねじ止めした構成が知られてい
る。しかしながら、この構成では、補強用被覆片はスポ
ーク部に固定されるため、意匠の自由度が低い問題を有
している。
部を皮革で覆うとともに、このグリップ部の一部にモー
ルを取り付け、外観の向上を図る構成が考えられる。そ
して、このように皮革とともにモールを用いる構成で
は、グリップ部の全体を予め皮革で被覆した後にモール
の取り付け位置の皮革を切除する方法や、予めモールを
取り付ける部分を切除した皮革をグリップ部に被覆した
後にモールを取り付ける方法が考えられる。しかしなが
ら、グリップ部の全体を予め皮革で被覆した後にモール
の取り付け位置の皮革を切除する方法は、習熟を要する
困難な作業であり、生産効率の向上が困難である問題を
有している。また、予めモールを取り付ける部分を切除
した皮革をグリップ部に被覆した後にモールを取り付け
る方法は、皮革の切除面積が増加するほど、グリップ部
へ皮革を縫い付ける際に、皮革を予め強固な接着剤など
で接着しておく必要があり、この接着が弱いと、引っ張
り力の強い縫いが難しくなる問題を有している。すなわ
ち、一部が切除された皮革を強い引っ張り力で縫い付け
ると、皮革の切り抜かれた端縁部がモールの裏面から露
出し、外観を損ねるため、外観を損なうことがないよう
に、比較的弱い引っ張り力で縫製する必要がある問題を
有している。
テアリングホイールの芯体を覆う合成樹脂製の被覆部に
溝部を設け、この溝部に別体のモールを圧入して固定す
る構成では、軟質の被覆部にモールを強固に固定するた
めに、加熱する工程や、溶剤に浸漬する工程などが必要
で、製造効率の向上が困難である問題を有している。ま
た、ステアリングホイールのグリップ部に補強用被覆片
を被せるとともに、この補強用被覆片の耳状延長部をス
ポーク部に被せてねじ止めする構成では、補強用被覆片
はスポーク部に固定されるため、意匠の自由度が低い問
題を有している。また、グリップ部の全体を予め皮革で
被覆した後にモールの取り付け位置の皮革を切除する方
法は、習熟を要する困難な作業であり、生産効率の向上
が困難であり、予めモールを取り付ける部分を切除した
皮革をグリップ部に被覆した後にモールを取り付ける方
法では、皮革の切除面積が増加するほど、グリップ部へ
皮革を縫い付ける際に、皮革を予め強固な接着剤などで
接着しておく必要があり、この接着が弱いと、引っ張り
力の強い縫いが難しくなる問題を有している。
ので、グリップ部に別体の部材を容易に強固に取り付け
でき外観を向上できるステアリングホイールを提供する
ことを目的とする。
ングホイールは、芯体と、この芯体の少なくとも一部を
覆う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシ
ャ取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付
けられたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備し、
前記フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体本体部
と、このフィニッシャ取付体本体部の長手方向の両端部
に位置し、前記被覆部に埋設される固着部が設けられた
ものである。
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体に係合
し、グリップ部に容易に取り付けられる。フィニッシャ
を被覆部に直接容易に固定できない場合にも、フィニッ
シャ取付体を介してフィニッシャが強固に保持される。
さらに、フィニッシャ取付体本体部の長手方向の両端部
に設けた固着部を被覆部に埋設することにより、フィニ
ッシャ取付体が被覆部に強固に取り付けられる。
芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆う被覆部と、こ
の被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体と、この
フィニッシャ取付体に係合して取り付けられたフィニッ
シャとを備えたグリップ部を具備し、前記フィニッシャ
取付体は、フィニッシャ取付体本体部と、このフィニッ
シャ取付体本体部から前記芯体に向かって突設された突
起部を備え、これらフィニッシャ取付体本体部と芯体と
の間の空間部にポリウレタン樹脂製の前記被覆部が充填
されたものである。
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体に係合
し、 グリップ部に容易に取り付けられる。フィニッシャ
を被覆部に直接容易に固定できない場合にも、フィニッ
シャ取付体を介してフィニッシャが強固に保持される。
さらに、突起部によりフィニッシャ取付体本体部と芯体
