JPH11175330A - カメラのメモリ改変システム - Google Patents

カメラのメモリ改変システム

Info

Publication number
JPH11175330A
JPH11175330A JP9348304A JP34830497A JPH11175330A JP H11175330 A JPH11175330 A JP H11175330A JP 9348304 A JP9348304 A JP 9348304A JP 34830497 A JP34830497 A JP 34830497A JP H11175330 A JPH11175330 A JP H11175330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
flash memory
bank
memory
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9348304A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Harada
義仁 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9348304A priority Critical patent/JPH11175330A/ja
Priority to US09/207,356 priority patent/US6195511B1/en
Priority to DE69841999T priority patent/DE69841999D1/de
Priority to EP98123919A priority patent/EP0924553B1/en
Priority to EP08166682A priority patent/EP2028541A3/en
Publication of JPH11175330A publication Critical patent/JPH11175330A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリを内蔵したマイコンを搭載
したカメラにおいてフラッシュメモリ内の全ての制御プ
ログラムエリアを任意に書換えることは不可能であっ
た。 【解決手段】 フラッシュメモリ3をバンクa4及びバ
ンクb5に分割し、バンクa4内に該フラッシュメモリ
3を改変する制御プログラムを保持しておく。このバン
クa4の書換えを行なう場合、該制御プログラムをバン
クb5へ複写した上で、該バンクb5の制御プログラム
の制御により、バンクa4を書換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラのプログラム
改変システムに関し、特に、フラッシュメモリを内蔵し
たマイコンを搭載したカメラのプログラム改変システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに搭載されるマイコンにお
いては、マスクROMを使用していることが一般的であ
り、従ってプログラムエリア全ての改変を行なうことは
できなかった。一部のカメラにおいては、EEPROM
のように1バイト毎に書換えが可能なメモリを使用し
て、データやパラメータを書換え可能としたものはあっ
たが、書換え制御プログラム(ローダ)自体はマスクR
OMの中に存在した。従って、上記の例ではデータやパ
ラメータを書換えても、ローダ自体を破壊してしまうこ
とは起こりえなかった。
【0003】また最近、フラッシュメモリを内蔵したマ
イコンが普及しているが、例えばNEC社製のV853
という32ビットマイコンの場合、128キロバイトの
プログラムROMエリアが全てフラッシュメモリで構成
されている。
【0004】しかしながら上記V853においては、ロ
ーダ自体がマイコンのファームウエアとして内蔵されて
いる。従って、該マイコンにおけるフラッシュメモリの
書換えは、マイコンをリセット状態にし、一種のテスト
モードであるフラッシュ書換えモードに移行した上で行
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフラッシュメモリを内蔵したマイコンにおいては、
上述したようにファームウエアが支配するモードでの
み、フラッシュメモリの書き換えが可能であった。この
ようなファームウェアが支配するモードにおいては、ユ
ーザプログラムが動作できない。従って、マイコンの入
出力ポートをユーザプログラムによって任意にイニシャ
ライズしたりすることはできず、更に、フラッシュメモ
リ書換え制御ローダ自体の機能アップ等を目指して、ロ
ーダ自体の変更を行なうことは全く不可能であった。
【0006】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、フラッシュメモリを内蔵したマイ
コンを搭載したカメラにおいて全プログラムエリアを書
換え可能とすることにより、プログラム改変の自由度を
高め、カメラの改良の可能性をできるだけ広く確保した
カメラのメモリ改変システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明におけるカメラのメモリ改変シ
ステムは以下の構成を備える。
【0008】即ち、フラッシュメモリを具備したカメラ
において、前記フラッシュメモリは、該フラッシュメモ
リの書換えを制御するローダプログラムをそれぞれ保持
する第1及び第2のバンクを備え、該第1及び第2のバ
ンクに保持されたローダプログラムをそれぞれ実行する
ことにより、前記フラッシュメモリの全領域の内容を改
変することを特徴とする。
【0009】また、フラッシュメモリ及びその他のメモ
リ手段を具備したカメラにおいて、前記フラッシュメモ
リは、該フラッシュメモリの書換えを制御するローダプ
ログラムを備え、該ローダプログラムを前記メモリ手段
に複写し、該複写された前記メモリ手段上のローダプロ
グラムを実行することにより、前記フラッシュメモリの
全領域の内容を改変することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】<第1実施形態>まず図1を参照して、カ
メラにアクセサリを装着するシステムの周辺技術の進歩
に伴う変化について説明する。図1の(a)〜(f)に
おいてカメラ100は共通であり、図1(a)に示すシ
ステムにおいてジョイスティック背蓋101と同時開発
されたとする。
【0012】まず図1(a)に、カメラ100とジョイ
スティック背蓋101によるシステムの例を示す。この
システムにおけるカメラ100を開発する際には、ジョ
イスティックの使用がもちろん想定されており、カメラ
100の自動焦点(AF)の測距点を背蓋101のジョ
イスティックを使用して設定することで、任意に選択可
能とする。このように、背蓋101のジョイスティック
