JP3423509B2 - 発熱ローラ - Google Patents

発熱ローラ

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JP3423509B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置等の
画像形成装置に利用される定着装置、詳しくは、発熱ロ
ーラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置における定着方法は熱定
着、圧力定着および溶媒定着の3方式に分類され、電子
写真装置には熱定着が利用されている。このような熱定
着を行う定着装置は、例えば、用紙搬送路を介して対向
配置された発熱ローラと加圧ローラとを回転自在に支持
し、スプリング等でローラ同士が圧接した構造となって
おり、印刷用紙に転写されたトナーを発熱ローラの発熱
で加熱溶融するとともに、この印刷用紙がローラ間を搬
送される際に加圧して、溶融したトナーを印刷用紙に定
着させている。このように、発熱ローラが印刷用紙の加
熱と搬送を同時に行うことになるため、装置の小型・軽
量化を実現することができる。
【0003】一般に発熱ローラでは、円管状の金属ロー
ラ内に軸状の発熱抵抗体を配置した構造などが採用され
ている。この発熱ローラは熱効率が低く、省電力・応答
性等の向上が困難であることから、発熱ローラの表面を
発熱抵抗体で形成した表面発熱型の定着装置が提案され
ている(特開昭55−164860号公報)。
【0004】しかしながら、発熱ローラの抵抗発熱体、
電極部材または導電体には、異なる材料が使用されるこ
とが多く、各部材間には比較的大きな熱膨張率の差が存
在する。このため、加熱・冷却が繰返し行われる発熱ロ
ーラにおいては、抵抗発熱体と導電体の間、導電体と電
極部材の間、または抵抗発熱体と電極部材の間に亀裂が
生じ、この亀裂部からの放電による火花や、導電破壊が
発生する恐れがあった。特に、欧米諸国のように高圧電
源を使用する環境下では、その恐れが大きいという問題
があった。
【0005】上記問題点を解決した種々の発熱ローラ
が、特開平7−191566号公報に開示されている。
図10に示す発熱ローラは、芯体(ベースローラ)2の
外周に発熱体層6と、その外周に絶縁保護層7とを設
け、芯体2の両端部外周に設けた電極層3に、導電弾性
部材(導電性を有する弾性部材)として板バネリング5
を装着し、この板バネリング5の外周にリング状の電極
部材4を接触させたものである。また、この発熱ローラ
は支持軸1により、互いに対向する一対の側板(図示せ
ず)に対し回転自在に支持されている。
【0006】上記板バネリング5は図11,図12に示
すようにC型に形成してあって、弾性変形により直径の
拡大・縮小が可能である。また、この板バネリング5に
は、内方に向かって切り起こした突起5aと、外方に向
かって切り起こした突起5bとを交互に設けてあり、突
起5aは電極層3に、突起5bは電極部材4にそれぞれ
弾性的に接触している。このため、発熱体層6や電極部
材4が熱膨張しても、板バネリング5がその膨張による
寸法変化を吸収するので、上記した問題点を解決するこ
とができる。
【0007】上記公報には更に、図13に示される構造
の発熱ローラが記載されている。この発熱ローラは、図
10に示す板バネリング5に代えて、コイルスプリング
8をリング状の電極部材4と電極層3の間に装着したも
のである。このコイルスプリング8は、その一端部8a
を電極部材4の内側に固着されており、発熱ローラの回
転方向に巻締まるように、巻方向が設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】とろこが、上記公報記
載の発熱ローラでは、導電弾性部材(板バネリング5、
コイルスプリング8)を発熱体層6と電極部材4の間に
設けてあるため、この導電弾性部材では、スラスト方向
からの組付け操作が面倒であるという問題があった。
【0009】例えば、コイルスプリング8を電極層3の
外周に組み付けるときには、コイルスプリング8の径を
拡大する方向にこれを捩じり、その外周に電極部材4を
装着するときは、逆にコイルスプリング8の径を縮小す
るように捩じるのであるが、これらコイルスプリング
8、電極部材4のスラスト方向の位置を同時に調整する
ことが難しい。また、電極部材4に回転負荷がかかった
ときに、コイルスプリング8が緩んで、外れやすくなる