との間に空間部を設けたので、この空間部に充填された
ポリウレタン樹脂製の被覆部により、フィニッシャ取付
体本体部と芯体とが強固に接着される。
芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆う被覆部と、こ
の被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体と、この
フィニッシャ取付体に係合して取り付けられたフィニッ
シャと、前記被覆部を覆い一部が前記フィニッシャ取付
体と前記フィニッシャとの間に挟持された表皮材とを備
えたグリップ部を具備し、前記フィニッシャは、外部に
露出するフィニッシャ本体部と、このフィニッシャ本体
部の長手方向に沿って所定間隔で裏面側に設けた係止部
とを備え、前記フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取
付体本体部と、このフィニッシャ取付体本体部に長手方
向に沿って所定間隔で設けられ前記係止部に係止される
係止受部とを備え、前記表皮材は、前記各係止部と係止
受部とが係合する位置に、予め切除された切除部が設け
られたものである。
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体に係合
し、グリップ部に容易に取り付けられる。フィニッシャ
を被覆部に直接容易に固定できない場合にも、フィニッ
シャ取付体を介してフィニッシャが強固に保持される。
また、表皮材の端末部などをフィニッシャで覆い表皮材
が外観良く保持される。さらに、表皮材を切除する部分
が最小限になり、また、切除部が係止部と係止受部との
係合部分で保持されるため、表皮材の縫製などの際に力
を加えても、切除した端縁部などが露出しにくく、容易
に外観が向上する。
芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆う被覆部と、こ
の被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体と、この
フィニッシャ取付体に係合して取り付けられたフィニッ
シャとを備えたグリップ部を 具備し、前記フィニッシャ
は、外部に露出するフィニッシャ本体部と、このフィニ
ッシャ本体部の長手方向に沿って所定間隔で裏面側に設
けた複数の係止部とを備え、前記フィニッシャ取付体
は、フィニッシャ取付体本体部と、このフィニッシャ取
付体本体部に長手方向に沿って所定間隔で設けられ前記
係止部に係止される係止受部とを備えたものである。
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体に係合
し、グリップ部に容易に取り付けられる。フィニッシャ
を被覆部に直接容易に固定できない場合にも、フィニッ
シャ取付体を介してフィニッシャが強固に保持される。
芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆う被覆部と、こ
の被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体と、この
フィニッシャ取付体に係合して取り付けられたフィニッ
シャとを備えたグリップ部を具備し、前記フィニッシャ
は、断面略円柱状をなす前記グリップ部の外周部の周方
向の半周未満の位置を覆って外部に露出するフィニッシ
ャ本体部と、このフィニッシャ本体部の裏面側に設けた
係止部とを備え、前記フィニッシャ取付体は、フィニッ
シャ取付体本体部と、このフィニッシャ取付体本体部に
設けられ前記係止部に係止される係止受部とを備えたも
のである。
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体に係合
し、グリップ部に容易に取り付けられる。フィニッシャ
を被覆部に直接容易に固定できない場合にも、フィニッ
シャ取付体を介してフィニッシャが強固に保持される。
請求項1ないし5いずれか1項に記載のステアリングホ
イールにおいて、フィニッシャは、平面円環状をなすグ
リッ プ部の表面に沿ってこのグリップ部の一部を覆う平
面略円弧状をなすものである。
ャがグリップ部の一部を覆うため、ステアリングホイー
ルの外観が向上する。
請求項1ないし6いずれか1項に記載のステアリングホ
イールにおいて、芯体と、この芯体の少なくとも一部を
覆うこの芯体より軟質の被覆部と、この被覆部にインサ
ート成形で取り付けられこの被覆部より硬質のフィニッ
シャ取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り
付けられたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備し
たものである。
