JP3423025B2 - マイクロコンピュータシステム - Google Patents

マイクロコンピュータシステム

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JP3423025B2
JP3423025B2 JP09789393A JP9789393A JP3423025B2 JP 3423025 B2 JP3423025 B2 JP 3423025B2 JP 09789393 A JP09789393 A JP 09789393A JP 9789393 A JP9789393 A JP 9789393A JP 3423025 B2 JP3423025 B2 JP 3423025B2
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東 宮沢
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洋一郎 奥村
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータシ
ステムに関し、特に、1つのEEPROMと、プログラ
ム変更可能なマイクロコンピュータを複数含むシステム
に関する。 【0002】 【従来の技術】特開平3−186927号公報は、マス
クROMにプログラムを記録後、プログラムの一部を変
更出来る機能を有するワンチップマイクロコンピュータ
を開示している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】特開平3−18692
7号公報においては、単一のプログラム変更可能なマイ
クロコンピュータと単一のEEPROMによる実施例が
示されている。しかし最近の電気システムにおいては、
マイクロコンピュータが複数用いられているものも少な
くなく、したがって、特開平3−186927号公報に
示されているマイクロコンピュータを利用する場合は、
マイクロコンピュータの数に対応する数のEEPROM
が必要となる。 【0004】又、マスクチャージ後、プログラムに誤り
が発見されても、その修正規模は一般に小さい。したが
って、1つのマイクロコンピュータに1つのEEPRO
Mを接続しても、EEPROMの記憶領域は利用されず
に残る部分が多い。 【0005】本発明のマイクロコンピュータシステムは
このような課題に着目してなされたものであり、その目
的とするところは、1つのEEPROMを複数のマイク
ロコンピュータで共用することにより、電気システムの
EEPROMの数を減少させてコストの増大を防止でき
るマイクロコンピュータシステムを提供することにあ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明のマイクロコンピュータシステム
は、プログラムを記憶した書替え不可能なROMと、上
記ROMの変更プログラムデータと変更アドレスデータ
とを記憶するRAMとを具備し、プログラムカウンタの
値が上記アドレスデータと一致した場合に上記変更プロ
グラムを実行するようにしたワンチップマイクロコンピ
ュータを複数個有するマイクロコンピュータシステムで
あって、上記複数のワンチップマイクロコンピュータの
外部に設けられ、上記複数のワンチップマイクロコンピ
ュータのそれぞれに対応する複数のプログラム変更デー
タを記憶するエリアと、上記複数のプログラム変更デー
タの記憶アドレスを指定するための指定データを記憶す
るエリアを有する単一の不揮発性記憶手段と、上記複数
のワンチップマイクロコンピュータと上記不揮発性記憶
手段とを接続する共通の信号線とを具備しており、上記
複数のワンチップマイクロコンピュータのそれぞれは、
パワーオンリセットからそれぞれに割り当てられた異な
る待機時間の経過後に、上記信号線を介して上記不揮発
性記憶手段から上記指定データを読み出し、続いてこの
指定データで指定されるアドレスから対応するプログラ
ム変更データを読みこんで、上記RAMの内容を書替え
るようにしたことを特徴とする。 【0007】 【作用】 すなわち、本発明のカメラシステムにおいて
は、上記ROMに記憶されたプログラムを擬似的に書替
えるためのプログラム変更データを単一の不揮発性記憶
手段に記憶しておき、上記複数のワンチップマイクロコ
ンピュータのそれぞれが、パワーオンリセットからそれ
ぞれに割り当てられた異なる待機時間の経過後に上記プ
ログラム変更データを読みこんで、上記プログラム変更
データを記憶する上記RAMの内容を書替える。 【0008】 【実施例】まず、図1、図2を参照して本実施例の概略
を説明する。本実施例のマイクロコンピュータシステム
は、複数のプログラム変更可能なワンチップマイクロコ
ンピュータ(以下、単にマイコンと呼ぶ)10、40
