JP3426181B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
特にプリント基板に精度良く表面実装することができる
コネクタに関する。
のコネクタが知られている。
と、このインシュレータに保持された複数のコンタクト
と、インシュレータの実装面に設けられた2つの位置決
め用突起部とを備えている。
であるが、両者の直径は異なる。
は、直径の異なる2つの位置決め用突起部に対応する2
つの丸孔(小径の丸孔と大径の丸孔)が形成されてい
る。
孔の間隔とは同じ長さであることが要求される。
コネクタの小径の位置決め用突起部をプリント基板の小
径の丸孔に、コネクタの大径の位置決め用突起部をプリ
ント基板の大径の丸孔にそれぞれ挿入する。
に一定になり、コネクタはプリント基板の所定位置に実
装される。
実装作業を自動化する場合、2つの位置決め用突起部の
間隔と2つの丸孔の間隔とのずれを考慮し、位置決め用
突起部と丸孔の内周縁とが干渉しないように、位置決め
用突起部の外周縁と丸孔の内周縁との隙間を大きくしな
ければならない。
基板に対するコネクタの位置決め精度が低下する。した
がって、この隙間は位置決めという側面では大きくない
方が望ましい。
たもので、その課題は、高い加工精度を要求されずに、
コネクタの位置決め用突起部とプリント基板の丸孔の内
周縁との干渉を回避することができるとともに、位置決
め精度の低下を抑制することができるコネクタを提供す
ることである。
請求項1記載の発明のコネクタは、インシュレータと、
このインシュレータに保持された複数のコンタクトと、
前記インシュレータの実装面に設けられた2つの位置決
め用突起部とを備え、前記2つの位置決め用突起部を、
基板に形成された直径の異なる2つの丸孔にそれぞれ挿
入することができるコネクタにおいて、前記2つの位置
決め用突起部のうち一方の位置決め用突起部が円柱状で
あり、他方の位置決め用突起部がほぼ長円柱状であり、
前記一方の位置決め用突起部の直径が前記他方の位置決
め用突起部の長径よりも小さく、前記他方の位置決め用
突起部の長径方向は前記コンタクトの配列方向に対して
ほぼ直交することを特徴とする。
コンタクト配列方向の隙間は従来例の位置決め用突起部
と大径の丸孔とのコンタクト配列方向の隙間よりも大き
いので、コネクタを基板に実装するとき、2つの位置決
め用突起部の間隔と2つの丸孔の間隔とのずれが吸収さ
れ、位置決め用突起部と丸孔の内周縁との干渉が回避さ
れる。他方、他方の位置決め用突起部と大径の丸孔との
長径方向の隙間は従来例と同様に小さいので、基板に対
するコネクタの位置精度はほとんど低下しない。
1記載の発明のコネクタにおいて、前記一方の位置決め
用突起部の直径は、前記2つの丸孔のうち小径の丸孔の
直径よりもわずかに小さく、前記他方の位置決め用突起
部の長径は、前記2つの丸孔のうち大径の丸孔の直径よ
りもわずかに小さいことを特徴とする。
より確実に抑制され、コネクタのコンタクトは基板の所
定位置に正確に配置される。
面に基づいて説明する。
タの斜視図、図2はそのコネクタの底面図、図3はプリ
ント基板の一部を示す平面図、図4(a)はほぼ長円柱
状の位置決め用突起部の長径方向の可動範囲を示す図、
図4(b)はほぼ長円柱状の位置決め用突起部の短径方
向の可動範囲を示す図である。
と、このインシュレータ1に保持された複数のコンタク
ト3と、インシュレータ1の実装面1aに設けられた2
つの位置決め用突起部4,5とを備えている。
し得る空間部(図示せず)が形成されている。インシュ
レータ1の実装面1aの両端部には固定用脚部9,10
が保持されている。固定用脚部9,10はプリント基板
6に面接触できるようにL形に折れ曲がっている。
向に沿って2列に配列されている。コンタクト3の端子
部3aはインシュレータ1から外部へ露出している。端
子部3aはプリント基板6に表面実装できるように折れ
曲がっている。
を介して配置されている。2つの位置決め用突起部4,
5は、プリント基板6の2つの丸孔7,8にそれぞれ挿
入される。一方の位置決め用突起部4は円柱状であり、
他方の位置決め用突起部5はほぼ長円柱状である。位置
決め用突起部4の直径c0は位置決め用突起部5の長径
c1よりも小さい。位置決め用突起部5の長径方向D1
とコンタクト3の配列方向D2(コンタクト配列方向)
とがほぼ直交している。
孔7,8が間隔Lpを介して形成されている。プリント
基板6の丸孔7,8の間にはパッド11が2列に形成さ
れている。パッド11はコンタクト3の端子部3aに対
応する。位置決め用突起部4の直径c0はプリント基板
6の小径の丸孔7の直径よりもわずかに小さい。位置決
め用突起部5の長径c1は大径の丸孔8の直径よりもわ
ずかに小さい。
コンタクト配列方向D2の可動範囲を示す図である。位
置決め用突起部105は単なる円柱状であり、直径は位
置決め用突起部5の長径c1と等しいから、大径の丸孔
8内でコンタクト配列方向D 2及びこれに直交する方向
D3にそれぞれ距離δ2だけ移動できる。これに対し、
この実施形態の位置決め用突起部5は長円柱状であるか
ら、丸孔8内で長径方向D1に距離δ2しか移動できな
いが(図4(a)参照)、コンタクト配列方向D2に距
離δ1だけ移動できる(図4(b)参照)。すなわち、
δ1>δ2であり、位置決め用突起部5は従来例に較べ
コンタクト配列方向D2に長い距離を移動できる。
とき、コネクタの小径の位置決め用突起部4をプリント