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部にインサート成形で取り付けられたフィニッ
シャ取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けられ
る。フィニッシャ取付体は、被覆部より硬質であり、被
覆部が軟質の合成樹脂で形成されている場合などにも、
このフィニッシャ取付体を介してフィニッシャが強固に
保持される。
請求項1ないし7いずれか1項に記載のステアリングホ
イールにおいて、フィニッシャは、外部に露出するフィ
ニッシャ本体部と、このフィニッシャ本体部の裏面の複
数カ所から互いに異なる方向に向かいフィニッシャ取付
体に係止される係止部とを具備したものである。
に向かう係止部が、それぞれフィニッシャ取付体に係合
し、フィニッシャがグリップ部に容易に強固に取り付け
られる。
ールの一実施の形態を図面を参照して説明する。
ホイールで、このステアリングホイール1は、ステアリ
ングホイール本体2と、このステアリングホイール本体
2の乗員側となる上側に装着された図示しないパッド体
であるエアバッグ装置(エアバッグモジュール)となど
から構成されている。なお、ステアリングホイール1
は、通常傾斜した状態で車両に備えられるステアリング
シャフトに装着されるものであるが、以下、ステアリン
グシャフトの軸方向を上下方向とし、エアバッグ装置4
の乗員側を上側あるいは正面側、ステアリングシャフト
側を下側あるいは背面側、車両の前側すなわち前側上方
のフロントガラス側を前側、車両の後側すなわち後側下
方を後側あるいは手前側として説明する。
リング部などと呼ばれるグリップ部としての円環状をな
すリム部5と、このリム部5の内側の略中央に位置する
ボス部6と、これらリム部5とボス部6とを連結する複
数の、本実施の形態では4本のスポーク部7とから構成
されている。そして、スポーク部7は、略両側方向に一
対設けられているとともに、乗員の手前側にハの字状に
両側に対をなして形成されている。
ク部7には、それぞれ芯体すなわち芯金としてのリム芯
金5a、ボス芯金6a、およびスポーク芯金7aが設けられ、
互いに接続あるいは一体に形成されて、ダイカスト芯金
が構成されている。そして、リム芯金5aの外周部と、ス
ポーク芯金7aのリム部5側の部分の外周部とは、被覆部
8により覆われている。
となる下部に位置し、ステアリングシャフトに嵌着され
る鍛造、金属を切削形成、プレス形成などしたボス6bを
備えているとともに、このボス6bを鋳ぐるむようにし
て、ボスプレート6cが一体的に形成されている。
どして接続された丸棒状の芯材部7bを備えている。
下部カバーが取り付けられ、ボス部6の下側部が覆われ
ている。
には、ホーンスイッチ機構が設けられ、このホーンスイ
ッチ機構を介してエアバッグ装置が取り付けられてい
る。そして、ホーンスイッチ機構は、ボスプレート6cの
前部両側および後部両側のスポーク芯金7aに設けられ固
定接点を備えた案内受部9と、可動接点が設けられ枠状
あるいは平面略U字状などをなす図示しないホーンプレ
ート、付勢手段である4個のホーンスプリング、およ
び、固着具としての段付ボルト(トルクスボルト)など
を備えている。そして、ホーンプレートは、前側の両側
部が、ボスプレート6cの前部両側の案内受部9に螺合し
た段付ボルトにより進退自在に案内されるとともに、後
側の両側部が、後側の各スポーク芯金7aに設けた案内受
部9に螺合した段付ボルトにより進退自在に案内され、
所定範囲で上下動自在に支持されている。そして、この
ホーンプレートは、各案内受部9に装着されたホーンス
プリングにより、可動接点が固定接点から離間する方向
に付勢されており、このホーンプレートに固定したエア
バッグ装置を押動することにより、可動接点を固定接点
に接触させ、ホーン装置を作動させる。また、エアバッ
グ装置は、金属製のベースプレートに、袋状のエアバッ
グ、樹脂製のカバー体、およびガスを噴射するインフレ
ータなどを取り付けて構成されている。そして、このエ
アバッグ装置は、自動車が衝突した際などには、インフ
レータからエアバッグの内部に不活性ガスを急速に噴射
し、折り畳んで収納されたエアバッグを急激に膨張させ
る。そして、このエアバッグの膨張の圧力により、カバ
ー体を所定の形状に開裂してエアバッグの突出口を形成
し、この突出口からエアバッグを突出させて乗員の前方
に膨張展開させ、衝突の衝撃から乗員を保護する。ま
た、乗員が前側に投げ出されてリム部5に荷重が加わっ
た場合は、リム芯金5aおよびスポーク芯金7aが変形して
後退し、衝撃を緩和する。
ように、スポーク芯金7aの先端部に溶接などして固着さ
れた芯体であるリム芯金5aを略中心として、被覆部8に
より覆われ、さらに、表皮材16により覆われているとと
もに、被覆部8にインサート成形した前後に位置するフ
