JPH07311514A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH07311514A
JPH07311514A JP12715194A JP12715194A JPH07311514A JP H07311514 A JPH07311514 A JP H07311514A JP 12715194 A JP12715194 A JP 12715194A JP 12715194 A JP12715194 A JP 12715194A JP H07311514 A JPH07311514 A JP H07311514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoswitch
heater
roller
power supply
fixing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP12715194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshibumi Moriya
俊文 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP12715194A priority Critical patent/JPH07311514A/ja
Publication of JPH07311514A publication Critical patent/JPH07311514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、いずれか一方のローラに異常昇温
が生じた場合でも、他方のローラに給電が継続されるこ
とにより、火災等のトラブルを発生させることのない定
着装置を提供することを目的としている。 【構成】 加圧ローラ2側のヒータHbの他端から引き
出された配線8を、サーモスイッチ3bに接続し、定着
ローラ1側のヒータHaの他端から引き出された配線5
は、サーモスイッチ3bとサーモスイッチ3aを互いに
直列に接続することにより、サーモスイッチ3bを介し
てサーモスイッチ3aに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置、静電写真
装置等に用いられる定着装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】加熱源により加熱される定着ローラと、
及び同じく加熱源により加熱される定着ローラに圧接し
て回転する加圧ローラとの間に形成されるニップ部に
て、記録材を挟圧搬送することで、記録材上に形成され
た未定着トナー像を永久像とする定着装置は、複写機や
レーザープリンタ等の画像形成装置にて多用されてお
り、例えば図2に示すような構成となっている。
【0003】同図に示すように、内部にヒータHaを有
する定着ローラ1は、軸受11により回転自在に支持さ
れており、該ヒータHaは、電源Pに接続されている。
該ヒータHaには、定着ローラ1の表面に接触あるいは
近接して配設され、定着ローラ1の異常温度を検知して
該ヒータHaへの給電を機械的に遮断するサーモスイッ
チ3aが直列に接続されている。さらに、該サーモスイ
ッチ3aは電源Pに接続されている。また、定着ローラ
1には、該定着ローラ表面に接触して表面の温度を計測
するサーミスタ10が当接するように配設されている。
【0004】さらに、定着ローラ1の下方には、軸受1
1にて回転自在に配設され、定着ローラ1に圧接して回
転する加圧ローラ2が配設されており、該加圧ローラ2
の内部のヒータHbについても定着ローラ1の場合と同
じ接続方法をとっている。つまり、ヒータHbは、電源
Pに接続されており、該ヒータHbには、加圧ローラ2
の表面に接触あるいは近接して配設され、加圧ローラ1
の異常昇温を検知して該ヒータHbへの給電を機械的に
遮断するサーモスイッチ3bが直列に接続されている。
【0005】以上のような各ヒータ、サーモスイッチ、
電源間の接続は、次の6本の配線で構成されている。先
ず、電源PからヒータHaまでは配線4、次に、ヒータ
Haからサーモスイッチ3aまでは配線5、さらに、サ
ーモスイッチ3aから電源Pまでは配線6、また、電源
PからヒータHbまでは配線7、さらにヒータHbから
サーモスイッチ3bまでは配線8、そして、サーモスイ
ッチ3bから電源Pまでは配線9により構成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、定着ローラ1あるいは加圧ローラ2のう
ちいずれか一つのローラの異常昇温を、いずれかのサー
モスイッチにより検知すると、異常昇温が発生したロー
ラのヒータへの給電が機械的に遮断されるが、もう一方
のローラのヒータへの給電は遮断されずに加熱が続いて
おり、故障状態の定着装置のローラが高温加熱され続け
るという問題があった。
【0007】例えば、定着ローラ1に異常昇温が発生す
ると、サーモスイッチ3aが作動して、ヒータHaへの
給電が遮断されるが、加圧ローラ2のヒータHbへの給
電は、既に給電が行われていない定着ローラ1に接触さ
せたサーミスタ10により温度検知を行いつつ、そのま
ま続けられる。
【0008】しかし、このような異常昇温が発生する
と、ほとんどの場合定着ローラ1を支持している軸受1
1は溶けてしまい、加圧ローラ2の加圧力によって定着
ローラ1の回転軸中心はズレが生じてしまうため、サー
ミスタ10は定着ローラ1の表面に確実に接触しなくな
り、サーミスタ10の検知温度は実際の温度よりも低く
なる。
【0009】しかも、上述のように、既に給電の行われ
ていない定着ローラ1を介して温度検知を行うため、徐
々に定着ローラ1の表面温度が上昇してくるのを待つ状
態となり、検知温度は、実際の加圧ローラ2の温度より
も常に低い値となる。
【0010】従って、加圧ローラ2のヒータHbに対し
て必要以上の給電が行われ続けることになり、加圧ロー
ラ2のヒータHbは高温になる。
【0011】このような状態で、上記したように定着ロ
ーラ1を支持している軸受11が溶け、加圧ローラ2の
圧力によって軸受11の厚み分だけ定着ローラ1の軸中
心がズレを生じ、結果的に加圧ローラ2の軸中心がズレ
た状態にある場合には、加圧ローラ2の内周面と高温の
ヒータHbが干渉し、ヒータ割れ、火災等のトラブルが
発生する危険があった。
【0012】本発明は、上記問題点を解決し、いずれか
一方のローラに異常昇温が生じた場合でも、他方のロー
ラに給電が継続されることにより、火災等のトラブルを
発生させることのない定着装置を提供することを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、加熱源を内包し、回転自在に支持された定着ロー
ラと、加熱源を内包し、該定着ローラに圧接して回転自
在に支持された加圧ローラと、上記定着ローラ及び加圧
ローラの各々に接触あるいは近接した位置で、上記各加
熱源と電源を結ぶ給電ラインに直列に接続され、各ロー
ラの異常昇温を検知したときに上記加熱源への給電を遮
断するサーモスイッチとを備えた定着装置において、上
記サーモスイッチは互いに直列に接続されており、上記
各加熱源は、一方の給電端を共通にして、上記直列に接
続されたサーモスイッチを介して電源に接続されている
ことにより達成される。
【0014】
【作用】本発明によれば、定着ローラあるいは加圧ロー
ラに異常昇温が発生し、そのローラに接触または近接し
て配設したサーモスイッチがその異常昇温を検知する
と、加熱源への給電を機械的に遮断するが、各サーモス
イッチは互いに直列に接続されており、かつ、各加熱源
の共通化された給電端と電源との給電ラインに直列に接
続されているので、いずれか一方のサーモスイッチによ
り給電が遮断された場合でも、両方の加熱源への給電が
同時に遮断される。
【0015】
【実施例】以下、添付図面の図1に基づいて、本発明の
一実施例について説明する。
【0016】図1は本実施例装置の構成を示す一部破断
斜視図である。図1において、1は内部に加熱源たるヒ
ータHaを有する定着ローラであり、軸受11により回
転自在に配設されている。また、2は内部に加熱源たる
ヒータHbを有し、定着ローラ1に圧接回転する加圧ロ
ーラであり、定着ローラ1と同様に軸受11により支持
されている。この定着ローラ1と加圧ローラ2の間に形
成される圧接部(ニップ部)Nにて、未定着トナー像が
形成された記録材を加熱しながら挟圧搬送することによ
り、該未定着トナー像を永久像として定着する。また、
3aは定着ローラ1の異常昇温を検知し電流導通を遮断
するサーモスイッチ、3bは定着ローラ2の異常昇温を
検知し電流導通を遮断するサーモスイッチである。さら
に、4は電源PからヒータHaまでの配線、5はヒータ
Haからサーモスイッチ3aまでの配線、7は電源Pか
らヒータHbまでの配線、8はヒータHbからサーモス
イッチ3bまでの配線、12は直列接続されたサーモス
イッチ3a、3bの一方のサーモスイッチのうち直列接
続していない端子から電源Pまでの配線である。
【0017】このような本実施例装置においては、ヒー
タHa及びヒータHbへの電源Pから給電が行われる
と、それぞれのヒータは発熱し、定着ローラ1及び加圧
ローラ2が加熱される。
【0018】ところが、ローラが異常昇温を起こすこと
があるため、それぞれのヒータにサーモスイッチを接触
あるいは近接して配設し、該サーモスイッチが異常昇温
を検知した場合には、電流導通を遮断するようになって
いる。
【0019】しかし、従来のように、各ローラのサーモ
スイッチを、それぞれ独立して接続した場合には、従来
例でも説明したように、異常昇温の発生していない方の
ローラへの給電が続けられ、最終的に火災等のトラブル
を発生させることがある。
【0020】そこで、本実施例では、ヒータHbの他端
から引き出された配線8を、サーモスイッチ3bに接続
し、サーモスイッチ3bとサーモスイッチ3aを互いに
直列に接続することにより、ヒータHaの他端から引き
出された配線5を、サーモスイッチ3bを介してサーモ
スイッチ3aに接続している。
【0021】このため、いずれか一方のサーモスイッチ
がそれぞれが接触あるいは近接しているローラの異常昇
温を検知して電流導通を遮断すると、ヒータHa、Hb
の両方への給電が機械的に瞬時に遮断される。
【0022】以上のように、本発明によれば、いずれか
一方のローラの異常昇温が発生した場合でも、両方のロ
ーラへの給電を確実に遮断し、火災、ヒータ割れ等のト
ラブルの発生を防ぐことができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
定着ローラ及び加圧ローラの各々の内部の加熱源の一方
の給電端を共通化し、さらに定着ローラ及び加圧ローラ
の各々に接触あるいは近接してローラの異常昇温を検知
したときに上記加熱源への給電を遮断するサーモスイッ
チを直列に接続して、上記共通化した給電端と電源との
給電ラインに、上記直列に接続したサーモスイッチを直
列に接続したので、定着あるいは加圧ローラのいずれか
一方のローラに異常昇温が発生し、そのローラに対応し
たサーモスイッチが作動した場合でも、定着ローラと加
圧ローラの両方の内部に設置された各々のヒータへの給
電が機械的に遮断できる。従って、ローラの内周面と加
熱源が干渉した状態で給電が行われることによる、ヒー
タ割れ、火災等のトラブルの発生を防止することができ
る。
【0024】また、サーモスイッチと電源を結ぶ配線の
うちの1本を省略できるため、配線周りの沿面距離の確
保領域が半分で済み、省スペースかつ低コストが実現で
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】従来装置の一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3a,3b サーモスイッチ Ha 定着ローラ1の内部に設置されたヒータ(加熱
源) Hb 加圧ローラ2の内部に設置されたヒータ(加熱
源) P 電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源を内包し、回転自在に支持された
    定着ローラと、加熱源を内包し、該定着ローラに圧接し
    て回転自在に支持された加圧ローラと、上記定着ローラ
    及び加圧ローラの各々に接触あるいは近接した位置で、
    上記各加熱源と電源を結ぶ給電ラインに直列に接続さ
    れ、各ローラの異常昇温を検知したときに上記加熱源へ
    の給電を遮断するサーモスイッチとを備えた定着装置に
    おいて、上記サーモスイッチは互いに直列に接続されて
    おり、上記各加熱源は、一方の給電端を共通にして、上
    記直列に接続されたサーモスイッチを介して電源に接続
    されていることを特徴とする定着装置。
JP12715194A 1994-05-18 1994-05-18 定着装置 Pending JPH07311514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12715194A JPH07311514A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12715194A JPH07311514A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07311514A true JPH07311514A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14952891

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12715194A Pending JPH07311514A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 定着装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07311514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191488A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2008083103A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Oki Data Corp 画像形成装置

Cited By (2)

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JP2004191488A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 定着装置
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