JP3423432B2 - 写真撮影用ストロボ装置 - Google Patents

写真撮影用ストロボ装置

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JP3423432B2 JP22320394A JP22320394A JP3423432B2 JP 3423432 B2 JP3423432 B2 JP 3423432B2 JP 22320394 A JP22320394 A JP 22320394A JP 22320394 A JP22320394 A JP 22320394A JP 3423432 B2 JP3423432 B2 JP 3423432B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、写真撮影の際に人工光
源として使用されているストロボ装置に関し、特に照射
方向を種々選択できるいわゆるバウンス撮影可能なスト
ロボ装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、35mmの様な小型カメラに
おいてもスタジオ撮影における反射板を使用するような
大がかりな撮影を簡単に実現できるストロボ装置が望ま
れ、発光照射方向を簡単に可変できるバウンス撮影可能
なストロボ装置が種々実用化されている。 【0003】ところが上記のようなストロボ装置でのバ
ウンス撮影は通常、天井や壁を反射面として被写体に光
を照射することにより、被写体に柔らかいソフトな光が
当たることにより特殊な撮影効果を期待するものである
が、被写体には正面以外の方向から光が当たることにな
る。 【0004】従って、被写体が人物や動物の場合は正面
からの照射光がないため、人物や動物の目に光が入射し
ない場合が多々あり、できあがった写真においてライテ
ィング効果は良くても目に輝きがなく、写真上好ましく
ない状態になってしまう問題点を生じていた。 【0005】このため、バウンス撮影を行う場合、上記
の問題点を考慮して、別のストロボ装置をもう1灯使用
し、正面から光を被写体に照射できるようにしたり、バ
ウンス撮影可能なストロボ装置本体に他の発光部を設け
たストロボ装置を提供したりしていた。 【0006】しかしながら前者の方法で使用するストロ
ボ装置は2灯であり、撮影前のセッティング、2灯間の
露光量調節など準備作業が煩わしく、バウンス撮影可能
なストロボ装置で簡単にバウンス撮影をおこなうという
基本的な効果をなくしてしまう。後者の場合2つの発光
部を有するストロボ装置の構成することは複雑になると
共に、コストアップ、操作性の煩わしさ等の問題点を有
する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記の問題点を解決す
るために発光部のフレネルレンズ前部に略垂直に白板を
配設する装置が提案されているが、キャッチライト撮影
専用に反射位置を設けているのでコストアップになると
共に電気的に反射板のセット位置を検出していないので
警告表示などが出せないため、バウンス殺意をしない場
合にこの反射板をセットしてしまうと、通常撮影の照射
光にカゲリを生じさせてしまうという問題点があった。 【0008】(発明の目的)本発明の目的はコストアッ
プすることなくキャッチライト撮影を可能とすると共
に、キャッチライト撮影状態をストロボ装置背面に備え
た情報表示パネルに表示可能にしたストロボ装置を提供
することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の写真撮影用スト
ロボ装置は、光の照射方向を変化させてバウンス撮影が
可能な写真撮影用ストロボ装置において、閃光発光管と
該閃光発光管の前方にフレネルレンズを備えたストロボ
発光部と、照射角度変換パネルと、該照射角度変換パネ
ルを支持する支持部材とを有し、前記照射角度変換パネ
ルと前記支持部材とは、該ストロボ発光部上部に発光光
軸と略平行に収納可能に配置され互いに対する角度を変
えられるように軸支されており、前記照射角度変換パネ
ルと前記支持部材とが略平行な状態で前記照射角度変換
パネルによるキャッチライト撮影可能な第1のポジショ
ンと、前記照射角度変換パネルが前記支持部材に対して
