JP3422404B2 - 球面近似骨組み構造 - Google Patents

球面近似骨組み構造

Info

Publication number
JP3422404B2
JP3422404B2 JP00482897A JP482897A JP3422404B2 JP 3422404 B2 JP3422404 B2 JP 3422404B2 JP 00482897 A JP00482897 A JP 00482897A JP 482897 A JP482897 A JP 482897A JP 3422404 B2 JP3422404 B2 JP 3422404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spherical
fixing
central
frame structure
central member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00482897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10200329A (ja
Inventor
仁 三次
在 目黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP00482897A priority Critical patent/JP3422404B2/ja
Publication of JPH10200329A publication Critical patent/JPH10200329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3422404B2 publication Critical patent/JP3422404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工衛星に搭載
する軽量なアンテナ反射鏡構造、特にロケットに搭載す
る際には小さく折り畳んで収納状態にし、所定の宇宙空
間で自動的に展開する一般的には展開アンテナと呼ばれ
る構造物のアンテナ反射鏡の基本構造として用いる球面
近似骨組み構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軽量な展開骨組み構造として、良く知ら
れた構造は傘である。図12に示すように、傘は中心材
1から放射状に横材2を配置し、中心材1上を摺動する
スライダ3と該横材2間に斜材4を配置した構造を基本
としている。図中の白丸は、回転自由なピン結合部5を
表している。このように構成された傘は、スライダ3を
図の下方向に動かすことによって、中心材1の回りに棒
状に収納することができる。
【0003】また、一般にジャンプ傘と呼ばれるもの
は、図13に示すように、スライダ及び斜材を2段構成
にしたものであって、第1のスライダ3aと横材2とを
第1の斜材4aで連結し、第2のスライダ3bと第1の
斜材4aとを第2の斜材4bで連結している。そして、
第1のスライダ3aと第2のスライダ3bとの間に、バ
ネ6を挿入することによって、収納状態から自動的に展
開する機能を持たせている。
【0004】傘の基本的な考え方、つまり、中心材1か
ら放射状にリンク構造を配置させて、それらを中心材1
上を摺動するスライダ3a、3bによって展開させる方
法は、従来からアンテナ反射鏡の基本構造として、例え
ば特願昭63−134331号などで用いられている。
図14に示すものは、特願昭63−134331号に提
案された展開アンテナの実施例であり、横材2の上部に
金属膜7やケーブル8によって構成される電波の反射面
を取り付けている。
【0005】こうした傘型の構造物を基本構造として横
材2の先端を結合することにより、大型のアンテナ反射
鏡を構成する場合、結合部分の剛性が低くなることが問
題となる。例えば、図15は3つの基本構造を結合した
構造の例であり、この場合、基本構造をいくら丈夫にし
ても、基本構造の結合部分2aで容易に変形してしま
う。こうした結合部分2aの剛性の低さに起因する問題
を解決するためには、基本構造の中心材1から放射方向
に架設する構造を、一本の梁材としての横材2に代え
て、梁材を複数組み合わせて構成した平面四節機構とす
ることが有効である。
【0006】すなわち、平面四節機構を中心材1に対し
て放射状に複数配置した構造物を基本構造として、平面
四節機構の先端を結合することで、結合部分の剛性の低
下を抑さえることができるからである。展開が可能な平
面四節機構を有する基本構造の一例として、特願平6−
263930号の実施例を図16に示す。この図に示す
基本構造は、長さが可変である中心材1と、長さが固定
である上面材9、固定材10及び下面材11とからなる
平面四節機構12を有し、固定材10にほぼ平行に同期
材13を有するもので構成されている。この基本構造
は、固定材10同士の結合によって結合されるようにな
っている。
【0007】そして、小野田らは、図17に示す平面四
節機構12において、上面材9と中心材1との長さの和
を、下面材11と固定材10との長さの和に等しくする
ことで展開収納が可能な平面四節機構の構成を提案して
いる(小野田、市田、渡辺、中田、橋元、”2次元展開
トラス“、第29回宇宙科学技術連合講演会、(198
5)、pp.240−241及びThorwald,
G.,Mikulas,M.,Jr.,”Large−
Angle Articulated BeamTru
ss Design Methodology Con
sidering Offset Joint Mod
eling“,AIAA Journal of Sp
