JP3426152B2 - 車載電子ユニットの検査方法 - Google Patents

車載電子ユニットの検査方法

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JP3426152B2 JP03748799A JP3748799A JP3426152B2 JP 3426152 B2 JP3426152 B2 JP 3426152B2 JP 03748799 A JP03748799 A JP 03748799A JP 3748799 A JP3748799 A JP 3748799A JP 3426152 B2 JP3426152 B2 JP 3426152B2
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    • G01R31/006Testing of electric installations on transport means on road vehicles, e.g. automobiles or trucks
    • G01R31/007Testing of electric installations on transport means on road vehicles, e.g. automobiles or trucks using microprocessors or computers

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車に搭載さ
れる電子ユニットであって、外部の複数のスイッチにそ
れぞれ接続されて該各スイッチの操作信号が入力される
複数の入力回路と、外部に対して所定の出力信号をそれ
ぞれ出力する複数の出力回路と、入力回路を介して入力
された各操作信号に基づいて各出力信号を制御する制御
部とを備えた電子ユニットについて、所定の検査装置を
使用して検査を行う車載電子ユニットの検査方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ユニットの検査、特に出荷時
の検査においては、実際に電子ユニットに備わる機能に
ついて、スイッチの入力論理を検査装置側で作り出して
検査を実施していた。
【0003】例えば、自動車におけるドアロックの機能
確認は、図9の如く、検査装置1からスイッチ制御信号
(SW制御信号:図10(a))を送出してドアロック
スイッチ2をオンオフ切り換えし、このドアロックスイ
ッチ2からのハイ(H)/ロー(L)信号(図10
(b))を電子ユニット3に入力し、これに応じて電子
ユニット3がドアロックモータ4の駆動を行っているか
どうかを確認するようにしていた。このような検査によ
り、電子ユニット3内の入力回路、CPU及び出力回路
等が正常に動作するかどうかについて検査を実施するこ
とが可能である。
【0004】また、車載LANを搭載した電子ユニット
では、図11の如く、ある決められた入力手順で電子ユ
ニット3を検査モードに設定した後、この電子ユニット
3内の車載LAN用の通信入出力インターフェース5を
利用し、検査装置1から通信入出力インターフェース5
にシリアルデータとして任意のスイッチ入力情報を送信
するようにしていた。このようにすることで、電子ユニ
ット3は、スイッチ2のオンオフ切り換えを行わなくて
も、シリアルデータの情報に従ってドアロックモータ4
の駆動を行っているかどうかを確認することで、電子ユ
ニット3内のCPU及び出力回路等が正常に動作するか
どうかについて検査を実施することが可能である。ま
た、この場合、検査装置1から任意のシリアルデータを
電子ユニット3の通信入出力インターフェース5に送信
し、さらに電子ユニット3からその入力情報をシリアル
データとして検査装置1に返信することで、電子ユニッ
ト3内の入力回路の検査を実施するようにしている。こ
の方法では、一度で複数の入力回路及び出力回路等の検
査が実施できるため、検査時間を短縮できる点で便利で
ある。
【0005】尚、図9及び図11中の符号6は電子ユニ
ット3に供給される電圧を測定する電圧測定器を示して
いる。
【0006】また、図12は、図9に示した回路ブロッ
ク中の電子ユニット3を詳細に示したブロック図であ
る。この図12における電子ユニット3の検査は、複数
のスイッチ2a〜2fを出荷検査装置1で個別にオンオ
フ切り換えするようになっている。これらのスイッチ2
a〜2fのうち、符号2aはイグニションスイッチ、符
号2bはパワーウインドウアップスイッチ、符号2cは
パワーウインドウダウンスイッチ、符号2dはドアロッ
クスイッチ、符号2eはドアアンロックスイッチ、符号
2fはドアスイッチをそれぞれ示している。そして、イ
グニションスイッチ2aが電子ユニット3内のイグニシ
ョンスイッチ入力回路(IG−SW入力回路)11に接
続され、パワーウインドウアップスイッチ2bが電子ユ
