JP3426302B2 - Cd−rom再生装置 - Google Patents
Cd−rom再生装置Info
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- JP3426302B2 JP3426302B2 JP27476093A JP27476093A JP3426302B2 JP 3426302 B2 JP3426302 B2 JP 3426302B2 JP 27476093 A JP27476093 A JP 27476093A JP 27476093 A JP27476093 A JP 27476093A JP 3426302 B2 JP3426302 B2 JP 3426302B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光コンパクトディスクを
利用するCD−ROMおよびCD−ROM再生装置に関
する。
利用するCD−ROMおよびCD−ROM再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光コンパクトディスクは、音声をデジタ
ルで録音再生することが可能な媒体として開発され、忠
実な音の再現と長時間連続再生が可能なCDオーディオ
ディスクとして普及した。さらに大容量と高速アクセス
性能に着目されて、記録媒体としての利用がすすんでい
る。
ルで録音再生することが可能な媒体として開発され、忠
実な音の再現と長時間連続再生が可能なCDオーディオ
ディスクとして普及した。さらに大容量と高速アクセス
性能に着目されて、記録媒体としての利用がすすんでい
る。
【0003】CDオーディオディスクのデータ構造につ
いて説明する。L/Rの音声信号をPCM変調して、1
6ビット×2チャンネルのデジタルデータを得る。6標
本区間のデジタルデータ24バイトが1フレーム単位と
なる。エラーの抑制を目的として、L/R12バイト単
位でデータ変換し、誤り訂正符号が入り、インターリー
ブされると、それぞれ8ビット×12のデータと8ビッ
ト×4のパリティになる。1フレームに1バイトのサブ
コードを加え、変調して得られたデジタル信号をCDに
記録する。
いて説明する。L/Rの音声信号をPCM変調して、1
6ビット×2チャンネルのデジタルデータを得る。6標
本区間のデジタルデータ24バイトが1フレーム単位と
なる。エラーの抑制を目的として、L/R12バイト単
位でデータ変換し、誤り訂正符号が入り、インターリー
ブされると、それぞれ8ビット×12のデータと8ビッ
ト×4のパリティになる。1フレームに1バイトのサブ
コードを加え、変調して得られたデジタル信号をCDに
記録する。
【0004】98フレームが1つのサブコードブロック
を構成している。先頭の2バイトはサブコードヘッダ、
残り96バイトがサブコード8チャンネルとなる。サブ
コードのうち、24バイトは、読み出し制御に使われ、
ユーザデータの種別と絶対時間やサブコードフレーム番
号等、探索のためのアドレス情報が記録されている。1
つのサブコードブロックに付帯するデータは、2352
バイトの情報量に匹敵する。
を構成している。先頭の2バイトはサブコードヘッダ、
残り96バイトがサブコード8チャンネルとなる。サブ
コードのうち、24バイトは、読み出し制御に使われ、
ユーザデータの種別と絶対時間やサブコードフレーム番
号等、探索のためのアドレス情報が記録されている。1
つのサブコードブロックに付帯するデータは、2352
バイトの情報量に匹敵する。
【0005】CDオーディオディスク再生装置は、デジ
タル信号処理を行う手段に、曲の頭出しや再生順序の設
定等、サブコードを利用したプログラム機能を備えてい
る。ディスク最内周にあるインデックスを手がかりに、
サブコードを探して復調し、サブコードの絶対時間によ
り目的のブロックを探索する。読み出したデジタル信号
を復調し、デインターリーブ、誤り訂正符号によりエラ
ー訂正し、デジタル信号処理を行い、デジタルデータを
得る。デジタルデータはD/Aコンバータで処理され、
音声信号として出力される。
タル信号処理を行う手段に、曲の頭出しや再生順序の設
定等、サブコードを利用したプログラム機能を備えてい
る。ディスク最内周にあるインデックスを手がかりに、
サブコードを探して復調し、サブコードの絶対時間によ
り目的のブロックを探索する。読み出したデジタル信号
を復調し、デインターリーブ、誤り訂正符号によりエラ
ー訂正し、デジタル信号処理を行い、デジタルデータを