acecraft and Rokets,Vol.3
3,No.4,1996,pp.543−549)。な
お図16と図17では、説明を簡略化するために、斜材
を除いたものを示している。
【0008】このような技術を用いて作成した平面四節
機構12を中心材1から放射方向に配置して展開アンテ
ナを構成する方法は、例えば特開平6−166400号
や特開平5−58396号で提案されている。図18は
特開平6−166400号に提案されている展開骨組み
構造の展開の様子を示したものであり、中心材1上をス
ライダ3が摺動することによって、同期した展開と収納
ができる。図19は特開平5−58396号に提案され
ている展開骨組み構造を示したものであり、中心材1上
をスライダ3が摺動することによって、図20に示すよ
うに展開収納を行う仕組となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】平面四節機構12を放
射状に配置して基本構造を構成し、複数の基本構造を結
合することによってアンテナ反射鏡のような曲面を近似
する骨組み構造を実現するには、何種類の平面四節機構
12や基本構造を必要とするかを明確にしなければなら
ない。と言うのは、1種類の基本構造でアンテナ反射鏡
のような曲面を近似する骨組みは実現できないからであ
る。その際、展開可能であることや所望の曲面を近似す
ることなどの構造的な要求を満足することはもちろんで
あるが、低コスト、短納期で提供することが必要であ
る。
【0010】低コスト化や短納期化のためには平面四節
機構12をできるだけ同一寸法のもので構成することが
効果的である。同一の構造要素を使用することの経済性
への効果は、特に、大型の反射鏡面を基本構造の繰り返
しで作成する際に顕著である。衛星に搭載される大型の
アンテナ反射鏡、特に基本構造を結合して大型の反射鏡
を構成する場合には、図21に示すように、各平面四節
機構12の上面は球面Sを近似するように設計製造し、
反射鏡面(パラボラ面)13と平面四節機構12とはス
タンドオフ(スタッドとよばれることもある)14で結
合し、各スタンドオフ14の長さを調整することによっ
て、平面四節機構12上の球面Sと、反射鏡面13のパ
ラボラ面Pとの差を吸収するという考え方が広く用いら
れている。
【0011】このように構成することによって、平面四
節機構12からなる骨組み構造の曲率がどこも同じにな
るという効果があり、低コスト化を見込むことができ
る。球面Sを近似してかつ展開可能な骨組み構造の設計
方法として特願平6−263922号では、中心と定め
た基本構造10Aの放射方向に、同一幾何形状を有する
基本構造10Bを配置する手法が提案されている。この
手法によれば、中心と定めた基本構造10Aから放射方
向に一層、基本構造が増えると、一種類の基本構造の種
類の増加で済む。すなわち、図22は10Aで示す基本
構造を中心として特願平6−263922号の述べられ
ている方法で基本構造を配置した例を示したもので、同
一のマークは同一の幾何形状を表している。
【0012】しかし、特願平6−263922号では、
基本構造が巨視的な六角錐台形状を有し、主要な構造部
材が、六角錐台の側面に架設させることを前提としてお
り、ここで問題としているような平面四節機構12が基
本構造の中心材1から放射方向に架設されるような構造
には、この設計手法は適用できない。
【0013】平面四節機構12を放射状に架設した構成
の骨組み構造に関する形状決定方法として特開平6−3
2293号では、請求項3及び実施例において平面四節
機構の横梁の長さを変えることによって曲面を構成する
ことを提案している。また小野田らは文献Onoda,
Fu,Minesugi,”Two−Dimensio
nally Deployable Hexapod
Truss“,AIAA−95−1279−CP,Pa
rtII,(1995),pp.1060−1067で、
収納条件の誤差偏差を最小とするように、部材長を決定
する方法を提案している。しかし、いずれの方法であっ
ても、平面四節機構の幾何形状を、配置される位置に応
じて変更させることになり、特に、複数の基本構造を結
合した構成においては、平面四節機構の種類が増えてく
ることによって製造コストや製造に要する時間の面で非
効率である上に、具体的にどのように部材寸法を決定す
るかという開示性の面から不十分であった。
【0014】そこで、本発明は、展開機能を具備した平
面四節機構を中心材から放射方向に架設して構成した基
本構造と呼ぶ球面近似骨組み構造、及び基本構造を複数
結合して構成した大型の球面近似骨組み構造を、低コス
ト及び短納期で実現する技術を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、中心材(1)を中心にして
複数の平面四節機構(12)を放射方向に配置してなる
展開可能な球面近似骨組み構造であって、前記各平面四
節機構(12)は、上端と下端との間の距離が可変であ
り、全ての平面四節機構(12)の共有となる前記中心
材(1)と、この中心材(1)の上端に一端が回転自由
に結合された上面材(9)と、前記中心材(1)の下端
に一端が回転自由に結合された下面材(11)と、上端
が前記上面材(9)の他端に回転自由に結合され、下端
が前記下面材(11)の他端に回転自在に結合され、上
下端間の距離が固定である固定材(10)と、この固定
材(10)と前記中心材(1)との間にあって、上端が
上面材(9)の中間部に回転自由に結合され、下端が下
面材(11)の中間部に回転自由に結合された同期材
(13)と、前記中心材(1)に、軸方向に摺動自在に
設けられたスライダ(3)と、一端が前記スライダ
