JP5435163B2 - 転写装置と画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、板バネ状の部材は、導電性軸受部とは面接触ではなく点接触や線接触状態になるので、導電性軸受部と接続端子との間隔がある程度大きい場合、板バネ形状では2次転写ローラを記録媒体が通過する際の衝撃などによって、板バネ状の部材と導電性軸受部との電気的な接触が強弱を繰り返すことにより導通不良などが発生して、転写電流が不安定になることがあった。
上記ローラの軸端部の端面と上記導電部材との間に空隙を有するとよい。
上記導電性弾性部材がリング状であるとよく、それが金属板からなるとよい。
上記軸受を保持する端部保持部材を備え、上記導電部材と軸受と導電性弾性部材とを一体的に設けて端部保持部材ユニットを構成してもよい。
上記軸受が、上記端部保持部材に固着される外輪と、上記ローラの軸端部を嵌入させて固着する内輪と、その外輪と内輪との間に介在するボール又はローラと、からなるころがり軸受であり、上記導電部材と上記ころがり軸受における外輪の端面との間にのみ上記導電性弾性部材を介在させるようにするとよい。
上記像担持体が中間転写ベルトであり、上記ローラが前記中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体(被転写体)に転写するための2次転写ローラ又は2次転写対向ローラであってもよい。
上記像担持体が、駆動ローラと2次転写対向ローラとを含む複数のローラに掛け回される中間転写ベルトであり、上記ローラが、上記中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体に転写するための2次転写対向ローラであり、その2次転写対向ローラは上記駆動ローラが回転することにより従動回転するようにしてもよい。
この発明による画像形成装置は上記いずれかの転写装置を備えている。
まず、この発明による転写装置を備えた画像形成装置の一実施形態について説明する。
図2はその画像形成装置の主要部の概略構成図である。この画像形成装置は、プリンタ,ファクシミリ装置(FAX),複写機,複合機等のいずれでもよい。
このタンデム画像形成部において、個々のトナー像形成手段である画像形成手段7Y,7C,7M,7Bは、ドラム状の像担持体としての感光体ドラム1Y,1C,1M,1Bの周囲に、帯電装置2Y,2C,2M,2B、現像ユニット4Y,4C,4M,4B、感光体クリーニング装置6Y,6C,6M,6B、除電装置(公知なので図示を省略する)を備えている。
但し、これら4つのカラー順は一例であり、これに限定されるものではない。
この中間転写ベルト11は、被転写体であって像担持体でもある中間転写体であり、複数のローラ14、15,16に掛け回され、その複数のローラのうち駆動ローラ14の回転軸には駆動源としての駆動モータ(公知なので図示を省略する)が連結されている。
その駆動モータを駆動させると、中間転写ベルト11が矢示aで示すように図2における時計回りに回動するとともに、支持ローラ15や2次転写対向ローラ16が従動回転する。
また、中間転写ベルト11の内側(裏面側)には、感光体ドラム1Y,1C,1M,1Bとそれぞれ対向して、各感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト11上に1次転写するための1次転写装置(1次転写ローラを主体とする)5Y,5C,5M,5Bを設けている。
この2次転写対向ローラ16と中間転写ベルト11を挟んで対向する位置には、2次転写ローラ22が設けられており、2次転写対向ローラ16とともに中間転写ベルト11を挟持して2次転写ニップを形成しており、これらによって2次転写部12を構成している。
なお、2次転写ローラ22を引力ローラとして使用してもよい。すなわち、2次転写ローラ22にトナーと逆極性のバイアスを付与して、中間転写ベルト上のトナー像を被転写体である記録媒体に転写するように構成してもよい。
抵抗層16aは、ポリカーボネート,フッ素系ゴム,シリコン系ゴム等を含む弾性部材に、カーボンや金属錯体等を含む導電粒子を分散させたもの、あるいはNBRやEPDM等のゴム、NBR/ECO共重合のゴム、ポリウレタンの半導電性ゴム等からなる。
それは、中間転写ベルト11と2次転写対向ローラ16の接触圧力が大きいほど、文字や細線の中抜けが生じ易いので、これを防止するためである。
この図1に示す2次転写部12の2次転写対向ローラ16は、前述したように中間転写ベルト11を挟んで2次転写ローラ22と対向している。そして、その2次転写対向ローラ16の軸線方向の両端部が、樹脂により成形された独立の部材である一対の端部保持部材32,35にそれぞれ嵌入して、回転可能に保持されている。
この導電性スポンジ33に代えて、導電性のゴムや樹脂などの弾性力を有する導電性の部材を導電性弾性部材として使用してもよい。
この2次転写対向ローラ16の給電に関与しない方の端部を保持する端部保持部材35と軸受37との間には、導電性スポンジ33のような弾性力を有する密着部材を設けなくてよい。
この2次転写部が図1に示した2次転写部と相違する点は、図1における軸受34に代えて軸受40としてころがり軸受を設けたことである。
したがって、この軸受40の外輪41は端部保持部材32に固定され、内輪42は2次転写対向ローラ16と共に回転する。