を自在に動かしてカメラのAF測距点を迅速にに設定で
きるのは、やはりカメラ100と背蓋101との同時開
発によるメリットである。
【0013】ここで、その後の技術の進歩により、図1
(b)に示すような音声入力背蓋102が開発されたと
する。これは時代の経過とともに、音声認識技術や、半
導体技術が進歩し、ようやくカメラのアクセサリとして
採用できる見込みがついたものである。
【0014】しかしながら、図1(a)におけるカメラ
100の開発時点では、音声入力背蓋102の登場は予
想されていなかったために、その通信プロトコルは全く
サポートされていない。従って、音声入力背蓋102を
カメラ100に装填しても、もちろん使用できない。こ
の音声入力背蓋102を使用可能とするためには、カメ
ラ100に内蔵されたプログラムを改変して、音声認識
背蓋102に対応した新たなプログラムを組み込む必要
がある。
【0015】上述した例のように、開発時点では予想で
きなかったアクセサリが、電子技術の進歩に伴って新た
に出現してくる可能性は常にある。
【0016】例えば、半導体の集積度が高くなり、メモ
リが安価となれば、図1(c)に示すような、カメラ1
00の撮影データをメモリに保持可能なデータメモリ背
蓋103や、図1(d)に示すパソコン(パーソナルコ
ンピュータ)104を接続してカメラ100のデータを
パソコン104に出力したり、また、パソコン104に
よってカメラ100をのプログラム改変を含む制御を行
なう等のパソコンインターフェースの登場も予想でき
る。
【0017】更に、衛星通信における信号処理技術の進
歩により、図1(e)に示すように衛星を利用して撮影
位置を検知するGPS背蓋105や、また、図1(f)
のように複数のカメラを接続してタンデム撮影やプログ
ラム又はデータの複写を行うことも予想できる。
【0018】このように、技術の進歩に伴って新たなア
クセサリが種々登場してくることが予想されるが、上述
した様に、カメラ100が新たなアクセサリに対応可能
とするためには、内蔵されたマイコンに保持されたプロ
グラムを改変する必要がある。
【0019】近年の半導体技術の進歩とともに、シング
ルチップマイコンにもフラッシュメモリ等の電気的に書
換え可能な不揮発性メモリを内蔵したマイコンが開発さ
れている。例えば、モトローラ社のMC68HC916
やMC68HC912等がそうである。
【0020】カメラ100の開発時点でこれらのマイコ
ンを使用すれば、既にユーザによって使用されているカ
メラのプログラムを改変することは可能である。例えば
特開平7−191364において、図1(d)に示した
ようにパソコンとカメラを接続して、カメラ内のプログ
ラムを改変する例が示されている。
【0021】このように、フラッシュメモリを内蔵した
マイコンを搭載してプログラムを改変可能とすること
は、パソコンにおいては従来より当然の技術であった。
このマイコンの低価格化により、ようやくカメラにも搭
載可能となりつつある。
【0022】一般にパソコンでは、OSやユーティリテ
ィ等がCD−ROM等のメディアによって供給され、パ
ソコン自身のプログラムを改変可能としている。また、
新たなプリンタやスキャナ等の周辺機器が発売される
と、それらをサポートするために、そのデバイスドライ
バ等がフロッピーディスク等によって提供される。
【0023】上記パソコンと同様に、カメラ内蔵のプロ
グラムを改変することにより、カメラに新しいアクセサ
リを対応させることを実現することはもちろん可能であ
る。例えば、サービスセンタにおいて図1(d)に示し
たシステムによりカメラのプログラムを改変したり、あ
るいはユーザ自身がパソコンを使用してカメラのプログ
ラムを改変したりということが考えられる。
【0024】しかしながら、ユーザにとって、新たな背
蓋を使用する毎にわざわざサービスセンタまでカメラを
持っていくことは、かなりの負担となる。また、ユーザ
自身によるプログラム改変を可能とした場合でも、全て
のユーザにその操作を期待することは不可能である。
【0025】ここでパソコンの例えばウィンドウズ95
システム等においては、新たな周辺機器を挿入するだけ
で自動的にサポート可能となるような所謂プラグインシ
ステムが知られている。該システムにおいては、予め定
められた多種多様のデバイスドライバソフトがすでにパ
ソコン内に存在しており、新しい周辺機器の接続により
該機器を認識すると同時に、適切なドライバソフトを組
み込むことにより、サポート可能としている。
【0026】そこで本実施形態においては、パソコンの
場合と同様に、フラッシュメモリを搭載したカメラに新
しいアクセサリを装着すると、該アクセサリが自動的に
サポート可能となることを目的とする。
【0027】そして該目的を達成するために、カメラに
内蔵されるべきプログラムを予めアクセサリ内に保持
し、該プログラムをアクセサリからカメラにデータとし
て転送し、カメラに内蔵されたプログラムを改変するこ
とを特徴とする。これにより、カメラと新たなアクセサ
リとの併用が容易に可能となり、ユーザはカメラにおけ
る新機能を容易に享受することが可能となる。
【0028】以下、本実施形態におけるカメラのプログ
ラム改変処理について、詳細に説明する。
【0029】図2に、上述した図1の(b)に示すカメ
ラシステムの詳細構成を示す。図2において100がカ
メラ、104が本実施形態における新規アクセサリであ
る音声入力背蓋である。
【0030】カメラ100において、1はカメラMPU
であり、カメラ内の全ての制御の中心となる。カメラM
PU1内には、CPUコア6とRAM2a、EEPRO
M2b、フラッシュメモリ3、周辺ペリフェラル7を備
える。尚、周辺ペリフェラル7には汎用I/Oポートや
タイマ、PWM、A/Dコンバータ等が含まれる。
【0031】尚、本実施形態におけるカメラMPU1と
しては、上記MC68HC912等が適用される。これ
らのシングルチップマイコンは内部にプログラムやデー
タを保持することができるため、このデバイスでは特に
マスクROM等は設けていない。
【0032】フラッシュメモリ3内には、フラッシュ書
換え制御プログラム(ローダ)が常駐しているバンクa
4と、カメラの制御プログラムが保持されているバンク
b5を備える。一般に、フラッシュメモリ3に対して書
き換えを行なうためには、一つのバンク全てをクリアし
て、新たにプログラムをロードする必要がある。従っ
て、前記MC68HC912等においても、複数のバン
クが用意されている。
【0033】8は外部LCDやファインダ内のLCD等
の表示器であり、カメラ100における制御値の表示や
モード表示等を行う。9はスーパーインポーズ測距点表
示器、10はシャッタ制御機構、11はミラーの上下運
動やシャッタチャージ、フィルム給送を行うシーケンス
制御機構、12は測光センサ、13は複数の測距点を有
するエリアAFセンサ、14は調光センサ、15はファ