(3)に回転自由に結合され、他端が前記固定材(1
0)の上端あるいは下端のいずれか一方に回転自由に結
合された斜材(4)とを有してなり、前記各平面四節機
構(12)は、同一の幾何形状のもので構成されている
とともに、その上面材(9)及び下面材(11)が前記
中心材(1)を中心にして所定の方向に放射状に配置さ
れ、かつ中心材(1)及び固定材(10)の各上端が展
開状態において所定の径の球面上に位置するように構成
されていることを特徴としている。
【0016】請求項2に係る発明は、中心材(1)を中
心にして複数の平面四節機構(12)を放射方向に配置
してなる展開可能な球面近似骨組み構造であって、前記
各平面四節機構(12)は、上端と下端との間の距離が
固定であり、全ての平面四節機構(12)の共有となる
前記中心材(1)と、この中心材(1)の上端に一端が
回転自由に結合された上面材(9)と、前記中心材
(1)の下端に一端が回転自由に結合された下面材(1
1)と、上端が前記上面材(9)の他端に回転自由に結
合され、下端が前記下面材(11)の他端に回転自在に
結合され、上下端間の距離が固定である固定材(10)
と、前記中心材(1)に、軸方向に摺動自在に設けられ
たスライダ(3)と、一端が前記スライダ(3)に回転
自由に結合され、他端が前記固定材(10)の上端ある
いは下端のいずれか一方に回転自由に結合された斜材
(4)とを有してなり、前記各平面四節機構(12)
は、同一の幾何形状のもので構成されているとともに、
その上面材(9)及び下面材(11)が前記中心材
(1)を中心にして所定の方向に放射状に配置され、か
つ前記斜材(4)の他端が固定材(10)の上端に結合
されている場合には中心材(1)と上面材(9)との長
さの和と、下面材(11)と固定材(10)との長さの
和とを等しく構成し、前記斜材(4)の他端が固定材
(10)の下端に結合されている場合には中心材(1)
と下面材(11)との長さの和と、上面材(9)と固定
材(10)との長さの和とを等しく構成し、かつ中心材
(1)及び固定材(10)の各上端が展開状態において
所定の径の球面上に位置するように構成されていること
を特徴としている。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2記載の球面近似骨組み構造において、中心材(1)
を中心にして互いに隣り合う平面四節機構(12)の固
定材(10)の上端同士をケーブル材(17)を用いて
結合したことを特徴としている。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1、請求項
2又は請求項3記載の球面近似骨組み構造を基本構造
(20)とし、この基本構造(20)を複数組に合わせ
て構成した球面近似骨組み構造であって、隣接する基本
構造(20)は、固定材(10)同士を結合することに
より結合されており、全ての基本構造(20)の中心材
(1)及び固定材(10)の各上端が展開状態において
所定の径の球面上に位置するように構成されていること
を特徴としている。
【0019】請求項5に係る発明は、請求項1、請求項
2又は請求項3記載の球面近似骨組み構造を基本構造
(20)とし、この基本構造(20)を複数組に合わせ
て構成した球面近似骨組み構造であって、隣接する基本
構造(20)は、固定材(10)同士を結合することに
より結合されており、各基本構造(20)における中心
材(1)の上端から固定材(10)の上端までの放射方
向及び距離が定まっており、かつこれらの各上端の位置
が展開状態において所定の径の球面上にあるという第1
のルールと、結合される基本構造(20)の中心材
(1)の上端の位置が隣り合う2つの固定材(10)の
上端から同一の距離にあり、かつ展開状態において所定
の径の球面上にあるという第2のルールとによって、各
中心材(1)の上端及び各固定材(10)の上端の位置
を一意に決定していることを特徴としている。
【0020】そして、上記のように構成された請求項1
に係る発明においては、中心材(1)の上端と下端との
距離を変えることにより、全体を展開状態にしたり収納
状態にしたりすることができる。しかも、中心材(1)
を中心にして同一幾何形状を有する平面四節機構(1
2)によって構成することができるから、低コスト化及
び短納期化を達成することができる。
【0021】請求項2に係る発明においては、スライダ
(3)を中心材(1)に沿って移動することにより、全
体を展開状態にしたり収納状態にしたりすることができ
る。しかも、中心材(1)を中心にして同一幾何形状を
有する平面四節機構(12)によって構成することがで
きるから、低コスト化及び短納期化を達成することがで
きる。
【0022】請求項3に係る発明においては、ケーブル
材(17)によって、各平面四節機構(12)の中心材
(1)回りの回転に関する剛性を向上させることができ
る。しかも、中心材(1)を中心にして同一幾何形状を
有する平面四節機構(12)によって構成することがで
きるから、低コスト化及び短納期化を達成することがで
きる。
【0023】請求項4に係る発明においては、各基本構
造(20)を平面四節機構(12)の固定材(10)を
介して結合しているから、結合部の剛性の低下を防止す
ることができる。しかも、各基本構造(20)の平面四
節機構(12)を同一の幾何形状のもので構成すること
ができるから、低コスト化及び短納期化を達成すること
ができる。
【0024】請求項5に係る発明においては、各基本構
造(20)における中心材(1)の上端から固定材(1
0)の上端までの放射方向及び距離が定まっており、か
つこれらの各上端の位置が所定の径の球面上にあるとい
う第1のルールと、結合される基本構造(20)の中心