前記フレネルレンズ側に90°折れ曲がった第2のポジ
ションとにセットが可能であり、前記第2ポジションに
おける前記照射角度変換パネルの前記フレネルレンズ側
に山形のプリズムを備えていることを特徴としている。 【0010】 【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。 【0011】図1は本発明のキャッチライト撮影を可能
とする照射角変換パネルを備えたストロボ装置の発光ヘ
ッド部断面図で、該照射角変換パネル収納状態を示して
る。閃光発光管1と、その閃光発光管1から出た閃光を
前方(図面左方)に向けて反射させる反射傘2は、可動
収納ケース3内に固設されている。可動収納ケース3は
閃光の照射角を変化させるために実線で示す位置と破線
で示す位置との間で移動可能である。 【0012】閃光発光管1の前方にはフレネルレンズ4
が配設されている。フレネルレンズ4には正のパワーを
持った凹凸が形成されており、該レンズ2の全周は外箱
5に嵌合しており、その後方の各部材を外箱4内でほぼ
密封している。 【0013】なおフレネルレンズ4が正レンズであり、
かつ可動収納ケース3の移動にともない閃光発光管1と
反射傘2とがフレネルレンズ4の焦点距離内で前後に移
動するために、閃光発光管1と反射傘2とが実線位置か
ら破線位置に移動するに従って閃光の反射角が小さくな
るように変化する(所謂ズームストロボ装置)。 【0014】照射角変換パネル6とパネル支持部7は相
対角度が変えられるようにヒンジ結合され、ストロボヘ
ッド部外箱5の上部収納部5aに収納されている。照射
角変換パネル6には該パネルを引き出すための突起部6
aがある。パネル支持部7には摺動ブラシ7aが配設さ
れており、プリント基板8上に形成されたパターンによ
り、照射角変換パネル6の状態を後述の表示器に表示す
るためのスイッチを構成している。 【0015】上記発光ヘッド部はストロボ装置本体9に
対して照射光軸を自由に変えられ、バウンス撮影が可能
となっている。バウンス状態を検出する不図示のスイッ
チが配設されており、後述の表示器にこの状態を表示す
ることが可能となっている。 【0016】図2は6の6a部をストロボ装置前方(図
面左方)に引き出し、6が4の前面を略全面を覆った状
態を示す断面図である。6はアクリルで成形されてお
り、4に対向する面には図3の拡大図に示すようなピラ
ミッド状のダイヤカットプリズム10が無数に形成され
ている(図4)。6によって1及び2から照射される閃
光の照射角を3の移動による最大照射角よりも更に広げ
ることが可能となっている(所謂ワイドパネル)。本実
施例はワイドパネルで説明をするが、最小照射角よりも
更に狭めるようなパネル(所謂テレパネル)を構成する
ことも可能である。 【0017】図5は5を略垂直に上を向け、バウンス撮
影状態にすると共に、6をストロボ装置前方(図面左
方)に図2よりもやや手前まで引き出し、6が4に対し
て略直角に配設し、キャッチライト撮影時の状態を示す
図である。6には図3の拡大図に示すようにダイヤカッ
トプリズム10が形成されているので、図6のように1
及び2からの閃光光はバウンス撮影用に上方に照射され
る(1点鎖線)と共に、被写体の目の方向にも閃光光の
一部を照射する(破線)ことが可能となっている。 【0018】図2および図4の状態の位置で6および7
を保持するために不図示のクリック機構が7の突起部お
よび5の係止溝によって構成されている。 【0019】図3にて、4からの閃光光の一部は10の
斜面に反射し、被写体方向に照射される。さらに10の
表面にはマット加工が施されており、図2の場合の照射
光ムラを抑えると共に、図4の場合の拡散性を向上させ
ている。 【0020】さらに図7のように10の反対側の面に図
のようなプリズム11を紙面に対して垂直に配設するこ
とによりキャッチライト効果を向上することが可能であ
る。同図において、4からの閃光光の一部は図2のよう
に10の斜面に反射されると共にその一部は図のように
屈折し6の内部に入射する。この光は11により反射さ
れ10の斜面で屈折され被写体に対してほぼ正面から閃
光光を照射することができる。 【0021】図8は7aと8によって構成されたスイッ
チにより6の状態を9の背面に配設された液晶表示器に
表示される表示内容の一例を示すものである。 【0022】図8(a)は図1の状態を示す表示内容で
ある。普通のTTLストロボ撮影状態を示す表示で、カ
メラ本体のレンズは焦点距離28mmが装着されてお
り、ストロボは不図示のオートズーム装置で3の位置が
28mmの画角に対応する照射角となるようになってい
る。レンズの絞りはF2.0にセットされており、絞り
値、照射角に応じたTTL調光連動距離範囲をセミアナ
ログ表示で表示している。 【0023】図8(b)は図2のワイドパネル装着状態
を示す表示内容である。ストロボは不図示のオートズー
ム装置で3の位置が18mmの画角に対応する照射角と
なるような位置に移動する。レンズの絞りはF2.0に
セットされており、絞り値、照射角に応じたTTL調光
連動距離範囲をセミアナログ表示で表示している。 【0024】図8(c)は図5のワイドパネル6を引き
出す前のバウンス撮影状態を示す表示内容で、12が点
灯する。ストロボは不図示のオートズーム装置で3の位
置がバウンス撮影に適切な照射角となるような位置に移
動する。レンズの絞りはF2.0にセットされている。 【0025】図8(d)は図5のキャッチライト撮影状
態を示す表示内容である。図8(c)に続いてワイドパ
ネルを引き出すと、13が点灯する。レンズの絞りはF
2.0にセットされている。 【0026】図9は上記液晶表示器を駆動するための回
路で、8上に形成されたパターン8a、8b上を7aが
摺動し、6の状態を検出するスイッチを構成している。
14はバウンス状態にするとONになるスイッチであ
る。各々のスイッチはマイクロコンピューター15の入
力ポートに接続されている。16は前記の液晶パネル
で、15の出力ポートに接続されている。 【0027】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
写真撮影の際の人工光源として使用されるストロボ装置
に内蔵されている照射角変換パネルを利用して、バウン
ス撮影時天井や壁等の反射板として使用されるものに全
て照射される閃光放電管の発光光の一部を、カメラの光
軸に沿った照射光となる様に変化させ、被写体の人物の
目に光が入射し、目の光った生き生きとした写真が得ら
れる様にしたものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】照射角変換パネル収納状態を示す断面図であ
る。 【図2】照射角変換パネル装着状態(ワイド撮影状態)
を示す断面図である。 【図3】照射角変換パネルの拡大断面図である。 【図4】照射角変換パネルの平面図である。 【図5】キャッチライト撮影状態を示す断面図である。 【図6】キャッチライト撮影状況を示す断面図である。 【図7】第2の実施例の照射角変換パネルの拡大断面図
である。 【図8】液晶表示器の表示例の図である。 【図9】液晶表示器の駆動回路の図である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 光の照射方向を変化させてバウンス撮影
    が可能な写真撮影用ストロボ装置において、閃光発光管
    と該閃光発光管の前方にフレネルレンズを備えたストロ
    ボ発光部と、照射角度変換パネルと、該照射角度変換パ
    ネルを支持する支持部材とを有し、前記照射角度変換パ
    ネルと前記支持部材とは、該ストロボ発光部上部に発光
    光軸と略平行に収納可能に配置され互いに対する角度を
    変えられるように軸支されており、前記照射角度変換パ
    ネルと前記支持部材とが略平行な状態で前記照射角度変
    換パネルによるキャッチライト撮影可能な第1のポジシ
    ョンと、前記照射角度変換パネルが前記支持部材に対し
    て前記フレネルレンズ側に90°折れ曲がった第2のポ
    ジションとにセットが可能であり、前記第2ポジション
    における前記照射角度変換パネルの前記フレネルレンズ
    側に山形のプリズムを備えていることを特徴とする写真
    撮影用ストロボ装置。
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