という心配もあった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、上記公報記載の発熱ローラの長所を生かすととも
に、その欠点を解消した発熱ローラを提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発熱ロ
ーラは、発熱体と、この発熱体に電力を供給する給電部
材と、この給電部材に接触する電極部材とを有する発熱
ローラにおいて、前記発熱体の外周面および前記電極部
材の外周面に弾性的に接する導電弾性部材を設けたこと
を特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発熱ローラは、発熱体
と、この発熱体に電力を供給する給電部材と、この給電
部材に接触する電極部材とを有する発熱ローラにおい
て、前記発熱体の両端に導電性の電極層を設け、この電
極層の外周面および前記電極部材の外周面に弾性的に接
する導電弾性部材を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発熱ローラは、請求項1
または2において、前記導電弾性部材の端部に衝合面を
設け、この衝合面を発熱ローラの軸受、または他の部品
に衝合させたことを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発熱ローラは、請求項
1,2または3において、前記導電弾性部材がコイルス
プリングであることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発熱ローラは、請求項
1,2,3または4において、前記導電弾性部材の一部
を、前記電極部材の穴、切欠、凸部または段差に引っ掛
けて固定したことを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発熱ローラは、請求項
1,2,3,4または5において、前記電極部材を、発
熱ローラを回転させる回転力伝達部材と一体的に固定し
たことを特徴とする。
【0017】請求項7に記載の発熱ローラは、請求項6
において前記給電部材を、前記回転力伝達部材の側面に
圧接させたことを特徴とする。
【0018】請求項8に記載の発熱ローラは、請求項7
において前記給電部材を、前記回転力伝達部材の左右の
側面のうち、発熱ローラの回転装置を構成する側板から
遠い方の側面に圧接させたことを特徴とする。
【0019】請求項9に記載の発熱ローラは、請求項7
または8において、前記回転力伝達部材の側面に凹部を
形成するとともに、この凹部に前記給電部材を圧接させ
たことを特徴とする。
【0020】請求項10に記載の発熱ローラは、請求項
1〜9のいずれか一つの項において、前記電極部材およ
び前記導電弾性部材を、発熱ローラの回転装置を構成す
る一対の対向側板間に配置したことを特徴とする。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 実施例1 図1(a)は発熱ローラの一部を示す縦断面図、同図
(b)は導電弾性部材の斜視図である。この発熱ローラ
は導電弾性部材10を、電極層3の外周面および電極部
材11の外周面に接触させたことを特徴としている。
【0022】ベースローラ9は一般にセラミックスまた
は耐熱ガラス製であり、その外周に設けた発熱体層6は
金属有機化合物等からなり、この発熱体層6の両端に導
電性の電極層3が形成されている。電極部材11の端部
外周に給電部材12が設けられ、導電弾性部材10は、
その弾性により電極層3と電極部材11を外周側から内
周側に締めつけている。導電弾性部材10の引っ掛け部
10aが、電極部材11の環状溝11aに挿入され、こ
の引っ掛け部10aは、電極部材11および給電部材1
2のスラスト止めとして作用する。
【0023】導電弾性部材10の組付けに際しては、こ
れを図1(b)の矢印の向きに電極層3に挿入した後、
給電部材12を嵌合した電極部材11を電極層3と導電
弾性部材10の間に挿入すればよい。これにより給電部
材12、電極部材11、導電弾性部材10、電極層3、
発熱体層6の順に給電可能である。この発熱ローラで
は、図10に示す従来構造の発熱ローラに比べて、導電
弾性部材10の組付けを簡便・迅速に行うことができる
とともに、導電弾性部材10のスラスト方向のずれが防
止される。
【0024】実施例2 図2(a)は発熱ローラの一部を示す縦断面図、同図
(b)は導電弾性部材の斜視図である。この発熱ローラ
