JP3420916B2 - クロロプレン共重合体 - Google Patents
クロロプレン共重合体Info
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Description
単位と2−クロロ−1,3−ブタジエン(以下、クロロ
プレンと言う)単量体単位、及び1−クロロ−1,3−
ブタジエン単量体単位及び/または2,3−ジクロロ−
1,3−ブタジエン単量体単位とからなるクロロプレン
共重合体に関するものであり、更に詳しくは、耐寒性と
耐溶剤性に優れたオレフィン単量体単位とクロロプレン
単量体単位を含む新規な共重合体に関するものである。
ラ系触媒によって製造されていることは公知である。1
980年以降、遷移金属化合物と有機アルミニウム化合
物からなるいわゆる均一系チーグラ−ナッタ触媒系を用
いた重合体の合成方法が多数報告されている(Adv.Orga
nomet.Chem.,18,99(1980) など)。更に、最近になって
ジエン類の合成が試みられている(Polym.Commun.,29(1
0),305(1988)など)が、分子内にハロゲンを含有するジ
エンモノマーの成功例は報告されていない。
重合で製造されている。クロロプレン重合体の特性を改
良する手段の一つとして、コモノマー成分をラジカル共
重合させる方法があり、幾つかのクロロプレン共重合体
が提示されてきた。コモノマーとしては、2,3−ジク
ロロ−1,3−ブタジエン、1−クロロ−1,3−ブタ
ジエン、アクリロニトリル、メタクリル酸及びこれらの
エステル類などが知られている(Rubber Chemistry and
Technology,49,670(1976)など)。
プレン単量体は他の単量体に比較して、ラジカル重合速
度が非常に速く、実用上、共重合する単量体の種類は限
られていた。また、共重合する単量体の中でも硫黄と
2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンと1−クロロ−
1,3−ブタジエンを除いた他の単量体は、クロロプレ
ン単量体に比較して共重合性が低いため分子内に取り込
まれ難いという本質的な問題を有していた。
して知られ、これらの重合体である、例えば、ポリエチ
レンやポリプロピレンが汎用樹脂として広く利用されて
いることは周知である。しかしながら、オレフィン類の
ラジカル重合反応性はクロロプレンに比べて著しく低い
ため、これまでクロロプレンとオレフィン類との共重合
体を得ることは不可能と認識され、これら共重合体の成
功例に関する報告は皆無であった。
を打開するため、オレフィン類とクロロプレンの共重合
体を得る方法について鋭意研究した結果、特殊な触媒系
の存在下でオレフィン類とクロロプレン単量体が有意に
共重合することを見い出し、本発明を完成させるに到っ
た。
フィン単量体単位とクロロプレン単量体単位を有し、か
つ1−クロロ−1,3−ブタジエン単量体単位及び/ま
たは2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン単量体単位
を含み、重量平均重合度が10〜100000のクロロ
プレン共重合体である。
用いるオレフィンとは、炭素数が2〜10のオレフィン
単量体を指し、一例を挙げれば、エチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテンなど
である。経済性と反応性の観点から、エチレンあるいは
プロピレンが好んで用いられる。これらは一種類、また
は二種類以上の混合物として用いられる。
体が、クロロプレン単量体と1−クロロ−1,3−ブタ
ジエン単量体及び/または2,3−ジクロロ−1,3−
ブタジエン単量体との混合物として用いられる。
は、後述するクロロプレン共重合体の特性を損なわない
範囲で、上述の単量体以外のクロロプレンと共重合可能
な他の単量体が少量共重合されていても良く、これらも
本発明に含まれる。共重合される他の単量体の一例を挙
げれば、炭素数が11〜20までのオレフィン、塩化ビ
ニルや塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニル化合物、
ブタジエンやイソプレンなどの共役ジエン化合物、スチ
レン、p−クロロスチレン、p−t−ブチルスチレン、
p−メチルスチレン、ジビニルベンゼンなどの芳香族化
合物などであり、少なくとも一種類以上用いることがで
きる。
触媒と重合操作である。以下に、本発明によるクロロプ
レン共重合体の製造方法を詳細に説明する。まず、本発
明で好適に用いられる遷移金属化合物は下記の一般式
(1)で示される遷移金属化合物である。
シクロペンタジエニル基、非置換または置換1−インデ
ニル基、非置換または置換ベンゾ−1−インデニル基ま
たは非置換または置換9−フルオレニル基であり、A3
及びA4 は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、ま
たはそれぞれ炭素数6〜20のアリール基、アルキルア
リール基、アリールアルキル基もしくはハロゲン化アリ
ール基、または酸素、窒素、硫黄もしくは珪素から選ば
れた原子を含む炭素数1〜20の炭化水素基、またはR
3 3Si(R3 は炭素数1〜5のアルキル基)であり、
QはA1 及びA2を連結する炭素数2〜10の炭化水素
基または珪素、ゲルマニウムもしくは錫を含む炭素数1
〜10の炭化水素基、または炭素、珪素、ゲルマニウム
もしくは錫原子であり、またA3 及びA4は互いに連結
していてA3 、A4 及びQの間で環構造を形成していて
もよい、R1 及びR2 はハロゲン原子、水素原子、炭素
数1〜10のアルキル基、アルキルアリール基もしくは
アリールアルキル基もしくは−OR4 (R4 は炭素数1
〜10の炭化水素基、Oは酸素原子)、−NR5 2(R5
は炭素数1〜10の炭化水素基、Nは窒素原子)であ
り、かつMはジルコニウム、チタンまたはハフニウムで
ある。
ペンタジエニル基、メチルシクロペンタジエニル基、ジ
メチルシクロペンタジエニル基、1−インデニル基、2
−メチル−1−インデニル基、テトラヒドロ−1−イン
デニル基、4,5−ベンゾ−1−インデニル基、4−
(1−ナフチル)−1−インデニル基、9−フルオレニ
ル基、メチル−9−フルオレニル基、2,7−ジ−ター
シャリー−ブチル−9−フルオレニル基などである。
子、メチル基、エチル基、プロピル基、フェニル基、ト
ルイル基、フルオロフェニル基、メトキシフェニル基、
ベンジル基などである。
の炭化水素基または珪素、ゲルマニウム、錫を含む炭素
数1〜10の炭化水素基または炭素、珪素、ゲルマニウ
ムもしくは錫原子であり、好ましくは炭素数2〜10の
炭化水素基、炭素原子、珪素原子である。
A4 及びQの間で環構造を形成していてもよく、そのよ
うな場合に、A3 、A4 及びQがなす基としては、シク
ロペンチリデン基、シクロヘキシリデン基、テトラヒド
ロピラン−4−イリデン基などを挙げることができる。
素数1〜10のアルキル基、珪素含有アルキル基、炭素
数6〜20のアリール基、アルキルアリール基、アリー
ルアルキル基を示す。R1 、R2 の好ましい具体例とし
ては、塩素原子、メチル基、フェニル基、トリメチルシ
リルメチル基、メトキシ基、ジメチルアミノ基などを挙
げることができる。
移金属化合物は架橋性配位子を有していることを特徴と
している。こうした遷移金属化合物を使用することによ
りオレフィン単量体とクロロプレン単量体との共重合を
進行させることができる。
物が挙げられる。ジメチルメチレンビス(1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジエチルメチレンビス
(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジn−プ
ロピルメチレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジi−プロピルメチレンビス(1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、メチルエチルメチレンビ
ス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、メチル
n−プロピルメチレンビス(1−インデニル)ジルコニ
ウムジクロリド、メチルi−プロピルメチレンビス(1
−インデニル)ジルコニウムジクロリド、エチルn−プ
ロピルメチレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、エチルi−プロピルメチレンビス(1−イン
デニル)ジルコニウムジクロリド。
ル)ジルコニウムジクロリド、シクロぺンチリデンビス
(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニ
ルメチレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロ
リド、ジメチルメチレン(1−インデニル)(2−メチ
ル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチ
ルメチレン(1−インデニル)(2−エチル−1−イン
デニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレン
(1−インデニル)(2−フェニル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレン(1−イン
デニル)(2−メチル−4−フェニル−1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレン(1−
インデニル)(4−フェニル−1−インデニル)ジルコ
ニウムジクロリド、ジメチルメチレン(1−インデニ
ル){4−(1−ナフチル)−1−インデニル}ジルコ
ニウムジクロリド、ジメチルメチレン(1−インデニ
ル)(2,4−ジメチル−1−インデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ジメチルメチレン(1−インデニル)
{2−メチル−4−(1−ナフチル)−1−インデニ
ル}ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレン(1−
インデニル)(2,4−ジフェニル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレン(1−イン
デニル)(4,5−ベンゾ−1−インデニル)ジルコニ
ウムジクロリド。
インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレ
ンビス(2−エチル−1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジメチルメチレンビス(2−フェニル−1−
インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレ
ンビス(2−メチル−4−フェニル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレンビス(2,
4−ジメチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルメチレンビス{2−メチル−4−(1−ナ
フチル)−1−インデニル}ジルコニウムジクロリド、
ジメチルメチレンビス(2,4−フェニル−1−インデ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレンビス
(4−ジフェニル−1−インデニル)ジルコニウムジク
ロリド、ジメチルメチレンビス{4−(1−ナフチル)
−1−インデニル}ジルコニウムジクロリド、ジメチル
メチレン(2−メチル−1−インデニル)(2−エチル
−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチル
メチレン(2−メチル−1−インデニル)(2−フェニ
ル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチ
ルメチレン(2−メチル−1−インデニル)(4−フェ
ニル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメ
チルメチレン(2−フェニル−1−インデニル)(4−
フェニル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
ジメチルメチレン(4−メチル−1−インデニル)(4
−フェニル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルメチレン(4−フェニル−1−インデニ
ル){4−(1−ナフチル)−1−インデニル}ジルコ
ニウムジクロリド、ジメチルメチレンビス(4,5−ベ
ンゾ−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド。
ジルコニウムジクロリド、ジエチルシリレンビス(1−
インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジn−プロピル
シリレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジi−プロピルシリレンビス(1−インデニル)ジ
ルコニウムジクロリド、メチルエチルシリレンビス(1
−インデニル)ジルコニウムジクロリド、メチルn−プ
ロピルシリレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、メチルi−プロピルシリレンビス(1−イン
デニル)ジルコニウムジクロリド、エチルn−プロピル
シリレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、エチルi−プロピルシリレンビス(1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、シクロヘキシルシリレン
ビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、シク
ロぺンチルシリレンビス(1−インデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ジフェニルシリレンビス(1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス
(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルシリレンビス(2,4−ジメチルシクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリ
レンビス(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド。
−メチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
ジメチルシリレン(1−インデニル)(2−エチル−1
−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリ
レン(1−インデニル)(2−フェニル−1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(1−
インデニル)(2−メチル−4−フェニル−1−インデ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(1
−インデニル)(4−フェニル−1−インデニル)ジル
コニウムジクロリド、ジメチルシリレン(1−インデニ
ル){4−(1−ナフチル)−1−インデニル}ジルコ
ニウムジクロリド、ジメチルシリレン(1−インデニ
ル)(2,4−ジメチル−1−インデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ジメチルシリレン(1−インデニル)
{2−メチル−4−(1−ナフチル)−1−インデニ
ル}ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(1−
インデニル)(2,4−ジフェニル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(1−イン
デニル)(4,5−ベンゾ−1−インデニル)ジルコニ
ウムジクロリド。
インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレ
ンビス(2−エチル−1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジメチルシリレンビス(2−フェニル−1−
インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレ
ンビス(2−メチル−4−フェニル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス(2,
4−ジメチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルシリレンビス{2−メチル−4−(1−ナ
フチル)−1−インデニル}ジルコニウムジクロリド、
ジメチルシリレンビス(2,4−ジフェニル−1−イン
デニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビ
ス(4−ジフェニル−1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジメチルシリレンビス{4−(1−ナフチ
ル)−1−インデニル}ジルコニウムジクロリド、ジメ
チルシリレン(2−メチル−1−インデニル)(2−エ
チル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメ
チルシリレン(2−メチル−1−インデニル)(2−フ
ェニル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジ
メチルシリレン(2−メチル−1−インデニル)(4−
フェニル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
ジメチルシリレン(2−フェニル−1−インデニル)
(4−フェニル−1−インデニル)ジルコニウムジクロ
リド、ジメチルシリレン(4−メチル−1−インデニ
ル)(4−フェニル−1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジメチルシリレン(4−フェニル−1−イン
デニル){4−(1−ナフチル)−1−インデニル}ジ
ルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス(4,5
−ベンゾ−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
ジメチルシリレンビス(2−メチル−4,5−ベンゾ−
1−インデニル)ジルコニウムジクロリド。
クロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、シクロ
ヘキシルメチレン(1−インデニル)(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン
(1−インデニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロリド。
デニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロ
リド、ジメチルメチレン(4−メチル−1−インデニ
ル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルメチレン(1−インデニル)(2−メチル
−1−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルメチレン(1−インデニル)(2,4−ジ
メチル−1−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド。
ル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、シクロ
ヘキシリデン(シクロペンタジエニル)(フルオレニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(シ
クロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジ
クロリド、メチルフェニルメチレン(シクロペンタジエ
ニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド。
ル)(2,7−ジターシャリー−ブチル−9−フルオレ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレン(2
−メチル−1−シクロペンタジエニル)(フルオレニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルメチレン(2,
4−ジメチル−1−シクロペンタジエニル)(フルオレ
ニル)ジルコニウムジクロリド。
ウムジクロリド、エチレンビス(4,5,6,7−テト
ラヒドロ−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
エチレンビス(4−メチル−1−インデニル)ジルコニ
ウムジクロリド、エチレンビス(5−メチル−1−イン
デニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス(6−
メチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、エ
チレンビス(2,3−ジメチル−1−インデニル)ジル
コニウムジクロリドなど。以上、Zr錯体を例示した
が、Ti錯体、Hf錯体も上記と同様の化合物が好適に
用いられる。また、以上の錯体はラセミ体である場合は
ラセミ体そのものを用いてもよく、D体のみ、L体のみ
を分離して用いても良い。
助触媒として有機アルミニウム化合物及び/またはほう
素化合物が用いられる。助触媒として用いる有機アルミ
ニウム化合物としては、アルミノキサン(アルモキサン
とも表記される)が好適である。アルミノキサンとは、
下記の一般式(2)、(3)で表される環状あるいは鎖
状化合物である。
基、炭素数6〜10のアリール基、または水素、mは2
〜100の整数である。それぞれのR6 は互いに同一で
も異なっていてもよい。
数1〜5のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、
または水素、nは2〜100の整数である。R7 〜R10
は互いに同一でも異なっていても良い。アルミノキサン
としては、好ましくは、メチルアルモキサン、エチルア
ルモキサン、トリイソブチルアルモキサンが用いられる
が、特に好ましくはメチルアルモキサンが用いられる。
必要に応じ、これら種類の異なるアルモキサンの混合物
を用いてもよい。また、これらアルモキサンとアルキル
アルミニウム、例えば、トリメチルアルミニウム、トリ
エチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウムやハ
ロゲンを含むアルキルアルミニウム、例えばジメチルア
ルミニウムクロライド等を併用してもよい。
イオン性化合物の一例を挙げれば、トリメチルアンモニ
ウムテトラフェニルボレート、トリエチルアンモニウム
テトラフェニルボレート、トリプロピルアンモニウムテ
トラフェニルボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウ
ムテトラフェニルボレート、トリ(n−ブチル)アンモ
ニウムテトラ(p−トリル)フェニルボレート、トリ
(n−ブチル)アンモニウムテトラ(p−エチルフェニ
ル)ボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラ
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリメチルアン
モニウムテトラ(p−トリル)ボレート、トリメチルア
ンモニウムテトラ(o−トリル)ボレート、トリメチル
アンモニウムテトラキス−3,5−ジメチルフェニルボ
レート、トリエチルアンモニウムテトラキス−3,5−
ジメチルフェニルボレート、トリブチルアンモニウムテ
トラキス−3,5−ジメチルフェニルボレート、トリブ
チルアンモニウムテトラキス−2,4−ジメチルフェニ
ルボレート、アニリニウムテトラキスペンタフルオロフ
ェニルボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラ
フェニルボレート、N,N−ジエチルアニリニウムテト
ラフェニルボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテ
トラキス(p−トリル)ボレート、N,N−ジメチルア
ニリニウムテトラキス(m−トリル)ボレート、N,N
−ジメチルアニリニウムテトラキス(2,4−ジメチル
フェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテ
トラキス(3,5−ジメチルフェニル)ボレート、N,
N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート、N,N−ジエチルアニリニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N
−2,4,5−ペンタメチルアニリニウムテトラフェニ
ルボレート、N,N−2,4,5−ペンタエチルアニリ
ニウムテトラフェニルボレート、ジ−(イソプロピル)
アンモニウムテトラキスペンタフルオロフェニルボレー
ト、ジ−シクロヘキシルアンモニウムテトラフェニルボ
レート、トリフェニルホスホニウムテトラフェニルボレ
ート、トリ(メチルフェニル)ホスホニウムテトラフェ
ニルボレート、トリ(ジメチルフェニル)ホスホニウム
テトラフェニルボレート、トリフェニルカルベニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフ
ェニルカルベニウムテトラキス(p−トリル)ボレー
ト、トリフェニルカルベニウムテトラキス(m−トリ
ル)ボレート、トリフェニルカルベニウムテトラキス
(2,4−ジメチルフェニル)ボレート、トリフェニル
カルベニウムテトラキス(3,5−ジメチルフェニル)
ボレート、トロピリウムテトラキスペンタフルオロフェ
ニルボレート、トロピリウムテトラキス(p−トリル)
ボレート、トロピリウムテトラキス(m−トリル)ボレ
ート、トロピリウムテトラキス(2,4−ジメチルフェ
ニル)ボレート、トロピリウムテトラキス(3,5−ジ
メチルフェニル)ボレート、などである。これらほう素
化合物と上記の有機アルミニウム化合物を同時に用いて
も差し支えない。特にほう素化合物を助触媒として用い
る場合、重合系内に含まれる水等の重合に悪影響を与え
る不純物の除去に、トリイソブチルアルミニウム等のア
ルキルアルミ化合物の添加は有効である。前記した触媒
を用いることにより、これまで得ることができなかった
オレフィン単量体単位とクロロプレン単量体単位からな
る共重合体を製造することが出来る。
は、既述したオレフィン単量体、クロロプレン単量体、
その他、必要に応じて共重合可能な単量体を、金属錯体
である遷移金属化合物および助触媒に接触させる。その
方法としては、溶媒を用いずに液状モノマー中で重合
させる方法、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロ
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロ置換
ベンゼン、クロロ置換トルエン、塩化メチレン、クロロ
ホルム等の飽和脂肪族または芳香族炭化水素またはハロ
ゲン化炭化水素の単独または混合溶媒を用いて重合させ
る方法などがある。
〜100000、好ましくは20〜10000である。
また、従来のクロロプレン重合体あるいはオレフィン重
合体とは異なる新たな特性を発現させる観点から、本発
明の共重合体に対して、共重合体中のクロロプレン単量
体単位の含有割合は2〜98モル%、好ましくは5〜9
5モル%、更に好ましくは10〜90モル%である。
であり、好ましくは0℃〜80℃である。−78℃より
低い重合温度では工業的に不利であり、120℃を超え
るとクロロプレン単位からの脱塩酸が生じるため適当で
はない。助触媒として有機アルミニウム化合物を用いる
場合には、錯体の金属に対し、アルミニウム原子/錯体
金属原子比で0.1〜100000、好ましくは10〜
10000の比で用いられる。0.1より小さいと有効
に金属錯体を活性化出来ず、100000を超えると経
済的に不利となる。助触媒としてほう素化合物を用いる
場合には、ほう素原子/錯体金属原子比で0.01〜1
00の比で用いられるが、好ましくは0.1〜10、特
に好ましくは1で用いられる。0.01より小さいと有
効に金属錯体を活性化出来ず、100を超えると経済的
に不利となる。金属錯体と助触媒は、重合槽外で混合、
調製しても、重合時に槽内で混合してもよい。
げない範囲で、ポリマーに通常用いられる添加剤、助剤
等を添加することが出来る。好適な添加剤、助剤として
は酸化防止剤、滑材、加硫剤、加硫促進剤、可塑剤、紫
外線吸収剤、安定剤、顔料、着色剤、充填剤、発泡剤等
が挙げられる。
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。実施
例中の共重合体の重合度は、GPC(ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィー)を用いて標準ポリスチレン換
算の重量平均分子量から算出した。
子(株)製示差走査熱量計DSC−200を用い、以下
の温度プログラムを選定して測定した。 ステップ1.室温から120℃まで10℃/分の一定加
熱速度で加熱後、120℃で1分間保持。 ステップ2.120℃から−100℃まで5℃/分の一
定冷却速度で冷却後、−100℃で2分間保持。 ステップ3.−100℃から200℃まで10℃/分の
一定加熱速度で加熱。ガラス転移温度は上記のステップ
3で測定した。
25℃雰囲気下、48時間浸せき、撹拌し、膨潤状態あ
るいは溶解状態により判定した。なお、実施例に用いた
単量体及びトルエンは脱水したものを用いた。
トクレーブに、脱水したクロロプレン単量体10.5m
l及びメチルアルモキサン(東ソーアクゾ社製、MMA
O−3A)をAl原子基準で9.0mmol仕込んだ。
次に、エチレンを常圧で流しながら、ジフェニルメチレ
ン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニ
ウムジクロリド18μmolを含むトルエン溶液20m
lをシリンジにて加え、直ちにエチレンで5Kg/cm
2 に昇圧し、約5分間で40℃まで昇温した。以降、4
0℃でエチレン圧を5Kg/cm2 に維持しながら1時
間重合を行った。重合終了後、エチレンを緩やかに放圧
し、内容物を大過剰の希塩酸/メタノール混合液中に投
入し、ポリマー(以後、しばしばクロロプレン共重合体
をポリマーと言い換える)を回収した。これを25℃、
24時間減圧下で乾燥し、7.3gのポリマーを得た。
タジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド
を使用した以外は、参考例1記載の方法に従い、ポリマ
ーを得た。ポリマー収量は6.8gであった。
デニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロ
リドを使用した以外は、参考例1記載の方法に従い、ポ
リマーを得た。ポリマー収量は4.9gであった。
ンデニル)ジルコニウムジクロリドを使用した以外は、
参考例1記載の方法に従い、ポリマーを得た。ポリマー
収量は2.4gであった。
チル−4,5−ベンゾ−1−インデニル)ジルコニウム
ジクロリドを使用した以外は、参考例1記載の方法に従
い、ポリマーを得た。ポリマー収量は3.8gであっ
た。
ル)ジルコニウムジクロリドを使用した以外は、参考例
1記載の方法に従い、ポリマーを得た。ポリマー収量は
3.5gであった。
リイソブチルアルミニウムを添加し10分間撹拌した
後、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(フ
ルオレニル)ジルコニウムジクロリド18μmolを含
むトルエン溶液20ml、次いで18μmolのトリフ
ェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートを添加し、10分間撹拌した。この溶液
を、予め十分に窒素置換した内容積250mlのオート
クレーブに導入し、引き続きクロロプレン単量体9.8
mlを仕込んだ。直ちにエチレンで5Kg/cm2 に昇
圧し、約5分間で40℃まで昇温した。以降、40℃で
エチレン圧を5Kg/cm2 に維持しながら1時間重合
を行った。重合終了後、エチレンを緩やかに放圧し、内
容物を大過剰の希塩酸/メタノール混合液中に投入し、
ポリマーを回収した。これを25℃、24時間減圧下で
乾燥し、7.8gのポリマーを得た。
g/cm2 G)とし、重合温度50℃の条件で、重合を
3時間実施した。ポリマー収量は6.7gであった。
単量体の混合物(1−クロロ−1,3−ブタジエンの含
量5mol%)を9.9ml添加し、その他は参考例1
と同様の手順、装置に従い重合を行った。ポリマー収量
は7.0gであった。
ジエン単量体の混合物(2,3−ジクロロ−1,3−ブ
タジエンの含量5mol%)を10.0ml添加し、そ
の他は参考例1と同様の手順、装置に従い重合を行っ
た。ポリマー収量は7.5gであった。
ロロプレン共重合体に関する重合度、耐寒性の指標とな
るガラス転移温度、耐溶剤性を表1に示した。なお、表
1には、市販品であるクロロプレン重合体(電気化学工
業製デンカクロロプレンM−40)とエチレン重合体
(住友化学製スミカセンF403−1)のガラス転移温
度と耐溶剤性も、併せて比較例1、比較例2として示し
た。参考例1〜8、実施例1〜2で得られたポリマーの
ガラス転移温度は、いずれもクロロプレン重合体とエチ
レン重合体の間の値を示しており、クロロプレン単量体
単位とエチレン単量体単位が有意に共重合していること
を示している。
ロロプレン単量体単位、及び1−クロロ−1,3−ブタ
ジエン単量体単位及び/または2,3−ジクロロ−1,
3−ブタジエン単量体単位とからなるクロロプレン共重
合体は、従来のクロロプレン重合体に比べて耐寒性、耐
溶剤性などの優れた特性が期待できる共重合体である。
従って、耐寒性、耐溶剤性等が要望される新規用途に対
して、実用化が期待できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 炭素数が2〜10のオレフィン単量体単
位と2−クロロ−1,3−ブタジエン単量体単位を有
し、かつ1−クロロ−1,3−ブタジエン単量体単位及
び/または2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン単量
体単位を含み、重量平均重合度が10〜100000で
あることを特徴とするクロロプレン共重合体。 - 【請求項2】 オレフィン単量体がエチレンまたはプロ
ピレンである請求項1記載のクロロプレン共重合体。
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JP21432797A JP3420916B2 (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | クロロプレン共重合体 |
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JP2002121233A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Denki Kagaku Kogyo Kk | クロロプレン共重合体の製造方法 |
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- 1997-08-08 JP JP21432797A patent/JP3420916B2/ja not_active Expired - Fee Related
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