JP2838704B2 - アルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシン - Google Patents

アルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシン

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JP2838704B2
JP2838704B2 JP5904098A JP5904098A JP2838704B2 JP 2838704 B2 JP2838704 B2 JP 2838704B2 JP 5904098 A JP5904098 A JP 5904098A JP 5904098 A JP5904098 A JP 5904098A JP 2838704 B2 JP2838704 B2 JP 2838704B2
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chamber die
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SANKI JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホットチャンバーダ
イカストマシンに係り、アルミニウムおよびその合金な
どを鋳造するホットチャンバーダイカストマシンにおけ
る射出機構を安定化し、かじりやシール部からの溶湯洩
れを適切に防止して耐用性を高め、長期に亘ってアルミ
ニウムおよびその合金に関する円滑な射出注湯を可能な
らしめ、更には適宜に大型化されたダイカストマシンに
おいても製作が容易で安定な操業を可能とした設備を提
供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムおよびその合金などを鋳造
する手段としてホットチャンバーダイカストマシンの有
用性については従来から知られており、本発明者などに
おいても特開平8−255286号などの提案をなして
来た。即ちアルミニウム系溶湯の温度を一定以上に保持
するためのヒーターを有する炉体に設けた溶湯槽に支持
凸部を形成し、該支持凸部上にピストンにより圧入操作
される主筒が設けられ、この主筒に金型に対して圧入操
作される注入筒を設けたものである。
【0003】前記アルミニウム系溶湯の射出鋳造に関し
ては、このアルミニウム系溶湯が殆んどの金属と反応
し、これを侵食するので、上記のような圧入機構に金属
を採用することができない。従って侵食を受けることの
ないセラミック材を該圧入機構として採用することが必
要であり、斯様な目的で用いられるセラミック材として
は近年窒化珪素やサイアロンなどが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アルミニウムまたはア
ルミニウム合金溶湯の射出鋳造に不可欠的と理解される
セラミック材は圧縮強度は大きいが塑性的伸びが乏しい
ため油圧シリンダーと一体構造とした上部からの吊り下
げ構造の如きを採用することができず、従って射出のた
めの主体をなす主筒を溶湯槽に近接して取付けることが
必要で、主筒を溶湯槽に固定する方式に従うべきものと
観念されて来た。しかしこのように溶湯槽に主筒部分を
固定した機構においては溶湯槽やそれを保持している加
熱炉体の温度変化、作業中に生ずる射出振動などによる
炉体の位置ずれ等により油圧シリンダーと溶湯射出シリ
ンダーである主筒との間における芯ずれが発生し易く、
そうしたずれによってかじりやシール部からの溶湯洩れ
が発生し、操業困難となり、作業を中断せざるを得ない
こととなる。即ちこのような事情から設備の充分な耐用
性を確保できない問題を有している。
【0005】なお上記したようなダイカストマシンにお
いても次第に大型化され、この大型化したマシンにおい
ては射出力と共に溶湯洩れを防止するための押つけ力な
ども大となり、それらの作用力に耐えるためには外筒の
径を大とすることが好ましい。然しこのようなことから
外筒の径が大となるとセラミックが大型となり、肉厚も
大となって製作上の困難度が大とならざるを得ず、コス
トアップとならざるを得ない。また急熱急冷や外力など
に対する強度も充分に得難いなどの不利を有している。
更に注入機構に関しては注入筒が射出主筒部に対し圧接
シールされることが不可欠的であるが、上記のようにダ
イカストマシンが大型化した場合においては前記注入筒
の射出主筒部に対する圧接力も大とならざるを得ず、こ
のような注入筒による巨大化した押圧圧接力の関係から
しても外筒などが厚肉大型化せざるを得ないこととな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来技術における課題を解消することについて実地的研