では、導電弾性部材15の引っ掛け部15aと反対側の
端部に平板状の衝合部15bを設け、この衝合部15b
を軸受13に衝合させることにより、軸受止め(スラス
ト止め)として作用するように構成してある。このた
め、衝合部15bが軸受13を削って、これに損傷を与
える不具合がなくなる。なお、図2(a)において14
は、発熱ローラの回転装置を構成する側板であって、互
いに対向して設けた一対の側板の一方を示すものであ
る。
【0025】導電弾性部材15の組付けに際しては、こ
れを図2(b)の矢印の向きに電極層3に挿入した後、
給電部材12を嵌合した電極部材11を電極層3と導電
弾性部材15の間に挿入すればよい。これにより給電部
材12、電極部材11、導電弾性部材15、電極層3、
発熱体層6の順に給電可能である。
【0026】本発明の発熱ローラは、発熱体の外周面お
よび電極部材の外周面に弾性的に接する導電弾性部材を
有することを要旨とするものであるが、発熱体の外周面
に導電弾性部材が直接弾性的に接触している場合には、
発熱体外周面での接触むらが大きくなり、このため発熱
体の周方向で発熱むらが発生しやすい恐れがある。
【0027】実施例1,2の発熱ローラにおいては、発
熱体層6の両端に導電性の電極層3を設け、電極層3の
外周面および電極部材11の外周面に、それぞれ弾性的
に接触して導電弾性部材10,15を設けたため、電極
層3に導電弾性部材10,15が接触しているので、こ
れら電極層と導電弾性部材との接触にむらがあっても、
電極層3・発熱体層6間の接触はほぼ均一となり、発熱
むらが発生しにくくなる。
【0028】実施例3 図3は発熱ローラの一部を示す縦断面図である。この発
熱ローラは、導電弾性部材16としてコイルスプリング
を採用したもので、その組付けに際しては、これを径が
大きくなる方向に端部を捩じり、電極層3の外周面およ
び電極部材18の外周面に装着するとともに、コイルス
プリングの一端部16aを電極部材18の凹部18aに
挿入する。
【0029】このように、コイルスプリングを、発熱ロ
ーラ回転時の負荷に対して締めつける方向に巻いてある
ため、電極部材18が発熱ローラに対して回転したり、
スラスト方向にずれたりしない。また、コイルスプリン
グは、その他端部16bが軸受13に直接または間接的
に衝合しているため、軸受止め(スラスト止め)として
も作用する。
【0030】実施例4 図4は発熱ローラの一部を示す縦断面図である。この発
熱ローラは、導電弾性部材17としてコイルスプリング
を採用するとともに、図5に示すようにコイルスプリン
グの一端部を、電極部材19のリブ19aに引っ掛けて
固定したものである。その他の構成は実施例3と同じで
ある。従って、この実施例の効果は実施例3と同様であ
る。
【0031】実施例5 図6は発熱ローラの一部を示す縦断面図である。この発
熱ローラでは、その回転駆動用の回転力伝達部材21
(歯車など)が電極部材を兼ねた構造とするか、または
回転力伝達部材21を電極部材に結合することにより、
電極部材を回転力伝達部材と一体的に固定した構造とし
たものである。回転力伝達部材21の回転方向は、導電
弾性部材17の径を小さくする方向となっている。この
発熱ローラにおいて給電は給電部材12、回転力伝達部
材21、導電弾性部材17、電極層3、発熱体層6の順
になされる。
【0032】この実施例では、電極部材と回転力伝達部
材を一体的に構成したため、ベースローラ9をガラスや
セラミックスで形成した場合でも、このベースローラに
切欠、穴等を形成することなく回転力伝達部材21を、
導電弾性部材17を介してベースローラ9に固定でき
る。従って、ベースローラ9の機械的強度が高まるう
え、発熱ローラの製造コスト削減が可能になる。
【0033】実施例6 図7は発熱ローラの一部を示す縦断面図である。この発
熱ローラは、回転力伝達部材22と電極部材20をネジ
25で結合したものである。このため実施例5と同様
に、ベースローラ9に切欠、穴等を形成することなく回
転力伝達部材22を、導電弾性部材16を介してベース
ローラ9に固定できる。従って、ベースローラ9の機械
的強度が高まるとともに、発熱ローラの製造コスト削減
が可能となる。また、給電部材12を回転力伝達部材2
2の側面に圧接させてあるため、発熱ローラを短くする
ことができて、省スペース化が計れる。
【0034】さらに、給電部材12が、回転力伝達部材
22の両側面のうち側板14から遠い方の側面を、側板
