JP3422859B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3422859B2
JP3422859B2 JP28959394A JP28959394A JP3422859B2 JP 3422859 B2 JP3422859 B2 JP 3422859B2 JP 28959394 A JP28959394 A JP 28959394A JP 28959394 A JP28959394 A JP 28959394A JP 3422859 B2 JP3422859 B2 JP 3422859B2
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隆俊 西村
尚史 三宅
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写機等の画像形成装
置に係り,詳しくは,該画像形成装置を構成する画像形
成機構及び定着機構へ駆動力を伝達する駆動力伝達機構
の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に,この種の画像形成装置では,原
稿画像に対応した静電潜像が形成される感光体,この静
電潜像を現像する現像装置,現像されたトナー像を複写
紙に転写する転写装置等からなる画像形成機構及び複写
紙上のトナー像を定着させる定着機構等を具備してい
る。そして,上記画像形成機構及び定着機構は,正/逆
回転可能な駆動源からの駆動力により,一連の画像形成
処理を行うべく駆動される。尚,この画像形成処理を行
うに際しては,安定的に定着処理を行うべく,上記定着
機構が予めウォームアップ運転される。このような機能
を備えた画像形成装置としては,例えば特願平2−14
7179号公報に開示のものが知られている。上記公報
に開示の技術では,例えば図2に示す如く,正/逆回転
可能な駆動源1に,図外の画像形成機構へ駆動力を伝達
する伝達機構2と図外の定着機構へ駆動力を伝達する伝
達機構3とが連結されている。ここで,上記駆動源1に
おける反時計方向への回転を正回転とするならば,上記
伝達機構2の上記駆動源1側にはこの正回転のみを上記
画像形成機構へ伝達するワンウェイクラッチ4が配備さ
れている。従って,上記構成においては,駆動源1を逆
回転させることにより定着機構のみが逆回転駆動され,
ウォームアップ運転が行われる。これにより,定着機構
を構成する熱ローラ及び加圧ローラの表面温度の均一化
が図られる。このようなウォームアップ運転により定着
機構における定着温度の均一化が図られた後,上記駆動
源が正回転され,この正回転方向への駆動力により上記
画像形成機構及び定着機構が共に正方向へ回転駆動され
て一連の画像形成処理が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記のよう
な従来の技術では,ウォームアップ運転時には,上記定
着機構が画像形成処理時とは逆の方向へ回転駆動される
ため,この定着機構を構成するローラ対に接触配備され
ている分離爪に損傷をきたしたり,あるいはウェップに
より拭い取られたローラ対表面の汚れを逆に流出させた
りする不具合を生じる。そこで,本発明は,上記事情に
鑑みて創案されたものであり,画像形成機構を停止させ
て定着機構のみを駆動してウォームアップ運転を行う際
にも,該定着機構を画像形成処理時と同方向に回転させ
て,分離爪の損傷防止やウェップからの汚れ流出防止を
図り得る機能を備えた画像形成装置の提供を目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,正/逆回転可能な駆動源からの駆動力により画
像形成機構及び定着機構を駆動して画像形成処理を行う
画像形成装置において,上記駆動源からの逆回転時の駆
動力を遮断して正回転時の駆動力のみを上記画像形成機
構に伝達する第1の伝達機構と,上記駆動源からの正回
転時の駆動力のみを上記定着機構に伝達する第2の伝達
機構と,上記駆動源からの逆回転時の駆動力のみをその
回転方向を反転させて上記定着機構に伝達する第3の伝
達機構と,当該画像形成装置の待機時に,上記駆動源を
逆回転させる制御装置とを具備してなる点に係る画像形
成装置である。
【0005】
【作用】上記構成に係る画像形成装置では,ウォームア
ップ運転時には駆動源が逆回転され,定着機構へは第3