究と推考を重ね、前記した特開平8−255286号の
ような技術をもベースとして更に検討を加え、主筒の側
面から作用するノズルタッチ力などに対する抵抗作用を
適切に得しめて上記したような課題を有効に解決するこ
とに成功したものであって、以下の如くである。
【0007】(1) セラミックにより形成された溶湯
射出主筒部と該主筒部の側面に連結し金型に注湯する注
入筒部とを有する射出部体を外筒部体に支持せしめ、該
外筒部体をアルミニウム溶湯を収容する溶湯槽および炉
体の外に設けられた支持部体に対し金属またはサーメッ
ト製フランジを介して取付けたことを特徴とするアルミ
ニウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
【0008】(2) 溶湯射出主筒部と注入筒部とが別
体として成形され、前記主筒部側面に形成された錐形凹
入接合部に注入筒部の基端に形成された錐形突出接合部
をシールリングを介して連結接続したことを特徴とする
前記(1)項に記載のアルミニウム用ホットチャンバー
ダイカストマシン。
【0009】(3) 溶湯射出主筒部と注入筒部とが一
体成形された射出部体を用い、該射出部体の底部を外筒
部体において支持し、該外筒部体を炉体外に支持された
支持部体に取付けたことを特徴とする前記(1)項に記
載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシ
ン。
【0010】(4) 外筒部体に射出部体の底部を支持
する段部を形成して射出部体を受入れ保持するようにし
たことを特徴とする前記(1)〜(3)項の何れか1つ
に記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマ
シン。
【0011】(5) 外筒部体の底部に挿入孔を対設
し、これらの挿入孔に短冊状のセラミック底板を挿入し
て射出部体の底部を支承するようにしたことを特徴とす
る前記(1)〜(3)項の何れか1つに記載のアルミニ
ウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
【0012】(6) 金属またはサーメット製フランジ
が室温から450℃の温度条件下で外筒部体を形成する
セラミックの2倍以下0.5倍以上の低熱膨脹係数を有す
る金属系またはサーメット系部材であることを特徴とし
た前記(1)〜(5)項の何れか1つに記載のアルミニ
ウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
【0013】(7) 外筒部体に形成された鍔部と係合
する段部と該外筒部体の側面中間部に囲繞接合する垂下
部を一体として形成した金属またはサーメット製フラン
ジが溶湯槽および炉体の外に設けられ、射出用油圧シリ
ンダーを保持している支持部体に支持され押え板により
固定されたことを特徴とした前記(1)〜(6)項の何
れか1つに記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイ
カストマシン。
【0014】(8) 射出主筒部と外筒部体との間に中
間筒を介装したことを特徴とした前記(1)〜(7)項
の何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチャンバー
ダイカストマシン。
【0015】(9) 支持部体に注入筒押えを取付け、
該注入筒押えにより射出主筒部に連結された注入筒の先
端部を保持させるようにしたことを特徴とした前記
(1)〜(8)項の何れか1つに記載のアルミニウム用
ホットチャンバーダイカストマシン。
【0016】(10) 射出主筒部を支持した外筒部体
に対し射出部体に対向してバックアップ部体を設けたこ
とを特徴とする前記(1)〜(9)項の何れか1つに記
載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシ
ン。
【0017】
【発明の実施の形態】上記したような本発明によるもの
の具体的な実施態様を添付図面に示すものについて説明
すると、図1は、本発明の1例であるアルミニウム用ホ
ットチャンバーダイカストマシンにおける射出部の断面
図を示し、また図2は、図1のプランジャ12および射
出シリンダー11を中心軸として90°回転した同じ部
分の断面図を示すものであって、図1に示すように溶湯
射出シリンダーの射出主筒部1はその底部が、外筒2の
段部2aによって支持される外筒部体2中に収められて
溶湯3中に浸漬し該射出部体1部分は溶湯面7より下方
にある。溶湯3は、セラミック系耐溶湯コーティングが
施された溶湯槽4に収容されており、電熱ヒーター5に
より下部から加熱されている。ヒーター5は、炉体6内