インダを覗くユーザの視線がどの測距点を見ているかを
検知する視線検知センサである。
【0034】16はレンズであり、AF制御機構17、
絞り制御機構18、ズーム検知機構19等を内蔵し、レ
ンズマウント接点28を介してカメラ100と交信す
る。20はストロボであり、発光制御回路21や通信制
御回路22を備え、ストロボアクシュー接点27を介し
てカメラ100と交信する。
【0035】23はスイッチ入力群であり、レリーズボ
タンや測光ボタン等が含まれる。また、25はカメラ内
の電源部である。26は通信I/Fであり、アクセサリ
接点29を介してアクセサリである音声入力背蓋104
と通信する。
【0036】24は初期化スイッチであり、例えば製品
出荷時に工場において、フラッシュメモリ3にプログラ
ムを書き込むためのスイッチである。前記MC68HC
912等ではスペシャルブートと呼ばれる方式により、
まず通信I/F26を介してRAM2内にフラッシュ書
込み用のローダを送り込み、それを実行させることで、
プログラムを通信I/F29経由でフラッシュメモリ3
内に書き込む。
【0037】ひとたびフラッシュメモリ3にプログラム
が書き込まれれば、それ以後のプログラムの書き込み
は、通常はバンクa4にローダを保持しておくことで、
初期化スイッチ24を使用することなく、該ローダ経由
でバンクb5を書換えることができる。
【0038】次に、新規アクセサリである音声入力背蓋
104について説明する。
【0039】音声入力背蓋104においては、ユーザの
音声を認識し、該音声による操作指示を受けてカメラ1
00を動作させる。例えば、 ユーザが「測距点を上へ」と音声を発する。 背蓋が「了解」と応答する。 カメラのAFの測距点が一段階上に移動する。 といった一連の動作が行われる。
【0040】このような動作を実現するために音声入力
背蓋104においては、カメラ100と通信するための
通信I/F30、音声入力のためのマイク32、AGC
マイクアンプ33、音声合成出力のための出力アンプ3
4、スピーカ35が各々CPU31内のA/D変換部及
びD/A変換部に接続されている。また、スイッチ入力
群36には、特定話者学習用のスイッチや、前記アンプ
類に電源供給して話者の命令を入手するためのスタート
SW等がある。
【0041】更に、CPU31にはRAM37及びRO
M40が接続されている。RAM37は、作業用メモリ
であるRAM38、特定話者特徴メモリRAM39を備
え、ROM40は、音声認識や音声合成、カメラとの通
信を制御するプログラムROM41と、音声合成用デー
タROM42、及びカメラ内フラッシュメモリ(FM)
修正用ROM43を備える。尚、音声合成用データRO
M42は不特定話者特徴メモリとしても使用される。
【0042】カメラ内FM修正用ROM43には、本実
施形態の特徴である、カメラMPU1内のフラッシュメ
モリ3に格納されるべきプログラムが全て保持されてい
る。該プログラムとしては例えば、カメラ100に対し
て、新規アクセサリである音声入力背蓋104自身の
「音声によるAF測距点切り換え」というメインスペッ
クをサポートさせるためのプログラム等がある。本実施
形態においては、このカメラ内FM修正用ROM43の
保持しているプログラムを一度カメラ100内のバンク
b5に入れることにより、その後はカメラ100のバー
ジョンアップ改変プログラムにおいて音声入力背蓋10
4の機能が常にサポートされることを特徴とする。
【0043】次に、図3のフローチャートを参照して、
本実施形態においてカメラ100に新規アクセサリであ
る音声入力背蓋104を装着した際の処理について説明
する。尚、該フローチャートに示す処理はカメラMPU
1によって制御される。
【0044】まずステップS101でカメラ100に音
声入力背蓋(アクセサリ)104が装着されると、カメ
ラ100はアクセサリ104と交信を行い(S10
2)、該通信によりアクセサリ104からカメラ100
に対してプログラムの書換指示を「オン」で受け取れば
(S103)、ステップS114以降のフラッシュメモ
リ書換処理を実行する。一方、書換指示を「オフ」で受
け取れば(S103)、ステップS104〜S113の
通常の初期化処理が行われる。即ち、書換指示が「オ
フ」であった場合、プログラム改変のための通信は必要
なくなるため、以降ステップS102における通信は実
行されない。
【0045】ここで、ステップS103に示したアクセ
サリ104によるプログラム書換支持の発生するタイミ
ングについて図4を参照して説明する。アクセサリ10
4側においては、カメラ100との交信により、既にカ
メラ100内に存在するプログラムのバージョン(V
1)を得る(S201)。そしてステップS202にお
いて、アクセサリ104内にあるカメラ内FM修正用R
OM43の保持しているカメラ用プログラムのバージョ
ン(V2)を前記V1と比較する。その結果、V1<V
2、即ちアクセサリ104内のプログラムの方がより新
しいバージョンであった場合、カメラ100のフラッシ
ュメモリ3内のプログラムを改変しなければアクセサリ
104がサポートされないため、ステップS203で書
換指示を「オン」としてステップS205でカメラ10
0側に該書換指示を送信する。一方、ステップS302
においてV1≧V2、即ちアクセサリ104内のプログ
ラムのバージョンが特に新しくない場合、もちろん書換
指示を「オフ」として(S204)カメラ100側に送
信する。
【0046】尚、このプログラム書換指示は、カメラ1
00側において、アクセサリ104よりバージョン情報
を受信した上で同様に判断しても良い。
【0047】図3に戻り、ステップS103で書換指示
が「オフ」であった場合、即ちフラッシュメモリ3の書
換えが不要であった場合には、カメラ100は通常の初
期化処理として、測光スイッチオン判定(S104)を
行なう。即ち、カメラ100のスイッチ入力群23にお
いて、レリーズボタンの第1ストロークにある測光ボタ
ンが押されると、視線検知処理(S105)、測光処理
(S106)、エリアAFによる測距とレンズの合焦調
節(S107)、TV値、AV値、測距点のスーパーイ
ンポーズ表示処理(S108)等が行われる。そして、
ステップS109でレリーズボタンが押されなければ、
S104に戻る。
【0048】ここで、上記ステップS104〜S109
までのループは測光スイッチが押下された場合の主たる
ルーチンを示すが、後述するようにフラッシュメモリ3
がアクセサリ104をサポートするプログラムに改変さ
れた場合、測距点を上下左右斜めのどの方向に動かせと
いった指示をアクセサリ(背蓋)104から受け取る処
理(測距点指示)が追加される。
【0049】ステップS109でレリーズボタンが押さ
れると、ミラーアップによるシーケンス制御(S11
0)、レンズの絞り制御(S111)、シャッタ制御
(S112)、ミラーダウン、シャッタチャージ、フィ
ルム給送等のシーケンス制御(S113)を順次行い、
