JP3157613B2 - 熱ローラ定着装置 - Google Patents

熱ローラ定着装置

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JP3157613B2
JP3157613B2 JP21953092A JP21953092A JP3157613B2 JP 3157613 B2 JP3157613 B2 JP 3157613B2 JP 21953092 A JP21953092 A JP 21953092A JP 21953092 A JP21953092 A JP 21953092A JP 3157613 B2 JP3157613 B2 JP 3157613B2
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roller
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heat
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雄三 河野
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置に用い
られ、転写紙に転写された未定着のトナー像を定着させ
るための熱ローラ定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、転
写紙に形成されたトナー像を、加熱ローラと加圧ローラ
とからなる定着ローラ対の間を通して定着させる熱ロー
ラ定着装置が用いられている。
【0003】この熱ローラ定着装置においては、定着ロ
ーラ対の回転による摩擦や、転写紙やトナーからの電荷
の移動等によって加熱ローラが帯電し、この帯電量が過
大になると突然リークしてノイズの原因になったり、転
写紙の加熱ローラへの巻き付きや、トナー像の加熱ロー
ラへの転写、転写紙のトナー像に悪影響が及ぶ等の問題
があった。
【0004】そこで、例えば、特公平1−53790号
公報に開示されているように、加熱ローラの両端部とこ
のローラの軸受との間に配設された断熱部材(図6参
照)を、樹脂とこの樹脂に含有される電気抵抗の低い材
料とから形成することにより、前記加熱ローラとハウジ
ングとの間を電気的に接続するように構成したり、ま
た、実開昭60−39868号公報に開示されているよ
うに、定着ローラ対の少なくとも一つは、両端部の軸を
電気的絶縁性且つ断熱性の部材を介して軸受に軸支され
ていて、この軸受から外側に接地部材を設けた構成にす
ることが提案されている。さらに、加熱ローラの芯金に
除電ブラシ等の除電部材を当てる等の方法も提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱ローラ定着装
置においては、図4に示すような断熱部材を電気抵抗の
低い導電性材料で形成すると、対摩耗性、材料強度、及
び部品コストの面で、絶縁性部材で構成した場合に比較
して不利になる点が多いという問題点があった。
【0006】また、除電部材を別に設けると、部品点数
が増え、経時においては部品の摩耗や位置ずれによって
除電効果がなくなるという問題点があった。
【0007】この発明は、上述した従来の問題点を解消
し、帯電による加熱ローラの電荷を除去することのでき
る、あるいは加熱ローラの帯電を極力防止することので
きる簡単な構成の熱ローラ定着装置を提供することを課
題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ジャーナル
部に軸方向のキー溝を有する加熱ローラと、上記ジャー
ナル部に嵌合し、すり割りを有する断熱部材と、上記キ
ー溝と上記すり割りに挿入された導電性キーと、上記加
熱ローラに当接した加圧ローラとからなり、転写紙に転
写されたトナー像をこれらのローラ間に通して定着する
熱ローラ定着装置にある。
【0009】
【作用】加熱ローラに帯電した電荷は、断熱部材のすり
割りに設けた導電性キーを介して外部に逃げる。また、
導電性キーが、ジャーナル部に形成したキー溝に嵌合
し、前記断熱部材と加熱ローラとが一体的に回転するの
で、加熱ローラと断熱部材間にスリップを生じることが
ない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。図1に
おいて、符号1は加熱ローラを示す。この加熱ローラ1
のジャーナル部1aは、接地された側板4に固定された
ボールベアリング2に回転可能に支持されており、この
ベアリング2とジャーナル部1aとの間に断熱部材であ
る断熱ブッシュ50が介在している。ジャーナル部1a
の一方の端部には、駆動ギヤ3が固定されている。ま
た、ベアリング2の内輪と外輪の間は、数kΩの抵抗で
導通性を有する。加熱ローラ1には、加圧ローラ(図示
されず)が当接する。
【0011】断熱ブッシュ50には、図3に示すよう
に、軸方向に一部が切除されたすり割り50aが形成さ
れており、このすり割り50aに導電性のキー61がは
め込まれる。
【0012】一方、図2に示すように、加熱ローラ1の
ジャーナル部1aには、軸方向にキー溝1bが設けられ
ており、ジャーナル部1aに断熱ブッシュ50を嵌合し
て、キー溝1bと断熱ブッシュ50のすり割り50aと
に導電性キー61を差し込むことにより、ジャーナル部
1aと断熱ブッシュ50とが回転方向に一体となる。
【0013】従来、断熱ブッシュ50は、基本的には加
熱ローラ1と連れ回りをするが、若干スリップしていた
が、上記構成により、断熱ブッシュ50は加熱ローラ1
のジャーナル部1aにキーで固定されてスリップするこ
とがなく、これらが互いに擦れて断熱ブッシュ50が摩
耗することがない。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、断熱部材にそれ程厳
しい寸法精度が求められることなく、ジャーナル部1a
と断熱ブッシュ50とを一体化することができるので、
断熱部材を安価にすることができると共に、加熱ローラ
に帯電した電荷を導電性キーを介して逃がすことができ
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の熱ローラ定着装置の加熱ローラ部分
の実施例を示す断面構成図である。
【図2】この発明の実施例のキー溝を形成したジャーナ
ル部を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施例の断熱部材を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の断熱部材を示す斜視図。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 1a ジャーナル部 1b キー溝 50 断熱部材 50a すり割り 61 導電性キー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジャーナル部に軸方向のキー溝を有する加
    熱ローラと、 上記ジャーナル部に嵌合し、すり割りを有する断熱部材
    と、 上記キー溝と上記すり割りに挿入された導電性キーと、 上記加熱ローラに当接した加圧ローラとからなり、 転写紙に転写されたトナー像をこれらのローラ間に通し
    て定着する熱ローラ定着装置。
JP21953092A 1992-08-19 1992-08-19 熱ローラ定着装置 Expired - Fee Related JP3157613B2 (ja)

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