に収められ、該ヒーター5は図2に示すように複数本が
列設されている。射出主筒部1と外筒部体2との間に図
1に示すようにキーなどの回り止め手段42が設けられ
て相互間における回転を防止しているが、ピンやキーな
どの回り止め手段に代えて段差で係合するような構造を
採用することができる。
【0018】前記溶湯3は、外筒2側面に開孔された孔
9を通って、射出部体1側面の孔10から溶湯射出シリ
ンダー部11に入り、上下作動するプランジャー12に
より押されて、注入筒13を通りスプループッシュ14
から、ランナー部17を経て鋳型空間18に射出される
ように成っているもので、鋳型空間18は、固定金型1
5と可動金型16により形成されている。(なおこの図
示では煩雑を避けるために固定金型15を保持している
固定プラテンと可動金型16を保持している可動プラテ
ンは図示が省略されている)。注入筒13は先端注入部
が冷えないようにノズルヒーター19によって加熱され
ており、また該注入筒13の周りから溶湯3が漏れない
ように綿状セラミック堰20でシールされ且つ位置的に
もスプループッシュ14を介し鋳型空間18に対する注
入状態に保持されている。
【0019】図1のものは前記注入筒13は外筒2の前
面部に設けられた孔21を通り、主筒1の円錐状接合端
面34にリング状シール材37を介して接合されてお
り、固定金型15は、図示されていないが一般的に行わ
れている如くノズルタッチ用の油圧シリンダーにより注
入筒13を押し、該注入筒13とスプループッシュ1
4、注入筒13と主筒接続部34との間からの溶湯漏れ
を防止している。このノズルタッチ力は、ホットチャン
バーダイカストマシンの型閉能力によって変化し、1ト
ンから数トンまでの力で主筒1を側面から押し、図1に
示すようなフランジ下端部25を中心とした曲げモーメ
ントを発生させるが、外筒2の直径が主筒1の直径より
も大きいから、主筒1のみの場合よりも外筒2を含めた
全般において発生する曲げ応力は大幅に緩和されてい
る。
【0020】上述した外筒部体2は上部をフランジ8に
挿入されて支持され、該フランジ8は、図2のように上
部に設けられた油圧シリンダー40に対するサドルのよ
うな保持構造体33における中間部に対向突設された支
持部31にボルト23aで押え板24と共に固定され、
保持構造体33から吊り下げられる構造となっており、
これによって、上記したように油圧シリンダー40と主
筒1の軸芯が溶湯槽4の温度変化や位置の移動によって
ずれることがないように構成されている。なお押え板2
4はボルト23a、23aと直交した方向においては図
1に示すようにボルト23でフランジ8を連結してい
る。
【0021】上記したプランジャー12は、図2に示す
ようにカップリング32を介して上下運動をする油圧シ
リンダー40の作用を受けるように連結されていて、溶
湯3を図1に示すような鋳型空間18に送り込む作用が
与えられ、このような作動によって主筒1が浮き上がら
ないように主筒押さえボルト26とセラミック製の耐溶
湯端子27で外筒2の底部に押えられている。溶湯3は
公知のような補給機構によって適宜に補給され、溶湯槽
4における湯面7が常に所定レベルに保持されるように
成っていることは一般的に知られている如くである。
【0022】図3は上記したような本発明において射出
主筒部1と外筒部体2との間における支持設定関係を変
更した態様が示されており、この断面状態としては図1
と同様であるが外筒部体2には長方形挿入孔30が対設
されていて、前記外筒部体2に対し溶湯外においてそれ
ら長方形挿入孔30、30に長方形の底板28を挿入横
架し、その上に射出主筒部1を支持するようにしたもの
であり、底板28には位置決めをなすための底板用突起
29、29が設けられていて挿入孔30の側縁に夫々係
止し外筒部体2に対し固定状態に取付けられるように成
っている。即ちこのように溶湯外で外筒部体2に射出主
筒部1を組み付けてから溶湯3中に浸漬するものであ
る。
【0023】なお上述したような主筒部1と外筒部体2
との間における回り止め手段としては、この図3に示す
ように底板28が用いられた場合に主筒部1の底面と底
板28との間に係止ピンのような回り止め手段43を用
いることにより外筒部体2に対し間接的な関係で固定す
ることができる。即ちこの図3のような回り止め手段4
3を採用した場合における外筒部体2と主筒部1との分
離は外筒部体2全般を溶湯3から出し、図2または図4
に示すボルト26を抜き取ってから底板28の両側を下
方から充分に押し上げ、主筒部1と外筒部体2とを分離
し、底板28を適宜にスライドして引出し、必要に応じ
てボルト26を下方に下げて主筒部1を押出すことがで
き、主筒部1の僅かな上昇で外筒部体2の回り止め関係