ニット3内のパワーウインドウアップスイッチ入力回路
(POWER−WINDOW−UP−SW)12に接続
され、パワーウインドウダウンスイッチ2cが電子ユニ
ット3内のパワーウインドウダウンスイッチ入力回路
(POWER−WINDOW−DOWN−SW入力回
路)13に接続され、ドアロックスイッチ2dが電子ユ
ニット3内のドアロックスイッチ入力回路(DOOR−
LOCK−SW入力回路)14に接続され、ドアアンロ
ックスイッチ2eが電子ユニット3内のドアアンロック
スイッチ入力回路(DOOR−UNLOCK−SW入力
回路)15に接続され、ドアスイッチ2fが電子ユニッ
ト3内のドアスイッチ入力回路(DOOR−SW入力回
路)16に接続されている。これらの各入力回路11〜
16からの出力信号は、ROM、RAM及びCPU等が
内蔵された制御部(マイクロコンピュータチップ:以下
「マイコン」と略称する)17に入力され、このマイコ
ン17により、ドーム(天井)ランプ回路18、ドアロ
ック出力回路19、ドアアンロック出力回路20、パワ
ーウインドウUP出力回路21及びパワーウインドウD
OWN出力回路22が制御されて、ドームランプ23、
ドアロックモータ4a及びパワーウインドウモータ4b
が駆動される。尚、図12中の符号24は電源回路、符
号25は電源レベルの検査とマイコン暴走を行うウォッ
チトッグ回路をそれぞれ示している。
【0007】そして、例えば、パワーウインドウアップ
スイッチ入力回路12とパワーウインドウアップ出力回
路21を検査する場合、出荷検査装置1から信号を出力
することで、イグニションスイッチ2aを図13(a)
のようにオンに切り換えた後、これに続いてパワーウイ
ンドウアップスイッチ2bを図13(b)のようにオン
に切り換え、これに応じてパワーウインドウモータ4b
が駆動されるかどうかを見ることで、パワーウインドウ
UP出力回路21が図13(c)のように正常にオンに
切り換えわるかどうかを検査できる。
【0008】また、図14は図11に示した回路ブロッ
ク中の電子ユニット3を詳細に示したブロック図であ
る。この図14における電子ユニット3の検査では、電
子ユニット3内に検査専用の車載LAN入出力インター
フェース(I/F)5を設置し、これに出荷検査装置1
からシリアル通信で任意のスイッチ入力情報を送信する
ようにしている。これにより、電子ユニット3は、各ス
イッチ2a〜2fからの入力がなくても、シリアル通信
情報に従った出力を実施することを確認することで、各
出力回路18〜22の検査を実施することができ、ま
た、出荷検査装置1から各スイッチ2a〜2fを任意に
オンオフ切り換えして、各入力回路11〜16に任意の
スイッチ入力を行い、電子ユニット3の出力インターフ
ェース5からその入力情報をシリアルデータで出荷検査
装置1に返信することで、各入力回路11〜16の検査
を実施することができる。この方法によれば、一度で複
数の入力回路11〜16及び出力回路18〜22の検査
を実施できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、各種電子技術の
発展に伴い、自動車内の機能が増加する一途をたどって
いる。これと共に、電子ユニット3の制御回路もますま
す増大しているため、個々のスイッチ入力及び出力制御
について検査する従来の検査方法では、その検査時間が
増加し、生産タクトの増大、生産性の悪化を引き起こし
ている。
【0010】尚、図11及び図14に示したように、車
載LANの搭載された電子ユニット3であれば、その通
信入力インターフェース5を用いてシリアル通信を利用
した検査方法で検査時間の短縮が図ることが可能ではあ
るが、電子ユニット3に車載LANが搭載されているも
のはまだ多いとは言えない。
【0011】したがって、図9及び図12に示したよう
に車載LANを搭載していない電子ユニット3に関して
は、実際の入力論理を、スイッチ2a〜2fを操作する
ことで電子ユニット3に入力して各入力回路11〜16
及び各出力回路18〜22の検査をしており、検査装置
1と電子ユニット3との間でシリアル通信を用いて検査
を行うという方法が採れなかった。
【0012】尚、図9及び図12に示したように車載L
ANを搭載していない電子ユニット3に、事後的に検査
専用のインターフェース回路を設置することも可能であ
るが、この場合は電子ユニット3の巨大化とコストの増
大が問題となる。
【0013】そこで、この発明の課題は、電子ユニット
の巨大化及びコストの増大を防止しつつ、容易に且つ短
時間で検査を実施できる車載電子ユニットの検査方法を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、自動車に搭載される電子ユニ
ットであって、外部の複数のスイッチにそれぞれ接続さ
れて該各スイッチの操作信号が入力される複数の入力回
路と、外部に対して所定の出力信号をそれぞれ出力する