ステップS104に戻る。
【0050】次に、本実施形態の特徴である、ステップ
S103でプログラムの書換指示が「オン」であった場
合のフラッシュメモリ書換処理について説明する。
【0051】尚、プログラム書換指示としては、カメラ
100内のフラッシュメモリ3におけるバンクa4に対
するローダ書換指示と、バンクb5に対するプログラム
書換指示とのいずれかが発生する。
【0052】まずステップS114において、書換対象
が、通常カメラ100の制御プログラムが保持されてい
るバンクb5であるか否かを判別し、バンクb5の書換
指示であった場合はステップS118でバンクb5を書
換える。この時の書換え制御は、もちろんバンクa4内
に予め保持されているローダによって行われる。一方、
バンクa4に対する書換指示であった場合には、ステッ
プS115でバンクa4内に保持されているフラッシュ
書換プログラム即ちローダをバンク2bにコピーし、ス
テップS116でバンク2b内のローダに制御を委ね
る。これは、バンクa4内のローダが自身の実行領域で
あるバンクa4を破壊することによるローダプログラム
の暴走を避けるためである。そして、ステップS117
でバンクa4の書換えを行う。
【0053】ここで、図5を参照してステップS117
及びS118におけるバンク書換え処理について詳細に
説明する。
【0054】まずステップS301でバンクr(rはa
又はb)の書換ルーチンが開始される。するとステップ
S302において、バンクrを一括消去する。そして、
ステップS303で新たにアクセサリ104と交信しな
がら書換対象であるプログラムを入手し、ステップS3
04で該プログラムをバンクrに書き込んでいく。そし
てステップS305で該バンク書換処理を終了し、図3
に示すフローチャートに戻る。
【0055】ここで、バンクa4,バンクb5共に書換
えが終了した場合、処理はステップS102に戻るが、
以降、このアクセサリ104とカメラ100の組み合わ
せによるカメラ100内のプログラム改変はもう必要が
なくなるため、実質的にはステップS104以降の処理
を実施することになる。
【0056】以上説明したように本実施形態によれば、
フラッシュメモリを内蔵したマイコンを搭載したカメラ
において、複数バンクそれぞれがローダ保持可能とした
ことにより、全プログラムエリアが書換え可能となり、
従ってカメラの制御プログラムをも書換えることができ
る。これにより、カメラシステムにおいて例えばフラッ
シュメモリ書換え制御ローダも含めたバージョンアップ
も可能となる。
【0057】特に、本実施形態におけるフラッシュメモ
リ制御をモトローラ社のMC68HC912等のマイコ
ンに対して適用することにより、マイコン内のプログラ
ムによって自らのプログラムROMエリアのフラッシュ
メモリを書換えできるとともに、任意の入出力ポート状
態でもこれら処理が可能となる。
【0058】尚、本実施形態においてはフラッシュメモ
リ3を構成するバンク数を2とする例について説明を行
なったが、もちろん少なくとも2つのバンクを有するフ
ラッシュメモリに対して、少なくとも2つのバンク内で
ローダ保持可能であれば、本実施形態は適用可能であ
る。
【0059】また、アクセサリ104内のカメラ内FM
修正用ROM43に保持するカメラ改変プログラムを、
1種類のカメラに対する改変プログラムのみとせず、複
数を用意することにより、該アクセサリ104を複数機
種に対応可能とすることができる。また、該アクセサリ
104をいずれの機種に装着するのかを、ユーザによっ
て選択可能としても良い。
【0060】また、カメラ100の発売後に市場不良と
して見つかったバグに対するパッチプログラムを、カメ
ラ100よりも後に発売されるアクセサリ104側に持
たせることも考えられる。これにより、該アクセサリ1
04を装着することによりカメラ100側の不具合を修
正することができ、ユーザを煩わせることがない。
【0061】また、カスタムファンクション等、ユーザ
がオリジナルの表示操作性を備えた所謂マイカメラを作
成すために、カメラ100の内部プログラムを改変する
場合が考えられるが、この場合にも、本実施形態の改変
システムにより、該改変が容易に可能となる。
【0062】尚、上述した本実施形態においては、図3
に示すステップS115でローダをバンクbにコピーす
る例を示したが、もちろんバンクb内に予めローダを備
えておくことも可能である。この場合、ローダをコピー
する必要はなく、ステップS116に示した様に、単に
バンクb内のローダに制御を移すのみで良い。
【0063】尚、本実施形態が適用可能なアクセサリと
しては、上記音声入力背蓋104のみでなく、あらゆる
背蓋が考えられることは言うまでもない。
【0064】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について、図6、図7を参照して説明する。
【0065】近年、従来のEEPROMに替わってフラ
ッシュメモリの人気が高い理由は、セルサイズが小さ
く、安価に大容量が実現できるという点にある。一方、
その代償として、フラッシュメモリは消去する際のメモ
リアドレスの単位が比較的大きいという問題がある。従
って、フラッシュメモリにおいてバンクを複数用意する
ということは、チップを消去単位となる複数のバンクに
分けるということになる。これは即ちチップサイズの増
大につながってしまうため、このような複数バンクを備
えるチップはコスト高となり、実際に製品化されること
は少ない。
【0066】上述した第1実施形態においては、マイコ
ンのフラッシュメモリのバンクが2つ以上に分かれてい
る必要があった。即ち、第1実施形態で説明したフラッ
シュメモリの書換えシステムはフラッシュメモリのハー
ド構成に依存してしまうため、実現が困難となることも
ある。更に、第1実施形態においてフラッシュメモリの
全エリアを書換えるには、書換えプロセスを複数バンク
毎に分けて進める必要があり、プロセス制御が複雑にな
ってしまう傾向がある。
【0067】従って第2実施形態においては、ROMエ
リアに比べて小容量ではあるが、自由度の高いEEPR
OMやRAMエリアにフラッシュ書換え制御プログラム
(ローダ)を移し、該EEPROMやRAM上からメイ
ンのプログラムエリアであるフラッシュメモリエリアの
書換えを行なうことを特徴とする。尚、第2実施形態に
おける装置構成は第1実施形態の図2と略同様であるた
め詳細な説明を省略するが、フラッシュメモリ3が複数
バンクを備えないことを特徴とする。
【0068】図6に、EEPROM2bを使用してフラ
ッシュメモリ3を書換える例を示す。この場合、カメラ
に新規アクセサリが装着された際の処理は第1実施形態
の図3に示したフローチャートと略同様であるが、ステ
ップS103で書換え指示がオンであった場合の処理が
図6に示す通りとなる。
【0069】ステップS103で書換え指示がオンであ