の伝達機構を介してこの逆回転時の駆動力がその回転方
向を反転させた状態で伝達される。この時,画像形成機
構への駆動力は遮断されており,運転は行われない。他
方,画像形成処理時には,上記駆動源が正回転され,こ
の正回転方向の駆動力は第1の伝達機構を介して上記画
像形成機構へ伝達されると共に,第2の伝達機構を介し
て上記定着機構にも伝達される。即ち,上記定着機構
は,ウォームアップ運転時及び画像形成処理時のいずれ
においても常に同方向へ回転駆動される。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置の駆動
力伝達系の概略構成図である。この実施例に係る画像形
成装置では,図1に示す如く,正/逆回転可能な駆動源
11,図外の感光体,現像装置,定着装置等からなる画
像形成機構12,一組の熱ローラ13,加圧ローラ14
からなる定着機構15等を具備して構成されている。上
記画像形成機構12は,例えば複数のプーリ16,1
7,18及びベルト19等からなる第1の伝達機構20
を介して上記駆動源11と連結されており,この第1の
伝達機構20の上記駆動源11側には,ワンウェイクラ
ッチ21が取り付けられている。このワンウェイクラッ
チ21は,上記駆動源11からの逆回転時の駆動力を遮
断して正回転時の駆動力を上記画像形成機構12へ伝達
する作用をなす。上記定着機構15は,例えば複数の歯
車22及び23,24等からなる第2の伝達機構25及
び第3の伝達機構26を介して上記駆動源11と連結さ
れている。上記第2の伝達機構25の上記駆動源11側
にはワンウェイクラッチ27が配設されており,上記第
3の伝達機構26の上記駆動源11側にはワンウェイク
ラッチ28が配設されている。上記ワンウェイクラッチ
27は上記駆動源11からの正回転時の駆動力のみを上
記歯車22を介して上記定着機構15へ伝達する作用を
なし,上記ワンウェイクラッチ28は,上記駆動源11
からの逆回転時の駆動力のみを上記歯車23,24を介
することによりその回転方向を反転させて上記定着機構
15へ伝達する作用をなす。そして,上記定着機構15
は,その回転速度が上記駆動源11の正回転時と逆回転
時とで異なるように,上記第2の伝達機構25と第3の
伝達機構26とではその減速比を違えている。即ち,上
記駆動源11を逆回転させて上記定着機構15にウォー
ムアップ運転を行わせる際,上記熱ローラ13及び加圧
ローラ14の回転速度を低く抑えて,昇温の効率化及び
低騒音化が図られる。
【0007】尚,上記のように第2の伝達機構25と第
3の伝達機構26とを異なる減速比で構成することに代
えて,上記駆動源11の回転速度を正回転時と逆回転時
とでは異なるように制御して上記定着機構15における
低騒音化等を図るようにしても良い。そして,上記構成
に係る画像形成装置においては,電源がオンされた後,
当該画像形成装置の待機時に,上記駆動源11が逆回転
されて上記定着機構15のウォームアップ運転が行われ
る。この場合,上記駆動源11からは逆回転時の駆動力
がワンウェイクラッチ28を通して第3の伝達機構26
へ伝達され,この第3の伝達機構26を経ることによ
り,その回転方向を反転させた状態で上記定着機構15
へ伝達される。これにより,上記定着機構15は低速回
転のもと効率良く昇温して定着時における温度の均一化
が図られる。この場合,ウォームアップ運転時の更なる
低騒音化を図るため,上記駆動源11を不連続に逆回転
させるようにしても良い。そして,このウォームアップ
運転の終了時において熱ローラ13と加圧ローラ14と
の接触停止位置が正転時と逆転時とで同一となる機会が
少なくなるように,あるいは全くなくなるように,上記
第3の伝達機構26による定着機構の回転速度と,上記
第2の伝達機構による定着機構の回転速度の比を例えば
割り切ることのできない数を含む非整数倍の値に設定す
ると効果的である。これにより,ウォームアップ運転終
了時における熱ローラ13と加圧ローラ14との接触停
止位置が常に異なることとなり,加圧ローラ14におけ
る昇温の効率化,この加圧ローラ14の表面部分におけ
る熱劣化あるいは形状変化を抑制することができる。
【0008】そして,このような定着機構15における
ウォームアップ運転は駆動源11を逆回転させることに
より行われる。この駆動源11からの逆回転時の駆動力
は,上記ワンウェイクラッチ21にて遮断されることに