材(1)の上端の位置が隣り合う2つの固定材(10)
の上端から同一の距離にあり、かつ所定の径の球面上に
あるという第2のルールとによって、各中心材(1)の
上端及び各固定材(10)の上端の位置を一意に決定す
ることができる。したがって、複数の基本構造(20)
を結合することによって、より大型の球面近似骨組み構
造を簡単に製造することができる。しかも、平面四節機
構(12)を同一幾何形状のもので構成することができ
るから、コストの低減及び納期の短縮を図ることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例に基づき図1〜図11を参照して説明する。なお、
図1〜図3は第一の実施例、図4は第二の実施例、図5
は第三の実施例、図6〜図11は第四の実施例を示して
いる。
【0026】まず、図1〜図3を参照して第一の実施例
を説明する。ただし、図12〜図22に示した従来例の
構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説
明を簡略化する。
【0027】この第一の実施例で示す球面近似骨組み構
造は、図1に示すように、平面四節機構12を、中心材
1の上下に設けた上ハブ15、下ハブ16を介して六等
分した方向に放射状に配置したもので構成されている。
平面四節機構12は、図16に示したものと同一のもの
で構成されている。ただし、図1に示す平面四節機構1
2には、中心材1から固定材10の上端に延びる斜材4
を明記してある。すなわち、斜材4は、一端が図2に示
すように、ピン結合部5及びスライダ3を介して中心材
1に結合され、他端がピン結合部(図示せず)を介して
固定材10の上端に結合されている。
【0028】また、上面材9は、一端がピン結合部5及
び上ハブ15を介して中心材1の上端に結合され、他端
がピン結合部(図示せず)を介して固定材10の上端に
結合されている。下面材11は、一端がピン結合部5及
び下ハブ16を介して中心材1の下端に結合され、他端
がピン結合部(図示せず)を介して固定材10の下端に
結合されている。
【0029】さらに、本実施例では、図1に示すよう
に、同期材13を用いて平面四節機構12を構成してい
る。そして、中心材1を図2に示すように、内筒1a及
び外筒1bによって構成することにより中心材1の上端
と下端との間の距離を可変とし、これによって展開及び
収納が可能となるように構成している。なお、内筒1a
と外筒1bとの間に挿入したバネ(図示せず)によって
展開駆動力を得ており、内筒1aが外筒1bから引き出
されるにしたがって、骨組み構造は図3に示すように、
(a)から(d)へと収納状態になる。
【0030】上記のように構成された球面近似骨組み構
造においては、中心材1を中心にして放射状に延びる平
面四節機構12を同一の幾何形状のもので構成すること
ができるから、低コスト化及び短納期化を達成すること
ができる。
【0031】次ぎに、この発明の第二の実施例を図4を
参照して説明する。ただし、第一の実施例と共通する要
素には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。この
第二の実施例が第一の実施例と異なる点は、中心材1の
上端と下端との距離が固定になっている点、同期材13
が設けられていない点、スライダ3を中心材1の軸方向
に駆動することによって、展開及び収納が行われるよう
になっている点である。
【0032】そして、斜材4の他端は固定材10の上端
に結合されており、中心材1と上面材9との長さの和
と、下面材11と固定材10との長さの和とが等しく構
成されている。また、スライダ3の駆動は、バネ(図示
せず)によって駆動するようになっている。すなわち、
球面近似骨組み構造が収納状態にあるときには、上記バ
ネを圧縮して撓ませた状態に保持し、宇宙空間に出て展
開する際には、バネの保持状態を解いて、同バネの力に
よってスライダ3を中心材1の軸方向に移動させ、これ
により球面近似骨組み構造を自動的に展開するようにな
っている。なお、ピン結合部5に回転バネ(図示せず)
を設け、この回転バネの駆動力により球面近似骨組み構
造を展開するように構成してもよい。
【0033】上記のように構成された球面近似骨組み構
造においても、第一の実施例と同一の作用効果を奏す
る。
【0034】なお、上記第二の実施例においては、斜材
4の他端を固定材10の上端に結合するように構成した
が、斜材4の他端を固定材10の下端に結合するように
構成してもよい。ただしこの場合には、中心材1と下面
材11との長さの和と、上面材9と固定材10との長さ
の和とを等しく構成する必要がある。
【0035】次ぎに、この発明の第三の実施例を図5を
参照して説明する。ただし、第一の実施例と共通する要
素には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。この
第三の実施例が第一の実施例と異なる点は、互いに隣り
合う平面四節機構12の固定材10の上端同士をテンシ
ョンワイヤー(ケーブル材)17を用いて結合している
点である。
【0036】上記のように構成された球面近似骨組み構
造においては、テンションワイヤー17によって、各平
面四節機構12の中心材1回りの回転に関する剛性を向
上させることができる。その他、第一の実施例と同一の
作用効果を奏する。
【0037】次ぎに、この発明の第四の実施例を図6〜
11を参照して説明する。ただし、第四の実施例と共通
する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化す
る。
【0038】この第四の実施例で示す球面近似骨組み構
造は、図6に示すように、第四の実施例で示した球面近
