JP3422788B2 - 自己同調型制振装置 - Google Patents
自己同調型制振装置Info
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Description
ル、塔などの構造物の振動、ポンプや脈動などによる配
管の振動、あるいはモータなどによる機器の振動を抑制
させる装置に関する。 【0002】本発明は、制振対象物の振動に同調した球
の動きにより対象物の振動が抑制されるものであり、風
などの定常的な外力に対しては球の円運動により対象構
造物の振動が抑制され、地震などの入力の大きい過渡的
な外力に対しては球と球ケースの衝突的な運動により対
象構造物の振動が抑制されるものであり、橋梁、煙突、
タワー、クレーンや配管などの一般の構造物に対しても
利用することが出来る。 【0003】 【従来の技術】従来の技術を図9〜図14に示す。 【0004】図9は、従来のビル用制振装置(対策1)
を示す図。 【0005】図10は、従来のビル用制振装置(対策
2)を示す図。 【0006】図11は、従来の配管用制振装置(対策
3)を示す図。 【0007】図12は、従来の配管用制振装置(対策
4)を示す図。 【0008】図13は、従来の配管用制振装置(対策
5)を示す図。 【0009】図14は、従来の柱状構造物用制振装置
(対策6)を示す図である。 【0010】ビル、橋梁、塔など長大な構造物は、柔軟
で振動し易い構造となっており、風外力を受けて振動が
励起される。 【0011】その振動が大きい揚合には破壊などに至
り、大きな問題となることがある。 【0012】その振動対策としては、次のようなものが
ある。 【0013】(対策1)ビルを例にとると、図9に示す
ように、ビル1の頂部あるいは頂部近くのビル内部に、
マス10、ばね13、オイルダンパ−12から構成さ
れ、振動数をビル1の振動数に同調させた制振装置(動
吸振器と呼ばれる)を取り付け、振動を低減させる対策
が挙げられる。 【0014】(対策2)また、図10に示すように、マ
ス10をアクチュエータ14により、振動を低減させる
ように作動させる能動対策方式が採用されている。 【0015】(対策3)また、ポンプの運転や脈動など
により振動する配管などでは、従来、振動が大きい揚合
には、配管8の制振対策として図11に示すように母管
6からサポート15を設置したり、 (対策4)図12に示すように、固定台17を設けてオ
イルダンパ−12を設置するなどの対策を行っている。 【0016】(対策5)また、配管についてもビルと同
様、図13に示すように、対象配管の振動数に等しい振
動数を持つ1自由度系の振動体を取り付け、共振させて
配管振動を低減させる動吸振器として、マス10と平板
ばね18から構成される装置も適用されている。 【0017】(対策6)さらに、柱状構造物用制振装置
として、図14に示すように、コイルばね13に吊り下
げられたマス10、およびマス10に設けられた溝20
に挿入された球5からなる制振装置も開発されている。 【0018】これは、微小振動時には球5が柱状構造物
19と衝突し、大入力時にはマス10と柱状構造物19
と衝突して、振動エネルギーが衝突エネルギーに変換さ
れることにより、振動が低減されるものである。 【0019】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
は、次のような問題がある。 【0020】(1)ビル用対策(対策1) 所定の振動抑制効果を得るためには、振動数が調整され
た巨大なマス、ばね、オイルダンパーから構成される制
振装置が必要となり、最適に振動数を調整する手間、コ
ストなどの問題が多い。 【0021】特にばね、オイルダンパーのコストが多大
である。 【0022】(2)ビル用対策(対策2) 大きなマスをアクチュエータで作動させる必要が有り、
多大なエネルギーが必要となり、コスト面からも問題で
ある。 【0023】(3)配管用対策(対策3) サポート15を設置するためには、サポート15を支持
するサポート取り付けバンド16が必要であり、複数の
配管が入り組んでいるような場所では、設置自体が困難
である。 【0024】(4)配管用対策(対策4) 制振用のオイルダンパ−12はコストが高く、また設置
するためには固定台17が必要となるなど、現場では容
易に設置することは難しい。 【0025】また、高温配管については、高温によりダ
ンパー特性が変化するため、設置が困難である。 【0026】(5)配管用対策(対策5) ビル用の制振対策(対策1)同様、振動数を対象配管8
の振動数に同調させる必要があり、予め配管8の振動数
を測定し、動吸振器を設計、製作、調整する必要があ
る。 【0027】(6)柱状構造物用対策(対策6) 衝撃型の制振装置であるため、同じ質量比(制振装置マ
ス/対象構造物重量)では、動吸振器タイプ(対策1、
5)に比較し、制振効果が劣る。 【0028】また、球5やマス10の衝突面での磨耗、
衝撃音の発生が問題となる。 【0029】本発明は、これらの問題を解決することが
できる装置を提供することを目的とする。 【0030】 【課題を解決するための手段】本発明に係る自己同調型
制振装置は、球と、球を挿入する楕円型挿入殻を有し底
面が楕円形の断面で滑らかになっている球ケースとを有
し、制振対象物に取り付けることにより、制振対象物の
振動に同調した前記球の円運動で、入力が小さい場合に
は前記球が前記球ケースの底面で回転し、入力が大きい
場合には前記球が前記球ケースの側面で回転するよう
に、回転半径を変化させることにより、制振対象物の振
動を抑制することを特徴とする。 【0031】 【0032】すなわち、本発明は、従来の制振対策の問
題点を解決するため、 (1)球と、球を挿入する楕円型挿入殻を有し底面が楕
円形で滑らかになっているケースとで構成され、 (2)ビル、塔などの構造物、配管や機器に取り付け、 (3)制振対象物(ビル、塔、配管、機器など)の振動
に同調し、球の円運動により制振対象物の振動を抑制す
る装置である。 【0033】(4)制振対象物に設置するだけで固定板
等の治具は必要とせず、既設のビルや配管、機器などに
対しても容易に適用できる装置である。 【0034】(5)また、球が制振対象物の振動に同調
して動く円運動を利用した制振機構であるため、動吸振
器のように振動数を調整する必要は無く、(6)さらに
構成要素が球とケースであり、配管、機器などで生じる
高温の温度条件下においても使用可能な装置である。 【0035】風などの定常外力に対しては、対象物(ビ
ル、塔、配管、機器など)の振動に同調して、球の円運
動により対象構造物の振動を抑制し、地震などの入力の
大きな過渡的な外力に対しては、球と球ケースの衝突的
な振動により対象構造物の振動を抑制する装置である。 【0036】風、ポンプ振動など定常的な外力に対して
は、球が対象物の振動に同調して動く円運動を利用した
制振であり、動吸振器のように振動数を調整する必要が
無く、微少振動レベルからスムーズな制振効果が得られ
る。 【0037】したがって、次のように作用する。 【0038】(1)図1〜図6(制振対象をビルとした
揚合)、図7〜図8(制振対象を配管とした揚合)に示
すように、球5は楕円型の挿入殻を有する球ケース3に
挿入され、球ケース3は制振対象となるビル1や配管8
に設置される。 【0039】ビル1が振動すると、球5は球ケース3の
楕円型挿入殻や球型挿入殻の中で円運動を起こす。 【0040】(2)入力が大きい揚合(対象構造物の振
動レベルが大きい場合)には、図4に示すように、球5
は球ケース3の側面で円運動を起こす。 【0041】図4(A)は球ケース3の中での球5の円
運動を示し、図4(B)は制振対象物(ビル)の応答を
示す。図4(B)において、(1)は本発明装置を取付
けない場合の制振対象物(ビル)の応答であり、(2)
は本発明装置を取付けた場合の制振対象物(ビル)の応
答である。 【0042】図4(C)は球ケース3の中での球5の振
幅を示す。 【0043】(3)入力が小さい揚合(対象構造物の振
動レベルが小さい揚合)には、図5に示すように、球5
は球ケース3の底面で円運動を起こす。 【0044】図5(A)は球ケース3の中での球5の円
運動を示し、図5(B)は制振対象物(ビル)の応答を
示す。図5(B)において、(1)は本発明装置を取付
けない場合の制振対象物(ビル)の応答であり、(2)
は本発明装置を取付けた場合の制振対象物(ビル)の応
答である。 【0045】図5(C)は球ケース3の中での球5の振
幅を示す。 【0046】(4)図中rは、円運動の半径であり、r
が大きい程、球5による制振効果は大きい。 【0047】(5)図6に入力と半径rの関係を示す。
球5の回転により発生する遠心力FRと自重FGは次式で
釣り合う。 【0048】FR・sinθ=FG・COSθ
(1)図6(A)に示すように、入力が大きい揚合に
は、遠心力FRが大きくなり、自重FGに釣り合う力が大
きくなり、球5は球ケース3の側面で回転することがで
きる。 【0049】図6(B)に示すように、入力が小さい揚
合には、遠心力FRが小さくなり、自重FGに釣り合う力
が小さくなり、球5は球ケース3の底面で回転すること
となるが、底面を楕円形になだらかなにすることによ
り、回転半径rを大きくすることができ、rに比例する
制振力を大きくすることができる。 【0050】球5は、図4、図5に示すように、制振対
象物(ビルなど)に対して、位相が約90度で回転し、
対象物に対して減衰力として作用し、対象物の振動は低
減される。 【0051】(6)本発明装置は、球5の挿入された球
ケース3を対象物(ビル、配管機器など)に取り付ける
だけであり、振動数の調整は必要無く、振動数の変化す
る対象物(架設中の塔など)に対しても振動数の調整不
要で用いることができる。 【0052】(7)また、球ケース3と球5は鉄などの
金属で製作した場合には、高温に対しても問題は無く、
配管や機器などの高温条件下においても本制振装置の適