複数の出力回路と、前記入力回路を介して入力された前
記各操作信号に基づいて前記出力回路からの前記各出力
信号を制御する制御部とを備えた電子ユニットについ
て、所定の検査装置を使用して検査を行う車載電子ユニ
ットの検査方法において、前記検査装置は、前記各スイ
ッチの切り換え操作を行う機能と、前記電子ユニットの
前記各入力回路と前記各スイッチとの接続点に接続され
て当該接続点に通常のスイッチ操作では論理上発生し得
ない信号としての所定のコマンド命令を入力する機能
と、前記電子ユニットの前記各出力回路に接続されて当
該各出力回路からの前記各出力信号を受信する機能と、
前記各スイッチの切り換え操作または前記電子ユニット
の前記各入力回路と前記各スイッチとの接続点に入力し
前記コマンド命令に対して前記各出力回路からの前記
各出力信号が適合しているかどうかを判断する機能とを
有し、前記各入力回路についての検査工程は、前記検査
装置により前記各スイッチの切り換え操作を行う第1の
入力検査工程と、前記第1の入力検査工程により前記各
スイッチの切り換え操作を行った状態で、前記検査装置
により前記電子ユニットの前記各入力回路と前記各スイ
ッチとの接続点に、前記各入力回路に対する前記スイッ
チの切り換え状態の情報を返信する旨の前記コマンド命
令を入力する第2の入力検査工程と、前記第2の入力検
査工程で入力した前記コマンド命令に呼応して前記出力
回路から出力された前記スイッチの切り換え状態の情報
前記検査装置により受信する第3の入力検査工程と、
前記第3の入力検査工程で受信した前記スイッチの切り
え状態の情報が前記第1の入力検査工程における前記
各スイッチの切り換え操作に適合しているかどうかを判
断する第4の入力検査工程とを含み、前記各出力回路に
ついての検査工程には、前記電子ユニットの前記各入力
回路と前記各スイッチとの接続点に、前記各入力回路に
対して前記スイッチの切り換え操作時と同様の操作信号
を前記コマンド命令として前記検査装置により入力する
第1の出力検査工程と、前記第1の出力検査工程で入力
したコマンド命令に呼応して前記出力回路から出力され
た前記出力信号を前記検査装置により受信する第2の出
力検査工程と、前記第2の出力検査工程で受信した前記
出力信号が前記第1の出力検査工程における前記コマン
ド命令としての各前記操作信号に適合しているかどうか
を判断する第3の出力検査工程とを含むものである。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車載電子ユニットの検査方法であって、前記各入力回
路についての検査工程中の前記第1の入力検査工程は、
全ての前記スイッチの切り換え操作を同時に行うように
し、前記第3の入力検査工程は、全ての前記出力回路か
ら出力された前記スイッチの切り換え状態の情報を前記
検査装置により受信するようにし、前記第4の入力検査
工程は、前記第3の入力検査工程で受信した全ての前記
スイッチの切り換え状態の情報が前記第1の入力検査工
程における全ての前記スイッチの切り換え操作に適合し
ているかどうかを同時に判断するようにしたものであ
る。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の車載電子ユニットの検査方法であっ
て、前記各出力回路について検査工程中の前記第1の出
力検査工程は、前記電子ユニットの前記各入力回路と前
記各スイッチとの全ての接続点に、前記各入力回路に対
して前記スイッチの切り換え操作時と同様の操作信号を
前記コマンド命令として入力するようにし、前記第2の
出力検査工程は、全ての前記出力回路から出力された前
記出力信号を前記検査装置により受信するようにし、前
記第3の出力検査工程は、前記第2の出力検査工程で受
信した全ての前記出力信号が前記第1の出力検査工程に
おける前記コマンド命令としての全ての前記操作信号に
適合しているかどうかを同時に判断するようにしたもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一の実施の形態
に係る電子ユニット3及び検査装置31を示す図であ
る。なお、図1では従来のスイッチ及び電子ユニットと
同様の機能を有する要素については同一符号を付してい
る。
【0018】この車載電子ユニットの検査方法は、車載
LANを搭載していない電子ユニットについて、図1の
如く、この電子ユニット3内の既存の入力回路11〜1
6及び出力回路18〜22を用いて、検査装置31との
間でシリアル通信を実施し、これにより検査を行うよう
にしたものである。
【0019】具体的に、この電子ユニット3は、図12
に示した回路と同様に、図2の如く、イグニションスイ
ッチ2aが電子ユニット3内のイグニションスイッチ入
力回路(IG−SW入力回路)11に接続され、パワー
ウインドウアップスイッチ2bが電子ユニット3内のパ
ワーウインドウアップスイッチ入力回路(POWER−