得る。デジタルデータはD/Aコンバータで処理され、
音声信号として出力される。
【0006】光コンパクトディスクをコンピュータ記録
媒体として利用した代表的なものとして、物理フォーマ
ットが統一規格となったCD−ROMがある。CD−R
OMの物理フォーマットの規格を第1図に示す。物理フ
ォーマットはモード0、モード1、モード2の3種類の
モードが定められている。CD−ROMの1セクタは、
CDオーディオディスクのサブコードブロックに等しい
2352バイトのデータで構成され、各ブロックの先頭
にはブロック間の分離のために12バイトのブロック同
期信号(シンク)が置かれている。
媒体として利用した代表的なものとして、物理フォーマ
ットが統一規格となったCD−ROMがある。CD−R
OMの物理フォーマットの規格を第1図に示す。物理フ
ォーマットはモード0、モード1、モード2の3種類の
モードが定められている。CD−ROMの1セクタは、
CDオーディオディスクのサブコードブロックに等しい
2352バイトのデータで構成され、各ブロックの先頭
にはブロック間の分離のために12バイトのブロック同
期信号(シンク)が置かれている。
【0007】ブロック同期信号に続いて、ヘッダ4バイ
トが配され、ブロックアドレス3バイトとデータ記録モ
ードを示す1バイトからなる。モード0とモード2の場
合は残りの2336バイトがデータとなる。モード0で
はこのデータが全部0である。
トが配され、ブロックアドレス3バイトとデータ記録モ
ードを示す1バイトからなる。モード0とモード2の場
合は残りの2336バイトがデータとなる。モード0で
はこのデータが全部0である。
【0008】モード1はより正確な誤り訂正が要求され
るコンピュータデータに用いられる。プログラムデータ
や高圧縮率の画像データ等は、1ビットのエラーでも正
常な動作が得られなくなる。このようなデータは補間処
理できる画像データあるいは音響データとは異なり、エ
ラーが許されない。
るコンピュータデータに用いられる。プログラムデータ
や高圧縮率の画像データ等は、1ビットのエラーでも正
常な動作が得られなくなる。このようなデータは補間処
理できる画像データあるいは音響データとは異なり、エ
ラーが許されない。
【0009】CD−ROMのデータの信頼性を高めるた
め、2336バイトのデータ構造に補助データの領域を
設定し、ユーザデータ2048バイトと補助データ28
8バイトに分けている。補助データの設定は、データ記
録モードをモード1に設定することによって定義され
る。補助データ288バイトは、エラー検出4バイト、
スペース8バイト、Pパリティ172バイトおよびQパ
リティ104バイトからなるエラー訂正276バイトと
なっている。
め、2336バイトのデータ構造に補助データの領域を
設定し、ユーザデータ2048バイトと補助データ28
8バイトに分けている。補助データの設定は、データ記
録モードをモード1に設定することによって定義され
る。補助データ288バイトは、エラー検出4バイト、
スペース8バイト、Pパリティ172バイトおよびQパ
リティ104バイトからなるエラー訂正276バイトと
なっている。
【0010】モード2は2336バイトがすべてユーザ
データとなるデータ構造を有し、補間処理でエラー訂正
が可能な画像・音響データ等を記録できる。ただし、一
般には、モード2のユーザデータ内に構造を定義して、
物理フォーマットを拡張し、各種データの時分割処理を
行う際などにモード2のデータ構造を利用している。
データとなるデータ構造を有し、補間処理でエラー訂正
が可能な画像・音響データ等を記録できる。ただし、一
般には、モード2のユーザデータ内に構造を定義して、
物理フォーマットを拡張し、各種データの時分割処理を
行う際などにモード2のデータ構造を利用している。
【0011】プログラムデータ等は、同じ符号の連続す
る冗長コードが大変多く、読み取りエラーを生じやす
い。そこで、ユーザデータにシンク、ヘッダ、さらに補
助データを加えた2352バイトのブロック中、シンク
を残してスクランブル処理をかけ、冗長コードを解消す
る。
る冗長コードが大変多く、読み取りエラーを生じやす
い。そこで、ユーザデータにシンク、ヘッダ、さらに補
助データを加えた2352バイトのブロック中、シンク
を残してスクランブル処理をかけ、冗長コードを解消す
る。
【0012】スクランブル処理後は、CDオーディオデ
ィスクと同様に、誤り訂正符号を入れてインターリーブ
した後、サブコードを追加し、変調して得られたデジタ
ル信号をCD−ROMに記録する。