より,上記画像形成機構12へは伝達されない。上記の
ようにして定着機構15におけるウォームアップ運転が
終了すると,画像形成装置が待機状態となる。そして,
図外の複写キーが操作されると,上記駆動源11が正回
転駆動される。上記駆動源11が正回転することによ
り,この正回転時の駆動力が上記第1の伝達機構20を
介して上記画像形成機構12へ伝達される。同時に,こ
の駆動源11における正回転時の駆動力は,第2の伝達
機構25を介して上記定着機構15へ伝達される。この
ように駆動源11の正方向への回転が画像形成機構1
2,定着機構15へ伝達され,一連の画像形成処理が実
施される。従って,上記構成に係る画像形成装置におい
ては,定着機構15のウォームアップ運転時においても
該定着機構15を画像形成処理時と同方向へ回転させる
ことができ,この定着機構15を構成する図外の分離爪
の損傷防止やウェップからの汚れ流出の防止を図ること
が可能となる。
【0009】
【発明の効果】本発明は,上記したように,正/逆回転
可能な駆動源からの駆動力により画像形成機構及び定着
機構を駆動して画像形成処理を行う画像形成装置におい
て,上記駆動源からの逆回転時の駆動力を遮断して正回
転時の駆動力のみを上記画像形成機構に伝達する第1の
伝達機構と,上記駆動源からの正回転時の駆動力のみを
上記定着機構に伝達する第2の伝達機構と,上記駆動源
からの逆回転時の駆動力のみをその回転方向を反転させ
て上記定着機構に伝達する第3の伝達機構と,当該画像
形成装置の待機時に,上記駆動源を逆回転させる制御装
置とを具備してなることを特徴とする画像形成装置であ
るから,画像形成機構を停止させて定着機構を駆動して
ウォームアップ運転を行う際には,該定着機構を画像形
成処理時と同方向へ回転させることができ,分離爪の損
傷防止,ウェップからの汚れ流出の防止等を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る画像形成装置の駆動
力伝達系の概略構成図。
【図2】 従来の画像形成装置における駆動力伝達系の
概略構成図。
【符号の説明】
11…駆動源 12…画像形成機構 13…熱ローラ 14…加圧ローラ 15…定着機構 20…第1の伝達機構 21,27,28…ワンウェイクラッチ 22,23,24…歯車 25…第2の伝達機構 26…第3の伝達機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−271787(JP,A) 特開 平4−147179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20 107

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正/逆回転可能な駆動源からの駆動力に
    より画像形成機構及び定着機構を駆動して画像形成処理
    を行う画像形成装置において, 上記駆動源からの逆回転時の駆動力を遮断して正回転時
    の駆動力のみを上記画像形成機構に伝達する第1の伝達
    機構と, 上記駆動源からの正回転時の駆動力のみを上記定着機構
    に伝達する第2の伝達機構と, 上記駆動源からの逆回転時の駆動力のみをその回転方向
    を反転させて上記定着機構に伝達する第3の伝達機構
    と, 当該画像形成装置の待機時に,上記駆動源を逆回転させ
    る制御装置とを具備してなることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 上記制御装置が,上記駆動源を不連続に
    逆回転させる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記定着機構の回転速度が,上記駆動源
    の正回転時と逆回転時とで異なる請求項1又は2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記第3の伝達機構による定着機構の回
    転速度と、上記第2の伝達機構による定着機構の回転速
    度の比が、非整数倍である請求項1,2又は3のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
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