と、これらのマイコン10、40のプログラムを修正す
るためのデータを記憶するための単一のEEPROM2
0と、このEEPROM20のデータを3つの制御ライ
ンCE、CLK、DATAを使用してそれぞれ対応する
マイコン10、40に分配する分配手段としての信号線
30とによって構成され、単一のEEPROM20をバ
グ修正可能な2つ以上のマイコン10、40で共有した
ことを特徴とする。この場合、修正データは、所定のア
ドレスA1,A2に図2(a)に示すように記憶される
か、あるいは、相対アドレスに基づいて図2(b)のよ
うに記憶される。 【0009】以下に、図3、図4を参照して、前記した
マイコンシステムの構成についてさらに詳細に説明す
る。図3に示すマイコンシステムにおいて、10はワン
チップマイコン、20はこのマイコン10の外部に設け
られ、このワンチップマイコン10にセットすべきデー
タを記憶している電気的に書込み可能な不揮発性メモ
リ、30は上記マイコン10と不揮発性メモリ20とを
接続する信号線(例えばシリアル通信配線)である。4
0は上記10と同等のマイコンである。 【0010】上記ワンチップマイコン10において、1
はプログラムカウンタ、2は所定のプログラムが書込ま
れたマスクROM、3は書替手段としてのプログラム変
更用RAM、4はセレクタ、5は命令デコーダ、6はメ
インメモリ用のRAM、7はシリアル通信回路であっ
て、前記信号線30を介して前記不揮発性メモリ20に
接続されている。 【0011】上記プログラムカウンタ1は、ROM2だ
けでなく、プログラム変更用RAM3にもアドレス値を
与えるように接続されている。前記プログラム変更用R
AM3は、ROM2の書込みプログラムにバグなどが発
見された場合やその一部を修正したい場合に、このRO
M2の修正したいアドレスに対応するアドレスデータお
よび修正するためのプログラムデータが対応して書込ま
れる変更アドレス用RAM31およびプログラムRAM
32を有する。これらのアドレスデータおよびプログラ
ムデータは、ワンチップマイコン10の電源投入(パワ
ーオン)時のリセット直後の命令で前記不揮発性メモリ
20の記憶データが前記シリアル通信回路7を介してシ
リアル通信により読み込まれるようになっており、上記
プログラム変更用RAM3は実質的に不揮発性メモリと
同等になる。 【0012】前記セレクタ4は、通常はROM2の出力
データを選択して命令デコーダ5に入力させるが、変更
アドレスRAM31に記憶されたアドレスデータとプロ
グラムカウンタ1の出力内容とが一致したときにプログ
ラムRAM32からプログラムデータが出力されると、
このプログラムRAM32の出力データ(修正されたプ
ログラムデータ)をROM2の出力データ(修正すべき
プログラムデータ)に代えて選択して命令デコーダ5に
入力させるように構成されている。 【0013】一方、前記不揮発性メモリ20としては、
電気的に消去可能なEEPROM、紫外線消去型のEP
ROM、ワンタイムPROM、バックアップ電池付きの
通常のRAMでもよいが、ここでは、シリアル通信可能
なEEPROMを示している。この場合、最近のカメラ
システム等は、製品組立て後の調整データの記憶用とし
てEEPROMを用いるものが多く、しかも、EEPR
OMのビット容量当りの価格もかなり下がってきてい
る。そこで、上記EEPROMの調整データ記憶部以外
の残りの部分をプログラム変更用データの記憶用として
使用すれば、製品のコストアップを伴うことなくプログ
ラムを変更することができる。 【0014】図4は、上記EEPROM20のデータマ
ップの一例を示している。すなわち、EEPROM20
の予め決められた番地までを調整データエリア、それ以
降の番地(ここでは、“hhh”番地以降)をプログラ
ム変更データエリアと決めておく。このプログラム変更
データエリアは、変更アドレスデータエリア、変更プロ
グラム容量データエリア、変更プログラムデータエリア
に分割しておく。プログラム変更データエリアのデータ
型式は、変更アドレスデータエリアの変更アドレスデー
タ、変更プログラム容量データエリアの変更プログラム
容量データ、変更プログラムデータエリアの変更プログ
ラムデータが1組となっている。 【0015】すなわち、変更アドレスデータエリアにお
いては、“hhh”番地に変更したい第1の変更アドレ
スデータA1をセットし、次に変更したい第2の変更ア
ドレスデータA2、第3の変更アドレスデータA3、…
第mの変更アドレスデータAmがある場合には“hh
h”番地の次に続けて順次セットする。この場合、予
め、マイコン内の修正箇所は、変更アドレスRAMの容
量によってm箇所とされているものとする。従って、マ
イコンは、プログラムのm箇所を変更することができる