14に向かって押圧しているため、回転力伝達部材22
は側板14または軸受13に圧接しているので、回転力
伝達部材22が発熱ローラから外れる心配はない。
【0035】実施例7 図8は発熱ローラの一部を示す縦断面図である。この発
熱ローラは給電部材12を、回転力伝達部材23の側面
に形成した凹部23aの底面に圧接させたものである。
従ってこの発熱ローラでは、実施例6よりも更に短くす
ることができる。また、給電部材12が、回転力伝達部
材22の両側面のうち側板14から遠い方の側面を、側
板14に向かって押圧しているため、実施例6と同様の
効果が得られる。
【0036】実施例8 図9は発熱ローラの一部を示す縦断面図である。この発
熱ローラは給電部材12、電極部材を兼ねる回転力伝達
部材24、導電弾性部材17および電極層3を、側板1
4および軸受13の内側(発熱ローラの軸方向内側)に
設けたものである。すなわち、この発熱ローラは、給電
部材12乃至電極層3を一対の側板間にに設けて構成さ
れている。
【0037】このように一連の活電部が側板間に位置し
ているため、外装が何らかの原因で破損したり、外れた
り、穴があいたりしても作業者の指が活電部に触れるこ
とがなくなり、従って感電が防止できて、取扱時の安全
性が高まる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
発熱ローラによれば以下の効果が得られる。 (1)請求項1:発熱体の外周面および電極部材の外周
面に弾性的に接する導電弾性部材を設けたので、図10
に示す従来構造の発熱ローラに比べて、導電弾性部材の
組付けを簡便・迅速に行うことができるとともに、導電
弾性部材のスラスト方向のずれが防止される。
【0039】(2)請求項2:発熱体の両端に導電性の
電極層を設け、この電極層の外周面および電極部材の外
周面に弾性的に接する導電弾性部材を設けたので、これ
ら電極層と導電弾性部材との接触にむらがあっても、電
極層・発熱体層間の接触はほぼ均一となり、発熱むらが
発生しにくくなる。
【0040】(3)請求項3:導電弾性部材の端部に衝
合面を設け、この衝合面を発熱ローラの軸受等に衝合さ
せたので、衝合部が軸受等を削って損傷を与える不具合
がなくなる。また、導電弾性部材は軸受等のスラスト止
めとしても作用する。
【0041】(4)請求項4:導電弾性部材としてコイ
ルスプリングを、発熱ローラ回転時の負荷に対して締め
つける方向に巻いて設けたため、電極部材が発熱ローラ
に対して回転したり、スラスト方向にずれたりしなくな
る。また、コイルスプリングは、その端部が軸受等に直
接または間接的に衝合しているため、軸受止め等(スラ
スト止め)としても作用する。
【0042】(5)請求項5:導電弾性部材の一部を電
極部材の穴、切欠、凸部または段差に引っ掛けて固定し
たので、請求項4の発熱ローラと同様の効果が得られ
る。
【0043】(6)請求項6:電極部材を、発熱ローラ
を回転させる回転力伝達部材と一体的に固定したので、
ベースローラをガラスやセラミックスで形成した場合で
も、このベースローラに切欠、穴等を形成することなく
回転力伝達部材を、導電弾性部材を介してベースローラ
に固定できる。従って、ベースローラ機械的強度が高ま
るうえ、発熱ローラを安価に提供することができる。
【0044】(7)請求項7:給電部材を回転力伝達部
材の側面に圧接させたため、発熱ローラを短くすること
ができて、省スペース化が計れる。
【0045】(8)請求項8:給電部材を、回転力伝達
部材の左右の側面のうち、発熱ローラの回転装置を構成
する側板から遠い方の側面に圧接させたので、回転力伝
達部材は側板、軸受等に圧接するので、回転力伝達部材
が発熱ローラから外れる心配がなくなる。
【0046】(9)請求項9:回転力伝達部材の側面に
凹部を形成するとともに、この凹部に給電部材を圧接さ
せたので、発熱ローラを更に短縮化することができる。
【0047】(10)請求項10:電極部材および導電
弾性部材を、発熱ローラの回転装置を構成する一対の対
向側板間に配置したため、一連の活電部が側板間に位置
しているため、外装が何らかの原因で破損したり、外れ
たり、穴があいたりしても作業者の指が活電部に触れる
ことがなくなり、従って感電が防止できて、取扱時の安
全性が高まる。なお、本発明の発熱ローラは複写装置、
プリンター、ファクシミリに効果的に採用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る発熱ローラを示すもの