ィニッシャ取付体としての第1および第2のフィニッシ
ャ取付体18,19を介して、前後に位置するフィニッシャ
としての第1および第2のフィニッシャ20,21が取り付
けられている。なお、以下、外周側および内周側は、ス
テアリングホイール本体2の中心すなわち回転軸すなわ
ちステアリングシャフトを基準とし、ステアリングシャ
フトから離間する方向を外周側、ステアリングシャフト
に接近する方向を内周側として説明する。
ウム、アルミニウムなどの金属などで略円筒状などの単
純な形状に形成されている。
覆い、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなど、ポリウレ
タンリム成形に用いられる軟質の合成樹脂などの樹脂な
どで形成されている。
覆部8より硬質の部材で形成され、例えば、アクリロニ
トリルブタジエンスチレン共重合体(ABS樹脂)、ガ
ラス繊維を含むアクリロニトリルブタジエンスチレン共
重合体、ポリカーボネート、ポリカーボネートを含むア
クリロニトリルブタジエンスチレン共重合体などの樹脂
あるいは金属などにてそれぞれ一体に形成されており、
本実施の形態では、それぞれ10%のガラス繊維を含む
アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体で形成さ
れている。そして、これらフィニッシャ取付体18,19
は、インサート成形により、被覆部8に上向きに密着し
て固定されている。
は、リム部5に沿った平面略円弧状かつ断面略円弧状の
曲板状のフィニッシャ取付体本体部24を備え、このフィ
ニッシャ取付体本体部24の外周には、略平板状の縁板部
25が形成されている。
表面側には、所定間隔で複数の平面略矩形状の係止受部
用突設部26が形成されている。そして、この係止受部用
突設部26の上端部は、フィニッシャ20,21の裏面に沿っ
た曲面状をなし、この係止受部用突設部26の内周側の端
面に係止受部としての第1の係止受部31が形成され、こ
の係止受部用突設部26の外周側の端面に係止受部として
の第2の係止受部32が形成されている。さらに、第1の
係止受部31に沿って、フィニッシャ取付体本体部24には
凹溝部33が形成されているとともに、第1の係止受部31
の長手方向の中央部には、位置決め部としての位置決め
用切欠部34が形成されている。一方、第2の係止受部32
は、板状に突設された部分の一面として形成され、第1
の係止受部31のなす面と第2の係止受部32のなす面とが
平行でなく交差するように設定されている。なお、この
実施の形態では、第1の係止受部31のなす面と第2の係
止受部32のなす面とが略直交するように形成されてい
る。
の表面側には、係止受部用突設部26同士の間あるいは係
止受部用突設部26の側方などに位置して、支持部として
の支持板部36が板状に突設されている。
側には、係止受部用突設部26同士の間あるいは係止受部
用突設部26の側方などに位置して、突起部としての円柱
状をなす第1の突起部37と板状をなす第2の突起部38と
が突設されている。そして、これら突起部37,38はリム
芯金5aに当接し、フィニッシャ取付体本体部24の裏面と
リム芯金5aとの間に、ポリウレタンの被覆部8が形成さ
れる空間部39を形成する。
シャ取付体18については、係止受部用突設部26は4カ所
に形成され、支持板部36は係止受部用突設部26同士の間
および両端側の5カ所に形成されている。そして、2個
一組の突起部37,38は支持板部36の裏面側に位置して5
カ所に形成されている。また、第2のフィニッシャ取付
体19については、係止受部用突設部26は2カ所に形成さ
れ、支持板部36は係止受部用突設部26同士の間および両
端側の3カ所に形成されている。そして、2個一組の突
起部37,38は支持板部36の裏面側に位置して3カ所に形
成されている。
いては、フィニッシャ取付体本体部24の長手方向の両端
部の裏面側から、それぞれ固着部40が延設され、被覆部
8に埋設されている。
クリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS樹
脂)、ガラス繊維を含むアクリロニトリルブタジエンス
チレン共重合体、ポリカーボネート、ポリカーボネート
を含むアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体な
どの樹脂などにてそれぞれ一体に形成されており、本実
施の形態では、それぞれ10%のガラス繊維を含むアク
リロニトリルブタジエンスチレン共重合体で形成されて
いる。そして、これらフィニッシャ20,21は、係合して
フィニッシャ取付体18,19に取り付けられている。
平面略円弧状かつ断面略円弧状のフィニッシャ本体部42
を備え、これらフィニッシャ本体部42はフィニッシャ取
付体本体部24を覆う曲板状に形成されている。そして、