WINDOW−UP−SW)12に接続され、パワーウ
インドウダウンスイッチ2cが電子ユニット3内のパワ
ーウインドウダウンスイッチ入力回路(POWER−W
INDOW−DOWN−SW入力回路)13に接続さ
れ、ドアロックスイッチ2dが電子ユニット3内のドア
ロックスイッチ入力回路(DOOR−LOCK−SW入
力回路)14に接続され、ドアアンロックスイッチ2e
が電子ユニット3内のドアアンロックスイッチ入力回路
(DOOR−UNLOCK−SW入力回路)15に接続
され、ドアスイッチ2fが電子ユニット3内のドアスイ
ッチ入力回路(DOOR−SW入力回路)16に接続さ
れている。また、これらの各入力回路11〜16からの
出力信号は、ROM、RAM及びCPU(図1中の符号
17a)等が内蔵されたマイコン17に入力され、この
マイコン17により、ドーム(天井)ランプ回路18、
ドアロック出力回路19、ドアアンロック出力回路2
0、パワーウインドウUP出力回路21及びパワーウイ
ンドウDOWN出力回路22が制御されて、ドームラン
プ23、ドアロックモータ4a及びパワーウインドウモ
ータ4bが駆動される。
【0020】ここで、図2では、各入力回路11〜16
の全てがマイコン17の同一の入力ポートP0に接続さ
れ、また、全ての出力回路18〜22がマイコン17の
同一の出力ポートP1に接続されている場合の回路図を
示している。
【0021】検査装置31は、図12に示したものに対
してさらにシリアル通信入出力インターフェース(シリ
アル通信入出力インターフェースI/F)32を備えて
おり、図2のように、各スイッチ2a〜2fが同じポー
トである場合には、後述のように、シリアル通信信号中
のポート指定データ(図4及び図5中の符号DATA1
a,DATA2a)でポートを指定するとともに、命令
コマンドID1a,ID2aで所定の命令を指定するこ
とで、電子ユニット3での動作の指定を行うようにする
(その詳細は後述する)。
【0022】そして、検査装置31は、各スイッチ2a
〜2fの切り換え操作を直接に且つ自動的に行う機能
と、電子ユニット3の各入力回路11〜16と各スイッ
チ2a〜2fとの接続点に接続されて当該接続点に所定
のコマンド命令を入力する機能と、電子ユニット3の各
出力回路18〜22のうちのそれぞれ接続されて当該各
出力回路18〜22からの各出力信号を受信する機能
と、各スイッチ2a〜2fの切り換え操作または電子ユ
ニット3の各入力回路11〜16と各スイッチ2a〜2
fとの接続点に入力したコマンド命令に対して各出力回
路18〜22からの各出力信号が適合しているかどうか
を判断する機能とを有している。
【0023】尚、図3は上記した接続関係に代えた他の
実施例の接続配線構成を示す図である。図3のように、
各スイッチ2a〜2fが異なった接続端子を通じて電子
ユニット3に接続されている場合のように、共用のポー
トP0,P1を使用しない場合は、次のように回路構成
しておく。即ち、検査装置31のシリアル通信入出力イ
ンターフェース32から、各スイッチ2a〜2fと電子
ユニット3内の各入力回路11〜16の接続点までの間
に、複数の接続線33a〜33fが配線されるととも
に、電子ユニット3内の各出力回路18〜22と各負荷
4a,4b,23の接続点までの間に、複数の接続線3
4a〜34eが配線される。また、各スイッチ2a〜2
fは、手動操作によっても直接オンオフ切り換えするよ
うになっている点で従来のものと同様である(図12参
照)。
【0024】これらの構成により、検査装置31からの
上記操作信号による各スイッチ2a〜2fのオンオフ切
り換えだけでなく、検査装置31から直接各入力回路1
1〜16に与えられるシリアル通信信号により電子ユニ
ット3の動作を行わせることができ、また各出力回路1
8〜22からシリアル通信信号を検査装置31のシリア
ル通信入出力インターフェース32へ与えることで、検
査装置31では、電子ユニット3が、その入力回路11
〜16に与えたシリアルデータ情報に従って出力してい
るかどうかを容易に確認することができる。また、検査
装置31から直接に任意のスイッチ2a〜2fのオンオ
フ切り換えを行い、電子ユニット3からその入力情報を
接続線33a〜33fを通じて検査装置31のシリアル
通信入出力インターフェース32へ返信してやること
で、一度で複数の入力回路11〜16及び出力回路18
〜22の検査を実施できる。
【0025】シリアル通信の方式としては、検査装置3
1をマスター、電子ユニット3をスレーブとしたシリア
ル通信システムの独自の通信プロトコルを用いる。基本
的には、まず検査装置31から電子ユニット3に命令フ
レームを送り、電子ユニット3がそれに対する応答フレ
ームを検査装置31に返す通信方法を採る。このとき、
電子ユニット3は既存の入力回路11〜16で命令フレ
ームを受信し、それに対する応答フレームも既存の出力
