JP2000332512A - 支持構造物 - Google Patents

支持構造物

Info

Publication number
JP2000332512A
JP2000332512A JP11141201A JP14120199A JP2000332512A JP 2000332512 A JP2000332512 A JP 2000332512A JP 11141201 A JP11141201 A JP 11141201A JP 14120199 A JP14120199 A JP 14120199A JP 2000332512 A JP2000332512 A JP 2000332512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deployable
members
link mechanism
support structure
deployment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11141201A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuteru Yamato
光輝 大和
Jun Nakagawa
潤 中川
Satoshi Harada
聡 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11141201A priority Critical patent/JP2000332512A/ja
Publication of JP2000332512A publication Critical patent/JP2000332512A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、展開型構造物とそれを支える基部
構造とを接続し、展開型構造物と同期して展開可能、か
つ展開後に展開型構造物の姿勢補正が可能である支持構
造物において、基部構造を基準とした、展開構造物と本
支持構造物を組み合わせた構造物の剛性の向上と構造物
全体の収納効率の向上を目的とする。 【解決手段】 支持構造物を構成する伸縮部材1、2と
基部構造30との結合、及び展開型構造物40と基部構
造30との結合に、展開型構造物と同期展開可能である
リンク機構11〜13を介して、各結合点間の距離を長
くとることが可能である点を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に宇宙空間に
おける大型展開構造物、例えば大型アンテナ、宇宙ステ
ーションの骨組構造等を、所定の基部構造上に支持する
ために用いる支持構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙用構造物はH−IIロケット等の打
上げロケットでペイロードとして宇宙空間へ運搬され
る。ペイロードは打上げロケットの運搬能力により打上
時の体積に制限を受けるため、大型構造物をそのままロ
ケットに搭載することが困難となる。したがって、打上
時には畳み込みによって占める体積を小さくし、打上げ
後宇宙空間において展開することによって最終形態とな
る展開構造物が、宇宙構造物として有利な形態であると
考えられている。
【0003】展開構造物を人工衛星の構体等に結合する
場合、特に大型の展開構造物では収納時と展開時の形態
が大きく異なる為、収納時における展開構造物の人工衛
星への結合インターフェース点位置と、展開時における
展開構造物の結合インターフェース点位置とが大きく異
なる。このため、展開構造物を人工衛星の構体等に結合
する支持構造物に関しても、展開構造物と同期して展開
させることにより、展開過程における結合インターフェ
ース点位置の変化に対応可能な形態をとることが必要で
ある。
【0004】一方、展開構造物がアンテナ等の場合、構
造物が熱変形等の形状変形をすることによって指向方向
誤差が発生することが想定される。このため支持構造物
には、宇宙空間においてアンテナ等の展開構造物の指向
方向を補正する機構が必要であると考えられており、近
年では前記支持構造物に指向方向を補正する機構を組み
込んだ構造物が注目されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の指向方向補正機
構を組み込んだ展開構造物の支持構造の特徴は、自身の
長さが可変である伸縮材を支持構造の主とした構成部材