フィニッシャ本体部42の表面側は、滑らかな曲面状に形
成されているとともに、必要に応じて、種々の装飾が施
され、例えば、木目調の流体印刷加工、塗装、シートま
たはフィルムの貼り付け加工、シートまたはフィルムの
インモールドコートなどの装飾を施しても良い。
は、フィニッシャ取付体18,19の係止受部用突設部26の
位置に対応して、係止部としての第1の係止部51と係止
部としての第2の係止部52とがそれぞれ所定間隔で複数
形成されている。また、第1の係止部51は、内周側に位
置して板状に突設され、第2の係止部52は、外周側に位
置して断面三角状に突設されている。そして、第1の係
止部51と第2の係止部52とは互いにリム芯金5aに向かい
異なる方向で突設され、すなわち、平行でなく交差する
ように突設され、この実施の形態では、互いに略直交す
るように突設されている。
部に連結し、各第1の係止部51と直交する方向に位置決
め部としての位置決め突部53が突設されている。
は、フィニッシャ取付体18,19の支持板部36の位置に対
応して、互いに所定間隔で支持受部55が形成されてい
る。そして、各支持受部55は、それぞれ支持板部36が挿
入可能な四角枠状に突設されている。
シャ20については、第1の係止部51および第2の係止部
52はそれぞれ4カ所にすなわち4組形成され、支持受部
55は係止部51,52同士の間および両端部側の5カ所に形
成されている。また、第2のフィニッシャ21について
は、第1の係止部51および第2の係止部52はそれぞれ2
カ所に形成され、支持受部55は係止部51,52同士の間お
よび両端部側の3カ所に形成されている。
は、図2などに示すように、天然皮革、合成皮革などの
皮革など、天然素材あるいは樹脂製などのシート状の部
材で形成され、フィニッシャ取付体18,19の係止受部用
突設部26に対応する位置および支持板部36に対応する位
置が予め型抜きなどして孔状あるいはスリット状に切除
され、切除部57,58が形成されている。また、この表皮
材16の幅寸法は、フィニッシャ取付体18,19が存在する
位置では、リム部5をこの表皮材16で覆い縫製する際、
外観を損なわない程度に設定されている。すなわち、リ
ム部5における表皮材16の縫製は、天然皮革、合成皮革
など、天然素材あるいは樹脂製などの紐状の留め部材S
を用い、いわゆるベースボールステッチ、あるいは千鳥
ステッチなど、引っ張り力が強い縫製が可能になるよ
う、若干短かめに裁断しておく。
リム部5の製造工程を説明する。
に、フィニッシャ取付体18,19を載置し、このフィニッ
シャ取付体18,19の上に、ステアリングホイール本体2
のリム芯金5aを載置した状態で、金型内に樹脂材料を導
入して被覆部8を形成するインサート成形(ポリウレタ
ンリム成形)を行う。そして、このインサート成形によ
り、各フィニッシャ取付体18,19は被覆部8に上向きに
密着して固定される。
除部57,58をフィニッシャ取付体18,19の係止受部用突
設部26および支持板部36に挿入して位置あわせし、表皮
材16をリム部5に巻き付けるとともに、紐状の留め部材
Sを用いていわゆるベースボールステッチ、あるいは千
鳥ステッチなど、引っ張り力が強い方法で縫製する。な
お、この時、表皮材16の裏面と被覆部8のウレタンとを
接着剤や両面粘着テープを用いて接着することができ
る。
ッシャ20を第1のフィニッシャ取付体18に、第2のフィ
ニッシャ21を第2のフィニッシャ取付体19に、それぞれ
ステアリングシャフトの軸方向に沿って押し込み係合し
て取り付ける。この状態で、第1の係止部51および第2
の係止部52がそれぞれ第1の係止受部31と第2の係止受
部32とに係合するとともに、支持板部36が支持受部55に
当接し、正確に位置決めして固定される。なお、この
時、各係止部51,52と各第1の係止受部31,32との間お
よび支持板部36が支持受部55との間に接着剤を塗布して
接着することができる。
7,58の周辺部は、各フィニッシャ20,21の周縁部と各
フィニッシャ取付体18,19の縁板部25との間に挟持され
る。
部5に別体のフィニッシャ20,21を取り付けることによ
り、ステアリングホイール1の外観を向上できる。
の固定が容易でない被覆部8に対し、被覆部8より硬質
のフィニッシャ取付体18,19に直接に係合して容易に強
固に取り付けできる。また、被覆部8を軟質にできるた
め、リム部5の触感を良好にできる。さらに、芯体であ
るリム芯金5aの形状を係合のために特別なものとする必
要もなく一般的な円筒状の金属パイプを用いることが可
能になり、さらに、フィニッシャ取付体18,19は、イン
サート成形により被覆部8に容易に強固に組立精度良く
取り付けできるため、製造コストを抑制できる。なお、
フィニッシャ取付体18,19は、被覆部8にインサート成