回路18〜22を利用して送信する。尚、シリアル通信
による検査実施時には、電子ユニット3内のマイコン1
7内で用意された検査専用のソフトウェアプログラムが
CPU17aの動作により実行されるようになってい
る。
【0026】次に、シリアル通信のプロトコルについて
説明する。まず、検査装置31から電子ユニット3へ送
信される命令フレームについては、図4の如く、命令の
内容を示す8ビット長の命令コマンドID1aと、出力
ポートや検査したい入力ポート等を指定する8ビット長
のポート指定データDATA1aから成り立っている。
ここで、次の表1は命令コマンドID1aの一覧リスト
を例示したものであり、また表2はポート指定データD
ATA1aの一覧リストを例示したものである。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】ここで、表1中のD0〜D7は命令コマン
ドID1a中の各ビットデータを示しており、表2中の
DAT0〜DAT7はポート指定データDATA1a中
の各ビットデータを示している。尚、命令コマンドやポ
ート指定データについては、電子ユニット3の規模によ
り命令数を増やしたい場合やポート番号を増やしたい場
合もあるため、必要がある場合は、図5のように他の命
令コマンドID2aや他のポート指定データDATA2
aをフレームに付け加えるようになっている。
【0030】また、電子ユニット3から検査装置31へ
の応答フレームについても、上述の命令フレームと同様
に、図6に示すように応答の内容を示す8ビット長の応
答情報ID1bと、出力ポートや検査したい入力ポート
等を指定する8ビット長のポート指定データDATA1
bから成り立っている。ここで、次の表3は応答情報I
D1bの一覧リストを例示したものであり、また表4は
ポート指定データDATA1bの一覧リストを例示した
ものである。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】ここで、表3中のD0〜D7は応答情報I
D1b中の各ビットデータを示しており、表4中のDA
T0〜DAT7はポート指定データDATA1b中の各
ビットデータを示している。尚、応答情報やポート指定
データについて、電子ユニット3の規模により命令数を
増やしたい場合やポート番号を増やす必要がある場合
は、図7に示すように他の応答情報ID2bや他のポー
ト指定データDATA2bをフレームに付け加えるよう
になっている。
【0034】上記構成の車載電子ユニットの検査方法の
動作を説明する。
【0035】まず始めに、電子ユニット3に検査モード
の開始を指令する。この際には、検査装置31からのシ
リアル通信信号または操作信号による所定のスイッチ2
a〜2fのオンオフ切り換えにより電子ユニット3に特
定入力を与える。この場合において、スイッチ2a〜2
fのオンオフ切り換えにより電子ユニット3に特定入力
を与えるようにするときには、通常モード時におけるス
イッチ2a〜2fの動作と混同しないよう、あるいは実
車で検査モードに入らないように、例えば、全てのスイ
ッチ2a〜2fを同時にオン切り替えするなどの通常の
スイッチ操作では論理上発生し得ない動作をもって上記
特定入力とする。
【0036】そして、図8中のステップS1において、
電子ユニット3内のマイコン17によって特定入力が合
った旨を判断したら、マイコン17での処理が「検査モ
ード」に切り換えられる。この後、ステップS2におい
て、図4、表1及び表2に示したようなシリアル通信信
号が検査装置31から電子ユニット3に送信されて、後
述するように、各入力回路11〜16及び各出力回路1
8〜22の検査が実行される。
【0037】ここで、検査装置31からのシリアル通信
信号中に、表1中の最下行に示した「検査モード終了要
求」があった場合は、ステップS3においてその旨を判
断し、「検査モード」から「通常モード」に切り換えら
れ、ステップS4に進んで、スイッチ2a〜2f本来の
意味するところの指示信号を受信し、これに基づいてパ
ワーウィンドウのアップダウンやドアロック等の通常処
理が実行される。
【0038】一方、検査装置31からのシリアル通信信
号中に、表1中の最下行に示した「検査モード終了要
求」以外の命令フレームが受信された場合は、ステップ
S1〜S3の処理を繰り返し実行する。
【0039】次に、「検査モード」における処理を詳述
する。尚、ここでは、図2のように、検査装置31から
のシリアル信号を受信するインターフェースとしてイグ
ニションスイッチ入力回路11、検査装置31へシリア
ル信号を送信するインターフェースとしてドームランプ
回路18を用い、また、各入力回路11〜16がマイコ
ン17の同一のポートP0に接続され、且つ、出力回路
18〜22の全てがマイコン17の同一ポートP1に接
続されている場合を前提に説明を進めるが、マイコン1
7が複数の入出力ポートを有し、入力回路11〜16及