が、変更アドレスの箇所がm個より少ない場合は、絶対
に修正を行わないROMアドレス、たとえば0000
(H)等のデータを変更アドレスデータエリアの残りの
部分にセットしておき、このアドレス0000(H)の
場合はROMプログラムを修正しないように、マイコン
のハードウェアを構成すればよい。 【0016】また、変更プログラム容量データエリアに
おいては、“hhh+m”番地以降に前記第1の変更ア
ドレスデータA1〜第mの変更アドレスデータAmと対
をなす変更プログラムの容量(長さ)を示す変更プログ
ラム容量データB1〜Bmを順次セットする。この場合
も、変更アドレスの箇所がm個より少ない場合は、変更
プログラム容量データエリアの残りの部分に0000
(H)のデータをセットしておく。 【0017】また、変更プログラムデータエリアにおい
ては、“hhh+2m”番地以降に前記第1の変更アド
レスデータA1〜第mの変更アドレスデータAmと対を
なす変更プログラムの内容を示す変更プログラムデータ
C1〜Cmを順次セットする。ここで、変更プログラム
データC2の先頭アドレスは“hhh+2m+B1+
1”番地、変更プログラムデータCmの先頭アドレスは
“hhh+2m+B1+B2+…B(m−1)+1”番
地になる。この場合も、変更アドレスの箇所がm個より
少ない場合は、変更プログラムデータエリアの残りの部
分に0000Hのデータをセットしておく。 【0018】次に、図3のマイコンの動作を説明する。
このマイコンの動作は、基本的には従来のマイコンの動
作と同様であるが、さらに、ROM2の書込みプログラ
ムの一部が疑似的に書換えられてプログラムが修正され
るようになっている。すなわち、前記したようなEEP
ROM20のプログラム変更データエリアのデータは、
ワンチップマイコン10の電源投入時のリセット直後の
命令で前記シリアル通信回路7を介してシリアル通信に
より読み込まれて前記プログラム変更用RAM3にセッ
トされる。この場合、変更アドレスデータエリアの変更
アドレスデータは変更アドレスRAM31に順次セット
され、変更プログラム容量データエリアの変更プログラ
ム、容量データを基に計算した変更プログラムデータの
セットされる番地のデータおよび変更プログラムデータ
エリアの変更プログラムデータはプログラムRAM32
に順次セットされる。そして通常は、システムクロック
(図示せず)によってカウントアップするプログラムカ
ウンタ1によってアドレスが指定されるROM2から読
出されるデータがセレクタ4により選択されて命令デコ
ーダ5によってデコードされることによってプログラム
が実行される。 【0019】しかし、変更アドレスRAM31に記憶さ
れているアドレスデータとプログラムカウンタ1の出力
内容とが一致したときにプログラムRAM32からプロ
グラムデータが出力すると、このプログラムRAM32
の出力データ(修正されたプログラムデータ)がROM
2の出力データ(修正すべきプログラムデータ)に代わ
ってセレクタ4により選択されて命令デコーダ5に入力
する。これにより、疑似的に書換えられたプログラムが
命令デコーダ5によってデコードされ、修正されたプロ
グラムが実行されることになる。 【0020】以下に、図5のシステム構成図を参照して
第1実施例を説明する。3つのマイコン(μCOM0、
μCOM1、μCOM2)100,102、104は、
すでに説明したプログラム変更可能なマイコンである。
そして3つのマイコン100、102、104は1つの
EEPROM106を共有している。EEPROM10
6との通信は、CE、CLK、DATAの3つの制御ラ
インを操作することにより可能である。通信は、3つの
ラインを利用したシリアル通信が実行される。通信プロ
トコルは公知であるので説明は省略する。各マイコンに
は、表示回路、アクチュエータ等の制御対象108、1
10、112がそれぞれ接続されている。各マイコンへ
電力を供給する電源114にはリセット回路118が接
続されている。リセット回路118はPOWER SW
116がONした瞬間にリセット信号を各マイコンに向
けて出力する。各マイコンはこのリセット信号によりパ
ワーONリセットする。そして最初に実行する動作は、
EEPROM106からプログラム変更データを読み出
すことである。 【0021】端子1201 〜1205 はシステム外部か
らEEPROM106と通信するために使用される。端
子1201 がGNDへ接続されたとき、バッファ122
の出力はLowになりトランジスタ124はONしな
い。したがって、POWERSW116がONしてもマ
イコンは動作しない。この状態でEEPROM106と
通信すれば、EEPROM106のデータを任意に変更
出来る。この端子は、EEPROM106に調整データ