れば、ステップS401に進んでフラッシュメモリ3内
のローダをEEPROM2bにコピーし、ステップS4
02でEEPROM2b上のローダに制御を移し、ステ
ップS403でフラッシュメモリ3を一括消去し、ステ
ップS404でアクセサリ104との通信を行ってフラ
ッシュメモリ3の書換えデータを入手し、フラッシュメ
モリ3への書き込みを行う。
【0070】次に図7に、RAM2aを使用してフラッ
シュメモリ3を書換える例を示す。ステップS103で
書換え指示がオンであれば、ステップS501に進んで
フラッシュメモリ3内のローダをRAM2aにコピー
し、ステップS502でRAM2a上のローダに制御を
移し、ステップS503でフラッシュメモリ3を一括消
去し、ステップS504でアクセサリ104との通信を
行ってフラッシュメモリ3の書換えデータを入手し、フ
ラッシュメモリ3への書き込みを行う。
【0071】このように、RAM2aを使用してフラッ
シュメモリ3の書換えを行うことにより、フラッシュメ
モリ3内に保持されるローダは1つですみ、メモリ使用
効率上、無駄がない。一方、書換えの途中に不測の事態
による中断が発生した場合、RAM2aの内容は揮発し
てしまうため、特に書換えがユーザによって任意に行わ
れる場合にはリスクが大きい。
【0072】一方、EEPROM2bによる書換えの際
には、万一中断してもローダはEEPROM2b内に残
る。特に、モトローラ社のMC68HC11シリーズの
ようなスペシャルブートと言われる機能を使用した場
合、たとえROMエリア内のリセットベクトルが破壊さ
れても、外部の端子操作によってEEPROM2bから
リブートできるためリスクが無くなる。しかしながら、
EEPROM2bにローダを持つための空きエリアを予
め準備しておいたり、ローダを予めEEPROM2bに
保持しておくことは、メモリ使用効率上は無駄がある。
【0073】ただし、EEPROM2b内にはカメラ1
00の調整データのみでなく、カメラ100の状態設定
値等の一時記憶領域としてのワークエリアを備えている
ため、フラッシュメモリ3の書換えの場合には、そのよ
うなエリアを使用することができる。
【0074】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、フラッシュメモリとして複数バンクを備えるような
高価なチップを使用することなく、該フラッシュメモリ
上において制御プログラムを含む全領域を書換えの対象
とすることができる。
【0075】尚、本発明においてフラッシュメモリ3の
書換えに伴うリスクを更に減らすためには、フラッシュ
メモリ3内において制御を委ねる先を指示するジャンプ
ベクトルは、書換えエリア上に存在していないローダや
プログラムを指し示しておくべきであり、また、プログ
ラムを書換える際には他のデータ等よりも先に(最初
に)書き込んだ方が望ましい。
【0076】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,スキャナ,
プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、
一つの機器からなる装置(例えば、スチールカメラ、V
TRなど)に適用してもよい。
【0077】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0078】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0079】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0080】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ラッシュメモリを内蔵したマイコンを搭載したカメラに
おいて、該フラッシュメモリ上の全プログラムエリアを
書換えの対象とすることが可能となった。
【0083】これにより、カメラの制御プログラム変更
や新規アクセサリへの対応のみでなく、カメラのソフト
におけるバグ修正、各ユーザ毎の表示操作性のカスタマ
イズ、更にはフラッシュメモリ書換え制御ローダ自体の
更新等、極めて自由度の高いプログラム改変が可能とな
り、カメラの改良の可能性をより広く確保することがで
きる。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるカメラシステ
ムの例を示す図である。
【図2】本実施形態におけるカメラシステムの詳細構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施形態におけるアクセサリ装着時のカメラ
内部処理を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態におけるプログラム書換指示の発生
を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態におけるバンク書換え処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明に係る第2実施形態におけるEEPRO
Mによるフラッシュメモリ書換え処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】第2実施形態におけるRAMによるフラッシュ
メモリ書換え処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 カメラ 104 音声入力背蓋 1 カメラMPU 2a RAM 2b EEPROM 3 フラッシュメモリ 4 バンクa 5 バンクb

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュメモリを具備したカメラにお
    いて、 前記フラッシュメモリは、該フラッシュメモリの書換え
    を制御するローダプログラムをそれぞれ保持する第1及
    び第2のバンクを備え、 該第1及び第2のバンクに保持されたローダプログラム
    をそれぞれ実行することにより、前記フラッシュメモリ
    の全領域の内容を改変することを特徴とするカメラのメ
    モリ改変システム。
  2. 【請求項2】 前記フラッシュメモリは、前記第1及び
    第2のバンクを含む複数のバンクにより構成されること
    を特徴とする請求項1記載のカメラのメモリ改変システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記複数のバンクは、それぞれが独立し
    て消去及び書込みが可能であることを特徴とする請求項
    2記載のカメラのメモリ改変システム。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のバンクに保持された
    ローダプログラムを実行することにより、カメラの制御
