JP3423137B2 - カラオケ装置 - Google Patents
カラオケ装置Info
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Description
した楽音情報を再生して楽音を出力すると共に、そのカ
ラオケ曲に対応した歌詞テロップ情報を再生して歌詞テ
ロップを表示し、さらに楽音出力に同期させてその表示
した歌詞テロップの色替えを行なって歌い易くしたカラ
オケ装置に関する。
用者がなるべく歌い易いように工夫がなされてきた。そ
の代表的なものとして次のようなものがある。それは、
複数のカラオケ曲の中から所望の曲を指定すると、その
指定された曲に対応した楽音情報が再生出力されること
によってそれを伴奏として歌唱でき、またその指定され
た曲に対応した歌詞テロップが表示され、さらに現在演
奏している部分までの歌詞テロップが順次色替えされて
いくことで利用者はその歌詞テロップを見ながら歌唱で
きるというものである。
なるのであるが、さらに歌詞テロップが表示されること
によって、歌詞をしっかり覚えていない場合にもそれを
見ながら歌えるのである。そしてさらに、歌詞テロップ
が順次色替えされていくことによって、歌唱旋律と歌詞
との関係をしっかり覚えていない場合にでもどのタイミ
ングでどの歌詞を歌えばよいかが判り、非常に歌い易く
なる。特に初心者にとっては心強い機能である。
ケが多くの人に親しまれている現在では、歌い易さ以外
のものが求められている。特に、人前で歌うことが多く
なり、そういった場合は普段の練習の発表の場としての
意味合いも強くなってきている。例えば、自分の得意と
する曲(いわゆる十八番「おはこ」)については、歌詞
など見なくても歌えるほど習熟していることをアピール
したいという場合であっても、上述した初心者向けの機
能である歌詞テロップの表示をやめることができない。
になされたものであり、歌唱者の任意の選択で歌詞テロ
ップを表示しないようにすることができ、その歌に習熟
していることのアピールも可能にしたカラオケ装置を提
供することを目的とする。
を達成するためになされた請求項1記載の発明は、指定
されたカラオケ曲に対応した楽音情報を再生して楽音を
出力する楽音出力手段と、前記指定されたカラオケ曲に
対応した歌詞テロップ情報を再生して歌詞テロップを表
示し、前記楽音出力に同期させてその表示した歌詞テロ
ップの色替えを行なう歌詞表示色替え制御手段とを備え
るカラオケ装置において、前記歌詞テロップを表示させ
る表示モードと表示させない非表示モードとを任意に選
択して選択可能な表示モード選択手段を備え、前記歌詞
表示色替え制御手段は、前記表示モード選択手段によっ
て非表示モードが選択された場合、表示モード時に表示
すべき歌詞テロップを1文字単位で所定の記号に置換し
て表示させ、その置換した記号に対して前記楽音出力に
同期させた色替え制御を行なうように構成されているこ
とを特徴とするカラオケ装置である。
によれば、楽音出力手段が、指定されたカラオケ曲に対
応した楽音情報を再生して楽音を出力し、歌詞表示色替
え制御手段が、指定されたカラオケ曲に対応した歌詞テ
ロップ情報を再生して歌詞テロップを表示し、楽音出力
に同期させてその表示した歌詞テロップの色替えを行な
う。従って、利用者は表示された歌詞テロップを見なが
ら歌唱することができるので、歌詞をしっかり覚えてい
ない場合にもそれを見ながら歌えて便利である。そして
さらに、楽音出力に同期して歌詞テロップが順次色替え
されていくので、歌唱旋律と歌詞との関係をしっかり覚
えていない場合にでも、どのタイミングでどの歌詞を歌
えばよいかが判り、非常に歌い易くなる。特に初心者に
とっては心強い機能である。
歌詞テロップを表示させる表示モードと表示させない非
表示モードとを任意に選択して選択可能な表示モード選
択手段を備えており、非表示モードを選択すれば、表示
モード時に表示すべき歌詞テロップが1文字単位で所定
の記号に置換して表示され、その置換した記号に対して
前記色替え制御が行なわれる。
して考えられる歌詞テロップを表示させなくすることが
できるので、例えば、自分の得意とする曲については歌
詞など見なくても歌えるほど習熟していることをアピー
ルしたい場合に便利である。但し、この場合には歌詞テ
ロップ自体はなされないが、置換した所定の記号に対し
て色替えが行われる。したがって、例えば歌詞はしっか