やプログラム変更データを記憶する時に必要である。E
EPROM106へのデータ書込み方法は他にも考えら
れるが、ここでは言及しない。 【0022】図6はEEPROM106のメモリマップ
を示したものである。調整データエリアの下には、プロ
グラム変更データエリアが3つある。エリアは、それぞ
れμCOM0(100)、μCOM1(102)、μC
OM2(104)に対応したプログラム変更データが記
憶されている。プログラム変更データの構成は、図4に
よってすでに説明している。図6(a)は各エリアを固
定した例である。例えば、μCOM0(100)は、T
OP0〜END0の範囲でプログラムの変更が可能であ
る。プログラムの変更量が少なく空き領域が発生した時
は、すでに説明したようにプログラムの修正が発生しな
いデータでうめておく。 【0023】図6(b)図は、各エリアの領域をEEP
ROM106の容量が許す範囲で任意に変更可能な方法
を示している。各エリアのTOPアドレスとENDアド
レスは、エリア指定データとして記憶されている。各μ
COMは対応するエリア指定データを読み出したのち
に、指定されたアドレスにしたがって、プログラム変更
データを読み出す。プログラム変更データがない時は次
のようにする。ADDTOP0=ADDEND0になる
ようにエリア指定データを記憶する。これはμCOM0
(100)のプログラム変更データが無い(すなわちμ
COM0(100)のソフトウエアにバグがない)時の
処理である。TOPアドレスとENDアドレスが一致し
ているということは、エリアが存在しないことを示して
いる。 【0024】図7はPOWER SW116がONした
直後の各マイコンの動作を示している。(a)はμCO
M0(100)の動作を示している。POWER SW
116がONするとリセット信号がμCOM0(10
0)に入力される。そしてS010で、μCOM0(1
00)はパワーONリセットする。S020では、I/
OポートのP_CEをHiからLowへセットする。こ
のことでμCOM0(100)とEEPROM106は
通信可能になる。S030ではEEPROM106のプ
ログラム変更データエリア0のデータを読み込む。そし
て必要なデータを読み込むと、S040においてP_C
EをLowからHiへセットする。読み込んだデータは
プログラム変更RAM3(図3参照)へセットされる。 【0025】(b)はμCOM1(102)の動作を示
している。(a)と異なる点はS111とS112の処
理が追加された点であり、その他は同じである。S11
1の処理があることで100msecの間、EEPRO
M106との通信が禁止されることになる。この100
msecの間にμCOM0(100)は、EEPROM
106との通信を行なうことが出来る。S111の処理
が終了するとS112においてP_CEの状態を判定す
る。P_CEがLowならばμCOM0(100)の通
信動作は続いていることになる。したがって、P_CE
がHiになるまで待期する。P_CEがHiになるとS
120へ移行する。そして、EEPROM106からプ
ログラム変更データエリア1のデータを読み込む。そし
てプログラム変更RAM3へこのデータはセットされ
る。(c)はμCOM2(104)の動作を示してい
る。(b)と(c)の違いは、S111とS211だけ
である。S211では待期時間が200msecになっ
ている。この200msecの間にμCOM0(10
0)とEEPROM106の通信及びμCOM1(10
2)とEEPROM106の通信が実行されることにな
る。200msec待期後、P_CEがHiならば、μ
COM2(104)はEEPROM106との通信を実
行する。この実施例では、μCOM1(102)とμC
OM2(104)に通信動作を禁止する時間を設けるこ
とにより、3つのμCOM100、102、104の動
作が干渉することを防止している。 【0026】以下に、図8〜図10を用いて第2実施例
を説明する。第1実施例においては、POWER SW
116がONするとリセット信号が3つのμCOM10
0、102、104に同時に入力し、μCOM100、
102、104は同時に動作を開始したが、本実施例に
おいては、図8に示すようにリセット回路118のリセ
ット信号はμCOM0(100)のみに入力されてい
る。そしてμCOM1(102)とμCOM2(10
4)のリセット端子はμCOM0(100)のI/Oポ
ートであるP_PESET1とP_PESET2に接続
されている。したがって、POWER SW116がO
NしてもμCOM1(102)と、μCOM2(10
4)は、μCOM0(100)からのリセット信号が入
力されない限りその動作は開始しない。つまり、μCO
M0(100)がμCOM1(102)とμCOM2