形するとともに、芯体であるリム芯金5aに係合させるこ
ともできる。
部8に固着するのではなく、フィニッシャ取付体18,19
に係合して取り付けるため、汎用性を向上でき、交換、
修理なども可能にできる。
るフィニッシャ20,21の裏面の第1の係止部51および第
2の係止部52は、それぞれリム芯金5aの中心へ向かう互
いに異なる角度、すなわちフィニッシャ取付体18,19に
向かう互いに異なる角度で設けたため、フィニッシャ2
0,21を係合によりフィニッシャ取付体18,19に容易に
強固に取り付けできる。
からフィニッシャ20,21に向けて支持部としての支持板
部36を突設したため、フィニッシャ20,21の撓みを防止
でき、外観を向上できるとともに、操作者がリム部5を
把持した際の撓みによる違和感を回避し、操作感を向上
できる。なお、この突起である支持部は、板形状すなわ
ちリブ状に限られず、ピン状などの種々の形状の突起と
して形成できる。
ニッシャ取付体本体部24の裏面側に、リム芯金5aに当接
する第1および第2の突起部37,38を突設し、フィニッ
シャ取付体本体部24の裏面とリム芯金5aとの間に、ポリ
ウレタンの被覆部8が形成される空間部39を形成したた
め、芯金であるリム芯金5aが被覆材であるウレタンによ
り被覆された状態となり、金属製などのリム芯金5aと、
ABS樹脂製などのフィニッシャ取付体18,19とを、ウ
レタンなどの被覆部39を介して確実に固着できるととも
に、組付誤差も小さくすることができる。
ャ取付体18については、長手方向の両端部に固着部40を
設け、被覆部8に埋設したため、フィニッシャ取付体18
を全長にわたりリム部5に強固に固定でき、特に端部を
リム部5に強固に固定でき、外観を向上できる。また、
操作者がリム部5を把持した際にも浮き上がりなどの違
和感がなく、操作感を向上できる。なお、固着部40の周
縁部に生じたバリを切除せずに残し、あるいは固着部40
の周縁部などにバリ状の片部を形成することにより、固
着部40をより強固に固定できる。
設した係止受部用突設部26は、曲面状の上端部が面状に
フィニッシャ20,21の裏面に当接するため、この部分に
接着剤を塗布することにより、フィニッシャ取付体18,
19とフィニッシャ20,21とを強固に接着して固定でき
る。
フィニッシャ取付体18,19の縁板部25との間に、表皮材
16の切除部57,58の周辺部を挟持したため、表皮材16の
端縁部が露出せず、外観を向上できる。
18,19とフィニッシャ20,21とが直接連結される位置、
すなわち係止受部31,32を設けた係止受部用突設部26と
係止部51,52とが係合する位置および支持板部36の位置
のみを予め切除して、これら係止受部用突設部26などが
挿通可能な切除部57,58を形成している。このように、
表皮材16の切除を必要最小限としたため、表皮材16の巻
き付け作業時に正確に位置決めできるとともに、種々の
縫い方が可能になり、例えば、いわゆるベースボールス
テッチあるいは千鳥ステッチなど引っ張り力が強い方法
で縫製しても、切断した端縁部が外部に露出することな
どがなく、外観を向上できる。また、表皮材16はフィニ
ッシャ20,21の裏面側に配置され、強い引っ張り力で縫
製されるため、径寸法を小さく巻き付けでき、すなわち
面積を小さくして、製造コストを低減できる。
フィニッシャ20,21に設ける、係止部および係止受部な
どの個数、形状、および配置などは、各フィニッシャ取
付体本体部24やフィニッシャ本体部42の形状および大き
さなどに応じて適宜設定することができる。例えば、係
止部および係止受部などは必ずしも複数設ける必要はな
く、単数とすることもできる。また、例えば、係止部お
よび係止受部が互いに接近して配置されている場合など
には、撓み防止用の支持部を省略することもできる。
フィニッシャ20,21は、互いに同一の材質で形成する
他、それぞれ異なる材質で形成することもできる。
ッシャ取付体本体部24の裏面側に突起部を設けず、フィ
ニッシャ取付体本体部24をリム芯金5aに密着することも
できる。
あるいは、被覆部39の表面に一体に形成することもでき
る。
よれば、フィニッシャによりグリップ 部の外観を向上で
きる。フィニッシャは、被覆部に取り付けられたフィニ
ッシャ取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けで
きる。フィニッシャを被覆部に直接容易に固定できない
場合にも、フィニッシャ取付体を介してフィニッシャを
強固に保持できる。さらに、フィニッシャ取付体本体部
の長手方向の両端部に設けた固着部を被覆部に埋設する
ことにより、フィニッシャ取付体が被覆部に強固に取り
付けできる。
れば、フィニッシャによりグリップ部の外観を向上でき
る。フィニッシャは、被覆部に取り付けられたフィニッ