り覚えているが、歌唱旋律と歌詞との関係が多少不安な
場合でも、どのタイミングでどの歌詞を歌えばよいかは
色替えで判るため便利である。もちろんそれさえも見な
くてもよいほど習熟している人は見なければよい。歌に
あまり習熟していない人にとっては歌詞を見ずに歌える
ことはある種の尊敬に値するので、歌詞テロップを表示
しないだけで所期の効果は達成できる。
のが本発明の基本であるが、実際の場面では、次のよう
なことも考えられる。つまり、頻繁に歌っている場合に
は完全に歌を覚えているが、久しぶりに歌う場合に確実
とは言えない場合もある。例えば2番と3番の出だしの
歌詞を間違えてしまうといったこともよくあり、2番の
出だしだと思って3番を歌い始めると、そのまま気付か
ずに3番の歌詞を全部歌ってしまうことになる。この場
合、全部の歌詞を見る必要はなく、2番の出だしの歌詞
だけを確認すれば後は自信を持って歌えたりする。この
ような利用者の要求に応えるようにしたのが、請求項2
に示すカラオケ装置である。
ンニング状態への切り替えを指定可能なカンニング指定
手段を備えており、歌詞表示色替え制御手段は、表示モ
ード選択手段によって非表示モードが選択されていて
も、カンニング指定手段によってカンニング状態が指定
されている場合には、一時的に表示モードに切り替えて
歌詞テロップを表示させるように構成されているのであ
る。
れている場合であっても、利用者がカンニング指定手段
を操作してカンニング状態を指定すれば、一時的に表示
モードに切り替えて歌詞テロップが表示させることがで
きる。そのため、歌詞が部分的に判らない場合には、そ
の部分だけを見て確認した後はすぐに非表示モードに戻
せば、ほとんど歌詞を見なくても歌えるほど習熟してい
ることをアピールできる。
構成が考えられる。例えば請求項3に示す場合には、楽
音出力手段が、利用者の歌唱音声を入力するための音声
入力手段を介して入力された音声を楽音とミキシングし
て出力可能にされており、カンニング指定手段を、その
音声入力手段に設けている。一般的なカラオケ装置で
は、利用者はマイクロフォンを使用して歌い、その歌唱
音声はマイクロフォンを介してカラオケ装置のミキサア
ンプに入力され、カラオケ曲の楽音とミキシングされて
出力されるように構成されていることが多い。そのた
め、マイクロフォンにカンニング指定手段を設けておけ
ば、歌唱者の所望のタイミングで一時的に表示モードに
切り替えて歌詞テロップを表示させることができ、使い
勝手の向上の面では好ましい。
ている操作パネルやリモコン装置等にカンニング指定手
段を設けてもよいが、カンニング状態を指定したいのは
歌唱者であるため、常に歌唱者の近くにあるという意味
で、マイクロフォンが好ましい。また、例えば専用ステ
ージ上に専用モニタが設置され、そこにマイクロフォン
も接続されている場合もよくあるが、この場合には専用
モニタにカンニング指定手段を設けてもよい。
については、例えば押しボタン形式やスライドスイッチ
形式等、種々考えられる。また、一度操作すれば次回操
作するまでその状態が継続するような構成としてもよい
が、上述したように、一時的に表示モードに切り替えて
歌詞テロップを表示させたいのは、短時間であることが
多い。例えば上述の例のように2番の出だしの歌詞だけ
が知りたい場合であれば1秒程度でも十分である。した
がって、例えば押しボタンを押している間だけカンニン
グ状態となり、押圧している力を抜くと押しボタンが自
然に元の状態に戻って非表示モードへ自動的に復帰する
ような構成しておくことが操作上便利である。なお、そ
の他にも、最初の操作で表示モードにすると、所定時間
後には何も操作しないでも自動的に非表示モードに復帰
するような構成としてもよい。
項4に示すように、カラオケ曲に合わせて歌唱する際の
誘導のため、楽音情報の再生に同期してその曲の歌唱旋
律に基づく所定のガイド音情報を再生し、所定のガイド
音も出力可能に構成されていることもある。これは、例
えばガイド音を出力する「アマモード」と、そのガイド
音を出力しない「プロモード」という2種類のモード設
定が選択できるように構成されていることが多い。この
ガイド音もやはり初心者向けの機能であり、歌唱旋律自
体をあまり覚えていない場合に有効な機能である。
表示モードが選択された場合にガイド音が出力されてし
まうと、歌の習熟度をアピールするという目的からいっ
ても不適切である。したがって、非表示モードが選択さ