を解脱することができる。
【0024】図4は図3に示した状態と直交した方向に
おける断面図であって、挿入孔30は底板28より特に
垂直方向においてゆとりをもっていることは図3にも示
した如くであるが、上記のようにしてセットし、底板2
8上に射出主筒部1を載置することにより安定した支持
設定関係が形成、維持されることが明かである。即ち図
3のようにセットされた状態で、射出主筒部1による注
湯操作を円滑且つ的確に実施することができる。
【0025】前記したような構成におけるフランジ8は
金属製あるいはサーメット製のものを採用することが好
ましく、ボルト23によって押え板24と共にサドル3
3の支持部31に取付けられ、このようなフランジ8は
外筒部体2の受ける横方向の作用力に耐えるように垂下
部41を形成し、アルミニウム溶湯3の表面7より上部
に位置して溶湯に接触しない状態とされ、アルミニウム
溶湯3による侵食が回避されている。然してこのような
フランジ8としては熱膨脹係数が通常の金属やサーメッ
トなどに比較して小さく、即ち外筒セラミックの2倍以
下で0.5倍以上の低熱膨脹係数の材料が使用される。好
ましくは1.7倍以下で0.8倍以上のものである。
【0026】上記したようなフランジ8の熱膨脹係数に
ついて更に説明すると、フランジ8として一般的な材質
である鋼材の熱膨脹率は0℃〜600℃の間において1
3×10-6であり、外筒部体2に対するフランジ8はセ
ラミックであるから前記温度域で3×10-6であって、
前記鋼材はセラミック材の4倍程度の熱膨脹率である。
即ち外筒部体2とフランジ8との間におけるこのような
熱膨脹率の差は外筒部体2の直径とフランジ8の孔は常
温で約160mmが基準で、600℃では160×(13
×10-6−3×10-6)×600=0.96で約1mmとな
り、これだけの隙間が発生する。
【0027】上記のように1mm程度の隙間が発生すると
射出操作時において芯ずれの発生が不可避であり、安定
した射出作動が確保できないことが実験的に確認され、
これを解消すべくフランジ8にMnやNiを含有したアンバ
ー鋼、更にはMnと共にCoを含有した超アンバー鋼などを
採用し、上記したような隙間の発生を縮減するもので、
一般的にフランジ8を室温から450℃の温度条件下で
セラミックの2倍以下、0.5倍以上の低熱膨脹係数を有
する金属若しくはサーメット系のものとすることにより
外筒部体2との間における隙間を0.5mm以下とする。よ
り好ましくはセラミックの0.7〜1.8倍程度の熱膨脹係
数とする。
【0028】前記のように低熱膨脹係数のフランジ8が
選ばれることにより該フランジ8とセラミック材による
外筒部体2との係合関係がそれなりに複雑で、また広い
面積および構造であっても前記のような温度変化条件下
において無理のない係合状態を確保し得る。即ち外筒部
体2においては図1、2のように鍔部22を形成し、ま
たフランジ8にはこの鍔部22を係合する段部39を図
3に示すように形成すると共に該段部39より外筒部体
2の外側面中間部まで接合支持する垂下部41を一体と
して形成したものであっても有効に嵌脱し適宜に組替え
ることが可能で、斯うした広い面積でしかも相互に嵌合
した支持関係を形成することによって溶湯射出振動など
に有効に耐える支持状態を構成する。
【0029】つまり、常温条件下で組付けて620℃か
ら650℃のアルミニウム溶湯3を溶湯槽4に装入する
と外筒部体2とフランジ8の温度が上昇するが、この場
合においてそれら両者間に大きな熱膨脹係数の差が存す
るとそれらの間に間隙を生じて正確な位置に保持できな
くなってしまう。然し上記したように低熱膨脹係数の金
属またはサーメットを採用することによりそのような不
利を適切に解決する。
【0030】上記したような図1〜図4のものは射出主
筒部1に対し別体成形された注入筒部13を用い、錐形
凹部34に対してリング状シール材37を介して注入筒
部13の錐形凸部35を挿着して連結するようにしたも
のであるが、図5以下にはこのような注入筒部13を射
出主筒部1と一体成形した本発明の構成関係が示されて
いる。
【0031】即ち本発明によるものは射出機構部分を炉
体外に支持された支持部体によって支持せしめることに
よりこの種アルミニウム用ホットチャンバーダイカスト
マシンにおける射出機構を安定化し溶湯洩れ原因を有効
に解消するものであるから射出主筒部と注入筒部とを別
体成形することのない機構によっても射出注入を可能と
するもので、一体化射出機構38はそれより大型の外筒
部体2に対し安定に設定支持され、外筒部体2は押え板
24に対しフランジ8を用いて的確に取付けられる。
【0032】前記した一体化射出機構は図5、6のよう
に外筒部体2の底面における段部2aで設定保持される
ことに代え、別に図7、8として示すように底板28を
