JP3420047B2 - ダイカスト用ノズル装置 - Google Patents

ダイカスト用ノズル装置

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JP3420047B2 JP33246397A JP33246397A JP3420047B2 JP 3420047 B2 JP3420047 B2 JP 3420047B2 JP 33246397 A JP33246397 A JP 33246397A JP 33246397 A JP33246397 A JP 33246397A JP 3420047 B2 JP3420047 B2 JP 3420047B2
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淳 金山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、亜鉛合金、マグネ
シウム合金等の溶融金属のスプルーレス射出成形のため
のダイカスト用ノズル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図19はダイカスト成形装置の一般的な
構造を示す断面図である。図19において、ダイカスト
機械の機械ノズル4及び金型7は、水平に対して約10
度の傾きを持っており、更に、機械ノズル4の溶湯射出
部4aが溶解炉1内の溶融金属(溶湯9)の溶湯面9a
の高さより高い位置に配置されており、溶湯射出部4a
からの湯だれを防止する構造になっている。
【0003】このダイカスト成形装置により製品を成形
する場合には、はじめに、溶解炉1内で溶かされた溶湯
9を、スリーブ2の中で往復運動するプランジャー3で
送り出し、機械ノズル4内を通過させて金型7内に射出
する。この金型7は固定型7aと可動型7bとからな
り、機械ノズル4から射出された溶湯は固定型7aのス
プルーブッシュ6を通過し、固定型7aと可動型7bで
形成された製品成形部8’に供給される。この製品成形
部8’に供給された溶湯は金型7により冷却され凝固す
る。その後、可動型7bを矢印Aの方向に動かして金型
7を開き、図20に示すような製品部8a、ランナー部
8b、スプルー部8cとが一体となった成形品8を取り
出す。
【0004】上記ダイカスト装置におけるスプルーブッ
シュ6は、図19及び図21に示すように、外周部を循
環する冷却水31により冷却されていて、金型7が開い
たときの冷却不足によるスプルー部8cの中途切断を防
止するように構成されていた。
【0005】一方、機械ノズル4は、溶湯が機械ノズル
内で凝固しないように外周部が機械ノズルヒータ5によ
り加熱されていた。また、この機械ノズルの射出部4a
は、溶湯が漏れないようにスプルーブッシュ6の機械ノ
ズルタッチ部6aに押し当てられた状態にセットされて
いるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
機械ノズル4から射出される溶湯は冷却されたスプルー
ブッシュ6を通過する際に熱を奪われ、金型7の製品成
形部8’に到達するまでにかなり低い温度になってしま
う。このため、製品成形部8’の微細な部分、極薄部分
には非常に充填しにくくなり、充填不足が発生すること
が多いという課題があった。
【0007】また、上記従来技術におけるスプルーブッ
シュ6は常に冷却されているため、スプルーブッシュ6
と接触する機械ノズル4の溶湯射出部4aの温度が低下
し、溶湯が凝固し易くなり、ノズル詰まりの原因となる
という課題もあった。尚、このノズル詰まりを防止する
ため、機械ノズル4から射出される溶湯の温度を高くす
ることも考えられるが、溶湯の温度をあまり高く保つ
と、ノズルの溶損、金型の溶湯充填部の肌荒れ、溶湯の
ドロス発生の原因となり、好ましいものではなかった。
【0008】更に、従来、スプルー部を再度溶解して使
用することもあったが、不純物の混入を防止するためリ
ターン材を使用することが好ましくない場合もあり、そ
の場合には、スプルー部をそのまま再溶解して使用する
ことができず、材料費の低減が難しいという課題もあっ
た。
【0009】本発明は、上記従来例の課題に鑑みなされ
たもので、射出された溶湯の温度を下げることなく金型
の製品成形部に供給することにより、充填不足及びノズ