れた場合には、上記プロモードのようにガイド音の出力
を禁止することが好ましい。なお、この場合には、「ア
マモード」においては歌詞テロップもガイド音も出力
し、「プロモード」では歌詞テロップだけを出力し、さ
らに、上述した歌詞テロップもガイド音も出力しない
「スーパープロモード」というような3種類のモードを
設定し、利用者が任意に選択できるようにすることも考
えられる。
形態を図面を参照して説明する。図1は、本カラオケ装
置の主に電気的構成を示すブロック図、図2はマイクの
説明図、図3はパネルの説明図である。
置本体1と、ミキサアンプ2と、映像を表示するための
表示手段としてのCRT3と、楽曲・音声を発音させる
スピーカ4と、利用者が歌うときに使用する「音声入力
手段」としてのマイク5等を備えている。なお、このマ
イク5は、ミキサアンプ2ではなく装置本体1に接続さ
れている。
及び内部構成について説明する。マイク5は手で握るグ
リップ部6と、グリップ部6の頭部に設けられている集
音部7と、グリップ部6の端部から延出し、装置本体1
に接続されるコード8等から構成されている。グリップ
部6には「カンニング指定手段」としてのカンニングボ
タン9が設けられており、このカンニングボタン9は、
グリップ部6の内部でコード8中の歌詞表示制御線8a
と接続されている。一方、集音部7はグリップ部6の内
部で音声信号線8bと接続されている。
モード(詳しくは後述する。)に設定されて歌詞テロッ
プが表示されない状態になっている場合に、一時的に歌
詞テロップを表示させる状態(カンニング状態)にする
ために操作するものである。本実施形態では、このカン
ニングボタン9を押下している間だけカンニング状態と
なり、押圧している力を抜くと自然に元の状態に戻って
カンニング状態が解除され、非表示モードへ自動的に復
帰するよう構成されている。
に示すように、装置本体1は、パネル10と、マイク接
続ジャック12と、伴奏出力端子13と、音声出力端子
14と、楽音情報の再生を制御する点で「楽音出力手
段」に相当し、歌詞テロップの表示とその表示した歌詞
テロップの色替えを制御する点で「歌詞表示色替え制御
手段」に相当する制御手段としてのCPU16と、記憶
手段としてのハードディスクドライブ(以降「HDD」
と記す。)17と、音楽演奏回路18と、映像処理回路
19とを備えている。
せず)の前面に設けられており、図1及び図3に示すよ
うに、プッシュボタン群60〜64と7セグメントLE
D65が配設されている。プッシュボタン群60〜64
としては、電源ボタン60、選曲番号等を入力するため
の0〜9までの数字ボタン61、選曲モードへの切替あ
るいは入力した選曲番号を確定させるための選曲ボタン
62、入力した選曲番号等を訂正するための訂正ボタン
63、そして「表示モード選択手段」としての歌詞表示
切り替えボタン64がある。
等を表示するためのもので、本実施形態の場合には、4
桁分のLEDを備えている。一方、歌詞表示切り替えボ
タン64は歌詞テロップの表示モードを切り替えるため
のボタンであり、歌詞テロップの通常のように表示する
歌詞表示モードと、歌詞テロップの文字の部分を所定の
記号に置き換える歌詞非表示モードとを切り替えること
ができる。
も、パネル10と同様に装置本体1の筐体前面に設けら
れている。一方、筐体背面には、ミキサアンプ2へ演奏
内容を電気信号として送るための端子としての伴奏出力
端子13及び音声出力端子14が設けられている。さら
に、演奏中の曲の歌詞テロップを表示するための情報を
CRT3に出力するための映像出力端子15も筺体背面
に設けられている。
のコード8中の歌詞表示制御線8aと接続される歌詞表
示制御線接続部12a及び同じくコード8中の音声信号
線8bと接続される音声信号線接続部12bを備えてい
る。歌詞表示制御線接続部12aはCPU16に接続さ
れており、マイク5の設けられているカンニングボタン
9の操作状態をCPU16において把握することができ
る。一方、音声信号線接続部12bはそのまま音声出力
端子14に接続されている。
プログラム17aと曲データ17bとが格納されてお
り、CPU14は動作プログラム17aに基づいて曲デ
ータ17bを読み出し、曲データ17b中の音楽データ
は音楽演奏回路18に、歌詞テロップデータは映像処理
回路19等にそれぞれ送出し、所定のカラオケ演奏を実
行させる。
データを基にして音楽を演奏するものであり、この音楽