用いて一体化射出機構35を保持せしめても安定な射出
注入操作を行わせ得る。即ち押え板24が図1、2に示
したような油圧シリンダー40を設定保持するためのサ
ドル状保持構造体33に支持されることは図2の如くで
あって、このような押え板24によりフランジ8、外筒
部体2を固定し、この外筒部体2に対し円環状支持段部
2aまたは図3、4に示すような底板28により底部か
ら嵌合設定された一体化射出機構38を有効な固定状態
でセットすることができる。
【0033】図9においては前記した図1〜図4におい
て示したような注入筒13を外筒部体2と別体として形
成したものをリング状シール材37を用いて接合させる
形式の構成のものが大型化したダイカストマシンに採用
される場合の好ましい態様が示されている。即ち射出主
筒部1、外筒部体2を有し、外筒部体2が押え板24に
よってフランジ8に取付けられ、射出主筒部1に対し注
入筒13がリング状シール材37を介して接合されてス
プループッシュ14、固定型15および可動型16部分
に溶湯注入せしめることは上記した図1〜図4のものと
同様であるが、これら図9、図10のものにおいては射
出主筒部1と外筒部体2の間に中間筒44が介装された
ものである。
【0034】即ち上述したようなダイカストマシンが大
型となった場合において射出力や注入筒13の連結部か
らの溶湯洩れを阻止するためには主筒1に対する押しつ
け力も大とならざるを得ず、それらの外力に耐えるには
外筒2の直径の大きいことが不可欠的となり、それに伴
いセラミック成形体が大型となり肉厚も大となる。即ち
セラミック体において形状が大きくなり、肉厚が大とな
ることは何れも加速度的に製作上の困難さを増大し、当
然にコストアップとなる。上記のような中間筒44の採
用によってこれらの関係を有効に解決するもので、各部
体の厚肉化を回避し、急熱急冷時における問題をも大き
く縮減する。更に大きな外力に対して内部欠陥を縮減し
て、より安全となり好ましいコスト低減を得しめる。な
おこのような中間筒44の押圧固定には幅広耐溶湯端子
45を用い有効に達成される。
【0035】図10から図14には前記した図5から図
8に示したように注入筒13が射出主筒部1と一体化さ
れたものにおいて中間筒44が採用された場合を示すも
ので、この場合においては中間筒44が図11または図
13に示すように部分切欠部44aが形成されることに
より一体化した射出主筒部1の受入れを可能とし、底板
28の採用と相俟って安定した取付け関係を形成するこ
とができることは図示の如くである。
【0036】上記した図1〜図4や図9に示したように
注入筒13が射出主筒部1と分離して形成されたものに
おいては、そのスプループッシュ14が図示上省略され
ている油圧シリンダーにより注入筒13の先端ノズル部
を押圧することにより、該先端からの溶湯洩れと他端の
リング状シール材37部分からの溶湯洩れを同時に防止
している。然し斯様な構造のみであると注入筒13のス
プループッシュ14に接する部分が冷却し、該部分周辺
にあるアルミニウム合金が凝固すると鋳造が中断される
ことになる。ZnやMgでは熱伝導度が小さいがアルミニウ
ム合金ではこのような鋳造中断発生の可能性が高く、よ
り的確な防止を必要とし、ノズルヒーターの加熱量を大
とし、またスプループッシュの冷却も高めることが必要
となるが勿論加熱と冷却に関して適当なタイミングない
し調整を採ることが必要である。
【0037】つまり1回の鋳造毎に油圧シリンダーを作
動させてノズルをスプループッシュ14に押付け、注湯
後前記ノズルの先端をスプループッシュから僅か数mm離
し(ノズル離間)、次の射出直前にまたノズルをスプル
ープッシュに接合(ノズル接合)すれば注入筒先端(ノ
ズル部)にある溶湯が凝固することなく鋳造することが
できるが、前記のようなノズル離間とノズル接合を交互
且つ適切なタイミングで実施するにはノズル離間中のノ
ズルがスプループッシュから離れ所定の位置に保持する
ことが必要であって、このように離間したノズルの定位
置保持を適切に得るために図15に示すように支持部体
33に取付けられた注入筒押え51に用い、特に図16
に示す如く押えボルト52によってノズルヒータ19と
の関係を適切に確保するように成っている。
【0038】上記のように注入筒押え51、押えボルト
52を採用したものにおいては上述したような有利性の
みならず、金型16の交換などに当っても注入筒が安定
な場所に支持されていて、その操作が簡易且つ的確に実
施し得るなどのメリットを得ることができる。
【0039】なお図15に示したものにおいて油圧シリ
ンダー40にはピストン53が設けられ、上部油出入口
54と下部油出入口55との間において作動せしめら
れ、シリンダー40は固定手段56によって前記支持部