用が可能である。 【0053】本発明装置は、振動数調整を必要とせず、
架設中の主塔など振動数の変化する構造物に対しても適
用することが出来る。 【0054】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
8および図15〜図20に示す。 【0055】(第1の実施の形態)第1の実施の形態
(制振対象をビルとした場合)を図1〜図6に示す。 【0056】図1は、第1の実施の形態に係る制振装置
の設置図。 【0057】図2は、第1の実施の形態の係る制振装置
の概要図。 【0058】図3は、図2のA−A断面図。 【0059】図4は、本発明の制振装置の球の動きと制
振効果説明図(入力が大きい場合)。図5は、本発明の
制振装置の球の動きと制振効果説明図(入力が小さい場
合)。 【0060】図6は、入力と円運動半径rとの関係を示
す図である。 【0061】本発明に係る制振装置の球5は、楕円型の
挿入殻を有する球ケース3に挿入され、球ケース3は、
制振対象となるビル1の頂部あるいは頂部付近の内部に
設置される。 【0062】球5が挿入される球ケース3は、挿入しや
すいように分割されており、分割された球ケース3は、
ボルト4で接合されている。 【0063】ビル1が振動すると、球5は球ケース3の
楕円型挿入殻の中で滑らかに円運動を起こす。 【0064】球ケース3の底面は、楕円形で滑らかにな
っており、小さい入力(対象構造物の振動レベルが小さ
い揚合)でも回転半径rを大きくとることができ、大き
な制振力を得ることができる。 【0065】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
(制振対象を配管とした場合)を図7〜図8に示す。 【0066】図7は、第2の実施の形態に係る制振装置
の設置図(本発明による自己同調型制振装置の配管への
適用例を示す図)。 【0067】図8は、図7のB−B断面図である。 【0068】1個あるいは複数個の球5は、球型の挿入
殻を有する同じく1個あるいは複数個の球ケース3に挿
入され、球ケース3は制振対象となる配管8に取り付け
られる。 【0069】球5が挿入される球ケース3は、球5の挿
入と取付とを考慮して分割されており、分割された球ケ
ース3は、ボルト4で接合される。 【0070】配管8が振動すると、球5は球ケース3の
球型挿入殻の中で円運動を起こす。制御対象が配管8の
場合には、入力として大きな加速度が得られるため(問
題となる場合は配管8の振動レベルが大きい揚合が多
い)、球ケース3の球5の挿入殻は底面も球形の球型を
用いている。 【0071】なお、球ケース3の内部表面に、ウレタ
ン、ゴム、プラスチック、金属などの材料を選定して貼
り付けることにより、対象構造物と球5との振動位相を
調整することができる。 【0072】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態(制振対象をビルとした場合)を図1、および、
図15〜図20に示す。 【0073】図1は、本発明による自己同調型制振装置
の設置図。 【0074】図15は、第3の実施の形態にに係る自己
同調型制振装置の概略図。 【0075】図16は、図15のA−A断面図。 【0076】図17は、球の動きと制振効果説明図(風
荷重の揚合)。 【0077】図18は、球の動きと制振効果説明図(地
震荷重の場合、球ケース可動)。 【0078】図19は、球の動きと制振効果説明図(地
震荷重の場合、球ケース固定)。 【0079】図20は、作用加速度と球ケースの転がり
条件の関係を示す図である。 【0080】図16〜図20に示すように、球35は球
ケース36に挿入され、球ケース36は球ケース受37
上の装置ケース33内に設置される。 【0081】装置ケース33の内側には、球ケース36
用の衝突緩衝材としてクッション34が設置されてい
る。 【0082】風などの比較的入力レベルの小さい外力に
対しては、球35は球ケース36内で回転運動し、対象
構造物の振動を抑制する。 【0083】また、地震などの比較的大きな入力に対し
ては、球35は球ケース36とともに球ケース受37か
ら転がり出て、装置ケース33内で衝突振動を起こして
対象構造物の振動を抑制する。 【0084】 【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 【0085】(請求項1の発明の効果) (1)図4、図5に示すように、本発明装置により、風
外乱によるビル、塔などの構造物の振動や、ポンプある
いは脈動などによる配管や機器の振動を低減させること
ができる。球ケースの底面が楕円形で滑らかになってい
るため、小さい入力(対象構造物の振動レベルが小さい
揚合)でも回転半径rを大きくとることができ、大きな
制振力を得ることができる。 【0086】(2)制振装置は対象構造物に設置するだ
けであり、容易に既設のビル、塔、配管、機器などに対
しても適用可能である。 【0087】(3)球と球ケースで構成されるコンパク