演奏回路18には伴奏出力端子13が接続されている。
そして、伴奏出力端子13はミキサアンプ2と接続さ
れ、ミキサアンプ2は既知のものであり、スピーカ4が
接続されている。
どの文字・映像情報を処理して出力するもので、この映
像処理回路19には映像出力端子15が接続されてい
る。そして、映像出力端子15はCRT3と接続されて
いる。なお、「音声出力手段」に対応するハード構成と
しては、音楽演奏回路18、伴奏出力端子13、ミキサ
アンプ2、スピーカ4等が相当し、「歌詞表示色替え制
御手段」に対応するハード構成としては、映像処理回路
19、映像出力端子15、CRT3等が相当する。
て、カラオケ利用時の歌詞テロップ表示の切り替えに関
する処理について説明する。なお、図5,6はCRT3
の画面表示内容の概略説明図である。まず、図4の最初
のステップS1では、曲番号の入力を待つ。利用者がパ
ネル10のプッシュボタン群60〜64を操作して希望
するカラオケ曲の番号を入力すると、その曲番号を取得
して、次のステップS2へ移行する。
曲データ17bをHDD17中より検索する。そしてS
3では、その検索した曲データ17bを基にS4,S5
においてカラオケ演奏を始めるための準備を行う。続く
S4では、曲データ17b中の歌詞テロップデータを映
像処理回路19に渡して順に表示していき、S5では音
楽データを音楽演奏回路18に渡し、所定の演奏をさせ
る。このようにしてカラオケ演奏が開始されると、続く
S6にて、S4での歌詞表示及びS5での音楽演奏の合
間にプッシュボタン10中の歌詞表示切り替えボタン6
4が押されたかどうかを判断する。
ない場合には(S6:NO)、S7へ移行して、曲が終
了したかどうかを判断する。曲が終了していない場合に
は(S7:NO)、S4へ戻り、S4以下の処理を繰り
返す。したがって、歌詞表示切り替えボタン64が押さ
れるまでは、CRT3には図5に示すような歌詞テロッ
プTAが表示され、現在までに演奏された部分までの色
が替えられて表示されている。図5の場合には、「ふじ
のたかねにふるゆきも」という内容の歌詞テロップTA
が表示され、その内の「ふじのたか」の部分までの色が
替えられている。
示されている状態で歌詞表示切り替えボタン64が押さ
れた場合には(S6:YES)、S8へ移行する。S8
では、マイク5に設けられているカンニングボタン9が
押されているかどうかを判断する。マイク接続ジャック
12にマイク5のコード8が接続されていれば、上述し
たように、マイク接続ジャック12内の歌詞表示制御線
接続部12aを介してCPU16はカンニングボタン9
の操作状態を判断できる。
には(S8:NO)、S10へ移行し、歌詞非表示モー
ド用の文字をHDD17中より読み出して映像処理回路
19に渡して順に表示させ、S11ではS5と同様に演
奏処理をさせる。ここで、S10での歌詞非表示モード
での表示態様について説明する。このときCRT3には
例えば図6に示すようなテロップTBが表示される。す
なわち、図5に示す歌詞テロップTAの文字の部分を所
定の記号(図6では*)に置換したものである。なお、
文字の部分を所定の記号に置換しただけなので、現在ま
でに演奏された部分までの色替え処理はそのまま維持さ
れる。図6の場合には、図5における「ふじのたかねに
ふるゆきも」という文字が1文字単位で「*」という記
号に置換されたテロップTBが表示され、その内の最初
の5文字分までの色が替えられている。
プッシュボタン10中の歌詞表示切り替えボタン64が
押されたかどうかを判断する。歌詞表示切り替えボタン
64が押されていない場合には(S12:NO)、S1
3へ移行して、曲が終了したかどうかを判断する。曲が
終了していない場合には(S13:NO)、S8へ戻っ
てS8以下の処理を繰り返す。したがって、歌詞表示切
り替えボタン64が押されるまでは、カンニングボタン
9が押されていない間は図6に示すようなテロップTB
が表示され、現在までに演奏された部分までの色が替え
られて表示されている。
グボタン9が押されている場合にはS9へ移行し、S4
と同様に曲データ17b中の歌詞テロップデータを映像
処理回路19に渡して順に表示させてからS11へ移行
する。したがって、CRT3には図5に示すような歌詞
テロップTAが表示される。
め、図6に示すように、文字部分を所定の記号に置換し
たテロップTBが表示されるのであるが、カンニングボ