体33に取付けられている。
【0040】図17〜図19には本発明による設備の型
締力が50トンを超え、100〜200トンあるいはそ
れ以上にも達するような大型化に好ましいもう1つの技
術的構成関係が示されている。即ち上記主筒1に施され
た外筒2に対し前述した注入筒13の押進接合力方向に
対向せしめてバックアップ部体56を設けるもので、そ
の取付けは押さえ板24で図2に示す如く支持部体33
に取付けられているフランジ8に拡大域8aを形成し、
該部分に形成された受入孔58に収容支持すると共に押
さえ板24上に2枚の止め板60、60を対設してバッ
クアップ部体56の図18および図19の(b)(c)
として示すようなくびれ部57に嵌合させた状態で既述
したような連結ボルト23の如きで固定したものであ
り、バックアップ部体56の下部に屈曲突設された接合
端59は外筒2の底部に接合して支持するように成って
いる。
【0041】即ち、このようなバックアップ部体56を
取付けることにより上述したような注入筒13の押圧接
合によるシール形成状態において前述したような押進接
合力に対し的確に対処し好ましいシール状態を形成維持
する。従って外筒2の直径や肉厚を殊更に大とすること
なく注入筒13の押圧シール力に耐え得ることとなり、
設備の大型化、大能力化に対し有効に即応することがで
きる。
【0042】前記したバックアップ部体56については
その長尺部は丸棒状などとすることができるが、場合に
よってはパイプ状や正方形または長方形などの角形とし
てよく、要するにフランジ8に適切に合致して設定し得
るものを選び、セラミック材として形成する。
【0043】上記したような本発明によるものはセラミ
ックにより形成された溶湯射出主筒部と該主筒部の側面
に連結し金型に注湯する注入筒部とを有する射出部体を
外筒部体に支持せしめ、該外筒部体をアルミニウム溶湯
を収容する溶湯槽および炉体の外に設けられた支持部体
に対し金属またはサーメット製フランジを介して取付け
たことによって射出部体を炉体外に支持された支持部体
を用いて有効且つ的確に設定せしめ、ノズルタッチ力の
如きに対し大きな支持構造で対応せしめて充分な安定性
を維持した操作を行わせ、耐用性の高い機構を提供す
る。
【0044】また前記射出部体を溶湯射出主筒部と注入
筒部とが別体として成形され、主筒部側面に形成された
錐形凹入接合部に注入筒部の基端に形成された錐形突出
接合部をシールリングを介して連結接続したことにより
適宜に各部を交換することのできる射出部体を用い、溶
湯射出主筒部と注入筒部とを安定な接合関係に保持した
条件下で安定した射出注入を行わせる。
【0045】更に本発明のものは溶湯射出主筒部と注入
筒部とが一体成形された射出部体を用い、該射出部体の
底部を外筒部体において支持し、該外筒部体を炉体外に
支持された保持部体に取付けたことによって一体成形射
出部体を安定に設定せしめて適切なダイカスト鋳造を行
わしめ、耐用性に優れた射出注入機構を提供する。
【0046】また本発明のものは外筒部体に射出部体の
底部を支持する段部を形成して射出部体を受入れ保持す
るようにしたことにより射出部体を外筒部体による保護
状態で溶湯槽内にセットせしめ、しかもその外筒部体を
利用して炉体外支持部体により支持せしめ、安定な操作
と耐用性に優れた機構とを得しめる。
【0047】外筒部体の底部に挿入孔を対設し、これら
の挿入孔に短冊状のセラミック底板を挿入して射出部体
の底部を支承するようにしたことにより外筒部体に対し
射出部体を底板の装脱操作のみで簡便に設定し、しかも
安定した好ましい支持設定を図らしめる。
【0048】なお本発明のものは金属またはサーメット
製フランジが室温から450℃の温度条件下で外筒部体
を形成するセラミックの2倍以下0.5倍以上の低熱膨脹
係数を有する金属系またはサーメット系部材であること
によって射出機構を形成する主筒部分を溶湯槽に対して
固定する必要をなからしめ、一体的セラミック構造での
肉厚過大による品質低下を回避し、油圧シリンダーと射
出主筒との軸芯ずれを最小化して軸芯ずれによる作動不
良をなからしめ、安定した操業を可能とする。
【0049】外筒部体に形成された鍔部と係合する段部
と該外筒部体の側面中間部に囲繞接合する垂下部を一体
として形成した金属またはサーメット製フランジが溶湯
槽および炉体の外に設けられ、射出用油圧シリンダーを
保持している支持部体に支持され押え板により固定され
たことにより外筒部体がフランジにより溶湯槽および炉
体外に設けられた支持部体によって強固且つ安定に支持
され、このような外筒部体に取付けられた主筒部による
的確な注湯操作を実施せしめ得、しかも上記のように強
固且つ安定なフランジによる支持のために特別な機構と
しないで有効に目的を達成せしめる。