(104)のリセット信号を制御することにより、3つ
のμCOM100、102、104が同時にEEPRO
M106と通信することがないように出来る。 【0027】図9はこのシステムにおけるμCOMの動
作を示したタイムチャートである。POWER SW1
16がONするとμCOM0(100)にリセット信号
が出力される。μCOM0(100)はタイムチャート
の*0においてEEPROM106と通信を行なう。そ
して通信が終了すると、P_RESET1をHiからL
owへセットする。するとμCOM1(102)がパワ
ーONリセットする。そして、*1において、EEPR
OM106と通信を行なう。μCOM1(102)の通
信が終了するとμCOM0(100)はP_PESET
2をHiからLowへセットする。するとμCOM2
(104)がパワーONリセットする。そして、*2に
おいてEEPROM106と通信を行なう。 【0028】この実施例では3つのμCOM100、1
02、104に入力するリセット信号をずらすことによ
り、3つのμCOMの通信がぶつかることを防止した。
リセット信号をずらす方法としては図10のような方法
も考えられる。リセット回路118の出力に遅延回路2
001 、2002 を用いることで、3つのずれたリセッ
ト信号を作り3つのμCOM100、102、104へ
それぞれ出力する。この場合、μCOM0(100)が
μCOM1(102)とμCOM2(104)のリセッ
ト信号を制御する必要はない。 【0029】以下に、図11と図12を用いて第3実施
例について説明する。この実施例の特徴はμCOM0
(100)に対してのみEEPROM106との通信が
許可される点である。EEPROM106との通信にお
いて、μCOMどうしが干渉する恐れはない。μCOM
1(102)とμCOM2(104)がEEPROM1
06のデータを入力するためには、μCOM0(10
0)と通信する必要がある。I/OポートのP_EN1
とP_EN2は、μCOM0(100)でデータを出力
するμCOMを選択するために必要な選択信号を出力す
るためにある。 【0030】図12はこのシステムにおけるμCOMの
動作を示したタイムチャートである。POWER SW
116がONするとリセット信号が発生する。μCOM
0(100)はパワーONリセットするとEEPROM
106との通信を実行する。そして3つのエリアがプロ
グラム変更データを読み出す(*0、*1、*2)。 【0031】*0で読み出したデータをプログラム変更
RAM3へセットする。この動作が終了すると、P_E
N1をHiからLowへセットしてμCOM1(10
2)に対するプログラム変更データを出力する(*
3)。μCOM1(102)はパワーONリセット後、
μCOM0(100)との通信が終了するまで待機して
いる。μCOM1(102)との通信が終了すると、μ
COM0(100)はP_EN2をHiからLowへセ
ットしてμCOM2(104)との通信を行なう。そし
てμCOM2(104)に対するプログラム変更データ
を出力する(*4)。μCOM2(104)は、パワー
ONリセット後、μCOM0(100)との通信が終了
するまで待機している。 【0032】以下に、本発明をカメラに応用したカメラ
システムとしての第4実施例を図13を参照して説明す
る。同図において、μCOM0(100)はカメラ全体
の制御を行なう。μCOM1(102)とμCOM2
(104)は、μCOM0(100)の指令に基づいて
動作する。操作スイッチ301は、カメラ操作者がカメ
ラを使用する上で必要な、レリーズスイッチやモード設
定スイッチである。μCOM0(100)は操作スイッ
チ301の状態に応じてシステムの制御を行なう。表示
回路303はカメラの動作状態をカメラ操作に告知する
ためのものであり、μCOM0(100)の指令に基づ
いてモード、シャッタ秒時、シボリ値などが表示され
る。測光処理回路305はSPD307等の受光素子の
光電流より被写体輝度を測定してμCOM0(100)
へ出力する。μCOM0(100)はこの被写体輝度値
に基づいてシャッタ秒時とシボリ値を決定する。 【0033】入出力ポートP_RQ1は、μCOM0
(100)とμCOM1(102)がP_CLKとP_
DATAを用いて通信を行なうときに使用される。入出
力ポートP_RQ2は、μCOM0(100)とμCO
M2(104)がP_CLKとP_DATAを用いて通
信を行なうときに使用される。これ以外の入出力ポート
の説明はすでに行なっている。μCOM1(102)は
μCOM0(100)の指令に基づいてフィルム315
への露光とフィルム315の給送を行なうためにある。 【0034】ミラー制御手段309はクイックリターン
ミラー311のUP/DOWN動作をμCOM1(10