とし、ヒンジ等の単一な連結部品を介して展開構造物及
び人工衛星の基部構造とに結合することを特徴とする。
この支持構造物は、伸縮材の駆動により展開構造物との
同期展開、及び展開後の展開構造物の指向方向の補正を
可能にする。しかしながら、ロケットの衛星搭載スペー
ス及び人工衛星への展開構造物の搭載スペースの制約に
より、展開構造物を結合すべき基部構造の大きさに制約
が生じるため、結果的に基部構造と各伸縮部材との結合
点同士の距離が短い形態となる。したがって、基部構造
を基準にした、支持構造物を含む展開構造物の剛性が大
きくとれないといった問題があった。
【0006】この発明は、従来の支持構造物の特徴であ
る、展開構造物との同期展開及び展開後の展開構造物の
指向方向の補正といった機能を損なわず、前記支持構造
物の欠点である、基部構造を基準にした支持構造物を含
む展開構造物の剛性の低下を解消し、かつ高収納性を実
現することが可能な支持構造物を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の支持構造物
は、展開型構造物と当該展開型構造物を支える基部構造
とを接続する支持構造物において、その一端に該当する
第1の接続部とその他端の該当する第2の接続部とが互
いに異なる位置に形成され、所定の駆動手段の駆動によ
り伸縮して前記第1の接続部と第2の接続部との距離が
変化する複数の伸縮部材と、前記伸縮部材の第1の接続
部と前記展開型構造物とを接続する、回転、移動及び弾
性変形の少なくとも1つが可能な連結部材と、前記複数
の伸縮部材のうち少なくとも1つの伸縮部材の第2の接
続部及び前記展開型構造物の基部構造物への接続部と前
記基部構造物との間をそれぞれ接続する、前記展開型構
造物と同期して展開可能なリンク機構とを具備し、さら
に前記リンク機構は、当該展開後、近似的にトラス構造
を形成するようにしたものである。
【0008】第2の発明の支持構造物は、展開型構造物
と当該展開型構造物を支える基部構造とを接続する支持
構造物において、その一端に該当する第1の接続部とそ
の他端の該当する第2の接続部とが互いに異なる位置に
形成され、所定の駆動手段の駆動により伸縮して前記第
1の接続部と第2の接続部との距離が変化する第1、第
2、第3の伸縮部材と、前記第1の伸縮部材の一端と前
記展開型構造物とを接続する第1の球面ジョイントと、
前記第1の伸縮部材の他端と前記基部構造とを接続する
第1のユニバーサルジョイントと、前記第2、第3の伸
縮部材の一端と前記展開型構造物とをそれぞれ接続する
第2、第3の球面ジョイントと、前記第2、第3の伸縮
部材の他端にそれぞれ設けられた第2、第3のユニバー
サルジョイントと、前記第2、第3のユニバーサルジョ
イントと前記基部構造とをそれぞれ接続する、前記展開
型構造物と同期して展開可能でかつ展開時の運動自由度
が1である第1、第2のリンク機構と、前記展開構造物
の基部構造への結合点1点に設けられた第4の球面ジョ
イントと、前記第4の球面ジョイントに接続する、前記
展開型構造物と同期して展開可能でかつ展開時の運動自
由度が1である第3のリンク機構とを具備し、さらに前
記第1、第2、第3のリンク機構を、展開動作時に機械
的に同期させ、かつ前記第1、第2、第3の伸縮部材そ
れぞれの展開運動時の伸縮プロファイルを規定するよう
にしたものである。
【0009】第3の発明の支持構造物は、第2の発明に
おいて前記第1の球面ジョイントと第4の球面ジョイン
トとを結ぶ直線に対して前記第2、第3のユニバーサル
ジョイントの位置を非対称に配置するようにしたもので
ある。
【0010】第4の発明の支持構造物は、第1、第2、
第3及び第4の棒状部材、前記第1、第2の棒状部材の
先端を剛に結合する金具、前記第3、第4の棒状部材を
相対的に回転可能に結合するラッチ機構付1軸ヒンジ、
当該リンク機構と前記伸縮部材の第2の接続部とを相対
回転可能に結合する第1のヒンジ、前記金具と前記第3
の棒状部材を相対回転可能に結合する第2のヒンジ、当
該リンク機構と前記基部構造物とを相対回転可能に結合
する第3、第4及び第5のヒンジ、前記ラッチ機構付1
軸ヒンジに結合され、リンク機構に展開力を発生するバ
ネとによりリンク機構を構成し、さらに前記ラッチ機構
付1軸ヒンジは、リンク機構の展開後に前記第3、第4
の棒状部材の相対回転を拘束するラッチ機構を有するも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本形態の支持構造