ル詰まりを無くし、更に材料の無駄もなくしたダイカス
ト用ノズル装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
に係るダイカスト用ノズル装置においては、耐熱性のあ
る断熱材料でできたノズル本体内に熱伝導性のよい材料
でできたノズルブッシュを内装し、溶湯の流路を形成し
ている。また、ノズル本体は金型に取り付けられてお
り、このノズル本体と金型の嵌合は、室温時も成形時の
温度上昇時も常に隙間嵌めとなっていて、ノズル本体の
破損を防止する構造となっている。
【0011】また、本発明における請求項2に係るダイ
カスト用ノズル装置においては、ノズル本体内部に、ノ
ズルブッシュを機械ノズルに常に接触しておくための手
段を設けている。即ち、ノズルブッシュを機械ノズルに
常時接触させるため、ノズル本体とノズルブッシュの間
にバネ性のある部材を配設したり、ノズル本体とノズル
ブッシュを螺合している。
【0012】更に、本発明における請求項3に係るダイ
カスト用ノズル装置においては、ノズルブッシュの溶湯
流出側の端面をノズル本体の溶湯流出側の端面より引っ
込めて位置付けることにより、ノズル本体にも溶湯の流
路を形成している。
【0013】更にまた、本発明における請求項4に係る
ダイカスト用ノズル装置においては、ノズルブッシュに
耐熱鋼よりも熱伝導率の高い金属材料を用いている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明におけるダイカスト用ノズ
ル装置のノズルブッシュは、機械ノズルとの接触により
機械ノズルから熱供給されている。このため、流路を形
成するノズルブッシュはホットノズルとなり、従来例の
ようなスプルーブッシュによる溶湯の温度低下がなくな
り、金型の製品成形部の微細な形状部及び極薄部への溶
湯の充填が容易になり、充填不足がなくなる。
【0015】また、ノズル本体を断熱性の良い熱伝導率
の小さい材料で形成しているので、機械ノズルと金型の
断熱が確実となり、機械ノズルの溶湯射出部の温度低下
が殆どなくなり、ノズル詰まりをなくすことができる。
【0016】更に、ノズルブッシュに熱伝導率の良い材
料を用いると、ノズルブッシュ先端部への熱伝達が短時
間で行われ、この場合にも金型取付後の成形開始時間を
短縮することができると共に、成形サイクルの短縮も容
易となる。
【0017】更にまた、ノズルブッシュの溶湯流出口側
を適度に短くすることにより、ノズルブッシュから成形
品への熱伝達を少なくすることができ、溶湯充填後製品
取り出しまでの間に生じるノズルブッシュの温度の低下
を小さくすることができ、成形サイクルの短縮が容易と
なる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るダイカスト用
ノズル装置を金型22に組み込み、ダイカスト機械に取
り付けた状態を示す断面図であり、図2は図1に示すダ
イカスト用ノズル装置の詳細な構成を示す要部拡大断面
図、図3は図2に示すダイカスト用ノズル装置の射出方
向から見た側面図、図4は図2に示すダイカスト用ノズ
ル装置のノズルタッチ方向から見た側面図である。
【0019】図1及び図2に示すように、金型22の固
定型22aには略円筒形の取付穴22dが設けられてお
り、この取付穴22d内にノズル本体11が収容されて
いる。このノズル本体11は、略円筒形状をなし、セラ
ミックなどの耐熱性の良い熱伝導率の低い材料で、しか
も螺合や押圧に耐え得る機械的強度を持った材料で形成
されている。また、このノズル本体11は、その射出方
向の端部11bが取付穴22dの流出側開口部22cに
適合する外径を有し、ノズルタッチ方向の端面に機械ノ
ズルタッチ部11aを有し、更に略中央の外周には径方
向に突出した位置決め固定用の突出部11dが設けられ
ている。この突出部11dは、リング状の止めネジ13
が取付穴22dの内周に形成されたネジ部に螺合される
ことにより、この止めネジ13によって取付穴22d内
の段部22eに押し付けられて固定されている。この止
めネジ13は、図5にも示すように、その外周にネジ部
13bが形成されており、端面に設けられたスリ割部1
3aに工具を差し込んで回転させることにより取付穴2
2d内に螺合されている。
【0020】ノズルブッシュ12は、耐熱鋼又は耐熱鋼
よりも熱伝導率の高い、例えば熱伝導率0.3cal/
sec・cm・℃以上のタングステン合金からなる。ま
た、このノズルブッシュ12は、ノズル本体11の中心
に設けられたノズルブッシュ嵌合穴11eに適合する外
径を有し、外周の段部12fがノズルブッシュ嵌合穴1
1e内の段部11fに当接することにより位置決めされ
ている。更に、このノズルブッシュ12は、ノズルブッ
シュ嵌合穴11eと同じ長さに設定されており、溶湯の
流路を形成している。
【0021】このような図1乃至図4に示す構造からな
るダイカスト用ノズル装置において、ダイカスト成形を
開始すると、溶湯がノズル本体11内のノズルブッシュ
12内を通過し、金型22の製品成形部10’に充填さ
れる。このように金型22内に充填された溶湯は、冷却
されて凝固する。このときに、ノズルブッシュ12の先
端部12bにある溶湯も冷却されて凝固する。その後、
可動型22bが矢印Aの方向に動いて金型22が開くこ
とにより、図6に示すような製品部10aとランナー部
10bとが一体となった成形品10が取り出される。こ
のときに、ノズルブッシュ12は機械ノズルからの熱に
より加熱されているため、図20に示す従来の成形品8
のようにスプルー部8cは形成されない。
【0022】上記のように、成形品10が取り出される
と、ノズルブッシュ12の先端部12bの温度は機械ノ
ズルからのノズルタッチ部12aを通じた熱供給により
急激に成形可能な適正温度に回復する。尚、ノズルブッ
シュ12に熱伝導率の良い材料を用いると、更に急激な
温度の回復が可能となる。
【0023】上記ダイカスト成形においては、機械ノズ
ルタッチ部11aと機械ノズルの射出部4aとの適切な
接触により、溶湯射出時の外方への溶湯の流出が防止さ
れている。
【0024】尚、金型22の温度は、溶湯の温度よりも
はるかに低い温度のため、ノズル本体11と金型22と
の隙間17は、溶湯が奥まで流れ込む前に凝固するの
で、この隙間を小さくしておけば、溶湯が流れ込むこと
はない。
【0025】また、固定型22aとノズル本体11の熱
膨張率の相違は、固定型22aの流出側開口部22cと
ノズル本体11とが隙間嵌めであるため摺動することに
より吸収される。
【0026】図7は、図2に示す実施例において、ノズ
ル本体11を取付穴22d内に固定する構造を変更した
一部変更例を示す要部拡大断面図である。図7に示す構
造においては、止めネジ13の代わりに、半径方向に変
形可能な弾力性のある止め輪14を用いてノズル本体1
1を固定している。この止め輪14は、図8に示すよう
に、スリ割14cを有するもので、半径方向に縮めて取
付穴22d内に押し込み、取付穴22d内に設けられた
環状溝22fに嵌め込むことにより環状溝22f内で広
がってノズル本体11を固定する。
【0027】図9及び図10は、図2に示す実施例にお
けるノズルブッシュ12とノズル本体11との間にCリ
ング等のリング15を配設して、ノズルブッシュ12を
ノズルタッチ方向へ付勢するようにした変更例を示す要
部拡大断面図である。このリング15は、図11及び図
12に示すように、その断面の形状がC状をなすもの
で、軸方向に弾力性を有している。このリング15は、
ノズル本体11のノズルブッシュ嵌合穴11e内の段部
11fとノズルブッシュ12の外周にある段部12fと
の間に配設されている。また、図10に示すように、ノ
ズルブッシュ12は、リング15の厚みの分だけノズル
ブッシュ嵌合穴11eからノズルタッチ方向へ飛び出す
ように設定されている。このため、図9に示すように、
機械ノズル4でノズルブッシュ12を押し込みながらノ
ズルタッチ状態にセットすることにより、リング15が
段部11f、12f間で圧縮され、その圧縮反力により
ノズルブッシュ12が機械ノズル4に圧接され、常に接
触状態を良好に保って、機械ノズル4からノズルブッシ
ュ12への熱伝達を確実なものにしている。
【0028】図13及び図14は、図2に示す実施例に
おけるノズルブッシュ12とノズル本体11とを螺合
し、ノズルブッシュ12の位置を調整可能にした変更例
を示す要部拡大断面図である。このノズル装置において
は、ノズル本体11のノズルブッシュ嵌合穴11eの内
周に雌ネジ部11gを形成すると共に、ノズルブッシュ
12の外周に雄ネジ部12gを形成している。また、こ
のノズル装置において、ノズルブッシュ12外周の段部
12fとノズル本体11内の段部11fは、ノズルブッ
シュ12が適正位置付近にあるときに当接することがな
く、ノズルブッシュ12を回転させることにより軸方向
に位置の調整が可能になるように構成している。このノ
ズルブッシュ12は、はじめに図14に示すように、ノ
ズル本体11の機械ノズルタッチ部11aよりも奥まっ
た所にそのノズルタッチ部12aが位置するように、ノ
ズルブッシュ嵌合穴11e内に螺合される。このように
図14に示す状態にあるときに機械ノズル4をノズル本
体11に接触させ、ノズルブッシュ12を図14及び図
15に示すスリ割12cにドライバー等を用いて回転さ
せることにより軸方向へ移動させ、図13に示すよう
に、機械ノズル4に適正に接触させる。この結果、機械
ノズル4からノズルブッシュ12への熱伝達はより確実
なものになる。
【0029】図16及び図17は、図2に示す実施例に
おけるノズルブッシュ12に機械ノズル4の溶湯射出部
4aに嵌合する突出部12dを設け、機械ノズル4とノ
ズルブッシュ12との接触面積を大きくした変更例を示
す要部拡大断面図及びノズルタッチ方向から見た側面図
である。このように、機械ノズル4とノズルブッシュ1
2との接触面積を大きくすることにより、機械ノズル4
からノズルブッシュ12への大きな熱伝達が可能とな
り、ノズルブッシュ12の先端部12bの温度を、成形
品取り出し後、急激に回復させることができ、成形サイ
クルを短縮することができる。
【0030】図18は、図2に示す実施例におけるノズ
ルブッシュ12の溶湯射出側の先端部12bを短くし、
ノズル本体11の溶湯射出側の端部11bにも溶湯の流
路を形成すると共に、耐熱ガスケット16を介してノズ
ル本体11を固定型22aに固定した変更例を示す要部
拡大断面図である。図18に示すように、ノズルブッシ
ュ12溶湯射出側を適度に短くすることにより、ノズル
ブッシュ12から成形品への熱伝達を少なくすることが
でき、ノズルブッシュ12の温度の低下を抑えることが
できるため、成形サイクルの短縮が望める。又、取付穴
22d内の段部22eに形成した環状の凹部22g内に
耐熱ガスケット16を配置し、これをノズル本体11の
外周及び突出部11dと凹部22gの内面との間で圧縮
する。これにより、ノズル本体11と固定型22aとの
隙間17が摩耗などによって大きくなっても、この隙間
17から流入した溶湯が固定型22aとノズル本体11
との間に流れ込むことを確実に防ぐことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、従来使用されていたス
プルーブッシュを廃止し、断熱材からなるノズル本体
と、このノズル本体内に設けられた熱伝導性の良い材料
からなるノズルブッシュとを用いているので、流路の温
度を高く保つことができ、溶湯の流動性の低下が起きに
くくなり、微細製品の成形を容易にすることができる。
特に、従来の装置では成形が困難であった極薄製品の成
形も容易に行うことができる。
【0032】また、従来の装置による小物部品の成形に
おいては、成形品のスプルー部が占める割合が多く、製
品部が占める割合が少なくなり、製品部の品質が不安定
となりがちであるが、本発明によれば、スプルー部が無
くなるため、非常に安定した成形が可能となる。更に、
リターン材もスプルー部の分だけ少なくなり、再溶解の
コストも削減することができる。また、不純物混入防止
のためリターン材の使用が好ましくない場合であって
も、スプルー分の材料費の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るダイカスト用ノズル装
置を金型に組み込み、ダイカスト機械に取り付けた状態
を示す断面図である。
【図2】図1に示すダイカスト用ノズル装置の詳細な構
成を示す要部拡大断面図である。
【図3】図2に示すダイカスト用ノズル装置の射出方向
の側面図である。
【図4】図2に示すダイカスト用ノズル装置のノズルタ
ッチ方向の側面図である。
【図5】図2に示す止めネジの側面図である。
【図6】図1等に示すダイカスト用ノズル装置にて成形
した成形品を示す側面図である。
【図7】図2に示す実施例において、ノズル本体を取付
穴内に固定する構造を変更した一部変更例を示す要部拡
大断面図である。
【図8】図7に示す止め輪の正面図である。
【図9】図2に示す実施例におけるノズルブッシュとノ
ズル本体との間にリングを配設して、ノズルブッシュを
ノズルタッチ方向へ付勢するようにした変更例を示す要
部拡大断面図である。
【図10】図9に示すノズルブッシュに機械ノズルを接
触させる前の状態を示す要部拡大断面図である。
【図11】図9及び図10に示すリングの断面図であ
る。
【図12】図11に示すリングの正面図である。
【図13】図2に示す実施例におけるノズルブッシュと
ノズル本体とを螺合し、ノズルブッシュの位置を調整可
能にした変更例を示す要部拡大断面図である。
【図14】図13に示すノズルブッシュと機械ノズルと
を接触させる前の状態を示す要部拡大断面図である。
【図15】図13及び図14に示すダイカスト用ノズル
装置の射出方向の側面図である。
【図16】図2に示す実施例におけるノズルブッシュに
突出部を設け、機械ノズルとノズルブッシュとの接触面
積を大きくした変更例を示す要部拡大断面図である。
【図17】図16に示すダイカスト用ノズル装置のノズ
ルタッチ方向の側面図である。
【図18】図2に示す実施例におけるノズルブッシュの
溶湯射出側の先端部を短くすると共に、耐熱ガスケット
を介してノズル本体を固定型に固定した変更例を示す要
部拡大断面図である。
【図19】従来のダイカスト用ノズル装置を示す断面図
である。
【図20】図19に示すダイカスト用ノズル装置にて成
形した成形品を示す側面図である。
【図21】図19に示すダイカスト用ノズル装置に使用
されているスプルーブッシュを示す断面図である。
【符号の説明】
1 溶解炉 2 スリーブ 3 プランジャー 4 機械ノズル 4a 溶湯射出部 5 機械ノズルヒーター 6 スプルーブッシュ 6a 機械ノズルタッチ部 7 金型 7a 固定型 7b 可動型 8、10 成形品 8a、10a 製品部 8b、10b ランナー部 8c スプルー部 8’、10’ 製品成形部 9 溶湯 9a 湯面 11 ノズル本体 11a 機械ノズルタッチ部 11d 突出部 11e ノズルブッシュ嵌合穴 11f 段部 11g 雌ネジ部 12 ノズルブッシュ 12a ノズルタッチ部 12b 先端部 12c スリ割 12d 突出部 12f 段部 12g 雄ネジ部 13 止めネジ 13a スリ割 14 止め輪 15 リング 16 耐熱ガスケット 17 隙間 22 金型 22a 固定型 22b 可動型 22c 流出側開口部 22d 取付穴 22e 段部 22f 環状溝 22g 凹部 31 冷却水
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 17/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱性の材料でできたノズル本体と、 該ノズル本体内に内装され、溶湯の流路を形成する熱伝
    導性のよい材料でできたノズルブッシュと、を有し、 前記ノズル本体を金型に隙間嵌めで嵌合させて取り付け
    たことを特徴とするダイカスト用ノズル装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズル本体内部に、前記ノズルブッ
    シュを機械ノズルに常に接触させるための手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のダイカスト用ノズル装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルブッシュの溶湯流出側の端面
    を前記ノズル本体の溶湯流出側の端面より引っ込めて位
    置付けることにより、前記ノズル本体にも溶湯の流路を
    形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のダイカ
    スト用ノズル装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルブッシュに耐熱鋼よりも熱伝
    導率の高い金属材料を用いたことを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のダイカスト用ノズル装置。
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