び出力回路18〜22が複数の入出力ポートに亘って複
雑に接続されている場合も、その動作手順は基本的に変
わるものではないことは勿論である。
【0040】まず、入力回路の検査方法については、検
査装置31から操作信号を出力し、これによってイグニ
ションスイッチ2a、パワーウインドウアップスイッチ
2b、パワーウインドウダウンスイッチ2c、ドアロッ
クスイッチ2d、ドアアンロックスイッチ2e及びドア
スイッチ2fの全てを自動的にオンにする。電子ユニッ
ト3内の各入力回路11〜16は、このときの各スイッ
チ2a〜2fの状態をマイコン17に伝達する。
【0041】次に、検査装置31から電子ユニット3に
対して、その電子ユニット3のマイコン17のポートP
0の入力状態を検査装置31に返信させるための入力状
態返信命令を送信する。この入力状態返信命令は、図4
に示したシリアル通信信号として電子ユニット3に送信
される。
【0042】電子ユニット3では、検査装置31から送
られた入力状態返信命令に呼応して、図6に示した応答
フレームを検査装置31に送信する。この応答フレーム
には、各入力回路11〜16が各スイッチ2a〜2fの
オン状態を検出した結果が格納される。
【0043】検査装置31では、電子ユニット3から送
られてきた応答フレームに基づいて、各スイッチ2a〜
2fのオン状態を各入力回路11〜16側で検出できて
いるかどうかを判断する。具体的には、検査装置31が
上述のようにスイッチ2a〜2fを直接にオン切り換え
した際に出力した操作信号と、応答フレーム内に格納さ
れた情報とを照合し、電子ユニット3側でオン認識して
いるスイッチ2a〜2fがオン切り換えしたスイッチ2
a〜2fと合致すれば、これらの入力回路11〜16は
検査に合格したものとする。
【0044】次に、出力回路の検査方法について説明す
る。
【0045】まず、検査装置31から電子ユニット3に
対し、マイコン17のポートP1から信号を出力させる
ための出力命令を図4に示したシリアル通信信号として
出力する。
【0046】電子ユニット3においては、イグニション
スイッチ入力回路11に入力された検査装置31からの
出力命令をマイコン17が受信する。マイコン17で
は、検査装置31から送られた出力命令に呼応して、ポ
ートP1及びドームランプ回路18を通じて、図6に示
した応答フレームを検査装置31に送信する。
【0047】検査装置31では、電子ユニット3のマイ
コン17からポートP1及びドームランプ回路18を通
じて与えられた応答フレームを解析し、検査装置31の
マイコン17が、出力命令に該当したポートP1から正
常な出力がなされているかどうかを確認する。具体的に
は、電子ユニット3のマイコン17のポートP0に伝送
したシリアル通信信号と、ポートP1及びドームランプ
回路18を通じて得られた出力信号とを比較し、これら
の照合を行うことで、正しい対応関係が得られたかどう
かで正常/不良の別を判断する。これにより、通信エラ
ー上の故障(NG)の診断を行うことが可能となる。
【0048】また、これと並行して、従来から行われて
いた電圧検査をも併せて実施する。即ち、ポートP1か
らドームランプ回路18を通じて得られた出力電圧は、
A/D電圧計6により測定され、このA/D電圧計6に
よってディジタル信号に変換されて検査装置31に入力
される。そして、ここで得られた出力電圧の値が規格内
の電圧として適合していれば、これらの出力回路18〜
22は検査に合格したものとする。
【0049】以上のように、この実施の形態のようにシ
リアル通信を用いて入力回路11〜16及び出力回路1
8〜22の検査を行えば、複雑な論理によりスイッチ2
a〜2fを直接操作しなくても、短時間で複数の検査を
同時に実行できる。したがって、検査時間を大幅に短縮
することができる。
【0050】また、検査装置31と電子ユニット3との
間のシリアル通信には、電子ユニット3の既存の入力回
路11〜16及び出力回路18〜22をそのまま利用で
きるため、新たに専用のインターフェース回路を設定す
る必要がない。したがって、電子ユニット3の巨大化と
コストの増大を防ぐことができる。
【0051】さらに、電子ユニット3の場合、異なる車
種のECUでも実施例で用いたイグニションスイッチ入
力回路やドームランプ出力回路等を持っている可能性が
高いので、1台の検査装置31で検査プログラムや外部
負荷を専用のものに切り換えることにより異なる種類の
ECUを検査可能となり、新規に検査装置31を開発す
る必要がなくなるので、設備費用の低減に寄与すること
となる。
【0052】尚、上記コマンド命令は、出荷検査装置3
1のシリアル通信I/F32からのシリアル通信信号を
通じて端子入力により与えるように説明したが、イグニ
ションスイッチ入力回路(IG−SW入力回路)11に
接地用のスイッチ2a等を接続する場合、シリアル通信
I/F32からのシリアル信号によりスイッチ2a等の