2)の信号に基づいて実行する。フィルム制御手段31
3は、フィルム315の自動巻上げ、自動巻戻し等の制
御に使用される。 【0035】シャッタ制御手段317は、シャッタ秒時
値に基づいて、フォーカルプレーンシャッタ319の先
幕と後幕の制御を行なう。シボリ制御手段321は、シ
ボリ値に基づいて絞り323の制御を行なう。μCOM
2(104)はμCOM0(100)の指令に基づいて
焦点調整動作を行なうべく、焦点検出回路325の出力
する信号に基づいて焦点のズレ量を算出する。μCOM
2(104)はこのレンズ量に応じて、モータ駆動回路
327を介してモータ329を制御する。このモータ3
29により撮影レンズ331が移動して被写体像がフィ
ルム315へ結像する。 【0036】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明において
は、1つのEEPROMを複数のマイクロコンピュータ
で共用することにより、電気システムのEEPROMの
数が減少してコストの増大を防止出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の概略を示す図である。 【図2】EEPROMのデータ構成を示す図である。 【図3】図1に示すマイクロコンピュータの詳細な構成
を示す図である。 【図4】EEPROMのデータマップの一例を示す図で
ある。 【図5】第1実施例のシステム構成図である。 【図6】第1実施例に係るEEPROMのメモリマップ
を示す図である。 【図7】POWER SWがONした直後の各マイクロ
コンピュータの動作を示す図である。 【図8】第2実施例のシステム構成図である。 【図9】第2実施例に係るμCOMの動作を示すタイム
チャートである。 【図10】遅延されたリセット信号を生成する1例を示
す図である。 【図11】第3実施例のシステム構成図である。 【図12】第3実施例に係るμCOMの動作を示すタイ
ムチャートである。 【図13】本発明をカメラに応用した第4実施例の構成
を示す図である。 【符号の説明】 2…ROM、3…プログラム変更RAM、10,40…
マイクロコンピュータ、20…EEPROM、30…信
号線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 洋一郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤林 謙治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 裕一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小林 一任 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−186927(JP,A) 特開 平1−286199(JP,A) 実開 平1−147447(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 G06F 15/16 G06F 9/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 プログラムを記憶した書替え不可能なR
    OMと、上記ROMの変更プログラムデータと変更アド
    レスデータとを記憶するRAMとを具備し、プログラム
    カウンタの値が上記アドレスデータと一致した場合に上
    記変更プログラムを実行するようにしたワンチップマイ
    クロコンピュータを複数個有するマイクロコンピュータ
    システムであって、 上記複数のワンチップマイクロコンピュータの外部に設
    けられ、上記複数のワンチップマイクロコンピュータの
    それぞれに対応する複数のプログラム変更データを記憶
    するエリアと、上記複数のプログラム変更データの記憶
    アドレスを指定するための指定データを記憶するエリア
    を有する単一の不揮発性記憶手段と、上記複数のワンチ
    ップマイクロコンピュータと上記不揮発性記憶手段とを
    接続する共通の信号線と、を具備しており、 上記複数のワンチップマイクロコンピュータのそれぞれ
    は、パワーオンリセットからそれぞれに割り当てられた
    異なる待機時間の経過後に、上記信号線を介して上記不
    揮発性記憶手段から上記指定データを読み出し、続いて
    この指定データで指定されるアドレスから対応するプロ
    グラム変更データを読みこんで、上記RAMの内容を書
    替えるようにしたことを特徴とするマイクロコンピュー
    タシステム。
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