で、(a)はその一部を示す縦断面図、(b)は導電弾
性部材の斜視図である。
【図2】本発明の実施例2に係る発熱ローラを示すもの
で、(a)はその一部を示す縦断面図、(b)は導電弾
性部材の斜視図である。
【図3】本発明の実施例3に係る発熱ローラの一部を示
す縦断面図である。
【図4】本発明の実施例4に係る発熱ローラの一部を示
す縦断面図である。
【図5】図4の発熱ローラの一部を示す正面図であっ
て、電極部材への導電弾性部材の係止態様を示すもので
ある。
【図6】本発明の実施例5に係る発熱ローラの一部を示
す縦断面図である。
【図7】本発明の実施例6に係る発熱ローラの一部を示
す縦断面図である。
【図8】本発明の実施例7に係る発熱ローラの一部を示
す縦断面図である。
【図9】本発明の実施例8に係る発熱ローラの一部を示
す縦断面図である。
【図10】従来例の発熱ローラの一部を示す縦断面図で
ある。
【図11】図10の横断面図である。
【図12】図10の発熱ローラに設けた導電弾性部材の
斜視図である。
【図13】別の従来例に係る発熱ローラの一部を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
2,9 ベースローラ 3 電極層 4,11,18,19,20 電極部材 5 板バネリング(導電弾性部材) 6 発熱体層 7 絶縁保護層 8 コイルスプリング(導電弾性部材) 10,15,16,17 導電弾性部材 10a,15a 引っ掛け部 11a 環状溝 12 給電部材 13 軸受 14 側板 15b 衝合部 18a,23a 凹部 19a リブ 21〜24 回転力伝達部材 25 ネジ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体と、この発熱体に電力を供給する
    給電部材と、この給電部材に接触する電極部材とを有す
    る発熱ローラにおいて、前記発熱体の外周面および前記
    電極部材の外周面に弾性的に接する導電弾性部材を設け
    たことを特徴とする発熱ローラ。
  2. 【請求項2】 発熱体と、この発熱体に電力を供給する
    給電部材と、この給電部材に接触する電極部材とを有す
    る発熱ローラにおいて、前記発熱体の両端に導電性の電
    極層を設け、この電極層の外周面および前記電極部材の
    外周面に弾性的に接する導電弾性部材を設けたことを特
    徴とする発熱ローラ。
  3. 【請求項3】 前記導電弾性部材の端部に衝合面を設
    け、この衝合面を発熱ローラの軸受、または他の部品に
    衝合させたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    発熱ローラ。
  4. 【請求項4】 前記導電弾性部材がコイルスプリングで
    あることを特徴とする請求項1,2または3に記載の発
    熱ローラ。
  5. 【請求項5】 前記導電弾性部材の一部を、前記電極部
    材の穴、切欠、凸部または段差に引っ掛けて固定したこ
    とを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の発熱
    ローラ。
  6. 【請求項6】 前記電極部材を、発熱ローラを回転させ
    る回転力伝達部材と一体的に固定したことを特徴とする
    請求項1,2,3,4または5に記載の発熱ローラ。
  7. 【請求項7】 前記給電部材を、前記回転力伝達部材の
    側面に圧接させたことを特徴とする請求項6に記載の発
    熱ローラ。
  8. 【請求項8】 前記給電部材を、前記回転力伝達部材の
    左右の側面のうち、発熱ローラの回転装置を構成する側
    板から遠い方の側面に圧接させたことを特徴とする請求
    項7に記載の発熱ローラ。
  9. 【請求項9】 前記回転力伝達部材の側面に凹部を形成
    するとともに、この凹部に前記給電部材を圧接させたこ
    とを特徴とする請求項7または8に記載の発熱ローラ。
  10. 【請求項10】 前記電極部材および前記導電弾性部材
    を、発熱ローラの回転装置を構成する一対の対向側板間
    に配置したことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一
    つの項に記載の発熱ローラ。
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