JP2000338735A - 画像形成装置の駆動装置 - Google Patents

画像形成装置の駆動装置

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JP2000338735A
JP2000338735A JP11148335A JP14833599A JP2000338735A JP 2000338735 A JP2000338735 A JP 2000338735A JP 11148335 A JP11148335 A JP 11148335A JP 14833599 A JP14833599 A JP 14833599A JP 2000338735 A JP2000338735 A JP 2000338735A
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JP
Japan
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image forming
driving
drive
forming apparatus
gear
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Pending
Application number
JP11148335A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Ebara
康久 荏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静トルクを低減させて駆動モータへの負荷を
抑えると共に、駆動時のトルクマージンの最適化を図る
ことができる潜像転写式の画像形成装置の駆動装置を提
供する。 【解決手段】 駆動源8側のギヤを逆回転方向に回転さ
せて感光体ドラム3側のギヤに対する正回転方向側のバ
ックラッシュを持たせた後、駆動源8側のギヤを正回転
方向に回転させ、逆回転で形成したバックラッシュを利
用することによって静トルクを低減させ、駆動源への負
荷を抑えるとともに、駆動時のトルクマージンを最適化
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリンタ
や複写機等の潜像転写式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】潜像転
写式の画像形成装置においては、印刷データに基づいて
照射されたレーザ光等によって画像担持体に潜像パター
ンを形成し、この画像担持体の潜像パターンに現像スリ
ーブ等によりトナーを供給して付着させ、付着させたト
ナーを転写ローラ等により転写紙に転写し、加熱加圧ロ
ーラによって加熱定着する。転写紙にトナーを転写した
後でも、画像担持体上にはトナーが残留しているので、
画像担持体の表面に接する弾性体のクリーニングブレー
ドによって残留トナーをかき落し、画像担持体上をクリ
ーニングする。このクリーニングブレードへ異物が付着
することによって画像劣化が生じるのを防止するため
に、画像形成動作終了後に駆動モータを一時的に逆回転
させて停止させる場合がある。
【0003】例えば特開平8−262949号公報に開
示の潜像転写式印刷装置においては、感光体ドラムの表
面に残留して蓄積された残留トナーを適当な時間的間隔
をおいて除去することを目的とし、感光体ドラムを駆動
制御するプリンタの制御回路を電源投入時、カバーの開
閉時に作動させて感光体ドラムを一時的に逆回転させ、
逆回転に引き続き一時的に正回転させ、感光体ドラムの
逆回転によって感光体ドラムに当接したクリーニングブ
レードの刃先部の曲げ変形形態が変化して刃先部に蓄積
した残留トナーが刃先部によってはね飛ばされ、感光体
ドラムの正回転によって伝達機構のバックラッシュが取
り除かれるようにしている。
【0004】しかしながら上記のように制御しても、紙
詰まり等の異常停止時は駆動モータが逆回転しない場合
が有り、このようなときには、ギヤなどの駆動伝達手段
は正回転方向にバックラッシュはない状態で停止してお
り、次に装置を稼動させる時、静トルクが瞬時に駆動モ
ータに伝達されることになる。
【0005】駆動モータの静トルクの方が動トルクより
大きく、駆動モータの選定は大きい静トルクで決める必
要があり、特に画像担持体を駆動させるためにステッピ
ングモータを用いている場合、ステッピングモータのト
ルクマージンが大きすぎるとステッピングモータの振動
が大きくなり、騒音レベルが高くなる場合がある。
【0006】そこで本発明においては、静トルクを低減
させて駆動モータへの負荷を抑えると共に、駆動時のト
ルクマージンの最適化を図ることができる画像形成装置
の駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置の駆動装置は、上記目的を達成するために、画像形成
装置本体に設けられている駆動モータの駆動力を、ギヤ
等の駆動伝達手段を用いて上記画像形成装置本体内の各
ユニットへ伝達するプリンタや複写機等の画像形成装置
において、上記駆動モータ始動時に該駆動モータを一時
的に逆回転させた後、引き続き正回転させるように設定
したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、潜像転写式の画像形成装置
の基本構成例を示す断面図である。図示のように、この
潜像転写式の画像形成装置は、装置本体1の内部に着脱
可能なプロセスユニット2が設けてあり、プロセスユニ
ット2の内部には感光体ドラム3を備えている。また装
置本体1の内部には、レーザ書込み系ユニット4や、転
写紙を給紙搬送する給紙ユニット5、感光体ドラム3上
のトナーを転写紙に転写させる転写ローラ6、トナーを
転写紙に定着させる定着ユニット7が設けられている。
【0009】図2は、図1に示すような画像形成装置の
装置本体1内の各ユニット、ローラ等を回転駆動するた
めのギヤやタイミングベルト等からなる駆動列の一例を
示す図である。装置本体1には駆動モータの出力軸に取
り付けたギヤ等(以下、駆動源という。)8が設けてあ
り、この駆動源8から、感光体ドラム3への駆動列、定
着ローラ9への駆動列、レジストローラ10及び給紙コ
ロ11への駆動列等に駆動力が分岐されて伝達されるよ
うになっている。また図3は図2と同様の駆動列の他の
例を示す図である。装置本体1に設けた駆動源8から、
定着ローラ9への駆動列、レジストローラ10及び給紙
コロ11への駆動列等に駆動力が分岐されており、それ
とは独立して、駆動モータの出力軸に取り付けたギヤ等
(以下、駆動源という。)12が設けてあり、この駆動
源12から感光体ドラム3への駆動列に駆動力が伝達さ
れるようになっている。もちろん感光体ドラム3、定着
ローラ9、レジストローラ10、給紙コロ11等は直接
に駆動されるのではなく、それらに設けたギヤ等を介し
て駆動される。
【0010】本発明に係る画像形成装置の駆動装置にお
いては、図2、図3のいずれの形態においても、装置本
体1に設けた駆動モータ等の駆動源8あるいは12によ
る駆動力をいきなりギヤ等の駆動伝達手段を用いて各ユ
ニットへ伝達するのではなく、始動時に駆動源8、12
を一時的に逆回転させ、その後に、引き続いて正回転さ
せるように設定する。このように設定した場合のギヤの
状態を図4、図5に示す。
【0011】図4は、駆動源8、12側のギヤ13が正
回転方向(図中矢印A方向)に回転した後の駆動源8、
12側のギヤ13と感光体ドラム3側のギヤ14の状態
を示す。駆動源8、12側のギヤ13は、感光体ドラム
3側のギヤ14に対して正回転方向にバックラッシュな
く接触している。そして図5は、駆動源8、12側のギ
ヤ13を一時的に逆回転方向(図中矢印B方向)に回転
した後の駆動源8、12側のギヤ13と感光体ドラム3
側のギヤ14の状態を示す。駆動源8、12側のギヤ1
3は、感光体ドラム3側のギヤ14と正回転方向にバッ
クラッシュを持った状態で停止している。
【0012】すなわち本実施形態においては、駆動源
8、12側のギヤ13に感光体ドラム3側のギヤ14に
対する正回転方向のバックラッシュを持たせた後、引き
続き正回転させることによって静トルクを低減させてい
る。静トルクが低減すれば、駆動源8、12への負荷が
抑えられ、駆動時のトルクマージンが最適化される。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置の駆動装置
は、以上説明してきたように、装置本体に設けられてい
る駆動モータの駆動力をギヤ等の駆動伝達手段を用いて
装置本体内の各ユニットへ駆動力を伝達するように構成
した潜像転写式のプリンタや複写機等の画像形成装置に
おいて、駆動モータの始動時に駆動モータを一時的に逆
回転させ、その後に引き続き正回転させるようにしたの
で、ギヤに正回転方向のバックラッシュを持たせてから
正回転させることができ、画像形成装置の駆動系を始動
する際の静トルクを低減させ、駆動モータへの負荷を抑
えることができるようになると共に、駆動時のトルクマ
ージンの最適化を図ることができるようになるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】潜像転写式の画像形成装置の基本構成例を示す
断面図である。
【図2】図1に示すような画像形成装置内の各ユニッ
ト、ローラ等を回転駆動する駆動列の一例を示す図であ
る。
【図3】図1に示すような画像形成装置内の各ユニッ
ト、ローラ等を回転駆動する駆動列の他の例を示す図で
ある。
【図4】図2、図3の駆動列で、駆動源側のギヤが正回
転方向に回転した後バックラッシュなく接触している状
態を示す図である。
【図5】図2、図3の駆動列で、駆動源側のギヤが逆回
転方向に回転した後バックラッシュを持った状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 プロセスユニット 3 感光体ドラム 4 レザー書込み系ユニット 5 給紙ユニット 6 転写ローラ 7 定着ユニット 8、12 駆動モータの出力軸に取り付けたギヤ等(駆
動源) 9 定着ローラ 10 レジストローラ 11 給紙コロ 13 駆動源側のギヤ 14 感光体ドラム側のギヤ A 正回転方向 B 逆回転方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に設けられている駆動
    モータの駆動力を、ギヤ等の駆動伝達手段を用いて上記
    画像形成装置本体内の各ユニットへ伝達するプリンタや
    複写機等の画像形成装置において、上記駆動モータ始動
    時に該駆動モータを一時的に逆回転させた後、引き続き
    正回転させるように設定したことを特徴とする画像形成
    装置の駆動装置。
JP11148335A 1999-05-27 1999-05-27 画像形成装置の駆動装置 Pending JP2000338735A (ja)

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Family

ID=15450475

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JP11148335A Pending JP2000338735A (ja) 1999-05-27 1999-05-27 画像形成装置の駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197717A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010197717A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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