タン9が押下されている間に限って、図5に示すような
歌詞表示モード時と同じ歌詞テロップTAを表示させる
のである。
10)や一時的なカンニング状態での歌詞テロップ表示
(S9)と音楽演奏(S11)の合間にも、S12にて
歌詞表示切り替えボタン64が押されたかどうかを監視
している。そして、歌詞表示切り替えボタン64が押さ
れたら(S12:YES)、S4へ戻り、歌詞表示モー
ドに移行する。
れない場合には(S12:NO)は、S13へ移行し
て、曲が終了したかどうかを判断する。曲が終了してい
ない場合には(S7:NO)、S8へ戻り、S8以下の
処理を繰り返す。なお、上記S7あるいはS13にて肯
定判断、すなわち曲が終了した場合にはS1へ戻り、曲
番号入力待ち状態となる。
示切り替えボタン64を操作することによって歌詞表示
モードと歌詞非表示モードとを任意に選択することがで
きる。そして、歌詞表示モードを選択すれば図5に示す
ような歌詞テロップTAがCRT3に表示され、歌詞非
表示モードを選択すれば図6に示すような歌詞表示モー
ド時に表示すべき歌詞テロップが文字単位で所定の記号
(*)に置換されたテロップTBが表示される。なお、
いずれの場合にも現在演奏している箇所を示すための色
替え制御は実行される。
ば、一般的には初心者向けの機能として考えられる歌詞
テロップTAを表示させなくすることができるので、例
えば自分の得意とする曲については歌詞など見なくても
歌えるほど習熟していることをアピールしたい場合に便
利である。但し、この場合には歌詞テロップTA(図5
参照)自体はなされないが、置換した所定の記号に対し
て色替えが行われる(図6参照)。
えているが、歌唱旋律と歌詞との関係が多少不安な場合
でも、どのタイミングでどの歌詞を歌えばよいかは色替
えで判るため便利である。もちろんそれさえも見なくて
もよいほど習熟している人は見なければよい。歌にあま
り習熟していない人にとっては歌詞を見ずに歌えること
はある種の尊敬に値するので、歌詞テロップTAを表示
しないだけで所期の効果は達成できる。
が歌詞非表示モードであるが、実際の場面では次のよう
な状況も考えられる。つまり、頻繁に歌っている場合に
は完全に歌を覚えているが、久しぶりに歌う場合に確実
とは言えない場合もある。例えば2番と3番の出だしの
歌詞を間違えてしまうといったこともよくあり、2番の
出だしだと思って3番を歌い始めると、そのまま気付か
ずに3番の歌詞を全部歌ってしまうことになる。この場
合、全部の歌詞を見る必要はなく、2番の出だしの歌詞
だけを確認すれば後は自信を持って歌えたりする。この
ような利用者の要求に応えるために設けたのがカンニン
グボタン9である。
に表示される歌詞非表示モードが選択されている場合で
あっても、カンニングボタン9を操作してカンニング状
態を指定すれば、一時的に歌詞表示モードに切り替えて
歌詞テロップTA(図5参照)を表示させることができ
る。そのため、歌詞が部分的に判らない場合には、その
部分だけを見て確認した後はすぐに歌詞非表示モードに
戻せば、ほとんど歌詞を見なくても歌えるほど習熟して
いることをアピールできる。
グボタン9がマイク5に設けられているため、歌唱者の
所望のタイミングで一時的に歌詞テロップTAを表示さ
せることができ、使い勝手の向上の面では好ましい。も
ちろん、装置本体1の例えばパネル10に設けてもよい
が、カンニング状態を指定したいのは歌唱者であるた
め、常に歌唱者の近くにあるという意味でマイク5が好
ましい。なお、例えば専用ステージ上に専用のCRTが
設置され、そこにマイク5も接続されている場合には、
その専用CRTにカンニングボタンを設けてもよい。
態では押しボタン形式であり、押している間だけカンニ
ング状態となり、押圧している力を抜くと押しボタンが
自然に元の状態(この場合は歌詞非表示モード)に戻る
よう構成されている。上述したように、一時的に歌詞表
示モードに切り替えて歌詞テロップTAを表示させたい
のは短時間であることが多い。例えば2番の出だしの歌
詞だけが知りたい場合であれば1秒程度でも十分であ
る。したがって、自動復帰するような構成は使い勝手の
面でも好ましい。もちろん、その他にもスライドスイッ
チ形式でもよいし、また一度操作すれば次回操作するま
でその状態が継続するような構成としてもよいことはい
うまでもない。
オケ曲に合わせて歌唱する際の誘導のため、曲データ中
に伴奏用の音楽データだけでなく、その音楽データの再