似骨組み構造を基本構造20とし、この基本構造20を
複数組に合わせて大型の球面近似骨組み構造を構成して
ものである。各基本構造20は、固定材10同士を結合
することにより結合されている。
【0039】そして、隣接する基本構造20は、図10
に示すように、各基本構造20における中心材1の上端
から固定材10の上端までの放射方向(矢印で示す)及
び距離Lが定まっており、かつこれらの各上端の位置が
展開状態において所定の径の球面上にあるという第1の
ルールと、結合される基本構造20の中心材1の上端の
位置が隣り合う2つの固定材10の上端から同一の距離
Lにあり、かつ展開状態において所定の径の球面上にあ
るという第2のルールとによって、各中心材1の上端及
び各固定材10の上端の位置が一意に決定されている。
【0040】すなわち、図10中の座標系は紙面がxy
平面に対応しており、球面中心はz軸上に存在してい
る。z軸回りの回転対称性を利用すればy=0及びy=
(√3)xの2つの平面に囲まれた60度分の設計がで
きれば十分である。以下では、上面材9の配置について
の説明を行うが、上面材9の配置が決定できれば、図1
1に示すように、球面中心Cと、上面材9の一端及び他
端とを結ぶ線上に中心材1及び固定材10を配置すると
ともに、下面材11の一端及び他端を配置すれば、平面
四節機構12を決定することが可能である。図11に示
すように、ピン結合部5が中心材1及び固定材10の上
端及び下端に対してオフセットされている場合でも、中
心材1及び固定材10の上端、下端を結ぶ輪郭120を
平面四節機構12とし、その輪郭120を上辺を上面材
9として設計を行うことができるので、本質的な問題は
ない。
【0041】以下、各中心材1の上端及び固定材10の
上端を、図10においてイ、ロ、ハ・・・の記号の節点
で示して説明する。
【0042】節点ロの位置は、節点イと節点ロとの間が
所定の平面四節機構12の距離Lであり、かつ節点ロが
球面上に配置され、図10中xz平面内に存在すること
から、一意に決定することができる。節点ハは、節点イ
から距離Lの位置にあり、球面上に存在し、かつy=
(√3)xの平面に存在することから一意に決定するこ
とができる。すなわち、節点ロ、ハは、節点イから所定
の放射方向及び距離Lにあり、かつ球面上にあるという
第1のルールによって一意に定まる。また、第1のルー
ルは、ある節点からの距離、球面上にあるという条件及
び対称性から導出される平面上に存在する条件とで節点
を決定するものであるというこもできる。
【0043】また、節点ホの位置は、隣り合う2つの節
点ロ、ハから等しい距離Lにあり、かつ球面上に存在す
ることから、一意に決定することができる。すなわち、
上記第2のルールにより、節点ホの位置を一意に決定す
ることができる。そして、上記第1のルール及び第2の
ルールを繰り返すことで、図10に示す各節点イ、ロ、
ハ、ニ、ホ、ヘ・・・を一意に決定することができる。
なお、図10では、第1のルールを矢印で表し、第2の
ルールを菱形で表している。
【0044】一方、図6においては、14個の基本構造
20を結合するとともに、展開した状態を示している。
図中○印は各基本構造20の中心材1の位置を表してい
る。各基本構造20は、図7に示すように、固定材10
の上端に設けた上ハブ18及び固定材10の下端に設け
た下ハブ(図示せず)を介して結合されている。この結
合は、結合板19を用いてネジ19aによって行われて
いる。
【0045】そして、例えば基本機構20における上面
材9の両端間の距離であって、中心材1の中心線上の上
端から固定材10の中心線上の上端との距離が2400
mm、固定材10の中心線上の上下端間の距離が600
mm、中心材1の中心線からピン結合部5のピン中心線
までの距離が22mm、固定材10の中心線からピン結
合部5のピン中心線までの距離が66mm、中心材1の
中心線上の上端及び結合されている固定材10の中央の
上端がすべて曲率半径27.5mの球面上に位置してい
る場合、各基本構造20の中心材11から放射状に延在
する各平面四節機構12の隣り合う2つのなす角度K
(図8参照)の分布を調査してみると、表1のようにな
る。
【0046】
【表1】 ここで基本構造タイプとは、図9に示すように、結合す
る位置によって異なる基本構造20であり、20A〜2
0Eに別れるものである。上記表1の調査結果から、基
本構造20Eが最も角度Kの偏差が大きく、最大が6
4.6度、最小が54.8度である。
【0047】上記のように構成された球面近似骨組み構
造において、収納展開を行うには、中心材1を伸縮する
ことにより行う。基本構造20を複数結合した状態で
は、各基本構造20ごとに展開駆動することは非効率で
あるため、いくつかの基本構造をまとめて展開制御す
る。なお、図4に示す第二の実施例の球面近似骨組み構
造を基本構造20として複数結合した場合には、平面四
節機構12の可動部分のいずれか、あるいは中心材1上
を摺動するスライダ3をバネやモータで移動することに
よって、収納展開を行う。
【0048】そして、上記球面近似骨組み構造によれ
ば、上記第1のルールと、第2のルールとによって、各
中心材1の上端及び各固定材10の上端の位置を一意に
決定することができる。したがって、複数の基本構造2
0A〜20Eを結合することによってより大型の球面近
似骨組み構造を簡単に製造することができ、コストの低
減及び納期の短縮を図ることができる。
【0049】しかも、20A〜20Eからなる14個の
基本構造20は、平面四節機構12や結合部の構造がす
べて同一で、中心材1における5種類のハブ15、16
における平面四節機構の取り付け角度(図8)を変える
