JP2006208642A - 定着装置 - Google Patents

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Masashi Fujimoto
将史 藤本
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Abstract

【課題】ベルト6及び熱ローラ4の耐久性を損なうことなく、ベルト6の蛇行を防止すること。
【解決手段】定着装置2は、熱ローラ4と、ベルト6が巻き掛けられた圧ローラ8及び10であってベルト6を介して熱ローラ4に圧接された圧ローラ8及び10とを備えている。ベルト6両端部の内周面にはリブ16が配設されている。圧ローラ8及び10の両端部には、環状の段差18が、対応するリブ16の幅方向内側に位置付けられている。ベルト6の外周面が圧接させられる熱ローラ4の外周面の両端12aは、ベルト6の幅方向両端部の、リブ6が存在する領域S内に位置するよう配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、静電写真式の複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に装着される定着装置、更に詳しくは、熱ローラと、無端状のベルトが巻き掛けられた複数の圧ローラであって該ベルトを介して熱ローラに圧接された複数の圧ローラとを備えた定着装置に関する。
画像形成装置に装着される定着装置は、未定着トナーを用紙に定着させるため、高い温度と一定時間の圧力を必要としている。特に近年、ニーズが多くなってきているカラー画像形成装置においては、多色のトナーを重ねて印字するため、モノクロ機よりも高い熱量と圧力が必要とされる。この要求に応えるためには、熱ローラと圧ローラとのニップ幅が大きい定着装置が有利であるが、このような定着装置の一つの典型例としては、熱ローラと、無端状のベルトが巻き掛けられた2個の圧ローラであって該ベルトを介して熱ローラに圧接された2個の圧ローラとを備えた定着装置を挙げることができる(特許文献1参照)。
このような定着装置においては、ベルトが使用されているので、回転動作中にベルトが幅方向に片寄って、蛇行する現象が発生する。本発明者は、これを防止するため、図5に示すような第1の対策を考えた。すなわち、ベルト100の幅方向両端部の内周面に蛇行防止用のリブ102を全周にわたって延在するよう配設し、圧ローラ104の各々の両端部に、外径の相違により形成される環状の段差106を、対応するリブ102の幅方向における内側に位置するよう配設した。そして、ベルト100の外周面が圧接させられる熱ローラ108の外周面の両端108aを、ベルト100の幅方向両端部であって、リブ102が存在する幅方向の領域の内側に位置するよう配置した(図5において、符号110は、熱ローラ108の外周面に配設された弾性層を示している)。しかしながら、この対策においては、ベルト100が回転作動中に幅方向にスラスト力を受けて、例えば図5において右方に片寄せられたときに、ベルト100の、図5における左端部が、図5において2点鎖線で示されているように熱ローラ108側に持ち上げられて、圧ローラ104の左端部に乗り上げてしまう現象が認められた。このような現象が繰り返されると、ベルトの耐久性が損なわれることになる。
そこで、発明者は、第2の対策として、図6に示すように、ベルト100の外周面が圧接させられる熱ローラ108の外周面の両端108aを、ベルト100の幅方向両端部から幅方向の両外側に延び出すよう配設した。一般的に、ベルト100の両端の硬度は、熱ローラ108の外周面に配設された弾性層110の硬度よりも高い材料で形成されているので、ベルト100の両端の角部が熱ローラ108の外周面の弾性層110に圧接されることにより、弾性層110の表面に傷や亀裂などの損傷を発生させる不具合が認められた。
特開2004−212844号公報
本発明の目的は、ベルト及び熱ローラの耐久性を損なうことなく、ベルトの蛇行を防止することを可能にする、新規な定着装置を提供することである。
本発明によれば、
熱ローラと、無端状のベルトが巻き掛けられた複数の圧ローラであって該ベルトを介して熱ローラに圧接された複数の圧ローラとを備えた定着装置において、
該ベルトの幅方向両端部の内周面には蛇行防止用のリブが全周にわたって延在するよう配設され、該圧ローラの各々の両端部には、外径の相違により形成される環状の段差が、対応する該リブの該幅方向における内側に位置するよう配設され、該ベルトの外周面が圧接させられる該熱ローラの外周面の両端は、該ベルトの幅方向両端部であって、該リブが存在する該幅方向の領域内に位置するよう配置される、
ことを特徴とする定着装置、が提供される。
以下、本発明に従って構成された定着装置の好適な実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4を参照して、定着装置2は、熱ローラ4と、無端状のベルト6が適宜の張力をもって巻き掛けられた複数の、実施形態においては2個の圧ローラ8及び10とを備えている。圧ローラ8及び10は、ベルト6を介して熱ローラ4に圧接されている。熱ローラ4は、アルミニウムなどの金属からなる円筒状本体12と、円筒状本体12の外周面に配設された、シリコンゴムなどからなる弾性層14とを備えている。熱ローラ4の円筒状本体12の両端12aには、円筒状本体12よりも小径の円筒部12bが、両端12aから軸方向の両側に延び出すよう一体に形成されている。熱ローラ4の中心部には熱源であるハロゲンヒータHが配設されている。
ベルト6の幅方向(図3において左右方向であって、熱ローラ4と圧ローラ8及び10の軸方向)両端部の内周面には蛇行防止用のリブ16が全周にわたって延在するよう配設されている。実施形態において、リブ16の各々は、該幅方向に長い長方形の横断面を有している。ベルト6は、ポリイミド樹脂から形成されており、表面がPFAチューブで覆われている。また、リブ16の各々は、シリコーン樹脂から形成されている。
圧ローラ8及び10の各々の両端部には、外径の相違により形成される環状の段差18が、対応するリブ16の該幅方向における内側に位置するよう配設されている。圧ローラ8及び10の各々は相互に実質的に同じ構成を有しているので、それらを代表して、圧ローラ8の構成について更に具体的に説明する。圧ローラ8は、アルミニウムなどの金属からなる円筒状本体20を備えている。円筒状本体20の両側部には、中間部20aよりも小径である小径部20bが一体に形成され、上記環状の段差18は、円筒状本体20の小径部20bの各々と中間部20aとの間に形成されている。小径部20bの両側には、更に小径の円筒部20cが、小径部20bの両側面から軸方向の両側に延び出すよう一体に形成されている。ベルト6におけるリブ16の各々は、圧ローラ8及び10の各々の円筒状本体20における、対応する小径部20bの外周面の一部領域に巻き掛けられ、またベルト6における、リブ16の各々が配設された両端部間の中間領域は、圧ローラ8及び10の各々の円筒状本体20における中間部20aの外周面の一部領域に巻き掛けられている。
ベルト6の外周面が圧接させられる熱ローラ4の円筒状本体12の外周面、したがって弾性層14の外周面、における両端12aは、ベルト6の幅方向両端部であって、リブ16が存在する該幅方向の領域S内に位置するよう配置される。図示の実施形態において、該両端12aは、領域Sの、該幅方向の中央部に位置付けられている。
熱ローラ4は、ギヤなどの動力伝達機構を介して、例えば駆動原である電動モータに駆動連結されている(いずれも図示せず)。圧ローラ8及び10と、リブ16の各々を備えたベルト6のユニットは、周知のばね手段によって熱ローラ4に向けて付勢される。圧ローラ8及び10は、ベルト6を介して熱ローラ4に圧接させられる。ベルト6の外周面の、圧ローラ8及び10間の領域も、熱ローラ4に圧接させられる。熱ローラ4が電動モータにより図1において時計方向に回転駆動されると、圧ローラ8及び10は、ベルト6と共に反時計方向に従動回転させられる。ハロゲンヒータHが通電され、発熱が開始されると、熱ローラ4の昇温が開始される。熱ローラ4に伝達された熱は、ベルト6及び、ベルト6を介して圧ローラ8及び10にも伝達される。熱ローラ4の表面温度が常温から所定の温度に達した後、片面(上面)にトナーが転写された用紙Pが図1において右から左に向かって搬送され、熱ローラ4と、ベルト6、圧ローラ8及び10とのニップ部を通過すると、用紙Pの片面に転写された未定着トナーは、熱ローラ4によって用紙Pの片面に溶融定着される。
本発明による上記定着装置2においては、ベルト6の外周面が圧接させられる熱ローラ4の円筒状本体12の外周面における両端12aは、ベルト6の幅方向両端部であって、リブ16が存在する該幅方向の領域S内に位置するよう配置されているので、ベルト6の回転動作中に、ベルト6が幅方向の片方、例えば、図3及び図4において右方に片寄って、図5の2点鎖線で示されるように、熱ローラ4に向って持ち上げられようとしても、熱ローラ4の円筒状本体12における外周面の一端部(図3及び図4において左端部)により規制されるので、リブ16を含むベルト6の耐久性は十分に確保されかつ、ベルト6の蛇行が防止される。また、ベルト6の両端における角部(外周縁における角部)は、熱ローラ4の円筒状本体12の外周面における両端12aの外側に位置しているので、熱ローラ4の該外周面を規定する弾性層12の表面に傷や亀裂などの損傷を発生させることはなく、熱ローラ4の耐久性は所要のとおりに確保される。本発明による転写ローラ2において、ベルト6の両端における角部は、熱ローラ4の該外周面の両端12aの軸方向内側に位置することはないので、熱ローラ4の該外周面の弾性層12及び、リブ16を含むベルト6の耐久性は、十分に確保される。
本発明に従って構成された定着装置の実施形態の要部を示す構成概略図であって、各ローラの軸方向に見た構成概略図である。 図1に示す定着装置の斜視図である。 図1に示す定着装置における熱ローラと片方の圧ローラとの圧接状態を示す部分図であって、一部を断面で示す部分図である。 図3のA部拡大図である。 従来の定着装置の一例における熱ローラと片方の圧ローラとの圧接状態を示す部分図であって、一部を断面で示す部分図である。 従来の定着装置の他の例における熱ローラと片方の圧ローラとの圧接状態を示す部分図であって、一部を断面で示す部分図である。
符号の説明
2:定着装置
4:熱ローラ
6:ベルト
8、10:圧ローラ
12:円筒状本体
12a:熱ローラの両端
14:弾性層
16:リブ
18:段差

Claims (1)

  1. 熱ローラと、無端状のベルトが巻き掛けられた複数の圧ローラであって該ベルトを介して熱ローラに圧接された複数の圧ローラとを備えた定着装置において、
    該ベルトの幅方向両端部の内周面には蛇行防止用のリブが全周にわたって延在するよう配設され、該圧ローラの各々の両端部には、外径の相違により形成される環状の段差が、対応する該リブの該幅方向における内側に位置するよう配設され、該ベルトの外周面が圧接させられる該熱ローラの外周面の両端は、該ベルトの幅方向両端部であって、該リブが存在する該幅方向の領域内に位置するよう配置される、
    ことを特徴とする定着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010169779A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Kyocera Mita Corp 定着装置及び画像形成装置

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