物とその周辺の構成要素を図1に示す。この形態は、請
求項1〜請求項4の発明に対応する。但し請求項1の発
明の場合は、伸縮部材数、リンク機構数、及び球面ジョ
イント、ユニバーサルジョイント等のジョイント配置は
問わない。
【0012】この形態では、請求項1の発明の展開型構
造物及び基部構造はそれぞれ展開型構造物40及び基部
構造30に対応し、伸縮部材は伸縮部材1〜3に対応す
る。伸縮部材1〜3は連結部材である球面ジョイント4
〜6を介して、展開型構造物40に結合する。さらに、
伸縮部材1、2は、連結部材であるユニバーサルジョイ
ント7、8を介して、リンク機構11、12に結合す
る。伸縮部材3は連結部材であるユニバーサルジョイン
ト9を介して、基部構造30に結合する。また、展開型
構造物40は、連結部材である球面ジョイント10を介
して、リンク機構13に結合する。尚、基部構造30は
ブーム31により衛星構体へ結合する。
【0013】図2(a)は、図1におけるリンク機構1
1の形態を示す図である。リンク機構12、13も同一
の構成である。リンク機構11は、棒状部材14〜1
7、ヒンジ7、19〜22、金具23、つる巻きバネ2
4、ラッチ機構付1軸ヒンジ18にて構成する。棒状部
材16、17は1軸ヒンジ18を介して結合し相対的に
回転が可能である。また、棒状部材14、15は先端を
金具23にて剛に結合する。金具23と棒状部材16と
はヒンジ19にて相対回転可能な構成で結合する。リン
ク機構11と基部構造とはヒンジ20〜21にて相対回
転可能な構成で結合する。さらにリンク機構11は、ヒ
ンジ7にて伸縮部材1と結合する。各ヒンジ18〜22
の回転軸の方向は一致させる。
【0014】図2(b)(c)は上記棒状部材16と1
7とを回転自在に結合する上記ラッチ機構付1軸ヒンジ
18を示す図であり、ラッチ機構付1軸ヒンジ18は上
記棒状部材16と17との相対回転を拘束するラッチ機
構を有している。このラッチ機構付1軸ヒンジ18はそ
の外周の所定部にラッチ溝hを形成した円板18a、上
記棒状部材16に結合され、つる巻バネ24の展開駆動
力により棒状部材16の回動に伴い上記円板18aの外
周上を摺動し、図2(c)に示すように棒状部材16の
展開後に上記ラッチ溝hにかん合するラッチ部材18b
とを有している。また上記ラッチ部材18bは、バネを
内蔵しており、このバネにより上記円板18aの外周に
対し押し付けている。
【0015】図3は、リンク機構11の展開挙動を示し
たものである。リンク機構12、13も同一の挙動であ
る。リンク機構11は、つる巻きバネ24により自身が
展開駆動力を有する。展開後はヒンジ18のラッチ機構
が作動し、棒状部材16、17の相対回転を拘束するこ
とにより、リンク機構11を近似的にトラス構造とする
ことによって、剛な構造体を形成する。
【0016】図4は、伸縮部材1の形態を示すものであ
る。伸縮部材2、3も同一の構成である。伸縮部材1
は、筒状部材A25、筒状部材B26、モータ27、ボ
ールネジ28、ギヤ29によって構成される。モータ2
7を駆動させることにより、ギヤ29を介してボールネ
ジ28を回転させることにより、筒状部材A25と筒状
部材B26との相対距離を変化させることが可能であ
る。したがって伸縮部材1の両端であるヒンジ4、7間
の相対距離を変化させることができる。
【0017】図5は、本形態の支持構造物の展開途中の
形態を示すものである。本形態の支持構造物は、結合す
る展開型構造物40の展開と同期して、伸縮部材1、
2、3、リンク機構11、12、13を駆動させ、支持
構造物全体を同期展開させることができる。
【0018】図1の形態に加えて、リンク機構11〜1
3をワイヤ及びプーリ等を用いて同期展開させるととも
に、各伸縮部材に対して展開動作時の伸縮量プロファイ
ルを与えたものが請求項2に対応する。展開構造物と支
持構造物を組み合わせた構造物の展開動作時の運動自由
度は次のように算出できる。展開構造物の有す自由度は
並進3自由度、回転3自由度、形態変化1自由度の合計
7自由度。伸縮部材の有す自由度は、同様に、並進3自
由度、回転3自由度、形態変化1自由度の合計7自由度
であり、伸縮部材は3本あるので3倍の21自由度。リ
ンク機構は形態変化1自由度であり、3組あるので3倍
の3自由度。一方拘束自由度については以下のように算
出できる。球面ジョイントは3拘束自由度を有し、4組
あるので12自由度拘束。ユニバーサルジョイントは4
拘束自由度を有し、3組あるので12自由度拘束。展開
構造物は自身がワイヤ等により展開拘束を行う為、1拘
束自由度を有す。また、リンク機構は3組を同期させる
為2拘束自由度を有す。さらに各伸縮部材の伸縮プロフ
ァイルを規定する為、1本につき1拘束自由度合計3拘
束自由度を有す。以上より展開構造物と支持構造物を組
み合わせた構造物の総合自由度は、(7+21+3)−
(12+12+1+2+3)=1とすることができる。
【0019】図6は、本形態の支持構造物によって、結
合する展開構造物の姿勢補正挙動を示すものである。本
図は請求項2に対応する。図6の各X,Y,Z軸をそれ
ぞれ、ピッチ、ロール、ヨー軸と呼ぶことにする。本支
持構造は、伸縮部材1〜3の長さを変えることにより、
球面ジョイント10をピボット点として、結合する展開
構造物をピッチ軸、ロール軸、ヨー軸まわりに回転させ
て姿勢補正を行うことが可能である。
【0020】実施の形態2.この形態の支持構造物とそ
の周辺の構成要素を図7に示す。この形態は、請求項3
の発明に対応する。
【0021】図7に示すようにこの発明の支持構造物
は、展開構造物40とリンク機構13とを結合している
球面ジョイント10と、展開構造物40と伸縮部材3と
を結合している第1の球面ジョイント6とを結ぶ直線に
関して、リンク機構11、12と伸縮部材1、2とを結
合しているユニバーサルジョイント7、8の両点を、非
対称に配置した形態をとる。
【0022】この発明の支持構造物は、前記形態をとる
ことによって、展開構造物40の姿勢補正時においてロ
ール軸とヨー軸まわりの回転自由度が特異な関係となっ
て互いに連成動作することを防ぐことにより、基部構造
30を基準とした展開構造物と保持構造物を組み合わせ
た構造物の、ロール軸及びヨー軸まわりの剛性低下を防
ぐことが可能である。
【0023】なお図8は従来の支持構造物の構成を示す
ものである。各伸縮部材が直接基部構造に結合してお
り、各結合点の距離を大きくとることができない。
【0024】
【発明の効果】第1の発明の支持構造物は、支持する展
開構造物と同期展開可能なリンク機構を用いることによ
り、支持構造物を構成する複数の伸縮材と基部構造との
各結合点間の距離を長くとることができ、収納性を損な
わず支持構造物の剛性の増加を実現することができる。
これにより例えば宇宙空間における大型構造物の高精度
な姿勢制御及び位置精度の確保が容易になる。
【0025】第2の発明の支持構造物は、第1の発明に
よる支持構造物の特徴を備えていることに加え、支持構
造物の展開制御を容易にする為、展開制御用のハードウ
ェアの削減や制御ロジックの簡素化が可能となる。また
機構学的に過拘束となることを避けている為、熱変形等
による部材の変形を原因とした展開抵抗力を受け難く、
高い展開信頼性を確保することが可能である。
【0026】第3の発明の支持構造物は、第1、第2の
発明による支持構造物の特徴を備えていることに加え、
構成部材の配置を非対称にすることにより、展開構造物
の展開後の姿勢補正動作時における支持構造の構造学的
自由度が特異になることを防ぎ、支持構造物の剛性低下
を避けることが可能となる。したがって大型構造物の高
精度な姿勢制御及び位置制御の確保が容易になる。
【0027】第4の発明の支持構造物は、第1〜第3の
発明に用いるリンク機構を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の支持構造物の実施の形態を示す全
体外観斜視図である。
【図2】 この発明の支持構造物を構成するリンク機構
の実施の形態を示す全体外観斜視図である。
【図3】 この発明の支持構造物を構成するリンク機構
の展開挙動を示す図である。
【図4】 この発明の支持構造物を構成する伸縮部材の
実施の形態を示す図である。
【図5】 この発明の支持構造物の展開挙動を示す全体
外観斜視図である。
【図6】 この発明の支持構造物の姿勢補正挙動を示す
全体外観斜視図である。
【図7】 この発明の支持構造物であり、幾何学的に非
対称な構造の実施の形態を示す外観正面図である。
【図8】 従来の支持構造物の実施の形態を示す全体外
観斜視図である。
【符号の説明】
1、2、3 伸縮部材、4、5、6、10 球面ジョイ
ント、7、8、9 ユニバーサルジョイント、11、1
2、13 リンク機構、14、15、16、17 棒状
部材、18 ラッチ機構付1軸ヒンジ、19、20、2
1、22 ヒンジ、23 金具、24 つる巻きバネ、
25 筒状部材A、26 筒状部材B、27 モータ、
28 ボールネジ、29 ギヤ、30 基部構造、31
ブーム、40 展開型構造物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 潤 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 原田 聡 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J046 AA02 AA05 AA10 AA18 AB00 DA01 DA03 DA05 5J047 AA02 AA05 AA10 AA18 AB00 BA01 BA10 BA11 BB22 BC15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展開型構造物と当該展開型構造物を支え
    る基部構造とを接続する支持構造物において、その一端
    に該当する第1の接続部とその他端の該当する第2の接
    続部とが互いに異なる位置に形成され、所定の駆動手段
    の駆動により伸縮して前記第1の接続部と第2の接続部
    との距離が変化する複数の伸縮部材と、前記伸縮部材の
    第1の接続部と前記展開型構造物とを接続する、回転、
    移動及び弾性変形の少なくとも1つが可能な連結部材
    と、前記複数の伸縮部材のうち少なくとも1つの伸縮部
    材の第2の接続部及び前記展開型構造物の基部構造物へ
    の接続部と前記基部構造物との間をそれぞれ接続する、
    前記展開型構造物と同期して展開可能なリンク機構とを
    具備し、さらに前記リンク機構は、当該展開後、近似的
    にトラス構造を形成することを特徴とする支持構造物。
  2. 【請求項2】 展開型構造物と当該展開型構造物を支え
    る基部構造とを接続する支持構造物において、その一端
    に該当する第1の接続部とその他端の該当する第2の接
    続部とが互いに異なる位置に形成され、所定の駆動手段
    の駆動により伸縮して前記第1の接続部と第2の接続部
    との距離が変化する第1、第2、第3の伸縮部材と、前
    記第1の伸縮部材の一端と前記展開型構造物とを接続す
    る第1の球面ジョイントと、前記第1の伸縮部材の他端
    と前記基部構造とを接続する第1のユニバーサルジョイ
    ントと、前記第2、第3の伸縮部材の一端と前記展開型
    構造物とをそれぞれ接続する第2、第3の球面ジョイン
    トと、前記第2、第3の伸縮部材の他端にそれぞれ設け
    られた第2、第3のユニバーサルジョイントと、前記第
    2、第3のユニバーサルジョイントと前記基部構造とを
    それぞれ接続する、前記展開型構造物と同期して展開可
    能でかつ展開時の運動自由度が1である第1、第2のリ
    ンク機構と、前記展開構造物の基部構造への結合点1点
    に設けられた第4の球面ジョイントと、前記第4の球面
    ジョイントに接続する、前記展開型構造物と同期して展
    開可能でかつ展開時の運動自由度が1である第3のリン
    ク機構とを具備し、さらに前記第1、第2、第3のリン
    ク機構を、展開動作時に機械的に同期させ、かつ前記第
    1、第2、第3の伸縮部材それぞれの展開運動時の伸縮
    プロファイルを規定することを特徴とする支持構造物。
  3. 【請求項3】 前記第1の球面ジョイントと第4の球面
    ジョイントとを結ぶ直線に対して前記第2、第3のユニ
    バーサルジョイントの位置を非対称に配置したことを特
    徴とする請求項2記載の支持構造物。
  4. 【請求項4】 第1、第2、第3及び第4の棒状部材、
    前記第1、第2の棒状部材の先端を剛に結合する金具、
    前記第3、第4の棒状部材を相対的に回転可能に結合す
    るラッチ付1軸ヒンジ、当該リンク機構と前記伸縮部材
    の第2の接続部とを相対回転可能に結合する第1のヒン
    ジ、前記金具と前記第3の棒状部材を相対回転可能に結
    合する第2のヒンジ、当該リンク機構と前記基部構造物
    とを相対回転可能に結合する第3、第4及び第5のヒン
    ジ、前記ラッチ付1軸ヒンジに結合され、リンク機構に
    展開力を発生するバネとによりリンク機構を構成し、さ
    らに前記ラッチ付1軸ヒンジは、リンク機構の展開後に
    前記第3、第4の棒状部材の相対回転を拘束するラッチ
    機構を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか記
    載の支持構造物。
JP11141201A 1999-05-21 1999-05-21 支持構造物 Pending JP2000332512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141201A JP2000332512A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 支持構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141201A JP2000332512A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 支持構造物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000332512A true JP2000332512A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15286508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11141201A Pending JP2000332512A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 支持構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000332512A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106129578A (zh) * 2016-07-15 2016-11-16 上海宇航系统工程研究所 一种星载平面天线支撑桁架
CN107742772A (zh) * 2017-09-25 2018-02-27 上海卫星工程研究所 花瓣式可展开固面天线展开机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106129578A (zh) * 2016-07-15 2016-11-16 上海宇航系统工程研究所 一种星载平面天线支撑桁架
CN106129578B (zh) * 2016-07-15 2019-05-24 上海宇航系统工程研究所 一种星载平面天线支撑桁架
CN107742772A (zh) * 2017-09-25 2018-02-27 上海卫星工程研究所 花瓣式可展开固面天线展开机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030145552A1 (en) Frame structure
WO2005027186A2 (ja) 展開型反射鏡
JP3648711B2 (ja) 展開型連結構造体及びその展開方法
JP3495314B2 (ja) セグメントから構成されたディッシュ反射器のコンパクトな積込みのためのシステム
JP4876941B2 (ja) 展開型アンテナ
JPS5825701A (ja) 折りたたみ式アンテナ反射鏡
JP2000332512A (ja) 支持構造物
JP2618911B2 (ja) トラス構造体
JP3422404B2 (ja) 球面近似骨組み構造
JP3095392B2 (ja) メッシュアンテナ
JP2642591B2 (ja) 展開型アンテナ反射鏡
JPH0659880B2 (ja) 展開式骨組構造物
JPH10236398A (ja) 展開構造物
CN113871892A (zh) 一种基于Bennett机构的空间可展开固面天线及应用
JP2000027303A (ja) 支持構造物
JP3195055B2 (ja) 展開型トラス構造体
JP2019195151A (ja) 展開式リフレクタ及び展開式リフレクタ用展開構造物
JPH08288732A (ja) アンテナ指向方向調整装置
JPH09307339A (ja) 伸展形ヘリカルアンテナ装置
JP2538619B2 (ja) 展開トラスト
US20230004074A1 (en) Parallel link apparatus
JPH06104479B2 (ja) 展開型トラス構造及び展開力を有するヒンジ機構
JPS6249705A (ja) 展開型アンテナリフレクタ
JP4253711B2 (ja) アンテナ反射鏡
JP3133056B2 (ja) 展開アンテナ及び環状体の同期駆動機構