    プログラムを改変することを特徴とする請求項1記載の
    カメラのメモリ改変システム。
  5. 【請求項5】 前記第1のバンクに保持されたローダプ
    ログラムを実行することにより、前記第2のバンクの内
    容を改変することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載のカメラのメモリ改変システム。
  6. 【請求項6】 前記第2のバンクに保持されたローダプ
    ログラムを実行することにより、前記第1のバンクの内
    容を改変することを特徴とする請求項5記載のカメラの
    メモリ改変システム。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のバンクに保持された
    ローダプログラムは同一であることを特徴とする請求応
    6記載のカメラのメモリ改変システム。
  8. 【請求項8】 前記第2のバンクに保持されたローダプ
    ログラムは、前記第1のバンクに保持されたローダプロ
    グラムを複写することにより生成されることを特徴とす
    る請求項7記載のカメラのメモリ改変システム。
  9. 【請求項9】 フラッシュメモリ及びその他のメモリ手
    段を具備したカメラにおいて、 前記フラッシュメモリは、該フラッシュメモリの書換え
    を制御するローダプログラムを備え、 該ローダプログラムを前記メモリ手段に複写し、該複写
    された前記メモリ手段上のローダプログラムを実行する
    ことにより、前記フラッシュメモリの全領域の内容を改
    変することを特徴とするカメラのメモリ改変システム。
  10. 【請求項10】 前記メモリ手段はEEPROMである
    ことを特徴とする請求項9記載のカメラのメモリ改変シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記メモリ手段はRAMであることを
    特徴とする請求項9記載のカメラのメモリ改変システ
    ム。
  12. 【請求項12】 少なくとも2つの領域に分割された記
    憶手段を備えるカメラのメモリ改変システムにおいて、 前記記憶手段の少なくとも2つの領域は、該記憶手段の
    内容を改変するための制御プログラムをそれぞれ備え、 前記少なくとも2つの領域の一方に保持された制御プロ
    グラムを実行して他方の領域の内容を改変することによ
    り、前記記憶手段の全領域を改変することを特徴とする
    カメラのメモリ改変システム。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段はフラッシュメモリであ
    ることを特徴とする請求項12記載のカメラのメモリ改
    変システム。
  14. 【請求項14】 第1及び第2のバンクを有するフラッ
    シュメモリを具備したカメラにおいて、 前記フラッシュメモリは、該フラッシュメモリの書換え
    を制御するローダプログラムを前記第1及び第2のバン
    クのそれぞれに保持し、 前記第1のバンクに保持されたローダプログラムを実行
    することにより前記第2のバンクの領域を改変し、 前記第2のバンクに保持されたローダプログラムを実行
    することにより前記第1のバンクの領域を改変する、こ
    とを特徴とするカメラのメモリ改変方法。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2のバンクに保持され
    たローダプログラムは、互いに複写可能であることを特
    徴とする請求項14記載のカメラのメモリ改変方法。
  16. 【請求項16】 第1及び第2のバンクを有するフラッ
    シュメモリを具備したカメラにおいて、 前記第1のバンクに保持された前記フラッシュメモリの
    書換えを制御するローダプログラムを前記第2のバンク
    に複写する工程と、 前記フラッシュメモリの書換えの制御を前記第2のバン
    ク内に複写されたローダプログラムに移す工程と、 前記第2のバンクに保持された前記ローダプログラムを
    実行して前記第1のバンク領域を改変する工程と、を備
    えることを特徴とするカメラのメモリ改変方法。
  17. 【請求項17】 第1及び第2のバンクを有するフラッ
    シュメモリを具備し、 該第1及び第2のバンクにそれぞれ保持された前記フラ
    ッシュメモリの書換えを制御するローダプログラムをそ
    れぞれ実行することにより、前記フラッシュメモリの全
    領域の内容を改変可能とすることを特徴とするカメラ。
  18. 【請求項18】 少なくとも2つの領域に分割された記
    憶手段を備え、 前記記憶手段の少なくとも2つの領域は、該記憶手段の
    内容を改変するための制御プログラムをそれぞれ備え、 前記少なくとも2つの領域の一方に保持された制御プロ
    グラムを実行して他方の領域の内容を改変することによ
    り、前記記憶手段の全領域を改変することを特徴とする
    カメラ。
  19. 【請求項19】 第1及び第2のバンクを有するフラッ
    シュメモリを具備したカメラにおけるメモリ改変処理の
    プログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリ
    であって、 前記第1のバンクに保持された前記フラッシュメモリの
    書換えを制御するローダプログラムを前記第2のバンク
    に複写する工程のコードと、 前記フラッシュメモリの書換えの制御を前記第2のバン
    ク内に複写されたローダプログラムに移す工程のコード
    と、 前記第2のバンクに保持された前記ローダプログラムを
    実行して前記第1のバンク領域を改変する工程のコード
    と、を有することを特徴とするコンピュータ可読メモ
    リ。
JP9348304A 1997-12-17 1997-12-17 カメラのメモリ改変システム Withdrawn JPH11175330A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9348304A JPH11175330A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 カメラのメモリ改変システム
US09/207,356 US6195511B1 (en) 1997-12-17 1998-12-08 Memory alteration system for camera and its control method
DE69841999T DE69841999D1 (de) 1997-12-17 1998-12-16 Speicherwechselsystem für Kamera und Steuerverfahren dazu
EP98123919A EP0924553B1 (en) 1997-12-17 1998-12-16 Memory alternation system for camera and its control method
EP08166682A EP2028541A3 (en) 1997-12-17 1998-12-16 Memory alteration system for camera and its control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9348304A JPH11175330A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 カメラのメモリ改変システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11175330A true JPH11175330A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18396135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9348304A Withdrawn JPH11175330A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 カメラのメモリ改変システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6195511B1 (ja)
EP (2) EP2028541A3 (ja)
JP (1) JPH11175330A (ja)
DE (1) DE69841999D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6789158B2 (en) 2000-01-28 2004-09-07 Nec Electronics Corporation Method of rewriting program in a flash microcomputer
KR100985650B1 (ko) 2003-06-06 2010-10-05 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 반도체 ic 장치, ic 카드 및 이동 단말기
WO2020189281A1 (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置及び制御データの設定方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6930709B1 (en) 1997-12-04 2005-08-16 Pentax Of America, Inc. Integrated internet/intranet camera
JPH11175330A (ja) 1997-12-17 1999-07-02 Canon Inc カメラのメモリ改変システム
JP2000111994A (ja) * 1998-10-08 2000-04-21 Olympus Optical Co Ltd 周辺装置及びこれを用いたカメラシステム
JP2000194551A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Oki Micro Design Co Ltd フラッシュメモリ書換え回路
KR100322006B1 (ko) * 1999-06-09 2002-02-06 윤종용 펌웨어 보드의 프로그램을 변경하기 위한 장치 및 방법
US6594723B1 (en) * 1999-09-07 2003-07-15 Microsoft Corporation Method and apparatus for updating data in nonvolatile memory
JP4286420B2 (ja) * 2000-02-18 2009-07-01 Hoya株式会社 インターネットカメラ
JP2001238199A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Asahi Optical Co Ltd インターネットカメラシステム
JP4262384B2 (ja) * 2000-02-28 2009-05-13 Hoya株式会社 インターネットカメラ
US8345105B2 (en) * 2000-03-06 2013-01-01 Sony Corporation System and method for accessing and utilizing ancillary data with an electronic camera device
US6629193B1 (en) * 2000-10-24 2003-09-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Solid-state information storage device
US7562380B2 (en) * 2000-10-27 2009-07-14 Hoya Corporation Internet camera system
JP2003110899A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Ricoh Co Ltd デジタルカメラのクレードル装置
US20030227554A1 (en) * 2002-04-26 2003-12-11 Nikon Corporation Digital camera system
US7006764B2 (en) * 2002-11-12 2006-02-28 Eastman Kodak Company User interface for controlling cropping in electronic camera
US7561793B2 (en) * 2002-11-12 2009-07-14 Eastman Kodak Company User interface for controlling cropping in electronic camera
US6907194B2 (en) 2002-11-12 2005-06-14 Eastman Kodak Company Camera having continuously cropping viewfinder
US20050044333A1 (en) * 2003-08-19 2005-02-24 Browning James V. Solid-state information storage device