基板6の小径の丸孔7に、大径の位置決め用突起部5を
プリント基板6の大径の丸孔8にそれぞれ挿入する。位
置決め用突起部5の長径c1は小径の丸孔7の直径より
も大きいので、位置決め用突起部8を丸孔7に挿入でき
ない。したがって、コネクタの取付方向が逆になること
はない。
とのコンタクト配列方向D2の隙間は従来例の位置決め
用突起部105と大径の丸孔8とのコンタクト配列方向
D2の隙間よりもかなり大きいので、もし位置決め用突
起部4,5の間隔Lcと丸孔7,8の間隔Lpとがずれ
ていたとしても、そのずれは吸収され、位置決め用突起
部4,5と丸孔7,8の内周縁との干渉は起こらない。
との長径方向D1の隙間は従来例と同様に小さいので、
プリント基板6に対するコネクタの位置精度は低下しな
い。
4,5の間隔Lcの寸法精度や丸孔7,8の間隔Lpの
寸法精度が低く、両間隔Lc,Lpが等しくない場合、
コネクタをプリント基板6に実装したときの位置決め用
突起部4,5と丸孔7,8の内周縁との干渉を回避する
ことができるとともに、位置決め精度の低下を抑制する
ことができる。高い加工精度が要求されないので、コス
ト削減に資する。
であり、位置決め用突起部8の長径c1は小径の丸孔7
の直径よりも大きいので、位置決め用突起部8を丸孔7
に挿入できない。したがって、コネクタの誤装着が防止
される。
リルで加工できる単純な形状の丸孔7,8でよいので、
加工が簡単である。
パッド11とコネクタのコンタクト3の接続部3aとの
位置ずれが回避されるだけでなく、プリント基板6に多
数のコネクタを実装する場合にはコネクタ同士の位置関
係が適正になる。
固定用脚部9,10が設けられ、位置決め用突起部5を
配置するスペースは制限されるが、長径c1に対するス
ペースさえあれば位置決め用突起部5を配置できる。
用突起部4,5を有するコネクタについて述べたが、本
願発明を3つ以上の位置決め用突起部4,5を有するコ
ネクタに適用することもできる。
ネクタによれば、高い加工精度を要求されずに、コネク
タの位置決め用突起部と基板の丸孔の内周縁との干渉を
回避することができるとともに、位置決め精度の低下を
抑制することができるので、製造コストの削減に資す
る。
に対するコネクタの位置精度の低下はより確実に抑制さ
れ、コネクタのコンタクトは基板の所定位置に正確に配
置されるので、基板に対するコネクタの接続不良をより
少なくすることができる。
斜視図である。
る。
の長径方向の可動範囲を示す図、図4(b)はほぼ長円
柱状の位置決め用突起部の短径方向の可動範囲を示す図
である。
配列方向の可動範囲を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 インシュレータと、 このインシュレータに保持された複数のコンタクトと、 前記インシュレータの実装面に設けられた2つの位置決
め用突起部とを備え、前記2つの位置決め用突起部を、
基板に形成された直径の異なる2つの丸孔にそれぞれ挿
入することができるコネクタにおいて、 前記2つの位置決め用突起部のうち一方の位置決め用突
起部が円柱状であり、他方の位置決め用突起部がほぼ長
円柱状であり、 前記一方の位置決め用突起部の直径が前記他方の位置決
め用突起部の長径よりも小さく、 前記他方の位置決め用突起部の長径方向は前記コンタク
トの配列方向に対してほぼ直交することを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項2】 前記一方の位置決め用突起部の直径は、
前記2つの丸孔のうち小径の丸孔の直径よりもわずかに
小さく、 前記他方の位置決め用突起部の長径は、前記2つの丸孔
のうち大径の丸孔の直径よりもわずかに小さいことを特
徴とする請求項1記載のコネクタ。
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JP2000016426A JP3426181B2 (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | コネクタ |
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Publications (2)
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JP3426181B2 true JP3426181B2 (ja) | 2003-07-14 |
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ID=18543559
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000016426A Expired - Fee Related JP3426181B2 (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | コネクタ |
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JPH065153U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-21 | 日本航空電子工業株式会社 | 挿抜コネクタ |
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