ことのみによって構成することができる。したがって、
コストの低減、納期の短縮を図ることができるととも
に、これらのコストの低減、納期の短縮に伴う、設計上
のオーバーヘッドも現実的には、ほとんどない。なお、
平面四節機構12を同一にすることは、上記第1のルー
ルと、第2のルールとの繰り返しのみで実現できる。
【0050】また、角度Kの偏差が2度以内であれば、
テンションワイヤー17の長さを調整することによっ
て、基本構造20の各部材に過大な力が加わったり、展
開動作を損なうことなく、基本構造20の形状を決定す
ることができる。このため、基本構造20A、20B、
20Cについては、角度Kが60.0度、61.0度、
59.0度、59.0度、61.0度、60.0度のハ
ブ15、16を用い、基本構造20D、20Eについて
は、角度Kが58.0度、61.0度、62.0度、5
5.0度、60.0度、63.0度のハブ15、16を
用いることで、全体としては2種類のハブ15、16に
よって14個の基本構造20のすべてをまかなうことが
できる。このように、部品の種類の低減によって、設
計、製造に関わる経費を大幅に削減することができ、か
つ納期の短縮も図ることができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、中心材
(1)の上端と下端との距離を変えることにより、全体
を展開状態にしたり収納状態にしたりすることができ
る。しかも、中心材(1)を中心にして同一幾何形状を
有する平面四節機構(12)によって構成することがで
きるから、低コスト化及び短納期化を達成することがで
きる。
【0052】請求項2に係る発明においては、スライダ
(3)を中心材(1)に沿って移動することにより、全
体を展開状態にしたり収納状態にしたりすることができ
る。しかも、中心材(1)を中心にして同一幾何形状を
有する平面四節機構(12)によって構成することがで
きるから、低コスト化及び短納期化を達成することがで
きる。
【0053】請求項3に係る発明においては、ケーブル
材(17)によって、各平面四節機構(12)の中心材
(1)回りの回転に関する剛性を向上させることができ
る。しかも、中心材(1)を中心にして同一幾何形状を
有する平面四節機構(12)によって構成することがで
きるから、低コスト化及び短納期化を達成することがで
きる。
【0054】請求項4に係る発明においては、各基本構
造(20)を平面四節機構(12)の固定材(10)を
介して結合しているから、結合部の剛性の低下を防止す
ることができる。しかも、各基本構造(20)の平面四
節機構(12)を同一の幾何形状のもので構成すること
ができるから、低コスト化及び短納期化を達成すること
ができる。
【0055】請求項5に係る発明においては、各基本構
造(20)における中心材(1)の上端から固定材(1
0)の上端までの放射方向及び距離が定まっており、か
つこれらの各上端の位置が所定の径の球面上にあるとい
う第1のルールと、結合される基本構造(20)の中心
材(1)の上端の位置が隣り合う2つの固定材(10)
の上端から同一の距離にあり、かつ所定の径の球面上に
あるという第2のルールとによって、各中心材(1)の
上端及び各固定材(10)の上端の位置を一意に決定す
ることができる。したがって、複数の基本構造(20)
を結合することによって、より大型の球面近似骨組み構
造を簡単に製造することができる。しかも、平面四節機
構(12)を同一幾何形状のもので構成することができ
るから、コストの低減及び納期の短縮を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施例として示した球面近似
骨組み構造の斜視図。
【図2】同球面近似骨組み構造の要部側面図。
【図3】同球面近似骨組み構造の展開から収納までの状
態を示す斜視図。
【図4】この発明の第二の実施例として示した球面近似
骨組み構造の斜視図。
【図5】この発明の第三の実施例として示した球面近似
骨組み構造の斜視図。
【図6】この発明の第四の実施例として示した球面近似
骨組み構造の平面図。
【図7】同球面近似骨組み構造における固定材の結合部
の構造を示す斜視図。
【図8】同球面近似骨組み構造の中心材を示す斜視図。
【図9】同球面近似骨組み構造における配置によって異
なる基本構造を示す平面図。
【図10】同球面近似骨組み構造における各基本構造を
配置するための第1のルール及び第2のルールを示す平
面図。
【図11】同球面近似骨組み構造における各基本構造の
平面四節機構を示す側面図。
【図12】第1の従来例として示した傘の図。
【図13】第2の従来例として示したジャンプ傘の図。
【図14】第3の従来例として示した展開アンテナのた
めの傘型展開構造を示す図。
【図15】同傘型展開構造を結合した図。
【図16】第4の従来例として示した平面四節機構の側
面図であって、(a)は展開状態を示す図、(b)は収
納状態を示す図。
【図17】第5の従来例として示した平面四節機構の側
面図であって、(a)は展開状態を示す図、(b)は収
納状態を示す図。
【図18】第6の従来例として示した展開骨組み構造の
斜視図であって、(a)は展開状態を示す図、(b)は
展開と収納の途中の状態を示す図。
【図19】第7の従来例として示した展開骨組み構造の
斜視図。
【図20】同展開骨組み構造を示す要部側面図であっ
て、(a)〜(c)は展開状態から収納状態までを示す
図。
【図21】従来例において、展開骨組み構造によって得
られる球面からパラボラ面を得る構成を示す図。
【図22】従来例の基本構造の配置を示す平面図。
【符号の説明】