シャ取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けでき
る。フィニッシャを被覆部に直接容易に固定できない場
合にも、フィニッシャ取付体を介してフィニッシャを強
固に保持できる。さらに、突起部によりフィニッシャ取
付体本体部と芯体との間に空間部を設けたため、この空
間部に充填されたポリウレタン樹脂製の被覆部により、
フィニッシャ取付体本体部と芯体とを強固に接着でき
る。
れば、フィニッシャによりグリップ部の外観を向上でき
る。フィニッシャは、被覆部に取り付けられたフィニッ
シャ取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けでき
る。フィニッシャを被覆部に直接容易に固定できない場
合にも、フィニッシャ取付体を介してフィニッシャを強
固に保持できる。また、被覆部を覆う表皮材の一部をフ
ィニッシャ取付体とフィニッシャとの間に挟持したた
め、表皮材の端末部などをフィニッシャで覆い表皮材を
外観良く保持できる。さらに、表皮材は、フィニッシャ
の係止部とフィニッシャ取付体の係止受部とが係合する
位置に、予め切除された切除部を設けたため、表皮材を
切除する部分を最小限にでき、また、切除部が係止部と
係止受部との係合部分で保持されるため、表皮材の縫製
などの際に力を加えても、切除した端縁部などが露出し
にくく、容易に外観を向上できる。
れば、フィニッシャによりグリップ部の外観を向上でき
る。フィニッシャは、被覆部に取り付けられたフィニッ
シャ 取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けでき
る。フィニッシャを被覆部に直接容易に固定できない場
合にも、フィニッシャ取付体を介してフィニッシャを強
固に保持できる。
れば、フィニッシャによりグリップ部の外観を向上でき
る。フィニッシャは、被覆部に取り付けられたフィニッ
シャ取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けでき
る。フィニッシャを被覆部に直接容易に固定できない場
合にも、フィニッシャ取付体を介してフィニッシャを強
固に保持できる。
れば、請求項1ないし5いずれか1項に記載の効果に加
え、別体のフィニッシャがグリップ部の一部を覆うた
め、ステアリングホイールの外観を向上できる。
れば、請求項1ないし6いずれか1項に記載の効果に加
え、フィニッシャによりグリップ部の外観を向上でき
る。フィニッシャは、被覆部にインサート成形で取り付
けられたフィニッシャ取付体に係合し、グリップ部に容
易に取り付けできる。フィニッシャ取付体は、被覆部よ
り硬質であり、被覆部が軟質の合成樹脂で形成されてい
る場合などにも、このフィニッシャ取付体を介してフィ
ニッシャを強固に保持できる。
れば、請求項1ないし7いずれか1項に記載の効果に加
え、フィニッシャは、フィニッシャ本体部の裏面の複数
カ所から互いに異なる方向に向かいフィニッシャ取付体
に係止される係止部を具備したため、互いに異なる方向
に向かう係止部が、それぞれフィニッシャ取付体に係合
し、フィニッシャをグリップ部に容易に強固に取り付け
できる。
を示す一部を切り欠いた分解斜視図である。
皮材を展開した状態の一部の斜視図である。
図である。
図である。
断面図である。
体の一部の斜視図である。
面図である。
取付体 19 フィニッシャ取付体としての第2のフィニッシャ
取付体 20 フィニッシャとしての第1のフィニッシャ 21 フィニッシャとしての第2のフィニッシャ 24 フィニッシャ取付体本体部 31 係止受部としての第1の係止受部 32 係止受部としての第2の係止受部 36 支持部 37 突起部としての第1の突起部 38 突起部としての第2の突起部 39 空間部 40 固着部 42 フィニッシャ本体部 51 係止部としての第1の係止部 52 係止部としての第2の係止部 57 切除部
Claims (8)
- 【請求項1】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシャ
取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付け
られたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備し、前
記フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体本体部
と、このフィニッシャ取付体本体部の長手方向の両端部
に位置し、前記被覆部に埋設される固着部が設けられた
ことを特徴とするステアリングホイール。 - 【請求項2】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシャ
取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付け
られたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備し、前
記フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体本体部
と、このフィニッシャ取付体本体部から前記芯体に向か
って突設された突起部を備え、これらフィニッシャ取付
体本体部と芯体との間の空間部にポリウレタン樹脂製の
前記被覆部が充填されたことを特徴とするステアリング
ホイール。 - 【請求項3】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシャ
取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付け
られたフィニッシャと、前記被覆部を覆い一部が前記フ
ィニッシャ取付体と前記フィニッシャとの間に挟持され
た表皮材とを備えたグリップ部を具備し、 前記 フィニッシャは、外部に露出するフィニッシャ本体
部と、このフィニッシャ本体部の長手方向に沿って所定
間隔で裏面側に設けた係止部とを備え、前記 フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体本体部
と、このフィニッシャ取付体本体部に長手方向に沿って
所定間隔で設けられ前記係止部に係止される係止受部と
を備え、前記 表皮材は、前記各係止部と係止受部とが係合する位
置に、予め切除された切除部が設けられたことを特徴と
するステアリングホイール。 - 【請求項4】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシャ
取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付け
られたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備し、 前記フィニッシャは、外部に露出するフィニッシャ本体
部と、このフィニッシャ本体部の長手方向に沿って所定
間隔で裏面側に設けた複数の係止部とを備え、 前記フィ
ニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体本体部と、この
フィニッシャ取付体本体部に長手方向に沿って所定間隔
で設けられ前記係止部に係止される係止受部とを備えた
ことを特徴とするステアリングホイール。 - 【請求項5】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシャ
取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付け
られたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備し、 前記フィニッシャは、断面略円柱状をなす前記グリップ
部の外周部の周方向の半周未満の位置を覆って外部に露
出するフィニッシャ本体部と、このフィニッシャ本体部
の裏面側に設けた係止部とを備え、 前記フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体本体部
と、このフィニッシャ取付体本体部に設けられ前記係止
部に係止される係止受部とを備えた ことを特徴とするス
テアリングホイール。 - 【請求項6】 フィニッシャは、平面円環状をなすグリ
ップ部の表面に沿ってこのグリップ部の一部を覆う平面
略円弧状をなす ことを特徴とする請求項1ないし5いず
れか1項に記載のステアリングホイール。 - 【請求項7】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
うこの芯体より軟質の被覆部と、この被覆部にインサー
ト成形で取り付けられこの被覆部より硬質のフィニッシ
ャ取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付
けられたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備した
ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか1項に記載
のステアリングホイール。 - 【請求項8】 フィニッシャは、外部に露出するフィニ
ッシャ本体部と、このフィニッシャ本体部の裏面の複数
カ所から互いに異なる方向に向かいフィニッシャ取付体
に係止される係止部とを具備したことを特徴とする請求
項1ないし7いずれか1項に記載のステアリングホイー
ル。
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