オンオフを切り換えることで、所定の特殊な信号をイグ
ニションスイッチ入力回路(IG−SW入力回路)11
に与えて検査を行うようにしてもよい。この場合、スイ
ッチ2a等をトランジスタ等の半導体を使用するスイッ
チ素子で構成したり、あるいは電磁リレーで構成したり
することで、上記シリアル信号によりスイッチ2a等の
オンオフを容易に切り換えることが可能となる。あるい
は、コマンド命令を手入力で与えるように、人間がスイ
ッチ2aのオンオフ動作を直接できるようにしてもよ
い。この場合、通常のスイッチ操作ではあり得ない特殊
な信号としてコマンド命令を入力することで、マイコン
17の誤動作を防止できる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、各入力
回路についての検査時に、検査装置により前記各スイッ
チの切り換え操作を行った後、各入力回路と前記各スイ
ッチとの接続点に、前記各入力回路に対する前記スイッ
チの切り換え状態の情報を返信する旨の通常のスイッチ
操作では論理上発生し得ない信号としてのコマンド命令
検査装置により入力し、このコマンド命令に呼応して
前記出力回路から出力された前記スイッチの切り換え状
態の情報を検査装置により受信し、かかる受信情報が前
記各スイッチの切り換え操作に適合しているかどうかを
判断するようにし、また、前記各出力回路についての検
査時に、各入力回路と前記各スイッチとの接続点に、ス
イッチの切り換え操作時と同様の操作信号を前記コマン
ド命令として検査装置により入力し、これに呼応して前
記出力回路から出力された前記出力信号を検査装置によ
受信して、この出力信号が前記コマンド命令としての
各前記操作信号に適合しているかどうかを判断するよう
にしているので、電子ユニット側に新たに専用のインタ
ーフェース回路を設定せずに、既存の入力回路及び出力
回路をそのまま利用して、これら入力回路及び出力回路
の検査を容易に行うことができる。したがって、電子ユ
ニットの巨大化及びコストの増大を防ぐことができる。
【0054】請求項2及び請求項3に記載の発明によれ
ば、複数の入力回路または複数の出力回路について同時
に検査を行うことができるので、これらの検査を個別に
実行する場合に比べて、検査時間を大幅に短縮できる、
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る車載電子ユニ
ットの検査方法の概略を示すブロック図である。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る車載電子ユニ
ットの検査時の配線関係を示すブロック図である。
【図3】各入力回路及び各出力回路に個別にポートが設
定されている場合の接続関係を示すブロック図である。
【図4】検査装置から電子ユニットへ送信される命令フ
レームの一例を示す図である。
【図5】検査装置から電子ユニットへ送信される命令フ
レームの他の例を示す図である。
【図6】電子ユニットから検査装置へ送られる応答フレ
ームの一例を示す図である。
【図7】電子ユニットから検査装置へ送られる応答フレ
ームの他の例を示す図である。
【図8】通常モードと検査モードの移行動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】従来の車載電子ユニットの検査方法の一例につ
いての概略を示す図である。
【図10】スイッチの切り換え操作と電子ユニットから
の出力信号との関係を示すタイミングチャートである。
【図11】従来の車載電子ユニットの検査方法の他の例
についての概略を示す図である。
【図12】従来の車載電子ユニットの検査方法の一例に
おける電子ユニットの詳細を示す図である。
【図13】スイッチの切り換え操作と入力回路へ入力さ
れる信号と電子ユニットからの出力信号との関係を示す
タイミングチャートである。
【図14】従来の車載電子ユニットの検査方法の他の例
における電子ユニットの詳細を示す図である。
【符号の説明】
11〜16 入力回路 17 マイコン 18〜22 出力回路 23 ドームランプ 2a〜2f スイッチ 3 電子ユニット 31 検査装置 32 シリアル通信入出力インターフェース 33a〜33f 接続線 34a〜34e 接続線 4a ドアロックモータ 4b パワーウインドウモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−283016(JP,A) 特開 昭63−317809(JP,A) 特開 平9−62336(JP,A) 特開 平4−70569(JP,A) 特開 昭56−141534(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/007 G01R 31/00 B60R 16/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載される電子ユニットであっ