したがって、導電性スポンジ33は軸受40の外輪41の端面に密着しているが、2次転写対向ローラ16と共に回転する内輪42には接触していない。そのため、軸受40と導電性スポンジ33との間では回転による摩擦は起こらない。
そして、給紙カセット18から給紙された記録媒体Sは、画像形成及び1次転写動作により中間転写ベルト11に転写されたトナー像が2次転写部12に来るタイミングに合わせて、レジストローラ21により2次転写ニップに搬送され、2次転写ニップにおいて中間転写ベルト11上のトナー像が被転写体である記録媒体Sに2次転写される。
この発明による転写装置では、中間転写ベルト11の背面に設けた2次転写対向ローラ16にトナー像と同じ極性の電圧を印加し、中間転写ベルト11から記録媒体Sに向かう転写電界を形成することによって、中間転写ベルト11上のトナー像を記録媒体S上に転写する。
また、漏れ電流が減少するため電源から印加する転写電圧を下げることができ、電源出力を抑えることができる。
この発明は、プリンタ,ファクシミリ装置,複写機,複合機等の各種画像形成装置、特にその転写装置に利用できる。
2Y,2C,2M,2B:帯電装置 3:露光装置
4Y,4C,4M,4B:現像ユニット
5Y,5C,5M,5B:1次転写装置
6Y,6C,6M,6B:感光体クリーニング装置
7Y,7C,7M,7B:画像形成手段 10:転写装置
11:中間転写ベルト(被転写体であって像担持体でもある中間転写体)
12:2次転写部 14:駆動ローラ 15:支持ローラ
16:2次転写対向ローラ 16a:抵抗層 16b:芯金
16c,16d:軸端部 16e:端面
17:中間転写体クリーニング装置 18:給紙カセット
19:給紙ローラ 20:分離ローラ 21:レジストローラ
23:分離除電針(分離除電部材) 24,25:ガイド部材
28:定着装置 29:排紙ローラ S:記録媒体(被転写体)
30:リード端子 31:導電部材
32,35:端部保持部材 33:導電性スポンジ(導電性弾性部材)
34,40:軸受 41:外輪 42:内輪 43:ボール又はローラ
45:コネクタ 50:端部保持部材ユニット
Claims (10)
- 像担持体上のトナー像を被転写体に転写するために用いられるローラと、
該ローラの軸端部を回転可能に支持する軸受と、
電源から給電を受ける導電部材と、
該導電部材と前記軸受の端面との間に設けられ、前記ローラの軸線方向に圧縮されて生じる弾性復元力により前記導電部材と前記軸受の端面とにそれぞれ接触する導電性弾性部材と、
を備えることを特徴とする転写装置。 - 前記ローラの軸端部の端面と前記導電部材との間に空隙を有することを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
- 前記導電性弾性部材はリング状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の転写装置。
- 前記導電部材は金属板からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の転写装置。
- 前記導電性弾性部材は、導電性スポンジ、導電性のゴム、または導電性の樹脂であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の転写装置。
- 前記軸受を保持する端部保持部材を備え、前記導電部材と前記軸受と前記導電性弾性部材とが一体的に設けられて端部保持部材ユニットを構成していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の転写装置。
- 前記軸受が、前記端部保持部材に固着される外輪と、前記ローラの軸端部を嵌入させて固着する内輪と、前記外輪と前記内輪との間に介在するボール又はローラと、からなるころがり軸受であり、
前記導電部材と前記ころがり軸受における前記外輪の端面との間にのみ前記導電性弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項6に記載の転写装置。 - 前記像担持体が中間転写ベルトであり、前記ローラが前記中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体に転写するための2次転写ローラ又は2次転写対向ローラであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の転写装置。
- 前記像担持体は、駆動ローラと2次転写対向ローラとを含む複数のローラに掛け回される中間転写ベルトであり、
前記ローラは、前記中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体に転写するための2次転写対向ローラであり、
該2次転写対向ローラは、前記駆動ローラが回転することにより従動回転することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の転写装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の転写装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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