【0050】更に本発明においては射出主筒部と外筒部
体との間に中間筒を介装したことによって射出筒から外
筒部体に亘る射出機構要部が比較的薄層部体となって大
型化したような条件下においてもセラミック製部体とし
てその製作を容易とし、急熱急冷や比較的大きな外力の
作用時においても破損する可能性を低減して安全度を高
め、設備の大型化を有利に図らしめる。
【0051】また本発明によるものは、支持部体に注入
筒押えを取付け、該注入筒押えにより射出主筒部に連結
された注入筒の先端部を保持させるようにしたことによ
り注入筒部分を支持部体に安定且つ的確に所定位置に保
持せしめて注湯時におけるノズル接合、ノズル離間その
他のノズル操作を有効且つ適切に行わしめ、延いては注
湯操作の円滑化を確保する。
【0052】なお本発明においては、射出主筒部を支持
した外筒部体に対し射出部体に対向してバックアップ部
体を設けることにより注入筒を内筒の錐形凹部の如きに
圧接接合して注湯するような条件下において設備の大型
化に有利に即応せしめ、このような注入筒部分をより安
定化し、ノズル操作、注湯操作の円滑性を一層向上す
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるときは
アルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシンにお
ける射出機構の作動を安定化してセラミック材を用いた
射出注入機構におけるかじりやシール部からの溶湯洩れ
発生などの回避して的確な操業を図らしめ、アルミニウ
ムダイカストマシンの実操業における安定な利用を可能
となし、更には大型化した設備にも容易且つ低コストに
即応せしめ、またノズル操作、注湯操作の円滑化を得し
めるものであるから工業的にその効果の大きな発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホットチャンバーダイカストマシ
ンの射出主要部構成関係を示した断面図である。
【図2】上部構造と外筒との関係を示すために、図1を
90°回転した断面図である。
【図3】図1の一部を請求範囲2の底板構造を示すため
に変化した断面図である。
【図4】図3の底板の形状を示すために90°回転した
断面図である。
【図5】本発明によるもう1つの構成として射出主筒部
と注入筒とを一体成形した場合の縦断面図である。
【図6】図5におけるVI・・・・VI線にそった横断面図であ
る。
【図7】本発明による更に別の構成について図5と同様
に示した縦断面図である。
【図8】その外筒部体底部部分についての横断平面図で
ある。
【図9】より大型化されたダイカストマシンにおいて好
ましい前記図1に準じた本発明の構成関係を示した要部
の断面図である。
【図10】図9に示したものと同様な手法を前記した図
5に準じた本発明の構成関係を示した要部の断面図であ
る。
【図11】図10におけるXI・・・・XI線にそって上方を見
た横断面図である。
【図12】本発明によるもう1つの実施例を示した図
9、図10と同様な縦断面図である。
【図13】図12におけるXIII・・・・XIII線にそって上方
を見た横断面図である。
【図14】上記図12、図13に示したものにおける中
間筒の斜面図である。
【図15】本発明による更に別の構成を示した要部の縦
断面図である。
【図16】図15におけるXVI 部分の拡大断面図であ
る。
【図17】本発明による設備の大型化に対処した更にも
う1つの構成を示した断面図である。
【図18】図17に示したバックアップ部材について取
出し状態を示した側面図である。
【図19】図18における切断面(a)・・・・(a)、
(b)・・・・(b)、(c)・・・・(c)にそった各断面図
である。
【符号の説明】
1 射出主筒部 2 外筒部体 2a その段部 2b その鍔部 3 溶湯 3a 溶湯表面 4 溶湯槽 5 加熱ヒーター 6 炉体構造 7 湯面 8 フランジ(金属製あるいはサーメット製) 8a フランジ拡大域 9 外筒側面の孔 10 主筒側面の孔 11 溶湯射出シリンダー部 12 プランジャー 13 注入筒 14 スプループッシュ 15 固定型 16 可動型 17 ランナー部 18 鋳型空間 19 ノズルヒーター 20 綿状セラミックの堰(せき) 21 外筒前面孔 22 鍔部 23 連結ボルト(フランジ8固定) 23a 連結ボルト(フランジ8を介しサドルの支持部
