JP3421241B2 - エレベータのデータ管理装置 - Google Patents

エレベータのデータ管理装置

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JP3421241B2
JP3421241B2 JP10806098A JP10806098A JP3421241B2 JP 3421241 B2 JP3421241 B2 JP 3421241B2 JP 10806098 A JP10806098 A JP 10806098A JP 10806098 A JP10806098 A JP 10806098A JP 3421241 B2 JP3421241 B2 JP 3421241B2
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control program
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data
unit
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史佳 寺島
武喜 安藤
礼 石田
忠昭 千葉
昌二 矢川
肇 岡本
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの制御
装置に記憶される制御プログラムデータを管理するエレ
ベータのデータ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各マイコンエレベータを制御する
制御プログラムデータは、エレベータの納入先ごとにフ
ロッピーディスク等の記憶媒体に読み出して保存するこ
とにより、データの管理を行うようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のものでは、エレベータの仕様変更等による制御プロ
グラムデータの変更を行う場合、管理している記憶媒体
から制御プログラムデータを端末に読み出し、この後、
変更作業を行う。しかしながら、当該エレベータの制御
プログラムデータが変更作業中であることは変更作業の
担当者等限られた部門にしか通告されない可能性があ
り、このため、プログラム変更や変更を施した制御プロ
グラムデータの送信等の間に、変更中であることを認識
しない第三者が他の目的を持って、例えば制御プログラ
ムデータの訂正を行ってしまう恐れがある。この場合、
当該エレベータ本体の制御プログラムデータと記憶媒体
により管理している制御プログラムデータに相違が生じ
てしまうため、後に変更後の制御プログラムデータ全体
をエレベータ本体の制御プログラムデータと書き替える
と、先の第三者が行った訂正が消去してしまうという問
題があった。また、プログラムの変更部分だけをエレベ
ータ本体の制御プログラムデータに追加すると、前記変
更部分を書き込んだアドレスと前記第三者による訂正を
記したアドレスが一致してしまい、制御プログラムデー
タが有効に機能しなくなるという問題もあった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータ本体
の制御プログラムデータと管理される制御プログラムデ
ータとの確実な一致を維持することのできるエレベータ
のデータ管理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、エレベータの制御装置に記憶される制御プ
ログラムデータの読み出しを行う読み出し手段、および
前記制御装置に記憶される制御プログラムデータの書き
込みを行う書き込み手段から成る入出力部と、この入出
力部に接続され前記制御プログラムデータの送受信を行
う複数の通信端末と、通信回線を介して前記通信端末と
接続され、前記制御プログラムデータを保存する大容量
記憶部とを有するエレベータのデータ管理装置におい
て、前記大容量記憶部に、エレベータの製造番号ごとに
設けられ、前記制御プログラムデータを保存する制御プ
ログラムデータ保存領域と、エレベータの製造番号ごと
に設けられ、前記制御プログラムデータの変更部分ある
いは変更された前記制御プログラムデータ全体を保存す
る変更プログラムデータ保存領域とを備えるとともに、
前記制御プログラムデータに、前記制御プログラム変更
における作業状態を示す状態識別子を付加し、この状態
識別子の値に応じて前記通信端末からの処理を制限する
構成にしてある。
【0006】前記のように構成した本発明によれば、エ
レベータの制御装置に記憶される制御プログラムデータ
の変更作業を行う場合、所定の通信端末により製造番号
に基づき大容量記憶部の制御プログラムデータ保存領域
から対象となる制御プログラムデータを読み出すととも
に、一連の変更処理を行う。このとき、進行中のそれぞ
れの作業状態を示す状態識別子が付加され、この状態識
別子に基づき他の通信端末からの処理を制限する。すな
わち、変更処理中に他の通信端末が、例えば変更の対象
となっている制御プログラムデータ保存領域からデータ
の読み出すことや書き込み処理を行うことを制限する。
これによって、変更処理中であることを知らない第三者
により変更対象となる制御プログラムデータが訂正され
ることを防止することができ、したがって、エレベータ
本体の制御プログラムデータと管理される制御プログラ
ムデータとの確実な一致を維持することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータのデー
タ管理装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明のエレベータのデータ管理装
置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1のデータ
管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【0009】一般にエレベータは図1に示すように、上
部の機械室1aに電動機2aおよび制御装置3aが設け
られており、図示しない主電源から電力を供給すること
により電動機2aが起動し、機械室1a下方に形成され
る昇降路4a内を乗かご5aおよびつり合いおもり6a
が昇降するようになっている。また、他のエレベータも
同様に構成されており、すなわち、機械室1bに電動機
2bおよび制御装置3bが設けられ、機械室1b下方の
昇降路4b内を乗かご5bおよびつり合いおもり6bが
昇降するようになっている。
【0010】そして、本実施形態のデータ管理装置は図
1に示すように、制御装置3a、3bに記憶される制御
プログラムデータの読み出を行う読み出し手段8および
制御装置3a、3bに記憶される制御プログラムデータ
の書き込みを行う書き込み手段9から成る入出力部7
と、入出力部7に接続され前記制御プログラムデータの
送受信を行う複数の通信端末10a〜10cと、通信回
線12を介して通信端末10a〜10cと接続され、前
記制御プログラムデータを保存する大容量記憶部13と
を有している。また、前記の通信端末10a〜10cは
それぞれ、状態判定部11a〜11cを備えており、大
容量記憶部13内の後述する状態識別子を検索し、その
値により処理を制限するようになっている。さらに、大
容量記憶部13に、製造番号14a、14bごとに設け
られ、制御プログラムデータを保存する制御プログラム
データ保存領域15a、15bと、製造番号14a、1
4bごとに設けられ、制御プログラムデータの変更部分
あるいは変更された前記制御プログラムデータ全体を保
存する変更プログラムデータ保存領域18a、18bと
を備えている。なお、16a、16bは制御プログラム
変更における作業状態を示す状態識別子、17a、17
bは制御プログラムデータである。
【0011】この実施形態にあっては図2に示すよう
に、例えばエレベータの仕様変更により制御装置3aに
係る制御プログラムデータの変更を行う場合、まず手順
S1に示すように通信端末10aは製造番号に基づき大
容量記憶部13の制御プログラムデータ保存領域15a
から制御プログラムデータ17aを読み出すとともに、
この制御プログラムデータ17a付加されている状態識
別子16aを変更作業中であることを示す値に変える。
この状態識別子16aの値により他の通信端末10b、
10cからの例えば読み出しや書き込み処理が制限され
る。すなわち、他の通信端末10b、10cがこのとき
読み出し処理を行なおうとすると、その都度状態判定部
11b、11cにより対象の制御プログラムデータの状
態識別子16aが検索され、通信端末10b、10cの
図示しない画面上に警告表示をしてエレベータの故障復
旧等の緊急時以外の読み出しを制限する。同様に、他の
通信端末10b、10cが書き込み処理を行なおうとす
ると、状態判定部11b、11cにより状態識別子16
aが検索され、書き込み処理を制限する。
【0012】次いで、手順S2として制御プログラムデ
ータの変更終了後、通信端末10aは変更プログラムデ
ータを大容量記憶部13の変更プログラムデータ保存領
域18aに保存するとともに、このとき状態識別子16
aを保存作業中であることを示す値に変える。この後、
手順S3として通信端末10aにより変更プログラムデ
ータ保存領域18aから変更プログラムデータが読み出
され、状態識別子16aは読み出し作業中であることを
示す値に変えられる。次に、手順S4として前記の変更
プログラムデータは入出力部7の書き込み手段8を介し
て制御装置3aに書き込まれる。しかして、手順S5と
して現地変更が終了した制御装置3aから入出力部7の
読み出し手段9を介して制御プログラムデータが読み出
され、手順S6として通信端末10aを介して大容量記
憶部13の制御プログラムデータ保存領域15aに保存
されるとともに、状態識別子16aを保存済みであるこ
とを示す値に変え、他の通信端末10b、10cからの
読み出しや書き込み処理の制限を解除する。
【0013】このように構成した実施形態では、制御プ
ログラムデータの変更処理中に他の通信端末からの読み
出しや書き込み処理を制限するため、変更処理中である
ことを知らない第三者により変更対象となる制御プログ
ラムデータが訂正されることを防止することができ、し
たがって、エレベータ本体の制御プログラムデータと管
理される制御プログラムデータとの確実な一致を維持す
ることができる。また、作業状態ごとに制御プログラム
データに付加されている状態識別子16a、16bを変
えるようになっているため、通信端末10a〜10cに
あっては状態判定部11a〜11cを介して状態識別子
16a、16bを検索することにより作業の進捗状況を
容易に確認することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、エ
レベータ本体の制御プログラムデータと管理される制御
プログラムデータとの確実な一致を維持することがで
き、これによって、制御プログラムデータの円滑な管理
処理を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のエレベータのデータ管理装置の
一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ管理装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
3a、3b 制御装置 7 入出力部 8 書き込み手段 9 読み出し手段 10a〜10c 通信端末 11a〜11c 状態判定部 12 通信回線 13 大容量記憶部 14a、14b 製造番号 15a、15b 制御プログラムデータ保存領域 16a、16b 状態識別子 17a、17b 制御プログラムデータ 18a、18b 変更プログラムデータ保存領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 忠昭 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 矢川 昌二 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 岡本 肇 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステム内 (56)参考文献 特開 平10−91405(JP,A) 特開 平7−219752(JP,A) 特開 平10−83363(JP,A) 特開 平9−258967(JP,A) 特開 平7−334351(JP,A) 特開 昭63−258382(JP,A) 特開 平7−172713(JP,A) 特開 平2−239072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 3/00,5/00 G06F 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの制御装置に記憶される制御
    プログラムデータの読み出しを行う読み出し手段、およ
    び前記制御装置に記憶される制御プログラムデータの書
    き込みを行う書き込み手段から成る入出力部と、この入
    出力部に接続され前記制御プログラムデータの送受信を
    行う複数の通信端末と、通信回線を介して前記通信端末
    と接続され、前記制御プログラムデータを保存する大容
    量記憶部とを有するエレベータのデータ管理装置におい
    て、 前記大容量記憶部に、エレベータの製造番号ごとに設け
    られ、前記制御プログラムデータを保存する制御プログ
    ラムデータ保存領域と、エレベータの製造番号ごとに設
    けられ、前記制御プログラムデータの変更部分あるいは
    変更された前記制御プログラムデータ全体を保存する変
    更プログラムデータ保存領域とを備えるとともに、前記
    制御プログラムデータに、前記制御プログラム変更にお
    ける作業状態を示す状態識別子を付加し、この状態識別
    子の値に応じて前記通信端末からの処理を制限すること
    を特徴とするエレベータのデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記状態識別子は、少なくとも前記制御
    プログラムデータの変更開始と、前記変更プログラムデ
    ータ保存領域への保存と、前記変更プログラムデータ保
    存領域からの読み出しと、前記制御プログラムデータ保
    存領域への保存とに応じてそれぞれ異なる値が設定され
    ることを特徴とする請求項1記載のエレベータのデータ
    管理装置。
JP10806098A 1998-04-17 1998-04-17 エレベータのデータ管理装置 Expired - Lifetime JP3421241B2 (ja)

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JPH11301937A JPH11301937A (ja) 1999-11-02
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