US8659619B2 (en) 2004-03-26 2014-02-25 Intellectual Ventures Fund 83 Llc Display device and method for determining an area of importance in an original image
KR101266481B1 (ko) * 2006-11-13 2013-05-23 삼성전자주식회사 촬영장치 및 그의 초기화방법
JP2010183428A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Nec Corp 撮像装置および撮像方法ならびにプログラム
JP2022094796A (ja) * 2020-12-15 2022-06-27 キヤノン株式会社 撮像装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4853733A (en) 1988-07-08 1989-08-01 Olympus Optical Company Limited Program rewritable camera
US5187517A (en) 1990-10-15 1993-02-16 Olympus Optical Co., Ltd. Camera controllable with use of a control program
JP3164830B2 (ja) 1991-01-18 2001-05-14 キヤノン株式会社 カメラシステム、中間装置およびアクセサリー装置
US5835933A (en) * 1993-02-19 1998-11-10 Intel Corporation Method and apparatus for updating flash memory resident firmware through a standard disk drive interface
US5828911A (en) * 1993-05-24 1998-10-27 Olympus Optical Co., Ltd. One chip microcomputer built-in system
JPH07191364A (ja) 1993-12-27 1995-07-28 Nikon Corp 書換え可能なメモリを使用するカメラ
JPH11175330A (ja) 1997-12-17 1999-07-02 Canon Inc カメラのメモリ改変システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6789158B2 (en) 2000-01-28 2004-09-07 Nec Electronics Corporation Method of rewriting program in a flash microcomputer
KR100985650B1 (ko) 2003-06-06 2010-10-05 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 반도체 ic 장치, ic 카드 및 이동 단말기
WO2020189281A1 (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置及び制御データの設定方法
JP2020154438A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置及び制御データの設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69841999D1 (de) 2010-12-30
EP2028541A2 (en) 2009-02-25
EP2028541A3 (en) 2011-02-16
EP0924553A2 (en) 1999-06-23
EP0924553A3 (en) 2000-09-06
US6195511B1 (en) 2001-02-27
EP0924553B1 (en) 2010-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11175330A (ja) カメラのメモリ改変システム
JP2003098583A (ja) 書換え可能なメモリを使用するカメラ
US5905921A (en) One-chip microcomputer built-in system
US6442349B1 (en) Camera capable of storing photographing data and display device connectable thereto
US6415107B1 (en) Photographic information storage device
EP0862323B1 (en) Camera or camera system capable of rewriting program for camera actions, or accessory device used for the camera
US5561493A (en) Method of controlling an operation of an electronically controlled camera
JP2011164827A (ja) フラッシュメモリを備えた電子機器およびフラッシュメモリに格納されたプログラムの更新方法
JP3355904B2 (ja) カメラ
JPH08227359A (ja) ワンチップマイコンが組み込まれた電子システム装置
US5568224A (en) System for setting data of a camera
JP4366207B2 (ja) 印刷制御装置、印刷装置、プログラム起動方法、及びプログラム
JP2000111994A (ja) 周辺装置及びこれを用いたカメラシステム
JP4785778B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、及びプログラム
JPH06332691A (ja) ワンチップマイクロコンピュータを組み込むシステム
JP2004062373A (ja) マイクロコンピュータを使用する機器
JP2005128334A (ja) カメラシステム
JP2506347B2 (ja) E▲上2▼prom内蔵カメラ
JP3411622B2 (ja) プログラム変更可能なカメラ
JP2000010867A (ja) 書換え可能な不揮発性メモリを備えたカメラ
JP3500470B2 (ja) カメラ
JP3608217B2 (ja) カメラおよびカメラシステム
JP3533005B2 (ja) プログラム変更可能な電子装置
JPH0996862A (ja) カメラ
JP2007036697A (ja) 撮像装置及びその制御方法、クレードル装置及びその制御方法、並びに制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301