31に固定) 24 押さえ板 25 フランジ下端部 26 主筒押さえボルト 27 耐溶湯端子 28 底板 29 底板突起 30 底板用長方形孔 31 支持部 32 カップリング 33 油圧シリンダー支持部体 34 錐形凹部 35 錐形突部 36 厚肉連結部 37 リング状シール材 38 一体化射出機構 39 フランジ8の段部 40 油圧シリンダー 41 垂下部 42 回り止め手段 43 回り止め手段 44 中間筒 (44a) その部分切欠部 45 耐溶湯端子 46 注入筒ノズル部 47 スプループッシュに対するテーパー部 48 注入筒押えに対するテーパー部 49 スプループッシュテーパー部 50 注入筒テーパー部 51 注入筒押え 52 押えボルト 53 ピストン 54 上部油出入口 55 下部油出入口 56 バックアップ部体 57 くびれ部 58 受入孔 59 接合端 60 止め板

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックにより形成された溶湯射出主
    筒部と該主筒部の側面に連結し金型に注湯する注入筒部
    とを有する射出部体を外筒部体に支持せしめ、該外筒部
    体をアルミニウム溶湯を収容する溶湯槽および炉体の外
    に設けられた支持部体に対し金属またはサーメット製フ
    ランジを介して取付けたことを特徴とするアルミニウム
    用ホットチャンバーダイカストマシン。
  2. 【請求項2】 溶湯射出主筒部と注入筒部とが別体とし
    て成形され、前記主筒部側面に形成された錐形凹入接合
    部に注入筒部の基端に形成された錐形突出接合部をシー
    ルリングを介して連結接続したことを特徴とする請求項
    1に記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカスト
    マシン。
  3. 【請求項3】 溶湯射出主筒部と注入筒部とが一体成形
    された射出部体を用い、該射出部体の底部を外筒部体に
    おいて支持し、該外筒部体を炉体外に支持された支持部
    体に取付けたことを特徴とする請求項1に記載のアルミ
    ニウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
  4. 【請求項4】 外筒部体に射出部体の底部を支持する段
    部を形成して射出部体を受入れ保持するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載のアルミ
    ニウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
  5. 【請求項5】 外筒部体の底部に挿入孔を対設し、これ
    らの挿入孔に短冊状のセラミック底板を挿入して射出部
    体の底部を支承するようにしたことを特徴とする請求項
    1〜3の何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチャ
    ンバーダイカストマシン。
  6. 【請求項6】 金属またはサーメット製フランジが室温
    から450℃の温度条件下で外筒部体を形成するセラミ
    ックの2倍以下0.5倍以上の低熱膨脹係数を有する金属
    系またはサーメット系部材であることを特徴とした請求
    項1〜5の何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチ
    ャンバーダイカストマシン。
  7. 【請求項7】 外筒部体に形成された鍔部と係合する段
    部と該外筒部体の側面中間部に囲繞接合する垂下部を一
    体として形成した金属またはサーメット製フランジが溶
    湯槽および炉体の外に設けられ、射出用油圧シリンダー
    を保持している支持部体に支持され押え板により固定さ
    れたことを特徴とした請求項1〜6の何れか1つに記載
    のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
  8. 【請求項8】 射出主筒部と外筒部体との間に中間筒を
    介装したことを特徴とした請求項1〜7の何れか1つに
    記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシ
    ン。
  9. 【請求項9】 支持部体に注入筒押えを取付け、該注入
    筒押えにより射出主筒部に連結された注入筒の先端部を
    保持させるようにしたことを特徴とした請求項1〜8の
    何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチャンバーダ
    イカストマシン。
  10. 【請求項10】 射出主筒部を支持した外筒部体に対し
    射出部体に対向してバックアップ部体を設けたことを特
    徴とする請求項1〜9の何れか1つに記載のアルミニウ
    ム用ホットチャンバーダイカストマシン。
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