    て、外部の複数のスイッチにそれぞれ接続されて該各ス
    イッチの操作信号が入力される複数の入力回路と、外部
    に対して所定の出力信号をそれぞれ出力する複数の出力
    回路と、前記入力回路を介して入力された前記各操作信
    号に基づいて前記出力回路からの前記各出力信号を制御
    する制御部とを備えた電子ユニットについて、所定の検
    査装置を使用して検査を行う車載電子ユニットの検査方
    法において、 前記検査装置は、前記各スイッチの切り換え操作を行う
    機能と、前記電子ユニットの前記各入力回路と前記各ス
    イッチとの接続点に接続されて当該接続点に通常のスイ
    ッチ操作では論理上発生し得ない信号としての所定のコ
    マンド命令を入力する機能と、前記電子ユニットの前記
    各出力回路に接続されて当該各出力回路からの前記各出
    力信号を受信する機能と、前記各スイッチの切り換え操
    作または前記電子ユニットの前記各入力回路と前記各ス
    イッチとの接続点に入力した前記コマンド命令に対して
    前記各出力回路からの前記各出力信号が適合しているか
    どうかを判断する機能とを有し、 前記各入力回路についての検査工程は、前記検査装置により 前記各スイッチの切り換え操作を行
    う第1の入力検査工程と、前記第1の入力検査工程により前記各スイッチの切り換
    え操作を行った状態で、前記検査装置により 前記電子ユ
    ニットの前記各入力回路と前記各スイッチとの接続点
    に、前記各入力回路に対する前記スイッチの切り換え状
    態の情報を返信する旨の前記コマンド命令を入力する第
    2の入力検査工程と、 前記第2の入力検査工程で入力した前記コマンド命令に
    呼応して前記出力回路から出力された前記スイッチの切
    り換え状態の情報を前記検査装置により受信する第3の
    入力検査工程と、 前記第3の入力検査工程で受信した前記スイッチの切り
    え状態の情報が前記第1の入力検査工程における前記
    各スイッチの切り換え操作に適合しているかどうかを判
    断する第4の入力検査工程とを含み、 前記各出力回路についての検査工程には、 前記電子ユニットの前記各入力回路と前記各スイッチと
    の接続点に、前記各入力回路に対して前記スイッチの切
    り換え操作時と同様の操作信号を前記コマンド命令とし
    前記検査装置により入力する第1の出力検査工程と、 前記第1の出力検査工程で入力したコマンド命令に呼応
    して前記出力回路から出力された前記出力信号を前記検
    査装置により受信する第2の出力検査工程と、 前記第2の出力検査工程で受信した前記出力信号が前記
    第1の出力検査工程における前記コマンド命令としての
    各前記操作信号に適合しているかどうかを判断する第3
    の出力検査工程とを含む車載電子ユニットの検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車載電子ユニットの検
    査方法であって、 前記各入力回路についての検査工程中の前記第1の入力
    検査工程は、全ての前記スイッチの切り換え操作を同時
    に行うようにし、 前記第3の入力検査工程は、全ての前記出力回路から出
    力された前記スイッチの切り換え状態の情報を前記検査
    装置により受信するようにし、 前記第4の入力検査工程は、前記第3の入力検査工程で
    受信した全ての前記スイッチの切り換え状態の情報が前
    記第1の入力検査工程における全ての前記スイッチの切
    り換え操作に適合しているかどうかを同時に判断するよ
    うにしたことを特徴とする車載電子ユニットの検査方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車載電
    子ユニットの検査方法であって、 前記各出力回路について検査工程中の前記第1の出力検
    査工程は、前記電子ユニットの前記各入力回路と前記各
    スイッチとの全ての接続点に、前記各入力回路に対して
    前記スイッチの切り換え操作時と同様の操作信号を前記
    コマンド命令として入力するようにし、 前記第2の出力検査工程は、全ての前記出力回路から出
    力された前記出力信号を前記検査装置により受信するよ
    うにし、 前記第3の出力検査工程は、前記第2の出力検査工程で
    受信した全ての前記出力信号が前記第1の出力検査工程
    における前記コマンド命令としての全ての前記操作信号
    に適合しているかどうかを同時に判断するようにしたこ
    とを特徴とする車載電子ユニットの検査方法。
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