ィスクと同様に、誤り訂正符号を入れてインターリーブ
した後、サブコードを追加し、変調して得られたデジタ
ル信号をCD−ROMに記録する。
【0013】サブコードは、CDオーディオディスクの
構造と一致し、8チャンネル×12バイトの大きさのも
のが1ブロックに1つ付加されている。そのうち2チャ
ンネルが読み出し制御に使われ、ユーザデータの種別と
絶対時間やサブコードフレーム番号等、探索のためのア
ドレス情報が記録されている。
構造と一致し、8チャンネル×12バイトの大きさのも
のが1ブロックに1つ付加されている。そのうち2チャ
ンネルが読み出し制御に使われ、ユーザデータの種別と
絶対時間やサブコードフレーム番号等、探索のためのア
ドレス情報が記録されている。
【0014】CD−ROM再生装置は、コンピュータ、
CRTあるいはプリンタなどの画像表示手段、キーボー
ド等のデータ入力手段と、CD−ROM読み取り手段と
の組み合わせで構成される。コンピュータによるアドレ
ス指定を受けて、CD−ROM読み取り手段は、CDオ
ーディオディスクの再生と全く同様にデジタル信号処理
を行う。
CRTあるいはプリンタなどの画像表示手段、キーボー
ド等のデータ入力手段と、CD−ROM読み取り手段と
の組み合わせで構成される。コンピュータによるアドレ
ス指定を受けて、CD−ROM読み取り手段は、CDオ
ーディオディスクの再生と全く同様にデジタル信号処理
を行う。
【0015】得られたデジタルデータはスクランブルが
掛かっているため、データブロック中のシンクを検出し
てスクランブルを解除し、ヘッダアドレスを検出したの
ち、目的のブロックにアクセスする。ヘッダにあるデー
タ構造モードに応じて、補助データを利用したエラーの
検出と訂正が施された後、ユーザデータはコンピュータ
に読み込まれる。このような2段階のエラー訂正機能に
よりデータの信頼性を高めている。
掛かっているため、データブロック中のシンクを検出し
てスクランブルを解除し、ヘッダアドレスを検出したの
ち、目的のブロックにアクセスする。ヘッダにあるデー
タ構造モードに応じて、補助データを利用したエラーの
検出と訂正が施された後、ユーザデータはコンピュータ
に読み込まれる。このような2段階のエラー訂正機能に
よりデータの信頼性を高めている。
【0016】CD−ROMは、デジタル信号処理につい
てはCDオーディオディスクと共通である。元来CD−
ROMはCDオーディオディスクから派生したものであ
るため、ほとんどのCD−ROM読み取り手段は、CD
オーディオディスクの再生装置を兼ねている。
てはCDオーディオディスクと共通である。元来CD−
ROMはCDオーディオディスクから派生したものであ
るため、ほとんどのCD−ROM読み取り手段は、CD
オーディオディスクの再生装置を兼ねている。
【0017】CD−ROM再生装置はマルチメディアと
して活用され、プログラムデータとともに画像データ、
音響データを取り扱っている。CD−ROM読み取り手
段のデータ転送速度は、1ブロックにつき1/75秒を
基準としている。データ転送速度をCDオーディオディ
スクに一致させて、1/75秒を基準とすることによ
り、共用機としての利用が図られている。
して活用され、プログラムデータとともに画像データ、
音響データを取り扱っている。CD−ROM読み取り手
段のデータ転送速度は、1ブロックにつき1/75秒を
基準としている。データ転送速度をCDオーディオディ
スクに一致させて、1/75秒を基準とすることによ
り、共用機としての利用が図られている。
【0018】CRT等の画像表示手段は、水平同期およ
び垂直同期がそれぞれ約16kHz、約60Hzである
NTSC方式が普及している。CD−ROMとコンピュ
ータで構成したマルチメディアを用いて動画表示を行う
場合、CPUは1/60秒毎の垂直帰線期間に画像デー
タを処理して各画面データを用意する。CD−ROM読
みとり手段が1/75秒毎にデータを転送してくるた
め、画像データは専用の二次バッファに一時待機させ
て、垂直同期信号に等しいレートでバッファから読み出
すことにより、同期を図っている。
び垂直同期がそれぞれ約16kHz、約60Hzである
NTSC方式が普及している。CD−ROMとコンピュ
ータで構成したマルチメディアを用いて動画表示を行う
場合、CPUは1/60秒毎の垂直帰線期間に画像デー
タを処理して各画面データを用意する。CD−ROM読
みとり手段が1/75秒毎にデータを転送してくるた
め、画像データは専用の二次バッファに一時待機させ
て、垂直同期信号に等しいレートでバッファから読み出
すことにより、同期を図っている。
【0019】CDオーディオディスク、CD−ROMと
もにサブコードには6チャンネル×12バイトの空きが
ある。ここに文字データあるいは画像データを入れるこ
とにより、画面表示機能の付加あるいは補充が行われて
いる。CDオーディオディスクであっても、再生装置に
データを文字や画像に変換する回路とCRT等を備える
ことにより、画面表示が可能となっている。
もにサブコードには6チャンネル×12バイトの空きが
ある。ここに文字データあるいは画像データを入れるこ
とにより、画面表示機能の付加あるいは補充が行われて
いる。CDオーディオディスクであっても、再生装置に
データを文字や画像に変換する回路とCRT等を備える
ことにより、画面表示が可能となっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、C
D−ROMは、データ転送速度を1/75秒とし、一方
画像データの再生はNTSC方式に合わせて1/60秒
になっている。そのため、CD−ROM読み取り手段か
らコンピュータへ画像データを転送する際、他種のデー
タとは別個に専用の二次バッファを必ず用意しなければ
ならない。CD−ROM再生装置の回路は、RAMを余
計に搭載し、画像データの転送制御のための信号系統を
考慮しなければならない等、設計が複雑になる。
D−ROMは、データ転送速度を1/75秒とし、一方
画像データの再生はNTSC方式に合わせて1/60秒
になっている。そのため、CD−ROM読み取り手段か
らコンピュータへ画像データを転送する際、他種のデー
タとは別個に専用の二次バッファを必ず用意しなければ
ならない。CD−ROM再生装置の回路は、RAMを余
計に搭載し、画像データの転送制御のための信号系統を
考慮しなければならない等、設計が複雑になる。
【0021】またデータ転送速度と画像データ再生レー
トの同期が取りにくいため、画像データは間欠的に読み
込まれることがある。CD−ROM読み取りは微妙な回
転速度制御により一定線速度を保たなければならない。
間欠的に読み込まれる場合、CD−ROM読み取りのヘ
ッドシークに無駄な時間がかかる。
トの同期が取りにくいため、画像データは間欠的に読み
込まれることがある。CD−ROM読み取りは微妙な回
転速度制御により一定線速度を保たなければならない。
間欠的に読み込まれる場合、CD−ROM読み取りのヘ
ッドシークに無駄な時間がかかる。
【0022】CD−ROMに記録した動画および音声を
同時再生する場合、動画としての画質を維持するには大
量のデータが必要となる。音声データが制限されるた
め、動画との同時再生では、音質に問題を残している。
当然、音響専用のCDオーディオディスクの音響特性に
ははるかに及ばない。
同時再生する場合、動画としての画質を維持するには大
量のデータが必要となる。音声データが制限されるた
め、動画との同時再生では、音質に問題を残している。
当然、音響専用のCDオーディオディスクの音響特性に
ははるかに及ばない。
【0023】CDオーディオディスクに対しても、音響
出力とともに文字や画像を表示する機能が求められ、サ
ブコードを利用した文字データ、画像データの記録、再
生が行われている。CD−ROMについてもサブコード
の利用が図られているが、サブコードの領域の空きが少
なく、表示可能な画面は、簡単な文字情報と静止画像に
限られている。サブコードのデータ量より多くのデータ
を記録するには、音響デジタル信号を減らさなければな
らない。音響デジタル信号を減らすには標本化レベルの
低下、あるいはデータ圧縮が必要であるため、音質の劣
化をきたす。
出力とともに文字や画像を表示する機能が求められ、サ
ブコードを利用した文字データ、画像データの記録、再
生が行われている。CD−ROMについてもサブコード
の利用が図られているが、サブコードの領域の空きが少
なく、表示可能な画面は、簡単な文字情報と静止画像に
限られている。サブコードのデータ量より多くのデータ
を記録するには、音響デジタル信号を減らさなければな
らない。音響デジタル信号を減らすには標本化レベルの
低下、あるいはデータ圧縮が必要であるため、音質の劣
化をきたす。
【0024】本発明は、CDオーディオディスク再生装
置を兼ねたCD−ROM再生装置において、画像データ
専用の二次バッファを不要とし、高画質の動画と高音質
の音声の同時再生を実現することを目的とする。
置を兼ねたCD−ROM再生装置において、画像データ
専用の二次バッファを不要とし、高画質の動画と高音質
の音声の同時再生を実現することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、CD−ROMのデータ転送速度を1
データブロックにつき1/120秒ないし1/180秒
に設定し、CD−ROMの記録、再生をNTSC方式の
画像データ再生レートとの速度比を1:2ないし1:3
とする。
めに、本発明では、CD−ROMのデータ転送速度を1
データブロックにつき1/120秒ないし1/180秒
に設定し、CD−ROMの記録、再生をNTSC方式の
画像データ再生レートとの速度比を1:2ないし1:3
とする。
【0026】転送速度と再生レートの比を整数とするこ
とにより、画像データは二次バッファを介さず、直接転
送することが可能となる。データ転送速度が従来比で
1.6倍ないし2.4倍になるため、単位時間当たり利
用できる情報量も倍増する。
とにより、画像データは二次バッファを介さず、直接転
送することが可能となる。データ転送速度が従来比で
1.6倍ないし2.4倍になるため、単位時間当たり利
用できる情報量も倍増する。
【0027】これにより従来のCDオーディオディスク
と同等の特性の音声出力と同時に画質の良好な動画再生
が実現する。また画像データの再生レートとデータ転送
速度の同期が取りやすくなり、データ読み込みは連続的
に行われるため、ヘッドシークに要する時間が減少し、
効率的にデータの読み込みができる。
と同等の特性の音声出力と同時に画質の良好な動画再生
が実現する。また画像データの再生レートとデータ転送
速度の同期が取りやすくなり、データ読み込みは連続的
に行われるため、ヘッドシークに要する時間が減少し、
効率的にデータの読み込みができる。
【0028】本発明のCD−ROM再生装置では2.4
倍の読み取り速度を得るためには、ディスクの回転速度
を上げて読み取り線速度を2.4倍にするとともに、ビ
ットを読み出すクロックを2.4倍にする必要がある。
倍の読み取り速度を得るためには、ディスクの回転速度
を上げて読み取り線速度を2.4倍にするとともに、ビ
ットを読み出すクロックを2.4倍にする必要がある。
【0029】CD−ROMへの記録は、従来どおりのデ
ータ構造とすることにより、接続するコンピュータの互
換性が保てる。データ転送速度を1/180秒にする
と、画像再生の単位時間1/60秒あたり、3ブロック
を転送できる。ブロック毎に記録するデータ種別を分
け、多彩な利用が考えられる。
ータ構造とすることにより、接続するコンピュータの互
換性が保てる。データ転送速度を1/180秒にする
と、画像再生の単位時間1/60秒あたり、3ブロック
を転送できる。ブロック毎に記録するデータ種別を分
け、多彩な利用が考えられる。
【0030】図2に、本発明のCD−ROMのデータブ
ロック構造の一例の説明図を示す。ここでは1/180
秒あたり1ブロックを転送している。1ブロックを音声
データにあてて、残り2ブロックに画像データを記録す
ると、音声データ量は1ブロックが1/60秒となり、
ほとんど従来のCDオーディオディスクと変わらない高
音質の出力が得られるとともに、動画再生が可能とな
る。
ロック構造の一例の説明図を示す。ここでは1/180
秒あたり1ブロックを転送している。1ブロックを音声
データにあてて、残り2ブロックに画像データを記録す
ると、音声データ量は1ブロックが1/60秒となり、
ほとんど従来のCDオーディオディスクと変わらない高
音質の出力が得られるとともに、動画再生が可能とな
る。
【0031】CD−ROMからメモリにデータを一括し
て転送し、そこから各種周辺回路にデータを振り分ける
装置構成とすることにより、画像データ用の二次バッフ
ァが不要となり、PCM音声の連続再生を実行しなが
ら、一方でデータ処理を行うことができる。
て転送し、そこから各種周辺回路にデータを振り分ける
装置構成とすることにより、画像データ用の二次バッフ
ァが不要となり、PCM音声の連続再生を実行しなが
ら、一方でデータ処理を行うことができる。
【0032】図に示した例の他、データブロックの大半
を画像データに利用することにより、圧縮率の小さい高
画質データを記録、再生することが可能となる。
を画像データに利用することにより、圧縮率の小さい高
画質データを記録、再生することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明ではCD−ROMのデータ転送速
度が1/120ないし1/180秒となったため、単位
時間あたり使用できるデータ量が1.6倍ないし2.4
倍に増加する。従来、画像データにより制約されていた
音響データ量を増やすことができるため、音質が向上
し、従来のCDオーディオディスクとほとんど遜色ない
高音質と動画の同時再生が得られる。画像データ用の二
次バッファを設けなくても、CD−ROMデータの転送
と画像データ再生を容易に同期させることができるた
め、回路設計が容易となる等の効果がある。
度が1/120ないし1/180秒となったため、単位
時間あたり使用できるデータ量が1.6倍ないし2.4
倍に増加する。従来、画像データにより制約されていた
音響データ量を増やすことができるため、音質が向上
し、従来のCDオーディオディスクとほとんど遜色ない
高音質と動画の同時再生が得られる。画像データ用の二
次バッファを設けなくても、CD−ROMデータの転送
と画像データ再生を容易に同期させることができるた
め、回路設計が容易となる等の効果がある。
【図1】従来のCD−ROMのデータブロック構造の説
明図である。
明図である。
【図2】本発明のCD−ROMのデータブロック構造の
一例の説明図である。
一例の説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 20/10
G11B 20/12
H04N 5/92
H04N 5/93
Claims (3)
- 【請求項1】 画像、音声、文字およびプログラムデー
タ等を記録したCD−ROMを読み取り、データを再生
するCD−ROM再生装置において、CD−ROMから
のデータの転送速度を画像データ再生レートとの比が整
数となるようにし、バッファを介することなく該CD−
ROMから読みとったデータを画像表示手段へ転送する
手段を備えたことを特徴とするCD−ROM再生装置。 - 【請求項2】 前記画像データ再生レートが、NTSC
方式の画像表示手段の画像データ再生レートである請求
項1記載のCD−ROM再生装置。 - 【請求項3】 前記転送速度が、1データブロック23
52byteあたり1/180秒または1/120秒である
請求項1記載のCD−ROM再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27476093A JP3426302B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | Cd−rom再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27476093A JP3426302B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | Cd−rom再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105629A JPH07105629A (ja) | 1995-04-21 |
JP3426302B2 true JP3426302B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=17546202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27476093A Expired - Fee Related JP3426302B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | Cd−rom再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3426302B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460229B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2004-12-08 | 주식회사 레인콤 | 오디오 데이터 파일에 그래픽 데이터를 삽입하는 방법 및삽입된 그래픽 데이터의 재생 방법 |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP27476093A patent/JP3426302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07105629A (ja) | 1995-04-21 |
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