1 中心材 3 スライダ 4 斜材 9 上面材 10 固定材 11 下面材 12 平面四節機構 13 同期材 17 ケーブル材 20 基本構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−228805(JP,A) 特開 平6−32293(JP,A) 特開 平4−132402(JP,A) 特開 平2−135902(JP,A) 特開 平7−183723(JP,A) 特開 平2−295206(JP,A) 特開 平1−305607(JP,A) 特開 平5−58396(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 15/14 - 15/20 B64G 1/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心材(1)を中心にして複数の平面四
    節機構(12)を放射方向に配置してなる展開可能な球
    面近似骨組み構造であって、 前記各平面四節機構(12)は、上端と下端との間の距
    離が可変であり、全ての平面四節機構(12)の共有と
    なる前記中心材(1)と、この中心材(1)の上端に一
    端が回転自由に結合された上面材(9)と、前記中心材
    (1)の下端に一端が回転自由に結合された下面材(1
    1)と、上端が前記上面材(9)の他端に回転自由に結
    合され、下端が前記下面材(11)の他端に回転自在に
    結合され、上下端間の距離が固定である固定材(10)
    と、この固定材(10)と前記中心材(1)との間にあ
    って、上端が上面材(9)の中間部に回転自由に結合さ
    れ、下端が下面材(11)の中間部に回転自由に結合さ
    れた同期材(13)と、前記中心材(1)に、軸方向に
    摺動自在に設けられたスライダ(3)と、一端が前記ス
    ライダ(3)に回転自由に結合され、他端が前記固定材
    (10)の上端あるいは下端のいずれか一方に回転自由
    に結合された斜材(4)とを有してなり、 前記各平面四節機構(12)は、同一の幾何形状のもの
    で構成されているとともに、その上面材(9)及び下面
    材(11)が前記中心材(1)を中心にして所定の方向
    に放射状に配置され、かつ中心材(1)及び固定材(1
    0)の各上端が展開状態において所定の径の球面上に位
    置するように構成されていることを特徴とする球面近似
    骨組み構造。
  2. 【請求項2】 中心材(1)を中心にして複数の平面四
    節機構(12)を放射方向に配置してなる展開可能な球
    面近似骨組み構造であって、 前記各平面四節機構(12)は、上端と下端との間の距
    離が固定であり、全ての平面四節機構(12)の共有と
    なる前記中心材(1)と、この中心材(1)の上端に一
    端が回転自由に結合された上面材(9)と、前記中心材
    (1)の下端に一端が回転自由に結合された下面材(1
    1)と、上端が前記上面材(9)の他端に回転自由に結
    合され、下端が前記下面材(11)の他端に回転自在に
    結合され、上下端間の距離が固定である固定材(10)
    と、前記中心材(1)に、軸方向に摺動自在に設けられ
    たスライダ(3)と、一端が前記スライダ(3)に回転
    自由に結合され、他端が前記固定材(10)の上端ある
    いは下端のいずれか一方に回転自由に結合された斜材
    (4)とを有してなり、 前記各平面四節機構(12)は、同一の幾何形状のもの
    で構成されているとともに、その上面材(9)及び下面
    材(11)が前記中心材(1)を中心にして所定の方向
    に放射状に配置され、かつ前記斜材(4)の他端が固定
    材(10)の上端に結合されている場合には中心材
    (1)と上面材(9)との長さの和と、下面材(11)
    と固定材(10)との長さの和とを等しく構成し、前記
    斜材(4)の他端が固定材(10)の下端に結合されて
    いる場合には中心材(1)と下面材(11)との長さの
    和と、上面材(9)と固定材(10)との長さの和とを
    等しく構成し、かつ中心材(1)及び固定材(10)の
    各上端が展開状態において所定の径の球面上に位置する
    ように構成されていることを特徴とする球面近似骨組み
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の球面近似骨
    組み構造において、中心材(1)を中心にして互いに隣
    り合う平面四節機構(12)の固定材(10)の上端同
    士をケーブル材(17)を用いて結合したことを特徴と
    する球面近似骨組み構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    球面近似骨組み構造を基本構造(20)とし、この基本
    構造(20)を複数組に合わせて構成した球面近似骨組
    み構造であって、 隣接する基本構造(20)は、固定材(10)同士を結
    合することにより結合されており、 全ての基本構造(20)の中心材(1)及び固定材(1
    0)の各上端が展開状態において所定の径の球面上に位
    置するように構成されていることを特徴とする球面近似
    骨組み構造。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    球面近似骨組み構造を基本構造(20)とし、この基本
    構造(20)を複数組に合わせて構成した球面近似骨組
    み構造であって、 隣接する基本構造(20)は、固定材(10)同士を結
    合することにより結合されており、 各基本構造(20)における中心材(1)の上端から固
    定材(10)の上端までの放射方向及び距離が定まって
    おり、かつこれらの各上端の位置が展開状態において所
    定の径の球面上にあるという第1のルールと、結合され
    る基本構造(20)の中心材(1)の上端の位置が隣り
    合う2つの固定材(10)の上端から同一の距離にあ
    り、かつ展開状態において所定の径の球面上にあるとい
    う第2のルールとによって、各中心材(1)の上端及び
    各固定材(10)の上端の位置を一意に決定しているこ
    とを特徴とする球面近似骨組み構造。
JP00482897A 1997-01-14 1997-01-14 球面近似骨組み構造 Expired - Fee Related JP3422404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00482897A JP3422404B2 (ja) 1997-01-14 1997-01-14 球面近似骨組み構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00482897A JP3422404B2 (ja) 1997-01-14 1997-01-14 球面近似骨組み構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10200329A JPH10200329A (ja) 1998-07-31
JP3422404B2 true JP3422404B2 (ja) 2003-06-30

Family

ID=11594568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00482897A Expired - Fee Related JP3422404B2 (ja) 1997-01-14 1997-01-14 球面近似骨組み構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3422404B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012160420A1 (en) * 2011-05-26 2012-11-29 Tarik Ozkul Method and apparatus for making stationery parabolic solar collector
TWI480498B (zh) * 2012-10-09 2015-04-11 Tarik Ozkul 用於製造固定式拋物面太陽能收集器之方法及設備
CN107230818B (zh) * 2017-04-28 2019-08-02 湖南航天环宇通信科技股份有限公司 可展开固面反射天线
CN107933962A (zh) * 2017-11-07 2018-04-20 广西大学 一种仿含羞草树形折叠式空间站基础骨架
WO2019211964A1 (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 株式会社テクノソルバ 展開式リフレクタ及び展開式リフレクタ用展開構造物
JP7179290B2 (ja) * 2018-05-01 2022-11-29 株式会社テクノソルバ 展開式リフレクタ及び展開式リフレクタ用展開構造物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10200329A (ja) 1998-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5732656B2 (ja) 展開式アンテナ
JPH0794236B2 (ja) 展開構造物
US6229501B1 (en) Reflector and reflector element for antennas for use in outer space and a method for deploying the reflectors
JP3422404B2 (ja) 球面近似骨組み構造
JP7459237B2 (ja) アンテナ用展開式アセンブリ
JP7179290B2 (ja) 展開式リフレクタ及び展開式リフレクタ用展開構造物
JPH06104479B2 (ja) 展開型トラス構造及び展開力を有するヒンジ機構
JPH11223299A (ja) 筒状展開構造物
JPH06104478B2 (ja) 展開型トラス構造及びその展開同期装置
JP2609673B2 (ja) 展開アンテナ構造体
JPH0558396A (ja) 展開型トラス構造体
JPH07183723A (ja) 展開型アンテナ反射鏡
JP3641186B2 (ja) 展開型トラス構造体及びこれを用いたアンテナ装置
JPH02136396A (ja) 展開トラスアンテナ
JPH06291541A (ja) モジュラーアンテナ
JP3848057B2 (ja) 展開型アンテナ反射鏡面構造物
JP4253711B2 (ja) アンテナ反射鏡
WO2019211964A1 (ja) 展開式リフレクタ及び展開式リフレクタ用展開構造物
JPH04132402A (ja) 展開メッシュアンテナ
JPH0569759B2 (ja)
JP3482341B2 (ja) 保持構造物
JP2000027303A (ja) 支持構造物
JPH11266115A (ja) 展開型アンテナトラス構造
JPH02136398A (ja) 展開トラスアンテナ
JP2000332512A (ja) 支持構造物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees