JP3677603B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP3677603B2
JP3677603B2 JP2002299911A JP2002299911A JP3677603B2 JP 3677603 B2 JP3677603 B2 JP 3677603B2 JP 2002299911 A JP2002299911 A JP 2002299911A JP 2002299911 A JP2002299911 A JP 2002299911A JP 3677603 B2 JP3677603 B2 JP 3677603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
ground
contact
ground plates
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002299911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004134312A (ja
Inventor
隆 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2002299911A priority Critical patent/JP3677603B2/ja
Publication of JP2004134312A publication Critical patent/JP2004134312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3677603B2 publication Critical patent/JP3677603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号を伝送するために用いるコネクタに属し、特に、高速信号を伝送するコネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコネクタは、複数のピンコンタクトと、コンタクトを保持したハウジングと、グランドプレートとを備えている。グランドプレートは、第1のグランドプレートと第2のグランドプレートとからなる。第1及び第2のグランドプレートの一方には、コンタクトに接続する接触部と、第1及び第2のグランドプレートを互いに接続する接触部とを設けている。第1のグランドプレートは、コンタクト間に配設され、第2のグランドプレートは、第1のグランドプレートと交差する方向に延在し、かつ隣接するコンタクト間に配設されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
他の従来のコネクタでは、雄側コネクタは、断面が十字形状の複数の雄グランド端子と、ピン形状の複数の雄側信号端子とを有している。雄側グランド端子及び雄側信号端子は違いに千鳥格子状に配置され、任意の雄側信号端子の周りを4つの雄側グランド端子が取り囲む配置となっている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002-117938号公報(第1頁、第6図)
【0005】
【特許文献2】
特開平9-330770号公報(第3頁第3列段落[0016]、図1、図6)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高速伝送においてコンタクト間の漏話を防止するためにグランドピンを用いると、信号端子を完全に遮蔽することが困難であり、さらに部品点数が増えてしまうという問題がある。
【0007】
また、信号端子を完全に遮蔽するためには同軸構造にすると、形状が複雑になりやすく、部品点数が増えてしまうという問題がある。
【0008】
それ故に本発明の課題は、簡単に疑似同軸線路を形成でき、接触部間の漏話を軽減し、伝送特性の悪化を防ぐことができ、さらに部品点数を削減できるコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、互いに所定間隔をもって複数本を配した導電性のコンタクトと、該コンタクトの周りに配置したグランド部材と、前記コンタクト及び前記グランド部材を保持したインシュレータとを含むコネクタにおいて、前記グランド部材は、長板形状である複数枚の第1グランドプレートと、長板形状である複数枚の第2グランドプレートとを有し、該第1グランドプレートは、長手方向に対して平行な第1辺から該第1辺に対向している第1対向辺の方向へ溝状に形成した複数の第1スリット部を有し、前記第2グランドプレートは、前記長手方向に対して平行な第2辺から該第2辺に対向している第2対向辺の方向へ溝状に形成した複数の第2スリット部を有し、前記第1及び第2グランドプレートは、互いに交差する方向で前記第1及び第2スリット部が対向するよう相互に一対一に合わされて相対的に挿入されることによって格子状に組み合わせた組立体となっており、該組立体は、前記コンタクト間を遮蔽するよう収容する複数のコンタクト収容部を有し、前記第1スリット部は、互いに対向する一対の第1スリット縁を有し、前記第2スリット部は、互いに対向する一対の第2スリット縁を有し、該第1スリット縁及び該第2スリット縁のそれぞれは、互いに平行な直線状部分と、前記第1及び第2スリット縁のそれぞれから前記直線状部分よりも突出しておりかつ前記第1及び第2グランドプレートが組み合わされたときに前記第1及び第2グランドプレートの前記長手方向を直交する方向で前記第1及び第2グランドプレートのプレート面のそれぞれ異なる位置において前記第1及び第2グランドプレートのプレート面のそれぞれに接触する複数の接触部とを有し、該接触部が前記直線状部分に対向していることを特徴とするコネクタが得られる。
【0010】
【作用】
本発明によると、第1及び第2グランドプレートを第1及び第2スリットが対向するように相互に一対一に合わせ、第1及び第2スリットが交差する方向で相対的に挿入することによって格子状に組み合わせて組立体とする。
【0011】
第1及び第2グランドプレートに形成した接触部は、第1及び第2グランドプレートが互いに合わされて組み合わされたときに第1及び第2グランドプレートのプレート面に接触する。
【0012】
コンタクトは、各コンタクト収容部に一本づつ位置されることから、第1及び第2グランドプレートによって完全にコンタクト間を遮蔽することにより、コンタクト間の漏話や、伝送特性の悪化を防ぐ。
【0013】
また、接触部は、付加スリット部を形成して弾性接触部とすると、第1及び第2グランドプレートのプレート面へ弾性力をもって接触するので接触が安定することから、薄い板である第1及び第2グランドプレートの歪を防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係るコネクタを説明する。図1は、本発明の第1実施の形態例におけるコネクタとともに、このコネクタと嵌合することによって接続する相手コネクタを示している。図2は、図1に示したコネクタの第1及び第2グランドプレートの組み立てた後の組立体を示している。
【0015】
図1及び図2を参照して、コネクタ1は、互いに所定間隔をもって複数本を縦横方向に配されている導電性のコンタクト(信号用コンタクト)11と、複数本のコンタクト11の周りで各コンタクト11に所定間隔をもって配置しているグランド部材(第1グランドプレート13,第2グランドプレート15)と、コンタクト11及びグランド部材13,15を保持しているインシュレータ17とを有している。
【0016】
グランド部材は、薄い金属板をプレスにより打ち抜き加工を施すことによって長板形状に形成されている複数枚の第1グランドプレート13と、同様な加工で長板形状に形成されている複数枚の第2グランドプレート15とからなる。なお、この実施の形態例におけるコネクタ1では、図1及び図2において、縦方向に所定間隔もって設置される第1グランドプレート13が8枚であり、横方向に所定間隔もって設置される第2グランドプレート15が8枚であって、これらが互いに直交する方向で組み合わされて組立体12を構成している。
【0017】
したがって、図1及び図2に示されているように、第1グランドプレート13と第2グランドプレート15とが組み合わされると、縦横方向に49個所のコンタクト収容部21が互いに隣接して形成される。コンタクト収容部21のそれぞれは、前面から見ると、第1グランドプレート13及び第2グランドプレート15によって囲まれた個々の部分が略正方角であり、個々のコンタクト収容部21は筒形状となっている。一つのコンタクト収容部21には、コンタクト11の1本が配置されている。
【0018】
第1グランドプレート13には、図3にその1枚を拡大して示すように、表裏の第1プレート面13f間に溝状に切り欠けられた複数の第1スリット部13sが長手方向に所定間隔をもって形成されている。第1グランドプレート13には、第1スリット部13sが長手方向に対して平行な第1辺13aから第1辺13aに対向している第1対向辺13bの方向へ溝形状に延びており、第1スリット部13sの複数が長手方向に所定間隔をもって形成されている。また、第1対向辺13bには、この第1対向辺13bから外へ延びている複数の第1グランド端子部13uが形成されている。
【0019】
図4は、図3に示した第1グランドプレート13の第1スリット部13sの一部を拡大して示している。図4を参照して、第1スリット部13sの互いに平行に対向している一対の第1スリット縁13yの直線状部分には、第1スリット縁13yから第1スリット部13sの内方へ円弧状に突出している複数の第1接触部13zが形成されている。第1の接触部13zは、一対の第1スリット縁13yの直線状部分に対向しており、第1及び第2グランドプレート13,15が互いに合わされて組み合わされたときに第2グランドプレート15の長手方向を直交する方向で第2グランドプレート15の第2プレート面15fのそれぞれ異なる位置で対向して接触する。
【0020】
一対の第1スリット縁13yは、これらの第1スリット縁13y間の間隔が第2グランドプレート15の板厚寸法とほぼ等しい幅寸法、もしくは第1スリット縁13y間の間隔が第1グランドプレート13の板厚寸法よりも若干大きな幅寸法となっている。第1接触部13zは複数が形成されており、直線状の一対の第1スリット縁13yに対向するように複数の第1接触部13zが交互に形成されている。なお、第1接触部13zは、複数でなくてもよく、一対の第1スリット縁13yの直線状部分の一個所に形成するのみでもよい。
【0021】
第2グランドプレート15には、図5にその1枚を拡大して示すように、表裏の第2プレート面15f間に溝形状に複数の第2スリット部15sが長手方向に所定間隔をもって形成されている。第2グランドプレート15には、第2スリット部15sが長手方向に対して平行な第2辺15aから第2辺15aに対向している第2対向辺15bの方向へ延びている複数が長手方向に所定間隔をもって形成されている。また、第2対向辺15bには、この第2対向辺15bから外へ延びている複数の第2グランド端子部15uが形成されている。
【0022】
図6は、図5に示した第2グランドプレートの第2スリット部15sの一部を拡大して示している。図6を参照して、第2スリット部15sの互いに平行に対向している一対の第2スリット縁15yの直線状部分には、第2スリット縁15yから第2スリット部15sの内方へ円弧状に突出している複数の第2接触部15zが形成されている。第2の接触部15zは、一対の第2スリット縁15yの直線状部分に対向しており、第1及び第2グランドプレート13,15が互いに合わされて組み合わされたときに第1グランドプレート13の長手方向を直交する方向で第1グランドプレート13の第1プレート面13fのそれぞれ異なる位置で対向して接触する。
【0023】
一対の第2スリット縁15yは、これらの第2スリット縁15y間の間隔が第1グランドプレート13の板厚寸法とほぼ等しい幅寸法、もしくは第2スリット縁15y間の間隔が第1グランドプレート13の板厚寸法よりも若干大きな幅寸法となっている。第2接触部15zは、一対の第2スリット縁15yの直線状部分に対向するように交互に形成されている。
【0024】
第2接触部15zは複数が形成されており、一対の第2スリット縁15yの直線状部分に対向するように複数の第2接触部15zが交互に形成されている。なお、第2接触部15zは複数でなくてもよく、一対の第2スリット縁15yの直線状部分の一個所に形成するのみでもよい。
【0025】
以下に、この実施の形態例におけるコネクタの製作して基板31に実装する作業について説明する。図1に示したように、インシュレータ17は、互いに対向している一対の枠部17aと、枠部17a間を接続している底板部17bとを有している。
【0026】
インシュレータ17の底板部17bには、縦横方向で所定間隔をもって、複数本のコンタクト11を保持しておく。そして、第1及び第2のグランドプレート13,15は、互いに直交する方向で第1及び第2スリット13s,15sが対向するように相互に一対一に合わせ、第1及び第2グランドプレート13,15の一方を第1及び第2スリット13s,15sが交差する方向で相対的に圧入することによって格子状に組み合わせて組立体12とする。
【0027】
第1接触部13zは、第1及び第2グランドプレート13,15が組み合わされたときに第2グランドプレート15の第2プレート面15fに接触する。第2接触部15zは、第1及び第2グランドプレート13,15が互いに組み合わされたときに第1グランドプレート13の第1プレート面15fに接触する。
【0028】
その後、組立体12をインシュレータ17に保持し、基板31にインシュレータ17を搭載してプリント回路基板のような基板31の信号用回路と、コンタクト11の端子部(図示せず)とを接続する。図2に示した第1グランド端子部13uは、図1に示したコネクタ1を搭載した基板31に設けられているグランド用回路に接続される。
【0029】
第2グランド端子部15uは、図1に示したコネクタ1を搭載した基板31に設けられているグランド用回路に接続される。
【0030】
コネクタ1を基板31に接続する際、第1及び第2グランドプレート13,15の第1及び第2スリット部13s,15sの底面同士を突き当てる構成にすることにより、第1及び第2グランドプレート13,15の一方を押すことによって基板31へ第1グランド端子部13u,15uを圧入することができる。
【0031】
図1に戻り、コネクタ1と嵌合して接続する相手コネクタ51は、図示しない相手コンタクトと、相手コンタクトを保持している相手インシュレータ55と、第1及び第2グランドプレート13,15に接触する相手グランド部材(図示せず)とを有している。相手コネクタ51は、プリント回路基板のような相手基板61に実装される
【0032】
コンタクト11は、各コンタクト収容部21に一本づつ位置することから、第1及び第2接触部13z,15zを接触させた第1及び第2グランドプレート13,15によって完全にコンタクト11間を遮蔽することにより、コンタクト11間の漏話や、伝送特性の悪化を防ぐ。
【0033】
図7は、第2実施の形態例によるコネクタの第1グランドプレート13における第1スリット部13s′の一部を拡大して示している。なお、第1実施の形態例におけるコネクタ1と第実施の形態例におけるコネクタとは、第1グランドプレート13の第1スリット部13s,13s′の形状のみが相違するため、他の構成については、第1実施の形態例と同じ符号を付して説明を省略する。
【0034】
図7を参照して、第1スリット部13s′の第1スリット縁13yには、第1接触部13zの近傍に沿って第1スリット縁13yから内方へ溝状の第1付加スリット部13gが形成されている。
【0035】
したがって、第1接触部13zは、第1付加スリット部13gを形成することによって湾曲アーム形状の第1弾性接触部14となる。ここで、第1接触部13zは、第1及び第2グランドプレート13,15が互いに組み合わされたときに第2グランドプレート15の第2プレート面15fに弾性力をもって接触する。
【0036】
なお、第2実施の形態例では、第1グランドプレート13に第1付加スリット部13gを形成することによって第1弾性接触部14としたが、第2グランドプレート15に第1付加スリット部と同様な付加スリット部を形成することによって弾性接触部とすることも可能である。
【0037】
また、第1及び第2実施の形態例では、第1グランドプレート13の第1接触部13z及び第2グランドプレート15の第2接触部15zを有する構成や第1付加スリット部13gを有する構成について説明したが、第1グランドプレート13及び第2グランドプレート15のいずれか一方に接触部や付加スリット部を備えるようにしてもよい。
【0038】
また、第1及び第2グランドプレート13,15に相手コネクタ51と嵌合する嵌合側に面取り(図示せず)を施すと、相手コネクタ51への挿入がし易くなる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコネクタでは、第1及び第2スリット部を形成した第1及び第2グランドプレートを接触させるように格子状の組立体を構成して、コンタクト収容部に位置しているコンタクトを完全に遮蔽するようにし、接触部を第1及び第2グランドプレートの少なくとも一方のプレート面に接触させるようにしたので、コンタクト間の漏話を軽減し、伝送特性の悪化を防ぐことができる。
【0040】
また、第1及び第2グランドプレートは、プレート面の所望個所で接触部に接触させているので、安定した遮蔽効果が得られる。
【0041】
また、第1及び第2グランドプレートは、プレスによる打ち抜き加工によって作ることができ、曲げ加工を施す必要がないので単純な構造となり、製造が容易で部品点数の増加も防ぐことができる。
【0042】
また、接触部は、付加スリット部を形成して弾性接触部とすると、第1及び第2グランドプレートのプレート面へ弾性力をもって接触するので接触が安定し、薄い金属板である第1及び第2グランドプレートの歪を防ぐことができる。
【0043】
さらに、第1及び第2グランドプレート同士が組み合わされたときに、グランド端子部を基板に接続する際には、第1及び第2グランドプレートの一方を押すことによって圧入ができるので圧入治具を単純化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施の形態例におけるコネクタとともに、このコネクタに嵌合して接続する相手コネクタを示す斜視図である。
【図2】 図1に示したコネクタの第1及び第2グランドプレートの組み立てた後の組立体を示す斜視図である。
【図3】 図1及び図2に示した第1グランドプレートを拡大して示した平面図である。
【図4】 図3に示した第1グランドプレートの第1スリット部の一部を拡大して示した平面図である。
【図5】 図1及び図2に示した第2グランドプレートを拡大して示した平面図である。
【図6】 図5に示した第2グランドプレートの第2スリット部の一部を拡大して示した平面図である。
【図7】 本発明の第2実施の形態例におけるコネクタの第1グランドプレートの第1スリット部の一部を拡大して示した平面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ
11 コンタクト
13 第1グランドプレート
13a 第1辺
13b 第1対向辺
13f 第1プレート面
13g 第1付加スリット部
13s,13s′ 第1スリット部
13y 第1スリット縁
13z 第1接触部
15 第2グランドプレート
15a 第2辺
15b 第2対向辺
15f 第2プレート面
15s 第2スリット部
15y 第2スリット縁
15z 第2接触部
17 インシュレータ
21 コンタクト収容部

Claims (2)

  1. 互いに所定間隔をもって複数本を配した導電性のコンタクトと、該コンタクトの周りに配置したグランド部材と、前記コンタクト及び前記グランド部材を保持したインシュレータとを含むコネクタにおいて、
    前記グランド部材は、長板形状である複数枚の第1グランドプレートと、長板形状である複数枚の第2グランドプレートとを有し、
    該第1グランドプレートは、長手方向に対して平行な第1辺から該第1辺に対向している第1対向辺の方向へ溝状に形成した複数の第1スリット部を有し、
    前記第2グランドプレートは、前記長手方向に対して平行な第2辺から該第2辺に対向している第2対向辺の方向へ溝状に形成した複数の第2スリット部を有し、
    前記第1及び第2グランドプレートは、互いに交差する方向で前記第1及び第2スリット部が対向するよう相互に一対一に合わされて相対的に挿入されることによって格子状に組み合わせた組立体となっており、
    該組立体は、前記コンタクト間を遮蔽するよう収容する複数のコンタクト収容部を有し、
    前記第1スリット部は、互いに対向する一対の第1スリット縁を有し、前記第2スリット部は、互いに対向する一対の第2スリット縁を有し、
    該第1スリット縁及び該第2スリット縁のそれぞれは、互いに平行な直線状部分と、前記第1及び第2スリット縁のそれぞれから前記直線状部分よりも突出しておりかつ前記第1及び第2グランドプレートが組み合わされたときに前記第1及び第2グランドプレートの前記長手方向を直交する方向で前記第1及び第2グランドプレートのプレート面のそれぞれ異なる位置において前記第1及び第2グランドプレートのプレート面のそれぞれに接触する複数の接触部とを有し、該接触部が前記直線状部分に対向していることを特徴とするコネクタ。
  2. 互いに所定間隔をもって複数本を配した導電性のコンタクトと、該コンタクトの周りに配置したグランド部材と、前記コンタクト及び前記グランド部材を保持したインシュレータとを含むコネクタにおいて、
    前記グランド部材は、長板形状である複数枚の第1グランドプレートと、長板形状である複数枚の第2グランドプレートとを有し、
    該第1グランドプレートは、長手方向に対して平行な第1辺から該第1辺に対向している第1対向辺の方向へ溝状に形成した複数の第1スリット部を有し、
    前記第2グランドプレートは、前記長手方向に対して平行な第2辺から該第2辺に対向している第2対向辺の方向へ溝状に形成した複数の第2スリット部を有し、
    前記第1及び第2グランドプレートは、互いに交差する方向で前記第1及び第2スリット部が対向するよう相互に一対一に合わされて相対的に挿入されることによって格子状に組み合わせた組立体となっており、
    該組立体は、前記コンタクト間を遮蔽するよう収容する複数のコンタクト収容部を有し、
    前記第1スリット部は、互いに対向する一対の第1スリット縁を有し、前記第2スリット部は、互いに対向する一対の第2スリット縁を有し、
    該第1スリット縁及び該第2スリット縁のそれぞれは、互いに平行な直線状部分と、前記第1及び第2スリット縁のそれぞれから前記直線状部分よりも突出しておりかつ前記第1及び第2グランドプレートが組み合わされたときに前記第1及び第2グランドプレートの前記長手方向を直交する方向で前記第1及び第2グランドプレートのプレート面のそれぞれ異なる位置において前記第1及び第2グランドプレートのプレート面のそれぞれに接触する複数の接触部とを有し、該接触部が前記直線状部分に対向しており、
    前記第1及び第2スリット縁の少なくとも一方には、前記第1及び第2グランドプレートが互いに組み合わされたときに前記プレート面のうちの他方に弾性力をもって接触する よう前記接触部の近傍に沿って付加スリット部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
JP2002299911A 2002-10-15 2002-10-15 コネクタ Expired - Fee Related JP3677603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002299911A JP3677603B2 (ja) 2002-10-15 2002-10-15 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002299911A JP3677603B2 (ja) 2002-10-15 2002-10-15 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004134312A JP2004134312A (ja) 2004-04-30
JP3677603B2 true JP3677603B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=32288911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002299911A Expired - Fee Related JP3677603B2 (ja) 2002-10-15 2002-10-15 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3677603B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8840431B2 (en) * 2012-10-26 2014-09-23 Tyco Electronics Corporation Electrical connector systems

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004134312A (ja) 2004-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6971916B2 (en) Electrical connector for use in transmitting a signal
US6960103B2 (en) Connector to be mounted to a board and ground structure of the connector
KR101946857B1 (ko) 플러그 커넥터와 리셉터클 커넥터를 갖는 커넥터 조립체
US6439928B1 (en) High density connector for balanced transmission lines
JP4082707B2 (ja) コネクタ
JP2011159465A (ja) コネクタ
KR102633728B1 (ko) 커넥터
JP6437382B2 (ja) コネクタ
EP1453152B1 (en) Connector in which occurrence of crosstalk is suppressed by a ground contact
TWI635677B (zh) 高速連接器及其傳輸模組
JP2017103119A (ja) 電気コネクタ
CA2782705C (en) Lead frame, method of manufacturing a contact group, and connector
TW202143576A (zh) 連接器組裝體
EP1244183B1 (en) Electrical connector and transmission line
JP3682655B2 (ja) コネクタ
JP3677603B2 (ja) コネクタ
JP2003151690A (ja) 高速伝送電気コネクタ
US7413475B2 (en) Electrical connector having ground planes
JP2008103122A (ja) コネクタ
JP2014060043A (ja) コネクタ
JP3026335B2 (ja) コネクタ
JPH07230858A (ja) 可動型コネクタ
JP7461245B2 (ja) コネクタ
WO2022270276A1 (ja) コネクタ装置
JP3363804B2 (ja) 雌雄嵌合型コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3677603

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees