JP3420327B2 - タッチ信号プローブ - Google Patents

タッチ信号プローブ

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JP3420327B2
JP3420327B2 JP11271594A JP11271594A JP3420327B2 JP 3420327 B2 JP3420327 B2 JP 3420327B2 JP 11271594 A JP11271594 A JP 11271594A JP 11271594 A JP11271594 A JP 11271594A JP 3420327 B2 JP3420327 B2 JP 3420327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタッチ信号プローブに係
り、特に、三次元測定機等において被測定物の形状を接
触、検知する場合に、被測定物およびスタイラス等の接
触検知部の損傷を防止できるタッチ信号プローブに関す
る。
【0002】
【背景技術】タッチ信号プローブは、被測定物に接触し
て検出を行うため、被測定物およびスタイラスは接触に
よる損傷は避けられない。このため、スタイラスの接触
検知後のダメージを軽減するために、スタイラスの逃げ
機構を設けたタッチ信号プローブが知られている。従来
の逃げ機構としては、特公平1−39522号公報に記
載されたように、スタイラス先端が被測定物に接触した
ときの応力によって逃げ機構内部の着座機構が離れてス
タイラスが没し、被測定物およびスタイラスに大きな押
圧力が加わらないようにして接触時のダメージを軽減し
た受動的な逃げ機構が知られている。このような逃げ機
構は、電気接点を設けた着座機構が離れることでスタイ
ラスが被測定物に接触したことも検知できる点で合理的
なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな逃げ機構は、スタイラスが没することで押圧力が軽
減されてスタイラス、被測定物双方のダメージを軽減す
ることができるが、逃げ機構が作動している間でもスタ
イラスと被測定物とは接触し続けるため、接触によるダ
メージを双方に与え続けることになる。このため、例え
ば金メッキが施された軟質な表面を有する被測定物では
表面が損傷するために測定できないという問題があっ
た。また、スタイラス先端が被測定物に接触し続けるこ
とで、双方が磨耗、損傷してしまい、この摩耗などが誤
差発生の原因になるといった問題があった。さらに、逃
げ動作後のスタイラスを元の位置に戻すときにその位置
精度を確保することが難しく、高精度な測定を自動的に
かつ繰り返して行うことが難しいという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、被測定物にスタイラス等
の接触検知部を接触させる測定時に、被測定物および接
触検知部の損傷を従来に比べて非常に小さくでき、かつ
接触検知部の復元位置精度を向上できて高精度の測定を
繰り返し行うことができるタッチ信号プローブを提供す
ることにある。また、本発明の他の目的は、逃げ動作を
行った接触検知部を元の位置に復元させる際に被測定物
への衝突を確実に防止できるタッチ信号プローブを提供
することにある。
【0005】さらに、本発明の他の目的は、逃げ動作を
行った接触検知部を元の位置に復元させる際に、接触検
知部および保持部材同士の急激な衝突を防止でき、各々
の損傷、磨耗を防止できて復元位置精度の長期安定性を
確保できるタッチ信号プローブを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、接触検知部の復元位置精度
をより一層向上できてきわめて高精度の測定が可能なタ
ッチ信号プローブを提供することにある。さらに、本発
明の他の目的は、接触検知部の逃げ動作をきわめてスム
ーズに行えるタッチ信号プローブを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のタッチ信号プロ
ーブは、測定機に取り付けられた保持部材に、一端側の
接触部が被測定物に接触した際に接触検知信号を出力す
る接触検知部を相対移動可能に保持し、かつ、この接触
検知部を前記保持部材に対して接触部が設けられた一端
側に向かって付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢
力よりも大きな力を与えて前記接触検知部を反付勢方向
に移動させる駆動手段と、前記接触検知信号を受けて接
触状態を判定して接触判定信号を出力する信号処理部
と、前記接触判定信号を受けて前記駆動手段を駆動する
駆動制御部とを備えるとともに、前記保持部材にテーパ
穴部を形成し、前記接触検知部に前記付勢手段により付
勢された時に前記テーパ穴部に嵌合するテーパ軸部を形
成したことを特徴とするものである。
【0007】ここで、前記タッチ信号プローブには、前
記保持部材および接触検知部と被測定物とを相対的に移
動させる駆動装置を制御する制御装置が設けられ、前記
駆動制御部は前記接触判定信号を受けると制御装置に駆
動開始信号を出力し、この駆動開始信号を受けた制御装
置は接触検知部および被測定物が相対的に離れるように
駆動装置を制御する隔離動作指示信号を出力するように
構成されていることが好ましい。また、前記駆動制御部
は、接触検知部および被測定物が所定距離離れた際に前
記制御装置等から出力される隔離動作完了信号を受ける
と、前記駆動手段が前記接触検知部に与える力を連続的
にあるいは段階的に減少させるように構成されているこ
とが好ましい。
【0008】さらに、前記接触検知部には接触検知部の
相対移動方向に直交するフランジ面が形成され、前記保
持部材には、前記接触検知部が前記付勢手段で付勢され
てテーパ軸部とテーパ穴部とが嵌合されている際に、前
記フランジ面に密着する受け面が形成されていてもよ
い。また、前記テーパ軸部およびテーパ穴部の少なくと
も一方には固体潤滑処理が施されていることが好まし
い。
【0009】
【作用】本発明では、タッチ信号プローブの接触検知部
が被測定物に接触していない状態では、接触検知部は付
勢手段によって付勢され、そのテーパ軸部は保持部材の
テーパ穴部に嵌合されて位置合わせされている。そし
て、接触検知部が被測定物に接触して接触検知信号を出
力すると、信号処理部は接触検知信号を受けて接触判定
信号を駆動制御部に出力する。駆動制御部は、駆動手段
を駆動して接触検知部を反付勢方向に移動させ、接触検
知部は被測定物から離れる。これにより、接触検知部と
被測定物とが接触している時間は非常に短くなり、接触
による損傷が軽減される。
【0010】一方、駆動制御部が駆動手段の駆動を停止
すれば、接触検知部は付勢手段によって付勢されて元の
位置に復元する。この際、保持部材のテーパ穴部と接触
検知部のテーパ軸部を嵌合させているので、接触検知部
は正確に位置合わせされて復元位置精度が向上する。こ
こで、前記駆動制御部が、接触検知部の逃げ動作の後に
出力される隔離動作完了信号を受けると、駆動手段が接
触検知部に与える力を連続的にあるいは段階的に減少さ
せるように構成されていれば、接触検知部を逃げる前の
位置に復帰させる際の衝撃力が弱まるため、テーパ軸部
およびテーパ穴部の損傷、磨耗が防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、第1実施例のタッチ信号プローブ10
が示されている。タッチ信号プローブ10は、図示しな
い三次元測定機等の移動軸(可動部材)に取り付けられ
た保持部材11と、保持部材11内をその軸方向に相対
移動される接触検知部である可動部材21と、可動部材
21の移動を制御する制御回路30とを備えている。
【0012】保持部材11は、中空円筒形に形成され、
その中心軸部分には、軸直交断面が円形の第1ガイド孔
12および第2ガイド孔13が形成され、各孔12,1
3には可動部材21の円柱状の第1ガイドロッド22、
第2ガイドロッド23がそれぞれ嵌挿され、可動部材2
1はその軸方向に案内されている。第2ガイド孔13の
上端には下方に向かって徐々に径が小さくなるテーパ穴
部14が形成され、第2ガイドロッド23の上端にはテ
ーパ穴部14に嵌合可能なように同一テーパ角を有する
テーパ軸部24が形成されている。このテーパ穴部14
およびテーパ軸部24の少なくとも一方、つまり片方あ
るいは両方には、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化鉛等に
よる固体潤滑処理が施されている。
【0013】保持部材11の内壁には、励磁コイル15
が巻回された固定ヨーク16が保持部材11の中心軸に
対して対称となるように複数(例えば2、4、6個)設
けられている。一方、可動部材21の外壁には、強磁性
体鉄心等で構成されたアーマチャ25が固定ヨーク16
に対応して軸対称に複数設けられている。アーマチャ2
5は、可動部材21の上下方向のほぼ中央部に配置さ
れ、前記テーパ軸部24およびテーパ穴部14が嵌合さ
れた状態(図1の状態)では、固定ヨーク16に比べて
若干下方に位置するように設けられている。従って、励
磁コイル15に電流を供給すると、その磁気吸引力でア
ーマチャ25つまり可動部材21が上方に移動され、こ
れら励磁コイル15、固定ヨーク16、アーマチャ25
によって本発明の駆動手段が構成されている。
【0014】保持部材10の内壁上面およびアーマチャ
25上面間には、付勢手段であるコイルばね26が圧縮
状態で挿入され、アーマチャ25を介して可動部材21
を常時下方(前記テーパ軸部24およびテーパ穴部14
が嵌合される方向)に付勢している。
【0015】可動部材21の下部にはスタイラス20が
配置され、その下端には接触端27が設けられている。
また、スタイラス20の上端には、スタイラス20が被
測定物に接触する時のスタイラス20の加速度、歪み等
の何らかの状態変化を検知し、その変化量に応じた接触
検知信号を出力する超音波センサ、圧力センサ等からな
る状態量変化検出素子28が設けられている。
【0016】制御回路30は、信号処理部31、駆動制
御部32、制御装置33により構成されている。信号処
理部31は、状態量変化検出素子28からの前記接触検
知信号を受けてスタイラス20の状態変化を常時観測し
て被測定物にスタイラス20が接触したかを判定し、接
触したと判定した場合には接触判定信号(トリガ信号)
を駆動制御部32に出力するように構成されている。
【0017】駆動制御部32は、前記接触判定信号を受
けた場合には、前記励磁コイル15に電流を供給すると
ともに、制御装置33に励磁コイル15の駆動開始を知
らせる駆動開始信号を出力するように構成されている。
制御装置33は、駆動開始信号を受けた際に、タッチ信
号プローブ10を移動させる駆動装置34にタッチ信号
プローブ10を被測定物から離れるように移動させるた
めの隔離動作指示信号を出力するとともに、駆動装置3
4の移動軸に内蔵されたスケールの移動量データを取得
し、タッチ信号プローブ10が所定距離移動した場合に
は駆動制御部32に隔離動作完了信号を出力するように
構成されている。そして、駆動制御部32は、隔離動作
完了信号を受けると、前記励磁コイル15に供給してい
る電流量を段階的にあるいは連続的に減少させ、最終的
には電流供給を停止するように構成されている。
【0018】次に、本実施例における作用について説明
する。タッチ信号プローブ10のスタイラス20が被測
定物に接触していない測定前の状態では、可動部材21
はコイルばね26によって下方に付勢され、テーパ軸部
24はテーパ穴部14に嵌合されている。これによりテ
ーパ部分の作用によって保持部材10および可動部材2
1(スタイラス20)の軸芯が一致し、スタイラス20
の直交三方向(X,Y,Z方向)の位置合わせが行われ
る。
【0019】タッチ信号プローブ10が取り付けられた
可動軸を駆動装置34を用いて移動させて被測定物にス
タイラス20の接触端27を接触させると、状態量変化
検出素子28からの接触検知信号に変化が生じ、信号処
理部31ではその変化からスタイラス20と被測定物と
の接触が判定され、接触判定信号が駆動制御部32に出
力される。
【0020】駆動制御部32は、接触判定信号を受ける
と励磁コイル15に電流を供給する。励磁コイル15
は、電流供給により磁気吸引力を発生する。この際、ア
ーマチャ25は励磁コイル15よりも下側に位置してい
るため、励磁コイル15の磁力によってアーマチャ25
を上方(コイルばね26の反付勢方向)に移動させる力
が発生する。この力がコイルばね26の付勢力よりも大
きくなるように電流を供給すれば、アーマチャ25つま
り可動部材21は上方に移動し、つまりスタイラス20
の接触端27は被測定物から離れる方向に移動し、いわ
ゆる逃げ動作を行う。この際、励磁コイル15の磁気吸
引力は、コイルばね26の付勢力に比べて比較的大きい
ため、可動部材21は高速に逃げ動作を行う。
【0021】また、接触判定信号を受けた駆動制御部3
2は、駆動開始信号を制御装置33に送り、この信号に
応じて制御装置33は駆動装置34に隔離動作指示信号
を出力し、駆動装置34は、タッチ信号プローブ10全
体を被測定物から離れるように移動させる。
【0022】制御装置33は、移動軸のスケールからタ
ッチ信号プローブ10の移動量データを取得し、被測定
物から所定距離移動したことが分かると、隔離動作完了
信号を駆動制御部32に出力する。駆動制御部32は、
隔離動作完了信号を受けると励磁コイル15に供給して
いる電流を段階的もしくは連続的に減少させ、可動部材
21は逃げ動作前の状態に戻る。すなわち、励磁コイル
15への電流量を徐々に減少させると、励磁コイル15
による磁気吸引力も徐々に減少し、コイルばね26の付
勢力によって可動部材21は低速度で下方に移動し、そ
の移動に伴いテーパ穴部14およびテーパ軸部24も緩
やかに(ソフトに)当接し、そのテーパ作用によって可
動部材21は保持部材11と軸芯が一致するように元の
位置に戻る。
【0023】以上の動作は、被測定物にスタイラス20
を接触させる度に行われ、各測定時においてはスタイラ
ス20は被測定物に一瞬だけ接触するように制御され
る。
【0024】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、スタイラス20の接触端27が
被測定物に接触すると、直ちにスタイラス20を含む可
動部材21が上方に高速移動する能動的な(アクティブ
な)逃げ動作を行うため、スタイラス20と被測定物の
接触時間をきわめて短時間にでき、接触時にスタイラス
20および被測定物に加わる接触検知力もきわめて微小
にできる。このため、逃げ動作中もスタイラスが被測定
物に接触し続ける従来例に比べて被測定物に与える損傷
をきわめて小さくでき、従来被測定物を損傷するために
行えなかった、例えば金メッキが施された軟質な表面の
測定も行うことができるとともに、被測定物の損傷によ
る測定誤差を小さくあるいは無くすことができ、高精度
の測定を行うことができる。また、スタイラス20の接
触端27も摩耗、損傷しにくくなるため、例えば接触端
27の摩耗や損傷によってスタイラス20の先端の位置
再現性が低下して測定誤差が生じることを防止でき、よ
り高精度な測定を行うことができる。
【0025】さらに、可動部材21は、テーパ穴部14
およびテーパ軸部24が嵌合される状態を復元位置とさ
れているので、それらのテーパ作用によって可動部材2
1は保持部材11に対して軸合わせされて復元位置精度
を向上することができる。また、可動部材21はコイル
ばね26により付勢されているので、テーパ穴部14お
よびテーパ軸部24を常に一定の力で当接させることが
でき、可動部材21の特に軸方向の位置精度を向上する
ことができる。従って、連結部材21は保持部材11に
対して常に一定の位置に復元されるため、測定を繰り返
し行う場合でも測定精度を向上することができる。
【0026】さらに、逃げ動作を行った可動部材21
(スタイラス20)を元の位置に戻す際に、励磁コイル
15への電流を徐々に減少させて可動部材21を低速度
で移動し、テーパ穴部14およびテーパ軸部24をソフ
トに当接させているため、当接時のテーパ穴部14およ
びテーパ軸部24双方の損傷、摩耗を防止でき、復元位
置精度を長期間安定して確保することができ、高精度な
測定を繰り返し行うことができる。
【0027】また、可動部材21をゆっくりと戻すこと
で、スタイラス20に設けられた状態量変化検出素子2
8に大きな衝撃力が加わることも防止でき、検出素子2
8の破損を防止できるとともに、衝撃による電気的ノイ
ズの発生を防止できて誤検出を防止することができる。
さらに、衝撃により発生する機械的振動が原因で可動部
材21やスタイラス20が位置ずれして誤差が発生する
ことも防止でき、測定を高精度に行うことができる。
【0028】さらに、テーパ穴部14およびテーパ軸部
24をソフトに当接させない場合には、テーパ穴部14
およびテーパ軸部24が強固に嵌合して外れ難くなるい
わゆるテーパコーキングが発生し、再度、被測定物に当
接させた場合に可動部材21の逃げ動作を妨げることが
あるが、本実施例ではテーパ穴部14およびテーパ軸部
24をソフトに当接させているため、テーパコーキング
を防止することができる。特に、前記実施例では、テー
パ穴部14およびテーパ軸部24の少なくとも一方に固
体潤滑処理を施しているため、密着時の摩擦力を軽減で
き、テーパコーキング現象の発生をより確実に防止する
ことができる。
【0029】また、励磁コイル15に電流を供給するこ
とで発生する磁気吸引力は、スタイラス20の軸方向だ
けでなく、軸直交方向にも作用するが、前記実施例では
励磁コイル15、固定ヨーク16とアーマチャ25との
組を軸対称に複数組、例えば2組あるいは4組配置して
いるため、スタイラス20に働く軸直交方向の磁力を互
いに相殺することができ、可動部材21が一方からの磁
気吸引力によってずれて各ガイド孔12,13に過度の
力が加わることを防止することができる。さらに、励磁
コイル15、固定ヨーク16とアーマチャ25との組を
軸対称に複数組設けたので、可動部材21は各アーマチ
ャ25が対応する励磁コイル15、固定ヨーク16の正
面に位置するように吸引され、これにより可動部材21
が固定部材10に対して回転することも防止できる。こ
の際、隣接する各組の磁極を逆極性とすれば、各々の組
の磁気吸引力だけでなく隣接する組同士の磁気反発力も
利用できるため、可動部材21をより確実に回り止めす
ることができる。
【0030】次に、本発明の第2実施例について図2を
参照して説明する。なお、本実施例において、前記第1
実施例と同様もしくは相当構成部分には同一符号を付
し、説明を省略あるいは簡略する。第2実施例のタッチ
信号プローブ40は、第1実施例のタッチ信号プローブ
10に比べて、磁気吸引力によって可動部材21(スタ
イラス20)の逃げ動作を行うのではなく、ばね力で行
っている点が異なるものである。
【0031】すなわち、可動部材21の外壁に設けられ
たアーマチャ25は、テーパ穴部14およびテーパ軸部
24が嵌合している状態で固定ヨーク16よりも若干上
方に位置するように設けられ、かつ永久磁石41が内蔵
されている。また、アーマチャ25の下面と保持部材1
0の内壁間には、可動部材21を上方に付勢するコイル
ばね42が挿入されている。
【0032】このような本実施例では、スタイラス20
が被測定物に接触していない状態では、永久磁石41の
磁気吸引力は可動部材21を下方に移動させる方向に働
く。この際、磁気吸引力は、コイルばね42の可動部材
21を上方に移動させるように働く付勢力よりも大きく
設定されているため、コイルばね42の付勢力に打ち勝
ってスタイラス20を含む可動部材21を下方に移動
し、テーパ軸部24をテーパ穴部14に嵌合させた状態
に保持する。
【0033】スタイラス20が被測定物に接触して信号
処理部31から接触判定信号が出力されると、駆動制御
部32から電流が励磁コイル15に供給される。励磁コ
イル15による磁気力は、永久磁石41の磁気力を弱め
る方向に働き、可動部材21はコイルばね42の付勢力
および励磁コイル15の磁気力によって上方に移動つま
り逃げ動作を行う。
【0034】一方、駆動装置34からの移動量データに
よってタッチ信号プローブ10が所定量移動したことが
分かり、制御装置33から駆動制御部32に隔離動作完
了信号が出力されると、駆動制御部32は励磁コイル1
5に供給している電流を段階的にあるいは連続的に減少
する。これにより、励磁コイル15の働きが弱まり永久
磁石41の磁気力が徐々に大きくなるため、可動部材2
1はゆっくりと下方に移動してテーパ穴部14およびテ
ーパ軸部24は緩やかに当接する。従って、本実施例に
おいては、永久磁石41によって付勢手段が構成され、
コイルばね42および励磁コイル15によって駆動手段
が構成されている。
【0035】このような本実施例においても、前記第1
実施例と同様に、スタイラス20と被測定物の接触時間
をきわめて短時間にでき、接触検知力もきわめて微小に
できるため、被測定物やスタイラス20の損傷をきわめ
て小さくでき、軟質な表面の測定が可能となるととも
に、高精度な測定を行うことができる。また、テーパ穴
部14およびテーパ軸部24をソフトに当接できるた
め、双方の損傷、摩耗を防止でき、復元位置精度を長期
間安定して確保でき、高精度な測定を繰り返し行うこと
ができる。さらに、状態量変化検出素子28に大きな衝
撃力が加わることを防止できて検出素子28の破損を防
止でき、衝撃による電気的ノイズの発生を防止できると
ともに、テーパコーキングも防止できる。
【0036】その上、磁気吸引力を利用した第1実施例
に比べて、可動部材21の逃げ動作をコイルばね42の
ばね力を利用して行っているので、逃げ動作をより高速
に行えてスタイラス20および被測定物の接触時間をよ
り短縮することができる。
【0037】次に、本発明の第3実施例について図3を
参照して説明する。なお、本実施例において、前記第
1,2実施例と同様もしくは相当構成部分には同一符号
を付し、説明を省略あるいは簡略する。第3実施例のタ
ッチ信号プローブ50は、可動部材21のテーパ軸部2
4の上部に水平なフランジ面51が形成され、テーパ穴
部14の上部に前記フランジ面51の受け面52が形成
されている点のみが前記第2実施例のタッチ信号プロー
ブ40と異なり、その他の構成は同じである。
【0038】このような本実施例においても前記第2実
施例と同様の作用効果を奏せるほか、フランジ面51お
よび受け面52を形成したので、可動部材21を下方に
付勢したときに、フランジ面51および受け面52を当
接させることで軸方向の復元位置精度をより一層向上で
き、より高精度の測定を行うことができる。
【0039】以上、本発明について好適な実施例をあげ
て説明したが、本発明は前記実施例に限らず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の
変更が可能である。例えば、前記各実施例では、接触検
知部であるスタイラス20を被測定物側に付勢する付勢
手段と、スタイラス20を被測定物から離れる方向(反
付勢方向)に移動させる駆動手段とは、圧縮コイルばね
26,42や、励磁コイル15、固定ヨーク16、アー
マチャ25、永久磁石41等の磁気力を利用したものを
用いていたが、付勢手段や駆動手段としては、これらに
限らず、圧縮空気等の流体を利用したものや、ソレノイ
ド等の電磁力を用いたものなどの各種の駆動機構が利用
できる。
【0040】また、前記実施例では、制御装置33は駆
動装置34の移動軸に内蔵されているスケールの移動量
データつまり空間情報を用いてタッチ信号プローブ1
0,40,50が被測定物から離れたかを検知し、隔離
動作完了信号を出力するように構成されていたが、例え
ば移動軸の移動速度を予め認識しておき、タッチ信号プ
ローブ10,40,50が被測定物から所定距離離れる
までの時間情報により隔離動作完了信号を出力したり、
測定者が目測によりタッチ信号プローブ10,40,5
0が被測定物から所定距離離れたことを認識したらスイ
ッチを押して隔離動作完了信号を出力するように構成し
てもよい。さらに、タッチ信号プローブ10,40,5
0を手動移動する場合には、駆動装置34は不要とな
り、手動スイッチを押すなどして制御装置33から隔離
動作完了信号を出力するように構成すればよい。また、
信号処理部31から制御装置33に直接駆動開始信号を
出力するように構成してもよく、制御回路30の構成は
実施にあたって適宜設定すればよい。
【0041】また、付勢手段の付勢力がそれほど大きく
ない場合等では、駆動制御部32からの電流供給の切替
のみで可動部材21(スタイラス20)の戻し動作を行
ってもよい。但し、前記実施例のように可動部材21の
復元時に駆動制御部32からの電流を徐々に減少させる
ように構成すれば、可動部材21を低速で戻すことがで
き、テーパ穴部14およびテーパ軸部24をソフトに当
接することができる点で有利である。
【0042】さらに、前記第2,3実施例においては、
永久磁石41による磁気吸引力をコイルばね42のばね
力よりも小さくし、励磁コイル15に電流を供給した際
に発生する磁気吸引力が永久磁石41の磁気力と同方向
に作用してコイルばね42のばね力よりも大きくなるよ
うに構成し、スタイラス20が被測定物に接触していな
い状態では励磁コイル15に常時電流を供給し、被測定
物に接触した際に電流供給を停止してコイルばね42の
ばね力で可動部材21の逃げ動作が行われるように構成
してもよい。また、前記第1実施例においても、圧縮コ
イルばね26の代わりに引張りばねをアーマチャ25の
下面および保持部材10の内壁下面間に配置し、引張り
ばねで可動部材21を被測定物側(スタイラス20側)
に付勢するように構成してもよい。要するに、付勢手段
や駆動手段としてコイルばねや磁気力を利用する場合で
も、それらの構成は実施にあたって適宜設定すればよ
い。
【0043】さらに、前記各実施例では、スタイラス2
0および可動部材21は同軸とされていたが、必ずしも
同軸でなくてもよく、スタイラス20を可動部材21に
対して偏心させてもよい。また、スタイラス20および
可動部材21の軸は、必ずしも平行でなくてもよく、直
角あるいは45度等の互いに適宜な角度を持つように設
定してもよい。さらに、互いに軸方向の異なる複数本の
スタイラス20を可動部材21に設けて各種方向の測定
を容易に行えるようにしてもよい。また、複数本のスタ
イラス20を設けた場合などの、複数の方向に逃げ動作
を行う必要がある場合には、例えば前記実施例の保持部
材10および可動部材21を新たに可動部材21と見立
てて逃げ動作させる機構を複数設ければよい。
【0044】さらに、前記各実施例では、励磁コイル1
5、固定ヨーク16、アーマチャ25の組を軸対称に設
けていたが、3、5、7組等軸対称とならないように配
置してもよい。このような場合でも、各組が等間隔で配
置されていれば、磁気吸引力の軸直交方向の力を互いに
相殺することができる。
【0045】また、前記各実施例では、テーパ穴部14
およびテーパ軸部24の少なくとも一方に固体潤滑処理
を行っていたが、液体や気体による潤滑処理を行っても
よく、さらにはボールベアリングやローラベアリング等
によるリニアガイドを設けてもよく、要するに密着面の
摩擦力を軽減できればよい。また、第3実施例のよう
に、フランジ面51および受け面52を設ける場合には
これらの部分にも潤滑処理等を行ってもよい。さらに、
これらの潤滑処理は必ずしも行う必要はないが、処理し
たほうがテーパコーキングをより確実に防止できるとい
う利点がある。
【0046】また、駆動装置34は被測定部側を移動さ
せるものでもよく、被測定物と可動部材21(スタイラ
ス20)とを相対的に移動できるものであればよい。さ
らに、本発明のタッチ信号プローブは、三次元測定機に
適用されるものに限らず、ハイトゲージ等の一次元測定
機、二次元測定機等にも適用でき、対象物を接触して検
知する各種の測定機に利用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定前においては接触検知部は付勢手段でテーパ穴部お
よびテーパ軸部が嵌合するように付勢されるため、接触
検知部を保持部材に対して正確に位置合わせすることが
できて高精度の測定が可能となる。また、接触検知部が
被測定物に接触すると駆動手段によって接触検知部は被
測定物から離れる方向に移動されるため、接触検知部お
よび被測定物の接触時間を短くできて、接触による損傷
をきわめて小さくすることができ、接触検知部や被測定
物の破損による測定誤差の発生を防止でき、より高精度
に測定することができるとともに、軟質な表面の測定物
も測定することができる。
【0048】さらに、接触検知部が被測定物に接触した
ことを知らせる接触判定信号を受けた駆動制御部から出
力された駆動開始信号に基づき、制御装置が駆動装置を
制御して接触検知部および被測定物を相対的に離れるよ
うにすれば、接触検知部が逃げ動作を行う際に、タッチ
信号プローブ全体も被測定物から自動的に離すことがで
き、接触検知部を元の位置に復元させる際に被測定物へ
の衝突を防止することができ、接触検知部の破損を確実
に防止できる。
【0049】また、逃げ動作を行った接触検知部を元の
位置に復元させる際に、駆動手段が接触検知部に与える
力を徐々に減少させれば、接触検知部は低速度で移動し
て接触検知部および保持部材同士の急激な衝突を防止で
き、各々の損傷、磨耗を防止できて復元位置精度の長期
安定性を確保することができる。さらに、接触検知部お
よび保持部材に、接触検知部の移動方向に直交するフラ
ンジ面および受け面をそれぞれ設ければ、接触検知部の
復元時の軸方向の位置精度をきわめて向上でき、かつ接
触検知部の軸直交方向の位置はテーパ穴部およびテーパ
軸部の嵌合により高精度に維持できるため、接触検知部
の復元位置精度をきわめて高くでき、これにより高精度
の測定を繰り返し行うことができる。
【0050】また、テーパ穴部およびテーパ軸部の少な
くとも一方に固体潤滑処理を施せば、テーパ軸部がテー
パ穴部に嵌合した際の摩擦力を軽減でき、いわゆるテー
パコーキングの発生を確実に防止でき、接触検知部の逃
げ動作をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のタッチ信号プローブの要
部および制御回路を示す説明図である。
【図2】本発明の第2実施例のタッチ信号プローブの要
部および制御回路を示す説明図である。
【図3】本発明の第3実施例のタッチ信号プローブの要
部および制御回路を示す説明図である。
【符号の説明】
10,40,50 タッチ信号プローブ 11 保持部材 14 テーパ穴部 15 励磁コイル 16 固定ヨーク 20 スタイラス 21 接触検知部である可動部材 24 テーパ軸部 25 アーマチャ 26 付勢手段であるコイルばね 28 状態量変化検出素子 30 制御回路 31 信号処理部 32 駆動制御部 33 制御装置 34 駆動装置 41 付勢手段である永久磁石 42 駆動手段であるコイルばね 51 フランジ面 52 受け面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 国俊 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株式会社ミツトヨ内 (56)参考文献 特開 平6−15433(JP,A) 特開 平1−39522(JP,A) 特開 平4−98114(JP,A) 特開 昭56−53401(JP,A) 特開 昭56−37505(JP,A) 特開 昭58−92804(JP,A) 実開 平1−167612(JP,U) 実開 昭54−23663(JP,U) 実開 昭63−76447(JP,U) 実開 昭63−120113(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 G01B 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定機に取り付けられた保持部材と、こ
    の保持部材に対して相対移動可能に保持されかつ一端側
    の接触部が被測定物に接触した際に接触検知信号を出力
    する接触検知部と、この接触検知部を前記保持部材に対
    して接触部が設けられた一端側に向かって付勢する付勢
    手段と、この付勢手段の付勢力よりも大きな力を与えて
    前記接触検知部を反付勢方向に移動させる駆動手段と、
    前記接触検知信号を受けて接触状態を判定して接触判定
    信号を出力する信号処理部と、前記接触判定信号を受け
    て前記駆動手段を駆動する駆動制御部とを備えるととも
    に、前記保持部材にはテーパ穴部が形成され、前記接触
    検知部には前記付勢手段により付勢された時に前記テー
    パ穴部に嵌合するテーパ軸部が形成されていることを特
    徴とするタッチ信号プローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタッチ信号プローブにお
    いて、前記保持部材および前記接触検知部と被測定物と
    を相対的に移動させる駆動装置を制御する制御装置が設
    けられるとともに、前記駆動制御部は前記接触判定信号
    を受けると前記制御装置に駆動開始信号を出力するよう
    に構成され、かつ前記制御装置は駆動開始信号を受ける
    と前記接触検知部および被測定物が相対的に離れるよう
    に駆動装置を制御する隔離動作指示信号を出力するよう
    に構成されていることを特徴とするタッチ信号プロー
    ブ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のタッチ信号プロ
    ーブにおいて、前記駆動制御部は、前記接触検知部およ
    び被測定物が所定距離離れた際に発せられる隔離動作完
    了信号を受けると、前記駆動手段が前記接触検知部に与
    える力を連続的にあるいは段階的に減少させるように構
    成されていることを特徴とするタッチ信号プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のタッ
    チ信号プローブにおいて、前記接触検知部には接触検知
    部の相対移動方向に直交するフランジ面が形成され、前
    記保持部材には、前記接触検知部が前記付勢手段で付勢
    されてテーパ軸部とテーパ穴部とが嵌合されている際
    に、前記フランジ面に密着する受け面が形成されている
    ことを特徴とするタッチ信号プローブ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のタッ
    チ信号プローブにおいて、前記テーパ軸部およびテーパ
    穴部の少なくとも一方には固体潤滑処理が施されている
    ことを特徴とするタッチ信号プローブ。
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