生に同期してその曲の歌唱旋律に基づく所定のガイド音
データを記憶しておき、必要な場合にはガイド音も出力
できるように構成されていることもある。例えばガイド
音を出力する「アマモード」と、そのガイド音を出力し
ない「プロモード」という2種類のモード設定が選択で
きるように構成されていることが多い。このガイド音も
歌詞テロップの表示と同様、やはり初心者向けの機能で
あり、歌唱旋律自体をあまり覚えていない場合に有効な
機能である。
表示モードが選択された場合にガイド音が出力されてし
まうと歌の習熟度をアピールするという目的からいって
も不適切である。したがって、歌詞非表示モードが選択
された場合には、プロモードのようにガイド音の出力を
禁止することが好ましい。なお、この場合には、「アマ
モード」においては歌詞テロップもガイド音も出力し、
「プロモード」では歌詞テロップだけを出力し、さら
に、上述した歌詞テロップもガイド音も出力しない「ス
ーパープロモード」というような3種類のモードを設定
し、利用者が任意に選択できるようにすることも考えら
れる。この場合には、図2の歌詞表示切り替えボタン6
4の代わりにモード選択ボタンを設ければよい。そし
て、このようなモード選択ボタンにした場合でも、マイ
ク5等に設けたカンニングボタン9によって歌唱者の都
合で一時的なカンニング状態を指定できることは非常に
有効である。
気的構成を示すブロック図である。
図である。
チャートである。
概略説明図である。
の概略説明図である。
線接続部 12b…音声信号線接続部 13…伴奏出力端
子 14…音声出力端子 15…映像出力端子 17…ハードディスクドライブ 18…音楽演奏回路 19…映像処理回路 64…歌詞表示切り
替えボタン TA…歌詞テロップ TB…テロップ
Claims (4)
- 【請求項1】 指定されたカラオケ曲に対応した楽音情
報を再生して楽音を出力する楽音出力手段と、 前記指定されたカラオケ曲に対応した歌詞テロップ情報
を再生して歌詞テロップを表示し、前記楽音出力に同期
させてその表示した歌詞テロップの色替えを行なう歌詞
表示色替え制御手段とを備えるカラオケ装置において、 前記歌詞テロップを表示させる表示モードと表示させな
い非表示モードとを任意に選択して選択可能な表示モー
ド選択手段を備え、 前記歌詞表示色替え制御手段は、前記表示モード選択手
段によって非表示モードが選択された場合、表示モード
時に表示すべき歌詞テロップを1文字単位で所定の記号
に置換して表示させ、その置換した記号に対して前記楽
音出力に同期させた色替え制御を行なうように構成され
ていることを特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ装置におい
て、 歌詞テロップに関する所定のカンニング状態への切り替
えを指定可能なカンニング指定手段を備え、 前記歌詞表示色替え制御手段は、前記表示モード選択手
段によって非表示モードが選択されていても、前記カン
ニング指定手段によってカンニング状態が指定されてい
る場合には、一時的に前記表示モードに切り替えて歌詞
テロップを表示させるように構成されていることを特徴
とするカラオケ装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のカラオケ装置におい
て、 前記楽音出力手段は、利用者の歌唱音声を入力するため
の音声入力手段を介して入力された音声を前記楽音とミ
キシングして出力可能にされており、 前記カンニング指定手段は、前記音声入力手段に設けら
れていることを特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載のカラオケ装
置において、 前記楽音出力手段は、カラオケ曲に合わせて歌唱する際
の誘導のため、前記楽音情報の再生に同期してその曲の
歌唱旋律に基づく所定のガイド音情報を再生し、所定の
ガイド音も出力可能に構成されていると共に、 前記非表示モードが選択された場合には前記所定のガイ
ド音の出力を禁止するガイド音出力制御手段を備えるこ
とを特徴とするカラオケ装置。
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JPH09218674A (ja) | 1997-08-19 |
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