トで小規模であるため、ばねやダンパーなど不要であ
り、低コストである。 【0088】(4)アクチュエータなどの電源を必要と
するものを構成部品に含まないため、供給エネルギーを
必要としない。 【0089】(5)本発明装置では、球が球ケース内を
回転するだけであり、メンテナンス・フリーである。 【0090】(6)本発明装置はコンパクトで小規模で
あるため、低コストである。 【0091】(7)サポートやバンド等が不要であり、
設置スペースの少ない場所に対しても容易に設置可能で
ある。 【0092】(8)金属からなる球と球ケースで構成し
た場合には、高温条件下においても使用可能であり、高
温条件下で用いられる配管や機器にも適用できる。 【0093】(9)制振装置の振動数調整が不必要であ
り、振動数が変化する架設中の塔などの構造物に対して
も適用可能である。 【0094】(10)球ケースの形状に楕円形状を用い
ることにより、振動レベルの小さい微少振動レベルでも
大きな制振効果を得ることができる。 【0095】(11)衝撃面が無いため磨耗の問題が発
生しない。
置図(ビルへの適用例)。 【図2】第1の実施の形態の係る制振装置の概要図。 【図3】図2のA−A断面図。 【図4】本発明に係る制振装置の球の動きと制振効果説
明図(入力が大きい場合)。 【図5】本発明に係る制振装置の球の動きと制振効果説
明図(入力が小さい場合)。 【図6】入力と円運動半径rとの関係を示す図。 【図7】本発明の第2の実施の形態に係る制振装置の設
置図(配管への適用例)。 【図8】図7のB−B断面図。 【図9】従来のビル用制振装置(対策1)を示す図。 【図10】従来のビル用制振装置(対策2)を示す図。 【図11】従来の配管用制振装置(対策3)を示す図。 【図12】従来の配管用制振装置(対策4)を示す図。 【図13】従来の配管用制振装置(対策5)を示す図。 【図14】従来の柱状構造物用制振装置(対策6)を示
す図。 【図15】本発明の第3の実施の形態に係る制振装置の
設置図(ビルへの適用例)。 【図16】図15のA−A断面図。 【図17】球の動きと制振効果説明図(風荷重の揚
合)。 【図18】球の動きと制振効果説明図(地震荷重の場
合、球ケース可動)。 【図19】球の動きと制振効果説明図(地震荷重の場
合、球ケース固定)。 【図20】作用加速度と球ケースの転がり条件の関係を
示す図。 【符号の説明】 1…ビル 2…自己同調型制振装置 3…球ケース 4…ボルト 5…球 6…母管 7…バルブ 8…配管 9…ボルト穴 10…マス 11…設置用架台 12…オイルダンパー 13…ばね 14…アクチュエータ 15…サポート 16…バンド 17…固定台 18…平板ばね 19…柱状構造物 20…溝 21…支持具 33…装置ケース 34…クッション 35…球 36…球ケース 37…球ケース受 38…支点
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】球と、球を挿入する楕円型挿入殻を有し底
面が楕円形の断面で滑らかになっている球ケースとを有
し、 制振対象物に取り付けることにより、制振対象物の振動
に同調した前記球の円運動で、入力が小さい場合には前
記球が前記球ケースの底面で回転し、入力が大きい場合
には前記球が前記球ケースの側面で回転するように、回
転半径を変化させることにより、制振対象物の振動を抑
制することを特徴とする自己同調型制振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002135578A JP3422788B2 (ja) | 1996-10-22 | 2002-05-10 | 自己同調型制振装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP27945296 | 1996-10-22 | ||
JP2002135578A JP3422788B2 (ja) | 1996-10-22 | 2002-05-10 | 自己同調型制振装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24293197A Division JP3337402B2 (ja) | 1996-10-22 | 1997-09-08 | 自己同調型制振装置 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP2007255549A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Tokai Rubber Ind Ltd | 内燃機関用制振装置 |
-
2002
- 2002-05-10 JP JP2002135578A patent/JP3422788B2/ja not_active Expired - Lifetime
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